JP2530837B2 - ウエブ巻取方法および装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、合成樹脂、紙、合成紙、金属、布等からな
るウエブ（可撓性帯状物）の巻取方法および装置に関す
る。

［従来の技術］ カラー印刷用感熱紙等のウエブは、相互に区分された
画面を長手方向に連続して備えている。このウエブは一
定の画面数（Ｎ画面）だけ１次巻取ボビンに巻取り、該
ウエブの巻終り端を２次巻取ボビンに取着している。す
なわち、このウエブの使用時には、１次巻取ボビンに巻
取られているウエブを２次巻取ボビンに順次巻上げて使
用される。

従来、上記ウエブの巻取作業は、１次巻取ボビンをウ
エブ巻取軸に支持し、該１次巻取ボビンを回動してウエ
ブを所定の画面数（Ｎ）だけ巻取った後、作業者の手作
業によってウエブを切断する。さらに、切断分離された
ウエブの両自由端のそれぞれを、作業者の手作業によっ
て、２次巻取ボビンに巻終り端として取着するととも
に、新たな１次巻取ボビンに巻始め端として取着してい
る。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、従来のウエブ巻取方法にあっては、ウ
エブを手作業によって切断しているので切断位置がばら
つく。

すなわち、作業者は必要とされるＮ画面部内に切断が
及ばないように注意するものの、第８図（Ａ）に示す
ようにＮ＋１画面部とＮ＋２画面部の境界部で切断した
り、第８図（Ｂ）に示すようにＮ＋２画面部の中間部
で切断したりするおそれがある。1Aは１次巻取ボビン、
２はウエブを示す。上記では、Ｎ＋１画面部が２次巻
取ボビンに対する被取着部分となるとともに、Ｎ＋２画
面部が新たな１次巻取ボビンに対する被取着部分となっ
て２つの画面がむだとなる。上記では、Ｎ＋２画面部
の切断分離された両自由端のそれぞれが２次巻取ボビン
と新たな１次巻取ボビンに対する被取着部分となり、Ｎ
＋１画面部は１次巻取ボビンに対する過剰巻取部分とな
り、この場合にも２つの画面がむだとなる。

また、上記、における画面数のむだを生じない
ように、第８図（Ｃ）に示すようにＮ＋１画面部の中間
部で切断したとしても、Ｎ＋１画面部の切断分離された
両自由端のそれぞれを２次巻取ボビンと新たな１次巻取
ボビンに取着する時、Ｎ＋２画面部に作業者の指が触れ
たり、触れないまでもしわを生ずる。このためこの場合
には、Ｎ＋１画面部の中間部〜Ｎ＋２画面部の中間部
（部分Ｗ）を切断除去し、新たな１次巻取ボビンにはＮ
＋２画面部の切断分離された自由端を取着することとな
り、この場合にも２つの画面がむだとなる。

本発明は、１次巻取ボビンに必要とされる一定の画面
数のウエブを巻取った後、その巻取り後に切断されるウ
エブの端部をむだなく２次巻取ボビンと新たな１次巻取
ボビンのそれぞれに取着することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明に係るウエブ巻取方法は、相互に区分された画
面を長手方向に連続して備えるウエブを、一定の画面数
だけ１次巻取ボビンに巻取り、該ウエブの巻終り端を２
次巻取ボビンに取着するウエブ巻取方法において、１次
巻取ボビンに一定の画面数（Ｎ画面）のウエブを巻取っ
た後、該ウエブの次の１画面（Ｎ＋１画面）部の中間部
を切断するとともに、切断分離されるウエブの両自由端
のそれぞれを張力付与状態下で保持部に保持し、保持部
に保持されている一方の自由端を２次巻取ボビンに取着
し、保持部に保持されている他方の自由端を新たな１次
巻取ボビンに取着して該１次巻取ボビンへの新たな巻取
りに備えるようにしたものである。

本発明に係るウエブ巻取装置は、相互に区分された画
面を長手方向に連続して備えるウエブを、一定の画面数
だけ１次巻取ボビンに巻取り、該ウエブの巻終り端を２
次巻取ボビンに取着するウエブ巻取装置において、１次
巻取ボビンを支持し、該１次巻取ボビンを回動してウエ
ブを張力付与状態下で巻取るウエブ巻取軸と、２次巻取
ボビンと新たな１次巻取ボビンを一定の間隔を介して支
持するボビン支持装置と、ウエブ巻取軸に支持されてい
る１次巻取ボビンが一定の画面数（Ｎ画面）のウエブを
巻取ったことを検出する巻取量検出装置と、巻取量検出
装置が一定の画面数のウエブを１次巻取ボビンに巻取っ
たことを検出したことを条件として、該ウエブの次の１
画面（Ｎ＋１画面）部の中間部を切断するとともに、切
断分離されるウエブの両自由端のそれぞれを張力付与状
態下で保持部に保持し、保持部に保持されている一方の
自由端を２次巻取ボビンに取着し、保持部に保持されて
いる他方の自由端を新たな１次巻取ボビンに取着するウ
エブ切断／取着装置とを有してなるようにしたものであ
る。

［作用］ 本発明によれば、１次巻取ボビンに必要とされる一定
画面数（Ｎ画面）のウエブが巻取られると、該ウエブの
次の１画面（Ｎ＋１画面）部の中間部が確実に自動切断
される。さらに、Ｎ＋１画面部内で切断分離された両自
由端のそれぞれが張力を付与される状態で保持部に保持
され、一方の自由端は２次巻取ボビンに対する巻終り端
として確実に取着され、他方の自由端は新たな１次巻取
ボビンに対する巻始め端として確実に取着される。した
がって、ウエブのＮ＋１画面部のみを１次巻取ボビンと
２次巻取ボビンに対する被取着部分として用いる状態
で、該ウエブを確実にそれらのボビンに取着できる。こ
れにより、１次巻取ボビンに必要とされる一定画面数の
ウエブを巻取った後、その巻取り後に切断されるウエブ
の端部をむだなく２次巻取ボビンと新たな１次巻取ボビ
ンのそれぞれに取着することができる。

［実施例］ 第１図はウエブ巻取装置の一例を模式的に示す正面
図、第２図はウエブ巻取装置のボビン装入／搬出部を示
す模式図、第３図はウエブ巻取装置のボビン持換部を示
す模式図、第４図はウエブ巻取装置の巻取部を示す模式
図、第５図はウエブ巻取装置の巻取作業順序を示す模式
図、第６図はウエブ切断／接着装置を示す正面図、第７
図は第６図の側面図である。

ウエブ巻取装置10は、例えば第２図（Ａ）に示すよう
に、１次巻取ボビン1Aに一定量のウエブ２をその一端側
から巻取り、該ウエブ２の１次巻取ボビン1Aへの巻取り
完了後の他端自由端に２次巻取ボビン1Bを取着するもの
である。この実施例のウエブ２は、複数のカラー要素
（シアン、マゼンタ、イエロー等）を長手方向に隣接配
置して１画面を構成するカラーパターンを、該長手方向
に連続して備えるカラー印刷用感熱紙である。

ウエブ巻取装置10は、ウエブ供給モータ11、ウエブ供
給軸12、エッジ調整装置13、張力調整装置14、画面カウ
ント装置（巻取量検出装置）15、デフレクトロール16、
ウエブ切断／接着装置（ウエブ切断／巻取装置）17、ウ
エブ巻取軸18、ウエブ巻取モータ19を有している。

また、ウエブ巻取装置10は、ボビン装入／排出装置2
0、ボビントランスファ装置（ボビン支持装置）21、ボ
ビン持換受台22を有している。

以下、上記ウエブ巻取装置10によってボビン1Aにウエ
ブ２を巻取り、ウエブ２の巻取り後の自由端にボビン1B
を取着する１サイクルの巻取作業について説明する。

ボビン装入／排出装置20を構成するパレット23が、
装入受台24A、24Bにボビン1A、1Bを保持する状態で搬入
ステーションから巻取ステーションに搬送されてくる。
ボビントランスファ装置21は、チャック25A、25Bにウエ
ブ２を巻取ったボビン1A、1Bをウエブ巻取軸18、ウエブ
切断／接着装置17から受取って搬送してくる（第２図
（Ａ））。

なお、ボビントランスファ装置21は、ガイドロッド26
に沿って移動するサドル27と、サドル27に支持されるシ
リンダ28によって上下動するヘッド29と、ヘッド29に配
設される４つのチャック25A〜25Dと、ヘッド29に支持さ
れて各チャック25A〜25Dを開閉する４つのシリンダ30
と、モータ31によって回動されてサドル27を往復動する
送りねじ32とからなっている。

ボビントランスファ装置21が、チャック25A、25Bに
保持している上記巻取り後のボビン1A、1Bをパレット23
の排出受台33A、33Bに受渡し、同時に、パレット23の装
入受台24A、24Bに保持されているボビン1A、1Bをチャッ
ク25C、25Dに受取る（第２図（Ｂ））。

なお、上記、の作業終了後、パレット23は上記巻
取ステーションから搬出ステーションの側に搬送され、
巻取ステーションには新たなパレット23が搬入される。

ボビントランスファ装置21のチャック25Dに保持し
ているボビン1Bをボビン持換受台22に移載し（第３図
（Ａ））、このボビン1Bをボビントランスファ装置21の
チャック25Bに持換える（第３図（Ｂ））。

前サイクルでウエブ巻取軸18にセットされたボビン
1Aに一定量（一定画面数Ｎ）のウエブ２が巻取られたこ
とを条件として、ウエブ切断／接着装置17が作動する。

すなわち、ウエブ巻取軸18はボビン1Aを支持した状態
で、ウエブ巻取モータ19によって駆動されて回動し、ウ
エブ２を張力付与状態下で巻取る。この時、エッジ調整
装置13はウエブ２の中央部が常にパスラインセンタに一
致する状態で移送されるように自動調整する。張力調整
装置14はテンションウエイト14Aに作用する重力を、必
要に応じて、クラッチ14B,テンションロール14Cを介し
てウエブ２に付加し、ウエブ２に作用する張力を調整す
る。

画面カウント装置15はボビン1Aに巻取られるウエブ２
の画面数をカウントし、一定量（一定画面数Ｎ）のウエ
ブ２がボビン1Aに巻取られることを検知した時に巻取モ
ータ19を停止可能とする。なお、画面カウント装置15は
ホトトランジスタからなるセンサ15Aにより、ウエブ２
の各画面の移送方向における色調変化を備えることによ
り、ウエブ２の画面数をカウントする。

ウエブ切断／接着装置17は、第６図、第７図に示すよ
うに、ウエブ２の幅方向に横断移動してウエブ２を切断
する切断刃34と、ウエブ２の切断／接着時にウエブ２の
切断領域の両側を新たなボビン1A、1Bの巻芯1Cに押圧保
持する左右の押圧保持部35と、切断されたウエブ２の両
端部のそれぞれを上記ボビン1A、1Bの巻芯1Cに予め設け
られている両面粘着テープ1D（第５図（Ａ）参照）に貼
着する左右の接着保持部36とからなる。押圧保持部35は
真空吸引部35Aを備え、接着保持部36は真空吸引部36Aを
備えている。

すなわち、ウエブ切断／接着装置17は、まず、シリン
ダ37によって押圧保持部35、接着保持部36の全体を前進
させ、押圧保持部35をウエブ２のパスラインに設定す
る。この時、ボビントランスファ装置21のチャック25
B、25Cに保持されているボビン1B、1Aの各巻芯1Cが、各
押圧保持部35に対向して、各押圧保持部35との間にウエ
ブ２のＮ＋１画面部を挟圧するとともに、ボビントラン
スファ装置21のチャック25Aがウエブ巻取軸18にセット
されている巻取完了後のボビン1Aを保持する（第４図
（Ａ））。

ここで、ウエブ２のＮ＋１画面部は、押圧保持部35の
真空吸引部35A、接着保持部36の真空吸引部36Aによって
吸着され続ける。

次に、ウエブ切断／接着装置17の切断刃34がシリン
ダ34Aの作動により両押圧保持部35の中間点をウエブ２
の幅方向に横断移動してウエブ２のＮ＋１画面部の中間
部を切断する（第４図（Ａ））。

次に、ウエブ切断／接着装置17の左右の接着保持部
36が、シリンダ38の作動によって該シリンダ38による前
進方向への拘束を解除され、ばね39の弾発力によって前
進し、真空吸引部36Aに吸着していた切断後のウエブ２
の両端部をボビン1A、1Bの巻芯1Cに設けられている両面
粘着テープ1Dに貼着する（第４図（Ｂ））。

この時、切断分離されたウエブ２の両自由端は、接着
保持部36の真空吸引部36Aに吸着されて前記の巻取り
時に付与された張力を維持されながら、接着保持部36の
前進にともなって真空吸引部36Aの吸着面上を徐々に滑
り、対応するボビン1A、1Bの巻芯1Cに設けられている両
面粘着テープ1Dの曲率と同一曲率の貼着湾曲部36Bに背
面支持される状態で該テープ1Dにしわをともなうことな
く貼着される。、これにより、ウエブ２の一方の自由
端は２次巻取ボビン1Bに対する巻終り端として取着さ
れ、ウエブ２の他方の自由端は新たな１次巻取ボビン
1Aに対する巻始め端として取着され、該１次巻取ボビン
1Aへの新たな巻取りに備えることとなる。

ボビントランスファ装置21は、ウエブ２を巻取り完
了して一対となったボビン1A、1Bをチャック25A、25Bに
保持するとともに、ウエブ２の一端を巻始め端として接
着されたボビン1Aをチャック25Cに保持し、このチャッ
ク25Cに保持されているボビン1Aをウエブ巻取軸18にセ
ットする（第４図（Ｃ））。

なお、チャック25A、25Bにウエブ２を巻取った後のボ
ビン1A、1Bを保持するのみとなるボビントランスファ装
置21は、前記のボビン装入／排出装置20に戻る。

ボビントランスファ装置21のチャック25Cに保持さ
れていたボビン1Aが前述のようにしてウエブ巻取軸18に
セットされると（第５図（Ｂ））、ウエブ供給モータ11
の駆動により、ウエブ供給軸12に装着されているウエブ
原反ロール３からウエブ２が巻出される。ウエブ２は、
エッジ調整装置13、張力調整装置14、画面カウント装置
15、デフレクトロール16を経て、巻取軸18に装着されて
いるボビン1Aに巻取られる（第５図（Ｃ）、（Ｄ））。

これにより、ボビン1Aに一定量のウエブ２が巻取られ
ると、１サイリルの巻取り作業を完了し、ウエブ２を巻
取られたボビント1Aは次のサイクルで前記の作業に供
される。

次に、上記実施例の作用について説明する。

上記実施例によれば、１次巻取ボビン1Aに必要とされ
る一定画面数（Ｎ画面）のウエブ２が巻取られると、該
ウエブ２の次の１画面（Ｎ＋１画面）部の中間部が確実
に自由切断される。さらに、Ｎ＋１画面部内で切断分離
された両自由端のそれぞれが張力を付与される状態で保
持部36に保持され、一方の自由端は２次巻取ボビン1Bに
対スル巻終り端として確実に取着され、他方の自由端は
新たな１次巻取ボビン1Aに対する巻始め端として確実に
取着される。したがって、ウエブ２のＮ＋１画面部のみ
を１次巻取ボビン1Aと２次巻取ボビン1Bに対する被取着
部分として用いる状態で、該ウエブ２を確実にそれらボ
ビン1A、1Bに取着できる。これにより、１次巻取ボビン
1Aに必要とされる一定画面数のウエブ２を巻取った後、
その巻取り後に切断されるウエブ２の端部をむだなく２
次巻取ボビン1Bと新たな１次巻取ボビン1Aのそれぞれに
取着することができる。

［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、１次巻取ボビンに必
要とされる一定画面数のウエブを巻取った後、その巻取
り後に切断されるウエブの端部をむだなく２次巻取ボビ
ンと新たな１次巻取ボビンのそれぞれに取着することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はウエブ巻取装置の一例を模式的に示す正面図、
第２図はウエブ巻取装置のボビン装入／搬出部を示す模
式図、第３図はウエブ巻取装置のボビン持換部を示す模
式図、第４図はウエブ巻取装置の巻取部を示す模式図、
第５図はウエブ巻取装置の巻取作業順序を示す模式図、
第６図はウエブ切断／接着装置を示す正面図、第７図は
第６図の側面図、第８図は従来のウエブ巻取方法示す模
式図である。 1A……１次巻取ボビン、1B……２次巻取ボビン、２……
ウエブ、10……ウエブ巻取装置、14……張力調整装置、
15……画面カウント装置（巻取量検出装置）、17……ウ
エブ切断／接着装置（ウエブ切断／取着装置）、18……
ウエブ巻取軸、19……ウエブ巻取モータ、21……ボビン
トランスファ装置（ボビン支持装置）、34……切断刃、
36……接着保持部、36A……真空吸引部。

Claims (3)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】相互に区分された画面を長手方向に連続し
   て備えるウエブを、一定の画面数だけ１次巻取ボビンに
   巻取り、該ウエブの巻終り端を２次巻取ボビンに取着す
   るウエブ巻取方法において、１次巻取ボビンに一定の画
   面数（Ｎ画面）のウエブを巻取った後、該ウエブの次の
   １画面（Ｎ＋１画面）部の中間部を切断するとともに、
   切断分離されるウエブの両自由端のそれぞれを張力付与
   状態下で保持部に保持し、保持部に保持されている一方
   の自由端を２次巻取ボビンに取着し、保持部に保持され
   ている他方の自由端を新たな１次巻取ボビンに取着して
   該１次巻取ボビンへの新たな巻取りに備えることを特徴
   とするウエブ巻取方法。
2. 【請求項２】相互に区分された画面を長手方向に連続し
   て備えるウエブを、一定の画面数だけ１次巻取ボビンに
   巻取り、該ウエブの巻終り端を２次巻取ボビンに取着す
   るウエブ巻取装置において、１次巻取ボビンを支持し、
   該１次巻取ボビンを回動してウエブを張力付与状態下で
   巻取るウエブ巻取軸と、２次巻取ボビンと新たな１次巻
   取ボビンを一定の間隔を介して支持するボビン支持装置
   と、ウエブ巻取軸に支持されている１次巻取ボビンが一
   定の画面数（Ｎ画面）のウエブを巻取ったことを検出す
   る巻取量検出装置と、巻取量検出装置が一定の画面数の
   ウエブを１次巻取ボビンに巻取ったことを検出したこと
   を条件として、該ウエブの次の１画面（Ｎ＋１画面）部
   の中間部を切断するとともに、切断分離されるウエブの
   両自由端のそれぞれを張力付与状態下で保持部に保持
   し、保持部に保持されている一方の自由端を２次巻取ボ
   ビンに取着し、保持部に保持されている他方の自由端を
   新たな１次巻取ボビンに取着するウエブ切断／取着装置
   とを有してなることを特徴とするウエブ巻取装置。
3. 【請求項３】特許請求の範囲第２項において、ウエブ切
   断／取着装置は、ウエブの幅方向に横断移動してウエブ
   を切断する切断刃と、切断分離されたウエブの両自由端
   を真空吸引状態で保持するとともに、それら自由端を対
   応する２次巻取ボビンと新たな１次巻取ボビンのそれぞ
   れの接着領域に貼着する接着保持部とを有してなるウエ
   ブ巻取装置。