JPH0745370B2 - 裏装剤 - Google Patents

裏装剤

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JPH0745370B2
JPH0745370B2 JP61308543A JP30854386A JPH0745370B2 JP H0745370 B2 JPH0745370 B2 JP H0745370B2 JP 61308543 A JP61308543 A JP 61308543A JP 30854386 A JP30854386 A JP 30854386A JP H0745370 B2 JPH0745370 B2 JP H0745370B2
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acrylate
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健 阪下
正三 荒田
隆司 山本
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三井石油化学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は歯牙、特に象牙質に対する適合性が優れ、歯髄
を刺激する因子(バクテリア、静水圧変化、化学物質
等)の象牙質透過を遮断し、歯髄を保護するために有効
な裏装剤に関する。
〔従来の技術〕
虫歯などの治療で金属鋳造体や歯科用コンポジツトレジ
ン等の修復材料を象牙質が露出した窩洞へ充填すること
が行われており、患者が歯痛を訴えるケースもある。こ
れは修復材料と象牙質窩壁との間の密着性が悪く、その
間隙を通つて外の刺激(静水圧の変化、温度変化)が伝
わつたり、バクテリアが浸入して炎症を起こしたりする
ためと言われている。こうした歯髄刺激を防ぐ目的で、
修復前の象牙質窩洞に裏装剤で被覆保護する方法がとら
れている。
このような裏装剤としてはカルボキシレートセメント
(粉末成分:ZnO、MgO、液成分:ポリアクリル酸)、グ
ラスアイオノマーセメント(粉剤:アリムノシリケート
ガラス、液剤:ポリアクリル酸)等が古くから用いられ
ている〔日本接着協会誌14No.12、14〜19(197
8).〕。しかしこれらの裏装剤は象牙質窩洞に対する
適合性や強度が十分でなく、まただ液に徐々に溶解し耐
久性が不充分であるなどの欠点があつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、常温付近の硬化性、耐水性、強度および
象牙質に対する適合性に優れる裏装剤を鋭意検討した結
果、特定の接着性硬化性組成物〔I〕および特定の硬化
性組成物〔II〕の組み合わせから形成される裏装剤が上
記の目的を達成できることを見出し、本発明に到達し
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、 〔I〕〔A〕単官能(メタ)アクリレート系単量体、 〔B〕多官能(メタ)アクリレート系単量体、 〔C〕1分子中に少なくとも1個の(メタ)アクリロイ
ルオキシ基を含有する酸性基含有(メタ)アクリレート
系単量体、および 〔D〕トリアルキルホウ素またはその酸化物、からなる
接着性硬化性組成物、ならびに 〔II〕〔O〕数平均分子量が400以上である多官能(メ
タ)アクリレート系単量体が30ないし60重量部、 〔P〕充填剤が40ないし70重量部(ただし、〔O〕およ
び〔P〕の合計は100重量部である)、および 〔Q〕重合開始剤、 からなる硬化性組成物、 の〔I〕および〔II〕の組み合わせから形成される裏装
剤が提供される。
本発明の裏装剤に使用される接着性硬化性組成物〔I〕
を構成する単官能(メタ)アクリレート系単量体〔A〕
は酸性基以外の官能基を分子中に含有していても良く、
具体的にはメチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキ
シル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ラ
ウリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、イソボ
ルニル(メタ)アクリレートなどの炭化水素基含有(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
トなどの水酸基含有(メタ)アクリレート、エチレング
リコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、エ
チレングリコールモノエチルエーテル(メタ)アクリレ
ート、エチレングリコールモノドデシルエーテル(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
モノメチルエーテル(メタ)アクリレート、ポリエチレ
ングリコールモノエチルエーテル(メタ)アクリレート
などのエチレングリコール単位含有(メタ)アクリレー
ト、トリフロロエチル(メタ)アクリレート、パーフル
オロオクチル(メタ)アクリレートなどのフツ素置換基
含有(メタ)アクリレート、γ−(メタ)アクリロイル
オキシプロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アク
リロイルオキシプロピルトリ(トリメチルシロキシ)シ
ランなどのシラン系(メタ)アクリレート、テトラヒド
ロフルフリル(メタ)アクリレートなどを例示すること
ができ、単独又は2種以上を混合して使用することがで
きる。
これらのうちではメチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ドデシル(メタ)アクリレートなどのアルキル(メ
タ)アクリレートまたは2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レートなどの水酸基含有(メタ)アクリレートが好まし
く、とくにメチルメタクリレート、n−ヘキシルメタク
リレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート単独又はこれらの混合物を使用する
ことが好ましい。
本発明の接着性硬化性組成物〔I〕に配合される多官能
(メタ)アクリレート系単量体〔B〕は1分子中に少な
くとも2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する多
官能(メタ)アクリレート系単量体であり、具体的には
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール
ジ(メタ)アクリレート、キシレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレートなどのアルカンポリオールのポリ(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートなど
の(ポリ)オキシアルカンポリオールのポリ(メタ)ア
クリレート、一般式〔I〕 〔R1はHまたはCH3であり、nは0または正の整数であ
り、R2 で表わされるエポキシ系(メタ)アクリレート、 一般式〔II〕 〔R1はHまたはCH3、R2 で表わされる脂環族あるいは芳香族系のジ(メタ)アク
リレート系化合物、一般式〔III〕 〔R1はHまたはCH3であり、R2 で表わされる脂肪族系ジ(メタ)アクリレート系化合
物、一般式〔IV〕 〔式中、R1は少なくとも1個の芳香族環を有しかつ分子
中に酸素原子または硫黄原子を有していてもよい2価の
芳香族残基を示し、R2およびR3はそれぞれ水素原子また
はメチル基を示し、nおよびmは正の整数を示す〕で表
わされ、2価の芳香族残基として具体的には、 R1として である多官能(メタ)アクリレート系化合物、分子中に
ウレタン結合を有する などを例示することができる。これらの中では一般式
〔IV〕またはウレタン結合を有する多官能(メタ)アク
リレート系単量体が好ましく、特に が好ましい。
本発明の接着性硬化性組成物〔I〕に使用される1分子
中に少なくとも1個の(メタ)アクリロイルオキシル基
を含有する酸性基含有(メタ)アクリレート系単量体
〔C〕としては、1分子中に少なくとも1個の(メタ)
アクリロイルオキシル基を含有する芳香族ポリカルボン
酸またはその酸無水物(C1)または1分子中に少なくと
も1個の(メタ)アクリロイルオキシル基を含有するリ
ン酸またはスルホン酸の部分エステル(リン酸のモノエ
ステル、ジエステルまたはその混合物、スルホン酸のモ
ノエステル)など(C2)を挙げることができる。1分子
中に少なくとも1個の(メタ)アクリロイルオキシル基
を含有する芳香族ポリカルボン酸(C1)としてさらに具
体的には、1分子中に少なくとも2個のヒドロキシル基
を有しかつ酸素原子を含有していてもよいアルカンポリ
オールのうち少なくとも1個のヒドロキシル基が(メ
タ)アクリル酸のエステルを形成し、かつ少なくとも1
個ヒドロキシル基が少なくとも3個のカルボキシル基を
含有する芳香族ポリカルボン酸の1個のカルボキシル基
とエステルを形成した構造を有する(メタ)アクリロイ
ルオキシル基含有芳香族ポリカルボン酸またはその無水
物をあげることができる。該少なくとも3個のカルボキ
シル基を有する芳香族ポリカルボン酸のうちでは、さら
に少なくとも3個以上のカルボキシル基のうちで少なく
とも2個のカルボキシル基が芳香族核上の隣接する炭素
原子に結合した芳香族ポリカルボン酸であることが好適
であり、具体的にはヘミメリツト酸、トリメリツト酸、
プレニト酸、メロフアン酸、ピロメリツト酸などを例示
することができる。
該(メタ)アクリロイルオキシル基含有芳香族ポリカル
ボン酸またはその酸無水物としては、4−(メタ)アク
リロイルオキシメトキシカルボニルフタル酸またはその
酸無水物、4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシカ
ルボニルフタル酸またはその酸無水物、4−(メタ)ア
クリロイルオキシブトキシカルボニルフタル酸またはそ
の酸無水物、 (nは6〜12の整数、RはHまたはCH3である) (nは2〜50の整数、RはHまたはCH3である) (nは1〜50の整数、RはHまたはCH3である) 4−〔2−ヒドロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキ
シプロピキシカルボニル〕フタル酸またはその酸無水
物、2,3−ビス(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)
プロピル(メタ)アクリレートまたはその酸無水物、2
−(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)1,3−ジメタ
クリロイルオキシプロパン又はその酸無水物などを例示
することができる。
また、1分子中に少なくとも1個の(メタ)アクリロイ
ルオキシル基を含有するリン酸またはスルホン酸の部分
エステル(リン酸のモノエステル、ジエステルまたはそ
の混合物、スルホン酸のモノエステル)(C2)として具
体的には、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルフエ
ニルアシドホスフエート、ビス〔2−(メタ)アクリロ
イルオキシエチル〕アシドホスフエート、ビス〔3−
(メタ)アクリロキシプロピル〕アシドホスフエート、
2−(メタ)アクリロイルオキシエチルフエニルホスホ
ネート、 などを例示することができる。
これらの1分子中に少なくとも1個の(メタ)アクリロ
イルオキシル基を含有する酸性基含有(メタ)アクリレ
ート系単量体〔C〕のうちでは、1分子中に少なくとも
1個の(メタ)アクリロイルオキシル基を含有する芳香
族ポリカルボン酸またはその酸無水物(C1)が好まし
く、さらにこれらの中では4−(メタ)アクリロイルオ
キシエトキシカルボニルフタル酸またはその酸無水物が
好ましく、特に4−メタクリロイルオキシエトキシカル
ボニル無水フタル酸を用いると象牙質に対する適応性が
向上するので好ましい。
本発明の接着性硬化性組成物〔I〕に使用されるトリア
ルキルホウ素またはその酸化物〔D〕として具体的に
は、トリエチルホウ素、トリプロピルホウ素、トリイソ
プロピルホウ素、トリ−n−ブチルホウ素、トリ−n−
アミルホウ素、トリイソアミルホウ素、トリ−sec−ア
ミルホウ素またはこれらの一部が酸化されたトリアルキ
ルホウ素酸化物を用いることができる。これらの中では
トリ−n−ブチルホウ素またはその部分酸化物を使用す
ることが好ましい。
本発明の接着性硬化性組成物に配合される単官能(メ
タ)アクリレート系単量体〔A〕と前記多官能(メタ)
アクリレート系単量体〔B〕の配合割合は特に規制され
ないが、通常単官能(メタ)アクリレート系単量体
〔A〕5ないし95重量%、多官能(メタ)アクリレート
系単量体〔B〕95ないし5重量%、好ましくは単官能
(メタ)アクリレート系単量体〔A〕10ないし95重量
%、多官能(メタ)アクリレート系単量体〔B〕90ない
し5重量%、特に好ましくは単官能(メタ)アクリレー
ト系単量体〔A〕25ないし90重量%、多官能(メタ)ア
クリレート系単量体〔B〕75ないし10重量%の範囲にあ
ると象牙質に対する接着力、適合性、特に象牙質に対す
るエツチング処理がEDTAなどのマイルドな酸あるいはノ
ンエツチングの場合にも高い接着力、優れた象牙質に対
する適合性を示すので好ましい。
また、本発明の接着性硬化性組成物〔I〕に配合される
該酸性基含有(メタ)アクリレート系単量体〔C〕の配
合量は、前記単官能(メタ)アクリレート系単量体
〔A〕および前記多官能系(メタ)アクリレート系単量
体〔B〕の合計100重量部に対して通常1ないし50重量
部、好ましくは3ないし30重量部、特に好ましくは5な
いし15重量部である。
さらに、本発明の接着性硬化性組成物〔I〕に配合され
るトリアルキルホウ素またはその酸化物〔D〕の配合量
は、前記単官能(メタ)アクリレート系単量体〔A〕、
前記多官能系(メタ)アクリレート系単量体〔B〕およ
び酸性基含有(メタ)アクリレート系単量体〔C〕の合
計100重量部として通常2ないし100重量部、好ましくは
5ないし70重量部、特に好ましくは5ないし50重量部の
範囲である。該トリアルキルホウ素またはその酸化物
〔D〕は通常前記(メタ)アクリレート系単量体
〔A〕、〔B〕、〔C〕と混合すると数秒から数十分の
間で重合反応が開始されるので、前記〔A〕、〔B〕、
〔C〕とは分割して保存しておき、使用直前に混合され
る。
本発明の接着性硬化性組成物〔I〕には前記必須成分の
他に必要に応じて他の成分、例えば粉末状無機充填材、
重合抑制剤などを配合することができる。粉末状無機充
填材として具体的には、カオリン、タルク、クレー、炭
酸カルシウム、シリカ、シリカ・アルミナ、アルミナ酸
化チタン、リン酸カルシウム、ガラス粉末、石英粉末な
どを例示することができる。
本発明の裏装剤を構成する硬化性組成物〔II〕の数平均
分子量が400以上の多官能(メタ)アクリレート系単量
体〔O〕としては本発明の接着性硬化性組成物中に使用
される多官能(メタ)アクリレート系単量体〔B〕のう
ちの数平均分子量が400以上のものが使用できる。これ
らの中では数平均分子量が400以上の一般式〔I〕で表
わされるエポキシ系(メタ)アクリレート、一般式〔I
V〕で表わされる分子中にオキシエチレン基と芳香族基
を有する多官能(メタ)アクリレート系単量体、および
ウレタン結合を有する多官能(メタ)アクリレート系単
量体が好ましく、特にウレタン結合を有する多官能(メ
タ)アクリレート系単量体が好ましい。さらにウレタン
結合を有する多官能(メタ)アクリレート系単量体の中
では 又はこれらの混合物を使用することが好ましい。該多官
能(メタ)アクリレート系単量体〔O〕の数平均分子量
は、400以上であることが必要であり、好ましくは400な
いし800、特に好ましくは450ないし700の範囲にある液
状の多官能(メタ)アクリレートである。
本発明の硬化性組成物〔II〕に使用される充填材〔P〕
としては、シリカ、シリカアルミナ、アルミナ、石英、
ガラス、炭酸カルシウム、カオリン、クレー、雲母、硫
酸アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、酸化
チタン、リン酸カルシウム、および無機充填材の表面を
多官能(メタ)アクリレート系単量体で重合被覆処理し
た複合充填材などを例示することができる。該充填材
〔P〕の平均粒径は特に規制されないが、通常は平均粒
径が0.1mμないし50μの範囲である。これらの充填材
〔P〕の中では平均粒径が1mμないし100mμの微粉末シ
リカまたは平均粒径が0.1μないし20μの前記複合充填
材またはこれらの混合物を使用することが好ましく、特
に前記微粉末シリカと微粉末シリカをトリメチロールプ
ロパントリメタクリレートを主成分とするモノマーで重
合被覆した複合充填材の混合物を使用することが好まし
い。
前記多官能(メタ)アクリレート系単量体〔O〕と充填
材〔P〕の配合割合は、多官能(メタ)アクリレート系
単量体〔O〕30ないし60重量部の範囲にあり、充填材
〔P〕40ないし70重量部(ただし〔O〕および〔P〕の
合計は100重量部)であることが必要であり、多官能
(メタ)アクリレート系単量体〔O〕が30ないし50重量
部の範囲にあり、充填材〔P〕が50ないし70重量部の範
囲にあることが好ましく、さらには多官能(メタ)アク
リレート系単量体〔O〕が32ないし50重量部の範囲にあ
り、充填材〔P〕が50ないし68重量部の範囲にあると象
牙質への適合性が向上するのでとくに好ましい。
さらに、本発明の硬化性組成物〔II〕に配合される重合
開始剤〔Q〕としては通常のラジカル重合開始剤または
光重合開始剤を使用することができる。
ラジカル重合開始剤として具体的には、ジアセチルペル
オキシド、ジプロピルペルオキシド、ジブチルペルオキ
シド、ジカプリルペルオキシド、ジラウリロイルペルオ
キシド、ジベンゾイルペルオキシド、P,P′−ジクロル
ベンゾイルペルオキシド、P,P′−ジメトキシベンゾイ
ルペルオキシド、P,P′−ジメチルベンゾイルペルオキ
シド、P,P′−ジニトロジベンゾイルペルオキシドなど
の有機過酸化物を例示することができる。これらのうち
では、ジベンゾイルペルオキシドが好ましい。該有機過
酸化物を使用する場合には、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジメチルトルイジン、N,N−ジエチルトルイジン、
N,N−ジメチル−P−tert−ブチルアニリン、N,N−ジメ
チルアニシジン、N,N−ジメチル−P−クロルアニリン
などの芳香族アミン類を併用し、常温硬化型にすること
が好ましい。またベンゼンスルフイン酸、o−トルエン
スルフイン酸、P−トルエンスルフイン酸、エチルベン
ゼンスルフイン酸、デシルベンゼンスルフイン酸、ドデ
シルベンゼンスルフイン酸、クロルベンゼンスルフイン
酸、ナフタリンスルフイン酸などの芳香族スルフイン酸
またはその塩類を併用することもできる。
ラジカル重合開始剤を用いる場合には、組成物は歯への
施用後ラジカル重合反応の完結によつて硬化する。例え
ば過酸化ベンゾイルとN,N−ジメチル−P−トルイジン
とを用いる場合についてみれば、数10秒ないし数分間の
範囲の時間で実用上充分な強度の硬化組成物が得られ
る。
光重合開始剤としては具体的には、ジアセチル、2,3−
ペンタンジオン、ベンジル、ジメトキシベンジル、4,
4′−ジクロルベンジル、カンフアーキノンなどのα−
ケトカルボニル化合物などを例示することができる。該
α−ジケトカルボニル化合物を光重合開始剤として使用
する場合には、必要に応じてトリエチルアミン、トリメ
チルアミン、トリプロピルアミン、N,N−ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル
メタクリレート、N,N−ジメチルアニリン、N−メチル
ジフエニルアミン、4−ジメチルアミノベンズアルデヒ
ド、4−(メチルヘキシルアミノ)ベンズアルデヒド、
4−ジメチルアミノ安息香酸、4−ジエチルアミノ安息
香酸、4−(メチルシクロヘキシルアミノ)安息香酸、
4−ジメチルアミノ安息香酸メチルなどのアミン類を併
用することもできる。光重合開始剤を用いる場合には、
光重合開始剤を配合した組成物を歯に適用したのち、こ
れに光を照射する。照射する光としてはキセノンランプ
光、水銀ランプ光、ハロゲンランプ光などが使用でき
る。この光照射によつて光開始剤の分解によるラジカル
開始剤の分解によるラジカル反応順序によつて組成物が
硬化する。この硬化に必要な時間は例えばカンフアーキ
ノンとN,N−ジエチルアミノ安息香酸とを用いる場合に
ついてみれば、数秒ないし数分間の範囲の時間で実用上
充分な強度の硬化組成物が得られる。
本発明の硬化性組成物〔II〕において、重合開始剤
〔Q〕として遊離基発生剤を使用する場合には、過酸化
物の使用割合は該多官能(メタ)アクリレート系単量体
〔O〕100重量部に対して通常0.01ないし10重量部、好
ましくは0.01ないし5重量部、とくに好ましくは0.02な
いし3重量部の範囲にあり、該過酸化物と共にアミン類
を併用する場合には、アミン類の使用割合は該多官能
(メタ)アクリレート系単量体〔O〕100重量部に対し
て通常0.01ないし10重量部、好ましくは0.01ないし5重
量部、とくに好ましくは0.02ないし3重量部の範囲にあ
る。
また、重合開始剤〔Q〕として光重合開始剤を使用する
場合には、α−ケトカルボニル化合物の使用割合は該多
官能(メタ)アクリレート系単量体〔O〕100重量部に
対して通常は0.01ないし10重量部、好ましくは0.01ない
し5重量部、とくに好ましくは0.03ないし3重量部の範
囲にあり、前記アミン使用割合は該多官能(メタ)アク
リレート系単量体〔O〕100重量部に対して通常0.01な
いし10重量部、好ましくは0.01ないし5重量部、とくに
好ましくは0.03ないし3重量部の範囲にある。
本発明の裏装剤を構成する硬化性組成物〔II〕におい
て、重合開始剤として光重合開始剤を用いた光硬化性組
成物は硬化までの操作時間を十分にとれるので充填作業
などを綿密に行えるので好適である。
さらに本発明の裏装材を構成する硬化性組成物〔II〕
は、流動性〔150mm×150mm×2mmのガラス板上にペース
ト1gを直性15mmの円形に広げ、同じ大きさのガラス板を
上に重ねて0.5kgの荷重を30秒かけた後のペーストが広
がつた直径(4方向の平均)〕が20ないし40mmの範囲に
あることが好ましく、さらに好ましくは21ないし30mmの
範囲にあり、特に好ましくは21.5ないし25mmの範囲であ
る。流動性が、前記範囲にある硬化性組成物〔II〕を用
いると、重合硬化する際の重合収縮が、硬化性組成物と
象牙質窩壁との間に生ぜず、ペーストの流動性が良いた
め硬化性組成物〔II〕の表面がへこみ、硬化性組成物と
象牙質窩壁との間あるいは象牙質窩底との間にギヤツプ
(空洞)が生じないので好ましい。
本発明の裏装剤を象牙質窩洞に適用する場合、通常はノ
ンエツチングあるいはリン酸、クエン酸−塩化第二鉄混
合溶液、EDTA誘導体などのエツチング剤で処理した象牙
質面に本発明の装着性硬化性組成物〔I〕を塗布した後
本発明の硬化性組成物〔II〕を象牙質窩洞に充填し、硬
化させて使用する。
また本発明の裏装剤を構成する硬化性組成物には前記必
須成分の他に必要に応じて他の成分、例えば他の少量の
重合性単量体、有機重合体、重合抑制剤、顔料などを配
合することができる。
〔発明の効果〕
本発明の裏装剤は常温付近の低温硬化性、耐水性、強度
に優れるとともに象牙質窩洞に対して優れた適合性を有
するので、象牙質窩洞の裏装剤として好適に使用でき
る。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例によつて具体的に説明する。な
お、本発明の硬化性組成物の評価方法および実施例、比
較例で使用した複合充填材、コンポジツトレジンの製造
例を以下に示した。また、以下の実施例、比較例で使用
した次の略記号はそれぞれ次の化合物を示す。
MMA……メチルメタクリレート HMA……n−ヘキシルメタクリレート HEMA……2−ヒドロキシエチルメタクリレート HPMA……2−ヒドロキシプロピルメタクリレート TBB・O……トリ−n−ブチルホウ素の部分酸化物 RM−50……日本アエロジル社製微粉末シリカ (平均粒径40mμ) TMPT−f……参考例記載の複合充填材 EDTA−Fe・Na……0.3M EDTA・2Na−0.2M EDTA・Fe・Na水溶液(PH7.4に調整) 〔象牙質窩洞に対する適合性の評価〕 (I) 表面封鎖性 牛の前歯唇面の象牙質面をエメリーペーパーで良く研摩
し(#600まで)、その面に注水下直径3mm深さ1.5mmの
円筒形窩洞を形成した。この窩洞をノンエツチング又は
所定のエツチング剤で60秒エツチング後十分水洗し、エ
アーブローを行ない、所定の接着性硬化性組成物〔I〕
を塗布した。その後軽くエアーブローした後実施例ある
いは比較例記載の硬化性組成物〔II〕を充填し、セロフ
アン紙を表面にかぶせた後軽く圧接した後、その上から
可視光照射器(Kulzer社製Translux)を用いて可視光線
を30秒照射し硬化性組成物を硬化させた。
サンプルを10分間水中に浸漬後注水下で表面をエメリー
紙#1500で十分研摩し実体顕微鏡下で表面の象牙質窩壁
と硬化物との間のギヤツプを読みとり(1000倍)、その
うちの最大値を直径に対する百分率で表わした。試験は
10個について行い、結果は平均値で示した。
(II) 裏装剤としての評価(エナメル質−象牙質窩洞
の適合性) 牛の前歯唇面にエナメル質−象牙質双方にわたる直径3m
m深さ約3mm(エナメル質、象牙質各々約1.5mm深さ)の
円筒形窩洞を注水下形成した。この窩洞の象牙質部分を
ノンエツチング又は所定のエツチング剤で60秒エツチン
グし、十分水洗を行つた。その後軽くエラーブローして
乾燥した後、所定の装着性硬化性組成物〔I〕を塗布し
た。軽くエアーブローして接着性硬化性組成物〔I〕を
均一にした後、実施例あるいは比較例に記載の硬化性組
成物〔II〕を象牙窩洞に充填し、その上から可視光照射
器(Translux)を用いて可視光線を30秒照射した。その
後エナメル部分に付着した前記硬化物を注水下研摩して
除去し、65%リン酸溶液(サンメデイカル社製、スーパ
ーボンドCB用)で、1分間エナメル質窩洞部分をエツチ
ングした。その後象牙質に塗布した前記ボンデイング剤
をエナメル質窩洞に塗布し、軽くエアーブローした後複
合充填材の製造例に記載したコンポジツトレジンを充填
し、可視光線を30秒間照射してコンポジツトレジンを硬
化させた。試験片を水中に10分間浸漬し、その後表面を
注水下#1500エメリー紙で研摩した後、ダイアモンドカ
ツターで注水下内筒窩洞を2つに切断し、エナメル質お
よび象牙質と硬化性組成物との間のギヤツプを実体顕微
鏡下に調べた(1000倍)。試験は10個について行い、結
果を平均値で示した。
〔複合充填材の製造例〕
トリメチロールプロパンのトリメタクリレート10gにベ
ンゾイルペルオキシド0.1gを溶解した溶液を、メノー乳
鉢に入れ、さらに微粉シリカ(日本アエロジル株式会社
製、アエロジルR972、平均粒径16mμ)を少量ずつ加え
て混合した。粘度が次第に増し、パサパサになりかかつ
た頃合いに、混合物を小型ゴムロールに懸け、さらに微
粉シリカを断続的に添加し最終的な微粉シリカ添加量を
9.5gとした。得られたペーストをロールからはずし、金
型温度110℃のプレスにて150kg/cm2ないし200kg/cm2
圧力で10分間加熱硬化した。硬化生成物をボールミルに
て粉砕し、230メツシユふるい通過の複合充填材18.0gを
得た。この複合充填材(TMPT−f)の平均粒径は11μで
あつた。
〔コンポジツトレジンの製造例〕
トリエチレングリコールジメタクリレート15g、1,3−ビ
ス(メタクリロキシエトキシ)ベンゼン14g、複合充填
材の製造例記載の複合充填材(TMPT−f)42.6g、微粉
末シリカ(RM−50)28.4g、ハイドロキノンモノメチル
エーテル4mg、カンフアーキノン29mg、ジエチルアミノ
安息香酸29mgを35℃下2本ロールで混合してコンポジツ
トレジンを作製した。
実施例 1 メチルメタクリレート(MMA)5.0g、n−ヘキシルメタ
クリレート(HMA)2.0g、1,3−ビス(メタクリロキシエ
トキシ)ベンゼン(RDMA)1.0g、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート(HEMA)1.0g、4−メタクリロキシエト
キシカルボニルフタル酸無水物(4−META)1.0gおよび
ハイドロキノンモノメチルエーテル(HQME)2mgからな
る混合液(A)を作製した。試験片作製直前にこの
(A)液2重量部に対して、トリ−n−ブチルホウ素の
部分酸化物(TBB・O)(サンメデイカル社製)1重量
部を混合して接着性硬化性組成物〔I〕を調整した。
また、硬化性組成物〔II〕はUDMA36g、TMPT−f38.4g、R
M−50 25.6g、カンフアーキノン30mg、ジエチルアミノ
安息香酸30mgおよびHQME4mgを35℃下2本ロールで混合
し作製した。象牙質窩洞に対する適合性は、象牙質窩洞
のエツチングを0.3MEDTA・2Na−0.2M EDTA・Fe−Na水
溶液(PH7.4に調整)で行い上記記載の接着性硬化性組
成物〔I〕と硬化性組成物〔II〕を用いて作製した試験
片を用いて調べた。結果を表1に示す。
実施例2〜5、比較例1〜7 実施例1において、実施例1に記載のエツチング処理、
接着性硬化性組成物〔I〕あるいは硬化性組成物を使用
する代りに、表1に記載のエツチング処理を行い、表1
に記載の接着性硬化性組成物〔I〕あるいは硬化性組成
物〔II〕を使用した他は実施例1に記載の方法で試験を
行つた。結果を表1に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】〔I〕〔A〕単官能(メタ)アクリレート
    系単量体、 〔B〕多官能(メタ)アクリレート系単量体、 〔C〕1分子中に少なくとも1個の(メタ)アクリロイ
    ルオキシル基を含有する酸性基含有(メタ)アクリレー
    ト系単量体、および 〔D〕トリアルキルホウ素またはその酸化物、からなる
    接着性硬化性組成物、ならびに 〔II〕〔O〕数平均分子量が400以上である多官能(メ
    タ)アクリレート系単量体が30ないし60重量部、 〔P〕充填剤が40ないし70重量部(ただし、〔O〕およ
    び〔P〕の合計は100重量部である)、および 〔Q〕重合開始剤、 からなる硬化性組成物、 の〔I〕および〔II〕の組み合わせから形成される裏装
    剤。
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