JPH074522A - ベローズの接続方法 - Google Patents

ベローズの接続方法

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Publication number
JPH074522A
JPH074522A JP13373991A JP13373991A JPH074522A JP H074522 A JPH074522 A JP H074522A JP 13373991 A JP13373991 A JP 13373991A JP 13373991 A JP13373991 A JP 13373991A JP H074522 A JPH074522 A JP H074522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
portions
cut
bent
roots
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13373991A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Usui
武 碓氷
Teruo Kiuchi
照夫 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP13373991A priority Critical patent/JPH074522A/ja
Publication of JPH074522A publication Critical patent/JPH074522A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 芯出しが容易でかつ安価に接続できるベロー
ズの接続方法を提供することにある。 【構成】 複数の同径ベローズ1,2を軸線方向に接続
するベローズ接続方法において、相対向するベローズ
1,2の谷部で切断し、該切断谷部とそれに続く山部
5,6間の内立部で各々外方向に垂直に折曲して折曲部
11,12を形成し、両ベローズの折曲部11,12を
重合し、重合部13を挾む両山部5,6間を半田付け1
5したものであり、それにより芯出しが容易でかつ安価
にベローズを接続できるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数個のベローズを多段
継ぎにして長いベローズを形成するためのベローズの接
続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シール手段として用いるベローズは、特
に製造上からの制約によってあまり長いベローズは作ら
れておらず、例えば伸縮量を多く必要とするバルブや接
続面間が長い機器に用いる等の長いベローズを必要とす
る時には、複数個のベローズを長さ方向に接続し、多段
継ぎベローズとして用いられることが多い。
【0003】このような多段継ぎベローズを製作する際
にベローズを接続するには、ドーナツ状の接続金具を用
い、隣接するベローズを接続金具外周にカシメを行った
後、半田付け等により接続することが行われている。ま
た、他の接続手段として、ベローズの谷側で両べローズ
を切断し、隣接するベローズの山側相互を半田付け等に
より接続することも行われている。更に接続するベロー
ズの相互の芯出しを正確に行うため谷側で切断した両ベ
ローズを谷径と同径の円筒部材に挿入し、両谷部を重合
した後、ビーム溶接等で接続することも行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のベローズの
接続手段として、接続金具を用いたものにおいては、隣
接するベローズの両端部を各々接続金具外周にカシメを
行わなければならず、組立てに時間がかかる欠点があっ
た。
【0005】またベローズの山側相互を半田付けするも
のにおいては、半田付け時に芯ずれを生じ易く、正確な
芯出しが困難であり、またそのために多くの時間がかか
る欠点もあった。
【0006】更に芯出し用の円筒部材を用いるものにお
いては、芯出しを正確に行うことはできても、ベローズ
の谷部で相互のベローズを溶接していたので、重ね合わ
せの面積が少なく、充分な強度の接合ができない欠点が
あった。
【0007】したがって、本発明は、芯出しが容易でか
つ安価に接続できるベローズの接続方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来のも
のの欠点を解消するため、複数の同径ベローズを軸線方
向に接続するベローズ接続方法において、相対向するベ
ローズの谷部で切断し、該切断谷部とそれに続く山部間
の内立部で各々外方向に垂直に折曲して折曲部を形成
し、両ベローズの折曲部を重合し、重合部を挾む両山部
間を半田付けしたものであり、それにより芯出しが容易
でかつ安価にベローズを接続できるようにしたものであ
る。
【0009】
【作用】本発明は上記のようにしてなるので、長いベロ
ーズを製作する時には、接続する2個のベローズの相対
向する両端部において、谷部で切断した後、各ベローズ
の切断した谷部とそれに続く山部間に形成される内立部
において、各々外側方向に垂直に折曲することにより折
曲部が形成される。この折曲部を互いに重合すると、折
曲部は同芯状となっているので正確な芯出しが行われつ
つ重合される。またこの重合によって重合部の両側に山
部が形成され、山部間に半田を流し込むと折曲部全体が
接合面として両ベローズは接続される。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面に沿って説明する。接
続される同径の第1ベローズ1と第2ベローズ2は、第
1図に示すようにその対向する端部において、谷部3,
4において切断される。次いで第2図に示すように、切
断された谷部とそれに続く山部5,6間の内立部7,8
の略中間で各々外方向に垂直に折曲する。この時谷部
3,4を形成する曲部は修正されて内立部7,8と直線
状に連続する形状とされる。なお、谷部切断時に、その
切断部を谷部を形成する曲部に至る直前の内立部で切断
すると、上記谷部の直線状成形は不要となる。
【0011】次いで第1ベローズ1及び第2ベローズ2
の内径部に第3図に示すように芯金10を挿入し、芯金
10に沿って両ベローズを接近させ、接曲部11,12
を重合する。重合後、この重合部13を挟む山部5,6
間の重合谷部14内に第4図に示すように半田15を流
し込み半田付けを行う。次いで芯金10を取り除くと第
5図に示すように、同芯状に接続された接続ベローズ1
6が得られる。
【0012】更にもう1つのベローズを接続する時に
は、上記と同様の接続方法により接続することができ
る。
【0013】なお、上記実施例において、芯金を用いて
両ベローズを重合し半田付けを行った例を示したが、芯
金は必ずしも必要とされるものではなく、折曲部が同芯
状に形成されているので、両者の重合は容易にかつ正確
な芯出しのもとに重合可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成してなるの
で、接続金具を用いる必要がなく、カシメ作業を行う必
要もなく、また芯ずれを起こすことがないとともに接合
面積も充分にとることができ、かつ半田付けも容易とな
る。したがって芯出し、接続作業の容易性及び接続強度
の面で優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の端部切断時のベローズの断面
図である。
【図2】本発明の実施例の端部折曲時のベローズの断面
図である。
【図3】本発明の実施例の端部重合時のベローズの断面
図である。
【図4】本発明の実施例の重合部の半田付け時を示す断
面図である。
【図5】本発明の実施例の接続後のベローズの断面図で
ある。
【符号の説明】 1 第1ベローズ 2 第2ベローズ 3 谷部 4 谷部 5 山部 6 山部 7 内立部 8 内立部 11 折曲部 12 折曲部 13 重合部 14 重合谷部 15 半田

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の同径ベローズを軸線方向に接続す
    るベローズ接続方法において、相対向するベローズの谷
    部で切断し、該切断谷部とそれに続く山部間の内立部で
    各々外方向に垂直に折曲して折曲部を形成し、両ベロー
    ズの折曲部を重合し、重合部を挾む両山部間を半田付け
    することを特徴とするベローズの接続方法。
JP13373991A 1991-03-29 1991-03-29 ベローズの接続方法 Withdrawn JPH074522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13373991A JPH074522A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 ベローズの接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13373991A JPH074522A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 ベローズの接続方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH074522A true JPH074522A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15111790

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13373991A Withdrawn JPH074522A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 ベローズの接続方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH074522A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5108018B2 (ja) * 2007-09-07 2012-12-26 グローリー株式会社 紙葉類識別装置及び紙葉類識別方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

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Effective date: 19980514