JPS6018273B2 - 鋼管構造物の組付方法 - Google Patents

鋼管構造物の組付方法

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JPS6018273B2
JPS6018273B2 JP15993178A JP15993178A JPS6018273B2 JP S6018273 B2 JPS6018273 B2 JP S6018273B2 JP 15993178 A JP15993178 A JP 15993178A JP 15993178 A JP15993178 A JP 15993178A JP S6018273 B2 JPS6018273 B2 JP S6018273B2
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steel pipe
steel
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backing
butt
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稔雄 熱田
朗 田村
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は鉄塔、海洋構造物等の鋼管構造物の粗付方法
において、ユニットとなる相互接続の銭鋼の格点と鋼管
とを各々接合突合せ端に於て裏当金を介して組付ける方
法に関する発明であり、特に、該銭鋼格点と鋼管の突合
せ端を相互に同軸的に斜切して各々該突合せ端に裏当金
を付設し、而して、該裏当金を相互に全周的に補設し合
うようにしたプロセスを用いるようにした鋼管構造物の
組付方法に係る発明である。
<従来技術> 周知の如く、従来より鉄塔、海洋構造物等においては鋼
管構造物が広く用いられており、該鋼管構造物の組付け
に際し鍵鋼格点を用いる態様で、例えば、トラス組付け
については第1図に示す様に、側部にてLタイプ銭鋼格
点1を鋼管2で垂立溶接接合させ、而して、涯鏡鋼格点
1,1間に鋼管3,3を港援々合させると共に該鋼管3
,3間に他のKタイプ銭鋼格点4を介装溶接接合させ、
更に、該Kタイプ銭鋼格点4と側方Lタイプ銭鋼格点1
,1との間に他の鋼管5,5を介装溶接接合させてトラ
スTを組付けしていた。
而して、該銭鋼格点1,1と鋼管2との華立溶接は所謂
積上げ絹付け方法で行われるため、両者の一方に裏当金
を仮溶接し他方を鉄着して突合せ熔接を行うことが出来
、特に、困難性はなく、スムースに接合可能である。
さりながら、第1図に示す様に一般に接合部の突合せ端
は軸方向直角に切断した形状であるため、銭鋼格点1,
4間に介装接続される鋼管5は第2図に示す様に前者の
両方、或は、後者に裏当金6,6を仮付すると、介装長
の関係から絹付が出釆なくなる欠点があり、したがって
、第3図に示すように一側の鏡鋼格点1に対して該錆鋼
格点1への鋼管3,5の鉄着突合せ溶接、及び、該鋼管
3,5に対する中央鏡鋼格点4の俵着突合せ溶接を行う
に第3図の図中○印に示す様に可能ではあっても、該中
央銭鋼格点4と他側の銭鋼格点1とに対する介装鋼管3
,5の組付、溶接は図中×印に示す様に不可能である不
都合さが生じる。
これに対処するにの第4a〜4d図に示す様に極めて煩
頚な絹付プロセスを採用していた。即ち、第4a図に示
す様に予め突合せ端7を成形して軸方向直角に切断した
銭鋼格点4,1の該突合せ端7より内側に所定の数と深
度のスリット8,8・・・を穿設し、又、裏当金6の外
面1側寄りに該スリット8,8・・・をに対応するピン
9,9…を一体楯設固定し、更に鋼管3,5に突合せ端
7を形成しておく。而して、第4b図に示す様に上記妥
当金6をそのピン9,9・・・をスリット8,8・・・
に係合させると共に銭鋼格点4,1に挿入鉄合させ、外
端を該銭鋼格点4,1の突合せ端7に平行にし、前記帯
2図に示す様に鋼管3,5を第4c図の様に支障なく銭
鋼格点4,1間に正確に介装させ、その両突合せ端7,
7を同軸的にさせる。
そして、鏡鋼格点1,4及び、鋼管3,5を同軸的に一
致させた後上記ピン9,9・・・をスリット8,8・・
・に沿って所定量、例えば、該スリット8長の半ばまで
戻すように移動させることにより裏当金6は該銭鋼格点
4,1と鋼管3,5の突合せ端7に等深度でオーバーラ
ップして第4d図に示す様に駿挿係合させ、その状態で
突合せ溶接を行い、最後にピン9を溶断し、スリット8
を溶接により埋め接続を完了するようにしていた。
<発明が解決するべき技術的手段> したがって、前述の如く、組付けプロセスが箸るしく煩
競である難点があり、裏当金6の芯出しには熟練を要し
、更にスリット8の穿設、ピン9の檀設、それらの溶断
、埋め戻し等工数が極めて多く、工期も長くかか等コス
ト的にも高くつく不利点があった。
この発明の目的は上述従来技術に基づくトラス組付等に
おける鋼管接続の問題点を解決すべき技術的議題とし、
それらの接続部を斜切りして談斜切突合せ端に相互に補
設する裏当金を部分的に予め付設するようにすることに
より極めてシンプル、且つ、確実に接続することが出来
るようにした優れた鋼管構造物の組付方法を提供せんと
するものである。
<問題を解決するための技術的手段・作用>上述目的に
沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの発明の構成は
前述問題点を解決するために固談された銭鋼格点に対し
鋼管を係合薮続介装するプロセスをとり鋼管構造物を組
付けるに際し両者の同軸斜切突合端により後者を外挿的
に介装させ、併せて該外挿プロセスにおいて両者の斜切
突合せ端に相互に該外挿を干渉しない裏当金を部分的に
予め形成付設させ、それにより該外挿がスムースに正確
に行われるようにし、外挿完了時には両者の裏当金が該
両者の突合せ端の全円周裏当金を形成するようにし、し
たがって、当該外挿のワンプロセスにより裏当金付設も
行えるようにし、該外挿完了後援合部の溶接を行うよう
にした技術的手段を講じたものである。
<実施例> 次に、この発明の実施例を第5図以下の図面従って説明
すれば以下の通りである。
第5図に示す態様はKタイプの鏡鋼格点10であり、面
対称形にされ、その両側延ジョイント11,11の側端
突合せ端12,12はその鯛線に対し下方に広がるよう
に450に斜切して形成してあり、更にその鍵鋼時に該
突合せ端12に於て上側半周的に裏当金13を各々一体
形成させておく。
又、該ジョイント11,11に一体成形されや左右下方
斜設の分岐ジョイント14,14についてはその下端の
突合せ端15,15をその軸線に対し同じく45oに斜
切すると共にその内側に鏡鋼時に一体的に半周状の裏当
金16を形成する。
一方、第6図に示す態様はLタイプの鋳鋼格点17であ
り、その上下端の突合せ端18,19、及び、下側ジョ
イント20の突合せ端21には全周状の裏当金22を銭
鋼時に一体成形しており、又、上方斜設されるジョイン
ト23は上記Kタイプ銭鋼格点10のジョイント14と
同軸的であり、その麹線に対して45oに上下方向に突
合せ端24を斜切すると共にその下側半周に裏当金25
を同じく銭鋼時に一体成形する。又、上記鏡鋼格点10
,17間に接続する鋼管26,27については第7図に
示す様に該銭鋼格点10,17のジョイント11,14
,20,23に同蓬の鋼管28を所定長に切断するが、
この場合、裏当金29の幅だけ余裕をもたせて斜断30
,30を鞠線に対して450角で行い、突合せ端31,
31を形成して短縮側に半周状態の裏当金29,29を
仮溶接する。
尚、該裏当金29の半周端は斜切29′し、前記銭鋼格
点10,17の髪当金13.16,25の斜切端13′
,16′,25′に面当援するように形成する。
又、当該実施例においてはLタイプ銭鋼格点17の下側
ジョイント20の突合せ端21に対応する鋼管27の突
合せ端31′については鯛方向直角に切断するが、裏当
金の付設はしない。
而して、錆鋼格点10,17、及び、鋼管226,27
、及び、28を上述の如くに所定サイズに成形し、裏当
金29を板付溶接しておき、銭鋼格点17と鋼管28を
前者の突合せ端18の裏当金22に後者を隊着して溶接
し華立組付すると共に該鏡鋼格点17の下側ジョイント
20の突合せ端21の裏当金22に鋼管27の裏当金の
無い突合せ端を上端に係合させて第10図に示す様に旋
回させるようにして舷合すると共に銭鋼格点10の側方
ジョイント11の斜切突合せ端12と突合せ端31を相
対旋回状態で当接競合させて溶接する。
この場合、突合せ端12,31について同軸的に450
に斜切し、且つ、半周的に裏当金13,29を設けてい
るため、第9図に示す様に旋回状態で斜め方向から係合
することにより係合が干渉されず、突合せ端12,31
が確実に当後援綾されると共に裏当金13,25が相互
に相手側を補設し合って完全に全周的に接続され、その
うえ1種の仮止めもされ、そこで突合せ溶接する。
この熔接工程において、両側の銭鋼格点17,17から
同時併工的に鋼管27,27、中央鏡鋼格点10を係合
、溶接するようにしても良いし、又、一方側を先に熔接
固定し、その後残りの一方側を固定溶接するようにして
も良い。
而して、銭鋼格点10の分岐ジョイント14と銭鋼格点
17のジョイント23との間に鋼管26を介装するプロ
セスでは第10図に示す様に突合せ端31,15を対向
合致させるようにして矢印方向から挿入していくと、該
突合せ端15,31のり45o斜切と補設し合う裏当金
16,29の非干渉的半周の付設により前記第9図に基
づいて説明した斜め方向の係合と同じようにして、ワン
プロセスで突合せ端12,31は合致し、髪当金16,
29は補設し合て全局の裏当金に形成する。
そこで、突合せ端15,31を溶接して固定し、該プロ
セスを順次反復することによりトラスを組付けすること
が出来る。尚、この発明の実施態様は上述実施例に限る
ものでないことは勿論であり、例えば、鋳鋼格点17,
10間に介装する鋼管26,27′について第11図に
示す様に全てその突合せ端を斜切し、該鏡鋼格点のジョ
イントの突合せ端を斜切するようにしても良いし、該斜
切角は45oに限らず、適宜設計にすること等が採用可
能である。<発明の効果>以上この発明によれば、トラ
ス組付け等の鋼管構造物の粗付方法に於て、銭鋼格点と
該銭鋼格点間に介装する鋼管とを対応する突合せ端にて
両者同軸的に斜切するように形成し、併せて該両突合せ
端に相互に補設して実用化される裏当金を部分的に予め
付設するようにしたことにより、対応斜切突合せ端が介
装時の外挿プロセスで漸近するようにされ、したがって
、予め裏当金を部分的に付設してあっても干渉すること
がなく、スムースに外挿係合させることが出釆、ワンプ
セスで突合せが出来、そのため突合せ溶接も直ちに行え
、極めて少工数にてトラス組付け等が出来る優れた効果
が奏される。又、綾鋼格点は裏当金も同時に成形するこ
とが出来、又、鋼管についても予め裏当金を板付溶接す
ることが可能であるので準備段階でも工数が少く、現場
作業が箸るしく能率化されることが出来る効果がある。
又、裏当金を予め付設することにより該裏当金を固定出
来、従来の如く目視によるスライド調整の必要が無く、
熟練を要せず、調整忘れ等のおれもない効果がある。
このように全周管構造物の組付けを行うに工期が効能率
で短縮化されるばかりでなく、精度もプレハブ化により
向上するので信頼度も高まり、低コスト化も図ることが
出来る効果も奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図はトラス構造の概略側面図、第2図は従来技術に
基づく基本的連結部連結の側面図、第3図はトラス構造
組付けブロック図、第4a〜4d図は従来の結合連結プ
ロセスフロー断面図、第5図以下はこの発明の実施例の
説明図であり、第5図はKタイプ銭鋼格点の部分断面側
面図、第6図はLタイプの銭鋼格点の部分断面図、第7
図は鋼管の側面図、第8図は鋼管の突合せブロック図、
第9図は銭鋼格点と鋼管の接合断面図、第10図はトラ
ス構造組立側面図、第11図は第10図相当他の実施例
のブロック図である。 10,17・・・・・・格点、26,27,27′・・
・・・・鋼管、12,15,31…・・・突合せ端、1
3,16,29……裏当金。 蟹 ・ 1・乳 第2図 纂3賊 鯖ムa図 第ムb図 裏ムc図 繁ムd図 第 6 図 第5図 第7図 第8図 第9図 鯖 1〇 図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋼管構造物の継手部に予め鋳造された格点を介し隣
    接鋼管部材と突合せ溶接することにより結合するように
    した鋼管構造物の組付方法において、該鋳鋼格点の上記
    鋼管に対する接続突合せ端をその接続軸線に対して斜切
    し、併せて該斜切端周の1部に裏当金を付設し、一方該
    鋳鋼格点に対する鋼管の接続突合せ端を上記斜切端に当
    接するように斜切し、更に該斜切端周の1部に前記裏当
    金を補設する裏当金を付設するようにしたプロセスを用
    いることを特徴とする鋼管構造物の組付方法。
JP15993178A 1978-12-27 1978-12-27 鋼管構造物の組付方法 Expired JPS6018273B2 (ja)

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JPS60233374A (ja) * 1984-05-07 1985-11-20 Japanese National Railways<Jnr> 往復動内燃機関の着火時期検知方法

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