JP3086261U - 分岐ステンレス鋼管 - Google Patents

分岐ステンレス鋼管

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JP3086261U JP2001007069U JP2001007069U JP3086261U JP 3086261 U JP3086261 U JP 3086261U JP 2001007069 U JP2001007069 U JP 2001007069U JP 2001007069 U JP2001007069 U JP 2001007069U JP 3086261 U JP3086261 U JP 3086261U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】信頼性が高く、溶接技術の高度な熟練を必要と
しない分岐ステンレス鋼管を提供する。 【解決手段】少なくとも3方向の流路を有し、ステンレ
ス鋼管製枝管1bの少なくとも一方の端部がフランジ部
3を有しており、ステンレス鋼管製主管1aの外周側壁
に前記フランジ部の外縁と略同一形状、略同一寸法の孔
部を有しており、前記孔部に枝管のフランジ部がはめこ
まれ、フランジ部外縁と前記孔部周縁部W1とが突き合
わせ溶接によって接合されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、複数のステンレス鋼管を溶接してなる分岐ステンレス鋼管に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
送水管など建築物の中あるいはその周辺に敷設される流体物を目的の地点まで 伝達するための配管には強度、耐久性、耐熱性などについてある一定レベル以上 の特性が求められており、従来より信頼性の面から普通鋼管(炭素鋼鋼管)が使 用されていた。 しかし、昨今の建築物の耐久性向上に伴い配管設備など付帯設備のメンテナン スフリー化の要求が強くなり、マンション内の一般給排水管などにはステンレス 鋼管が使用されるようになっている。また、構造物のウォターフロント建設に伴 う屋外に設置される付帯設備への耐食性の向上要求に対してもステンレス鋼管の 適用が検討されている。 さらに、最近では消防設備のうち、連結送水管設備や屋内消火栓設備など厳格 な特性(強度、耐食性、耐熱性)が要求される部位にもステンレス鋼管が採用さ れるようになってきている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような配管設備では配管が分岐する個所において、主管 としてのステンレス鋼管の開口部に対して枝管としてのステンレス鋼管を溶接に よって接合する必要があり、溶接部を備えることとなる。係る溶接部は従来の普 通鋼管では図12に示すように主管(普通鋼管)95aの開口部にサドル95b と呼ばれる普通鋼の口金鋳物を乗せてサドル95b外周と主管95aの接触部分 で溶接することによって形成されていた。しかし、ステンレス鋼を適用してこの 従来の溶接部を形成する場合には主管と枝管の接合部分にステンレス鋼特有の問 題である隙間腐食が生じてしまう。 したがってステンレス鋼を適用する場合には図13(ロ)に示すように隅肉溶 接を施すことによって隅肉溶接部を形成し、隙間が生じないようにする必要があ った。
【0004】 図13及び図14に基づいて、従来の分岐ステンレス鋼管の溶接部である隅肉 溶接部の製造方法を説明する。 まず主管となるステンレス鋼管91aと枝管となるステンレス鋼管91bを用 意する。いずれのステンレス鋼管も両端はレーザーカットなどによる通常の切断 を行っている。 (S91)主管91aの外周側壁の分岐個所となる部分に開口加工を施し、孔部 92を形成する。孔部92の内周部の円周寸法は枝管91bの外径寸法に合わせ てある。 (S92)主管91aの孔部92に枝管91bの端部をはめ込む。 (S93)主管91aと枝管91bの接触部分について枝管91bの全周溶接の 形で隅肉溶接する(図13のW2部分)。 このとき、溶接方法はTIG溶接であり、シールドガスとしてアルゴンガスを 、溶加棒としてSUS Y308を使用している。 この段階で従来の分岐ステンレス鋼管91の溶接部は完成である。ついで、( S94)分岐ステンレス鋼管91を現地に搬入して、所定の個所に設置し、その 主管91aの両端を配管に溶接接合する。
【0005】 しかし、以上の従来の分岐ステンレス鋼管の溶接部ではつぎのような問題が存 在していた。 (1)内部の流量欠損 従来の分岐ステンレス鋼管の隅肉溶接部では、溶接部の内面ビード(裏波)を 安定に形成することは困難であり、溶接部の内面ビード(裏波)が不安定である ことに起因する内部凹凸ができることは事実上不可避である。係る内部凹凸が分 岐ステンレス鋼管内部を流れる水などの流体の円滑な流通を損なっていた。その ため、ある一定量以上の水量が要求される配管では必要以上に配管径を太くする 必要があった。 (2)耐食性の低下 従来の分岐ステンレス鋼管の隅肉溶接部では、分岐の根元の表裏ともに凹凸が あるため、汚れがつきやすく周辺の未溶接部と比較して腐食しやすい傾向があっ た。寿命問題までに至らないとしても赤錆が発生することによる外観の見栄えが 問題であった。 (3)熟練技術が必要となる。 従来の分岐ステンレス鋼管の隅肉溶接部を形成するには通常TIG溶接が行な われる。しかし、その場合の隅肉溶接(図13(ロ))には熟練技術が必要であ る。すなわち、誰でも分岐ステンレス鋼管を製造できるわけではなく、製造作業 者が限定されることによる生産性、施工性などの制約があった。 (4)溶接部の強度が不安定で不十分 上述したように、ステンレス鋼管の隅肉溶接では安定した溶接ビードを形成す ることが困難であり、溶接部に欠陥が多く含まれる可能性があるため、溶接部の 強度が不安定になる傾向がある。とくに、枝管に応力が加わった場合、従来の隅 肉溶接構造(図13)では枝管の根元、すなわち溶接部分に力が加わることにな るため隅肉溶接による溶接部分の不安定性とあいまって強度の信頼性に欠ける面 があった。 (5)歩留まりの低下 上記(4)の溶接ビード形成が不安定であることから規定の強度を満足しない 不良発生率も高く、歩留まりが低下していた。 (6)現地溶接施工困難 上記(4)のように品質管理を厳格に行う必要があるため、現地での検査では 不充分であり工場での品質検査が必要であった。そのために、主管、枝管ともに 短いステンレス鋼管として工場で溶接接合し、品質検査後に輸送して現地で主管 の両端部分を接合していた。これにより、従来の三方分岐管では現地施工後に隅 肉溶接部(1箇所)、主管両端の接合部(2箇所)及び枝管の延長部(1箇所) の合わせて計4箇所の配管設備として管理が必要な部分が生じていた。
【0006】 本考案は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであり、信頼性 が高く、その製造にあたって特には溶接技術の高度な熟練を必要としない溶接部 を備える分岐ステンレス鋼管を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願の考案者は分岐ステンレス管の製造に、ステンレス鋼の溶接と隅肉溶接と いう2つの比較的高度な溶接技術が重なっているために本件の問題が発生してい る点に着目し、ステンレス鋼管の分岐構造の検討を行った結果、本願の考案をな すに至った。 すなわち、前記課題を解決するために提供する本願第一の考案に係る分岐ステ ンレス鋼管は、少なくとも3方向の流路を有し、ステンレス鋼管製枝管の少なく とも一方の端部がフランジ部を有しており、ステンレス鋼管製主管には前記フラ ンジ部が嵌合可能な孔部が形成され、前記孔部に前記ステンレス鋼管製枝管のフ ランジ部を嵌合させて、フランジ部外縁と前記孔部周縁部とが突き合わせ溶接に よって接合された突き合わせ溶接部を備えてなることを特徴とする。
【0008】 これにより、本願第一の考案に係る分岐ステンレス鋼管にあっては突き合わせ 溶接部を備え、係る突き合わせ溶接部を介してステンレス鋼管製主管とステンレ ス鋼管製枝管とが接合されてなるので、接合部の信頼性が高く、また内部を流れ る流体の流量欠損を少なくしかつ内外部の耐食性を改善することができる。また 、隙間腐食の危険を回避することができる。係る本願第一の考案に係る分岐ステ ンレス鋼管はステンレス鋼の溶接ではあるが、隅肉溶接ではなく比較的容易でか つ溶接後の品質の信頼性の高い突き合わせ溶接で枝管の溶接接合が可能とされ、 その施行にあたっては高度な熟練技術を必要としない。 以上の本願第一の考案に係る分岐ステンレス鋼管に適用されるステンレス鋼管 の断面形状としては通常丸型が採用される、角型でもよく、主管孔部と枝管フラ ンジ部の突き合わせ溶接が可能であればその形状には制約を受けない。 また、このときのステンレス鋼管のベース鋼種としては一般的にはSUS30 4が多く使用されているが、とくに制約されるものではない。 なお、ステンレス鋼管としての口径サイズは特に制約を受けるものではなく、 ステンレス鋼管の溶接部肉厚も制約を受けない。ただし、肉厚2〜4mmであれ ば1パスによっての溶接が可能である。
【0009】 前記課題を解決するために提供する本願第二の考案に係る分岐ステンレス鋼管 は、第一の考案において、前記フランジ部外縁及び孔部内縁が平面視において略 円形であることを特徴とする。 これにより、とくに孔部についてホールソーなどの加工器具を用いて施行現地 での開口加工作業が可能となり、現地溶接施工を行うことができる。
【0010】 前記課題を解決するために提供する本願第三の考案に係る分岐ステンレス鋼管 は、第一または第二の考案において、前記ステンレス鋼管製枝管のフランジ部が 一体形成されてなることを特徴とする。 枝管のステンレス鋼管本体を塑性加工することによってフランジ部が一体成形 される。これにより、分岐部分周辺の施工後の配管設備としての管理個所は孔部 −フランジ部の溶接接合部と枝管の延長部の2個所となる。このことは、従来の 溶接分岐ステンレス鋼管における4箇所、引き出し加工分岐管(いわゆるチーズ )の3箇所(主管両端の接合と枝管の延長部分)に比べて管理個所を低減するこ とができ、施工後の管理が容易となる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案に係る分岐ステンレス鋼管の実施の形態について図面を参照し て説明する。 まず、図1〜図4を参照して本考案に係る分岐ステンレス鋼管の構造を説明す る。 図1〜図4に示されるように本考案の分岐ステンレス鋼管1は主管である丸型 のステンレス鋼管1aと枝管となる丸型のステンレス鋼管1bとを突き合わせ溶 接部W1を介して接合してなる。 図5及び図6に示されるように前記主管1aには孔部2が設けられる。この孔 部2内縁はその平面視が略円形にされる。一方、図7〜図10に示されるように 前記枝管1bにはフランジ部3が設けられる。係る枝管1bのフランジ部3は、 図8に示されるようにその外縁平面視が略円形にされる。さらに図8平面図にお けるVIII矢視側面図である図9に示されるように、係る図8VIII矢視においてフ ランジ部3外縁には先端方向に突出せしめられた突出部3aが形成され、一方図8 IX矢視側面図である図10に示されるように図8平面図におけるIX矢視において フランジ部3外縁には凹面を形成する湾曲部3bが形成される。
【0012】 以上のようにフランジ部3が突出部3a及び湾曲部3bを有してその外縁平面 視がほぼ円形にされることによって、フランジ部3a外縁は主管1aのその平面 視が略円形にされた孔部2内縁に嵌合可能にされてなる。 以上の実施の形態の分岐ステンレス鋼管によれば、突き合わせ溶接部W1を備 え、係る突き合わせ溶接部W1を介してステンレス鋼管製主管1aとステンレス 鋼管製枝管1bとが接合されてなるので、突き合わせ溶接部W1からなる接合部 の信頼性が高く、また内部を流れる流体の流量欠損を少なくしかつ内外部の耐食 性を改善することができる。また、突き合わせ溶接部W1からなる接合部の隙間 腐食の危険を回避することができる。
【0013】 次に図11を参照して、以上の実施の形態の分岐ステンレス鋼管の製造方法を 説明する。 (S1)主管である丸型のステンレス鋼管1aをマンションなどの建築構造物の 所定の場所に施工する。このとき、所定の場所とは構造物における配管設備とし て設計上の予定された場所のことである。また、主管1aの長さにはとくに制約 はなく、通常は配管設備として必要な長さである。
【0014】 (S2)施工した主管1aの所定の分岐予定個所の外周側壁をホールソーやホー ルカッターなどによって切削孔あけ加工を施し、孔部2を形成する。一例として 孔部2形成後の主管1aの概略図を図5に示す。このとき、所定の分岐予定個所 とは配管設備として設計上予定された個所のことであるが、周辺の構造物の付帯 物との配置関係により現地での開口位置の微調整も可能である。また、孔部2の 形状は孔部2に正対して正面から見て円形(図5)であり、その内径寸法は後述 の枝管1bのフランジ部3の外径寸法と整合させてあり(図5におけるφC)、 そのフランジ部3が無理なくはめ込むことができる程度に調整されている。 また、主管1aの肉厚(T1)は枝管1bの肉厚(T2)より厚い場合がある が、そのときには孔部2の縁についてグラインダ研削などを行い、孔部2の縁の 部分の肉厚を枝管1bのフランジ部3の外縁部分の肉厚まで薄くする(T1=T 2)、いわゆる開先加工を行う。これにより良好な突き合わせ溶接が可能となる 。
【0015】 (S3)枝管となる丸型のステンレス鋼管1bの一端をプレスによって塑性加工 し、フランジ部3を形成する。このとき、フランジ部3を形成した枝管1b本体 根元の部分は曲面でよく、その曲面の半径R1は内部の流体の流れ損失と加工度 の兼ね合いで決定される。図8〜図10では主管1aに対する枝管1bの角度は 90°の例を示しているが、プレス加工の調整によってその角度及び分岐の方向 は任意に調整が可能である。
【0016】 (S4)枝管1bに形成されたフランジ部3の寸法出しのために耳切り加工を行 う。これにより、フランジ部3外縁は円形となり、上記主管1aの孔部内縁の内 径寸法に合った外径となる。 ここで、フランジ部とは、図8〜図10において記号3で示されるように鋼管 の一端に有する鍔状の湾曲した円盤の形状の部分を指している。フランジ部3の 形状は主管1aの孔部2内縁の形状に適合させており、フランジ部3に正対して 正面から見ると円形(図8)であるが、主管1aの長手方向から見ると主管1a の径φAに合わせた曲面形状(半径R2)となる(図10)。また、そのフラン ジ部外径寸法も主管1aの孔部2内縁の内周寸法と合わせてある(図8〜図10 におけるφCや曲面半径R2=φA/2)。 なお、枝管1bのフランジ部3の形成は予め工場で加工された後、現地へ搬入 される。
【0017】 (S5)枝管1bのフランジ部3を主管1aの孔部2にはめ込む。 (S6)枝管1bのフランジ部3と主管1aの孔部2内縁の間の突き合わせ溶接 W1を行う。これによって、分岐ステンレス鋼管が完成する(図1、図2、図3 )。 このとき、図4に示されるように枝管1bのフランジ部3と主管1aの孔部2 とはほぼ平面上で端部を突き合わせた状態で溶接することができるため、図13 (ロ)で示される従来の隅肉溶接よりも溶接部への入熱が均一であるために安定 した溶接ビードが形成されることになる。また、枝管の根元が溶接部分ではない ために強度の信頼性も向上している。また、主管1aの内面と枝管1bのフラン ジ部3主管内径側の面は段差なく揃っていることとする。これにより、隙間腐食 もなく、流量損失の小さい分岐ステンレス鋼管となる。 なお、溶接方法は通常のTIG溶接でよい。例えば、シールドガスはアルゴン ガスや窒素ガスを、溶加棒としてはSUS304TP−Aの場合、SUS Y3 08を使用する。溶加棒も鋼管の鋼種に合わせて適宜選択すればよい。 本考案ではステンレス鋼管の肉厚制約はなく、必要十分な溶接が得られるよう に肉厚に合わせて突き合わせ溶接のパス回数を設定すればよい。ちなみに、肉厚 が2〜4mmの範囲内であれば、TIG溶接1パスで配管設備として必要十分な 溶接が可能である。
【0018】 本考案では主管1a、枝管1bともにステンレス鋼管としての鋼種、仕上げ、 肉厚、径、断面形状などは適用される用途(強度、耐久性、耐食性、耐熱性、暴 露環境、法規で定められた規格など)に応じて決定することができる。例えば、 送水設備であれば主管には丸管の径100A規格、肉厚3mmのSUS304T P−A配管が使用され、枝管には丸管の径80A規格、肉厚3mmのSUS30 4TP−A配管が使用される。
【0019】
【考案の効果】
本願考案の分岐ステンレス鋼管によれば溶接接合部の信頼性が高く、内部を流 れる流体の流量欠損や内外部の耐食性も改善できる。また、隙間腐食が発生する こともない。
【0020】 また、孔部についてホールソーやホールカッターなどの加工器具によって現地 で開口加工作業が可能となり、現地溶接施工をより容易に行うことができる。 さらに、枝管(第2)のステンレス鋼管本体にあってはプレスなどの塑性加工 によってフランジ部が一体成形される。したがって、分岐部分周辺の施工後の配 管設備としての管理個所は孔部−フランジ部の溶接接合部と枝管の延長部の2個 所となり、施工後の管理が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る分岐ステンレス鋼管の一実施形態
における分岐個所周辺の平面図である。
【図2】本考案に係る分岐ステンレス鋼管の一実施形態
における分岐個所周辺の側面図である。
【図3】本考案に係る分岐ステンレス鋼管の一実施形態
における分岐個所近傍の断面図である。
【図4】本考案に係る分岐ステンレス鋼管の一実施形態
における分岐溶接部の断面図である。
【図5】本考案に係る分岐ステンレス鋼管の一実施形態
における主管孔部周辺の平面図である。
【図6】本考案に係る分岐ステンレス鋼管の一実施形態
における主管孔部周辺の側面図である。
【図7】本考案に係る分岐ステンレス鋼管の一実施形態
における枝管フランジ部の斜視図である。
【図8】本考案に係る分岐ステンレス鋼管の一実施形態
における枝管フランジ部の平面図である。
【図9】本考案に係る分岐ステンレス鋼管の一実施形態
における枝管フランジ部の図8矢印VIII方向からの側面
図である。
【図10】本考案に係る分岐ステンレス鋼管の一実施形
態における枝管フランジ部の図7矢印IX方向からの側面
図である。
【図11】本考案に係る分岐ステンレス鋼管の一実施形
態における製造工程図である。
【図12】従来の分岐普通鋼管の分岐個所周辺溶接部分
の部分切り欠き断面図である。
【図13】(a)従来の分岐ステンレス鋼管の分岐個所
周辺溶接部分の部分切り欠き断面図である。 (b)従来の分岐ステンレス鋼管の分岐個所周辺溶接部
分の断面図である。
【図14】従来の分岐ステンレス鋼管の製造工程図であ
る。
【符号の説明】
1 … 分岐ステンレス管 1a … 主管 1b … 枝管 2 … 孔部 3 … フランジ部 91 … 従来の分岐ステンレス管 91a … 主管 91b … 枝管 92 … 孔部 95 … 分岐普通鋼管 95a … 主管 95b … サドル R1 … フランジ部側枝管本体根元の曲面半径 R2 … フランジ部曲面半径 T1 … 主管1aの肉厚 T2 … 枝管1bの肉厚 W1 … 突き合わせ溶接 W2 … 隅肉溶接 W3 … 外周溶接 φA … 主管径 φC … 孔部径及び枝管のフランジ部径

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも3方向の流路を有し、 ステンレス鋼管製枝管の少なくとも一方の端部がフラン
    ジ部を有しており、 ステンレス鋼管製主管には前記フランジ部が嵌合可能な
    孔部が形成され、 前記孔部に前記ステンレス鋼管製枝管のフランジ部を嵌
    合させて、フランジ部外縁と前記孔部周縁部とが突き合
    わせ溶接によって接合された突き合わせ溶接部を備えて
    なることを特徴とする分岐ステンレス鋼管。
  2. 【請求項2】前記フランジ部外縁及び孔部内縁が平面視
    において略円形であることを特徴とする請求項1に記載
    の分岐ステンレス鋼管。
  3. 【請求項3】前記ステンレス鋼管製枝管のフランジ部が
    一体形成されてなることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の分岐ステンレス鋼管。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012146084A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 硬貨処理装置

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