JPH0745120B2 - パンチプレス機 - Google Patents

パンチプレス機

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JPH0745120B2
JPH0745120B2 JP62305947A JP30594787A JPH0745120B2 JP H0745120 B2 JPH0745120 B2 JP H0745120B2 JP 62305947 A JP62305947 A JP 62305947A JP 30594787 A JP30594787 A JP 30594787A JP H0745120 B2 JPH0745120 B2 JP H0745120B2
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JP
Japan
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punching
pattern
section
unit
processing
Prior art date
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JP62305947A
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English (en)
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JPH01148500A (ja
Inventor
欽志郎 内藤
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、打抜加工及び絞り加工を行うことができるパ
ンチプレス機に関する。
(従来の技術) 従来のパンチプレス機は、打抜加工を目的として構成さ
れており、これで絞り加工を行うのは難かしい。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、一枚の板材上に多数の絞り部を有する場
合や、一枚の板材上に打抜部の他に絞り部を混在する場
合、これら絞り加工をパンチプレス機で行うのが有効で
ある。
そこで、本発明は、打抜加工の他に絞り加工を合せて行
うことができるパンチプレス機を提供することを目的と
する。
[発明の構成] (発明の概要) 前記目的を達成するために、本発明は、ダイと協働して
板材の加工を行うパンチを装着したラムを上下動自在に
備えてなるシリンダと、上記ラムの昇降作動に伴ってラ
ムの位置及び速度を検出する位置・速度検出部と、油ポ
ンプと前記シリンダとを接続した油路に配設したサーボ
弁と、加工パターン設定部に設定された加工パターン及
び前記位置・速度検出部から入力される位置及び速度の
検出信号に基いて前記サーボ弁を制御するサーボ弁制御
部とを備えてなるパンチプレス機にして、各種の打抜加
工に対応する各種の加工パターンを記憶した打抜加工パ
ターン記憶部と、各種の絞り加工に対応する各種の加工
パターンを記憶した絞り加工パターン記憶部と、所定の
打抜加工又は絞り加工を前記加工パターン設定部に指令
する指令部とを備えてなり、上記指令部からの指令に基
いて前記打抜加工パターン記憶部又は絞り加工パターン
記憶部を検索して所望の加工パターンを前記加工パター
ン設定部に選択設定し、この加工パターン設定部に設定
された打抜き加工パターン又は絞り加工パターンに基い
て前記板材の打抜加工又は絞り加工を選択的に行う構成
としてなるものである。
(実施例) 第1図はシリンダ式パンチプレス機のモデル及びその制
御装置の説明図である。
図示のように、厚みdの板材1の上下には、パンチ3及
びダイ5が配設されている。パンチ3はラム7直下に配
置され、該ラム7はシリンダ9内のピストン11によって
上下(Z)方向に駆動されるようになっている。板材1
はクランプ装置CLPにより、紙面と直交する平面(XY)
内で移動される。該クランプ装置CLPは、図示しないNC
装置により、パンチ3の動作に連動して動作される。
前記シリンダ9の下方にはエンコーダ13が取付けられ、
前記ラム7の昇降動作に伴ってラム7の移動速度に比例
したパルス信号PLSを出力する。
前記シリンダ9の上室及び下室には油路OL1,OL2を介し
てサーボ弁15が接続され、該弁15の切換操作に基いて油
ポンプ17の圧油を前記シリンダ7の上室又は下室側に供
給することにより、前記ラム7を所定速度で昇降駆動す
るようになっている。
一方、前記サーボ弁15と接続されるサーボ弁制御部19に
は、加工パターン設定部21及び位置・速度検出部23が接
続され、サーボ弁制御部19は、位置・速度検出部23から
の位置及び速度の信号Z,Vを利用しつつ設定された加工
パターンでサーボ弁15をオープン又はクローズドループ
で制御する。
加工パターン設定部21は、指令部25及び打抜加工パター
ン記憶部27,絞り加工パターン記憶部29と接続されてい
る。
打抜加工パターン記憶部27には、各種打抜加工に対する
加工パターンが記憶されている。絞り加工パターン記憶
部29には、各種絞り加工に対する加工パターンが記憶さ
れている。これら加工パターンは各種打抜又は絞り加工
に対し固定的であるもののほか、各種加工条件に応じて
変更可能のものを含んでいる。
次に、上記構成のパンチプレス機の作用を説明する。
第2図及び第3図は、打抜加工用及び絞り加工用の金型
の説明図、第4図及び第5図は、打抜加工及び絞り加工
の加工パターンの説明図である。板材1は、共に厚みd
であるとし、その上表面位置はZ1であるとする。
まず、指令部25からの所定の打抜又は、絞りの加工が指
令されると、ラム7直下に指令に応じた打抜用又は絞り
用の金型が選択配置される。これは、例えばタレットパ
ンチプレスであればタレットの回転により行われる。
次に、加工種に応じ、打抜加工パターン記憶部27又は絞
り加工パターン記憶部29の検索が行われ、加工パターン
設定部21に、第4図又は第5図に示すような所定の加工
パターンが設定される。
第4図に示す打抜パターンPAは、板材上表面位置Z1より
少し高い位置から板材の上表面位置Z1にかけての接近区
間と、打抜作用を示す打抜区間と、打抜後スクラップを
下方に突出す打出区間と、打出後の復帰区間とで規定さ
れている。
打抜区間での速度は、打抜による振動ないし騒音が、振
動ないし騒音規制値を上回ることがないよう比較的小さ
な値に設定され、他の区間速度は高効率の加工が行える
よう、比較的大きな値に設定されている。
各区間及び区間速度で定まる打抜用加工パターンは、板
厚及び打抜トン数毎にテーブル化され、記憶されている
が、板厚及び打抜トン数の入力に基いて、打抜トン数に
応じた打抜区間での適正速度値をテーブルデータより検
索することにして、加工パターンを自動演算するように
してもよい。
一方、第5図に示すように、絞り加工パターンPBは、板
材1の上表面位置Z1より少し高い位置から板材1の上表
面位置Z1にかけての接近区間と、板材の上表面位置Z1
ら絞り終了位置Z2にかけての絞り区間と、絞り終了位置
Z2での加圧保持区間と、加圧保持後の復帰区間とで規定
されている。複雑な絞り形状では、絞り区間を複数段に
分割しても良い。
絞り区間での速度は、板材に割れなど生ずることがない
よう、十分小さな値が適用される。加圧保持時間Δt
は、板材1に反りが生ずることがないよう、スプリング
バックを吸収するためのもので、具体的には絞り形状に
応じ30〜90msの値が適用される。サーボ弁15は、この区
間ではクローズドループで制御される。
各区間域及び各区間速度並びに加圧保持時間で定まる絞
り加工パターンは、板厚、絞り形状に応じて予めパター
ン化され、絞り加工パターンに記憶部に記憶されている
が、定形的な絞り加工にあっては、板厚及び絞り深さに
応じて自動演算することもできる。
以上により、本例のパンチプレスで機は、指令部25から
順次所定の打抜又は絞りの加工を指令し、第4図又は第
5図に示す打抜用又は絞り用の加工パターンをサーボ弁
制御部19に与えつつ、板材1の所定の平面位置に所定の
打抜又は絞り加工を与えることができる。
打抜加工パターンPA又は絞りパターンPBは、打抜加工パ
ターン記憶部27又は絞り加工パターン記憶部27から迅速
に検索されあるいは演算されるので、打抜及び絞り加工
の切換えに多くの時間を要することはない。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様でも
実施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本発明は、ダイ5と協働して板材1の加工を行うパ
ンチ3を装着したラム7を上下動自在に備えてなるシリ
ンダ9と、上記ラム7の昇降作動に伴ってラム7の位置
及び速度を検出する位置・速度検出部23と、油ポンプ17
と前記シリンダ9とを接続した油路に配設したサーボ弁
15と、加工パターン設定部21に設定された加工パターン
及び前記位置・速度検出部23から入力される位置及び速
度の検出信号に基いて前記サーボ弁15を制御するサーボ
弁制御部19とを備えてなるパンチプレス機にして、各種
の打抜加工に対応する各種の加工パターンを記憶した打
抜加工パターン記憶部27と、各種の絞り加工に対応する
各種の加工パターンを記憶した絞り加工パターン記憶部
29と、所定の打抜加工又は絞り加工を前記加工パターン
設定部21に指令する指令部25とを備えてなり、上記指令
部25からの指令に基いて前記打抜加工パターン記憶部27
又は絞り加工パターン記憶部29を検索して所望の加工パ
ターンを前記加工パターン設定部21に選択設定し、この
加工パターン設定部21に設定された打抜き加工パターン
又は絞り加工パターンに基いて前記板材1の打抜加工又
は絞り加工を選択的に行う構成としてなるものである。
したがって本発明によれば、板材1の加工時に、指令部
25から打抜き加工及び絞り加工を加工パターン設定部21
に順次指令して加工を行うことにより、板材1に打抜き
加工と絞り加工とが混在する場合であっても、連続的に
容易に加工を行うことができるものである。
また、打抜き加工および絞り加工がそれぞれ種々の場合
であっても、それぞれの加工に適した加工パターンを選
択して加工を行えば良いものであり、何等の問題なしに
連続的に加工可能なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はシリンダ式パンチプレスのモデル及び制御装置
の説明図、第2図及び第3図は打抜加工用及び絞り加工
用の金型の説明図、第4図及び第5図は打抜が加工用及
び絞り加工用の加工パターンの説明図である。 3……パンチ、5……ダイ 7……ラム、9……シリンダ 15……サーボ弁、21……加工パターン設定部 27……打抜加工パターン記憶部 29……絞り加工パターン記憶部 PA……打抜用加工パターン PB……絞り用加工パターン Δt……加圧保持時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイ(5)と協働して板材(1)の加工を
    行うパンチ(3)を装着したラム(7)を上下動自在に
    備えてなるシリンダ(9)と、上記ラム(7)の昇降作
    動に伴ってラム(7)の位置及び速度を検出する位置・
    速度検出部(23)と、油ポンプ(17)と前記シリンダ
    (9)とを接続した油路に配設したサーボ弁(15)と、
    加工パターン設定部(21)に設定された加工パターン及
    び前記位置・速度検出部(23)から入力される位置及び
    速度の検出信号に基いて前記サーボ弁(15)を制御する
    サーボ弁制御部(19)とを備えてなるパンチプレス機に
    して、各種の打抜加工に対応する各種の加工パターンを
    記憶した打抜加工パターン記憶部(27)と、各種の絞り
    加工に対応する各種の加工パターンを記憶した絞り加工
    パターン記憶部(29)と、所定の打抜加工又は絞り加工
    を前記加工パターン設定部(21)に指令する指令部(2
    5)とを備えてなり、上記指令部(25)からの指令に基
    いて前記打抜加工パターン記憶部(27)又は絞り加工パ
    ターン記憶部(29)を検索して所望の加工パターンを前
    記加工パターン設定部(21)に選択設定し、この加工パ
    ターン設定部(21)に設定された打抜き加工パターン又
    は絞り加工パターンに基いて前記板材(1)の打抜加工
    又は絞り加工を選択的に行う構成としてなることを特徴
    とするパンチプレス機。
JP62305947A 1987-12-04 1987-12-04 パンチプレス機 Expired - Lifetime JPH0745120B2 (ja)

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