JPH0744679U - 圧造成形機の素材移送用チャック装置 - Google Patents

圧造成形機の素材移送用チャック装置

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JPH0744679U
JPH0744679U JP003942U JP394295U JPH0744679U JP H0744679 U JPH0744679 U JP H0744679U JP 003942 U JP003942 U JP 003942U JP 394295 U JP394295 U JP 394295U JP H0744679 U JPH0744679 U JP H0744679U
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chuck
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chuck arm
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博 守屋
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株式会社阪村機械製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧造成形機において、素材移送用チャックの
素材に対するチャック力を高めると共に、作動時の左右
チャック爪の位置ずれをなくする。 【構成】 左右のチャックアーム取り付け軸14にそれ
ぞれ回動レバー15,16を取り付け、これら回動レバ
ー同士を連結ピン18によって連結して、昇降ロッド1
1の上下移動力をリンク21を介し一方の回動レバー1
6に伝達させることにより、チャックアーム取り付け軸
14に取りつけている一対のチャックアーム23,24
を開閉させるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パンチに対向して圧造ステーションに設けられているダイの前面位 置に素材を搬出入する素材移送用チャック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ボルトやナット、あるいはその他の各種パーツ類を成形する圧造成形機は、機 台の側部より供給された素材を、相対向するダイとパンチとを備えた圧造ステー ションで粗から精に段階的に圧造加工することにより所定形状の製品を連続的に 製造するものであるが、この種の成形機には上記の素材を掴んで圧造ステーショ ン間にわたって移送する素材移送用チャックが設けられる。すなわち、該素材移 送用チャックは前段と後段との圧造ステーション間にわたって往復移動され、前 段の圧造ステーションにおいて加工された素材を掴んで後段の圧造ステーション に移送する。そのため、素材移送用チャックは図7に示すように下端にチャック 爪Aを備えた左右一対のチャックアームB,Bを、同じく左右一対のチャックア ーム取り付け軸C,Cに取り付けると共に、各取り付け軸C,Cに従動ギヤD, Dを固装し、かつ両従動ギヤD,Dの間に昇降ロッドEを通し、該昇降ロッドE に形成されているラックF,Fをそれぞれの従動ギヤD,Dに噛み合わせ、昇降 ロッドEを昇降させることによって、左右のチャックアーム取り付け軸C,Cを 回転させ、これによってチャックアームB,Bを図示した一点鎖線位置と二点鎖 線位置とにわたって開閉させて、素材Xのチャックおよびチャック解除ができる ように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の素材移送用チャックにおいては、ギヤD,DとラックF,F との噛み合いによってチャック取り付け軸C,Cを駆動するので、これらギヤD ,Dのバックラッシュのため左右のチャックアームB,Bおよび左右のチャック 爪A,Aの位置関係が狂い、素材Xのチャック状態が変化して、ダイへの打ち込 みに支障をきたす虞れがある。また、昇降ロッドEの上下動によりチャック取り 付け軸C,Cに働くトルクは、該チャック取り付け軸Cと、ギヤDとラックFと の噛み合い点との間の距離L2によって決まってくる。その場合、左右のチャッ ク取り付け軸C,Cはスペースその他の関係から間隔をあまり大きく取ることが できないから、上記昇降ロッドEが左右のチャック取り付け軸C,Cの間に突入 している図7の構成では、距離L2が短くなり、したがってチャック取り付け軸 C,Cに働くトルクも小さくなる。このため、チャックによって素材Xを高速移 送させようとすると、チャック力の不足が生じて素材を振り落とす虞れがある。
【0004】 そこで本考案は、開閉作動時における左右のチャック爪の位置関係に狂いを生 ぜず、また素材移送速度を高速化しても素材を振り落とすことがない圧造成形機 の素材移送用チャック装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案は、パンチに対向して圧造ステーションに設けられているダ イの前面位置に素材を搬出入する素材移送用チャック装置において、それぞれに チャックアームが取りつけられた左右一対のチャックアーム取り付け軸と、これ らチャックアーム取り付け軸の間の上方に位置すると共に、上記パンチの作動に 連動して昇降駆動される昇降ロッドと、該昇降ロッドと上記一対のチャックアー ム取り付け軸とを連結して、昇降ロッドの動きに連動して上記チャックアームを 開閉させる方向にチャックアーム取り付け軸を回転させるリンク機構とから構成 したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記した構成によれば、チャックアームの開閉を、昇降ロッドと左右チャック アーム取り付け軸とをリンク機構で連結して行うようにしているから、昇降ロッ ドの軸芯位置とチャックアーム取り付け軸の軸芯とをむすぶ距離を半径として昇 降ロッドの駆動力が働くことになり、上記の距離が従来のギヤ構造に比べ長くな って、チャックアーム取り付け軸に働くトルクが増大する。
【0007】 加えて、上記の駆動機構にギヤを用いていないから、該ギヤのバックラッシュ に基づく左右チャックアームならびにチャック爪の相対的な位置関係の狂いがな くなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0009】 図1は多段式圧造成形機を示し、成形機1の機台の所定位置にダイブロック2 が設けられ、該ダイブロック2に複数個(図面では5個)のダイ3〜3が一定の 間隔で配置されると共に、これらのダイ3〜3にむかって進退するラム(図示せ ず)の前面に、上記ダイ3〜3と同数のパンチがこれらのダイ3〜3に対向して 配置され、これらの各ダイ3〜3とパンチとにより複数の圧造ステーションが構 成され、かつパンチの進退移動によって、該パンチとダイ3〜3との間で素材を 粗から精に順次段階的に圧造加工するようになされている。
【0010】 また、上記のダイブロック3の上に支持フレーム4が摺動可能に取りつけられ る。この支持フレーム4の一端部には、パンチの進退動作に同期して該パンチの 進退方向と直交するダイ並設方向に所定のストロークで進退する駆動ロッド5が 連結ピン6によって連結され、この駆動ロッド5の進退動作に伴って支持フレー ム4が隣接するダイ3,3の間隔に等しい距離だけ、上記パンチが後退している 時間内に一往復移動されるようになされている。
【0011】 さらに、上記支持フレーム4の前面部には、ダイ3〜3と同数の素材移送用チ ャック(以下、チャックと略記する)7〜7が配設される。そして、上記駆動ロ ッド5による支持フレーム4の往復移動に伴い各チャック7〜7が素材Xをチャ ックしてダイ間にわたって移送する。その場合、これらのチャック7〜7は以下 に述べるカセット構造とされて支持フレーム4に着脱可能に取りつけられる。す なわち、該チャック7〜7は図2ないし図5に示すようなチャックカセットケー ス8を備える。該ケース8は扁平形状に構成されており、下部内部に下方に向か って開口する室9が形成されると共に、下端が該室9に連通する縦方向の軸穴1 0が設けられ、かつ該軸穴10に昇降ロッド11が通される。また、上記軸穴1 0を形成する筒部12の両側にチャックカセットケース8を上述の支持フレーム 4に取りつけるためのボス部13,13が設けられる。また、上記室9の内部左 右にチャックカセットケース8を前後に貫通してチャックアーム取り付け軸14 ,14が回転自在に挿嵌されると共に、これらチャックアーム取り付け軸14, 14の先端が、該先端にチャックアームを取りつけるために一部突出されている 。そして、上記室9の内部においてチャックアーム取り付け軸14,14に回動 レバー15,16が周知のキー溝結合構造により該軸14,14と一体に回動す るように取りつけられる。その場合、一方の回動レバー15においては先端に長 穴17(図5参照)が形成され、他方の回動レバー16が相手方レバー15を前 後から挟む略コ字形状とされると共に、上記長穴17を貫通する連結ピン18が 設けられ、これによって左右の回動レバー15,16が連動して回動可能とされ る。さらに、上記連結ピン18を備えた回動レバー16と、前述の昇降ロッド1 1の下端とが枢支ピン19,20とリンク21とによって連結され、これによっ て昇降ロッド11の駆動力がリンク21から各々の回動レバー15,16に伝達 されるようになされている。そのため、連結ピン18は長穴17に面接触して駆 動力を確実に回動レバー15に伝達する構造とされる。なお、上記連結ピン18 による連結位置は先に述べた昇降ロッド11のほぼ直下位置とされる。また、各 回動レバー15,16はチャック取り付け軸14,14に対する取り付け部分が 二つ割りとされていて、該二つ割り部15a,16aをボルト22,22で締め ることによってチャックアーム取り付け軸14,14に固定する。
【0012】 上記のそれぞれのチャックアーム取り付け軸14,14にはチャックカセット ケース8から突出した先端にそれぞれチャックアーム23,24が取りつけられ 、左右チャックアーム取り付け軸14,14の回転によってこれらチャックアー ム23,24が開閉されることによって、チャックアーム先端のチャック爪25 ,25が素材Xをチャックし、またチャック解除するようになされている。そし て、チャックアーム23,24は回動レバー15,16と同様に、チャックアー ム取り付け軸14,14への取り付け部分が二つ割り部とされていて、該二つ割 り部23a,24aをボルト26,26で締めることによりチャックアーム取り 付け軸14,14に固定する。その場合、チャックアーム2の一方24がキー2 7によって角度決めしてチャックアーム取り付け軸14に取りつけられるのに対 し、他方のチャックアーム23はキーによる角度決め構造を採用することなくチ ャックアーム取り付け軸14に嵌められ、上記二つ割り部23aにチャックアー ム取り付け軸14まで届く調整用ボルト28を該チャックアーム23に固設され ているナット44に螺合させて取り付け、かつ軸側にボルト先端を受ける切欠段 部29を設けることにより、該ボルト28を緩めた状態でチャックアーム取り付 け軸14に対し微量範囲、チャックアーム23を回転させることができるように している。つまり、取り付け角度調整ができるようにしている。
【0013】 また、上記支持フレーム4の後方の機台上に、先に述べたパンチの進退運動に 同期して回転されるカム軸(図示せず)が配設され、該カム軸にチャックを開閉 させるための各チャックごとの開閉用カムが固設されると共に、これら各カムに より揺動されるカムアーム30が設けられ、機台側の固定フレーム31と支持フ レーム4との間に設けた中間フレーム32の上に、上記カムアーム30の先端部 が一端上部に接当されているロッカーアーム33が配置され、かつ該ロッカーア ーム33の他端が、後述する手段で支持フレーム4に取りつけられているチャッ ク7の前記昇降ロッド11の上端に係止される。その場合、上記中間フレーム3 2は支持フレーム4とともに機台に四連リンク機構により支持され、駆動ロッド 5により支持フレーム4が駆動されるときに一体的に移動するように構成される と共に、該中間フレーム32に回転自在に保持された縦軸34に軸受け部材35 を取り付け、該軸受け部材35に支軸36によって前述のロッカーアーム33を 取りつけることによって、支持フレーム4および中間フレーム32が移動しても カムアーム30、ロッカーアーム33、昇降ロッド11の接続が維持されるよう にしている。
【0014】 また、カムアーム30はバネ部材37により押し上げ付勢されており、該バネ 部材37に抗してロッカーアーム33の一端を押し下げることによって、該ロッ カーアーム33により昇降ロッド11を上昇させ、チャック爪25,25を閉じ させるようになされている。しかし、カムアーム30は昇降ロッド11を強制的 に下降させ、かつチャック爪25,25を閉じさせるものではない。このため、 ロッカーアーム33の一端側にカムアーム30に対向してシリンダ手段38が設 けられる。このシリンダ手段38はシリンダ39と、該シリンダ39に内蔵され たピストン40およびピストンロッド41と、該ピストンロッド41とロッカー アーム33とをつなぐ連結部材42とからなり、ロッカーアーム33を下方から 支える構造とされている。そしてシリンダ手段38は、上記シリンダ39の下部 シリンダ室43にエアを供給することによってロッカーアーム33を支持し、か つ前記カムアーム30によりロッカーアーム33が押し下げられるときに収縮し 、その後の下部シリンダ室43へのエア供給によって伸長してロッカーアーム3 3を押しあげるように作動する。
【0015】 以上の構造によれば、チャックカセットケース8に昇降ロッド11を挿嵌し、 左右のチャックアーム取り付け軸14,14にそれぞれ回動レバー15,16を 互いに連結させて装着すると共に、一方の回動レバー16を上記昇降ロッド11 にリンク21で連結させ、かつ左右のチャックアーム23,24をチャックアー ム取り付け軸14,14に取り付けた組み立て状態で、支持フレーム4の前面の 所定位置に設けられているネジ穴(図示せず)にチャックカセットケース8のボ ス部13,13に通したボルト44,44を締結すれば一挙にチャック7の装着 ができる。また、上記ボルト44,44を外せば、それだけでチャック7の取り 外しができる。したがって、チャック7の着脱、交換等の作業が簡単に、かつ迅 速に行えることになる。
【0016】 また、上記チャック7の開閉は、昇降ロッド11の上下動で行われることにな るが、その場合の駆動機構は、左右のチャックアーム取り付け軸14,14に回 動レバー15,16を取り付け、かつ両回動レバー15,16を連結ピン18で 連結すると共に、一方の回動レバー16をリンク21によって昇降ロッド11に 連結させて構成され、昇降ロッド11の移動力でリンク21を押し下げ、かつ引 き上げて回動レバー15,16を回動させ、チャックアーム取り付け軸14,1 4を回転させるようにしている。したがってチャックアーム取り付け軸14,1 4に対しては、該軸の軸芯と昇降ロッド11の軸芯とをむすぶ距離L1を半径と して昇降ロッド11の駆動力が作用する。このためチャックアーム取り付け軸1 4と14との配置間隔が図7のギヤ構造のものと同じとした場合、距離L1がL 2よりも長くなって、チャックアーム取り付け軸14,14に働くトルクが増大 し、チャック爪25,25による素材Xのチャック力が強くなり、素材Xの移送 を高速化したためにチャック7の開閉速度が速くなっても、素材Xを確実にチャ ックでき、移送時の振り落としがなくなる。
【0017】 加えて、上記の駆動機構にギヤを用いていないから、該ギヤのバックラッシュ に基づく左右チャックアーム23,24ならびにチャック爪25,25の相対的 な位置関係の狂いがなくなり、ダイ3への打ち込みに支障をきたすことがなくな る。
【0018】 さらに、上述の左右チャックアーム23,24は、その一方24がキー27に よってチャックアーム取り付け軸14に角度決めして取りつけられるが、他方の チャックアーム23はキーを用いず、回転可能にチャックアーム取り付け軸14 に嵌め、図6のようにチャックアーム側に設けた調整用ボルト28をチャックア ーム取り付け軸14に形成した切欠段部29に押し当てて位置決めするようにし ており、調整用ボルト28を緩めた状態ではチャックアーム取り付け軸14に対 してチャックアーム23をわずかの範囲であるが、回転させて取り付け角度を調 整できるようにしている。このような取り付け角度の微調整ができるから、左右 のチャックアーム23,24の相対的な姿勢調整ができ、たとえば圧造成形機の 稼動に先立つ最初のチャック調整時に、素材Xに対し一方のチャック爪25を先 に位置決めした状態から、他方のチャック爪25を矢印方向に微調整して位置決 めすることにより左右チャック爪25,25のチャックが適正なものとなるよう に設定できることになって、素材Xのチャックおよび移送がより正確となる。
【0019】
【考案の効果】
以上の記載から明らかなように、本考案によれば、チャックアームの開閉を、 昇降ロッドと左右チャックアーム取り付け軸とをリンク機構で連結して行うよう にしているから、昇降ロッドの軸芯位置とチャックアーム取り付け軸の軸芯とを むすぶ距離を半径として昇降ロッドの駆動力が働くことになり、上記の距離が従 来のギヤ構造に比べ長くなって、チャックアーム取り付け軸に働くトルクが増大 する。このため、チャック爪による素材のチャック力が強くなり、素材Xの移送 を高速化したためにチャックの開閉速度が速くなっても、素材を確実にチャック でき、移送時の振り落としがなくなる。
【0020】 加えて、上記の駆動機構にギヤを用いていないから、該ギヤのバックラッシュ に基づく左右チャックアームならびにチャック爪の相対的な位置関係の狂いがな くなり、ダイへの打ち込みに支障をきたすことがなくなる。
【提出日】平成7年4月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パンチに対向して圧造ステーションに設けられているダイの前面位 置に素材を搬出入する素材移送用チャック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 ボルトやナット、あるいはその他の各種パーツ類を成形する圧造成形機は、機 台の側部より供給された素材を、相対向するダイとパンチとを備えた圧造ステー ションで粗から精に段階的に圧造加工することにより所定形状の製品を連続的に 製造するものであるが、この種の成形機には上記の素材を掴んで圧造ステーショ ン間にわたって移送する素材移送用チャックが設けられる。すなわち、該素材移 送用チャックは前段と後段との圧造ステーション間にわたって往復移動され、前 段の圧造ステーションにおいて加工された素材を掴んで後段の圧造ステーション に移送する。そのため、素材移送用チャックは図に示すように下端にチャック 爪Aを備えた左右一対のチャックアームB,Bを、同じく左右一対のチャックア ーム取り付け軸C,Cに取り付けると共に、各取り付け軸C,Cに従動ギヤD, Dを固装し、かつ両従動ギヤD,Dの間に昇降ロッドEを通し、該昇降ロッドE に形成されているラックF,Fをそれぞれの従動ギヤD,Dに噛み合わせ、昇降 ロッドEを昇降させることによって、左右のチャックアーム取り付け軸C,Cを 回転させ、これによってチャックアームB,Bを図示した一点鎖線位置と二点鎖 線位置とにわたって開閉させて、素材Xのチャックおよびチャック解除ができる ように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記素材移送用チャックにおいては、昇降ロッドEの昇降により上 記各取り付け軸C,Cに固装されたギヤD,Dを回転させる構造、換言すればギ ヤD,Dの回転により昇降ロッドEが昇降される構造となっているため、上記チ ャックアームB,Bを閉じた状態において、該チャックアームB,Bに振動や何 らかの外力がかかってチャックアームを開く方向の力が作用すると、上記各取り 付け軸C,Cと共にギヤD,Dが回転され、これらギヤD,Dが回転すると昇降 ロッドが昇降方向に移動されることになる。そのため、チャックアームが振動や 何らかの外力によって不用意に開放され、把持力の不足が生じて素材を振り落と す問題があった。
【0004】 そこで本考案は、チャックアームによる素材の把持力を殊更に大きくしなくと も、チャックアームによる素材の把持が確実に行え、 素材移送速度を高速化して も素材を振り落とすことがない圧造成形機の素材移送用チャック装置の提供を課 題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案は、パンチに対向して圧造ステーションに設けられているダ イの前面位置に素材を搬出入する素材移送用チャック装置において、チャック本 体の下部に、回転自在に取りつけられた左右一対のチャックアーム取り付け軸と 、これらチャックアーム取り付け軸にそれぞれ取り付けられた左右一対のチャッ クアームと、上記チャック本体における上記チャックアーム取り付け軸間の上方 に設けられた上下方向の軸穴部に摺動自在に挿嵌され、かつ上記パンチの作動に 連動して昇降駆動される昇降ロッドと、上記チャックアーム取り付け軸にそれぞ れ取りつけられ、かつ連結ピンにより互いに連結されて、チャックアームが開も しくは閉方向に回動するように取り付け軸を連動回転させる左右一対の回動レバ ーと、これら回動レバーのうち、一方の回動レバーと上記昇降ロッドの下端部と を連結して、昇降ロッドの動きに連動して上記チャックアームを開閉させる方向 にチャックアーム取り付け軸を回転させる連結リンクとを備え、かつ、上記連結 リンクをチャックアームを閉じたとき、昇降ロツドの昇降方向に対し傾斜するよ うに設けた ことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記した構成によれば、上記チャックアームを閉じた状態において、該チャッ クアームに振動や何らかの外力によりチャックアームを開く方向の力が作用した ときには、チャックアーム取り付け軸と共に回動レバーを回転させ、連結リンク を介して昇降ロッドを昇降方向に摺動させようとするのであるが、その場合、上 記連結リンクが昇降ロツドの昇降方向に対し傾斜しているので、連結リンクにか かる力は、昇降ロッドをチャック本体の軸穴部の内壁面に押し付ける横方向の分 力として作用することになる。そのため、チャックアームは開こうとしても上記 横方向の分力による抵抗で、昇降ロツドの昇降方向に対する移動が阻止されて、 チャックアームの締め付け状態が維持されることになる。その結果、チャックア ームの把持力を殊更に大きくしなくとも、チャックアームによる素材の把持を確 実に行うことが可能となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0008】 図1は多段式圧造成形機を示し、成形機1の機台の所定位置にダイブロック2 が設けられ、該ダイブロック2に複数個(図面では5個)のダイ3〜3が一定の 間隔で配置されると共に、これらのダイ3〜3にむかって進退するラム(図示せ ず)の前面に、上記ダイ3〜3と同数のパンチがこれらのダイ3〜3に対向して 配置され、これらの各ダイ3〜3とパンチとにより複数の圧造ステーションが構 成され、かつパンチの進退移動によって、該パンチとダイ3〜3との間で素材を 粗から精に順次段階的に圧造加工するようになされている。
【0009】 また、上記のダイブロック3の上に支持フレーム4が摺動可能に取りつけられ る。この支持フレーム4の一端部には、パンチの進退動作に同期して該パンチの 進退方向と直交するダイ並設方向に所定のストロークで進退する駆動ロッド5が 連結ピン6によって連結され、この駆動ロッド5の進退動作に伴って支持フレー ム4が隣接するダイ3,3の間隔に等しい距離だけ、上記パンチが後退している 時間内に一往復移動されるようになされている。
【0010】 さらに、上記支持フレーム4の前面部には、ダイ3〜3と同数の素材移送用チ ャック(以下、チャックと略記する)7〜7が配設される。そして、上記駆動ロ ッド5による支持フレーム4の往復移動に伴い各チャック7〜7が素材Xをチャ ックしてダイ間にわたって移送する。その場合、これらのチャック7〜7はその チャック本体8が 以下に述べるカセット構造とされて支持フレーム4に着脱可能 に取りつけられる。すなわち、該チャック7〜7は図2ないし図4に示すような チャックカセットケース(カセット本体)8を備える。該ケース8は扁平形状に 構成されており、下部内部に下方に向かって開口する室9が形成されると共に、 下端が該室9に連通する縦方向の軸穴10が設けられ、かつ該軸穴10に昇降ロ ッド11が摺動自在に挿嵌される。また、上記軸穴10を形成する筒部12の両 側にチャックカセットケース8を上述の支持フレーム4に取りつけるためのボス 部13,13が設けられる。また、上記室9の内部左右にチャックカセットケー ス8を前後に貫通してチャックアーム取り付け軸14,14が回転自在に挿嵌さ れると共に、これらチャックアーム取り付け軸14,14の先端が、該先端にチ ャックアームを取りつけるために一部突出されている。そして、上記室9の内部 においてチャックアーム取り付け軸14,14に回動レバー15,16が周知の キー溝結合構造により該軸14,14と一体に回動するように取りつけられる。 その場合、一方の回動レバー15においては先端に長穴17(図4参照)が形成 され、他方の回動レバー16が相手方レバー15を前後から挟む略コ字形状とさ れると共に、上記長穴17を貫通する連結ピン18が設けられ、これによって左 右の回動レバー15,16が連動して回動可能とされる。さらに、上記連結ピン 18を備えた回動レバー16と、前述の昇降ロッド11の下端とが枢支ピン19 ,20とリンク21とによって連結され、これによって昇降ロッド11の駆動力 がリンク21から各々の回動レバー15,16に伝達されるようになされている 。そのため、連結ピン18は長穴17に面接触して駆動力を確実に回動レバー1 5に伝達する構造とされる。なお、上記連結ピン18による連結位置は先に述べ た昇降ロッド11のほぼ直下位置とされる。また、各回動レバー15,16はチ ャック取り付け軸14,14に対する取り付け部分が二つ割りとされていて、該 二つ割り部15a,16aをボルト22,22で締めることによってチャックア ーム取り付け軸14,14に固定する。
【0011】 上記のそれぞれのチャックアーム取り付け軸14,14にはチャックカセット ケース8から突出した先端にそれぞれチャックアーム23,24が取りつけられ 、左右チャックアーム取り付け軸14,14の回転によってこれらチャックアー ム23,24が開閉されることによって、チャックアーム先端のチャック爪25 ,25が素材Xをチャックし、またチャック解除するようになされている。そし て、チャックアーム23,24は回動レバー15,16と同様に、チャックアー ム取り付け軸14,14への取り付け部分が二つ割り部とされていて、該二つ割 り部23a,24aをボルト26,26で締めることによりチャックアーム取り 付け軸14,14に固定する。
【0012】 また、上記支持フレーム4の後方の機台上に、先に述べたパンチの進退運動に 同期して回転されるカム軸(図示せず)が配設され、該カム軸にチャックを開閉 させるための各チャックごとの開閉用カムが固設されると共に、これら各カムに より揺動されるカムアーム30が設けられ、機台側の固定フレーム31と支持フ レーム4との間に設けた中間フレーム32の上に、上記カムアーム30の先端部 が一端上部に接当されているロッカーアーム33が配置され、かつ該ロッカーア ーム33の他端が、後述する手段で支持フレーム4に取りつけられているチャッ ク7の前記昇降ロッド11の上端に係止される。その場合、上記中間フレーム3 2は支持フレーム4とともに機台に四連リンク機構により支持され、駆動ロッド 5により支持フレーム4が駆動されるときに一体的に移動するように構成される と共に、該中間フレーム32に回転自在に保持された縦軸34に軸受け部材35 を取り付け、該軸受け部材35に支軸36によって前述のロッカーアーム33を 取りつけることによって、支持フレーム4および中間フレーム32が移動しても カムアーム30、ロッカーアーム33、昇降ロッド11の接続が維持されるよう にしている。
【0013】 また、カムアーム30はバネ部材37により押し上げ付勢されており、該バネ 部材37に抗してロッカーアーム33の一端を押し下げるようになされている。 しかし、カムアーム30は昇降ロッド11を強制的に下降させるものではない。 このため、ロッカーアーム33の一端側にカムアーム30に対向してシリンダ手 段38が設けられる。このシリンダ手段38はシリンダ39と、該シリンダ39 に内蔵されたピストン40およびピストンロッド41と、該ピストンロッド41 とロッカーアーム33とをつなぐ連結部材42とからなり、ロッカーアーム33 を下方から支える構造とされている。そしてシリンダ手段38は、上記シリンダ 39の下部シリンダ室43にエアを供給することによってロッカーアーム33を 支持し、かつ前記カムアーム30によりロッカーアーム33が押し下げられると きに収縮し、その後の下部シリンダ室43へのエア供給によって伸長してロッカ ーアーム33を押しあげるように作動する。
【0014】 以上の構造によれば、チャックカセットケース8に昇降ロッド11を挿嵌し、 左右のチャックアーム取り付け軸14,14にそれぞれ回動レバー15,16を 互いに連結させて装着すると共に、一方の回動レバー16を上記昇降ロッド11 にリンク21で連結させ、かつ左右のチャックアーム23,24をチャックアー ム取り付け軸14,14に取り付けた組み立て状態で、支持フレーム4の前面の 所定位置に設けられているネジ穴(図示せず)にチャックカセットケース8のボ ス部13,13に通したボルト44,44を締結すれば一挙にチャック7の装着 ができる。また、上記ボルト44,44を外せば、それだけでチャック7の取り 外しができる。したがって、チャック7の着脱、交換等の作業が簡単に、かつ迅 速に行えることになる。
【0015】 また、上記チャック7の開閉は、昇降ロッド11の上下動で行われることにな るが、その場合の駆動機構は、左右のチャックアーム取り付け軸14,14に回 動レバー15,16を取り付け、かつ両回動レバー15,16を連結ピン18で 連結すると共に、一方の回動レバー16をリンク21によって昇降ロッド11に 連結させて構成され、昇降ロッド11の移動力でリンク21を押し下げ、かつ引 き上げて回動レバー15,16を回動させ、チャックアーム取り付け軸14,1 4を回転させるようにしている。
【0016】 そして、上記チャックアーム23,24を閉じた状態において、該チャックア ーム23,24に振動や何らかの外力によりチャックアーム23,24を開く方 向の力が作用したときには、チャックアーム取り付け軸14,14と共に回動レ バー15,16を回転させ、連結リンク21を介して昇降ロッド11を昇降方向 に摺動させようとするのであるが、その場合、上記連結リンク21が昇降ロツド 11の昇降方向に対し傾斜しているので、連結リンク21にかかる力は、昇降ロ ッド11をチャックカセットケース8の軸穴10の内壁面に押し付ける横方向の 分力として作用することになる。そのため、チャックアーム23,24は開こう としても上記横方向の分力による抵抗で、昇降ロツド11の昇降方向に対する移 動が阻止されて、チャックアーム23,24による素材Xの締め付け状態が維持されることになる。その結果、チャックアーム23,24の把持力を殊更に大き くしなくとも、チャックアーム23,24による素材Xの把持を確実に行うこと が可能となる。
【0017】
【考案の効果】
以上の記載から明らかなように、本考案によれば、上記昇降ロッドからチャッ クの開閉を行うチャックアーム取り付け軸への連動機構として、左右一対のチャ ックアーム取り付け軸に、連結ピンにより互いに連結されて、チャックアームが 開もしくは閉方向に回動するように取り付け軸を連動回転させる回動レバーをそ れぞれ取りつけると共に、一方の回動レバーと上記昇降ロッドの下端部とを連結 して、昇降ロッドの動きに連動して上記チャックアームを開閉させる方向にチャ ックアーム取り付け軸を回転させる連結リンクを設け、かつ、該連結リンクを上 記チャックアームを閉じたとき、昇降ロツドの昇降方向に対し傾斜するように配 置したから、上記チャックアームを閉じた状態において、該チャックアームに振 動や何らかの外力によりチャックアームを開く方向の力が作用したとき、チャッ クアーム取り付け軸と共に回動レバーを回転させ、連結リンクを介して昇降ロッ ドを昇降方向に摺動させようとするのであるが、その場合、上記連結リンクが昇 降ロツドの昇降方向に対し傾斜しているので、連結リンクにかかる力は、昇降ロ ッドをチャック本体の軸穴部の内壁面に押し付ける横方向の分力として作用する のであり、そのため、チャックアームは開こうとしても上記横方向の分力による 抵抗で、昇降ロツドの昇降方向に対する移動が阻止されて、チャックアームの締 め付け状態が維持されることになる。その結果、チャックアームの把持力を殊更 に大きくしなくとも、チャックアームによる素材の把持を確実に行うことが可能 となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を適用する圧造成形機の正面図。
【図2】 圧造成形機のチャック駆動機構の拡大断面
図。
【図3】 チャックの正面図。
【図4】 チャックの素材チャック状態の断面図。
【図5】 チャックのチャック解除状態の断面図。
【図6】 チャックアーム取り付け部分の拡大図。
【図7】 従来例の説明図。
【符号の説明】
1 成形機 3 ダイ 7 チャック 8 チャックカセットケース 11 昇降ロッド 14 チャックアーム取り付け軸 15,16 回動レバー 18 連結ピン 21 リンク 23,24 チャックアーム 28 調整用ボルト 29 切欠段部
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 圧造成形機の素材移送用チャック
装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を適用する圧造成形機の正面図。
【図2】 圧造成形機のチャック駆動機構の拡大断面
図。
【図3】 チャックの正面図。
【図4】 チャックの素材チャック状態の断面図。
【図5】 従来例の説明図。
【符号の説明】 1 成形機 3 ダイ 7 チャック 8 チャックカセットケース 11 昇降ロッド 14 チャックアーム取り付け軸 15,16 回動レバー 18 連結ピン 21 連結リンク 23,24 チャックアーム
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】削除

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチに対向して圧造ステーションに設
    けられているダイの前面位置に素材を搬出入する素材移
    送用チャック装置であって、それぞれにチャックアーム
    が取りつけられた左右一対のチャックアーム取り付け軸
    と、これらチャックアーム取り付け軸の間の上方に位置
    すると共に、上記パンチの作動に連動して昇降駆動され
    る昇降ロッドと、該昇降ロッドと上記一対のチャックア
    ーム取り付け軸とを連結して、昇降ロッドの動きに連動
    して上記チャックアームを開閉させる方向にチャックア
    ーム取り付け軸を回転させるリンク機構とから構成され
    ていることを特徴とする圧造成形機の素材移送用チャッ
    ク装置。
JP1995003942U 1995-04-03 1995-04-03 圧造成形機の素材移送用チャック装置 Expired - Lifetime JP2550237Y2 (ja)

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