JPH0744631A - 在庫自動調整システム及び在庫自動調整方法 - Google Patents

在庫自動調整システム及び在庫自動調整方法

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JPH0744631A
JPH0744631A JP15895393A JP15895393A JPH0744631A JP H0744631 A JPH0744631 A JP H0744631A JP 15895393 A JP15895393 A JP 15895393A JP 15895393 A JP15895393 A JP 15895393A JP H0744631 A JPH0744631 A JP H0744631A
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JP
Japan
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sales
product
inventory
retail
company
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JP15895393A
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English (en)
Inventor
Koji Horikawa
幸次 堀川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0744631A publication Critical patent/JPH0744631A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】売上げが増大してる製品を短納期で調達できる
ようにすること。 【構成】小売店舗44の通信サーバ48から服の販売実
績が入力されると、情報サービス会社12のアプリケー
ションサーバ24は、それを基に当該服の販売予測量を
算出し、これとDB群10に記憶してある当該服の在庫
情報とに基づいて当該服の在庫不足量を予測し、この在
庫不足量とDB群10に記憶してある当該服の生地や糸
などの原材料までの使用量情報とに基づいて、服,生
地,糸のそれぞれの見込まれる発注数を算出する。そし
て、小売店舗44,小売本部14,アパレル会社16,
生地卸会社18,紡績会社20それぞれに、対応する
服,生地,糸の見込み発注数を通信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に高級婦人服のよう
な商品サイクルの短い製品の在庫量の調整を支援するた
めの在庫自動調整システム及び在庫自動調整方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多品種少量生産を行う衣料品、特に高級
婦人服を扱うアパレル産業に於いては、製品である衣料
品を一般消費者に販売する小売店舗では、その店舗の売
上実績から人手で移動平均図やコポック指標などをパー
ソナルコンピュータの統計ツールにて作成し、売上推移
から経験や勘に頼って在庫調整を行っている。また、特
開平2−189673号公報には、移動平均法に代え
て、技術的要素のない小売業者でも扱える予測手法が開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多品種少量生
産を行う衣料品、特に高級婦人服を扱うアパレル産業に
於いては、製品である衣料品の販売サイクルが短い(例
えば、2〜3カ月)にもかかわらず、生地や服の企画か
ら糸,生地の部材の製造、服を製作する縫製に至るまで
多大な時間がかかっている(例えば1年6カ月)。
【0004】従って、服の企画時点から実際の服の販売
を行うまで大きなタイムラグがあるため、前述したよう
に小売店舗にて在庫調整を行おうとしても限界がある。
即ち、品切れが予測される売れ筋の製品を急いで発注し
たとしても、製品や原材料の在庫切れによって納期が遅
れ、売れる時期に間に合わないで販売の機会を喪失する
ケースがある。
【0005】また、服を企画製造するアパレル会社にあ
っては、服の企画時点で予測したトレンドと販売時点で
のトレンドがずれてしまうと、企画製造した服が売れ
ず、多数の返品や在庫を抱えることが多々あった。しか
も、小売側からの発注の取消しの指示を受けて生産の中
止を決定するため、小売からの指示が遅れれば、さらに
売れない製品を作り続けることとなり、一層の在庫を抱
えることとなる。また逆に、売れ筋の製品の製造も、初
期ロット分の製造完了後は、小売からの発注を待って開
始するため、上記したように売れる時期に製造が間に合
わないということが起きる。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、売上げが増大してる製品について短納期での調達を
可能にする在庫自動調整システム及び在庫自動調整方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明による在庫自動調整システムは、原料
より部品の製造を行う部品製造加入者、製造された部品
の加工販売を行う加工品製造加入者、加工品から製品を
製造販売する製品製造加入者、製造された製品を一般消
費者に販売する販売加入者それぞれに配置された複数の
端末機と、上記販売加入者によって販売される製品それ
ぞれについて、在庫情報と、加工品,部品,原料の使用
量情報を記憶する記憶手段と、上記販売加入者の端末機
から入力された製品の販売実績を基に、当該製品の販売
予測量を算出する販売量予測手段と、上記販売量予測手
段で算出された製品の販売予測量と上記記憶手段に記憶
された当該製品の在庫情報とに基づいて、当該製品の在
庫不足量を予測する不足量予測手段と、上記不足量予測
手段で予測された在庫不足量と上記記憶手段に記憶され
た当該製品の使用量情報とに基づいて、製品,加工品,
部品のそれぞれの見込まれる発注数を算出する見込み発
注数算出手段と、上記製品製造加入者,加工品製造加入
者,部品製造加入者の各端末機に、上記見込み発注数算
出手段で算出された製品,加工品,部品の各見込み発注
数を報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
【0008】また、本発明による在庫自動調整方法は、
原料より部品の製造を行う部品製造加入者、製造された
部品の加工販売を行う加工品製造加入者、加工品から製
品を製造販売する製品製造加入者、製造された製品を一
般消費者に販売する販売加入者それぞれに端末機を配置
することと、上記販売加入者によって販売される製品そ
れぞれについて、在庫情報と、加工品,部品,原料の使
用量情報を記憶することと、上記販売加入者の端末機か
ら入力された製品の販売実績を基に、当該製品の販売予
測量を算出することと、この算出された製品の販売予測
量と上記記憶された当該製品の在庫情報とに基づいて、
当該製品の在庫不足量を予測することと、この予測され
た在庫不足量と上記記憶された当該製品の使用量情報と
に基づいて、製品,加工品,部品のそれぞれの見込まれ
る発注数を算出することと、この算出された製品,加工
品,部品の各見込み発注数を、上記製品製造加入者,加
工品製造加入者,部品製造加入者の各端末機に報知する
こととを備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】即ち、本発明の在庫自動調整システムによれ
ば、原料より部品の製造を行う部品製造加入者、製造さ
れた部品の加工販売を行う加工品製造加入者、加工品か
ら製品を製造販売する製品製造加入者、製造された製品
を一般消費者に販売する販売加入者それぞれに端末機を
配置しておく。そして、これら端末機の内、上記販売加
入者の端末機から製品の販売実績が入力されると、販売
量予測手段はそれを基に当該製品の販売予測量を算出す
る。また、記憶手段が、上記販売加入者によって販売さ
れる製品それぞれについて、在庫情報と、加工品,部
品,原料の使用量情報を記憶しているので、不足量予測
手段は、上記販売量予測手段で算出された製品の販売予
測量と上記記憶手段に記憶された当該製品の在庫情報と
に基づいて、当該製品の在庫不足量を予測し、見込み発
注数算出手段は、この不足量予測手段で予測された在庫
不足量と上記記憶手段に記憶された当該製品の使用量情
報とに基づいて、製品,加工品,部品のそれぞれの見込
まれる発注数を算出する。そして、報知手段は、上記見
込み発注数算出手段で算出された製品,加工品,部品の
各見込み発注数を、上記製品製造加入者,加工品製造加
入者,部品製造加入者の各端末機に報知する。
【0010】また、本発明の在庫自動調整方法によれ
ば、原料より部品の製造を行う部品製造加入者、製造さ
れた部品の加工販売を行う加工品製造加入者、加工品か
ら製品を製造販売する製品製造加入者、製造された製品
を一般消費者に販売する販売加入者それぞれに端末機を
配置しておく。また、上記販売加入者によって販売され
る製品それぞれについて、在庫情報と、加工品,部品,
原料の使用量情報を記憶しておく。そして、上記端末機
の内、上記販売加入者の端末機から製品の販売実績が入
力されると、それを基に当該製品の販売予測量を算出
し、この算出された製品の販売予測量と予め記憶された
当該製品の在庫情報とに基づいて、当該製品の在庫不足
量を予測し、さらには、この予測された在庫不足量と上
記記憶された当該製品の使用量情報とに基づいて、製
品,加工品,部品のそれぞれの見込まれる発注数を算出
する。そして、この算出された製品,加工品,部品の各
見込み発注数を、上記製品製造加入者,加工品製造加入
者,部品製造加入者の各端末機に報知する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、衣料品業界に適用し
た場合における本発明の一実施例を説明する。図1はそ
の構成を示す図で、中核にデータベース(DB)群10
を有する情報サービス会社12を置き、この情報サービ
ス会社12に、公衆回線等を通じて複数の服の販売会社
(小売本部)14、複数のアパレル会社16、複数の生
地卸会社18、複数の紡績会社20を結合して、情報提
供ネットワークを展開しているものである。なお、図面
の簡略化のため、複数の小売本部14、複数のアパレル
会社16、複数の生地卸会社18、複数の紡績会社20
はそれぞれ、代表して一つのみを図示している。
【0012】情報サービス会社12は、ネットワークに
参加する各会社より各種データを収集して、独自の分
析,加工などを行って、各ネットワーク参加会社に各種
情報を提供する。この情報サービス会社12は、このよ
うな情報サービスを提供するために、上記DB群10の
インタフェースを取るDBサーバ22と、アプリケーシ
ョンの処理を行うアプリケーションサーバ24、そして
他社の業務システムとのインタフェースを専門に行う通
信サーバ26の3つのミニコンピュータ(ミニコン)で
なる業務システムを有している。
【0013】小売本部14,アパレル会社16,生地卸
会社18,紡績会社20はそれぞれ、ミニコンによる業
務システム28,30,32,34を有している。ま
た、それぞれ当該業務システムと情報サービス会社12
との通信サーバ36,38,40,42として、キーボ
ードや高解像度のCRTディスプレイ,プリンタ等を含
むワークステーション(WS)レベルの端末機を1台づ
つ有している。
【0014】各小売本部14は、一般消費者に対して衣
服を販売するための各地に散らばった複数の小売店舗4
4を持つ。これら小売店舗44には、売上状況を小売本
部14に知らせたり、発注を行うため、小売本部14と
繋がれたワークステーションレベルの業務用端末機46
が配置されている。この業務用端末機46は、POS端
末の機能を有する。また、これら小売店舗44にも、情
報サービス会社12から通信を受けるような通信サーバ
48が配置されている。この通信サーバ48は、上記業
務用端末機46と繋がれており、POSデータ等が情報
サービス会社12にも送られるようになっている。
【0015】各アパレル会社16は、衣服の企画から生
産販売を行うところであり、複数の縫製会社50を系列
に持っている(図では、代表して1つのみを示す)。各
縫製会社50には、アパレル会社16の端末として受発
注用に業務用端末機52が配置されている。なお、各縫
製会社50も、業務システム(ミニコン)を持っている
のが通常ではあるが、本実施例の在庫調整即ち受発注に
は直接関係しないため、ここでは省略する。
【0016】また、各生地卸会社18は、生地の受注か
ら生産販売までを行う会社であり、複数の染色会社54
を系列会社として持つ(図では、代表して1つのみを示
す)。各染色会社54には、生地卸会社18の端末とし
て受発注用に業務用端末機56が配置されている。な
お、各染色会社54も、業務システム(ミニコン)を持
っているのが通常ではあるが、本実施例の在庫調整即ち
受発注には直接関係しないため、ここでは省略する。
【0017】次に、このような構成における動作を説明
する。本実施例の在庫自動調整システムでは、(1)在
庫の自動補充、(2)在庫の自動返品、(3)適正在庫
量管理の3つの機能を有している。
【0018】(1)在庫の自動補充は、発注勧告とも称
するもので、これは、(1A)対小売店舗、(1B)対
小売本部、(1C)対アパレル会社、(1D)対生地卸
会社、(1E)対紡績会社の5つのケースがある。
【0019】まず、(1A)対小売店舗は、小売店舗4
4から出たデータを小売店舗44に還元するというケー
スである。小売店舗44は、通信サーバ48によりPO
Sデータを情報サービス会社12に提供する。情報サー
ビス会社12では、服ベースの実績集計と販売予測を行
って、発注判断を行い、小売店舗44に発注勧告データ
として返す。小売店舗44では、この発注勧告データを
加工して、小売本部14へ発注をかける。
【0020】ここで、販売予測は、以下のようにして行
われる。即ちまず、図2の(A)に示すように、集計デ
ータにてn日移動平均58を作る。ここで、n日という
のをユーザが指定できるようにしている。次に、X日後
の点Pを求める。これは、n日移動平均58の曲線の軌
跡、つまり販売予測線60を求めるということである。
ここで、Xは標準リードタイムであり、過去実績で、こ
のリードタイムであれば9割がた納品の保証ができると
いう経験則的な日数である。つまり、このリードタイム
分、経過したならば、販売着数がどうなっているかとい
う点Pを求める。次に、販売予測量を求める。これは、
同図中の斜線部分62の面積である。この販売予測量を
求めると、販売予測に非常に近いものができる。ただ
し、n日移動平均であるため、±n日ずれることとなる
が、大きく予測がずれる結果とはならないため、本実施
例ではそれは考慮しないこととする。この斜線部分62
の面積を求めることによって、販売予測量が求まるの
で、次に、誤差調整を行う。これは、販売予測量に今ま
での実績を掛け合わせであり、即ち、(過去の販売実績
÷過去の販売予測)の平均値を販売予測量に乗ずること
により、販売予測量を調整する。
【0021】また、発注判断は、以下のようにして行わ
れる。即ち、上記のようにして求めた販売予測量から現
在庫量を差し引き、その結果から発注残を引いたもの
が、不足量ということになる。そこで、この不足量が、
発注ロットの±Y%に達した時に、小売店舗44への発
注勧告データを作成するようにしている。このY%とい
うのは、ユーザ指定にしている。つまり、ここでの誤差
調整もできるようにしてある。
【0022】次に、(1B)対小売本部は、小売店舗4
4からPOSデータを提供してもらって小売本部14に
勧告データを出して、アパレル会社16に対して発注を
するというケースである。これも、上記(1A)対小売
店舗の場合とほぼ同じであるが、ただ実績集計の時に、
各小売店舗のPOSデータでなくて傘下の全小売店舗の
POSデータという形で、足し上げたデータを使うとい
うことだけの違いである。
【0023】次に、(1C)対アパレル会社は、小売店
舗からPOSデータを提供してもらってアパレル会社1
6に対して発注勧告をして、アパレル会社16から生地
卸会社18と縫製会社50に対して発注するというケー
スです。これも上記の場合とほぼ同様であり、集計する
時に、全小売本部の分が集計されているという点が異な
るだけである。
【0024】次に、(1D)対生地卸会社は、小売店舗
44から提供してもらったPOSデータを生地卸会社1
8に対してデータ還元して、生地卸会社18から紡績会
社20と染色会社54に対して発注を行うケースであ
る。これも、基本的には上記の他のケースと同様である
が、実績集計において、服のデータを生地のデータに変
換して、生地の実績という形で集計するという点が異な
っている。
【0025】そして、(1E)対紡績会社は、小売店舗
44から提供してもらったPOSデータに基づいて紡績
会社20に勧告データを提供して、紡績会社20から商
社や現地の生産会社などに発注をかけるケースである。
これも、上記(1D)対生地卸会社の場合と同様に、服
のデータを集計するのではなくて、糸のデータに換算し
て集計しているという違いを有している。
【0026】次に、(2)在庫の自動返品について説明
する。これは見切り勧告とも称されるもので、上記
(1)在庫の自動補充と同様に、(2A)対小売店舗、
(2B)対小売本部、(2C)対アパレル会社、(2
D)対生地卸会社、(2E)対紡績会社の5つのケース
がある。
【0027】まず、(2A)対小売店舗のケースでは、
小売店舗44は、通信サーバ48によりPOSデータを
情報サービス会社12に提供する。情報サービス会社1
2では、服ベースの実績集計と販売予測を行って、ロス
カット判断を行い、小売店舗44に見切り勧告データと
して返す。
【0028】ここで、POSデータ提供、実績集計、販
売予測に関しては、前述した発注勧告の場合と同様であ
る。また、ロスカット判断は、以下のようにして行われ
る。即ちまず、図2の(B)に示すように、販売計画線
64を引く。小売本部14が売上目標を立てる時に、自
社業務システム28上で、投入後一周間で何着、二週間
で何着、という積み上げでデータを入力してあるため、
これを通信サーバ36によって取り込み、この販売計画
線64を引く。そして、この前の段階の販売予測におい
て販売予測線60が引いてあるので、この販売予測線6
0と販売計画線64の乖離がX%を越えた時に、見切り
勧告ファイルを作成する。このX%というのをユーザ指
定にしてある。
【0029】小売店舗44では、この見切り勧告データ
を受けて、小売本部14へ返品を行うと共に、既に発注
した分があればその取消しを行う。次に、(2B)対小
売本部は、小売店舗44から提供されたPOSデータを
基に小売本部14に見切り勧告を出し、これに応答して
小売本部14では、小売店舗44に対して返品の指示を
出して、服が集まったところでアパレル会社16に対し
ての返品を行うと。また、発注の取消しを行う。これ
も、上記(2A)対小売店舗の場合とほぼ同じである
が、ただ実績集計の時に、各小売店舗のPOSデータで
なくて傘下の全小売店舗のPOSデータという形で、足
し上げたデータを使うということだけの違いである。
【0030】次に、(2C)対アパレル会社は、アパレ
ル会社16に対して見切り勧告をするケースで、見切り
勧告を受けたアパレル会社16は、生産中止の決定をし
てから、生地卸会社18と縫製会社50に対して発注の
取消しを行うと共に、小売本部14に対して、このブラ
ンドのこの服に関しては生産中止をしましたという形で
報告する。これも上記の場合とほぼ同様であり、集計す
る時に、全小売本部の分が集計されているという点が異
なるだけである。
【0031】次に、(2D)対生地卸会社は、生地卸会
社18に対して見切り勧告を行うケースで、見切り勧告
を受けた生地卸会社18は、アパレル会社16に対して
生産中止を報告すると共に、紡績会社20と染色会社5
4に対して発注の取消しを行う。これも、基本的には上
記の他のケースと同様であるが、実績集計において、服
のデータを生地のデータに変換して、生地の実績という
形で集計するという点が異なっている。
【0032】そして、(2E)対紡績会社は、紡績会社
20に対して見切り勧告を行うケースで、見切り勧告を
受け取った紡績会社20は、生地卸会社18に対して生
産中止を報告すると共に、商社などに対して発注の取消
しを行う。これも、上記(2D)対生地卸会社の場合と
同様に、服のデータを集計するのではなくて、糸のデー
タに換算して集計しているという違いを有している。
【0033】(3)適正在庫量管理は、(3A)決品警
告と(3B)過剰在庫警告とに別れる。これらもそれぞ
れ、対小売本部、対アパレル会社、対生地卸会社、対紡
績会社の5つのケースがあるが、それぞれの違いは、上
記説明より明らかであるので、ここで、それぞれ対小売
本部の場合についてのみ説明する。
【0034】まず、(3A)決品警告に関しては、前述
の場合と同様に、POSデータ提供、実績集計、販売予
測を行い、その後、決品警告判断を行う。これは、小売
店舗44の現在庫量と発注残というのが実際の在庫量で
あるが、これに対して、販売予測量にXを掛け合わせた
ものより少ないということであると、いずれ決品を起こ
すので、決品警告データという形で提示する。このXと
いうのは、調整指数という形で、ユーザが指定する。販
売予測量は、例えば100着であるとした場合、売行き
が非常に良いからXを150%のような形にして多めに
見積もることもあるし、また逆に見積もることもある。
こうして、決品警告を受けた小売本部14は、小売店舗
44に対して決品の警告を行い、小売店舗44からの発
注を受ける。
【0035】また、(3B)過剰在庫警告は、決品警告
の裏返しである。これも、同様にPOSデータ提供、実
績集計、販売予測を行い、その後、過剰在庫警告判断を
行う。即ち、小売現在庫量と発注残を足したものが販売
予測量より大きい時、これは当然在庫が多すぎるという
ことであるから、過剰在庫の警告データを出す。これも
上記決品警告判断の時と同じ様にY%という形でユーザ
指定の調整指数をくっつけている。こうして、過剰在庫
警告を受けた小売本部14は、小売店舗44に対して過
剰在庫の警告を行い、小売店舗44からの返品を受け
る。
【0036】以下、上記のような各機能を実現するため
の、情報サービス会社12における動作を説明する。図
3は、情報サービス会社12のアプリケーションサーバ
24により実行されるアプリケーションの体系を示す図
で、入力管理プログラム66、実績集計プログラム6
8、販売予測プログラム70、システム判断プログラム
72、勧告データ作成プログラム74、出力管理プログ
ラム76の6つのブロックに別れている。
【0037】入力管理プログラム66は、ネットワーク
に参加する複数の会社それぞれが現に稼動している種々
の業務システムからデータが入力されるため、これを情
報サービス会社12で処理できるように、共通フォーマ
ットに直すものである。また、出力管理プログラム76
は、この逆を行うものである。これにより、データ提供
元とのシステムの違いを吸収する。
【0038】この入力管理プログラム66は、図4に示
すように、データ蓄積プログラム78とデータ変換プロ
グラム80でなり、それぞれ各小売本部14毎に作られ
る。例えば、一番左側の小売本部A社用では、データ蓄
積プログラム78は、小売本部A社の小売店舗の通信サ
ーバ48から送られてくるPOSデータを、DB群10
に構成された小売本部A社用のPOSデータDB82A
に単純に蓄積する。データ変換プログラム80は、この
A社用POSデータDB82Aに蓄積されたPOSデー
タを情報サービス会社用共通フォーマットに変換して、
DB群10に構成された当日分POSデータDB84に
格納する。他の小売本部B社用,C社用,…について
も、同様である。
【0039】従って、小売本部A社のシステムに変更が
あれば、このA社関連のプログラムを修正するだけで良
いし、ネットワークに参加する小売本部が増えた場合
は、プログラムを2つ(入力管理及び出力管理プログラ
ム)追加するだけで良い。逆に、減った場合、つまり解
約された場合も、該当する2つのプログラムを削るだけ
で良い。
【0040】以上の入力管理プログラム66により、当
日分POSデータDB84には、各小売店舗からの当日
分のPOSデータが情報サービス会社用共通フォーマッ
トで蓄積される。この情報サービス会社用共通フォーマ
ットによる服に関する当日分POSデータファイルのレ
イアウトは、図5の(A)に示すように、検索キーとし
てのKEY86と、単価88、及びシステム使用項目9
0とからなっている。ここで、システム使用項目90
は、種々のデータが入るものであるが、本実施例の機能
とは直接関係がないので、空白で示してある。
【0041】KEY86は、当該服が、どこのアパレル
会社のものであるかを特定するためのアパレルコード9
2と、取引先のどの小売本部からのPOSデータである
かを特定するための小売本部コード94、その小売本部
のどの小売店舗からのPOSデータであるかを特定する
ための小売コード96、どの服であるかを特定するため
の服コード98、及びPOSデータであるから当然、そ
の販売日付100及び販売時刻102のデータからなっ
ている。服を特定するための服コード98はさらに、ど
のブランドであるかを特定するためのブランドコード1
04と、当該ブランドのどの服であるかを特定するため
の服コード106と、当該服コード106を持つ服のう
ちどの色の服であるかを特定するための色展開108の
データとから構成されている。
【0042】なおここで、KEY86とは、ファイルが
重複しないように単独であることを識別するためのもの
である。意味合い的なKEYであると、服コード98ま
ででも良いが、販売日付100と販売時刻102を特定
しないと、重複データが発生し、KEY順にソートする
ことができなくなるため、本実施例では、KEYの中に
入れている。
【0043】次に、実績集計プログラム68を説明す
る。これは、図3に示すように、服に関する実績集計プ
ログラム110と、生地に関する実績集計プログラム1
12、糸に関する実績集計プログラム114よりなる。
【0044】服に関する実績集計プログラム110は、
図6に示すように、当日分POSデータDB84に蓄積
された服に関する当日のPOSデータを種々の切り口で
集計し、DB群10に構成された販売実績DB(服)1
16に落とし込む。
【0045】この販売実績DB(服)116に蓄積され
る服についての販売実績ファイルのレイアウトは、図7
の(A)に示すように、検索キーとしてのKEY118
と、数量120、及びシステム使用項目122とからな
っている。KEY118は、当該服が、どこのアパレル
会社のものであるかを特定するためのアパレルコード1
24と、取引先のどの小売本部からのPOSデータであ
るかを特定するための小売本部コード126、その小売
本部のどの小売店舗からのPOSデータであるかを特定
するための小売コード128、どの服であるかを特定す
るための服コード130、及び販売日付132のデータ
からなっている。つまり、この販売実績ファイルは、P
OSデータと同様に、即ちPOSデータを積み上げたも
のであるので、どのアパレル会社のどの小売本部のどの
小売のどの服が、何月何日に何着売れたという形になっ
ている。
【0046】上記当日分POSデータDB84に蓄積さ
れた服に関する当日のPOSデータは、2つ目のプログ
ラム、即ち生地に関する実績集計プログラム112の入
力にもなっている。この生地に関する実績集計プログラ
ム112は、図6に示すように、服のPOSデータを生
地のPOSデータに換算するための換算(服→生地)プ
ログラム134と実績集計(生地)プログラム136と
からなる。
【0047】換算(服→生地)プログラム134は、こ
の服はどの生地からできているという情報をDB群10
に構成された属性DBとしての服DB138の中に予め
持っているので、その属性を基にして、服のPOSデー
タを生地のPOSデータに変換して、DB群10に構成
された当日分生地POSデータDB140に格納する。
【0048】即ち、服DB138には、図8の(A)に
示すように、KEY142(アパレルコード144,服
コード146)、素材テーブル148(生地コード15
0,数量152)、副素材テーブル154(副素材コー
ド156,数量158)、…というファイルレイアウト
で服の情報が入っている。なお、今回、属性の中で使う
のは素材だけであるので、素材と副素材に関してのテー
ブルを示してある。従って、当日分POSデータ(服)
中の服コード98によって服が特定されれば、この服D
B138よりその服に使用している生地と数量が判るの
で、服のPOSデータを生地のPOSデータに変換する
ことができる。
【0049】こうして、変換された当日分生地POSデ
ータのファイルレイアウトは、図5の(B)に示すよう
になる。即ち、これは、検索キーとしてのKEY160
と数量162及びシステム使用項目とからなっている。
KEY160は、当該服が、どこのアパレル会社のもの
であるかを特定するためのアパレルコード164と、取
引先のどの小売本部からのPOSデータであるかを特定
するための小売本部コード166、その小売本部のどの
小売店舗からのPOSデータであるかを特定するための
小売コード168、どの生地であるかを特定するための
生地コード170、及びその販売日付172及び販売時
刻174のデータからなっている。生地を特定するため
の生地コード170はさらに、先染であるのか後染であ
るのか特定するための先染/後染176と、どういった
系統の素材を使っているのかを特定するための素材系統
178と、どういう織り方をしているのかを特定するた
めの織コード180と、連番の単純な生地コード182
と、何色であるかを特定するための色展開184のデー
タとから構成されている。また、数量は、1つの服に対
して生地は何反、例えば0.001反というような反数
を示す。
【0050】次に、実績集計(生地)プログラム136
は、図6に示すように、こうして変換された当日分生地
POSデータを種々の切り口で集計し、DB群10に構
成された販売実績DB(生地)186に落とし込む。
【0051】この販売実績DB(生地)186に蓄積さ
れる生地についての販売実績ファイルのレイアウトは、
図7の(B)に示すように、検索キーとしてのKEY1
88と、数量190、及びシステム使用項目とからなっ
ている。KEY188は、当該生地が、どこの生地卸会
社のものであるかを特定するための生地卸コード192
と、どの生地であるかを特定するための生地コード19
4、及び販売日付196のデータからなっている。つま
り、この販売実績ファイルは、どの生地卸会社のどの生
地が何月何日に何反売れたという形になっている。
【0052】また、上記当日分生地POSデータDB1
40に蓄積された生地に関する当日のPOSデータは、
3つ目のプログラム、即ち糸に関する実績集計プログラ
ム114の入力にもなっている。この糸に関する実績集
計プログラム114は、図9に示すように、生地のPO
Sデータを糸のPOSデータに換算するための換算(生
地→糸)プログラム198と実績集計(糸)プログラム
200とからなる。
【0053】換算(生地→糸)プログラム198は、こ
の生地はどの糸からできているという情報をDB群10
に構成された属性DBとしての生地DB202の中に予
め持っているので、その属性を基にして、生地のPOS
データを糸のPOSデータに変換して、DB群10に構
成された当日分糸POSデータDB204に格納する。
【0054】即ち、生地DB202には、図8の(B)
に示すように、KEY206(生地卸コード208,生
地コード210)、原材料テーブル212(糸コード2
14,数量216)、…というファイルレイアウトで生
地の情報が入っている。なお、今回、属性の中で使うの
は原材料だけであるので、原材料に関してのテーブルを
示してある。従って、当日分生地POSデータ中の生地
コード150によって生地が特定されれば、この生地D
B202よりその生地に使用している糸と数量が判るの
で、生地のPOSデータを糸のPOSデータに変換する
ことができる。
【0055】こうして、変換された当日分糸POSデー
タのファイルレイアウトは、図5の(C)に示すように
なる。即ち、これは、検索キーとしてのKEY218と
数量220及びシステム使用項目とからなっている。K
EY218は、当該服が、どこのアパレル会社のもので
あるかを特定するためのアパレルコード222と、取引
先のどの小売本部からのPOSデータであるかを特定す
るための小売本部コード224、その小売本部のどの小
売店舗からのPOSデータであるかを特定するための小
売コード226、どの糸であるかを特定するための糸コ
ード228、及びその販売日付230及び販売時刻23
2のデータからなっている。糸を特定するための糸コー
ド228はさらに、どういった系統の素材を使っている
のかを特定するための素材系統234と、連番の単純な
糸コード236、何色であるかを特定するための色展開
238のデータとから構成されている。また、数量は、
1つの生地に対して糸は何キログラム、例えば0.00
何キログラムというような重量を示す。
【0056】次に、実績集計(糸)プログラム200
は、図9に示すように、こうして変換された当日分糸P
OSデータを種々の切り口で集計し、DB群10に構成
された販売実績DB(糸)240に落とし込む。
【0057】この販売実績DB(糸)240に蓄積され
る糸についての販売実績ファイルのレイアウトは、図7
の(C)に示すように、検索キーとしてのKEY242
と、数量244、及びシステム使用項目とからなってい
る。KEY242は、当該糸が、どこの紡績会社のもの
であるかを特定するための紡績会社コード246と、ど
の糸であるかを特定するための糸コード248、及び販
売日付250のデータからなっている。つまり、この販
売実績ファイルは、どの紡績会社のどの糸が何月何日に
何キログラム売れたという形になっている。
【0058】なお、参考のため、DB群10に構成され
た属性DBとしての糸DBのファイルレイアウトを図8
の(C)に示す。即ち、同図に示すように、これは、K
EY252(紡績会社コード254,糸コード25
6)、原材料テーブル258、…というファイルレイア
ウトで糸の情報が入っている。
【0059】次に、販売予測プログラム70を説明す
る。これは、図3に示すように、服に関する販売予測プ
ログラム260と、生地に関する販売予測プログラム2
62、糸に関する販売予測プログラム264よりなる。
【0060】服に関する販売予測プログラム260は、
対小売店舗,対小売本部,対アパレル会社に対応するも
のであり、図10及び図11の(A)に示すように、n
日平均作成プログラム266、販売予測Iプログラム2
68、販売予測IIプログラム270、及び誤差調整プロ
グラム272からなる。
【0061】n日平均作成プログラム266は、上記販
売実績DB(服)116に蓄積された服に関する販売実
績のデータと、パラメータファイルDB274に格納さ
れた詳細は後述するような小売店舗,小売本部,アパレ
ル会社それぞれの各ユーザ指定によるパラメータとを用
いて、図2の(A)を参照して先に説明したようにして
それぞれのユーザ用の服のn日移動平均58を作成し、
その結果をプログラムワークメモリ276に一時記憶し
ておく。
【0062】販売予測Iプログラム268は、このワー
クメモリ276に一時記憶されたn日移動平均と、上記
服DB138に格納された情報とに加えて、詳細は後述
するような小売在庫DB278,小売本部在庫DB28
0,アパレル在庫DB282に格納された情報から、前
述したようにして各ユーザ用のX日後の点Pを求め、そ
の結果をプログラムワークメモリ276に一時記憶して
おく。
【0063】販売予測IIプログラム270は、このワー
クメモリ276に一時記憶されたX日後の点Pを基に、
各ユーザ用の販売予測量つまり図2の(A)中の斜線部
62の面積を求め、その結果をプログラムワークメモリ
276に一時記憶しておく。
【0064】そして、最後に、誤差調整プログラム27
2は、このワークメモリ276に一時記憶された販売予
測量と上記販売実績DB116に格納された過去の販売
実績の情報とに加えて、詳細は後述する販売予測DB2
84に格納された過去の販売予測の情報とから、前述し
たようにして各ユーザ用の誤差の調整された最終的な販
売予測量を算出し、販売予測DB284に格納する。
【0065】生地に関する販売予測プログラム262及
び糸に関する販売予測プログラム274も、この服に関
する販売予測プログラム260に準じるものであり、よ
ってその説明は省略する。
【0066】ここで、図12の(A)乃至(E)は、パ
ラメータファイルDB274に蓄積される各パラメータ
ファイルのレイアウトを示している。この内、服に関す
る販売予測プログラム260で利用されるのは、同図の
(A)乃至(C)の小売パラメータ,小売本部パラメー
タ,アパレルパラメータファイルである。
【0067】各小売店舗毎に作成される小売パラメータ
ファイルは、同図の(A)に示すように、KEY286
(小売本部コード288,小売コード290,ブランド
コード292)と、移動平均日数294、ロスカット基
準296よりなる。ここで、移動平均日数294がユー
ザ指定される上記n日を示し、ロスカット基準296は
先に説明した発注判断で利用される発注ロットの±Y%
というユーザ指定の値を示す。つまり、この小売パラメ
ータファイルは、どの小売本部のどの小売のどのブラン
ドに対して、移動平均何日平均にするというのと、ロス
カットの時の乖離度は何%にするとかいう情報よりな
る。
【0068】同様に、小売本部毎に作成される小売本部
パラメータファイルは、同図の(B)に示すように、K
EY298(小売本部コード300,ブランドコード3
02)と、移動平均日数304、ロスカット基準306
よりなり、アパレル会社毎に作成されるアパレルパラメ
ータファイルは、同図の(C)に示すように、KEY3
08(アパレルコード310,ブランドコード312)
と、移動平均日数314、ロスカット基準316よりな
る。
【0069】なお、生地に関する販売予測プログラム2
62で利用される生地卸会社毎に作成される生地卸パラ
メータファイルは、同図の(D)に示すように、KEY
としての生地卸コード318、移動平均日数320、ロ
スカット基準322よりなり、糸に関する販売予測プロ
グラム264で利用される紡績会社毎に作成される紡績
会社パラメータファイルは、同図の(E)に示すよう
に、KEYとしての紡績会社コード324、移動平均日
数326、ロスカット基準328よりなる。
【0070】また、小売在庫DB278に格納される各
小売在庫ファイルレイアウトは、図13の(A)に示す
ようになっている。これは、単純な在庫量だけでなく在
庫に準じるという扱いのものも持っている。即ち、KE
Y330(小売本部コード332,小売コード334,
服コード336)と、現在庫量338、標準リードタイ
ム340、発注ロット340、発注残342、発注ロッ
ト乖離度346でなる。つまり、どの小売本部のどの小
売コードがどの服に対して現在庫量がいくらであるか、
標準リードタイムがこのくらいであり、発注ロットと発
注残はこのくらいであるという情報を持つ。なお、発注
ロット乖離度というのは、システム判断プログラム72
にて使用される±X%とか±Y%という値で、例えば自
動補充をする時の数量調整に使う。
【0071】以下同様に、小売本部在庫DB280に格
納される各小売本部在庫ファイルレイアウトは、同図の
(B)に示すように、KEY348(小売本部コード3
50,服コード352)と、現在庫量354、標準リー
ドタイム356、発注ロット358、発注残360、発
注ロット乖離度362でなり、アパレル在庫DB282
に格納される各アパレル在庫ファイルレイアウトは、同
図の(C)に示すように、KEY364(アパレルコー
ド366,服コード368)と、現在庫量370、標準
リードタイム372、発注ロット374、発注残37
6、発注ロット乖離度378でなる。
【0072】また、生地卸在庫DB(図示せず)に格納
される各生地卸在庫ファイルレイアウトは、同図の
(D)に示すように、KEY380(生地卸コード38
2,生地コード384)と、現在庫量386、標準リー
ドタイム388、発注ロット390、発注残392、発
注ロット乖離度394でなり、紡績会社在庫DB(図示
せず)に格納される各紡績会社在庫ファイルレイアウト
は、同図の(E)に示すように、KEY396(紡績会
社コード398,糸コード400)と、現在庫量40
2、標準リードタイム404、発注ロット406、発注
残408、発注ロット乖離度410でなる。
【0073】販売予測DB284は、特に図示はしない
が、小売販売予測DB,小売本部販売予測DB,アパレ
ル販売予測DB,生地卸販売予測DB,紡績会社販売予
測DBよりなる。
【0074】小売販売予測DBに格納される各小売販売
予測ファイルレイアウトは、図14の(A)に示すよう
になっている。即ち、KEY412(小売本部コード4
14,小売コード416,服コード418,日付42
0,予測日付422)と、販売予測量424とからな
る。この小売販売予測DB284は、販売実績DB18
6に似たような作りにしてあり、どの小売本部のどの小
売のどの服コードがいつごろの日付までにどのくらいの
予測量になっているという情報が入っている。参考デー
タとして、KEY412の中に、予測した日付というの
を載せている。つまり、予測した日付(予測日付42
2)から日付420までの間に、この販売予測量424
の数量が売れるだろうということを示す。
【0075】同様に、小売本部販売予測DBに格納され
る各小売本部販売予測ファイルレイアウトは、同図の
(B)に示すように、KEY425(小売本部コード4
26,服コード428,日付430,予測日付432)
と、販売予測量434とからなり、アパレル販売予測D
Bに格納される各アパレル販売予測ファイルレイアウト
は、同図の(C)に示すように、KEY436(小売本
部コード438,服コード440,日付442,予測日
付444)と、販売予測量446とからなる。
【0076】また、生地卸販売予測DBに格納される各
生地卸販売予測ファイルレイアウトは、同図の(D)に
示すように、KEY448(生地卸コード450,生地
コード452,日付454,予測日付456)と、販売
予測量458とからなり、紡績会社販売予測DBに格納
される各紡績会社販売予測ファイルレイアウトは、同図
の(E)に示すように、KEY460(紡績会社コード
462,糸コード462,日付466,予測日付46
8)と、販売予測量470とからなる。
【0077】次に、システム判断プログラム72は、図
3に示すように、自動補充プログラム472と、ロスカ
ットプログラム474と、適正在庫管理プログラム47
6とからなる。
【0078】自動補充プログラム472は、服,生地,
糸のそれぞれ関するものがあるが、生地及び糸に関する
プログラムは服に関するプログラムに準じるため、ここ
では服に関する自動補充プログラムのみを代表して説明
し、他は省略する。
【0079】即ち、図11の(B)に示すように、服の
自動補充プログラム478は、服DB138、販売予測
DB284、小売在庫DB278、小売本部在庫DB2
80、アパレル在庫DB282の情報に基づいて発注勧
告ファイルを作成し、発注勧告ファイルDB480に格
納する。つまり、先に説明したように、販売予測量から
現在庫量を差し引き、その結果から発注残を引いたもの
が、不足量ということになるので、この不足量が、発注
ロットの±Y%に達した時に、小売店舗,小売本部,も
しくはアパレル会社への発注勧告データを作成するよう
にしている。このY%というのは、ユーザ指定の値であ
り、各在庫DBに格納される在庫ファイルの発注ロット
乖離度346,362,378に相当する。
【0080】なお、各在庫DBに格納される各企業につ
いての在庫ファイルというのは、最新の状態の在庫ファ
イルを各企業から夜バッチでアップロードする形にして
いる。
【0081】ここで、発注勧告ファイルは、図15の
(A)乃至(C)に示すようになる。即ち、服に関する
発注勧告ファイルは、同図の(A)に示すように、勧告
される方が欲しいデータということで、KEY482
は、アパレルコード484の小売本部コード486の小
売488の服490という形になっており、発注勧告量
492が出、これを出す基になった販売予測量494、
現在庫量496、発注残498、発注ロット500とい
う情報が参考として載っており、何月何日勧告502で
あるという形にしてある。
【0082】同様に、生地に関する発注勧告ファイル
は、同図の(B)に示すように、KEY504(生地卸
コード506,生地コード508)と、発注勧告量51
0、販売予測量512、現在庫量514、発注残51
6、発注ロット518、勧告日520からなり、糸に関
する発注勧告ファイルは、同図の(C)に示すように、
KEY522(紡績会社コード524,糸コード52
6)と、発注勧告量528、販売予測量530、現在庫
量532、発注残534、発注ロット536、勧告日5
38からなる。
【0083】また、ロスカットプログラム474も、
服,生地,糸のそれぞれ関するものがあるが、生地及び
糸に関するプログラムは服に関するプログラムに準じる
ため、ここでは服に関するロスカットプログラムのみを
代表して説明し、他は省略する。
【0084】服のロスカットプログラムは、図16に示
すように、販売予測プログラム540、販売計画プログ
ラム542、ロスカット判断プログラム544からな
る。販売予測プログラム540は、服DB138、販売
実績DB116、販売予測DB284、小売在庫DB2
78、小売本部在庫DB280、アパレル在庫DB28
2の情報に基づいて、先に説明したようにして、図2の
(B)中に示すような販売予測曲線60を引き、それを
プログラムワークメモリ276に一時記憶する。これ
は、販売予測プログラム70の機能に準ずるものであ
る。
【0085】次に、販売計画プログラム542は、詳細
は後述するような小売販売計画DB546,小売本部販
売計画DB548,アパレル販売計画DB550に格納
された販売計画の情報から、先に説明したようにして、
図2の(B)中に示すような販売計画曲線64を引き、
それをプログラムワークメモリ276に一時記憶する。
【0086】そして、ロスカット判断プログラム544
は、このワークメモリ276に一時記憶された販売予想
曲線及び販売計画曲線と、上記パラメータファイル27
4に格納されたロスカット基準(乖離度)の情報より見
切り勧告ファイルを作成し、見切り勧告ファイルDB5
52に格納する。即ち、販売予測曲線と販売計画曲線の
乖離がX%を越えた時、見切り勧告ファイルを作成す
る。
【0087】ここで、見切り勧告ファイルは、図15の
(D)乃至(F)に示すようになる。即ち、服に関する
見切り勧告ファイルは、同図の(D)に示すように、勧
告される方が欲しいデータということで、KEY554
は、アパレルコード556の小売本部コード558の小
売560の服562という形になっており、このKEY
以降、販売計画量564に対して販売予測量566がこ
のくらいであり、今までの販売実績量568がこのくら
いであるという情報と、勧告日570が何日であるとい
う構成にしてある。
【0088】同様に、生地に関する見切り勧告ファイル
は、同図の(E)に示すように、KEY572(生地卸
コード574,生地コード576)と、販売計画量57
8、販売予測量580、販売実績量582、勧告日84
からなり、糸に関する見切り勧告ファイルは、同図の
(F)に示すように、KEY586(紡績会社コード5
88,糸コード590)と、販売計画量592、販売予
測量594、販売実績量596、勧告日598からな
る。
【0089】また、販売計画DBに関しては、小売,小
売本部,アパレル販売計画DB546,548,550
に格納される販売計画ファイルは同様のファイルレイア
ウトを有している。即ち、図17の(A)に示すよう
に、KEY600として、アパレルコード602の小売
本部604の小売606のこの服608の投入週(投入
何週目)610があり、次に、この投入何週目に何着と
いう数量612を示すデータを持つ構成となっている。
【0090】同様に、生地卸販売計画DB(図示せず)
のファイルレイアウトは、同図の(B)に示すように、
KEY614(生地卸コード616,生地コード61
8,投入週620)と数量622という形になってお
り、紡績会社販売計画DB(図示せず)のファイルレイ
アウトは、同図の(C)に示すように、KEY624
(紡績会社コード626,糸コード628,投入週63
0)と数量632という形になっている。
【0091】また、適正在庫管理プログラム476も、
服,生地,糸のそれぞれ関するものがあるが、生地及び
糸に関するプログラムは服に関するプログラムに準じる
ため、ここでは服に関する適正在庫管理プログラムのみ
を代表して説明し、他は省略する。適正在庫管理プログ
ラム476は、図18の(A)に示すような決品警告プ
ログラム634と、同図の(B)に示すような過剰在庫
警告プログラム636とからなる。
【0092】決品警告プログラム634は、販売予測D
B284、小売在庫DB278、パラメータファイル2
74の情報に基づいて、先に説明したようにして決品警
告ファイルを作成し、決品勧告ファイルDB638に格
納する。つまり、小売在庫と小売発注残との合計が、販
売予測量のX%よりも小さい時に、決品警告ファイルを
作成する。
【0093】また、過剰在庫警告プログラム636は、
販売予測DB284、小売在庫DB278、パラメータ
ファイル274の情報に基づいて、先に説明したように
して過剰在庫警告ファイルを作成し、過剰在庫勧告ファ
イルDB640に格納する。つまり、小売在庫と小売発
注残との合計のY%が、販売予測量よりも大きい時に、
過剰在庫警告ファイルを作成する。
【0094】次に、勧告データ作成プログラム74を説
明する。これは、具体的には、図17の(D)に示すよ
うに、データ振り分けプログラム642である。即ち、
発注勧告ファイルDB480,見切り勧告ファイルDB
522,決品警告ファイルDB638,過剰在庫警告フ
ァイルDB640に格納された各種勧告ファイル及び警
告ファイルを、提供先の会社毎に振り分け、当該会社宛
ファイルDB644A,644B,…に格納する。
【0095】そして、出力管理プログラム76は、前述
した入力管理プログラム66の反対で、情報サービス会
社共通データをそれぞれの会社のシステムに合わせてデ
ータのフォーマットを変えるものである。即ち、これ
は、各社用のフォーマット変換プログラムからなり、例
えばA社に関しては、図19に示すように、A社用フォ
ーマット変換プログラム646Aは、A社宛ファイルD
B644Aに格納された勧告ファイル及び警告ファイル
を、A社のシステム用にデータのフォーマットを変換し
てA社用データDB648Aに格納しておき、これをT
CP/IPの機能を使って、A社にフィードバックす
る。
【0096】ここで、TCP/IP方式というのは、デ
ータの伝送プロトコル(手順)のことである。つまり、
本実施例は、リアルタイムに送るのではなく、前述した
ように夜バッチであるので前述した処理は夜に全部行わ
れ、朝の所定の時刻に各社へのデータを一度に送る。例
えば、小売店舗において本日分のPOSデータができあ
がると、それが情報サービス会社に夜の7時や8時に送
られる。そして、明け方の5時ぐらいまでに、前述の処
理を行って、朝の8時になったならば、勧告データや警
告データを送る。
【0097】以上のように、本実施例では、小売店舗の
POSデータにより、売上集計を自動的に行う。この
際、小売店舗別、小売本部別、ブランド別等のの集計を
行う。また、服の集計だけではなく、その服の原材料に
換算した集計も行う。
【0098】そして、これらのデータを基に、今後の販
売予測を自動的に行う。この予測の手法として、本実施
例では、一般に精度が一番高いといわれている移動平均
法を使用している。また、データの集計を種々の切り口
で行っているので、この切口毎にこの予測を行ってい
る。また、ユーザ毎の取引状況に合わせた予測を行うた
め、予測のパラメータ値はユーザ指定としている。例え
ば、パラメータ値としては、移動平均を何日平均にする
かというものであり、小売店舗毎というかブランド毎に
服の動きが違うので、ユーザがパラメータとして設定で
きるようにしている。また、予測の精度を上げるため、
予測結果を過去の予測実績により自動的に補正してい
る。つまり、今まで予想した数値に対して実績がどうで
あったという情報を保持しておき、例えば80%の確率
で当たるのであれは、その数値を掛け合わせてやること
によって、段々と精度が良くなっていく。
【0099】こうして販売実績から販売予測を行い、こ
の予測に基づいて、判断を行う。即ち、小売店舗の在庫
量と予測量とを比較して、原材料までさかのぼって在庫
調達を自動的に行う。逆に、予測量に比べて在庫量が足
りない場合には、自動的に発注を行う。また、販売計画
と予測量とを比較して、原材料までさかのぼってロスカ
ットを自動的に行う。つまり、販売計画曲線を引き、販
売予測曲線との乖離が非常に激しい時には、採算が合わ
ないので、ロスカットの指示を出すようにしている。さ
らに、この応用として、この在庫量と予測量とを比較し
て、今持っている在庫量が将来過剰になる可能性がある
のか、不足になる可能性があるのかを自動的に評価する
ようにしている。
【0100】以上の機能により、在庫調整を自動的に行
うことができるので、小売店舗の作業負担が軽減される
と共に、今までの販売実績の推移から在庫調整を帰納法
的即ち合理的に行っているため、この自動調整を高精度
で行うことができる。さらには、在庫調整の範囲を小売
本部やアパレル会社だけでなく、より上流の生地卸会社
や紡績会社にまで拡張し、また自動調整の対象を商品と
しての服だけでなく、糸や生地といった原材料にまで広
げているので、売れている服については短納期で服の調
達が可能になり、逆に売れていない服については早めの
在庫圧縮や生産中止を行うことができる。
【0101】なお、上記実施例は、本発明を衣料品業界
に適用した場合につき説明したが、本発明はこれに限定
されるものではない。本発明は、鞄業界や靴業界など、
種々の適用範囲がある。
【0102】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
売上げが増大してる製品について短納期での調達を可能
にする在庫自動調整システム及び在庫自動調整方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】衣料品業界に適用した場合の本発明の一実施例
の構成を示す図である。
【図2】(A)は販売予測量を求めるのに利用されるn
日移動平均曲線を示す図であり、(B)はロスカット判
断の際に利用される販売計画線と販売予測線の関係を示
す図である。
【図3】情報サービス会社のアプリケーションサーバに
より実行されるアプリケーションの体系を示す図であ
る。
【図4】入力管理プログラムを説明するための図であ
る。
【図5】(A)乃至(C)はそれぞれ、情報サービス会
社用共通フォーマットによる服,生地,糸のそれぞれに
関する当日分POSデータファイルのレイアウトを示す
図である。
【図6】服及び生地に関する実績集計プログラムを説明
するための図である。
【図7】(A)乃至(C)はそれぞれ、服,生地,糸の
それぞれに関する販売実績ファイルのレイアウトを示す
図である。
【図8】(A)乃至(C)はそれぞれ、服DB,生地D
B,糸DBのそれぞれのファイルレイアウトを示す図で
ある。
【図9】糸に関する実績集計プログラムを説明するため
の図である。
【図10】服に関する販売予測プログラムを説明するた
めの図の前半部分である。
【図11】(A)は服に関する販売予測プログラムを説
明するための図の後半部分であり、(B)は服の自動補
充プログラムを説明するための図である。
【図12】(A)乃至(E)はそれぞれ、小売,小売本
部,アパレル,生地卸,紡績会社それぞれのパラメータ
ファイルのレイアウトを示す図である。
【図13】(A)乃至(E)はそれぞれ、小売,小売本
部,アパレル,生地卸,紡績会社それぞれの在庫ファイ
ルのレイアウトを示す図である。
【図14】(A)乃至(E)はそれぞれ、小売,小売本
部,アパレル,生地卸,紡績会社それぞれの販売予測フ
ァイルのレイアウトを示す図である。
【図15】(A)乃至(C)はそれぞれ、服,生地,糸
に関する発注勧告ファイルのレイアウトを示す図であ
り、(D)乃至(F)はそれぞれ、服,生地,糸に関す
る見切り勧告ファイルのレイアウトを示す図である。
【図16】服のロスカットプログラムを説明するための
図である。
【図17】(A)乃至(C)はそれぞれ、小売・小売本
部・アパレル,生地卸,紡績会社それぞれの販売計画フ
ァイルのレイアウトを示す図であり、(D)は勧告デー
タ作成プログラムを説明するための図である。
【図18】(A)は決品警告プログラムを説明するため
の図であり、(B)は過剰在庫警告プログラムを説明す
るための図である。
【図19】出力管理プログラムを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10…データベース(DB)群、12…情報サービス会
社、14…販売会社(小売本部)、16…アパレル会
社、18…生地卸会社、20…紡績会社、22…DBサ
ーバ、24…アプリケーションサーバ、26,36,3
8,40,42,48…通信サーバ、28,30,3
2,34…業務システム、44…小売店舗、46,5
2,56…業務用端末機、50…縫製会社、54…染色
会社、66…入力管理プログラム、68…実績集計プロ
グラム、70…販売予測プログラム、72…システム判
断プログラム、74…勧告データ作成プログラム、76
…出力管理プログラム、110…服に関する実績集計プ
ログラム、112…生地に関する実績集計プログラム、
114…糸に関する実績集計プログラム、260…服に
関する販売予測プログラム、262…生地に関する販売
予測プログラム、264…糸に関する販売予測プログラ
ム、472…自動補充プログラム、474…ロスカット
プログラム、476…適正在庫管理プログラム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料より部品の製造を行う部品製造加入
    者、製造された部品の加工販売を行う加工品製造加入
    者、加工品から製品を製造販売する製品製造加入者、製
    造された製品を一般消費者に販売する販売加入者それぞ
    れに配置された複数の端末機と、 前記販売加入者によって販売される製品それぞれについ
    て、在庫情報と、加工品,部品,原料の使用量情報を記
    憶する記憶手段と、 前記販売加入者の端末機から入力された製品の販売実績
    を基に、当該製品の販売予測量を算出する販売量予測手
    段と、 前記販売量予測手段で算出された製品の販売予測量と前
    記記憶手段に記憶された当該製品の在庫情報とに基づい
    て、当該製品の在庫不足量を予測する不足量予測手段
    と、 前記不足量予測手段で予測された在庫不足量と前記記憶
    手段に記憶された当該製品の使用量情報とに基づいて、
    製品,加工品,部品のそれぞれの見込まれる発注数を算
    出する見込み発注数算出手段と、 前記製品製造加入者,加工品製造加入者,部品製造加入
    者の各端末機に、前記見込み発注数算出手段で算出され
    た製品,加工品,部品の各見込み発注数を報知する報知
    手段と、 を具備することを特徴とする在庫自動調整システム。
  2. 【請求項2】 原料より部品の製造を行う部品製造加入
    者、製造された部品の加工販売を行う加工品製造加入
    者、加工品から製品を製造販売する製品製造加入者、製
    造された製品を一般消費者に販売する販売加入者それぞ
    れに端末機を配置することと、 前記販売加入者によって販売される製品それぞれについ
    て、在庫情報と、加工品,部品,原料の使用量情報を記
    憶することと、 前記販売加入者の端末機から入力された製品の販売実績
    を基に、当該製品の販売予測量を算出することと、 この算出された製品の販売予測量と前記記憶された当該
    製品の在庫情報とに基づいて、当該製品の在庫不足量を
    予測することと、 この予測された在庫不足量と前記記憶された当該製品の
    使用量情報とに基づいて、製品,加工品,部品のそれぞ
    れの見込まれる発注数を算出することと、 この算出された製品,加工品,部品の各見込み発注数
    を、前記製品製造加入者,加工品製造加入者,部品製造
    加入者の端末機に報知することと、 を具備することを特徴とする在庫自動調整方法。
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