JPH0744496Y2 - フォークリフトのラジエータスクリーン - Google Patents

フォークリフトのラジエータスクリーン

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JPH0744496Y2
JPH0744496Y2 JP1988109422U JP10942288U JPH0744496Y2 JP H0744496 Y2 JPH0744496 Y2 JP H0744496Y2 JP 1988109422 U JP1988109422 U JP 1988109422U JP 10942288 U JP10942288 U JP 10942288U JP H0744496 Y2 JPH0744496 Y2 JP H0744496Y2
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JP
Japan
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radiator
screen
cover
engine
forklift
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Application number
JP1988109422U
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JPH0230726U (ja
Inventor
富昌 服部
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はエンジン式フォークリフトのエンジン冷却装置
に係り、詳しくはラジエータに隣接して設けられている
ラジエータスクリーンに関する。
従来の技術 エンジン式のフォークリフトにおいては、エンジンの冷
却水を冷却するラジエータをエンジンに対向配置し、該
エンジンにより駆動されるファンによりラジエータ冷却
用の風を発生するようにし、ファンシュラウドによって
ファンにより発生した冷却風が有効にラジエータを冷却
するようにしている。
従来のラジエータ部の一例を第4図に示す。第4図にお
いて、エンジン1による駆動にともなって回転するファ
ン2が車体3の中央部に設けられて冷却風を発生してい
る。該ファン2の後部には冷却風によってエンジン1内
を循環する冷却水を冷却するラジエータ4が支持されて
いるが、その前面にはファンシュラウド5とともにラジ
エータスクリーン6が上下に摺動可能に取着されてお
り、冷却風とともに流入される塵や埃を吸収している。
また、ラジエータ4の上部にはウエイト7とエンジンフ
ード8の間に位置してラジエータカバー9がボルト10に
よって取着されている。冷却水の補充は該ラジエータカ
バー9を取り外して行われる。
考案が解決使用とする問題点 上述の従来のフォークリフトにおいては、日常点検時に
ラジエータスクリーンを取り外す必要があり、ボルトの
着脱が煩わしかった。スクリーンの清掃はフォークリフ
トが塵芥の多い場所で使用されるため冷却水の補充に比
べて頻繁に行うことが必要である。
そこで本考案は以上の問題点に鑑み、フォークリフトの
点検時のラジエータスクリーンの清掃を容易に行い得る
とともに、車体内への異物の侵入や運転者への騒音を防
ぐフォークリフトのラジエータスクリーンを提供するこ
とをその目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案は、エンジンとカウ
ンタウエイトとの間にファンとラジエータとを備え、該
ラジエータの上方位置には車体に対して脱着可能なラジ
エータカバーを有するフォークリフトにおいて、前記ラ
ジエータに沿って設けられた一対のラジエータスクリー
ン装着用レールと、前記ラジエータカバーに透設された
長孔の開口部とを備え、該開口部内を通して前記ラジエ
ータスクリーンを前記レールに沿って脱着可能に取付け
られるとともに、ラジエータスクリーンには前記開口部
を閉塞するカバー部を有することを特徴とするフォーク
リフトのラジエータスクリーンをその解決手段とする。
作用 従って、ラジエータスクリーンの脱着はカバー部の引出
し、挿入を上方からレールに沿って摺動することで行わ
れ、これによって容易に作業が行われ、カバー部が開口
部を閉塞することによってエンジン音等の騒音が運転者
に届くことを防ぎ、車体内への異物の侵入も防ぐ。
実施例 以下、本考案を具体化した実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。図中11はフォークリフトの車体であ
り、その後部にはカウンタウエイト12が設置されてい
る。エンジン13は車体11のほぼ中央部に配置されてお
り、その上部はヒンジ14を中心に回動可能に取付けられ
たエンジンフード15に覆われている。
エンジン13の後方には冷却装置であるラジエータ16及び
回転中心部が車体11に支持されて取り付けられているフ
ァン17が配設されている。ファン17はエンジン13の出力
軸18の回転がファンプーリ19,20とファンベルト21とを
介して伝えられ、これによって車体11の前方から後方へ
の冷却風の流れを作っている。
ファン17の前方にはラジエータ16が車体11に支持されて
立設されており、エンジン13内をウォータポンプ(図示
なし)によって循環させられる冷却水の流出入管路が連
結されている。なお、該ラジエータ16の頂部には冷却水
の補給を行うためのラジエータキャップ22が取り付けら
れている。
一方、ラジエータ16の上部は板状のラジエータカバー23
に覆われており、該ラジエータカバー23は車体11のウエ
イト12とエンジンフード15の間にその両端部をボルト26
によって車体11側と固定されている。さらにラジエータ
カバー23の平面部には後述するラジエータスクリーン27
の挿脱を行うための開口部28が穿設されている。該開口
部28は前記ラジエータ16の前面枠から上方のラジエータ
カバー23のほぼ投影位置に位置するよう車体11の左右方
向へ拡張した形状の長孔となっている。
ラジエータスクリーン27はラジエータ16の前面左右両側
に取り付けられたコ字状断面形状をしたレール24に沿っ
て差し込まれている。該ラジエータスクリーン27は方形
形状をした枠体27aと枠体27a内に張られたスクリーン27
bから形成されている。さらにラジエータスクリーン27
の上枠にはカバー部29が固着されている。該カバー部29
はラジエータスクリーン27の上枠と直交する位置に固着
される帯状の板部29aと該板部29aの周部に沿って張り付
けられたゴム状のブッシュ29bから形成されている。な
お、カバー部29の長さは前記開口部を上方から閉塞可能
な長さに形成されている。
本考案は以上のように構成され、以下その作用について
説明する。作業者が点検時においてラジエータ16の冷却
水の補給を行う場合にはラジエータカバー23の両端のボ
ルト26を取り外し、ラジエータキャップ22を取り外して
行われる。
また、ラジエータ16への冷却風の流れにともなってラジ
エータスクリーン27に付着したゴミや塵を清掃する場合
には、カバー部29を開口部28からラジエータスクリーン
27とともにレール24に沿って引き出され洗浄される。ラ
ジエータスクリーン27を取り付ける場合は、ラジエータ
スクリーン27の下部から開口部28内にレール24に沿って
挿入することで行われる。カバー部29は開口部28を閉塞
しているため異物の侵入や運転者への騒音を低減してい
る。
考案の効果 以上詳述したように、本考案によればエンジン式フォー
クリフトの点検時においてラジエータスクリーンを清掃
する場合、容易にラジエータスクリーンのみを取り出す
ことができ、点検作業の能率を向上することができ、エ
ンジン音等の騒音が運転者に届くことを防ぎ、車体内へ
の異物の侵入も防ぐ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すフォークリフトのエンジ
ンの冷却構造を示す一部切欠断面図、第2図は本考案の
要部であるラジエータクリーン部の斜視図、第3図はフ
ォークリフトにおける従来のエンジンの冷却構造を示す
一部切欠断面図である。 16……ラジエータ 23……ラジエータカバー 24……レール 27……ラジエータスクリーン 28……開口部 29……カバー部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンとカウンタウエイトとの間にファ
    ンとラジエータとを備え、該ラジエータの上方位置には
    車体に対して脱着可能なラジエータカバーを有するフォ
    ークリフトにおいて、 前記ラジエータに沿って設けられた一対のラジエータス
    クリーン装着用レールと、前記ラジエータカバーに透設
    された長孔の開口部とを備え、該開口部内を通して前記
    ラジエータスクリーンを前記レールに沿って脱着可能に
    取付けられるとともに、ラジエータスクリーンには前記
    開口部を閉塞するカバー部を有することを特徴とするフ
    ォークリフトのラジエータスクリーン。
JP1988109422U 1988-08-19 1988-08-19 フォークリフトのラジエータスクリーン Expired - Lifetime JPH0744496Y2 (ja)

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JPH0230726U JPH0230726U (ja) 1990-02-27
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3839280B2 (ja) 2001-06-27 2006-11-01 新キャタピラー三菱株式会社 建設機械のクーリングパッケージのカバー構造
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