JPH0744456Y2 - 回動用のパイプハンドル付セットレンチ - Google Patents
回動用のパイプハンドル付セットレンチInfo
- Publication number
- JPH0744456Y2 JPH0744456Y2 JP1990070195U JP7019590U JPH0744456Y2 JP H0744456 Y2 JPH0744456 Y2 JP H0744456Y2 JP 1990070195 U JP1990070195 U JP 1990070195U JP 7019590 U JP7019590 U JP 7019590U JP H0744456 Y2 JPH0744456 Y2 JP H0744456Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wrench
- diameter
- small
- small diameter
- pipe handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、種々のサイズのキーレンチ，ボールポイント
レンチ等のＬ形レンチがセットされ且つ該レンチを回動
せしめる為の回動用のパイプハンドルを併設した回動用
のパイプハンドル付セットレンチに関するものである。
レンチ等のＬ形レンチがセットされ且つ該レンチを回動
せしめる為の回動用のパイプハンドルを併設した回動用
のパイプハンドル付セットレンチに関するものである。
従来から六角孔付ボルト等を締めつける為のキーレン
チ，ボールポイントレンチ等のＬ形レンチを複数本セッ
トしたセットレンチが多用されている。しかしながら、
これら複数本のＬ形レンチを使い勝手良く収納し得るケ
ースは未だ提案されていない。
チ，ボールポイントレンチ等のＬ形レンチを複数本セッ
トしたセットレンチが多用されている。しかしながら、
これら複数本のＬ形レンチを使い勝手良く収納し得るケ
ースは未だ提案されていない。
ところで、これらのＬ形レンチは長部と短部とをＬ形に
連設した構造であり、短部若しくは長部のいずれか一方
を該ボルトの六角孔に嵌入し、他方を握持して回動せし
めるものである。この場合において、短部をボルトの六
角孔に嵌入し、長部を握持して回動せしめる場合には握
持部が長い為それほど支障はないが、逆の場合即ち長部
を該ボルトの六角孔に嵌入し、短部を握持して該ボルト
の締めつけを行なう場合握持部が短い故強固且つ円滑に
該ボルトの締めつけを行なうことができないという欠点
がある。
連設した構造であり、短部若しくは長部のいずれか一方
を該ボルトの六角孔に嵌入し、他方を握持して回動せし
めるものである。この場合において、短部をボルトの六
角孔に嵌入し、長部を握持して回動せしめる場合には握
持部が長い為それほど支障はないが、逆の場合即ち長部
を該ボルトの六角孔に嵌入し、短部を握持して該ボルト
の締めつけを行なう場合握持部が短い故強固且つ円滑に
該ボルトの締めつけを行なうことができないという欠点
がある。
従って、業界ではセットされた多数本のどのレンチにも
被嵌でき、六角孔付ボルトの締めつけを良好に行ない得
る回動用のパイプハンドルが要望されていた。
被嵌でき、六角孔付ボルトの締めつけを良好に行ない得
る回動用のパイプハンドルが要望されていた。
本考案は、複数本のＬ形レンチを良好に収納できるレン
チ収納ケースを提案するとともにセットされたどのレン
チにも被嵌でき、六角孔付ボルトの締めつけを良好に行
ない得る回動用のパイプハンドルを提供するものであ
る。
チ収納ケースを提案するとともにセットされたどのレン
チにも被嵌でき、六角孔付ボルトの締めつけを良好に行
ない得る回動用のパイプハンドルを提供するものであ
る。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
短部と長部とをＬ形に連設した径の異なる複数の径大Ｌ
形レンチ４を挿入する複数の径大差込孔３を併設したレ
ンチ差し込み体１の表面に、径の異なる複数の径小Ｌ形
レンチ５を挿入する複数の径小差し込み孔８を併設した
径小レンチ差し込み体６を積層し、径小レンチ用のレン
チ差し込み体６の上端面７を径大レンチ用のレンチ差し
込み体１の上端面２に対して所定の距離、即ち、径小差
し込み孔８に径小レンチ体５を挿入した際、該径小レン
チ体５の短部がレンチ差し込み体１の上端面２以下とな
る距離だけ低くなるように設定してレンチ収納ケースａ
を設け、一端部に径大貫入孔13を、他端部に径小貫入孔
14を形成した回動用のパイプハンドル10を設け、この径
大貫入孔13を前記径大差し込み孔３に挿入される全ての
レンチが挿入される径に設定し且つ径小貫入孔14を径小
差し込み孔８に挿入される全てのレンチが挿入される径
に設定し、当該パイプハンドル10を前記レンチ収納ケー
スにａ併設したことを特徴とする回動用のパイプハンド
ル付セットレンチに係るものである。
形レンチ４を挿入する複数の径大差込孔３を併設したレ
ンチ差し込み体１の表面に、径の異なる複数の径小Ｌ形
レンチ５を挿入する複数の径小差し込み孔８を併設した
径小レンチ差し込み体６を積層し、径小レンチ用のレン
チ差し込み体６の上端面７を径大レンチ用のレンチ差し
込み体１の上端面２に対して所定の距離、即ち、径小差
し込み孔８に径小レンチ体５を挿入した際、該径小レン
チ体５の短部がレンチ差し込み体１の上端面２以下とな
る距離だけ低くなるように設定してレンチ収納ケースａ
を設け、一端部に径大貫入孔13を、他端部に径小貫入孔
14を形成した回動用のパイプハンドル10を設け、この径
大貫入孔13を前記径大差し込み孔３に挿入される全ての
レンチが挿入される径に設定し且つ径小貫入孔14を径小
差し込み孔８に挿入される全てのレンチが挿入される径
に設定し、当該パイプハンドル10を前記レンチ収納ケー
スにａ併設したことを特徴とする回動用のパイプハンド
ル付セットレンチに係るものである。
レンチ差し込み体1,6からの任意の径大レンチ４又は径
小レンチ５を取り出し、その一端部を例えば六角孔付ボ
ルト16の六角孔１に嵌入し、他端部にパイプハンドル10
の径大貫入孔13若しくは径小貫入孔14を被嵌して六角孔
付ボルト16の締めつけ作業を行なうと、該ボルトの締め
付けが強固確実に行なわれる。
小レンチ５を取り出し、その一端部を例えば六角孔付ボ
ルト16の六角孔１に嵌入し、他端部にパイプハンドル10
の径大貫入孔13若しくは径小貫入孔14を被嵌して六角孔
付ボルト16の締めつけ作業を行なうと、該ボルトの締め
付けが強固確実に行なわれる。
また、レンチ差し込み体６の上端面７はレンチ差し込み
体１の上端面２より下方に位置する為、レンチ差し込み
体１の径大差し込み孔3,レンチ差し込み体６の径小差し
込み孔８からの径大レンチ4,径小レンチ５の出し入れが
良好に行える。
体１の上端面２より下方に位置する為、レンチ差し込み
体１の径大差し込み孔3,レンチ差し込み体６の径小差し
込み孔８からの径大レンチ4,径小レンチ５の出し入れが
良好に行える。
図示した実施例はレンチ差し込み体1,6及びハンドル装
着部11を合成樹脂により一体に成型したものである。
着部11を合成樹脂により一体に成型したものである。
レンチ差し込み体１の上端面２は傾斜面に形成され、こ
の傾斜面には上側から順に直径10mm,8mm,6mmの三本のボ
ールポイントが挿入される径大差し込み孔３が穿設さ
れ、この径大差し込み孔３にボールポイントレンチがそ
の短部が平行になるように装着される。更にレンチ差し
込み体６の上端面７も同様に傾斜面に形成しされ且つ該
傾斜面はレンチ差し込み体１の上端面２より下側に位置
せしめられ、この傾斜面には上側から順に直径5mm,4mm,
3mm,2.5mm,2mm,1.5mmの六本のボールポイントレンチが
挿入される径小差し込み孔８が穿設され、この径小差し
込み孔８にボールポイントレンチがその短部が平行にな
るように装着される。
の傾斜面には上側から順に直径10mm,8mm,6mmの三本のボ
ールポイントが挿入される径大差し込み孔３が穿設さ
れ、この径大差し込み孔３にボールポイントレンチがそ
の短部が平行になるように装着される。更にレンチ差し
込み体６の上端面７も同様に傾斜面に形成しされ且つ該
傾斜面はレンチ差し込み体１の上端面２より下側に位置
せしめられ、この傾斜面には上側から順に直径5mm,4mm,
3mm,2.5mm,2mm,1.5mmの六本のボールポイントレンチが
挿入される径小差し込み孔８が穿設され、この径小差し
込み孔８にボールポイントレンチがその短部が平行にな
るように装着される。
このレンチ差し込み体1,6から成るレンチ収納ケースａ
の側面にはパイプハンドル10を装着する断面Ｃ状のハン
ドル装着部11が併設されている。
の側面にはパイプハンドル10を装着する断面Ｃ状のハン
ドル装着部11が併設されている。
このパイプハンドル10は一端部に前記10mm,8mm,6mmのボ
ールポイントレンチを嵌入し得る径大貫入孔13が形成さ
れ、また他端部には前記5mm,4mm,3mm,2.5mm,2mm,1.5mm
のボールポイントレンチが嵌入し得る径小貫入孔14が形
成されている。
ールポイントレンチを嵌入し得る径大貫入孔13が形成さ
れ、また他端部には前記5mm,4mm,3mm,2.5mm,2mm,1.5mm
のボールポイントレンチが嵌入し得る径小貫入孔14が形
成されている。
図中符号19は連通孔、符号９は本実施品を吊下する場合
に使用する係止リング、符号20はワークである。
に使用する係止リング、符号20はワークである。
本実施例は上記構成であるから、レンチ差し込み体１の
径大差し込み孔３から任意のボールポイントレンチを手
前に起こし、短部をつまんで容易に抜き出すことがで
き、第４図のように一端を六角孔付ボルト16の六角孔17
に嵌入し、他端部にパイプハンドル10の径大貫入孔13を
被嵌してパイプハンドル10を握持回動せしめることによ
り、六角孔付ボルト16を強固且つ楽に締めつけることが
でき、また、レンチ差し込み体６の径小差し込み孔８か
ら任意のボールポイントレンチを前記同様抜き出したと
きもパイプハンドル10の径小貫入孔14を用いて同様の作
業を行なうことにより、非常に強固且つ楽に六角孔付ボ
ルト16の締めつけを行なうことが可能になる。
径大差し込み孔３から任意のボールポイントレンチを手
前に起こし、短部をつまんで容易に抜き出すことがで
き、第４図のように一端を六角孔付ボルト16の六角孔17
に嵌入し、他端部にパイプハンドル10の径大貫入孔13を
被嵌してパイプハンドル10を握持回動せしめることによ
り、六角孔付ボルト16を強固且つ楽に締めつけることが
でき、また、レンチ差し込み体６の径小差し込み孔８か
ら任意のボールポイントレンチを前記同様抜き出したと
きもパイプハンドル10の径小貫入孔14を用いて同様の作
業を行なうことにより、非常に強固且つ楽に六角孔付ボ
ルト16の締めつけを行なうことが可能になる。
尚、径大貫入孔13,径小貫入孔14に挿入されるボールポ
イントレンチが径大貫入孔13,径小貫入孔14よりも径小
の場合、径大貫入孔13又は径小貫入孔14内で多少のガタ
つきが生じることになるが、多少のガタつきがあっても
ボールポイントレンチに回動力は伝達される為六角孔付
ボルト16の締めつけにはそれほど影響はなく、また、レ
ンチ差し込み体６に装着される直径2mmや直径1.5mmのよ
うな極めて径小のボールポイントレンチの場合にはあま
り大きい締めつけ力は不要な為、パイプハンドル10を用
いなくとも六角孔付ボルト16を強固に締めつけることが
できる。従って、径大貫入孔13,径小貫入孔14の内径と
セットされているボールポイントレンチの外径との大小
関係はそれほど締めつけ作業に支障を来すものではな
い。即ち、径大貫入孔13,径小貫入孔14の内径はセット
されているボールポイントレンチが嵌入し得る径であれ
ば多少径大であっても良い。
イントレンチが径大貫入孔13,径小貫入孔14よりも径小
の場合、径大貫入孔13又は径小貫入孔14内で多少のガタ
つきが生じることになるが、多少のガタつきがあっても
ボールポイントレンチに回動力は伝達される為六角孔付
ボルト16の締めつけにはそれほど影響はなく、また、レ
ンチ差し込み体６に装着される直径2mmや直径1.5mmのよ
うな極めて径小のボールポイントレンチの場合にはあま
り大きい締めつけ力は不要な為、パイプハンドル10を用
いなくとも六角孔付ボルト16を強固に締めつけることが
できる。従って、径大貫入孔13,径小貫入孔14の内径と
セットされているボールポイントレンチの外径との大小
関係はそれほど締めつけ作業に支障を来すものではな
い。即ち、径大貫入孔13,径小貫入孔14の内径はセット
されているボールポイントレンチが嵌入し得る径であれ
ば多少径大であっても良い。
本考案は上述のように構成したから、複数本のＬ形レン
チの取り出し，収納が良好にできるとともに、回動用の
パイプハンドルを用いることで、例えば六角孔付ボルト
を強固円滑に締めつけることができる。
チの取り出し，収納が良好にできるとともに、回動用の
パイプハンドルを用いることで、例えば六角孔付ボルト
を強固円滑に締めつけることができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は本実施
例に係る正面図、第２図は本実施例に係る断面図、第３
図は本実施例に係るレンチ収納ケースの斜視図、第４図
は本実施例に係る使用状態を示す説明図である。 ａ…レンチ収納ケース、１…レンチ差し込み体、２…上
端面、３…径大差し込み孔、４…径大レンチ、５…径小
レンチ、６…レンチ差し込み体、７…上端面、８…径小
差し込み孔、10…パイプハンドル、13…径大貫入孔、14
…径小貫入孔。
例に係る正面図、第２図は本実施例に係る断面図、第３
図は本実施例に係るレンチ収納ケースの斜視図、第４図
は本実施例に係る使用状態を示す説明図である。 ａ…レンチ収納ケース、１…レンチ差し込み体、２…上
端面、３…径大差し込み孔、４…径大レンチ、５…径小
レンチ、６…レンチ差し込み体、７…上端面、８…径小
差し込み孔、10…パイプハンドル、13…径大貫入孔、14
…径小貫入孔。
Claims (1)
- 【請求項１】短部と長部とをＬ形に連設した径の異なる
複数の径大Ｌ形レンチ４を挿入する複数の径大差込孔３
を併設したレンチ差し込み体１の表面に、径の異なる複
数の径小Ｌ形レンチ５を挿入する複数の径小差し込み孔
８を併設した径小レンチ差し込み体６を積層し、径小レ
ンチ用のレンチ差し込み体６の上端面７を径大レンチ用
のレンチ差し込み体１の上端面２に対して所定の距離、
即ち、径小差し込み孔８に径小レンチ体５を挿入した
際、該径小レンチ体５の短部がレンチ差し込み体１の上
端面２以下となる距離だけ低くなるように設定してレン
チ収納ケースａを設け、一端部に径大貫入孔13を、他端
部に径小貫入孔14を形成した回動用のパイプハンドル10
を設け、この径大貫入孔13を前記径大差し込み孔３に挿
入される全てのレンチが挿入される径に設定し且つ径小
貫入孔14を径小差し込み孔８に挿入される全てのレンチ
が挿入される径に設定し、当該パイプハンドル10を前記
レンチ収納ケースにａ併設したことを特徴とする回動用
のパイプハンドル付セットレンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990070195U JPH0744456Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 回動用のパイプハンドル付セットレンチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990070195U JPH0744456Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 回動用のパイプハンドル付セットレンチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0429368U JPH0429368U (ja) | 1992-03-09 |
| JPH0744456Y2 true JPH0744456Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31606154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990070195U Expired - Lifetime JPH0744456Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 回動用のパイプハンドル付セットレンチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744456Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2543277Y2 (ja) * | 1992-02-25 | 1997-08-06 | 前田金属工業株式会社 | 六角棒レンチホルダー |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5451697U (ja) * | 1977-09-19 | 1979-04-10 | ||
| JPS5713165U (ja) * | 1980-06-21 | 1982-01-23 | ||
| JPH066269B2 (ja) * | 1986-11-29 | 1994-01-26 | 株式会社若穂囲製作所 | ハンドル付ｌ型レンチ |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP1990070195U patent/JPH0744456Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0429368U (ja) | 1992-03-09 |
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