JPH074442A - 旋回装置 - Google Patents
旋回装置Info
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- JPH074442A JPH074442A JP5172250A JP17225093A JPH074442A JP H074442 A JPH074442 A JP H074442A JP 5172250 A JP5172250 A JP 5172250A JP 17225093 A JP17225093 A JP 17225093A JP H074442 A JPH074442 A JP H074442A
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Abstract
のを防止すると共に、オイルシールをハウジング内から
容易に取外せるようにする。 【構成】 オイルシール33の内径d1 を大径軸受22
の最大外接円径d2 と同等以上で、かつピニオン20の
外径d3 より大きく形成した。従って、オイルシール3
3をハウジング本体31に取付けるときに、大径軸受2
2の各ころ22Cを通過させて外部に露出するダストリ
ップ部33B側からスペーサ32に装着させることがで
きる。また、ハウジング本体31の下端側には、切欠き
部31Fを形成したから、該切欠部31Fによって各リ
ップ部33A,33Bを損傷させることなく取外せる。
Description
油圧クレーン等の建設機械に設けられ、建設機械の下部
走行体上で上部旋回体を旋回させるのに用いて好適な旋
回装置に関する。
装置を油圧ショベルに用いた場合を例に挙げて述べる。
1上に旋回可能に搭載された上部旋回体を示し、該上部
旋回体2は、旋回フレーム3を有し、該旋回フレーム3
上には機械室4,運転室5,カウンタウエイト6等が設
けられている。7は旋回フレーム3に俯仰動可能に取付
けられた作業装置を示し、該作業装置7は土砂の掘削作
業等を行うものである。
置を示し、該旋回装置8には、図8に示す如く外部から
圧油が供給されることにより出力軸9Aを回転駆動する
回転源としての油圧モータ9が設けられ、該旋回装置8
は油圧モータ9の回転を下部走行体1に伝達し、旋回フ
レーム3等を下部走行体1に対して旋回させるものであ
る。
ングを示し、該ハウジング10は下端側の大径フランジ
部11Aが旋回フレーム3に固着されたハウジング本体
11と、該ハウジング本体11上端側の小径フランジ部
11B上に設けられ、内歯車が形成されたリングギヤ1
2と、該リングギヤ12の上側に設けられたカバー13
とから構成されている。また、該ハウジング本体11の
内周下側には後述の大径軸受22が取付けられる取付段
部11C、内周上側には小径軸受23が取付けられる取
付段部11Dが形成されている。さらに、前記カバー1
3の上端側には油圧モータ9が取付けられている。
ング10内に配設され、リングギヤ12と共に減速機構
を構成する減速歯車機構を示し、該減速歯車機構14は
油圧モータ9の出力軸9A先端部に一体に設けられた太
陽歯車15と、該太陽歯車15とリングギヤ12に噛合
し該太陽歯車15の周囲を自転しつつ公転する複数の遊
星歯車16,16,…(1個のみ図示)と、該各遊星歯
車16をピン17を介して回転自在に支持し、該各遊星
歯車16の公転を後述のピニオンシャフト19に伝達す
るキャリア18とから構成されている。
2および小径軸受23を介して回転可能に支持された回
転軸としてのピニオンシャフトを示し、該ピニオンシャ
フト19は下側が大径部19Aとなり、上側が小径部1
9Bとなる段付円柱状に形成されている。また、該ピニ
オンシャフト19の上端側外周にはスプライン19Cが
形成され、該スプライン19Cと小径部19Bとの間に
は後述の抜止めリング24が嵌合される環状溝19Dが
周方向に形成されている。そして、前記スプライン19
Cはキャリア18と回転不能に結合され、これにより、
ピニオンシャフト19は油圧モータ9の回転に基づいて
回転するようになっている。
前記ハウジング本体11内から旋回フレーム3の下側に
突出してピニオン20となっており、該ピニオン20は
下部走行体1に設けられた旋回輪21に形成された内歯
車21Aと噛合している。そして、該ピニオンシャフト
19は旋回輪21に対してピニオン20と共に内歯車2
1Aの周囲を自転しつつ公転し、この公転力によりハウ
ジング11本体を介して旋回フレーム3を下部走行体1
上で旋回させるものである。
フト19の大径部19Aとの間に設けられた大径軸受を
示し、該大径軸受22は、前記ハウジング本体11の取
付段部11Cに固着された外輪22Aと、該外輪22A
の内周側に位置し、前記ピニオンシャフト19の大径部
19Aに嵌合された内輪22Bと、該内輪22Bと外輪
22Aとの間に周方向に複数設けられ、外輪22Aに対
して内輪22Bを回転可能とする転動子としてのころ2
2C,22C,…(2個のみ図示)とから構成されてい
る。
フト19の小径部19Bとの間に設けられた小径軸受を
示し、該小径軸受23は前記大径軸受22とほぼ同様
に、前記ハウジング本体11の取付段部11Dに固着さ
れた外輪23Aと、該外輪23Aの内周側に位置し、前
記ピニオンシャフト19の小径部19Bに嵌合された内
輪23Bと、該内輪23Bと外輪23Aとの間に周方向
に複数設けられた転動子としてのころ23C,23C,
…(2個のみ図示)とから構成されている。
Dに嵌合された環状の抜止めリングを示し、該抜止めリ
ング24は小径軸受23の内輪23Bを軸方向に位置決
めしている。
ン20との間に設けられたスペーサを示し、該スペーサ
25はピニオンシャフト19の大径部19Aに嵌合固着
されている。
オイルシールを示し、該オイルシール26は内周面上側
がオイルリップ部26A,内周面下側がダストリップ部
26Bとなり、該各リップ部26A,26Bは共に前記
スペーサ25の外周側に締代をもって摺接している。そ
して、該オイルリップ部26Aは、減速歯車機構14の
各歯車間に付着したオイル等がハウジング10の外部に
漏れるのを防止し、ダストリップ部26Bは、ピニオン
20と旋回輪21の内歯車21Aとの間に付着したグリ
ース等がハウジング10内に侵入するのを防止してい
る。
構成を有するもので、油圧モータ9に外部から圧油が供
給されると出力軸9Aが回転し、この回転は減速歯車機
構14の太陽歯車15から各遊星歯車16に伝えられ、
該各遊星歯車16はリングギヤ12の内周を自転しつつ
公転し、この公転はキャリア18からスプライン19C
を介してピニオンシャフト19に伝わる。このように、
油圧モータ9の回転は減速歯車機構14で減速され、高
トルクの回転となってピニオンシャフト19に伝えられ
る。
ることにより、ピニオン20は旋回輪21の内周を自転
しつつ公転し、この公転がピニオンシャフト19からハ
ウジング本体11を介して旋回フレーム3に伝達され、
上部旋回体2は下部走行体1上で旋回されるようにな
る。
業について、図9ないし図15を参照しつつ述べる。
大径部19Aが下側となるようにピニオンシャフト19
を載置し、この状態で該ピニオンシャフト19の大径部
19Aに上側からスペーサ25を嵌合し、該スペーサ2
5の上側に、大径軸受22の内輪22Bおよび各ころ2
2Cが一体化したものを装着する。
にハウジング本体11を小径フランジ部11Bが下側に
なるように載置し、大径軸受22の外輪22Aをハウジ
ング本体11内の取付段部11Cに嵌合する。そして、
ハウジング本体11を図11に示すように逆さにして、
作業台27上にハウジング本体11を小径フランジ部1
1Bが上側になるように載置し、小径軸受23の外輪2
3Aをハウジング本体11内の取付段部11Dに嵌合す
る。
22の外輪22Aおよび小径軸受23の外輪23Aが嵌
合されたハウジング本体11を、スペーサ25,内輪2
2B,各ころ22Cが装着されたピニオンシャフト19
の上方から図中の矢示A方向に降ろし、該ピニオンシャ
フト19に挿嵌する。このとき、ピニオンシャフト19
に装着された大径軸受22の各ころ22C上にハウジン
グ本体11に嵌合された大径軸受22の外輪22Aが当
接し、大径軸受22が組上がる。
シャフト19の小径部19Bに小径軸受23の内輪23
Bおよび各ころ23Cを装着し、小径軸受23を組上げ
た後、ピニオンシャフト19の環状溝19Dに抜止めリ
ング24を嵌合し、内輪23Bを軸方向に位置決めす
る。これにより、ピニオンシャフト19とハウジング本
体11とは、大径軸受22および小径軸受23で相対回
転が許されつつ軸方向に位置決めされる。
ピニオンシャフト19,ハウジング本体11等全体を逆
さにして、該ハウジング本体11の小径フランジ部11
Bが下側になるように作業台27上に載置し、スペーサ
25とハウジング本体11との間にオイルシール26を
ピニオン20の上方から矢示B方向に圧入嵌合し、図1
5に示す如く装着する。
9,ハウジング本体11等全体を逆さにして、該ハウジ
ング本体11の小径フランジ部11Bが上側になるよう
に作業台27上に載置し、ピニオンシャフト19の上側
に減速歯車機構14、ハウジング本体11の小径フラン
ジ部11B上にリングギヤ12と油圧モータ9が取付け
られたカバー13を取付け、旋回装置8は完成する。
来技術では、旋回装置8の組立作業において、ハウジン
グ本体11等の上下を3回反転させる必要があり、これ
らの部材は大型で、大重量であるから、この反転作業に
は、専用の反転装置を必要とする上に、反転作業の度に
ハウジング本体11等をこの反転装置に取付けたりしな
ければならず、非常に手間がかかるという問題がある。
との間にオイルシール26を圧入嵌合したときに、図1
6に示すように、該オイルシール26のオイルリップ部
26Aがスペーサ25の外周面との摩擦によりめくれ上
がって変形してしまう場合がある。しかし、従来の装着
方法では、このようなオイルシール26の装着不良が外
部から確認することができず、オイル漏れによって旋回
装置8の故障を招いて信頼性が大幅に低下してしまうと
いう問題がある。
ウジング本体11内から取外すときには、該オイルシー
ル26はハウジング本体11とスペーサ25との間に圧
入嵌合されているため、取外すのが難しく、取外し時に
オイルシール26を損傷して再使用できなくなるという
問題がある。
れたもので、オイルシールのリップ部のめくれ上がりに
よるシール不良を防止できると共に、オイルシールをハ
ウジングから簡単に取外せるようにした旋回装置を提供
することを目的とする。
ために、本発明が採用する構成の特徴は、オイルシール
のリップ部を、軸受の内輪に取付けられた各転動子の最
大外接円径とほぼ等しいか、または大きく形成したこと
にある。
られる各転動子の最大外接円径とほぼ等しいか、または
大きく形成し、ハウジングには前記スペーサと対応する
位置にオイルシール取付段部を形成し、該オイルシール
取付段部にはオイルシールを圧入嵌合し、該オイルシー
ルの内周側リップ部を前記スペーサの外周面に摺接させ
るのが好ましい。
イルシールの外周面を少なくとも部分的にハウジング外
に露出させるように、径方向に切欠きを形成したことに
ある。
をピニオンシャフトの上側から嵌合することによって、
ピニオンシャフトに嵌合された軸受の各転動子の外周側
を通過して外部に露出するリップ部側からスペーサの外
周面に摺動自在に装着される。
きを介して該オイルシールの外周面に治具等を係合させ
ることにより、リップ部を損傷させることなく取外すこ
とができる。
づいて説明する。なお、本実施例では上述した従来技術
と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略
するものとする。
体を示し、該ハウジング本体31は従来技術で述べたハ
ウジング本体11とほぼ同様に、上,下両端側にそれぞ
れ形成された大径フランジ部31A,小径フランジ部3
1Bと、大径軸受22の外輪22A,小径軸受23の外
輪23Aが嵌合された取付段部31C,取付段部31D
とから大略構成されているものの、前記取付段部31C
の下側には後述のオイルシール33が嵌合されるオイル
シール取付段部31Eが形成され、該オイルシール取付
段部31Eの外周側には径方向に貫通する切欠き部31
Fが形成されている。
9Aに嵌合された本実施例によるスペーサを示し、該ス
ペーサ32は従来技術で述べたスペーサ25と比較し
て、その外径寸法は大径軸受22の各ころ22Cの最大
外接円径d2 とほぼ等しいか、またはそれより大きくな
るように形成されている。即ち、スペーサ32の外径寸
法は各ころ22Cの最大外接円径と同等以上となってい
る。
取付段部31Eに圧入嵌合されたオイルシールを示し、
該オイルシール33は従来技術で述べたオイルシール2
6とほぼ同様に、内周側にオイルリップ部33A,ダス
トリップ部33Bが設けられている。しかし、該オイル
シール33は全体に大径化されており、その内径d1
(リップ部33A,33Bの小さい方の内径)が、大径
軸受22の最大外接円径d2 とほぼ等しいか、または大
きく、かつピニオン20の外径d3 より大きくなるよう
に形成されている。
構成を有するもので、その動作については従来技術と格
別差異はない。
業について図3ないし図6を参照しつつ、説明する。
オンシャフト19の大径部19Aにスペーサ32を嵌合
し、該スペーサ32の上側に大径軸受22の内輪22B
および各ころ22Cが一体化したものを装着する。
ハウジング本体31を小径フランジ部31Bが下側にな
るように載置し、大径軸受22の外輪22Aをハウジン
グ本体31内の取付段部31Cに嵌合し、さらにオイル
シール33をハウジング本体31内のオイルシール取付
段部31Eに嵌合する。そして、ハウジング本体31を
逆さにして、小径フランジ部31Bが上側になるように
作業台27上に載置し、小径軸受23の外輪23Aをハ
ウジング本体31内の取付段部31Dに嵌合する。
イルシール33および小径軸受23の外輪23Aが嵌合
されたハウジング本体31を、スペーサ32,大径軸受
22の内輪22Bと各ころ22Cが装着されたピニオン
シャフト19の上方から図5に示すように矢示C方向に
下降させ、ハウジング本体31等とピニオンシャフト1
9等を合体させる。このとき、前記ハウジング本体31
内に嵌合されたオイルシール33の内径d1 は、ピニオ
ンシャフト19に装着された大径軸受22の内輪22B
と各ころ22Cの最大外接円径d2 と同等以上に形成さ
れているから、オイルシール33は、大径軸受22の各
ころ22Cの外周側を通過し、スペーサ32の外周面に
摺接するよう装着される。
ャフト19の小径部19Bに小径軸受23の内輪23B
および各ころ23Cを装着し、小径軸受23を組上げた
後、ピニオンシャフト19の環状溝19Dに抜止めリン
グ24を嵌合し、内輪23Bを軸方向に位置決めする。
さらに、ピニオンシャフト19の上側に減速歯車機構1
4、ハウジング本体31の小径フランジ部31B上にリ
ングギヤ12と油圧モータ9が取付けられたカバー13
を取付けるようになっている。
取付段部31Eからオイルシール33を取外すときに
は、切欠き部31Fを介して、ドライバ等の治具(図示
せず)の先端をオイルシール33の外周面に係合させて
引き出すようにすることによって取外される。
ル33の内径d1 を大径軸受22の各ころ22Cの最大
外接円径d2 とほぼ等しいか、または大きく、かつピニ
オン20の外径d3 より大きく形成するようにしたか
ら、旋回装置8の組立作業時において、オイルシール3
3を予めハウジング本体31に嵌合してから、オイルシ
ール33をハウジング本体31と共に、スペーサ32お
よび大径軸受22の内輪22B,各ころ22Cが装着さ
れたピニオンシャフト19に挿嵌することにより、前記
各ころ22Cの外周側を通過させて、スペーサ32の外
周面に装着させることができる。よって、ハウジング本
体31等の反転作業を1回のみとすることができ、従来
技術と比較して組立性を大幅に向上させることができ
る。
装着するとき、外部に露出するダストリップ部33B側
からスペーサ32に装着するようにしているから、該ダ
ストリップ部33Bにめくれ上がりが生じても容易に発
見することができ、オイルシール33とスペーサ32と
の間に隙間が形成されるのを確実に防止して、ハウジン
グ本体31内にピニオン20に付着したグリース等が侵
入したりして旋回装置8を故障させたり、性能を低下さ
せたりするのを確実に防止できる。
Fを形成し、該切欠き部31Fを介してを簡単に取外せ
るようにしたから、オイルリップ部33A,ダストリッ
プ部33Bを損傷することなく取外すことができ、オイ
ルシール33を再利用することができる。
構14を有する旋回装置8を例に挙げて説明したが、本
発明はこれに限らず、2段以上の多段な減速歯車機構を
有する旋回装置に用いてもよい。
ショベルに用いた場合を例に挙げて説明したが、本発明
はこれに限らず、油圧クレーンその他の建設機械の旋回
装置としても用いることができる。
22C,23Cを用いたころ軸受として述べたが、を玉
軸受を用いてもよい。
ルシールのリップ部を軸受の内輪に取付けられた各転動
子の最大外接円径とほぼ等しいか、または大きく形成し
たから、オイルシールをピニオンシャフトに嵌合された
軸受を通過させて、外部に露出するリップ部側からスペ
ーサ外周面に摺動自在に装着することができ、オイルシ
ールのリップ部のめくれ上がり等のシール不良を外部か
らの目視で確認でき、該オイルシールとスペーサとの間
に隙間が形成されるのを確実に防止できる。これによ
り、旋回装置のオイル漏れ等による故障を確実に防止し
て、信頼性を大幅に向上させることができる。
ルシールの外周面を少なくとも部分的にハウジング外に
露出させる切欠きを設けたから、該切欠きを介して治具
をオイルシール外周面に係合させることによって該オイ
ルシールをハウジングから簡単に取外すことができ、オ
イルシールの修理,交換を簡単に行うことができる上
に、リップ部を損傷させずに取外せるから、再利用を可
能とすることができる。
である。
大して示す縦断面図である。
ろを嵌合した状態を示す縦断面図である。
受の外輪およびオイルシールを嵌合した状態を示す縦断
面図である。
オンシャフトに嵌合する直前の状態を示す縦断面図であ
る。
状態を示す縦断面図である。
る。
る。
ろを嵌合した状態を示す縦断面図である。
軸受の外輪を嵌合した状態を示す縦断面図である。
軸受の外輪を嵌合した状態を示す縦断面図である。
ニオンシャフトに嵌合する直前の状態を示す縦断面図で
ある。
た状態を示す縦断面図である。
を嵌合する直前の状態を示す縦断面図である。
面との間に取付けた状態を示す要部拡大縦断面図であ
る。
態を示す図15と同様の要部拡大縦断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 下端側が上部旋回体に取付けられ、上端
側に回転源が設けられた筒状のハウジングと、該ハウジ
ング内に設けられ、前記回転源の回転を減速して回転軸
に伝える減速機構と、前記ハウジング内から下向きに突
出する前記回転軸の下端側に形成され、下部走行体に設
けた旋回輪に噛合するピニオンと、前記回転軸をハウジ
ング内で回転可能に支持すべく、前記ハウジングに固着
される外輪と前記回転軸に固着される内輪との間に複数
の転動子が設けられた軸受と、該軸受の内輪とピニオン
との間に位置して前記回転軸の外周に嵌合された環状の
スペーサと、内周側のリップ部が該スペーサの外周面に
摺動するように、前記ハウジングの内周側に圧入嵌合さ
れたオイルシールとからなる旋回装置において、前記オ
イルシールのリップ部を、前記軸受の内輪に取付けられ
た各転動子の最大外接円径とほぼ等しいか、または大き
く形成したことを特徴とする旋回装置。 - 【請求項2】 前記スペーサの外径を前記軸受に取付け
られる各転動子の最大外接円径とほぼ等しいか、または
大きく形成し、前記ハウジングには前記スペーサと対応
する位置にオイルシール取付段部を形成し、該オイルシ
ール取付段部にはオイルシールを圧入嵌合し、該オイル
シールの内周側リップ部を前記スペーサの外周面に摺接
させてなる請求項1記載の旋回装置。 - 【請求項3】 前記ハウジングの下端側には、前記オイ
ルシールの外周面を少なくとも部分的にハウジング外に
露出させるように、径方向の切欠きを形成してなる請求
項1記載の旋回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5172250A JP2852848B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 旋回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5172250A JP2852848B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 旋回装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074442A true JPH074442A (ja) | 1995-01-10 |
JP2852848B2 JP2852848B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=15938412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5172250A Expired - Fee Related JP2852848B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 旋回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2852848B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100507155B1 (ko) * | 2002-09-10 | 2005-08-09 | 현대자동차주식회사 | 차량용 수동변속기의 오일 시일의 손상 방지 구조 |
CN112443002A (zh) * | 2019-08-30 | 2021-03-05 | 卡特彼勒公司 | 用于平整机的密封组件 |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP5172250A patent/JP2852848B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100507155B1 (ko) * | 2002-09-10 | 2005-08-09 | 현대자동차주식회사 | 차량용 수동변속기의 오일 시일의 손상 방지 구조 |
CN112443002A (zh) * | 2019-08-30 | 2021-03-05 | 卡特彼勒公司 | 用于平整机的密封组件 |
CN112443002B (zh) * | 2019-08-30 | 2024-04-26 | 卡特彼勒公司 | 用于平整机的密封组件 |
US11976716B2 (en) | 2019-08-30 | 2024-05-07 | Caterpillar Inc. | Seal assembly for a grading machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2852848B2 (ja) | 1999-02-03 |
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