JPH05302650A - 遊星歯車減速装置 - Google Patents

遊星歯車減速装置

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JPH05302650A
JPH05302650A JP13426592A JP13426592A JPH05302650A JP H05302650 A JPH05302650 A JP H05302650A JP 13426592 A JP13426592 A JP 13426592A JP 13426592 A JP13426592 A JP 13426592A JP H05302650 A JPH05302650 A JP H05302650A
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JP
Japan
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carrier
gear
sun gear
sliding plate
sliding
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Application number
JP13426592A
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English (en)
Inventor
Nobuo Uzawa
信夫 鵜沢
Akihiro Tanaka
章弘 田中
Shinobu Yamamoto
忍 山本
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊星歯車減速装置において、キャリアと太陽
歯車およびキャリアと遊星歯車との間の摺動部に一枚の
摺動板を設け、部品点数を削減し、摺動板の摩耗を効果
的に低減する。 【構成】 1段目の減速歯車機構52の太陽歯車26と
キャリア53との間および各遊星歯車27とキャリア5
3との間に、一枚の板材により形成された摺動板54を
設ける。そして、摺動板54の各穴54A,54B内に
は旋回モータ9の出力軸9A,各ピン29が挿入される
から、摺動板54はキャリア53に対して回り止めされ
る。これにより、摺動板54の上側面だけが摺動面部5
4C,54Dとなり下側面は摩耗することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル,
油圧クレーン等の旋回モータ用減速装置および履帯駆動
装置、油圧クレーン用ロープウインチ等に用いて好適な
遊星歯車減速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3ないし図5に従来技術の遊星歯車減
速装置を用いた旋回装置を例に挙げ、この旋回装置を油
圧ショベルに用いた場合について説明する。
【0003】図中、1は下部走行体、2は該下部走行体
1上に旋回可能に搭載された上部旋回体を示し、該上部
旋回体2は旋回フレーム3を有し、該旋回フレーム3上
には運転室4,機械室5およびカウンタウエイト6等が
設けられている。7は上部旋回体2の前部に位置して旋
回フレーム3に俯仰動可能に設けられた作業装置を示
し、該作業装置7は土砂等の掘削作業を行うようになっ
ている。
【0004】8は下部走行体1と上部旋回体2との間に
配設された旋回装置を示し、該旋回装置8は、外部から
圧油が給排されることにより出力軸9Aを回転駆動する
油圧モータからなる回転源としての旋回モータ9と、該
旋回モータ9の回転を減速して旋回輪10に伝える減速
装置11とから大略構成されている。
【0005】ここで、前記旋回輪10は図4に示す如
く、内周面に内歯12Aが全周に亘って形成された内輪
12と、旋回フレーム3に固着された外輪13と、該外
輪13と内輪12との間に多数個配設され、内輪12に
対して外輪13が旋回フレーム3と共に回転(旋回)す
るのを補償するボール14(一個のみ図示)とからなっ
ている。
【0006】ここで、前記旋回輪10の内輪12は下部
走行体1のフレームを構成する丸胴(図示せず)に固着
され、外輪13は内輪12の周囲を各ボール14を介し
て旋回フレーム3と共に回転(旋回)するようになって
いる。
【0007】15は減速装置11の本体を構成するハウ
ジングを示し、該ハウジング15は図4に示す如く、段
付の略円筒状に形成され、下端側の下フランジ16Aが
旋回フレーム3上に複数のボルト17,17,…を介し
て固着された下側ハウジング16と、該下側ハウジング
16の上フランジ16B上に設けられ、内周面に内歯車
としての内歯18Aが図4に示す如く全周に亘って形成
された略円筒状の上側ハウジング18と、該上側ハウジ
ング18の上端側を施蓋し、前記旋回モータ9が取付け
られたカバー19とから構成され、該カバー19のフラ
ンジ19Aは上側ハウジング18の上フランジ18Bに
複数のボルト20,20,…を介して固着され、前記上
側ハウジング18の下フランジ18Cは下側ハウジング
16の上フランジ16Bに複数のボルト21,21,…
を介して固着されている。
【0008】22は下側ハウジング16に軸受23,2
4を介して回転自在に支持された回転軸としてのピニオ
ンシャフトを示し、該ピニオンシャフト22の上端側外
周には歯部22Aが形成され、該歯部22Aは後述する
キャリア41の内歯と噛合させることにより、旋回モー
タ9の出力軸9Aの回転を減速装置11により所定の回
転数に減速してピニオンシャフト22を回転させる。
【0009】また、前記ピニオンシャフト22の下端側
は旋回フレーム3の下側へと突出してピニオン22Bと
なり、該ピニオン22Bは旋回輪10の内輪12に形成
された内歯12Aと噛合している。これにより、該ピニ
オンシャフト22はピニオン22Bと共に内輪12の内
歯12Aを介して自転しつつ公転し、この公転力により
ハウジング15を介して旋回フレーム3を旋回させるよ
うになっている。
【0010】25はカバー19の下側に位置して上側ハ
ウジング18内に配設された1段目の減速歯車機構を示
し、該減速歯車機構25は、旋回モータ9の出力軸9A
にスプライン結合された太陽歯車26と、該太陽歯車2
6と上側ハウジング18の内歯18Aとに噛合し、該太
陽歯車26の周囲を自転しつつ公転する例えば3個の遊
星歯車27(1個のみ図示)と、該各遊星歯車27を軸
受28を介して回転自在に支持する複数のピン29(1
個のみ図示)と、各遊星歯車27の公転を後述する次段
の太陽歯車37に伝達すべく、該各ピン29の一端側が
固着された片持支持のキャリア30とから大略構成され
ている。
【0011】ここで、前記キャリア30の上側端面30
Aと遊星歯車27の下側端面27Aとの間には、環状の
摺動板31,31,…(1個のみ図示)が介装され、該
各摺動板31には、キャリア30の外周面に沿って折曲
げられた折曲部31Aが形成され、該キャリア30の上
側端面30Aに対して摺動板31が相対回転するのを防
止すると共に、遊星歯車27をキャリア30の上側端面
30Aに対して円滑に回転させるようになっている。
【0012】また、前記各ピン29の先端側には、該各
ピン29から遊星歯車27および軸受28が抜けるのを
防止するために、環状板32および抜止めリング33が
設けられている。
【0013】34は他の摺動板としての環状のプレート
を示し、該プレート34は前記太陽歯車26の下側端面
26Aとキャリア30の歯部30Bの上側に形成された
環状段部30Cとの間に設けられ、太陽歯車26が出力
軸9Aから下側に外れるのを防止している。また、太陽
歯車26の上側端面26Bは出力軸9Aに係合された止
め輪35により位置決めされ、該太陽歯車26の上側へ
の移動を規制するようになっている。そして、プレート
34および止め輪35により、太陽歯車26が出力軸9
Aに対して上,下方向に移動するのを防止している。
【0014】36は最終段の減速段となる2段目の減速
歯車機構を示し、該減速歯車機構36は1段目のキャリ
ア30の自転を伝達する太陽歯車37と、該太陽歯車3
7と内歯18Aとに噛合し、該太陽歯車37の周囲を自
転しつつ公転する例えば3個の遊星歯車38(1個のみ
図示)と、該各遊星歯車38を軸受39を介して回転自
在に支持する複数のピン40(1個のみ図示)と、該各
ピン40が固着され、前記各遊星歯車38の公転をピニ
オンシャフト22に伝えるキャリア41とから構成さ
れ、該キャリア41はピニオンシャフト22の歯部22
Aに噛合し、ピニオンシャフト22を一体回転させるよ
うになっている。これにより、旋回モータ9の回転は減
速歯車機構25,36によって2段階で減速され、ピニ
オンシャフト22を大きな回転トルクをもって回転させ
る。
【0015】ここで、前記キャリア41の各端面41A
と遊星歯車38の各端面38Aとの間には、環状の摺動
板42,42,…(2個のみ図示)が介装され、該各摺
動板42にはキャリア41の外周面に沿って折曲げられ
た折曲部42Aが形成され、該キャリア41の各端面4
1Aに対して各摺動板42が相対回転するのを防止する
と共に、遊星歯車38をキャリア41の各端面41Aに
対して円滑に回転させるようになっている。
【0016】43は環状のプレートを示し、該プレート
43は前記太陽歯車37の下側端面37Aとキャリア4
1の環状段部41Bとの間に設けられ、太陽歯車37が
下側に移動するのを防止している。一方、該キャリア4
1の上側への移動は、1段目の減速歯車機構25の太陽
歯車26とキャリア30の間に介装されたプレート34
により規制されている。
【0017】このように構成される油圧ショベルでは、
下部走行体1上で上部旋回体2を旋回させる場合に、旋
回モータ9に外部から圧油を給排すると出力軸9Aが回
転し、この回転は減速装置11のハウジング15内で減
速歯車機構25,36により2段階に減速され、ピニオ
ンシャフト22に高トルクの回転力が伝えられる。
【0018】そして、該ピニオンシャフト22のピニオ
ン22Bは旋回輪10の内歯12Aに噛合し、該旋回輪
10は内輪12が下部走行体1のフレームに固着され、
外輪13が上部旋回体2の旋回フレーム3に固着されて
いるから、ピニオン22Bは内輪12の内歯12Aを介
して自転しつつ公転し、この公転がピニオンシャフト2
2からハウジング15を介して旋回フレーム3に伝達さ
れ、上部旋回体2が下部走行体1上で旋回されるように
なる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術の遊星歯車減速装置においては、次のような問題
がある。
【0020】第1に、各遊星歯車27の下側端面27A
とキャリア30の上側端面30Aとの間に設けられた摺
動板31は、摩耗を低減するために折曲部31Aを形成
し、キャリア30に対して回り止めを行っているから、
厚肉の板体を用いる必要があると共に、折曲部31Aの
加工作業が必要である。
【0021】第2に、太陽歯車26とキャリア30の環
状段部30Cとの間に設けられたプレート34は回り止
めされていないから、太陽歯車26およびキャリア30
の異なる回転を、上側では太陽歯車26を相対回転さ
せ、下側ではキャリア30を相対回転させる。このた
め、該プレート34の上,下面の両面において摺動摩耗
が発生する。
【0022】第3に、プレート34はキャリア30の環
状段部30C内に設けられ、太陽歯車26との摺動回転
により環状段部30C内から外れないようにする必要が
ある上に、太陽歯車26の自重を支持しており、該プレ
ート34は上,下面が早期に摩耗し易い等の理由によ
り、該プレート34は耐久性を想定して厚肉の板体で形
成する必要がある。
【0023】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は部品点数を削減でき、組立て時
の作業性を向上できるうえに、摺動板の摩耗を効果的に
低減することのできる遊星歯車減速装置を提供すること
を目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成の特徴は、キャリアと太陽
歯車および遊星歯車との間には、該太陽歯車がキャリア
に対して相対回転するのを許す摺動面部と、該摺動面部
の外側には、前記遊星歯車がキャリアに対して相対回転
するのを許す他の摺動面部とを有する一枚の薄板材から
形成してなる摺動板を設けたことにある。
【0025】
【作用】上記構成により、摺動板は他の摺動面部側がキ
ャリアと遊星歯車との間に配設され、該遊星歯車を回転
可能に支持するピンによりキャリアに対して回り止めさ
れ、該キャリアとの間で摩耗するのを防止できる。そし
て、キャリアと太陽歯車およびキャリアと遊星歯車との
間のそれぞれの相対回転を、一枚の摺動板のみによって
円滑化することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2に基
づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
【0027】図中、51は本実施例による減速装置を示
し、該減速装置51は後述する1段目の減速歯車機構5
2,2段目の減速歯車機構36およびピニオンシャフト
22等から大略構成されている。
【0028】52は1段目の減速歯車機構を示し、該減
速歯車機構52は従来技術で述べた1段目の減速歯車機
構25と同様に、上側ハウジング18内に配設され、旋
回モータ9の出力軸9Aにスプライン結合された太陽歯
車26と、該太陽歯車26と内歯18Aとの間に噛合さ
れた3個の遊星歯車27(1個のみ図示)と、該各遊星
歯車27を軸受28を介して回転自在に支持する複数の
ピン29(1個のみ図示)と、前記各遊星歯車27の公
転を次段の太陽歯車37に伝達すべく、該各ピン29を
片持ち支持する本実施例のキャリア53とから大略構成
されている。
【0029】54は本実施例による摺動板を示し、該摺
動板54は薄板材により図2に示すように、キャリア5
3の平面形状に対応して略三角形状に形成され、中央部
には旋回モータ9の出力軸9Aが挿入される挿通穴54
Aが穿設されると共に、外周側には前記各ピン29が挿
入されるピン穴54Bが穿設されている。また、該摺動
板54は1段目の太陽歯車26の下側端面26Aと2段
目の太陽歯車37の上側端面37Bとの間、およびキャ
リア53の上側端面53Aと各遊星歯車27の下側端面
27Aとの間に位置して配設されている。
【0030】これにより、前記摺動板54は挿通穴54
Aに出力軸9Aが、各ピン穴54Bに各ピン29が挿入
されることによって、キャリア53に対して回り止めさ
れ、該摺動板54の上側面は図2に示す如く、挿通穴5
4Aの周囲が太陽歯車26の下側端面26Aと摺動する
摺動面部54Cとなり、各ピン穴54Bの周囲が各遊星
歯車27の下側端面27Aと摺動する他の摺動面部54
D,54D,54Dとなっている。
【0031】また、挿通穴54A下面側の周囲は2段目
の太陽歯車37の上側端面37Bに当接され、1段目の
太陽歯車26の自重を摺動板54を介して2段目の太陽
歯車37により支持するようになっている。なお、1段
目のキャリア53と2段目の太陽歯車37とは同じ回転
となっているから、摺動板54の下側面での摩耗は発生
しない。
【0032】本実施例による減速装置および該減速装置
を用いた旋回装置は上述の如き構成を有するもので、そ
の基本的作動については従来技術によるものと格別差異
はない。
【0033】然るに、本実施例においては、1段目の減
速歯車機構52の太陽歯車26とキャリア53との間お
よび各遊星歯車27とキャリア53との間に、一枚の薄
板材により形成された摺動板54を設け、該摺動板54
の各穴54A,54B内には旋回モータ9の出力軸9
A,各ピン29が挿入されているから、摺動板54はキ
ャリア53に対して回り止めされる。これにより、従来
必要であった複数枚の摺動板31およびプレート34
を、一枚の摺動板54のみにより形成することができる
と共に、キャリア53には従来のようにプレート34を
保持する環状段部30C等の保持機構を形成する必要も
なく、遊星歯車27を摺動させる摺動板31をキャリア
に回り止めする折曲部31A等の回り止め機構を形成す
る必要もなくなり、部品点数の削減および加工作業の簡
略化を図ることができる。
【0034】また、本実施例による摺動板54はキャリ
ア53に対して回り止めされているから、該摺動板54
において摺動する部分は太陽歯車26の下側端面26A
が摺動する摺動面部54Cと各遊星歯車27の下側端面
27Aが摺動する各摺動面部54Dのみとなり、該摺動
板54の下側が摺動摩耗することはない。
【0035】さらに、出力軸9Aに設けられた太陽歯車
26の軸方向下側への位置決めを、摺動板54を介して
2段目の太陽歯車37により行っているから、従来技術
のようにプレート34により太陽歯車26の自重を支持
する必要もなくなり、摺動板54を薄板により形成する
ことができる。
【0036】従って、本実施例では、一枚の摺動板54
を用いることにより部品点数を削減するばかりでなく、
摺動板54は挿通穴54A,各ピン穴54Bを穿設する
だけの簡単な形状に形成でき、加工を容易に行うことが
できる。さらに、摺動板54を各ピン29によりキャリ
ア53に対して確実に回り止めすることができ、該摺動
板54の摩耗を効果的に低減することができる等、種々
の効果を奏する。
【0037】なお、前記実施例では、遊星歯車減速装置
を旋回装置に用いるものとして述べたが、本発明はこれ
に限らず、履帯駆動装置、ロープウインチ等の減速装置
に用いてもよく、さらに2段の減速歯車機構を有する減
速装置に限らず、1段の歯車減速装置または3段以上の
歯車減速装置に用いてもよく、要はキャリアがピンを介
して遊星歯車を片持ちする構造のものであればよい。
【0038】さらに、遊星歯車27の個数は3個に限る
ものではなく、例えば1個,2個または4個以上の遊星
歯車を有するものに用いてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、太
陽歯車とキャリアとの間および遊星歯車とキャリアとの
間に、太陽歯車との接触面が摺動面部となり、遊星歯車
との接触面が他の摺動面部となる一枚の板材により形成
された摺動板を設けたから、該摺動板をキャリアに対し
て容易に回り止めをすることができ、摺動板に折曲部等
の回り止め機構を形成する必要も、キャリアに段部等の
保持機構を形成する必要もなくなり、部品点数を大幅に
削減することができると共に、キャリアの構造を簡略化
できる。さらに、摺動板の一側面のみを摺動面部として
形成すればよく、該摺動板の板厚を確実に薄くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による減速装置の要部を示す拡
大縦断面図である。
【図2】本実施例による摺動板を摺動面部からみた上面
図である。
【図3】従来技術による油圧ショベルの側面図である。
【図4】従来技術による旋回装置を示す縦断面図であ
る。
【図5】従来技術による減速装置の要部を示す拡大縦断
面図である。
【符号の説明】
9 旋回モータ(回転源) 9A 出力軸 15 ハウジング 16 下側ハウジング 18 上側ハウジング 18A 内歯(内歯車) 19 カバー 26,37 太陽歯車 27,38 遊星歯車 28,39 軸受 29,40 ピン 36 2段目の減速歯車機構 41,53 キャリア 51 減速装置 52 1段目の減速歯車機構 54 摺動板 54A 挿通穴 54B ピン穴 54C 摺動面部 54D 他の摺動面部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に内歯車が形成された筒状のハウ
    ジングと、該ハウジングに設けられ、出力軸が該ハウジ
    ング内に向けて伸長した回転源と、該回転源の出力軸の
    回転を減速すべく、前記ハウジング内に設けられた減速
    歯車機構とからなり、該減速歯車機構は太陽歯車と、該
    太陽歯車と前記内歯車とに噛合する遊星歯車と、該遊星
    歯車を軸受およびピンを介して支持するキャリアとを備
    えた遊星歯車減速装置において、前記キャリアと太陽歯
    車および遊星歯車との間には、該太陽歯車がキャリアに
    対して相対回転するのを許す摺動面部と、該摺動面部の
    外側には、前記遊星歯車がキャリアに対して相対回転す
    るのを許す他の摺動面部とを有する一枚の薄板材から形
    成してなる摺動板を設けたことを特徴とする遊星歯車減
    速装置。
JP13426592A 1992-04-27 1992-04-27 遊星歯車減速装置 Pending JPH05302650A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150042343A (ko) * 2013-10-10 2015-04-21 현대중공업 주식회사 감속기용 캐리어장치 및 이를 포함하는 건설기계
JP2021131160A (ja) * 2017-09-28 2021-09-09 株式会社不二工機 電動弁

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KR20150042343A (ko) * 2013-10-10 2015-04-21 현대중공업 주식회사 감속기용 캐리어장치 및 이를 포함하는 건설기계
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