JP2003090442A - 減速装置 - Google Patents

減速装置

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JP2003090442A
JP2003090442A JP2001285511A JP2001285511A JP2003090442A JP 2003090442 A JP2003090442 A JP 2003090442A JP 2001285511 A JP2001285511 A JP 2001285511A JP 2001285511 A JP2001285511 A JP 2001285511A JP 2003090442 A JP2003090442 A JP 2003090442A
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housing
sleeve
pinion
oil seal
opening
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JP2001285511A
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English (en)
Inventor
Isato Masuda
勇人 益田
Nobuo Uzawa
信夫 鵜沢
Akio Tanaka
章夫 田中
Yuji Igawa
裕二 井川
Takeshi Kurihara
猛 栗原
Shinichi Sekido
慎一 関戸
Soushi Shibukawa
壮史 澁川
Tomohiro Nagata
智大 永田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立時におけるオイルシールの変形、損傷等
を抑え、オイルシールのシール性を確保する。 【解決手段】 ピニオン21と下側軸受23との間に配
設されるスリーブ34のシール面を、ピニオン21から
下側軸受23に向けて外径寸法が徐々に大きくなるよう
に傾斜したテーパ状シール面34Aとして構成する。こ
れにより、ハウジング32の開口部33Dにオイルシー
ル25を取付けるときに、各リップ25B,25Cの内
周縁部が、スリーブ34の外周縁部に引っ掛かって変形
するのを抑えることができる。このため、オイルシール
25をハウジング32の開口部33Dに取付けた状態
で、各リップ25B,25Cをスリーブ34のテーパ状
シール面34Aに適度な締め代をもって摺接させること
ができ、オイルシール25のシール性を確保することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等の旋回装置に用いて好適な減速装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル、油圧クレーン等
の建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体
上に搭載され旋回装置によって旋回する上部旋回体とに
より大略構成されている。そして、この建設機械の旋回
装置には、回転源の出力を増大するための減速装置が搭
載されている。
【0003】そこで、この種の従来技術による減速装置
を油圧ショベルの旋回装置に適用した場合を例に挙げ、
図8ないし図11を参照しつつ説明する。
【0004】図中、1は下部走行体を構成する丸胴、2
は上部旋回体を構成する旋回フレームで、これら丸胴1
と旋回フレーム2との間には、旋回フレーム2を丸胴1
上で旋回可能に支持する旋回輪3が設けられている。
【0005】ここで、旋回輪3は、丸胴1に固着された
内輪4と、旋回フレーム2に固着された外輪5と、これ
ら内輪4と外輪5との間に転動可能に設けられた複数の
鋼球6(1個のみ図示)とにより構成され、内輪4の内
周側には、全周に亘って後述のピニオン21に噛合する
内歯4Aが形成されている。そして、後述の旋回装置7
によって外輪5が内輪4の周囲を回転することにより、
上部旋回体が下部走行体上で旋回する構成となってい
る。
【0006】7は上部旋回体を旋回させる旋回装置で、
該旋回装置7は、油圧モータからなる回転源としての旋
回モータ8と、該旋回モータ8の回転を減速して旋回輪
3に大きな回転力を伝達する後述の減速装置11とによ
り大略構成されている。
【0007】11は旋回モータ8と共に旋回装置7を構
成する減速装置で、該減速装置11は、後述のハウジン
グ12、各遊星歯車減速機構18,19、出力軸20、
ピニオン21、各軸受22,23、スリーブ24、オイ
ルシール25等により構成されている。
【0008】12は減速装置11の外殻をなす筒状のハ
ウジングで、該ハウジング12は、軸方向の一側(上
側)に位置する段付き円筒状の上側ハウジング13と、
軸方向の他側(下側)に位置する段付き円筒状の下側ハ
ウジング14と、該下側ハウジング14の下面に取付け
られたシールケース15とにより構成されている。
【0009】ここで、上側ハウジング13の上端側には
旋回モータ8が取付けられ、該旋回モータ8の回転軸8
Aはハウジング12内に伸長している。また、上側ハウ
ジング13の内周側には、上,下に離間して2個のリン
グギヤ13A,13Bが全周に亘って設けられている。
【0010】一方、下側ハウジング14の下端側には環
状のフランジ部14Aが一体に形成され、該フランジ部
14Aはボルト16を用いて旋回フレーム2に固着され
ている。そして、下側ハウジング14内には、後述の上
側軸受22を取付けるための上側の軸受取付部14B
と、後述の下側軸受23を取付けるための下側の軸受取
付部14Cとが上,下に離間して設けられている。
【0011】また、シールケース15は、ボルト17を
用いて下側ハウジング14の下面に固着された環状の円
板部15Aと、該円板部15Aから下方に突出した円筒
状の開口部15Bとからなり、該開口部15Bの内周側
には、後述のオイルシール25が取付けられる構成とな
っている。
【0012】18はハウジング12内に設けられた減速
機構としての1段目の遊星歯車減速機構で、該遊星歯車
減速機構18は、旋回モータ8の回転軸8Aにスプライ
ン結合された太陽歯車18Aと、該太陽歯車18Aと上
側ハウジング13のリングギヤ13Aとに噛合し、太陽
歯車18Aの周囲を自転しつつ公転する複数の遊星歯車
18B(1個のみ図示)と、該各遊星歯車18Bを回転
可能に支持するキャリア18Cとにより構成されてい
る。
【0013】19は遊星歯車減速機構18の下側に位置
してハウジング12内に設けられた減速機構としての2
段目の遊星歯車減速機構で、該遊星歯車減速機構19
は、遊星歯車減速機構18のキャリア18Cにスプライ
ン結合された太陽歯車19Aと、該太陽歯車19Aと上
側ハウジング13のリングギヤ13Bとに噛合し、太陽
歯車19Aの周囲を自転しつつ公転する複数の遊星歯車
19B(1個のみ図示)と、該各遊星歯車19Bを回転
可能に支持するキャリア19Cとにより構成されてい
る。
【0014】20は後述の各軸受22,23を介してハ
ウジング12内に回転可能に設けられた出力軸で、該出
力軸20はハウジング12内を上,下方向に延び、その
上端側は遊星歯車減速機構19のキャリア19Cにスプ
ライン結合されている。そして、出力軸20は、遊星歯
車減速機構18,19によって減速された旋回モータ8
の回転を出力するものである。
【0015】21は出力軸20の下端側に設けられたピ
ニオンで、該ピニオン21は、ハウジング12を構成す
るシールケース15の開口部15Bを通じて下方に突出
し、旋回輪3の内輪4に形成された内歯4Aに噛合して
いる。そして、ピニオン21は、出力軸20の回転を旋
回輪3の内輪4に伝えるものである。
【0016】22は遊星歯車減速機構19の下側に位置
して下側ハウジング14と出力軸20との間に設けら
れ、該出力軸20を回転可能に支持する上側軸受で、該
上側軸受22は、出力軸20に嵌合した内輪22Aと、
下側ハウジング14の軸受取付部14Bに嵌合した外輪
22Bと、内輪22Aと外輪22Bとの間に設けられた
複数の円筒ころ22Cとにより構成されている。
【0017】23はシールケース15の開口部15B近
傍に位置して下側ハウジング14と出力軸20との間に
設けられ、上側軸受22と共に出力軸20を回転可能に
支持する下側軸受で、該下側軸受23は、出力軸20に
嵌合した内輪23Aと、下側ハウジング14の軸受取付
部14Cに嵌合した外輪23Bと、内輪23Aと外輪2
3Bとの間に設けられた複数の円筒ころ23Cとにより
構成されている。
【0018】24は内周側がピニオン21と下側軸受2
3の内輪23Aとの間で出力軸20に嵌合された環状の
スリーブで、該スリーブ24は、出力軸20と一体に回
転するものである。ここで、スリーブ24の外周側は、
シールケース15の開口部15Bの内周面と全周に亘っ
て対面し、後述するオイルシール25の各リップ25
B,25Cが摺接するシール面24Aとなっている。
【0019】25はスリーブ24とシールケース15の
開口部15Bとの間を閉塞するために該開口部15Bの
内周側に設けられた環状のオイルシールで、該オイルシ
ール25は、図10に示すように、略J型の断面形状を
もって環状に形成された金属環25Aと、該金属環25
Aの内周側に焼付け等の手段によって固着されたゴム材
料からなる環状のオイルリップ25B,ダストリップ2
5Cと、これらリップ25B,25Cをスリーブ24の
シール面24Aに押付ける環状の押付けばね25D,2
5Eとにより構成されている。
【0020】そして、オイルシール25の金属環25A
は、シールケース15の開口部15B内周側に挿嵌さ
れ、各リップ25B,25Cの内周縁部は、スリーブ2
4のシール面24Aに適度な弾性をもって摺接してい
る。これにより、オイルシール25は、各遊星歯車減速
機構18,19、各軸受22,23等を潤滑するための
潤滑油をハウジング12内に封止する構成となってい
る。
【0021】なお、26はハウジング12内に潤滑油を
供給するための給油パイプ、27はハウジング12内に
貯留された潤滑油を外部に排出するための排油パイプで
ある。
【0022】従来技術による減速装置11は上述の如き
構成を有するもので、旋回モータ8に圧油を給排して回
転軸8Aを回転駆動すると、この回転は遊星歯車減速機
構18,19によって2段階に減速され、出力軸20に
高トルクの回転力が伝達される。
【0023】そして、出力軸20のピニオン21は、下
部走行体側に設けられた旋回輪3の内輪4(内歯4A)
に噛合することにより該内輪4に沿って自転しつつ公転
し、このピニオン21の公転力がハウジング12を介し
て上部旋回体の旋回フレーム2に伝わることにより、上
部旋回体が下部走行体上で旋回動作を行う。
【0024】そして、上述した減速装置11の作動時に
は、オイルシール25によってハウジング12内に封止
された潤滑油が、各遊星歯車減速機構18,19、各軸
受22,23等を潤滑し、これにより、減速装置11が
長期に亘って円滑に作動できるようになっている。
【0025】ところで、減速装置11の組立作業時にお
いて、シールケース15の開口部15Bにオイルシール
25を取付ける場合には、例えば図11に示すように、
オイルシール25を、出力軸20のピニオン21から下
側軸受23に向けて矢示A方向へと移動させ、金属環2
5Aをシールケース15の開口部15B内周側に挿嵌す
る。これにより、オイルシール25の各リップ25B,
25Cは、スリーブ24のシール面24Aに適度な弾性
(締め代)をもって摺接する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術によ
る減速装置11においては、オイルシール25の各リッ
プ25B,25Cを、スリーブ24のシール面24Aに
締め代をもって摺接させるため、各リップ25B,25
Cの内径寸法φdを、通常、スリーブ24(シール面2
4A)の外径寸法φDよりも僅かに小さく(φd<φ
D)設定している。
【0027】このため、オイルシール25の金属環25
Aをシールケース15の開口部15Bに挿嵌するとき
に、図11に示すように、ダストリップ25Cの内周縁
部がスリーブ24の外周縁部に引っ掛かってめくれ上が
るように変形したり、これと同様にオイルリップ25B
の内周縁部がスリーブ24の外周縁部に引っ掛かってめ
くれ上がるように変形してしまうことがある。
【0028】このように、オイルシール25の取付時に
リップ25B,25Cが変形、損傷等を生じた場合に
は、オイルシール25のシール性や寿命が低下し、減速
装置11の信頼性が低下してしまうという問題がある。
【0029】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、組立時におけるオイルシールの変形、損
傷等を抑え、オイルシールのシール性を確保することが
できるようにした減速装置を提供することを目的として
いる。
【0030】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、軸方向の一側に回転源が設けられ軸方
向の他側が開口した筒状のハウジングと、該ハウジング
内に設けられ回転源の回転を減速する減速機構と、該減
速機構により減速された回転を出力するためハウジング
内に回転可能に設けられた出力軸と、該出力軸の先端側
に設けられハウジングの開口から突出したピニオンと、
ハウジングに対して出力軸を回転可能に支持するために
ハウジングの開口側に設けられた軸受と、内周側がピニ
オンと軸受との間で出力軸に嵌合され外周側がシール面
となった環状のスリーブと、該スリーブとハウジングの
開口との間を閉塞するために該ハウジングの開口側に設
けられ、該スリーブのシール面に摺接するリップを有す
るオイルシールとにより構成してなる減速装置に適用さ
れる。
【0031】そして、請求項1の発明の特徴は、スリー
ブのシール面は、ピニオンから軸受に向けて外径寸法が
徐々に大きくなるように垂直方向に対して直線的に傾斜
するテーパ状シール面として構成したことにある。
【0032】このように構成したことにより、スリーブ
のテーパ状シール面は、ピニオンから軸受に向けて外径
寸法が徐々に大きくなるので、オイルシールをピニオン
から軸受に向けて移動させハウジングの開口側に取付け
るときに、オイルシールのリップは、スリーブの外周縁
部等に引っ掛かることなくテーパ状シール面に沿って摺
動する。これにより、オイルシールの取付時におけるリ
ップの変形等を抑え、該リップをスリーブのテーパ状シ
ール面に適正に摺接させることができるので、オイルシ
ールのシール性を確保することができる。
【0033】請求項2の発明は、スリーブのシール面
は、ピニオンから軸受に向けて外径寸法が徐々に大きく
なるように垂直方向に対して曲線的に傾斜する球状シー
ル面として構成したことにある。
【0034】このように構成したことにより、オイルシ
ールをピニオンから軸受に向けて移動させハウジングの
開口側に取付けるときに、オイルシールのリップは、ス
リーブの外周縁部等に引っ掛かることなく球状シール面
に沿って摺動する。これにより、オイルシールの取付時
におけるリップの変形等を抑え、該リップをスリーブの
テーパ状シール面に適正に摺接させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る減速装置の実
施の形態を、油圧ショベルの旋回装置に適用した場合を
例に挙げ、図1ないし図7を参照しつつ詳細に説明す
る。
【0036】まず、図1ないし図4は本発明の第1の実
施の形態を示している。なお、本実施の形態では、上述
した従来技術と同一の構成要素に同一符号を付し、その
説明を省略するものとする。
【0037】図中、31は本実施の形態による減速装置
で、該減速装置31は、従来技術による減速装置11と
同様に、後述のハウジング32、各遊星歯車減速機構1
8,19、出力軸20、ピニオン21、各軸受22,2
3、後述のスリーブ34、オイルシール25等により構
成されるものの、ハウジング32、スリーブ34の構成
が従来技術によるものとは異なるものである。
【0038】32は減速装置31の外殻をなす筒状のハ
ウジングで、該ハウジング32は、従来技術によるハウ
ジング12に代えて本実施の形態に用いたものである。
ここで、ハウジング32は、軸方向の一側(上側)に位
置する段付き円筒状の上側ハウジング13と、軸方向の
他側(下側)に位置する段付き円筒状の下側ハウジング
33とにより構成されている。
【0039】ここで、下側ハウジング33の下端側には
大径なフランジ部33Aが一体に形成され、該フランジ
部33Aはボルト16を用いて旋回フレーム2に固着さ
れている。また、下側ハウジング33内には、上側軸受
22を取付けるための上側の軸受取付部33Bと、下側
軸受23を取付けるための下側の軸受取付部33Cとが
上,下に離間して設けられている。さらに、軸受取付部
33Cよりも下側には、該軸受取付部33Cよりも大き
な内径寸法を有する円筒状の開口部33Dが形成され、
開口部33Dの内周側にはオイルシール25が取付けら
れる構成となっている。
【0040】34は従来技術によるスリーブ24に代え
て本実施の形態に用いた環状のスリーブで、該スリーブ
34は、内周側がピニオン21と下側軸受23の内輪2
3Aとの間で出力軸20に嵌合され、出力軸20と一体
に回転するものである。
【0041】ここで、スリーブ34の外周側は、図2及
び図3に示すように、ピニオン21から下側軸受23に
向けて外径寸法が徐々に大きくなり、垂直方向に対して
角度αだけ直線的に傾斜したテーパ状シール面34Aと
なっている。
【0042】そして、スリーブ34のテーパ状シール面
34Aは、ハウジング32(下側ハウジング33)の開
口部33D内周面と全周に亘って対面し、このテーパ状
シール面34Aには、オイルシール25の各リップ25
B,25Cが適度な弾性(締め代)をもって摺接する。
これにより、スリーブ34とハウジング32の開口部3
3Dとの間をオイルシール25によって閉塞し、ハウジ
ング32内に潤滑油を封止することができる構成となっ
ている。
【0043】本実施の形態による減速装置31は上述の
如き構成を有するもので、旋回モータ8に圧油を給排し
て回転軸8Aを回転駆動すると、この回転は遊星歯車減
速機構18,19によって2段階に減速されて出力軸2
0に伝達される。そして、出力軸20のピニオン21
は、下部走行体側に設けられた旋回輪3の内輪4(内歯
4A)に噛合することにより該内輪4に沿って自転しつ
つ公転し、このピニオン21の公転力がハウジング32
を介して上部旋回体の旋回フレーム2に伝わることによ
り、上部旋回体が下部走行体上で旋回動作を行う。
【0044】そして、上述した減速装置31の作動時に
は、オイルシール25によってハウジング32内に封止
された潤滑油が、各遊星歯車減速機構18,19、各軸
受22,23等を潤滑する。
【0045】ここで、本実施の形態による減速装置31
は、ハウジング32の開口部33Dにオイルシール25
を取付けるときに、オイルシール25の各リップ25
B,25Cが変形、損傷等を生じるのを抑えることがで
きるようになっており、以下、このオイルシール25の
取付け作業について説明する。
【0046】まず、図4に示すように、オイルシール2
5をピニオン21から下側軸受23に向けて矢示A方向
に移動させ、各リップ25B,25Cをスリーブ34の
テーパ状シール面34Aに摺接させつつ、金属環25A
をハウジング32の開口部33D内周面に挿嵌する。
【0047】この場合、スリーブ34のテーパ状シール
面34Aは、ピニオン21から下側軸受23に向けて外
径寸法が徐々に大きくなるように傾斜している。このた
め、各リップ25B,25Cの内周縁部は、スリーブ3
4の外周縁部に引っ掛かることなくテーパ状シール面3
4Aに当接し、該テーパ状シール面34Aに沿って軸方
向に摺動することができる。
【0048】これにより、各リップ25B,25Cが変
形、損傷等を生じるのを確実に抑えつつ、図3に示すよ
うに、オイルシール25の金属環25Aをハウジング3
2の開口部33D内周面に挿嵌することができる。そし
て、オイルシール25をハウジング32の開口部33D
に取付けた状態で、各リップ25B,25Cは、変形、
損傷等を生じることなく、スリーブ34のテーパ状シー
ル面34Aに適度な締め代をもって摺接することができ
る。
【0049】かくして、本実施の形態によれば、ハウジ
ング32の開口部33Dにオイルシール25を取付ける
ときに、オイルシール25の各リップ25B,25Cが
変形、損傷等を生じるのを抑え、該オイルシール25の
シール性を確保することができる。このため、オイルシ
ール25によってハウジング32内に潤滑油を確実に封
止し、ハウジング32内の各遊星歯車減速機構18,1
9、各軸受22,23等を適正に潤滑することができる
ので、減速装置31の信頼性を高め、寿命を延ばすこと
ができる。
【0050】次に、図5は本発明の第2の実施の形態を
示し、本実施の形態の特徴は、テーパ状シール面の傾斜
角度を大きく設定したことにある。なお、本実施の形態
では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同
一符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0051】図中、41は第1の実施の形態に用いたス
リーブ34に代えて本実施の形態に用いた環状のスリー
ブで、該スリーブ41は、内周側がピニオン21と下側
軸受23の内輪23Aとの間で出力軸20に嵌合され、
出力軸20と一体に回転するものである。
【0052】そして、スリーブ41の外周側は、ピニオ
ン21から下側軸受23に向けて外径寸法が徐々に大き
くなり、垂直方向に対して角度βだけ直線的に傾斜した
テーパ状シール面41Aとなっている。ここで、テーパ
状シール面41Aの傾斜角度βは、第1の実施の形態に
用いたスリーブ34のテーパ状シール面34Aの傾斜角
度αよりも大きく(β>α)設定されている。
【0053】42は第1の実施の形態に用いたオイルシ
ール25に代えて本実施の形態に用いたオイルシール
で、該オイルシール42は、略J型の断面形状をもって
環状に形成された金属環42Aと、該金属環42Aの内
周側に固着されたゴム材料からなる環状のオイルリップ
42B,ダストリップ42Cと、オイルリップ42Bを
スリーブ41のテーパ状シール面41Aに押付ける環状
の押付けばね42Dとにより構成されている。
【0054】そして、オイルシール42の金属環42A
はハウジング32(下側ハウジング33)の開口部33
Dに挿嵌され、オイルリップ42Bは、スリーブ41の
テーパ状シール面41Aに適度な締め代をもって摺接す
ることによりハウジング32内に潤滑油を封止する。ま
た、ダストリップ42Cは、自らの弾性によってスリー
ブ41のテーパ状シール面41Aに摺接し、潤滑油に混
入した摩耗粉等の異物がオイルリップ42Bとテーパ状
シール面41Aとの間に侵入するのを抑える。
【0055】本実施の形態による減速装置は上述の如き
スリーブ41を有するもので、ハウジング32の開口部
33Dにオイルシール42を取付けるときに、オイルリ
ップ42Bの内周縁部は、スリーブ41の外周縁部に引
っ掛かることなくテーパ状シール面41Aに当接し、該
テーパ状シール面41Aに沿って軸方向に摺動すること
ができる。
【0056】これにより、オイルシール42のオイルリ
ップ42Bが変形、損傷等を生じるのを抑え、オイルシ
ール42をハウジング32の開口部33Dに取付けた状
態で、オイルリップ42Bをスリーブ41のテーパ状シ
ール面41Aに適度な締め代をもって摺接させることが
でき、オイルシール42のシール性を確保することがで
きる。
【0057】次に、図6及び図7は本発明の第3の実施
の形態を示し、本実施の形態の特徴は、スリーブのシー
ル面を球状シール面として構成したことにある。なお、
本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の
構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものと
する。
【0058】図中、51は第1の実施の形態に用いたス
リーブ34に代えて本実施の形態に用いた環状のスリー
ブで、該スリーブ51は、内周側がピニオン21と下側
軸受23の内輪23Aとの間で出力軸20に嵌合され、
出力軸20と一体に回転するものである。
【0059】そして、スリーブ51の外周側は、ピニオ
ン21から下側軸受23に向けて外径寸法が徐々に大き
くなり、垂直方向に対して曲線的に傾斜する球状シール
面51Aとなっている。ここで、スリーブ51の球状シ
ール面51Aは、図6に示すように、下側軸受23の軸
方向の中心を通る水平線L1−L1と、出力軸20の軸
中心線L2−L2との交点Pを中心とした半径Rの球面
として形成されている。
【0060】52は第1の実施の形態に用いたオイルシ
ール25に代えて本実施の形態に用いたオイルシール
で、該オイルシール52は、図7に示すように、略コ字
型の断面形状をもって環状に形成された金属環52A
と、該金属環52Aの内周側に固着されたゴム材料から
なる環状のオイルリップ52B,ダストリップ52C
と、オイルリップ52Bをスリーブ51の球状シール面
51Aに押付ける環状の押付けばね52Dとにより構成
されている。
【0061】ここで、オイルリップ52Bの内周縁部に
は、スリーブ51の球状シール面51Aと略等しい曲率
を有する凹球面部52Eが設けられている。そして、オ
イルシール52の金属環52Aをハウジング32(下側
ハウジング33)の開口部33Dに挿嵌した状態で、オ
イルリップ52Bの凹球面部52Eは、スリーブ51の
球状シール面51Aに適度な締め代をもって隙間なく摺
接する構成となっている。
【0062】53は開口部33Dの上端部とオイルシー
ル52の金属環52Aとの間に挿入されたシムで、該シ
ム53は、図7に示すように、上,下方向に積重ねた複
数の環状のシム板53Aにより構成され、シム板53A
の枚数に応じてシム53全体の厚みを調整することによ
り、ハウジング32の開口部33Dに対するオイルシー
ル52の上,下方向の取付位置を調整するものである。
これにより、オイルシール52の金属環52Aをハウジ
ング32の開口部33Dに挿嵌した状態で、オイルリッ
プ52Bの凹球面部52Eをスリーブ51の球状シール
面51Aに適度な締め代をもって摺接させることができ
る構成となっている。
【0063】本実施の形態による減速装置は上述の如き
構成を有するもので、出力軸20が回転すると、ピニオ
ン21は旋回輪3の内輪4(内歯4A)に噛合すること
により該内輪4に沿って自転しつつ公転し、このピニオ
ン21の公転力がハウジング32を介して旋回フレーム
2に伝わることにより、上部旋回体が下部走行体上で旋
回動作を行う。
【0064】ここで、減速装置の作動時にピニオン21
が旋回輪3の内輪4(内歯4A)に噛合すると、ピニオ
ン21は内歯4Aからの反力を受け、出力軸20は、下
側軸受23の軸方向の中心を通る水平線L1−L1と出
力軸20の軸中心線L2−L2との交点Pを中心とし
て、図6中の矢示B方向に僅かに撓みを生じる。
【0065】然るに、本実施の形態によれば、スリーブ
51のシール面を、上述の交点Pを中心とした半径Rの
球状シール面51Aとして構成し、オイルシール52の
オイルリップ52Bには、球状シール面51Aと略等し
い曲率を有し該球状シール面51Aに摺接する凹球面部
52Eを設ける構成としている。
【0066】これにより、ピニオン21が旋回輪3の内
輪4(内歯4A)に噛合したときの反力により、出力軸
20が上述の交点Pを中心として図6中の矢示B方向に
撓んだとしても、オイルリップ52Bの凹球面部52E
は、その全周に亘ってスリーブ51の球状シール面51
Aに適度な締め代をもって摺接する状態を保つことがで
きる。
【0067】このため、出力軸20が撓んだ状態で回転
したとしても、オイルシール52のオイルリップ52B
が部分的に偏摩耗を生じるのを抑えることができ、オイ
ルシール52によってハウジング32内に潤滑油を確実
に封止し、ハウジング32内の各遊星歯車減速機構1
8,19、各軸受22,23等を長期に亘って適正に潤
滑することができる。
【0068】一方、本実施の形態においては、オイルシ
ール52をハウジング32の開口部33Dに取付けると
きに、オイルシール52の金属環52Aを開口部33D
の内周面に挿嵌していく間は、オイルリップ52Bの凹
球面部52Eがスリーブ51の球状シール面51Aに当
接することがなく、金属環52Aを確実に開口部33D
に挿嵌した状態で、オイルリップ52Bの凹球面部52
Eがスリーブ51の球状シール面51Aに摺接する。
【0069】これにより、本実施の形態においても、オ
イルシール52をハウジング32の開口部33Dに取付
けるときに、オイルリップ52Bが変形、損傷等を生じ
るのを抑えることができ、オイルシール52のシール性
を確保することができる。
【0070】なお、上述した第1の実施の形態では、ス
リーブ34の外周側に、垂直方向に対して一定の角度α
をもって直線状に傾斜したテーパ状シール面34Aを設
けた場合を例に挙げている。しかし、本発明はこれに限
るものではなく、例えば図3中に二点鎖線で示すよう
に、長さ方向の途中部位が屈曲部となった2つの傾斜面
34A1′,34A2′を有するテーパ状シール面34
A′を設ける構成としてもよい。このことは、第2の実
施の形態に用いたスリーブ41についても同様である。
【0071】また、上述した第2の実施の形態では、オ
イルリップ42Bとダストリップ42Cとを有するダブ
ルリップ式のオイルシール42を用いた場合を例に挙げ
たが、本発明はこれに限るものではなく、例えばオイル
リップ42Bのみを有するシングルリップ式のオイルシ
ールを用いてもよい。このことは、第3の実施の形態に
ついても同様である。
【0072】また、上述した各実施の形態では、1段目
の遊星歯車減速機構18と2段目の遊星歯車減速機構1
9とを有する2段式の減速機構を備えたものを例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、1段ま
たは3段以上の減速機構を備える構成としてもよい。
【0073】さらに、各実施の形態では、油圧ショベル
の旋回装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、本
発明はこれに限らず、油圧クレーン等の他の建設機械の
旋回装置に適用してもよい。
【0074】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、スリーブのシール面を、ピニオンから軸受に向け
て外径寸法が徐々に大きくなるように垂直方向に対して
直線的に傾斜するテーパ状シール面として構成したの
で、オイルシールをピニオンから軸受に向けて移動さ
せ、ハウジングの開口側に取付けるときに、オイルシー
ルのリップは、スリーブの外周縁部等に引っ掛かること
なくテーパ状シール面に沿って摺動することができる。
これにより、オイルシールの取付時におけるリップの変
形等を抑え、該リップはスリーブのテーパ状シール面に
適正に摺接することができる。従って、オイルシールの
シール性を確保することができ、オイルシールによって
封止した潤滑油によってハウジング内の減速機構、軸受
等を適正に潤滑することができるので、減速装置の信頼
性を高め、寿命を延ばすことができる。
【0075】また、請求項2の発明によれば、スリーブ
のシール面を、ピニオンから軸受に向けて外径寸法が徐
々に大きくなるように垂直方向に対して曲線的に傾斜す
る球状シール面として構成したので、オイルシールをピ
ニオンから軸受に向けて移動させハウジングの開口側に
取付けるときに、オイルシールのリップは、スリーブの
外周縁部等に引っ掛かることなく球状シール面に沿って
摺動し、変形等を生じることなくテーパ状シール面に摺
接することができる。このため、オイルシールの取付時
におけるリップの変形等を抑え、オイルシールのシール
性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による減速装置を旋
回装置に適用した状態で示す断面図である。
【図2】図1中の下側軸受、ピニオン、スリーブ、オイ
ルシール等を示す拡大断面図である。
【図3】図2中のスリーブ、テーパ状シール面、オイル
シール等の要部を拡大して示す要部拡大断面図である。
【図4】ハウジングにオイルシールを取付ける状態を示
す図3と同様の要部拡大断面図である。
【図5】第2の実施の形態によるスリーブ、テーパ状シ
ール面、オイルシール等の要部を拡大して示す図3と同
様の要部拡大断面図である。
【図6】第3の実施の形態による下側軸受、ピニオン、
スリーブ、オイルシール等を示す図2と同様の拡大断面
図である。
【図7】図6中のスリーブ、球状シール面、オイルシー
ル、シム等の要部を拡大して示す図3と同様の要部拡大
断面図である。
【図8】従来技術による減速装置を旋回装置に適用した
状態で示す断面図である。
【図9】図8中の下側軸受、ピニオン、スリーブ、オイ
ルシール等を示す拡大断面図である。
【図10】図9中のスリーブ、オイルシール等を拡大し
て示す要部拡大断面図である。
【図11】ハウジングにオイルシールを取付ける状態を
示す図3と同様の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
7 旋回装置 8 旋回モータ 18,19 遊星歯車減速機構(減速機構) 20 出力軸 21 ピニオン 22 上側軸受 23 下側軸受 25,42,52 オイルシール 25B,42B,52B オイルリップ 25C,42C,52C ダストリップ 32 ハウジング 33 下側ハウジング 33D 開口部 34,41,51 スリーブ 34A,41A テーパ状シール面 51A 球状シール面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 章夫 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 井川 裕二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 栗原 猛 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 関戸 慎一 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 澁川 壮史 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 永田 智大 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 3J006 AD02 AE02 AE12 AE16 AE34 3J009 DA13 EA04 EA05 EA14 EA21 EA32 EB30 FA06 3J063 AA15 AB02 AC01 BA01 CA01 CD67 XA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の一側に回転源が設けられ軸方向
    の他側が開口した筒状のハウジングと、該ハウジング内
    に設けられ前記回転源の回転を減速する減速機構と、該
    減速機構により減速された回転を出力するため前記ハウ
    ジング内に回転可能に設けられた出力軸と、該出力軸の
    先端側に設けられ前記ハウジングの開口から突出したピ
    ニオンと、前記ハウジングに対して前記出力軸を回転可
    能に支持するために前記ハウジングの開口側に設けられ
    た軸受と、内周側が前記ピニオンと軸受との間で前記出
    力軸に嵌合され外周側がシール面となった環状のスリー
    ブと、該スリーブと前記ハウジングの開口との間を閉塞
    するために該ハウジングの開口側に設けられ、該スリー
    ブのシール面に摺接するリップを有するオイルシールと
    により構成してなる減速装置において、 前記スリーブのシール面は、前記ピニオンから前記軸受
    に向けて外径寸法が徐々に大きくなるように垂直方向に
    対して直線的に傾斜するテーパ状シール面として構成し
    たことを特徴とする減速装置。
  2. 【請求項2】 軸方向の一側に回転源が設けられ軸方向
    の他側が開口した筒状のハウジングと、該ハウジング内
    に設けられ前記回転源の回転を減速する減速機構と、該
    減速機構により減速された回転を出力するため前記ハウ
    ジング内に回転可能に設けられた出力軸と、該出力軸の
    先端側に設けられ前記ハウジングの開口から突出したピ
    ニオンと、前記ハウジングに対して前記出力軸を回転可
    能に支持するために前記ハウジングの開口側に設けられ
    た軸受と、内周側が前記ピニオンと軸受との間で前記出
    力軸に嵌合され外周側がシール面となった環状のスリー
    ブと、該スリーブと前記ハウジングの開口との間を閉塞
    するために該ハウジングの開口側に設けられ、該スリー
    ブのシール面に摺接するリップを有するオイルシールと
    により構成してなる減速装置において、 前記スリーブのシール面は、前記ピニオンから前記軸受
    に向けて外径寸法が徐々に大きくなるように垂直方向に
    対して曲線的に傾斜する球状シール面として構成したこ
    とを特徴とする減速装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106494A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Nok Corp 密封装置
JP2012077795A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Honda Motor Co Ltd 潤滑構造およびその潤滑構造を用いた多段変速機
CN106762788A (zh) * 2017-01-09 2017-05-31 上海第水泵厂有限公司 组合式轴承压盖
WO2022082994A1 (zh) * 2020-10-19 2022-04-28 江苏南极机械有限责任公司 一种二次滤网用齿轮箱防海水密封结构

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