JPH0743769U - 把持式穴掘建柱車の自動建柱装置 - Google Patents

把持式穴掘建柱車の自動建柱装置

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JPH0743769U
JPH0743769U JP7424693U JP7424693U JPH0743769U JP H0743769 U JPH0743769 U JP H0743769U JP 7424693 U JP7424693 U JP 7424693U JP 7424693 U JP7424693 U JP 7424693U JP H0743769 U JPH0743769 U JP H0743769U
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通隆 今井
邦彦 中山
和明 北野
久明 田村
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Aichi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 把持式穴掘建柱車において、把持装置により
把持した柱状物を、1人の作業者でも容易に建柱穴の上
方にアプローチさせることができる自動建柱装置を提供
する。 【構成】 自動建柱装置は、ブーム4の作動によりオー
ガ装置15を建柱穴Hの掘削位置に移動させた際におけ
るブーム4の作動状態を記憶する記憶部を備える。さら
に、オーガ装置15による建柱穴Hの掘削が終了して、
ブーム4の作動により把持装置10を移動させるととも
にこの把持装置10に柱状物Pを把持させた後におい
て、記憶部に記憶された上記ブーム4の作動状態に基づ
いてブーム4の作動を制御し、把持装置10に把持した
柱状物Pを建柱穴Hの位置に移動させる制御部を備え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電柱等の柱状物の建柱作業を行う把持式穴掘建柱車の自動建柱装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
把持式穴掘建柱車の車体には、起伏・伸縮等が自在なブームが備えられており 、このブームの先端には、柱状物を建て入れるための建柱穴を掘削するオーガ装 置が取り付けられている。建柱穴を掘削する際には、オーガ装置をブームの先端 から吊下げた状態でブームを適宜作動させ、そのオーガ装置を所定の掘削位置の 上方に移動させる。そして、オーガ装置を作動させて、適当な深さの建柱穴を掘 削する。また、ブームの先端には、トラックの荷台等に横たえられた柱状物を把 持して持ち上げ、上記のようにして掘削された建柱穴に建て入れる把持装置が取 り付けられている。このような把持式穴掘建柱車を用いることにより、1台の作 業車をもって建柱作業を効率良く行うことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、把持装置により柱状物を把持した後、その柱状物を建柱穴の上 方に移動させる際には、例えば、1人の作業者(操作者)が車体側からブーム等 の作動を操作制御し、他の作業者が建柱穴付近において操作者に合図を送って柱 状物をうまく建柱穴上に誘導する必要がある。このように複数の人手を要するの では、作業効率の向上の妨げになる。
【0004】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、把持装置により把持 した柱状物を、1人の作業者でも容易に建柱穴の上方にアプローチさせることが できるようにした把持式穴掘建柱車の自動建柱装置を提供することを目的として いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の自動建柱装置は、ブームの作動により オーガ装置を建柱穴の掘削位置に移動させた際におけるブームの作動状態を記憶 する記憶部を備える。さらに、オーガ装置による建柱穴の掘削が終了して、ブー ムの作動により把持装置を移動させるとともにこの把持装置に柱状物を把持させ た後において、記憶部に記憶された上記ブームの作動状態に基づいてブームの作 動を制御し、把持装置に把持した柱状物を建柱穴の位置に移動させる制御部を備 える。
【0006】
【作用】
このような自動建柱装置における記憶部は、オーガ装置を掘削位置に移動させ たブームの起伏角度や伸長量,旋回角度等の作動状態を記憶する。そして、オー ガ装置による掘削作業が終了して、作業者の操作制御を通じて把持装置に柱状物 が把持された後、所定の始動操作により制御部が作動する。この制御部は、記憶 部に記憶された掘削作業時におけるブームの作動状態に基づいてブームの作動を 自動制御し、柱状物を建柱穴の上方に移動させる。これにより、作業者は1人で も容易に柱状物を建柱穴に建て入れることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。 まず、図1には、本考案に係る自動建柱装置を備えた把持式穴掘建柱車1を示 している。この把持式穴掘建柱車1の車体2の前部には、水平旋回が自在な旋回 台3が取り付けられている。この旋回台3の上部には、伸縮自在に構成されたブ ーム4が起伏自在に枢着されており、このブーム4の先端部には、上下に首振自 在に枢着された支持部材6を介して把持装置10が取り付けられている。なお、 把持装置10は支持部材6に対して左右に首振が自在になっているほか、自らの 長手軸を中心にグリッパ(把持部)10aが回転自在になっている。一方、ブー ム4には、ブーム4の基端側または先端側に選択的に係脱自在な係止部材8が取 り付けられており、この係止部材8の下部には、オーガ装置15が吊下げ・引き 上げ自在に取り付けられている。
【0008】 このような把持式穴掘建柱車1により、電柱Pの建柱作業を行うには、まず、 係止部材8をブーム4の先端側に係止させた状態でオーガ装置15を吊下げ状態 とする。次に、ブーム4を伸長作動させるとともに、起伏,旋回作動させてオー ガ装置15を所定の掘削位置の上方に移動させ、ブーム4の作動を停止(ロック )させる。そして、オーガ装置15のドリル15aを回転させながら下方に伸長 作動させ、所望の深さの建柱穴Hを堀る。 こうして建柱穴Hの掘削が終了した後は、一旦ブーム4を全縮小状態に縮め、 係止部材8をブーム4の基端側に係止させるとともに、オーガ装置20をブーム 4と平行になるように引き上げる(格納する)。次に、ブーム4の各作動や支持 部材6の上下首振作動,把持装置10自身の左右首振・回転作動を通じて、把持 装置10に、把持式穴掘建柱車1に近接して配置された電柱運搬車両(図示せず )上に横たえられた電柱Pを把持させる。そして、再びブーム4等の作動を通じ て電柱Pを先ほど掘削した建柱穴Hの上方に移動させる。
【0009】 ここで、従来、このような把持装置10による電柱Pの把持後における建柱穴 Hへのアプローチは、車体2側にいるブーム4等の操作者と、建柱穴H側にいて 電柱Pを建柱穴H上に誘導するため操作者に合図を送る案内者からなる複数人の 作業者グループにより行う必要があり、効率が悪かった。そこで、この把持式穴 掘建柱車1には、本考案に係る自動建柱装置が備えられている。 図2に示すように、自動建柱装置20は、各種検出器21〜25と、ブームロ ックスイッチ26と、自動建柱開始スイッチ27と、コントローラ28とから構 成されている。
【0010】 旋回角検出器21は、ブーム4(旋回台3)の車体2に対する旋回角度を検出 するセンサであり、起伏角検出器22は、ブーム4の水平に対する起伏角度を検 出するセンサである。また、伸長量検出器23は、ブーム4の全縮状態に対する 伸長量を検出するセンサである。さらに、把持姿勢検出器25は、把持装置10 のに対する上下・左右への首振角度や回転角度を検出するセンサ群である。
【0011】 ブームロックスイッチ26は、前述のようにオーガ装置15による建柱穴Hの 掘削作業を行う場合にブーム4の作動をロックした際に、後述する記憶部28a に対してその旨を明示するために操作されるスイッチである。 また、自動建柱開始スイッチ27は、前述のようにオーガ装置15による掘削 作業が終了して把持装置10に電柱Pを把持した後に、本自動建柱装置20によ る電柱Pの自動建柱を開始させるために操作されるものである。
【0012】 コントローラ28は、記憶部28aと制御部28bとから構成されている。記 憶部28aは上記ブームロックスイッチ26から操作信号を受けると、その時点 における旋回角検出器21,起伏角検出器22および伸長量検出器23による検 出旋回角α,検出起伏角β1 および検出伸長量l1 を記憶する(図3参照)。
【0013】 一方、制御部28bは、上記自動建柱開始スイッチ27から操作信号を受ける と、記憶部28aに記憶された上記検出旋回角α,検出起伏角β1 および検出伸 長量l1 に基づいて、把持装置10を建柱穴Hに向かって移動させる。具体的に は、図3に示すように、旋回台3の旋回角度を上記検出旋回角αに一致させる。 また、把持装置10に把持された電柱Pが地面に干渉しないようにブーム4の起 伏角β2 を検出起伏角β1 よりも大きく設定する。 そして、ブーム4の起伏角β2 との関係を計算に入れつつ、把持装置10(正 確には、電柱Pの位置)が掘削作業時における旋回台3からブーム4の先端位置 (正確には、オーガ装置15の位置)までの距離Lと同じ距離の位置に到達する ようにブーム4の伸長量l2 を設定する。
【0014】 さらに、制御部28bは、把持姿勢検出器25からの検出信号により、電柱P が垂直に立った姿勢となるように把持装置10の首振角度等を設定する。これに より、電柱Pは、建柱穴Hの上方に正確にアプローチし、かつ垂直に保持される 。そして、この後は、例えば、自動建柱装置20に付随して設けられている垂直 降下装置30を作動させてブーム4等の作動を制御させ、電柱Pを建柱穴Hの内 部にまっすぐ下降させることができる。こうして、1人の作業者でも容易にかつ 速やかに建柱作業を完了することができる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案の自動建柱装置は、掘削作業時におけるブームの作動状態 を記憶し、その掘削作業が終了して把持装置により柱状物が把持された後は、記 憶したブームの作動状態に基づいてブームの作動を制御して、上記柱状物を先に 掘削された建柱穴の上方に自動的に移動させる。このため、この自動建柱装置を 用いれば、従来複数の作業者が必要となることが多かった柱状物の建柱穴へのア プローチ工程を、1人の作業者でも容易かつ速やかに行うことができ、把持式穴 掘建柱車を用いた建柱作業の効率をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動建柱装置を備えた把持式穴掘
建柱車の側面図である。
【図2】上記自動建柱装置のブロック図である。
【図3】上記自動建柱装置の作動説明図である。
【符号の説明】
1 把持式穴掘建柱車 4 ブーム 10 把持装置 15 オーガ装置 20 自動建柱装置 P 電柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 北野 和明 群馬県利根郡新治村大字東峰須川414−1 株式会社アイチコーポレーション新治工 場内 (72)考案者 田村 久明 群馬県利根郡新治村大字東峰須川414−1 株式会社アイチコーポレーション新治工 場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起伏・伸縮作動が自在なブームの先端
    に、柱状物を建て入れるための建柱穴を掘削するオーガ
    装置を備え、かつ前記ブームの先端に前記柱状物を把持
    して前記建柱穴に建て入れるための把持装置を備えてな
    る把持式穴掘建柱車の自動建柱装置であって、 前記ブームの作動により前記オーガ装置を前記建柱穴の
    掘削位置に移動させた際における前記ブームの作動状態
    を記憶する記憶部と、 前記オーガ装置による前記建柱穴の掘削が終了し、前記
    ブームの作動により前記把持装置を移動させるとともに
    前記把持装置に前記柱状物を把持させた後において、前
    記記憶部に記憶された前記ブームの作動状態に基づいて
    前記ブームの作動を制御し、前記把持装置に把持した前
    記柱状物を前記建柱穴の上方に移動させる制御部とを備
    えることを特徴とする把持式穴掘建柱車の自動建柱装
    置。
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