JPH074371Y2 - バタフライバルブ - Google Patents
バタフライバルブInfo
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- JPH074371Y2 JPH074371Y2 JP1985138153U JP13815385U JPH074371Y2 JP H074371 Y2 JPH074371 Y2 JP H074371Y2 JP 1985138153 U JP1985138153 U JP 1985138153U JP 13815385 U JP13815385 U JP 13815385U JP H074371 Y2 JPH074371 Y2 JP H074371Y2
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- disc
- stem
- metal plates
- section
- valve
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K27/00—Construction of housing; Use of materials therefor
- F16K27/02—Construction of housing; Use of materials therefor of lift valves
- F16K27/0209—Check valves or pivoted valves
- F16K27/0218—Butterfly valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K1/00—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
- F16K1/16—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members
- F16K1/18—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps
- F16K1/22—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps with axis of rotation crossing the valve member, e.g. butterfly valves
- F16K1/226—Shaping or arrangements of the sealing
- F16K1/2261—Shaping or arrangements of the sealing the sealing being arranged on the valve member
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/6851—With casing, support, protector or static constructional installations
- Y10T137/7036—Jacketed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、飲食料品、医薬品、化学製品等の製造設備、
油、ガス等の燃料供給設備、農水産業、畜産業等におけ
る給水、撤水設備、建造物の消火設備、工場等における
水、圧縮空気の供給設備などにおける流体の制御に主と
して用いられるバタフライバルブに関するものであり、
特に、流体により腐食し難く、流体の内部滞溜がなく、
微小な固形物や凝固物が混入した流体にも適応し得るバ
ルブが求められる用途に適する、比較的小口径のバタフ
ライバルブの改良に関するものである。
油、ガス等の燃料供給設備、農水産業、畜産業等におけ
る給水、撤水設備、建造物の消火設備、工場等における
水、圧縮空気の供給設備などにおける流体の制御に主と
して用いられるバタフライバルブに関するものであり、
特に、流体により腐食し難く、流体の内部滞溜がなく、
微小な固形物や凝固物が混入した流体にも適応し得るバ
ルブが求められる用途に適する、比較的小口径のバタフ
ライバルブの改良に関するものである。
(従来の技術) 上に列挙したような設備では、従来は、青銅製のゲート
バルブやグローブバルブが多く用いられて来た。しか
し、青銅製のバルブでは流体による腐食の問題が発生し
て不都合な場合があり、このためステンレス鋼製のバル
ブも用いられているが高価である。樹脂製のパイプや樹
脂ライニング管が普及するにつれ、樹脂製又は樹脂ライ
ニングしたバルブに対する要求も多くなっているが、比
較的小口径のバルブでは、強度や製造上の問題があり、
好適なバルブが出現していない。
バルブやグローブバルブが多く用いられて来た。しか
し、青銅製のバルブでは流体による腐食の問題が発生し
て不都合な場合があり、このためステンレス鋼製のバル
ブも用いられているが高価である。樹脂製のパイプや樹
脂ライニング管が普及するにつれ、樹脂製又は樹脂ライ
ニングしたバルブに対する要求も多くなっているが、比
較的小口径のバルブでは、強度や製造上の問題があり、
好適なバルブが出現していない。
また、ゲートバルブやグローブバルブでは、ハンドルを
多数回回転しなければ開閉できず操作が厄介である。更
に、これらのバルブは金属シートであるのでシートでの
固形物の咬み込みによって完全閉止し難くシート面を損
傷し易いなどの欠点がある。更に、ゲートバルブでは液
溜りがあり、固形物や凝固物が溜って完全閉止がし難く
なったり、これらの滞溜物が一気に流れ出したり、ま
た、流量制御がし難く、グローブバルブでは流体抵抗が
大きく、バルブ開度が分り難いなどの欠点がある。
多数回回転しなければ開閉できず操作が厄介である。更
に、これらのバルブは金属シートであるのでシートでの
固形物の咬み込みによって完全閉止し難くシート面を損
傷し易いなどの欠点がある。更に、ゲートバルブでは液
溜りがあり、固形物や凝固物が溜って完全閉止がし難く
なったり、これらの滞溜物が一気に流れ出したり、ま
た、流量制御がし難く、グローブバルブでは流体抵抗が
大きく、バルブ開度が分り難いなどの欠点がある。
以上のようなことから、90°回転で開閉操作ができて操
作が容易なバタフライバルブやボールバルブに対する要
求が多く、特に液溜りが無く軽量にできるバタフライバ
ルブに対する要求が高い。
作が容易なバタフライバルブやボールバルブに対する要
求が多く、特に液溜りが無く軽量にできるバタフライバ
ルブに対する要求が高い。
しかし、バタフライバルブではボデーの中央部の流路内
にステムに支えられたジスクが存在し、全開時にも流路
の一部を塞いでいて流過面積を小さくしている。この流
過面積を小さくしている程度は、小径バルブ程大きく、
鋳造品又は鍛造品のジスクを用いたバタフライバルブで
は、呼び径50mm程度までが限界で、これより小さいバタ
フライバルブは実用的でないとされていた。このため、
ジスクを金属板製とし、小口径バルブでも流過面積を余
り小さくしないバタフライバルブが開発された。その例
として、実開昭58−130167号公報及び、実開昭60−1012
67号公報が提案されている。第15図乃至第17図及び第18
図乃至第23図はそれぞれこれらの公報に示された図の一
部を示したものである。ただし、部品又は部分を示す記
号は上記公報に示されたものを用いず、以下の説明に必
要な部品又は部分にのみ新しく記号を付して説明する。
にステムに支えられたジスクが存在し、全開時にも流路
の一部を塞いでいて流過面積を小さくしている。この流
過面積を小さくしている程度は、小径バルブ程大きく、
鋳造品又は鍛造品のジスクを用いたバタフライバルブで
は、呼び径50mm程度までが限界で、これより小さいバタ
フライバルブは実用的でないとされていた。このため、
ジスクを金属板製とし、小口径バルブでも流過面積を余
り小さくしないバタフライバルブが開発された。その例
として、実開昭58−130167号公報及び、実開昭60−1012
67号公報が提案されている。第15図乃至第17図及び第18
図乃至第23図はそれぞれこれらの公報に示された図の一
部を示したものである。ただし、部品又は部分を示す記
号は上記公報に示されたものを用いず、以下の説明に必
要な部品又は部分にのみ新しく記号を付して説明する。
実開昭58−130167号公報すなわち第15図乃至第17図の構
造は、ジスク35を構成する金属板35a、35bに被覆がなさ
れていないので、金属板35a、35bに耐食性材料を用いな
ければ腐食し易い欠点を有している。また、弾性材料で
作られたジスクシート35cは横断面円形の環状体であ
り、2枚の金属板35a、35bの周辺部で挟持されてはいて
もバルブを開閉する際のボデー35dの円筒形流路面すな
わちボデーシートとの摺動によって捩れを生ずる欠点を
有している。このことはシート間に異物を咬み込んだ場
合に特に起き易い。更にこの構造は、ボデー35d内にて
2枚の金属板35a、35bジスクシート35cとステム34bとを
組合わせた状態で金属板35a、35bをステム34bに電気抵
抗溶接(スポット溶接)によって固定させるものである
ため、一旦組立てた後はステム34bを抜き出してジスク3
5を取り出すことができず、ジスク35又はジスクシート3
5cの交換ができない欠点を有している。
造は、ジスク35を構成する金属板35a、35bに被覆がなさ
れていないので、金属板35a、35bに耐食性材料を用いな
ければ腐食し易い欠点を有している。また、弾性材料で
作られたジスクシート35cは横断面円形の環状体であ
り、2枚の金属板35a、35bの周辺部で挟持されてはいて
もバルブを開閉する際のボデー35dの円筒形流路面すな
わちボデーシートとの摺動によって捩れを生ずる欠点を
有している。このことはシート間に異物を咬み込んだ場
合に特に起き易い。更にこの構造は、ボデー35d内にて
2枚の金属板35a、35bジスクシート35cとステム34bとを
組合わせた状態で金属板35a、35bをステム34bに電気抵
抗溶接(スポット溶接)によって固定させるものである
ため、一旦組立てた後はステム34bを抜き出してジスク3
5を取り出すことができず、ジスク35又はジスクシート3
5cの交換ができない欠点を有している。
次に、実開昭60−101267号公報の構造では、第18図乃至
第23図において、ステム37の回動をジスク36に伝えてジ
スク36を回動させるためにジスク36にステム37を回転不
能に嵌合させている部分は、ジスク36の一端部に形成さ
れた非円形横断面形状部38(この従来例では正方形断
面)の部分である。然るに流体の流れや圧力により或い
はジスク36とボデー40とのシート36a間摩擦や異物の咬
み込みによりジスク36を回転しようとするか、又はジス
ク36の回転を妨げようとする力の作用中心はジスク36の
中心部であって、上記の非円形横断面図部38から離れて
いる。このためジスク36に捩れ力が作用し、これにより
ジスク36が変形するおそれがある。また、ステム37とジ
スク36との相対的回転力は、接合された2枚の金属板42
を離間させようとする力になる。しかもこの力は上記の
非円形横断面部38においてのみ集中的に作用する。この
ため、この2枚の金属板42を離間させようとする力に対
抗するのは、2枚の金属板42を接合している多数のリベ
ット39の中で実質的には非円形横断面部38に近接する両
側の計2本のリベット39のみであって、この離間させよ
うとする力が集中的に作用する2本のリベット39が伸び
たり切れたりして、非円形横断面部38において2枚の金
属板42が離間し、ステム37とジスク36との結合状態を損
いバルブの開閉が不完全になる欠点を有している。
第23図において、ステム37の回動をジスク36に伝えてジ
スク36を回動させるためにジスク36にステム37を回転不
能に嵌合させている部分は、ジスク36の一端部に形成さ
れた非円形横断面形状部38(この従来例では正方形断
面)の部分である。然るに流体の流れや圧力により或い
はジスク36とボデー40とのシート36a間摩擦や異物の咬
み込みによりジスク36を回転しようとするか、又はジス
ク36の回転を妨げようとする力の作用中心はジスク36の
中心部であって、上記の非円形横断面図部38から離れて
いる。このためジスク36に捩れ力が作用し、これにより
ジスク36が変形するおそれがある。また、ステム37とジ
スク36との相対的回転力は、接合された2枚の金属板42
を離間させようとする力になる。しかもこの力は上記の
非円形横断面部38においてのみ集中的に作用する。この
ため、この2枚の金属板42を離間させようとする力に対
抗するのは、2枚の金属板42を接合している多数のリベ
ット39の中で実質的には非円形横断面部38に近接する両
側の計2本のリベット39のみであって、この離間させよ
うとする力が集中的に作用する2本のリベット39が伸び
たり切れたりして、非円形横断面部38において2枚の金
属板42が離間し、ステム37とジスク36との結合状態を損
いバルブの開閉が不完全になる欠点を有している。
更にこの構造は、ステム37が上方から挿入する部分と下
方から挿入する部分との2部分からなるために、ボデー
40の下方にもカバー41が必要であり、ボデー40構造が複
雑であると共に、ジスク36の交換のための分解組立に手
間がかかる。
方から挿入する部分との2部分からなるために、ボデー
40の下方にもカバー41が必要であり、ボデー40構造が複
雑であると共に、ジスク36の交換のための分解組立に手
間がかかる。
更に、第22図におけるゴム等で形成されたジスクシート
36a部は、2枚の金属板42の外周端部の狭い端面に接着
され金属板42の側面とは薄い被覆膜で連結されているの
みであるので、バルブを開閉する際のボデーシート40a
との摩擦や異物の咬み込み或いは中間開度においてジス
ク36の外周部を流過する流体による吸引や振動等によっ
て、ゴム等のジスクシート部36aが金属部から剥離し破
損して、シール性を損い、終にはこの部のゴム等が破断
分離する等の事故に到る欠点をも有している。
36a部は、2枚の金属板42の外周端部の狭い端面に接着
され金属板42の側面とは薄い被覆膜で連結されているの
みであるので、バルブを開閉する際のボデーシート40a
との摩擦や異物の咬み込み或いは中間開度においてジス
ク36の外周部を流過する流体による吸引や振動等によっ
て、ゴム等のジスクシート部36aが金属部から剥離し破
損して、シール性を損い、終にはこの部のゴム等が破断
分離する等の事故に到る欠点をも有している。
また、実開昭58−130167号公報の構造においても、また
実開昭60−10127号公報の構造においても、共に中間開
度での使用、すなわちジスクシート35c、36a付近での流
体の流過速度の極めて高い、いわゆる絞り状態での使用
には、先に述べた如く前者においてはジスクシート35c
は単に2枚の金属板35a、35bの間に挟持されているのみ
であり、後者においてはジスクシート部36aは金属板42
の外周端部の挟い端面に接着された金属板42の側面とは
薄い被覆膜で連結されているのみであり、強固でなく、
流体による吸引や振動によってシート部36aが損傷した
り破断したりするおそれがあるので、不向きである。こ
のため、中間開度では使用できないので、ジスク36を中
間開度の任意の位置で固定する方式のレバーハンドルを
使用することができない。従って、上記したいずれの従
来例にも、そのようなレバーハンドルが示されていな
い。なお、中間開度におけるバタフライバルブでは、流
体はジスクを閉弁方向に動かすように作用し、この回転
力は流速が大であれば極めて大きく、開度が変動するお
それがあるので、バタフライバルブを、中間開度で使用
するためには、中間開度に固定し得るレバーハンドルを
使用する必要がある。
実開昭60−10127号公報の構造においても、共に中間開
度での使用、すなわちジスクシート35c、36a付近での流
体の流過速度の極めて高い、いわゆる絞り状態での使用
には、先に述べた如く前者においてはジスクシート35c
は単に2枚の金属板35a、35bの間に挟持されているのみ
であり、後者においてはジスクシート部36aは金属板42
の外周端部の挟い端面に接着された金属板42の側面とは
薄い被覆膜で連結されているのみであり、強固でなく、
流体による吸引や振動によってシート部36aが損傷した
り破断したりするおそれがあるので、不向きである。こ
のため、中間開度では使用できないので、ジスク36を中
間開度の任意の位置で固定する方式のレバーハンドルを
使用することができない。従って、上記したいずれの従
来例にも、そのようなレバーハンドルが示されていな
い。なお、中間開度におけるバタフライバルブでは、流
体はジスクを閉弁方向に動かすように作用し、この回転
力は流速が大であれば極めて大きく、開度が変動するお
それがあるので、バタフライバルブを、中間開度で使用
するためには、中間開度に固定し得るレバーハンドルを
使用する必要がある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、前に詳述したような、従来はゲートバルブや
グローブバルブが多く用いられていた比較的小口径の配
管に用いる。2枚の金属板を接合して形成したジスクを
有するバタフライバルブにおける、次の問題点を一挙に
解決しようとするものである。
グローブバルブが多く用いられていた比較的小口径の配
管に用いる。2枚の金属板を接合して形成したジスクを
有するバタフライバルブにおける、次の問題点を一挙に
解決しようとするものである。
(イ)ジスクを構成する2枚の金属板が、流体に曝され
て腐食する。
て腐食する。
(ロ)ジスクシートがバルブを開閉する際のボデーシー
トとの摩擦や異物の咬み込み或いは中間開度においてジ
スクの外周部を流過する流体による吸引や振動等によっ
て、捩れたり損傷したりしてシール性を失い、更には、
この部のゴム等が破断分離する。
トとの摩擦や異物の咬み込み或いは中間開度においてジ
スクの外周部を流過する流体による吸引や振動等によっ
て、捩れたり損傷したりしてシール性を失い、更には、
この部のゴム等が破断分離する。
(ハ)バルブを分解してジスクを交換することができな
い。又は分解組立に手間がかかる。
い。又は分解組立に手間がかかる。
(ニ)ステムとジスクとの間の相対的回転力によって、
ジスクが変形したり、ジスクの接合された2枚の金属板
の間が離間してステムとジスクとの結合状態を損ね、バ
ルブの開閉状態を不安定にする。
ジスクが変形したり、ジスクの接合された2枚の金属板
の間が離間してステムとジスクとの結合状態を損ね、バ
ルブの開閉状態を不安定にする。
(ホ)中間開度では、ジスクが破損するので使用できな
い。
い。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の問題点を解決するために、バタフライ
バルブの構造を次のようにする。
バルブの構造を次のようにする。
本考案は、ジスクの直径方向に装着したステムの回転に
よりジスク回転させてボデーの流路を開閉するバタフラ
イバルブにおいて、2枚の薄板状の円形金属板を対向さ
せて接合し、この接合金属板の直径方向に両端位置に環
状部分を形成し、この環状部分を結ぶ直径方向の対向面
に非円形孔を形成し、上記した環状部分を除く接合金属
板の外周縁をそれぞれ外方に拡開させて略U字形の外方
開口溝を形成し、かつ前記した外方開口溝と両端位置の
環状部分内に耐食性弾性材料を突設状態で充填すると共
に接合金属板の外周表面をこの弾性材料で一体に被覆
し、この環状部分内の弾性材料にステム挿入用の円筒孔
を形成し、かつ両端位置の環状部分内に突設状態で充填
した弾性材料の外周面をボデー内面との摺接面であるボ
ス面とし、更に、上記したステムの長さ方向の上端部に
ハンドル接続部と、この接続部の下方位置に順次上方円
柱部と非円形断面部を連接して形成し、この非円形断面
部に連接した下端部分に下方円柱部を形成すると共に、
上方円柱部の上面にボデー抜止め用の段部を形成し、上
記ジスクのステム挿入孔である一端部よりステムを挿入
して下方円柱部をジスクの下方の円筒孔に装入し、中間
部の非円形断面部をジスクの非円形孔に回転不能に挿入
すると共に、ステムの上方円柱部をジスクの上方の円筒
孔に装入してステムとジスク挿入孔を密封シールするよ
うに構成したものである。
よりジスク回転させてボデーの流路を開閉するバタフラ
イバルブにおいて、2枚の薄板状の円形金属板を対向さ
せて接合し、この接合金属板の直径方向に両端位置に環
状部分を形成し、この環状部分を結ぶ直径方向の対向面
に非円形孔を形成し、上記した環状部分を除く接合金属
板の外周縁をそれぞれ外方に拡開させて略U字形の外方
開口溝を形成し、かつ前記した外方開口溝と両端位置の
環状部分内に耐食性弾性材料を突設状態で充填すると共
に接合金属板の外周表面をこの弾性材料で一体に被覆
し、この環状部分内の弾性材料にステム挿入用の円筒孔
を形成し、かつ両端位置の環状部分内に突設状態で充填
した弾性材料の外周面をボデー内面との摺接面であるボ
ス面とし、更に、上記したステムの長さ方向の上端部に
ハンドル接続部と、この接続部の下方位置に順次上方円
柱部と非円形断面部を連接して形成し、この非円形断面
部に連接した下端部分に下方円柱部を形成すると共に、
上方円柱部の上面にボデー抜止め用の段部を形成し、上
記ジスクのステム挿入孔である一端部よりステムを挿入
して下方円柱部をジスクの下方の円筒孔に装入し、中間
部の非円形断面部をジスクの非円形孔に回転不能に挿入
すると共に、ステムの上方円柱部をジスクの上方の円筒
孔に装入してステムとジスク挿入孔を密封シールするよ
うに構成したものである。
(作用) 本考案のバタフライバルブのジスクは、2枚のほぼ円形
の金属板を対向させて接合し、その全外面をゴム等の耐
食性弾性材料で被覆してあるので、流体に曝されても腐
食する心配がない。
の金属板を対向させて接合し、その全外面をゴム等の耐
食性弾性材料で被覆してあるので、流体に曝されても腐
食する心配がない。
また、ジスクの中央部直径位置の2枚の金属板の間にス
テムを回転不能に挿入するための挿入孔が設けてあり、
ステムはボデーの中央部にボデーの円筒形流路を横断
し、ボデー内のジスクとは回転不能に、ボデーとは回転
自在に装着されており、ジスクに挿入されたステムの各
部分の横断面形状が上方から順次小さくされていて、ス
テムを上方に抜き出すことによってジスクをボデーから
取り出し得られ、分解してジスクを交換することが極め
て容易である。
テムを回転不能に挿入するための挿入孔が設けてあり、
ステムはボデーの中央部にボデーの円筒形流路を横断
し、ボデー内のジスクとは回転不能に、ボデーとは回転
自在に装着されており、ジスクに挿入されたステムの各
部分の横断面形状が上方から順次小さくされていて、ス
テムを上方に抜き出すことによってジスクをボデーから
取り出し得られ、分解してジスクを交換することが極め
て容易である。
更に、ジスクの接合された2枚の金属板は、その外周部
にほぼU字形の外方開口溝を形成し、この開口溝にはジ
スクの全外面を被覆しているゴム等の耐食性弾性材料が
充満接着されており、この充満接着されたゴム等の耐食
性弾性材料のボデーの流路と係合する外周部すなわちジ
スクシート部は、ほぼ半円弧状の横断面外形を有してい
るので、ジスクシート部のゴム等の耐食性弾性材料は広
い面積で2枚の金属板に強固に接着されていると共に、
この部のゴム等の耐食性弾性材料の容積が十分に大きく
ボデーの流路すなわちボデーシートと密封的に係合した
場合のジスクシート部の変形に無理が無く、ジスクシー
トがバルブを開閉する際のボデーシートとの摩擦や異物
の咬み込み或いは中間開度においてジスクの外周部を流
過する流体による吸引や振動等によって、捩れたり破損
したりしてシール性を失ったり、更にこの部のゴム等が
破断分離する等の事故が起きない。
にほぼU字形の外方開口溝を形成し、この開口溝にはジ
スクの全外面を被覆しているゴム等の耐食性弾性材料が
充満接着されており、この充満接着されたゴム等の耐食
性弾性材料のボデーの流路と係合する外周部すなわちジ
スクシート部は、ほぼ半円弧状の横断面外形を有してい
るので、ジスクシート部のゴム等の耐食性弾性材料は広
い面積で2枚の金属板に強固に接着されていると共に、
この部のゴム等の耐食性弾性材料の容積が十分に大きく
ボデーの流路すなわちボデーシートと密封的に係合した
場合のジスクシート部の変形に無理が無く、ジスクシー
トがバルブを開閉する際のボデーシートとの摩擦や異物
の咬み込み或いは中間開度においてジスクの外周部を流
過する流体による吸引や振動等によって、捩れたり破損
したりしてシール性を失ったり、更にこの部のゴム等が
破断分離する等の事故が起きない。
また、ジスクの中央直径位置に、ステムを挿入するため
の、2枚の金属板の間に形成されたステム挿入孔は、一
方の端から一端部、中間部及び他端部の3つの部分から
なり、両端にある一端部と他端部の横断面形状は円形で
あり、中間部の横断面形状は少なくとも1対の平行な2
辺を有する非円形であり、他端部の横断面形状は中間部
の横断面形状に、中間部の横断面形状は一端部の横断面
形状に入る大きさの形状になっている。すなわち上方か
ら順次小さくなっている。他方ステムは、ステムをジス
クのステム挿入部孔に挿入した場合のジスクのステム挿
入孔の各部に相当するステムの各部分の横断面形状を、
ジスクの各部の横断面形状に相応する形状としてある。
このためジスクは、一端部と他端部の両側でステムに同
心に保たれ、中間部における少なくとも1対の平行な2
面(横断面では2辺)で回転不能にステムに装着されて
いる。すなわちジスクとステムとの相対的回転力を中間
部の比較的長い部分で授受している。他方流体の流れや
圧力による或いはジスクとボデーとのシート間摩擦や異
物咬み込みによるジスクを回転しようとするか、又はジ
スクの回転を妨げようとする力の作用中心はジスクの中
心部にあり、ジスクとステムを回転不能に結合している
中間部の上である。従って、ジスクを捩る力は発生せず
ジスクの変形は起きない。また、2枚の金属板を接合す
る電気抵抗溶接(スポット溶接)点又はリベットはステ
ム挿入孔の中間部に近接させて多数個設けてステムとジ
スクとの間の相対的回転力をこれら多数の電気抵抗溶接
(スポット溶接)点又はリベットで受けさせることがで
きるので、また接合方法が強力接着剤による又はろう付
けによる接着の場合にも長い中間部に隣接する広い接合
面で接合されているので、接合された2枚の金属板の間
が離間してステムとジスクとの結合状態を損ねて開閉状
態を不安定にすることは無い。
の、2枚の金属板の間に形成されたステム挿入孔は、一
方の端から一端部、中間部及び他端部の3つの部分から
なり、両端にある一端部と他端部の横断面形状は円形で
あり、中間部の横断面形状は少なくとも1対の平行な2
辺を有する非円形であり、他端部の横断面形状は中間部
の横断面形状に、中間部の横断面形状は一端部の横断面
形状に入る大きさの形状になっている。すなわち上方か
ら順次小さくなっている。他方ステムは、ステムをジス
クのステム挿入部孔に挿入した場合のジスクのステム挿
入孔の各部に相当するステムの各部分の横断面形状を、
ジスクの各部の横断面形状に相応する形状としてある。
このためジスクは、一端部と他端部の両側でステムに同
心に保たれ、中間部における少なくとも1対の平行な2
面(横断面では2辺)で回転不能にステムに装着されて
いる。すなわちジスクとステムとの相対的回転力を中間
部の比較的長い部分で授受している。他方流体の流れや
圧力による或いはジスクとボデーとのシート間摩擦や異
物咬み込みによるジスクを回転しようとするか、又はジ
スクの回転を妨げようとする力の作用中心はジスクの中
心部にあり、ジスクとステムを回転不能に結合している
中間部の上である。従って、ジスクを捩る力は発生せず
ジスクの変形は起きない。また、2枚の金属板を接合す
る電気抵抗溶接(スポット溶接)点又はリベットはステ
ム挿入孔の中間部に近接させて多数個設けてステムとジ
スクとの間の相対的回転力をこれら多数の電気抵抗溶接
(スポット溶接)点又はリベットで受けさせることがで
きるので、また接合方法が強力接着剤による又はろう付
けによる接着の場合にも長い中間部に隣接する広い接合
面で接合されているので、接合された2枚の金属板の間
が離間してステムとジスクとの結合状態を損ねて開閉状
態を不安定にすることは無い。
更に、上述の如く、ステムとジスクとは長い中間部で結
合されていて、この結合状態は強固であり、またジスク
シートは2枚の金属板の外周部に設けたU字形の外方開
口溝に充満密着されていて、広い面積で2枚の金属板に
接着されているので強固であり、中間開度でもジスクが
破損することが無く使用できる。この上、レバーバンド
ルを開弁位置と閉弁位置との間の任意の位置で回動不能
に固定する固定構造としたので、流体によってジスクが
回されて開度が変わることが無く、本願考案のバタフラ
イバルブは中間開度使用に適するバルブである。
合されていて、この結合状態は強固であり、またジスク
シートは2枚の金属板の外周部に設けたU字形の外方開
口溝に充満密着されていて、広い面積で2枚の金属板に
接着されているので強固であり、中間開度でもジスクが
破損することが無く使用できる。この上、レバーバンド
ルを開弁位置と閉弁位置との間の任意の位置で回動不能
に固定する固定構造としたので、流体によってジスクが
回されて開度が変わることが無く、本願考案のバタフラ
イバルブは中間開度使用に適するバルブである。
(実施例) 第1図乃至第3図は、ねじ込み形バタフライバルブにお
ける本考案の一実施例を示した図であり、いずれも開弁
状態を示したものであって、第1図は平面図、第2図は
縦断面図、第3図は側面図である。また第4図はウエハ
ー形バタフライバルブにおける本考案の一実施例を示す
縦断面図であって、閉弁状態を示している。なお第4図
に示すバタフライバルブはボデー1′以外は第1図乃至
第3図に示してあるバタフライバルブと同じ構造であ
る。
ける本考案の一実施例を示した図であり、いずれも開弁
状態を示したものであって、第1図は平面図、第2図は
縦断面図、第3図は側面図である。また第4図はウエハ
ー形バタフライバルブにおける本考案の一実施例を示す
縦断面図であって、閉弁状態を示している。なお第4図
に示すバタフライバルブはボデー1′以外は第1図乃至
第3図に示してあるバタフライバルブと同じ構造であ
る。
第1図乃至第3図においては、1はボデーで両端に配管
接続部2、2とこの間を結ぶ円筒形流路3とを有してい
て、この場合の配管接合部2、2は配管のおねじをねじ
込むねじ込み形である。4はステムで、ボデー1の中央
部に円筒形流路3を直径方向に横断して回転自在に装着
されている。5は後に説明するように構成されたジスク
で第2図及び第4図では断面しないで外形を示してあ
り、ジスク5のステム挿入孔にステム4を回転不能に挿
入して(詳細は後記)ボデー1の円筒形流路3内に位置
している。6はレバーハンドルで、ステム4の上方先端
部に回転不能に接続されている。
接続部2、2とこの間を結ぶ円筒形流路3とを有してい
て、この場合の配管接合部2、2は配管のおねじをねじ
込むねじ込み形である。4はステムで、ボデー1の中央
部に円筒形流路3を直径方向に横断して回転自在に装着
されている。5は後に説明するように構成されたジスク
で第2図及び第4図では断面しないで外形を示してあ
り、ジスク5のステム挿入孔にステム4を回転不能に挿
入して(詳細は後記)ボデー1の円筒形流路3内に位置
している。6はレバーハンドルで、ステム4の上方先端
部に回転不能に接続されている。
レバーハンドル6を回動させてジスク5を第4図に示し
たようにジスクの外周が円筒形流路3に密封的に係合す
る閉弁位置から、第1図乃至第3図に示したように円筒
形流路を開いた開弁位置へ、又は開弁位置から閉弁位置
へ回動させて、バルブの円筒形流路3を開閉するように
なっている。
たようにジスクの外周が円筒形流路3に密封的に係合す
る閉弁位置から、第1図乃至第3図に示したように円筒
形流路を開いた開弁位置へ、又は開弁位置から閉弁位置
へ回動させて、バルブの円筒形流路3を開閉するように
なっている。
第4図において、1′はボデーで両端の配管接合部
2′、2′を有しており、この配管接合部2′、2′は
2枚の配管フランジの間に挟むウエハー形である。第4
図の実施例のボデー1′以外の構造は、上記の第1図乃
至第3図の説明と同じである。また後に述べるジスク5
の構造も同様である。
2′、2′を有しており、この配管接合部2′、2′は
2枚の配管フランジの間に挟むウエハー形である。第4
図の実施例のボデー1′以外の構造は、上記の第1図乃
至第3図の説明と同じである。また後に述べるジスク5
の構造も同様である。
第5図乃至第7図はいずれも第1図乃至第4図に示した
実施例におけるジスクを対向させて接合したほぼ円形の
2枚の金属板を示す図で、第5図はその正面図、第6図
は第5図のA−A′断面を矢印で示した方向に見た半截
平面図、第7図は第6図のB−B′断面図を矢印で示し
た方向に見た半截側面図である。
実施例におけるジスクを対向させて接合したほぼ円形の
2枚の金属板を示す図で、第5図はその正面図、第6図
は第5図のA−A′断面を矢印で示した方向に見た半截
平面図、第7図は第6図のB−B′断面図を矢印で示し
た方向に見た半截側面図である。
第5図乃至第7図において、7及び8は互いに接着され
たほぼ円形の2枚の金属板である。9はステム挿入孔で
あるがこれについては後に詳しく説明する。10は2枚の
金属板を接合するために行った電気抵抗溶接(スポット
溶接)点を示したもので、図では黒く塗りつぶした10個
の丸で示してある。この2枚の金属板の溶接方法は、こ
の実施例では電気抵抗溶接(スポット溶接)法によって
いるが、これに限ることなく、リベットによってもよい
し、強力接着剤又はろう付けによる接着でもよい。
たほぼ円形の2枚の金属板である。9はステム挿入孔で
あるがこれについては後に詳しく説明する。10は2枚の
金属板を接合するために行った電気抵抗溶接(スポット
溶接)点を示したもので、図では黒く塗りつぶした10個
の丸で示してある。この2枚の金属板の溶接方法は、こ
の実施例では電気抵抗溶接(スポット溶接)法によって
いるが、これに限ることなく、リベットによってもよい
し、強力接着剤又はろう付けによる接着でもよい。
接合された2枚の金属板7及び8は、その外周部にほぼ
U字形の外方開口溝11を形成している。
U字形の外方開口溝11を形成している。
第8図乃至第10図はいずれも第5図乃至第7図に示した
接合された2枚の金属板の全外面をゴム等の耐食性弾性
材料で被覆して形成したジスクを示す図で、第8図はそ
の正面図、第9図は第8図のC−C′断面を矢印で示し
た方向に見た半截平面図、第10図は第9図のD−D′断
面を矢印で示した方向に見た半截側面図である。
接合された2枚の金属板の全外面をゴム等の耐食性弾性
材料で被覆して形成したジスクを示す図で、第8図はそ
の正面図、第9図は第8図のC−C′断面を矢印で示し
た方向に見た半截平面図、第10図は第9図のD−D′断
面を矢印で示した方向に見た半截側面図である。
第8図乃至第10図において、7及び8はジスク5の互い
に接着されたほぼ円形の2枚の金属板であり、9はステ
ム挿入孔である。12は対向させて接合された2枚のほぼ
円形の金属板7及び8の全外面を被覆しているゴム等の
耐食性弾性材料であり、外方開口溝11にはこのゴム等の
耐食性弾性材料12が充満接着されており、この外方開口
溝11に充満接着されたゴム等の耐食性弾性材料12の外周
は第9図に示すとおりほぼ半円弧状の横断面形状を有し
ており、この外周は第4図に示すようなバルブの全閉位
置において円筒形流路3に密封的に係合する。
に接着されたほぼ円形の2枚の金属板であり、9はステ
ム挿入孔である。12は対向させて接合された2枚のほぼ
円形の金属板7及び8の全外面を被覆しているゴム等の
耐食性弾性材料であり、外方開口溝11にはこのゴム等の
耐食性弾性材料12が充満接着されており、この外方開口
溝11に充満接着されたゴム等の耐食性弾性材料12の外周
は第9図に示すとおりほぼ半円弧状の横断面形状を有し
ており、この外周は第4図に示すようなバルブの全閉位
置において円筒形流路3に密封的に係合する。
以上のような構成にしたことによって、2枚の金属板7
及び8の外面はゴム等の耐食性弾性材料により被覆され
ているため、流体に曝されても腐食する心配が無い。ま
た、ジスク5のシート部すなわち接合された2枚の金属
板7及び8の外周に形成された外方開口溝11に充満密着
されたゴム等の耐食性弾性材料は、外方開口溝11の広い
面積で金属板7及び8に強固に接着されており、更にこ
の部のゴム等の耐食性弾性材料の容積が十分に大きいた
め、ボデーの円筒形流路3すなわちボデーシートと密封
的に係合した場合のジスクシート部の変形や異物の咬み
込んだ場合の変形に無理が無く、ジスクシートがバルブ
を開閉する際のボデーシートとの摩擦や異物の咬み込み
或いは中間開度においてジスクの外周部を流過する流体
による吸引や振動等によって捩れたり破損したりしてシ
ール性を失ったり、更にはこの部のゴム等が破断分離す
ることが無い。
及び8の外面はゴム等の耐食性弾性材料により被覆され
ているため、流体に曝されても腐食する心配が無い。ま
た、ジスク5のシート部すなわち接合された2枚の金属
板7及び8の外周に形成された外方開口溝11に充満密着
されたゴム等の耐食性弾性材料は、外方開口溝11の広い
面積で金属板7及び8に強固に接着されており、更にこ
の部のゴム等の耐食性弾性材料の容積が十分に大きいた
め、ボデーの円筒形流路3すなわちボデーシートと密封
的に係合した場合のジスクシート部の変形や異物の咬み
込んだ場合の変形に無理が無く、ジスクシートがバルブ
を開閉する際のボデーシートとの摩擦や異物の咬み込み
或いは中間開度においてジスクの外周部を流過する流体
による吸引や振動等によって捩れたり破損したりしてシ
ール性を失ったり、更にはこの部のゴム等が破断分離す
ることが無い。
第10図においてジスク5のステム挿入孔9は、一端に2
枚の金属板7及び8で形成した環状部分13の内側に被覆
したゴム等の耐食性弾性材料に円筒孔14を形成した一端
部15と、2枚の金属板7及び8で形成した少なくとも1
対の平行辺16、16を有する(第9図参照)非円形横断面
の孔を有し一端部14に続く中間部17と、他端に2枚の金
属板7及び8で形成した環状部分18の内側に被覆したゴ
ム等の耐食性弾性材料に円筒孔19を形成し中間部17に続
く他端部20とからなっている。そして、一端部15、中間
部17及び他端部20のそれぞれの孔の横断面形状は、それ
ぞれの孔の横断面形状の中心点を同心に重ね合わせる
と、第11図は点21に各部の横断面形状の中心点の重ねた
図であるが、他端部20の円筒孔19の横断面形状は中間部
17の一対の平行辺16、16を有する孔の中に、また中間部
17の孔の横断面形状は一端部15の円筒孔14の中に入り得
る大きさである。なお、第11図において斜線を加えて示
した横断面形状は中間部17の孔の横断面形状である。ま
た、ボデー1との接触面であるジスク5の直径方向両端
位置にボス面14a、19aが弾性材料で一体に形成されてい
る。
枚の金属板7及び8で形成した環状部分13の内側に被覆
したゴム等の耐食性弾性材料に円筒孔14を形成した一端
部15と、2枚の金属板7及び8で形成した少なくとも1
対の平行辺16、16を有する(第9図参照)非円形横断面
の孔を有し一端部14に続く中間部17と、他端に2枚の金
属板7及び8で形成した環状部分18の内側に被覆したゴ
ム等の耐食性弾性材料に円筒孔19を形成し中間部17に続
く他端部20とからなっている。そして、一端部15、中間
部17及び他端部20のそれぞれの孔の横断面形状は、それ
ぞれの孔の横断面形状の中心点を同心に重ね合わせる
と、第11図は点21に各部の横断面形状の中心点の重ねた
図であるが、他端部20の円筒孔19の横断面形状は中間部
17の一対の平行辺16、16を有する孔の中に、また中間部
17の孔の横断面形状は一端部15の円筒孔14の中に入り得
る大きさである。なお、第11図において斜線を加えて示
した横断面形状は中間部17の孔の横断面形状である。ま
た、ボデー1との接触面であるジスク5の直径方向両端
位置にボス面14a、19aが弾性材料で一体に形成されてい
る。
第1図及び第2図に示してあるように、ステム4はジス
ク5に挿入してあるが、両者は回転不能に挿入し接続さ
れているのである。第12図は、第1及び第4図に示した
実施例において第8図乃至第10図に示したジスクに挿入
されるステム4を示した正面図である。また第13図及び
第14図は、それぞれ第11図のE−E′断面及びF−F′
断面を示している。
ク5に挿入してあるが、両者は回転不能に挿入し接続さ
れているのである。第12図は、第1及び第4図に示した
実施例において第8図乃至第10図に示したジスクに挿入
されるステム4を示した正面図である。また第13図及び
第14図は、それぞれ第11図のE−E′断面及びF−F′
断面を示している。
ステム4の外方先端には第12図及び第13図に示したよう
に、レバーハンドル6を回転不能に接続するため(第2
図参照)の2平行面22(断面では平行辺22′、22′)が
設けてある。段部23はステム4がボデー1又は1′から
上方へ抜け出るのを防ぐために設けたもの(第2図及び
第4図参照)である。ステムの中央円形断面部25はジス
ク5のステム挿入孔9の一端部15に設けた円筒孔14に相
応する外径を有する上方円柱部24であって、この上方円
柱部24の上方部分はボデー1の孔に(第2図参照)、下
方部分はジスク5のステム挿入孔9の一端部15に設けた
円筒孔14に挿入される。ステム4の非円形断面部27は、
ジスク5のステム挿入孔9の中間部17の横断面形状に相
当する断面形状であり、ジスク5のステム挿入孔9の中
間部17の横断面形状にある平行辺16、16に相応する2平
行面28、第14図の横断面における平行辺26、26を有して
いる。ただしこのステム4の非円形断面部27の横断面形
状は、一対の平行辺26、26を除いた部分の形状はジスク
4のステム挿入孔9の中間部17の非円形断面の孔に挿入
し得られればよい。下端の円形断面部30はジスク5のス
テム挿入孔9の他端部20に設けた円筒孔19に相応する外
径を有する下方円柱部29であって、この下方円柱部29の
上方部分はジスク5のステム挿入孔9の他端部に設けた
円筒孔19に挿入され、下方部分はボデー1又は1′の孔
に挿入される。(第2図及び第4図参照)かくして、ス
テム4をジスク5のステム挿入孔9に挿入したとき、ジ
スク5のステム挿入孔9の一端部15の円筒孔14にはステ
ム4の上方円柱部24が、中間部17にはステム4の非円形
断面部27が、また、他端部20の円筒孔19には下方円柱部
29がそれぞれ挿入され、ジスク5のステム挿入孔9の中
間部17の平行面とステム4の非円形断面部27の平行面28
との組合せによって回転不能に組み上げられる。以上の
ような構成にしたことによって、ジスク5とステム4と
の相対的回転力を中間部の比較的長い部分(ジスクのス
テム挿入孔の中間部17とステムの非円形断面部27)で授
受している。他方流体の流れや圧力による或いはジスク
とボデーとのシート間摩擦又は咬み込みによるジスクを
回転しようとするか、又はジスクの回転を妨げようとす
る力の作用中心はジスクの中心部であり、上記のジスク
5とステム4を回転不能に結合している中間部の比較的
長い部分の上である。従って、ジスクを捩る力は発生せ
ずジスクの変形は起きない。また2枚の金属板7及び8
を接合する電気抵抗溶接(スポット溶接)点10又はリベ
ットはジスク5のステム4と回転不能に組合っているス
テム挿入孔9の比較的長い中間部17に近接させて多数個
設けて(第5図参照)ステム4とジスク5との間の相対
的回転力をこれらで受けさせることができるので、また
接合方法が強力接着剤による又はろう付けによる接着の
場合にも、長い中間部に隣接する広い接合面で接合され
ているので、接合された2枚の金属板7及び8の間が離
間してステム4とジスク5との結合状態を損ねて開閉状
態を不安定にすることは無い。
に、レバーハンドル6を回転不能に接続するため(第2
図参照)の2平行面22(断面では平行辺22′、22′)が
設けてある。段部23はステム4がボデー1又は1′から
上方へ抜け出るのを防ぐために設けたもの(第2図及び
第4図参照)である。ステムの中央円形断面部25はジス
ク5のステム挿入孔9の一端部15に設けた円筒孔14に相
応する外径を有する上方円柱部24であって、この上方円
柱部24の上方部分はボデー1の孔に(第2図参照)、下
方部分はジスク5のステム挿入孔9の一端部15に設けた
円筒孔14に挿入される。ステム4の非円形断面部27は、
ジスク5のステム挿入孔9の中間部17の横断面形状に相
当する断面形状であり、ジスク5のステム挿入孔9の中
間部17の横断面形状にある平行辺16、16に相応する2平
行面28、第14図の横断面における平行辺26、26を有して
いる。ただしこのステム4の非円形断面部27の横断面形
状は、一対の平行辺26、26を除いた部分の形状はジスク
4のステム挿入孔9の中間部17の非円形断面の孔に挿入
し得られればよい。下端の円形断面部30はジスク5のス
テム挿入孔9の他端部20に設けた円筒孔19に相応する外
径を有する下方円柱部29であって、この下方円柱部29の
上方部分はジスク5のステム挿入孔9の他端部に設けた
円筒孔19に挿入され、下方部分はボデー1又は1′の孔
に挿入される。(第2図及び第4図参照)かくして、ス
テム4をジスク5のステム挿入孔9に挿入したとき、ジ
スク5のステム挿入孔9の一端部15の円筒孔14にはステ
ム4の上方円柱部24が、中間部17にはステム4の非円形
断面部27が、また、他端部20の円筒孔19には下方円柱部
29がそれぞれ挿入され、ジスク5のステム挿入孔9の中
間部17の平行面とステム4の非円形断面部27の平行面28
との組合せによって回転不能に組み上げられる。以上の
ような構成にしたことによって、ジスク5とステム4と
の相対的回転力を中間部の比較的長い部分(ジスクのス
テム挿入孔の中間部17とステムの非円形断面部27)で授
受している。他方流体の流れや圧力による或いはジスク
とボデーとのシート間摩擦又は咬み込みによるジスクを
回転しようとするか、又はジスクの回転を妨げようとす
る力の作用中心はジスクの中心部であり、上記のジスク
5とステム4を回転不能に結合している中間部の比較的
長い部分の上である。従って、ジスクを捩る力は発生せ
ずジスクの変形は起きない。また2枚の金属板7及び8
を接合する電気抵抗溶接(スポット溶接)点10又はリベ
ットはジスク5のステム4と回転不能に組合っているス
テム挿入孔9の比較的長い中間部17に近接させて多数個
設けて(第5図参照)ステム4とジスク5との間の相対
的回転力をこれらで受けさせることができるので、また
接合方法が強力接着剤による又はろう付けによる接着の
場合にも、長い中間部に隣接する広い接合面で接合され
ているので、接合された2枚の金属板7及び8の間が離
間してステム4とジスク5との結合状態を損ねて開閉状
態を不安定にすることは無い。
第1図乃至第3図において、レバーハンドル6はステム
4の2平行面22を有する外方先端部にレバーハンドル6
の2平行面を有する孔をはめ込みナット31で締め付けで
回動不能に固定してある。レバーハンドル6は開弁位置
から閉弁位置までの間の任意の位置で回動不能に固定す
る固定構造であって、第1図乃至第3図に示した実施例
ではレバーハンドル6に円弧状の溝孔32が設けてあり、
蝶ボルト33がこの溝孔32を通してボデー1又は1′に設
けたねじ孔にねじ込んであり、この蝶ボルト33を締め付
けてレバーハンドル6を回動不能に固定し得るようにな
っている。このため、流体の流れによってジスク5が閉
弁方向に動かされることがあるバタフライバルブを開弁
位置から閉弁位置までの間の所望の位置に固定して、中
間開度で使用することができる。更に、先に説明した如
く、ジスク5とステム4との結合状態が強固であり、ま
たジスクのシート部の耐食性弾性材料はジスク5の2枚
の金属板7及び8に強固に接着されているため、中間開
度でもジスク5が破損することがないので、本考案のバ
タフライバルブは中間開度使用に適するバルブである。
4の2平行面22を有する外方先端部にレバーハンドル6
の2平行面を有する孔をはめ込みナット31で締め付けで
回動不能に固定してある。レバーハンドル6は開弁位置
から閉弁位置までの間の任意の位置で回動不能に固定す
る固定構造であって、第1図乃至第3図に示した実施例
ではレバーハンドル6に円弧状の溝孔32が設けてあり、
蝶ボルト33がこの溝孔32を通してボデー1又は1′に設
けたねじ孔にねじ込んであり、この蝶ボルト33を締め付
けてレバーハンドル6を回動不能に固定し得るようにな
っている。このため、流体の流れによってジスク5が閉
弁方向に動かされることがあるバタフライバルブを開弁
位置から閉弁位置までの間の所望の位置に固定して、中
間開度で使用することができる。更に、先に説明した如
く、ジスク5とステム4との結合状態が強固であり、ま
たジスクのシート部の耐食性弾性材料はジスク5の2枚
の金属板7及び8に強固に接着されているため、中間開
度でもジスク5が破損することがないので、本考案のバ
タフライバルブは中間開度使用に適するバルブである。
なお、レバーハンドルの固定構造は、実施例の構造に限
定するものでないことは勿論である。
定するものでないことは勿論である。
(考案の効果) 本考案のバタフライバルブは、上述した新規有能な構造
にすることによって、次の効果が得られる。
にすることによって、次の効果が得られる。
(イ)ジスクを構成する2枚の金属板は、流体に曝され
ても腐食しない。
ても腐食しない。
(ロ)ジスクシートがバルブを開閉する際のボデーシー
トとの摩擦や異物の咬み込み或いは中間開度においてジ
スクの外周部を流過する流体による吸引や振動によって
捩れたり損傷したりしてシール性を失い、更にはこの部
のゴム等が破断分離する等の事故が起きない。
トとの摩擦や異物の咬み込み或いは中間開度においてジ
スクの外周部を流過する流体による吸引や振動によって
捩れたり損傷したりしてシール性を失い、更にはこの部
のゴム等が破断分離する等の事故が起きない。
(ハ)バルブを分解してジスクを交換することができ
る。また、分解組立が極めて容易である。
る。また、分解組立が極めて容易である。
(ニ)ステムとジスクとの間の相対的回転力によってジ
スクが変形したり、ジスクの接合された2枚の金属板の
間が離間してステムとジスクとの結合状態を損ね、バル
ブの開閉状態を不安定にするようなことが無い。
スクが変形したり、ジスクの接合された2枚の金属板の
間が離間してステムとジスクとの結合状態を損ね、バル
ブの開閉状態を不安定にするようなことが無い。
(ホ)中間開度で使用することができる。
(ヘ)ジスクシート部は突設状態でジスク外周面と一体
に被覆されているので、ジスクの中間開度においてもシ
ール性が低下することがなく、しかもボデーとの接触面
であるジスクのボス面14a、19aがこの弾性材料で一体に
形成されているので、当該部分の密封性はもとより駆動
性も極めて良好であり、また、弾性材料をジスクの外周
に一体に設けてあるので、耐久性の点において特に優れ
ている。
に被覆されているので、ジスクの中間開度においてもシ
ール性が低下することがなく、しかもボデーとの接触面
であるジスクのボス面14a、19aがこの弾性材料で一体に
形成されているので、当該部分の密封性はもとより駆動
性も極めて良好であり、また、弾性材料をジスクの外周
に一体に設けてあるので、耐久性の点において特に優れ
ている。
(ト)従来品のようにシートリングを外方開口溝に装着
し、かつU字形の開口溝を内方に曲げてシートリングを
溝内に固着する構造と異なり、金属板の外周表面ととも
に弾性材料を一体に被覆することによりシート部が開口
溝よりみだりに外れない効果がある。
し、かつU字形の開口溝を内方に曲げてシートリングを
溝内に固着する構造と異なり、金属板の外周表面ととも
に弾性材料を一体に被覆することによりシート部が開口
溝よりみだりに外れない効果がある。
(チ)ステムとジスクの分解組立が容易に行なうことが
でき、しかも、剛性材料で形成したボデー内にジスクを
接触させるだけで確実な密封シールが可能となり、かつ
ステムとジスクは、組立ることによって、即、高精度な
密封シール機能が発揮される等の顕著な効果がある。
でき、しかも、剛性材料で形成したボデー内にジスクを
接触させるだけで確実な密封シールが可能となり、かつ
ステムとジスクは、組立ることによって、即、高精度な
密封シール機能が発揮される等の顕著な効果がある。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示す図で、第1
図は平面図、第2図は縦断面図、第3図は側面図、第4
図は本考案の他の実施例を示す縦断面図である。 第5図乃至第7図は、第1図乃至第4図に示した実施例
におけるジスクを、対向させて接合したほぼ円形の2枚
の金属板を示す図で、第5図は正面図、第6図は第5図
のA−A′断面を矢印で示した方向に見た半截平面図、
第7図は第6図のB−B′断面を矢印で示した方向に見
た半截側面図である。 第8図乃至第10図は、第1図乃至第4図に示した実施例
におけるジスクを示す図で、第8図は正面図、第9図は
第8図のC−C′断面を矢印で示した方向に見た半截平
面図、第10図は第9図のD−D′断面を矢印で示した方
向に見た半截側面図である。 第11図はステム挿入孔の各部断面形状を中心点を同心に
重ね合わせて示した説明図である。 第12図は、第1図乃至第4図に示した実施例におけるス
テムの正面図であり、第13図及び第14図は第12図のE−
E′断面及びF−F′断面を示す断面図である。 第15図乃至第17図及び第18図乃至第23図は従来例を示し
たもので、第15図は断面図、第16図は部分拡大断面図、
第17図は分解斜視図であり、第18図は断面図、第19図は
一部切欠き部分拡大正面図、第20図は一部切欠き側面
図、第21図はジスクの正面図、第22図は部分横断面図、
第23図はジスクの平面図である。 1,1′……ボデー 2,2′……配管接続部 3……円筒形流路 4……ステム 5……ジスク 6……レバーハンドル 7,8……金属板 9……ステム挿入孔 11……外方開口溝 12……ゴム等の耐食性弾性材料 13,18……環状部分 14,19……円筒孔 15……一端部 16……平行辺 19……中間部 20……他端部
図は平面図、第2図は縦断面図、第3図は側面図、第4
図は本考案の他の実施例を示す縦断面図である。 第5図乃至第7図は、第1図乃至第4図に示した実施例
におけるジスクを、対向させて接合したほぼ円形の2枚
の金属板を示す図で、第5図は正面図、第6図は第5図
のA−A′断面を矢印で示した方向に見た半截平面図、
第7図は第6図のB−B′断面を矢印で示した方向に見
た半截側面図である。 第8図乃至第10図は、第1図乃至第4図に示した実施例
におけるジスクを示す図で、第8図は正面図、第9図は
第8図のC−C′断面を矢印で示した方向に見た半截平
面図、第10図は第9図のD−D′断面を矢印で示した方
向に見た半截側面図である。 第11図はステム挿入孔の各部断面形状を中心点を同心に
重ね合わせて示した説明図である。 第12図は、第1図乃至第4図に示した実施例におけるス
テムの正面図であり、第13図及び第14図は第12図のE−
E′断面及びF−F′断面を示す断面図である。 第15図乃至第17図及び第18図乃至第23図は従来例を示し
たもので、第15図は断面図、第16図は部分拡大断面図、
第17図は分解斜視図であり、第18図は断面図、第19図は
一部切欠き部分拡大正面図、第20図は一部切欠き側面
図、第21図はジスクの正面図、第22図は部分横断面図、
第23図はジスクの平面図である。 1,1′……ボデー 2,2′……配管接続部 3……円筒形流路 4……ステム 5……ジスク 6……レバーハンドル 7,8……金属板 9……ステム挿入孔 11……外方開口溝 12……ゴム等の耐食性弾性材料 13,18……環状部分 14,19……円筒孔 15……一端部 16……平行辺 19……中間部 20……他端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−101367(JP,A) 実開 昭60−101267(JP,U) 実開 昭54−40528(JP,U) 実開 昭52−145653(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ジスクの直径方向に装着したステムの回転
によりジスク回転させてボデーの流路を開閉するバタフ
ライバルブにおいて、2枚の薄板状の円形金属板を対向
させて接合し、この接合金属板の直径方向の両端位置に
環状部分を形成し、この環状部分を結ぶ直径方向の対向
面に非円形孔を形成し、上記した環状部分を除く接合金
属板の外周縁をそれぞれ外方に拡開させて略U字形の外
方開口溝を形成し、かつ前記した外方開口溝と両端位置
の環状部分内に耐食性弾性材料を突設状態で充填すると
共に接合金属板の外周表面をこの弾性材料で一体に被覆
し、この環状部分内の弾性材料にステム挿入用の円筒孔
を形成し、かつ両端位置の環状部分内に突設状態で充填
した弾性材料の外周面をボデー内面との摺接面であるボ
ス面とし、更に、上記したステムの長さ方向の上端部に
ハンドル接続部と、この接続部の下方位置に順次上方円
柱部と非円形断面部を連接して形成し、この非円形断面
部に連接した下端部分に下方円柱部を形成すると共に、
上方円柱部の上面にボデー抜止め用の段部を形成し、上
記ジスクのステム挿入孔である一端部よりステムを挿入
して下方円柱部をジスクの下方の円筒孔に装入し、中間
部の非円形断面部をジスクの非円形孔に回転不能に挿入
すると共に、ステムの上方円柱部をジスクの上方の円筒
孔に装入してステムとジスク挿入孔を密封シールするよ
うに構成したことを特徴とするバタフライバルブ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985138153U JPH074371Y2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | バタフライバルブ |
US06/849,264 US4674528A (en) | 1985-09-11 | 1986-04-07 | Butterfly valve |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985138153U JPH074371Y2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | バタフライバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6246862U JPS6246862U (ja) | 1987-03-23 |
JPH074371Y2 true JPH074371Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=15215255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985138153U Expired - Lifetime JPH074371Y2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | バタフライバルブ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4674528A (ja) |
JP (1) | JPH074371Y2 (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5979872A (en) * | 1997-05-19 | 1999-11-09 | Gds Manufacturing Co. | Retrofittable corrosion-resistant volume damper |
DE19725725B4 (de) * | 1997-06-18 | 2010-01-14 | Vag-Armaturen Gmbh | Absperrklappe |
US6719269B2 (en) | 2001-05-03 | 2004-04-13 | Ted Rosas | Method and apparatus for constructing a regulatable fire fighting water supply line from a continuously pressurized waterline |
DE10240624A1 (de) * | 2002-09-03 | 2004-03-11 | Siemens Ag | Verfahren zum Abschließen eines Drosselklappenstutzens |
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JP3925491B2 (ja) * | 2003-11-20 | 2007-06-06 | 株式会社デンソー | レーザ溶着方法、構造およびスロットルバルブ装置 |
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FR2922984B1 (fr) | 2007-10-31 | 2013-09-27 | Saint Gobain Performance Plast | Vanne ayant un joint rigide |
FR2922988B1 (fr) | 2007-10-31 | 2012-10-12 | Saint Gobain Performance Plast | Assemblages de tuyaux |
US8210201B2 (en) * | 2008-03-17 | 2012-07-03 | Honeywell International Inc. | Regulator valve with locking system |
US8146887B1 (en) | 2008-12-12 | 2012-04-03 | Hayghaz Amirian | Damper mechanism |
WO2011059368A2 (ru) * | 2009-11-16 | 2011-05-19 | Общество С Ограниченной Ответственностью "Научно-Производственное Предприятие "Aпoгeй" | Затвор крановый |
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KR101277477B1 (ko) * | 2011-11-03 | 2013-06-21 | 주식회사 우당기술산업 | 소방용 감압 밸브 시스템 |
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US11300319B2 (en) | 2018-06-12 | 2022-04-12 | Ademco Inc. | Retrofit damper assembly |
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JPS52145653U (ja) * | 1976-04-30 | 1977-11-04 | ||
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DE3424924A1 (de) * | 1984-07-06 | 1986-02-06 | Günter 5600 Wuppertal Herberholz | Absperrklappe fuer aggresive durchflussmedien |
-
1985
- 1985-09-11 JP JP1985138153U patent/JPH074371Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-04-07 US US06/849,264 patent/US4674528A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4674528A (en) | 1987-06-23 |
JPS6246862U (ja) | 1987-03-23 |
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