JPH0743676U - 結露防止材 - Google Patents

結露防止材

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JPH0743676U
JPH0743676U JP7707893U JP7707893U JPH0743676U JP H0743676 U JPH0743676 U JP H0743676U JP 7707893 U JP7707893 U JP 7707893U JP 7707893 U JP7707893 U JP 7707893U JP H0743676 U JPH0743676 U JP H0743676U
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JP
Japan
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dew
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perforations
heat insulating
dew condensation
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JP7707893U
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Inventor
幸爾 奥田
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幸爾 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用方法が簡便で、費用も安い結露防止材を
提供すること。 【構成】 断熱材1の片面に粘着剤2を塗布し、その上
にミシン目3付きの離型紙4を乗せた結露防止材であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、冷却水を通した機械の表面等、夏季に表面結露する箇所に簡便に貼 り付けて結露を防止する結露防止材(以下本明細書では防露材と略称する)に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷却水を通して冷却した箇所の結露を防止するため、断熱材を取り付け るには、そこの表面にピンを立て、断熱材が脱落しないよう固定したりしていた 。高温体の断熱とちがい、防露目的であるからさほど厳重な断熱は必要ないが、 現実には必要以上に断熱効果の高い断熱処理をすることが多い。従って、防露工 事の工費も高くついていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術は、断熱効果は十分であるが、防露の目的以上の断熱をしているき らいがある。工事が入念すぎて工費も高い。 本考案が解決しようとする課題は、これらの問題点を除き、防露には十分で簡 便な、費用も安い防露材を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の防露材は、発泡体、フェルト類等の断熱材1の片面に粘着剤2を塗布 し、その上にミシン目3を付けた離型紙4を乗せる。 断熱材1は、柔軟性があった方が使い易いが、固いものでもよい。高分子化学 の進歩により、プラスチックの発泡体は、断熱性能もよく軽量で薄く、又安価な ものが得られる。フェルト、合成繊維等の綿状のものをニードルパンチしたフェ ルト状のもの、繊維を絡ませたもの、繊維を固めたものなど種々の断熱材が使用 できる。防露が目的であるから、耐熱性は不要で、断熱性もそれ程必要ではなく 、厚みもほどほどでよい。 離型紙4に付けるミシン目3は、図1〜5以外の形のものでもよい。要は、通 常の取り扱いでは切れず、切断目的で水平方向又は垂直方向に強く引っ張ると裂 けるものであればよい。 離型紙4にミシン目3を付けるには、ミシン目状の刃を設けた回転ロールと受 けロールを用いるのが便利である。量産するには連続工程が望ましく、粘着剤2 付きの断熱材1の上に離紙を乗せる直前にミシン目3を付けるのがよい。 又、断熱材1の粘着剤2を塗布した面の裏面に保護シート5を貼ってもよい。 保護シート5は、プラスチックシート、プラスチックフィルム、金属箔、布等が 使用できる。 発泡体等断熱材によっては、表面の強度が十分でないものや、汚れ易いものが あるが、保護シート5を貼ることによって、これらの欠点をカバーできる。 なお、離型紙4に付けるミシン目3の代りに、切れ目6を付けてもよい。使用 するときには、切れ目6の方がよいが、製造工程ではミシン目の方がよい。切れ 目6を付けるには、断熱材1の上に貼ってからでないと難しい。
【0005】
【作用】
本考案の防露材の使い方は、防露が必要な箇所の形に合せて、離型紙4付のま ま防露材を切り取る。次に、離型紙4を下に向けて、防露箇所に正確に当て、防 露材の片側約半分を押えて、反対側をめくり、離型紙4をミシン目3に沿って切 り離し、剥がすと粘着剤2が露出するので、防露材を貼り付ける。次に、残って いる離型紙を剥がして、同様にして貼り付ける。 離型紙4をミシン目3に沿って切り離すには、離型紙4を垂直方向に引っ張る ようにした方がよい。 防露材には、粘着剤2が塗布されているので、防露必要な箇所に簡単に貼り付 けられ、断熱材1の断熱作用により、結露を防止する働きをする。
【0006】
【実施例】
実施例1 実施例1を図1に基づいて説明する。実施例1の防露材は、発泡体、フェルト 類等の断熱材1の片面に粘着剤2を塗布し、その上にミシン目3の付いた離型紙 4を乗せた(貼り合せた)ものである。 実施例1のミシン目3は、通常の点線状のものである。ミシン目3の間隔や本 数は、適宜でよい。又、ミシン目3は、一方向だけでもよい。 使い方は、作用の項で説明したようにすればよい。 なお、断熱材1は、防露目的の箇所の形状によく馴染むためには柔軟性があっ た方がよい。厚みも薄い方がよい。
【0007】 実施例2 実施例2を図2に基づいて説明する。実施例2の防露材は、断熱材1の裏面( 粘着剤2を塗布した面の反対側)に保護シート5を設けたものである。 保護シートとしては、プラスチックのフィルムや薄いシート(勿論厚くてもよ いが)、アルミ箔、銅箔、ステンレス箔等の金属箔、金属の薄いシート、布等が ある。発泡体のスキン層を保護シートと考えることもできる。 保護シート5を断熱材1に貼り付けるには、熱融着、接着剤、粘着剤等による 方法がある。 保護シート5の目的は、断熱材1の表面の汚れや傷付き、劣化等を防止(保護 )する外、外観の向上等がある。保護シート5には、柔軟性がある方がよいが、 固いものでもよい。 実施例2のものの離型紙4に設けたミシン目3は、図2に示すように一本一本 の切れ目が長く、つながっている部分は短いものである。 2方向のミシン目3が、交又するのは図2のように切れ目の部分でもよいし、 つだがっている部分でもよい。 又、ミシン目3の長手方向に対する角度は、直角でなく斜めにしている。ミシ ン目3は、垂直に交又する2方向のものといているが、垂直でなく他の角度でも よい。 その他は、実施例1のものと同様である。
【0008】 実施例3 実施例3を図3、図4及び図5に基づいて説明する。実施例3の防露材は、離 型紙4に付けるミシン目3を展開したものである。 図3のものは、ミシン目3を一点鎖線状にかたもので、2方向のミシン目3を 点の所で交又させている。 図4のものは、同じく一点鎖線状のミシン目3で、2方向のミシン目3を長い 切れ目の部分で交又させている。 図5のものは、ミシン目3を2本ずつ並べて設けたものである。防露箇所の形 状に合せて切った後、2本並んだミシン目3を2本共切り取って、いわば太い切 れ目を離型紙4に設けたような形にする。このようにした後、離型紙4の付いた 面を貼り付ける箇所に向けて乗せ、離型紙4を半分ずつ剥がして貼り付ける。ミ シン目1本の約半分を動かないように押えたまま、離型紙4をミシン目3に沿っ て切り離すのよりも、この方が作業が容易である。 ミシン目3は、点線状のものに限らず、他のミシン目にしてもよい。 なお、上記のいずれのミシン目3も、2方向のミシン目3が交又する角度や長 手方向に対する角度は、垂直でなくてもよい。 又、ミシン目3は、1方向だけのものとしてもよい。 保護シート5の有無は、どちらでも構わない。 防露材は、連続シート状でなくても、実施例のように一定の大きさに切断した ものでもよい。 その他は、実施例1及び2と同様である。
【0009】 実施例4 実施例4を図6に基づいて説明する。実施例4の防露材は、離型紙4に付ける ミシン目の代りに、切れ目6を付けたものである。 切れ目6を付けるには、離型紙4を貼り付けてからでないと難しい。 切れ目6は、1方向でも2方向でもよい。2方向の切れ目6の交又する角度や 長手方向に対する角度は、垂直でなくてもよい。 保護シート5の有無は、どちらでもよい。 本考案の防露材を使用するには、離型紙4に切れ目6があった方が使い易いが 、予め切れ目6を付けておいたのでは、離型紙4が切れてしまい、連続的に貼り 付けることができない。そのため実施例1〜3のものは、切れ目6の代りにミシ ン目3を付けたものにしている。 その他は、実施例1〜3と同様である。
【0010】
【考案の効果】
本考案の防露材には、次のような効果がある。すなわち、結露防止には十分な 断熱性があって、結露を防止する。施工が簡便である。工費も安くつく。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構造を示す斜視図である。
【図2】実施例2を示す斜視図である。
【図3】実施例3を示す平面図である。
【図4】実施例3を示す平面図である。
【図5】実施例3を示す平面図である。
【図6】実施例4を示す斜視図である。
【符号の説明】
1.断熱材 2.粘着剤 3.ミシン目 4.離型紙 5.保護シート 6.切れ目

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡体、フェルト類、繊維を固めたもの
    等からなる断熱材(1)の片面に粘着剤(2)を塗布
    し、その上にミシン目(3)の付いた離型紙(4)を乗
    せた結露防止材。
  2. 【請求項2】 断熱材(1)の裏面に保護シート(5)
    を設けた、請求項1に記載の結露防止材。
  3. 【請求項3】 ミシン目(3)の代りに切れ目(6)を
    離型紙に付けた、請求項1又は2に記載の結露防止材。
JP7707893U 1993-12-31 1993-12-31 結露防止材 Pending JPH0743676U (ja)

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JP7707893U JPH0743676U (ja) 1993-12-31 1993-12-31 結露防止材

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JP7707893U JPH0743676U (ja) 1993-12-31 1993-12-31 結露防止材

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JPH0743676U true JPH0743676U (ja) 1995-09-05

Family

ID=13623752

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JP7707893U Pending JPH0743676U (ja) 1993-12-31 1993-12-31 結露防止材

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JP (1) JPH0743676U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012220157A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Shinichi Nakayama 霜付き防止シート及び同シートの施工方法

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