JPH10187048A - 剥離紙 - Google Patents

剥離紙

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JPH10187048A
JPH10187048A JP35698996A JP35698996A JPH10187048A JP H10187048 A JPH10187048 A JP H10187048A JP 35698996 A JP35698996 A JP 35698996A JP 35698996 A JP35698996 A JP 35698996A JP H10187048 A JPH10187048 A JP H10187048A
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JP
Japan
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release
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release paper
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Pending
Application number
JP35698996A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Osaka
坂 昇 三 大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Sealing Printing Co Ltd
Original Assignee
Osaka Sealing Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Osaka Sealing Printing Co Ltd filed Critical Osaka Sealing Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状の剥離台紙の表面に剥離剤層が形成され
た剥離紙であって、カールしにくい剥離紙を提供する。 【解決手段】 帯状の剥離台紙14の表面に剥離剤層1
6が形成された剥離紙である。剥離台紙14の厚み方向
に、多条の切目22が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は剥離紙に関し、特
にたとえば、その表面に粘着剤層を介して基材が仮着さ
れ、基材が剥がされて商品に貼り付けられて、商品の種
類,特徴,値段,賞味期限,使用方法などを表示するた
めの剥離紙に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の剥離紙を用いたラベル連続
体を示す上側から見た斜視図であり、図7は図6の線V
II−VIIにおける断面図であり、図8は従来の剥離
紙を用いたラベル連続体を示す下側から見た斜視図であ
る。ラベル連続体1は剥離紙2を含む。剥離紙2は、帯
状の剥離台紙3の表面に剥離剤層4が形成されたもので
ある。剥離紙2の表面には、粘着剤層5を介して、たと
えば紙からなる複数の基材6が仮着される。基材6の表
面には、たとえば商品の種類,特徴,値段,賞味期限な
どが印刷されている。このラベル連続体1からは、基材
6が剥がされて商品に貼り付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6,
図7および図8に示す従来の剥離紙2を用いたラベル連
続体1では、帯状の剥離台紙3が、大気中の水分や粘着
剤層5中の水分を吸収して膨張したり、大気中へ水分を
発散して収縮したりして、剥離紙2がカールしてしまう
場合があった。剥離紙2がカールすると、図9や図10
に示すように、ラベル連続体1が湾曲してカールしてし
まう。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、帯
状の剥離台紙の表面に剥離剤層が形成された剥離紙であ
って、カールしにくい剥離紙を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、帯状の剥離
台紙の表面に剥離剤層が形成された剥離紙において、剥
離台紙の厚み方向に、多条の切目が形成された、剥離紙
である。この発明において、切目は、剥離台紙の剥離剤
層と逆側の面から形成され、剥離台紙の剥離剤層側の面
に至らないように形成されるのが好ましい。また、剥離
台紙は紙であって、多条の切目は紙の繊維方向と直交す
る方向に形成されるのが好ましい。さらに、多条の切目
が交差して形成されるのが好ましく、多条の切目が、帯
状の剥離台紙の幅方向と平行な方向およびその長手方向
と平行な方向に形成されるのが好ましい。
【0006】
【作用】剥離台紙の厚み方向に多条の切目が形成される
ことによって、剥離台紙が膨張および収縮しにくくな
り、剥離台紙が伸縮しにくくなって、剥離紙がカールし
にくくなる。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、カールしにくい剥離
紙が得られ、この剥離紙を用いたラベル連続体もカール
しにくくなる。
【0008】切目が、剥離台紙の剥離剤層と逆側の面か
ら形成され、剥離台紙の剥離剤層側の面に至らないよう
に形成されることによって、ラベル連続体に用いたと
き、粘着剤層の粘着剤が切目に流れ込んで、剥離台紙か
ら基材が剥がれにくくなることがない。剥離台紙は紙で
あって、多条の切目は紙の繊維方向と直交する方向に形
成されると、剥離台紙の繊維の収縮による変形を防止で
きるので、剥離紙がよりカールしにくくなる。多条の切
目が交差して形成されることによって、剥離紙のカール
の防止効果が大きくなり、多条の切目が、剥離台紙の幅
方向と平行な方向およびその長手方向と平行な方向に形
成されることによって、切目の加工が容易となる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1はこの発明に係る剥離紙を用いたラベル
連続体を示す上側から見た斜視図であり、図2は図1の
線II−IIにおける断面図であり、図3は図1に示す
ラベル連続体を示す下側から見た斜視図である。ラベル
連続体10は剥離紙12を含む。剥離紙12は、帯状の
剥離台紙14の表面に剥離剤層16が形成されたもので
ある。剥離台紙14は、たとえば紙,合成樹脂などから
なり、剥離剤層16は、たとえばシリコンなどの剥離剤
からなる。剥離紙12の表面には、粘着剤層18を介し
て、たとえば紙からなる複数の矩形の基材20が形成さ
れる。また、粘着剤層18は、たとえば感圧接着性接着
剤などの粘着剤からなる。このラベル連続体10が商品
への貼着用として使用される場合、基材20の表面に
は、たとえば商品の種類,特徴,値段,賞味期限,使用
方法,生産者名などが印刷されている。
【0011】剥離台紙14には、剥離剤層16と逆側の
面である裏面から多条の切目22が基材20側に向かっ
て形成されている。この切目22は、剥離台紙14の厚
み方向の一端から他端に至らないように、すなわち、剥
離台紙14の剥離剤層16側の面に至らないように形成
される。ただし、剥離紙12の十分なカール防止効果を
得るため、切目22は、剥離台紙14の厚みの半分以上
の深さを有するのが好ましい。切目22の深さが浅すぎ
ると剥離紙12のカール防止効果が十分でなく、切目2
2の深さが深すぎると剥離台紙14の強度が弱くなるの
で、剥離台紙14の材質,大きさなどに応じて、適当な
切目22の深さを選択すればよい。
【0012】多条の切目22が剥離台紙14の幅方向と
平行な方向およびその長手方向と平行な方向に形成され
る。すなわち、剥離台紙14には、2組の平行な多条の
切目22が、互いに直交するように形成されることとな
る。また、図4に示すように、多条の切目22が、剥離
台紙14の幅方向および長手方向と45度の角度をなす
2方向に形成されてもよい。なお、切目22の本数につ
いては、切目22の本数が少なすぎると剥離紙12のカ
ール防止効果が十分でなく、切目22の本数が多すぎる
と剥離台紙14の強度が弱くなるので、切目22の深さ
と同様に、剥離台紙14の材質,大きさなどに応じて、
適当な切目22の本数を選択すればよい。
【0013】また、剥離台紙14として紙が選択される
場合には、紙の繊維方向と直交する方向に切目22を形
成すれば、剥離台紙14の繊維の収縮による変形を防止
できるので、剥離紙12のカール防止のために好まし
い。
【0014】切目22は、剥離台紙14にカッターナイ
フでカットを入れることによって形成される。また、た
とえば切り刃ローラを用いて、切目22を形成してもよ
い。
【0015】このラベル連続体10が商品への貼着用と
して使用される場合、剥離台紙14から基材20が剥が
されて、図5に示すように、基材20が商品24に貼り
付けられる。もちろん、このラベル連続体10は、商品
への貼着用以外の用途にも用いられる。
【0016】この実施例では、剥離台紙14にの厚み方
向に、多条の切目22が形成されることによって、剥離
台紙14が伸縮しにくくなるので、剥離紙12がカール
しにくい。したがって、剥離紙12がカールすることに
よって、剥離紙12の保管が不便になったり、剥離紙1
2を用いてラベル連続体10を製造するのに手間がかか
るなどの不都合が生じるのを防止できる。さらに、この
剥離紙12を用いたラベル連続体10もカールしにくく
なる。そのため、ラベル連続体10がカールすることに
よって、ラベル連続体10の保管が不便になったり、ラ
ベル連続体10から基材20を剥がすのに手間がかかる
などの不都合が生じるのを防止できる。
【0017】また、この実施例では、切目22が、剥離
台紙14の裏面から形成され、剥離台紙14の剥離剤層
16側の面に至らないように形成されるので、粘着剤層
18の粘着剤が切目22に流れ込んで、剥離台紙14か
ら基材20が剥がれにくくなることがない。また、切目
22が剥離台紙14の裏面から形成されるので、切目2
2の加工が容易である。さらに、切目22が剥離台紙1
4の剥離剤層16側の面に至らないように形成されるの
で、剥離台紙14の強度が保持される。なお、上述のよ
うに、剥離台紙14の材質,大きさなどに応じて、適当
な切目22の深さを選択するのが好ましい。この実施例
では、多条の切目22が交差して形成されることによっ
て、剥離紙12のカールの防止効果が大きくなる。ま
た、多条の切目22が剥離台紙14の幅方向と平行な方
向およびその長手方向と平行な方向に形成することによ
って、特にカッターナイフによる場合の切目22の加工
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る剥離紙を用いたラベル連続体を
示す上側から見た斜視図である。
【図2】図1の線II−IIにおける断面図である。
【図3】図1に示すラベル連続体を示す下側から見た斜
視図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す下側から見た斜視
図である。
【図5】図1に示すラベル連続体の使用例を示す斜視図
である。
【図6】従来の剥離紙を用いたラベル連続体を示す上側
から見た斜視図である。
【図7】図6の線VII−VIIにおける断面図であ
る。
【図8】従来の剥離紙を用いたラベル連続体を示す下側
から見た斜視図である。
【図9】従来の剥離紙を用いたラベル連続体がカールし
た状態の一例を示す斜視図である。
【図10】従来の剥離紙を用いたラベル連続体がカール
した状態の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ラベル連続体 12 剥離紙 14 剥離台紙 16 剥離剤層 18 粘着剤層 20 基材 22 切目 24 商品

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の剥離台紙の表面に剥離剤層が形成
    された剥離紙において、 前記剥離台紙の厚み方向に、多条の切目が形成されたこ
    とを特徴とする、剥離紙。
  2. 【請求項2】 前記切目は、前記剥離台紙の前記剥離剤
    層と逆側の面から形成され、前記剥離台紙の前記剥離剤
    層側の面に至らないように形成される、請求項1に記載
    の剥離紙。
  3. 【請求項3】 前記剥離台紙は紙であって、多条の前記
    切目は紙の繊維方向と直交する方向に形成される、請求
    項1または請求項2に記載の剥離紙。
  4. 【請求項4】 多条の前記切目が交差して形成される、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の剥離紙。
  5. 【請求項5】 多条の前記切目が、帯状の前記剥離台紙
    の幅方向と平行な方向およびその長手方向と平行な方向
    に形成される、請求項4に記載の剥離紙。
JP35698996A 1996-12-25 1996-12-25 剥離紙 Pending JPH10187048A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006138976A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Fuji Seal International Inc 粘着ラベル連続体
JP2015175072A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 王子ホールディングス株式会社 剥離紙用原紙および剥離紙
JP2017024225A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 小林クリエイト株式会社 サーマルロール紙およびサーマルプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006138976A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Fuji Seal International Inc 粘着ラベル連続体
JP2015175072A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 王子ホールディングス株式会社 剥離紙用原紙および剥離紙
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Effective date: 20050222

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