JP4387484B2 - ロール状の脱毛用粘着テープ - Google Patents

ロール状の脱毛用粘着テープ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はロール状に巻回された幅方向の手切れ性が良い脱毛用の粘着テープに関するものであり、さらに詳しくは、例えば腕や足の脱毛部位の形状や大きさに応じて所望の長さに手で簡単に略直線状に横裂きして使用できるロール状の脱毛用粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のロール状脱毛用テープでは、例えば実用新案第2512974号公報、特開平6−225810号公報、特開平6−225811号公報、特開平8−38239号公報、特開平9−103320号公報に開示されるものが知られている。
【0003】
これらのロール状脱毛用テープは、幅方向に延伸されたプラスチックフィルムと多孔質材料(例えば紙)とを積層したテープ状基材を用いて横裂き(幅方向への手切れ性)を容易にしたもの(実用新案第2512974号公報、特開平6−225810号公報、特開平6−225811号公報、特開平8−38239号公報)か、幅方向に延伸されたプラスチックフィルムをテープ状基材として用いて横裂き(幅方向への手切れ性)を容易にしたもの(特開平9−103320号公報)であり、さらには、前記積層テープ状基材にミシン目のような間欠的な貫通孔を所定間隔に開孔したもの(実用新案第2512974号公報)やテープ状基材の全幅に間欠的な貫通孔を所定間隔に設けたり、テープの両端に切り込みまたはノッチを設けて横裂き(幅方向への手切れ性)を容易にしたもの(特開平8−38239号公報)である。
【0004】
しかしながら、幅方向に延伸されたプラスチックフィルムを用いて幅方向への手切れ性を付与したロール状脱毛用テープは、それ自体を基材とした場合は勿論のこと、紙等と貼り合わせた場合においても、延伸の度合いによって幅方向の手切れ性が不充分になったり、延伸度合いのバラツキによって、手切れ性にバラツキが出たりする他、幅方向の一軸延伸であるため、長手方向に伸ばされやすく、テープ加工の際のシワやカールの原因になるなど、工程上の不具合を有する。
【0005】
一方、テープ基材にミシン目等の貫通孔や、切り込みやノッチを入れる方法は、貫通孔を設ける場合には設けた貫通孔からテープ繰り出し時に不用意にテープが破断したり、巻圧により経時的に裏面より糊が背面にしみ出すという大きな問題を抱え、また切り込みやノッチを入れる方法では工程中での巻取り時のテンションによるミシン目や切り込みやノッチからの破断がしばしば起こる他、これらの処置を別工程で行った場合には当然工数の増加につながりコストUPの要因となるなどの問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ロール状の脱毛用粘着テープにおいて、前述の従来技術の欠点、即ち一軸延伸フィルムを用いた場合に生じる幅方向への手切れ性が不充分であったり、バラついたりする欠点や貫通孔を設けた場合のテープの繰り出し時の破断や、巻圧により当該孔から糊が経時的に背面にしみ出す等の欠点を解決し、さらにまた、前述の従来技術の工程上に発生する問題、即ち一軸延伸フィルムの使用によるシワやカールの発生やミシン目等の貫通孔や切り込みやノッチを入れることによる巻取り時のテンションによる破断や工数増加等のコストアップにつながる問題を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、幅方向に略平行な多数の線状溝かもしくは微細窪を少なくとも一方の面の全幅に渡って長手方向に間欠的に設けた合成樹脂フィルムを基材とするか又は前記合成樹脂フィルムを多孔質材料の片面に積層して基材とし、この基材の一方の面(多孔質材料との積層体にあっては多孔質材料面)に粘着剤層を積層し、他方の面(多孔質材料との積層体にあっては合成樹脂フィルム面)に離型剤層を積層してロール状に巻回するという手段をとることにより、上記課題を解決しようとするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面に基づいて詳述するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は本発明のロール状脱毛用粘着テープの斜視図、図2(a)は本発明のロール状脱毛用粘着テープの断面図の1例、図2(b)は本発明のロール状脱毛用粘着テープの断面図の他例、図3(a)は本発明のロール状脱毛用粘着テープの基材もしくは基材の一部に用いる線状溝を設けた合成樹脂フィルムの概略図、図3(b)は本発明のロール状脱毛用粘着テープの基材もしくは基材の一部に用いる微細窪を設けた合成樹脂フィルムの概略図である。
尚、図中1は本発明のロール状脱毛用粘着テープ、2は基材、3は合成樹脂フィルム、4は合成樹脂フィルムに設けた線状溝、5は合成樹脂フィルムに設けた微細窪、6は基材の一部である多孔質材料、7は合成樹脂フィルムの表層に設けた離型剤層、8は脱毛用粘着剤、9は粘着剤の両側面に設けた非粘着部を示す。
【0009】
本発明のロール状脱毛用粘着テープ1は、▲1▼図3(a)に示すような幅方向に略平行な多数の線状溝4か又は図3(b)に示すような多数の微細窪5を少なくとも一方の面の全幅に渡って長手方向に間欠的に設けた合成樹脂フィルム3を、▲2▼そのまま図2(a)に示す如き基材2とするか又は図2(b)に示す如き多孔質材料6の片面に積層して基材2とし、▲3▼この基材2の一方の面(多孔質材料6との積層体にあっては多孔質材料面)に脱毛用粘着剤8を積層し、他方の面(多孔質材料6との積層体にあっては合成樹脂フィルム面)に離型剤層7を積層してロール状に巻回して得たものである。
【0010】
従来、ロール状脱毛粘着テープに手切れ性を付与するには、基材2となるプラスチックフィルム又は基材の一部となるプラスチックフィルムを幅方向に延伸したり、基材にミシン目等の貫通孔を設けたり、切り込みやノッチを入れたりする手段が採用されていたが、本発明は、基材2のカールの原因となりやすい延伸フィルムを基材としたり、基材の一部に用いることなく、また基材2の傷となり、糊はみ出しの原因や基材破壊の原因となるミシン目等の貫通孔や切り込みやノッチを基材2に入れることなく、手切れ性(横裂き性)を付与できる方法を見出したものである。
【0011】
即ち、本発明は、図3(a)、図3(b)に示すとおり、フィルム3を延伸したり、傷をつけたりする代わりに、基材2の全部又は一部を構成する合成樹脂フィルム3の少なくとも一方の面の全幅にわたって長手方向に間欠的に幅方向に略平行な多数の線状溝4(図3(a))または微細窪5(図3(b))をフィルムへの型付け加工で設けることにより、基材2のカールや糊面から背面への糊のはみ出しやテープ繰り出し時の不用意な破断、破壊を防ぎ、しかも十分な手切れ性(横裂き性)を有するロール状脱毛用粘着テープを得ることに成功したものである。
【0012】
本発明のロール状脱毛用粘着テープの基材2は好ましくは総厚が50μm〜300μm程度のテープ状、シート状またはフィルム状の基材2であり、例えば図2(a)に例示するようなテープ状またはフィルム状の合成樹脂フィルム3からなるか又は図2(b)に示すような多孔質材料6に合成樹脂フィルム3を積層したテープ状又はシート状のものからなる。
【0013】
尚、多孔質材料6に合成樹脂フィルム3を積層して基材2を構成する場合の多孔質材料6としては例えば厚さが50μm〜120μm程度の各種プラスチックやパルプなどからなる不織布、織布、編布、紙など手切れ性のよい材料が用いられる。
【0014】
一方、合成樹脂フィルム3としては、基材2として単独で用いる場合も多孔質材料6との積層品として用いる場合も、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、硬質ポリ塩化ビニル、ナイロン、セロハン、ポリカーボネート、エチレンビニルアセテート等のフィルムが用いられるが、これらのフィルム3には幅方向の手切れ性(横裂き性)を付与するため、幅方向に略平行な多数の線状溝4かまたは多数の微細窪5が少なくとも一方の面の全幅にわたって長手方向に間欠的に設けられる。
【0015】
さらにまた、前記の合成樹脂フィルム3中には、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、ホワイトカーボン、クレー、チタン白、タルク、炭酸マグネシウム、亜鉛華等からなる群から選択された少なくとも1種の無機フィラーが適宜添加され、これによって合成樹脂フィルム3の破断伸び(%)を抑えることができる。
【0016】
この無機フィラー入りフィルムは、フィルムの伸びを殺すことにより、線状溝4や微細窪5の幅方向の手切れ効果を一層高めることができる利点を有する。
【0017】
なお、基材2の全部又は一部を構成する合成樹脂フィルム3の少なくとも一方の面の全幅にわたって長手方向に間欠的に設けられる線状溝4または微細窪5は例えばその表面の全幅にわたって回転方向に間欠的に設けられた細い多数の線状突起またはイボ状突起を有する熱ロールで型押しして得ることができる。
【0018】
そしてこの合成樹脂フィルム3に設ける線状溝4の幅又は微細窪5の直径は使用するフィルム3の材質や厚さにもよるが、手切れ性の効果があり、かつ機械的引っ張りによって集中的に伸ばされないようにするためには、線状溝4の幅又は微細窪5の直径は好ましくは0.05mm〜2mm、より好ましくは0.05mm〜0.5mmの範囲が適当である。また線状溝4又は微細窪5の深さはフィルム3を貫通しない程度の深さ、好ましくは合成樹脂フィルム厚の1/4〜3/4、好ましくは1/4〜1/2の深さが適当である。
【0019】
実験によれば、フィルム厚の3/4を越える深さ及び/又は2mmを越える径(又は幅)の窪又は溝を厚さ50μm程度の薄いフィルムに加工した場合、手切れ性は良好であるが、表面の凹凸により表面が若干ざらつくことや、貫通孔であるミシン目や切れ目を入れた場合に認められる破断はないが、フィルム3の流れ方向に過剰なテンションをかけて巻回するような場合にフィルム3が伸ばされることがあった。
【0020】
また、フィルム厚の1/4未満の深さ及び/又は0.05mm未満の径(又は幅)の窪又は溝を厚さ200μm程度の厚いフィルムに加工した場合、引っ張りテンションによる破断は全く認められなかったが、本来の目的である手切れ性が低下するという問題があった。
【0021】
一方、幅方向と略平行な多数の線状溝4又は微細窪5は必ずしも合成樹脂フィルム3の片面のみに限定される必要はなく、例えば、片面に線状溝4、他面に微細窪5を設けてもよく、両面に線状溝4又は微細窪5を設けても良いのであって、要は加工上もしくは繰り出し時の引っ張りテンションで破断することなく、かつ恣意的な力で横裂きしたとき容易に切れる合成樹脂フィルム2を得られればよい。
【0022】
なお、合成樹脂フィルム3の片面又は両面に設けられる線状溝4又は微細窪5は、肉眼ではその存在が認めがたい程度の大きさ、即ち幅又は直径が0.05〜0.5mmで、深さがフィルム総厚の1/4〜1/2程度でも十分な手切れ効果を有することが実験により認められた。
【0023】
この知見はロール状の脱毛用粘着テープ1を得るに際して、合成樹脂フィルム3を手で引き裂けるようにするにはフィルム3に恣意的な力を部分的に加えた場合にのみ応力集中を受ける箇所を連続的又は断続的に設ければよく、必ずしも従来考えられていたようにフィルム3の断面を貫通する孔や、フィルム断面全深にかき傷を設ける必要がないことを物語るものであった。即ち、発明者らは窪の径や溝の幅も必ずしも目視できる大きさの径や幅である必要はなく、逆に極めて微少な径や幅は全体的な張力に対して、強度を保持することができ、しかも恣意的な力を部分的かつ選択的に加えた場合にのみ応力集中を受けて、その箇所より破断しやすく、容易な横裂きという目的を十分に達しうることを見出し、本発明に至ったのである。
【0024】
さらに、これらの線状溝4や微細窪5を合成樹脂フィルム3の片面のみに設ける場合において、横裂きを一層効果的にするには、図2(a)に示すようにフィルム自体を基材2とする場合、線状溝4もしくは微細窪5を設けた面に離型剤7を積層し、他方の面に、粘着剤8の両側面に非粘着部9が設けられるように脱毛用の粘着剤8をフィルム3の長手方向に沿って幅方向に間欠的に積層すると良い。
【0025】
これはフィルム3に恣意的な力を加えた場合に、構造的にフィルム3の線状溝4や微細窪5に応力が集中できるようにするためであって、両側面を非粘着部9とするのも同様の理由によるものである。
【0026】
また、図2(b)に示されるような合成樹脂フィルム3を多孔質材料6例えば紙の片面に積層して、これを基材2とするような場合には、該フィルム3の線状溝4もしくは微細窪5を設けた面が外面にくるように多孔質材料6に積層し、この面に離型剤7を積層する。一方多孔質材料6の他方の面の粘着剤8の両側面に非粘着部9が設けられるように脱毛用の粘着剤8をフィルムの長手方向に沿って幅方向に間欠的に積層するとよい。
【0027】
この理由は、ロール状の脱毛用粘着テープ1は図1に示すように、通常粘着剤8を内側にして巻回されるため、このロール状脱毛用粘着テープ1を所望の長さ分だけ幅方向に切り取って使用しようとする時の把手部分となるのは非粘着部9となり、ここを持って切り取ろうとする場合、まず最初に応力を受ける箇所は基材2外面となるので、ここに応力を集中させるためには溝や窪が基材2の外面にある方がより目的を達成しやすいからである。また、両側に非粘着部9を設けるのも、前述と同様把持部になるとの理由の他、最初の破断に粘ついた粘着剤8の力を排除するためである。
【0028】
本発明に用いる脱毛用粘着剤8は、脱毛効果のある粘着剤であれば任意の成分のもので良く、例えば、実施例の表1の配合例に示すような成分の粘着剤8を使用することができる。この粘着剤8は透明であり、例えば100〜250μmの厚みで基材2の片面に塗布される。また、本発明に用いる離型剤7は、粘着テープ同士の離型効果を有するものであれば任意のもので良く、例えばシリコーン系の離型剤7を使用することができる。
【0029】
尚、粘着剤8は粘着剤の両側面に非粘着部9が形成されるように基材2の長手方向に沿って幅方向に間欠的に積層されることが望ましい。このように粘着剤8の両側面に非粘着部9を設けた場合、この非粘着部9はロール状態では密着しないため、ロール状の脱毛用粘着テープ1の非粘着部9を指で摘んでロール体のどちら側からでも容易に引き出すことができる。
【0030】
また、本発明の脱毛用粘着テープ1を用いて例えば腕の下腕部付近に生える毛を脱毛するには、ロール状態の脱毛用粘着テープ1の非粘着部9を指で摘んで所定長さ引き出し、幅方向に切断し、上腕部周辺に貼着した後、毛の向きとは反対方向に剥がせば、粘着剤8の粘着力と基材2の腰による垂直方向の引張り力とが相俟って簡単に除毛することができる。
【0031】
【実施例】
次に、本発明のロール状脱毛用粘着テープの粘着性能及び使用満足度を調べるために表1の配合例の粘着剤を用いて表2のような構成のロール状脱毛テープを作成し、表2のような条件で測定を行ったところ、表3の結果を得た。
【0032】
【表1】
Figure 0004387484
【0033】
【表2】
Figure 0004387484
【0034】
【表3】
Figure 0004387484
【0035】
また、本発明のロール状脱毛用粘着テープの手切れ性を調べるために表1の配合例の粘着剤を用いて表4のような構成のロール状脱毛用粘着テープを作成し、手切れ性について試験を行ったところ、表4の結果を得た。
【0036】
【表4】
Figure 0004387484
【0037】
表の結果に示されるように、本発明のロール状脱毛用粘着テープはその粘着性能、使用テスト及び手切れ性において十分満足できるものであった。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のロール状の脱毛用粘着テープは、上述のような構成を有するので、以下のような効果を奏する。
▲1▼ 幅方向への手切れ性が不充分であったり、ばらついたりすることがなく、極めて容易にカットできる。
▲2▼ 基材フィルムに貫通孔を設けたり、切り込みやノッチを入れたりすることがないので、テープ繰り出し時等の不用意な切断がなく、かつ巻圧によって裏面の糊が背面にしみ出すといったこともなく、経時的に安定なロール状脱毛テープとすることができる。
▲3▼ 合成樹脂フィルムの伸度を小さくすることができるので、手切れ効果を更に高めることができる。
▲4▼ 合成樹脂フィルムに線状溝や微細窪をオンラインで設けることができるので、この作業のために工数が増加することなく、安価な脱毛テープを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール状脱毛用粘着テープの斜視図である。
【図2】(a)は本発明のロール状脱毛用粘着テープの断面図の一例であり、(b)は本発明のロール状脱毛用粘着テープの断面図の他例である。
【図3】(a)は本発明のロール状脱毛用粘着テープの基材もしくは基材の一部に用いる線状溝を設けた合成樹脂フィルムであり、(b)は本発明のロール状脱毛用粘着テープの基材もしくは基材の一部に用いる微細窪を設けた合成樹脂フィルムである。
【符号の説明】
1 本発明のロール状の脱毛用粘着テープ
2 基材
3 合成樹脂フィルム
4 合成樹脂フィルムに設けた線状溝
5 合成樹脂フィルムに設けた微細窪
6 多孔質材料
7 離型剤層
8 脱毛用粘着剤
9 非粘着部

Claims (5)

  1. 幅方向に略平行な多数の線状溝かもしくは微細窪を型付け加工で少なくとも一方の面の全幅にわたって長手方向に間欠的に設けた未延伸のポリエステルフィルムを基材とし、この基材の一方の面に脱毛用の粘着剤を積層し、他方の面に離型剤を積層してロール状に巻回してなるロール状の脱毛用粘着テープであって、ポリエステルフィルムに設けられる線状溝の幅又は微細窪の直径が0.05mm〜2mmであり、線状溝又は微細窪の深さがポリエステルフィルム厚の1/4〜3/4であることを特徴とするロール状の脱毛用粘着テープ。
  2. ポリエステルフィルムからなる基材の片面に脱毛用の粘着剤を積層するに際し、線状溝かもしくは微細窪を設けた基材面に離型剤を積層し、その背面に粘着剤の両側面に非粘着部を設けるように脱毛用の粘着剤を長手方向に沿って幅方向に間欠的に積層したことを特徴とする請求項1に記載のロール状の脱毛用粘着テープ。
  3. 幅方向に略平行な多数の線状溝かもしくは微細窪を型付け加工で少なくとも一方の面の全幅にわたって長手方向に間欠的に設けた未延伸のポリエステルフィルムを多孔質材料の片面に積層して、これを基材とし、この基材の多孔質材料面に脱毛用の粘着剤を積層し、ポリエステルフィルム面に離型剤を積層してロール状に巻回してなるロール状の脱毛用粘着テープであって、ポリエステルフィルムに設けられる線状溝の幅又は微細窪の直径が0.05mm〜2mmであり、線状溝又は微細窪の深さがポリエステルフィルム厚の1/4〜3/4であることを特徴とするロール状の脱毛用粘着テープ。
  4. ポリエステルフィルムを多孔質材料の片面に積層するに際し、線状溝かもしくは微細窪面が外側にくるように積層し、基材の多孔質材料面に脱毛用の粘着剤を積層するに際し、粘着剤の両側面に非粘着部分が設けられるように、基材の多孔質材料面に脱毛用の粘着剤を長手方向に沿って幅方向に間欠的に積層したことを特徴とする請求項3に記載のロール状の脱毛用粘着テープ。
  5. ポリエステルフィルムが炭酸カルシウム,酸化カルシウム,水酸化カルシウム,水酸化アルミニウム,ホワイトカーボン,クレー,チタン白,タルク,炭酸マグネシウム,及び亜鉛華からなる群から選択された少なくとも1種の無機フィラーを含有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のロール状の脱毛用粘着テープ。
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