JPH0743394Y2 - 落とし錠 - Google Patents

落とし錠

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JPH0743394Y2
JPH0743394Y2 JP13799289U JP13799289U JPH0743394Y2 JP H0743394 Y2 JPH0743394 Y2 JP H0743394Y2 JP 13799289 U JP13799289 U JP 13799289U JP 13799289 U JP13799289 U JP 13799289U JP H0743394 Y2 JPH0743394 Y2 JP H0743394Y2
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hole
slider
stopper
drop
protrusion
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JP13799289U
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夏男 小林
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、落とし棒の高さを所定ピッチで簡単に調整す
ることが出来、更に、微調整することも出来る落とし錠
に関するものである。
〔従来の技術〕
落とし錠に関する従来技術は、実開昭59-15771号、実開
昭59-15772号、実開昭59-109876号、特開昭59-130982
号、実開昭62-121370号、実開昭62-187068号の各公報に
記載された技術などがある。
上記公報のうち、実開昭59-15771号、実開昭59-15772
号、実開昭59-109876号、特開昭59-130982号の各公報に
記載された技術は、門扉端部の縦枠の中に、縦方向に多
数の係止孔を配列したスライド板を昇降可能に設け、ス
ライド板に、昇降操作用のつまみと地面の受け孔に係脱
する落とし棒を設け、縦枠に、スライド板の係止孔に係
入する爪金具と爪金具の係合を解除する押しボタンを設
け、押しボタンとつまみの操作により落とし棒を昇降し
て受け孔に係脱すると共に、爪金具を係止孔に係入して
昇降位置に保持するようになっている。
従って、受け孔に係入する落とし棒の下降位置は係止孔
のピッチにより決まり、受け孔に充分に係入するように
落とし棒の下降位置を微調整することが困難であった。
実開昭62-187068号に記載の技術は、落とし棒の下降位
置を微調整する落とし錠が示されているが、微調整した
後に止め具を縦枠内に取付けなければならないため、微
調整の後の取付け作業が困難であり、従って、微調整が
容易でない欠点がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、かかる課題を解決することを目的とするもの
であり、落とし棒の高さを所定ピッチで簡単に調整する
ことが出来、更に、容易に微調整することも出来る落と
し錠を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の落とし錠は、門扉
の自由端部を構成する中空の縦枠の端面に開口を設け、
上記縦枠内に固着されるボディの一側に上記開口に重な
る長孔を設け、他側に縦方向に多数の係止部を配列した
ガイドプレートを固着し、上記ボディを貫通する縦孔に
ブラインドホルドを挿通し、該ブラインドホルドに嵌着
され上記長孔を摺動可能なスライダに横孔を貫通し、該
横孔に突起を有するストッパを嵌挿すると共に上記突起
が上記係止部に係入する方向に付勢し、上記ストッパ
に、回動操作により上記ストッパを付勢反対方向に移動
するレバーを枢着し、上記スライダの下部に螺設された
ねじ孔に非円形部を有する落とし棒を螺着し、上記縦枠
内に固着されたセットプレートの非円形孔に上記落とし
棒の非円形部を嵌挿した。
上記レバーは、上記ストッパの突起の反対側に枢着され
且つ上記スライダの端面に設けられた凹溝に嵌入する凸
部と、上下方向にそれぞれ突出する指掛け部と、該指掛
け部と上記凸部とを接続する当接面とによって構成さ
れ、上記ストッパの突起方向付勢により、上記当接面が
上記スライダの端面に圧接し、上記指掛け部を回動操作
したときに上記凸部と共に上記スライダが付勢反対方向
に移動して上記突起が上記係止孔より離脱するように構
成する。
上記セットプレートは、上記縦枠内に固着され上記落と
し棒のガイド孔を有するガイドに、ねじ等の手段で止着
する。
〔作用〕
上記のように構成された落とし錠の作用は次のようにな
る。
落とし棒の下降位置を微調整するには、セットプレート
だけを取り外した状態で、落とし棒を回転するとスライ
ダに螺合する落とし棒が回転量に応じて昇降する。
落とし棒の位置が調整された後、落とし棒に還挿したセ
ットプレートをガイドに止着する。
かくして、落とし棒の位置の微調整が完了する。
下降位置或いは上昇位置にある落とし棒を昇降させるに
は、下側或いは上側の指掛け部に掛けた指先を手前に引
いたまま昇降させればよい。
指先を手前に引くと指掛け部が回動し、ストッパが付勢
力に抗して手前に移動し、突起が係止部より離脱してス
ライダが昇降可能になり、指先の昇降に伴ってスライダ
が昇降し、スライダと共に落とし棒が昇降し、指先の手
前に引く力を弱めると、突起が係止部に係入してスライ
ダ及び落とし棒がその位置に保持される。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
第8図の正面図に示すように、落とし錠Aは、門扉Dの
自由端部を構成する中空の縦枠1に取付けられる。
落とし錠Aは、第1図の縦断面図、第2図の側面図、第
3図の平面図及び第7図の構成部品の斜視図に示すよう
に、縦枠1の内部に挿入されるボディ2を有する。
ボディ2は、一側(第1図で右側)に長孔3が設けら
れ、長孔3の周囲に嵌合突起4が周設され、縦枠1の端
部に設けられた開口5に嵌合突起4が嵌入し、ねじ6に
より縦枠1内に固着される(第1図及び第7図参照)。
縦枠1の端面には、端面の両側端縁から突出し先端が内
側に屈曲する突条7が設けられ(第3図及び第7図参
照)、エスカッション8の両端に刻設された溝9が突条
7に嵌合する。
エスカッション8は中央部に設けられた開口10と、裏面
に設けられた凹部11(第7図参照)とを有し、ねじ6の
頭が凹部11が嵌入する(第1図及び2図参照)。
ボディ2の他側には、上部及び下部より突出する上部壁
2a及び下部壁2bが設けられ、上部壁2aと下部壁2bの間に
凹部12が形成され、上部壁2aと下部壁2bの端面に、縦方
向に多数の係止部13を配列したガイドプレート14がねじ
15により締着される。
ボディ2には、上部壁2a及び下部壁2bを貫通する縦孔16
が設けられ、中央部に角孔17を有するブラインドホルド
18の両端部が縦孔16に挿通される(第5図参照)。
角孔17に嵌合するスライダ19の嵌合突起部19aは、ボデ
ィ2の長孔3に挿入され、スライダ19は長孔3に沿って
縦方向に摺動可能である。
嵌合突起部19aの端面には凹溝20が設けられ、スライダ1
9の凹溝20の反対側に大径孔21が設けられ、凹溝20と大
径孔21との間を横孔22が貫通する。
そして、横孔22にストッパ23が挿入され、大径孔21にば
ね24とストッパ23の鍔部23aが挿入される。
従って、ストッパ23は、鍔部23aの先端に設けられた突
起23bがガイドプレート14の係止部13に係入する方向に
付勢される。
レバー25は、凹溝20に嵌入する凸部25aと、上下方向に
それぞれ突出する指掛け部25bと、凸部25aと指掛け部25
bとを接続する当接面25cとによって構成され、凸部25a
が、ストッパ23の突起23bの反対側に嵌着されたピン36
に枢着される。
スライダ19の下部に設けられたねじ孔26にはロッド27の
上部に螺設された雄ねじ27aが螺着され(第4図参
照)、ロッド27の下端部に落とし棒28が接続される。
従って、落とし棒28を回転して、ねじ孔26に螺合する雄
ねじ27aを回すと、落とし棒28の位置が上下するように
なっている。
落とし棒28の外周面には、縦方向に沿って平面28aが刻
設され、落とし棒28の断面形状が非円形に形成されてい
る(第6図参照)。
縦枠1の内面にねじ29で固着されるガイド30は円形のガ
イド孔31を有し、ガイド孔31に挿入された落とし棒28は
ガイド孔31に対して回動可能である。
このガイド30の下面には、セットプレート32がねじ33で
止着される。
セットプレート32は、落とし棒28の非円形形状とほぼ同
形状の孔34が設けられ(第6図参照)、落とし棒28は孔
34に挿入されると回動不能になる。
第8図に示すように、門扉Dが閉扉されたとき、落とし
棒28の直下の地面には落とし棒28の先端が係入する受け
孔35が設けられている。
以上のように構成された落とし錠Aの作用を説明する。
(落とし棒の下降位置の微調整) 門扉の縦枠内に組み込まれた落とし棒の下降位置が、落
とし棒28の下端部が受け孔35に充分に挿入される位置と
なるように微調整するには、セットプレート32だけを取
り外した状態で、落とし棒28を回転すると、回転量に応
じて落とし棒28の位置が昇降するので、落とし棒28の下
降位置を微調整することが出来る。
落とし棒28の位置が微調整された後、落とし棒28に還挿
したセットプレート32をガイド30に止着すると、落とし
棒28の回動がセットプレート32に阻止されるので、微調
整された落とし棒28の位置は保持される。
かくして、落とし棒28の位置の微調整が完了する。
(落とし錠の施錠及び解錠) 落とし錠Aの下側の指掛け部25bを指先で手前に引く
と、レバー25が回動し、当接面25cがスライダ19の嵌合
突起19aを押圧し、凸部25aが凹溝20より離脱するので、
ストッパ23が移動して先端の突起23bがガイドプレート1
4の係止部13より外れ、ガイドプレート14が昇降可能に
なり、下側の指掛け部25bに当てた指先をそのまま上昇
すると、レバー25と共にスライダ19、ロッド27、落とし
棒28が上昇し、落とし棒28が受け孔35から離れて門扉D
が開扉可能となり、 指先を手前に引く力を弱めると、突起23bが係止部13に
係入してスライダ19、ロッド27、落とし棒28の昇降が阻
止され、上昇位置に保持される。
同様に、上側の指掛け部25bを指先で手前に引きそのま
ま下降すると、或いは上側の指掛け部25bを指先で押し
そのまま下降すると、落とし棒28が受け孔35に落ち込み
門扉Dが施錠される。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に示すような効果を奏する。
(1)落とし錠を微調整した後は、セットプレートをガ
イドに止着するだけでよいので、微調整後の組付が極め
て簡単である。
又、セットプレートは門扉の下側から容易に取付けられ
るので微調整後の組付が極めて容易である。
(2)レバーを手前に引いた指先をそのまま昇降するだ
けで落とし錠が解錠或いは施錠されるので、落とし錠の
操作が極めて簡単である。
又、レバーの位置を操作し易い位置に設けることによ
り、錠の操作が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案の実施例を示し、 第1図は落とし錠の縦断面図、 第2図は第1図の側面図、 第3図は第1図の平面図、 第4図は第1図のX−X断面図、 第5図は第1図のY−Y断面図、 第6図は第1図のZ−Z断面図、 第7図は落とし錠を構成する部品の斜視図、 第8図は本考案の落とし錠を備えた門扉の正面図であ
る。 A……落とし錠、D……門扉、1……縦枠、2……ボデ
ィ、3……長孔、5……開口、8……エスカッション、
10……開口、13……係止部、14……ガイドプレート、16
……縦孔、17……角孔、18……ブラインドホルド、19…
…スライダ、20……凹溝、22……横孔、23……ストッ
パ、24……ばね、23b……突起、25……レバー、25a……
凸部、25b……指掛け部、25c……当接面、26……ねじ
孔、27……ロッド、28……落とし棒、30……ガイド、31
……ガイド孔、32……セットプレート、34……孔。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】門扉の自由端部を構成する中空の縦枠の端
    面に開口を設け、上記縦枠内に固着されるボディの一側
    に上記開口に重なる長孔を設け、他側に縦方向に多数の
    係止部を配列したガイドプレートを固着し、上記ボディ
    を貫通する縦孔にブラインドホルドを挿通し、該ブライ
    ンドホルドに嵌着され上記長孔を摺動可能なスライダに
    横孔を貫通し、該横孔に突起を有するストッパを嵌挿す
    ると共に上記突起が上記係止部に係入する方向に付勢
    し、上記ストッパに、回動操作により上記ストッパを付
    勢反対方向に移動するレバーを枢着し、上記スライダの
    下部に螺設されたねじ孔に非円形部を有する落とし棒を
    螺着し、上記縦枠内に固着されたセットプレートの非円
    形孔に上記落とし棒の非円形部を嵌挿したことを特徴と
    する落とし錠。
  2. 【請求項2】上記レバーは、上記ストッパの突起の反対
    側に枢着され且つ上記スライダの端面に設けられた凹溝
    に嵌入する凸部と、上下方向にそれぞれ突出する指掛け
    部と、該指掛け部と上記凸部とを接続する当接面とによ
    って構成され、上記ストッパの突起方向付勢により、上
    記当接面が上記スライダの端面に圧接し、上記指掛け部
    を回動操作したときに上記凸部と共に上記スライダが付
    勢反対方向に移動して上記突起が上記係止部より離脱す
    るように構成したことを特徴とする請求項1記載の落と
    し錠。
  3. 【請求項3】上記チップセットプレートは、上記縦枠内
    に固着され上記落とし棒のガイド孔を有するガイドに止
    着されることを特徴とする請求項1記載の落とし錠。
JP13799289U 1989-11-30 1989-11-30 落とし錠 Expired - Lifetime JPH0743394Y2 (ja)

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JPH0376974U JPH0376974U (ja) 1991-08-01
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JP5999656B2 (ja) * 2013-06-03 2016-09-28 サンワイズ株式会社 フランス落し

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