JPH0743244Y2 - 洋風便器の排水管接続構造 - Google Patents

洋風便器の排水管接続構造

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JPH0743244Y2
JPH0743244Y2 JP9254690U JP9254690U JPH0743244Y2 JP H0743244 Y2 JPH0743244 Y2 JP H0743244Y2 JP 9254690 U JP9254690 U JP 9254690U JP 9254690 U JP9254690 U JP 9254690U JP H0743244 Y2 JPH0743244 Y2 JP H0743244Y2
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JP
Japan
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western
flange portion
drain pipe
style toilet
rubber joint
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JP9254690U
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JPH0450479U (ja
Inventor
延宜 土井
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、洋風便器を排水管に接続した構造に係り、特
に洋風便器の台座部と排水管との間に接続プレートを介
在させ、この接続プレートと台座部との間にガスケット
を配置した洋風便器の排水管接続構造に関する。
[従来の技術] 洋風便器の排水管接続構造の従来の一例を第3図に示
す。第3図において、トイレルームの床面10に開口12が
設けられ、この開口12に排水管14が上下方向に挿通され
ている。洋風便器16の下端部分の側方には、側方に突出
する台座部18が設けられており、この台座部18の下面側
と前記トイレルームの床面10との間に接続プレート20が
介在されている。19は排水口である。
この接続プレート20は、排水管14が挿通される開口22
と、この開口22を取り巻いており該開口22に向って下り
勾配となるテーパ状のフランジ部24と、このフランジ部
24の外周に連設されており、前記台座部18とトイレルー
ム床面10との間に介在された平板部26とを備えている。
この接続プレート20は木ネジ27により床面10に固定され
る。該接続プレート20にはボルト挿通用の開孔28が穿設
されており、また前記洋風便器16の台座部18には該開孔
28と合致する位置にボルト挿通用の開孔30が穿設されて
いる。これら開孔28、30に対しボルト32が上向きに挿通
され、該ボルト32の上端にナット34が締め込まれること
により洋風便器16が固定される。36はナット34を覆う化
粧キャップである。
第3図の従来例では、排水管14は硬質塩化ビニル管(塩
ビ管)であり、その上端は前記テーパ状フランジ部24に
重なり合うようにテーパ状に拡開されている。この拡開
された排水管14の上端部と前記台座部18との間にガスケ
ット38が介在されている。
なお、排水管14の上部を拡開させるには、トーチランプ
などであぶって塩ビ管の上端部周辺を軟らかくしてお
き、接続プレート20のテーパ状フランジ部24に沿わせて
該排水管14の上端部を十分に拡げ、かつ該上端部とフラ
ンジ部24とを圧着する。
この第3図に示した従来例にあっては、塩ビ管をトーチ
ランプなどであぶって軟らかくし、テーパ状フランジ部
24に沿わせて拡開させる作業が必要であり、きわめて煩
雑な手間を要すると共に、技術的にも難度が高く、熟練
作業員を要するという問題があった。
このような問題点を解決しようとするものとして、第2
図に示した洋風便器の排水管接続構造が考えられてい
る。第2図にあっては、塩ビ管よりなる排水管14の上端
をトイレルームの床面10よりも下方にて切断し、この排
水管14の上端にゴムジョイント40を嵌合させる。このゴ
ムジョイント40は、排水管14の先端に内嵌される筒部42
と、該筒部42の上端から斜め上方に拡開するテーパ状の
フランジ部44とを有したものである。
このゴムジョイント40を用いると、塩ビ管をトーチラン
プなどであぶって拡開させる作業が不要である。しかし
ながら、塩ビ管をトイレルームの床面10よりも下方にて
切断する作業が必要となり、この作業がきわめて難し
い。
[考案が解決しようとする課題] 上述の通り、従来の洋風便器の排水管接続構造にあって
は、いずれも作業内容が難しく、熟練作業員を要し、作
業時間も長くなるという問題があった。
[課題を解決するための手段] 本考案の洋風便器の排水管接続構造は、両側面の下端部
から台座部が便器側方に延出され、該台座部同志の間に
排水口が配置された洋風便器と、トイレルームの床に上
下方向に設けられた排水管の上端部との接続構造であっ
て、排水管の直径よりも大きな内径の開口、この開口を
取り巻いており開口に向って下り勾配となるテーパ状の
フランジ部、及び、このフランジ部の外周に配置されて
おり、前記台座部とトイレルーム床面との間に介在され
た平板部とを有した接続プレートと、前記排水管に差し
込まれた筒部、及び、この筒部の上部からテーパ状に外
周方向に延出されたフランジ部を有したゴムジョイント
と、該ゴムジョイントのフランジ部と前記洋風便器の台
座部との間に、これら双方に密に接して介在されたガス
ケットと、を備え、前記ゴムジョイントのフランジ部は
接続プレートのフランジ部に対し上側から当接されてい
る洋風便器の排水管接続構造において、前記排水管の上
端をトイレルームの床面と面一かそれよりも上方まで突
出させ、前記ゴムジョイントの筒部の上端部に、該排水
管の上端を回り込む折返し部を周設し、この折返し部の
下部にゴムジョイントの前記フランジ部を連設したこと
を特徴とするものである。
[作用] かかる本考案の洋風便器の排水管接続構造にあっては、
排水管の上部が床面と面一かそれよりも上方に突出する
ように切断すれば良く、排水管の切断作業がきわめて容
易である。排水管の上部を切断した後は、この排水管の
上端にゴムジョイントを嵌合させる。この場合、排水管
をトーチランプであぶって拡開させる作業が全く不要で
ある。
このように、本考案によると排水管の切断作業がきわめ
て容易かつ迅速に行なえ、しかも硬質塩ビ管をトーチラ
ンプなどであぶって拡開させる作業も不要となる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例構造を示す縦断面図である。
本実施例にあっては、排水管14の上端はトイレルームの
床面10と面一か又はそれよりも上方となるように切断さ
れている。(なお、本実施例では排水管14の上端は床面
10とほぼ面一となっている。)この排水管14の上端に装
着されたゴムジョイント40は、この排水管14に内嵌され
た筒部42と、この筒部42の上端に設けられた折返し部で
あって、排水管14の上端を回り込む折返し部46と、この
折返し部46の下端から斜め上方に延在されたテーパ状の
フランジ部44とを備えている。
その他の構成は第2図の従来例と同様であり、同一部材
に同一符号を付してその説明を省略する。
かかる本考案の実施例構造によると、排水管14はトイレ
ルームの床面10と面一か又はそれよりも上方の部分にて
切断することができるので、この切断作業がきわめて容
易かつ迅速に行なえる。また、この切断を行なった後硬
質塩ビ管をトーチランプなどであぶって拡開させること
も全く不要であり、ゴムジョイント40を排水管14の上端
に被せるだけで良い。従って、この実施例によると洋風
便器の排水口とトイレルーム床面の排水管とを接続する
作業がきわめて容易かつ迅速に行なえる。
[効果] 以上の通り、本考案の洋風便器の排水管接続構造による
と、洋風便器をトイレルームに設置し、その排水口と排
水管とを接続する作業をきわめて容易かつ迅速に行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例構造を示す縦断面図、第2図及
び第3図はそれぞれ従来構造を示す縦断面図である。 10…トイレルームの床面、14…排水管、16…洋風便器、
18…台座部、20…接続プレート、26…木ネジ、40…ゴム
ジョイント、42…筒部、44…フランジ部、46…折返し
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側面の下端部から台座部が便器側方に延
    出され、該台座部同志の間に排水口が配置された洋風便
    器と、トイレルームの床に上下方向に設けられた排水管
    の上端部との接続構造であって、 排水管の直径よりも大きな内径の開口、この開口を取り
    巻いており開口に向って下り勾配となるテーパ状のフラ
    ンジ部、及び、このフランジ部の外周に配置されてお
    り、前記台座部とトイレルーム床面との間に介在された
    平板部とを有した接続プレートと、 前記排水管に差し込まれた筒部、及び、この筒部の上部
    からテーパ状に外周方向に延出されたフランジ部を有し
    たゴムジョイントと、 該ゴムジョイントのフランジ部と前記洋風便器の台座部
    との間に、これら双方に密に接して介在されたガスケッ
    トと、を備え、 前記ゴムジョイントのフランジ部は接続プレートのフラ
    ンジ部に対し上側から当接されている洋風便器の排水管
    接続構造において、 前記排水管の上端をトイレルームの床面と面一かそれよ
    りも上方まで突出させ、 前記ゴムジョイントの筒部の上端部に、該排水管の上端
    を回り込む折返し部を周設し、この折返し部の下部にゴ
    ムジョイントの前記フランジ部を連設したことを特徴と
    する洋風便器の排水管接続構造。
JP9254690U 1990-09-03 1990-09-03 洋風便器の排水管接続構造 Expired - Lifetime JPH0743244Y2 (ja)

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JPH0450479U JPH0450479U (ja) 1992-04-28
JPH0743244Y2 true JPH0743244Y2 (ja) 1995-10-09

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ID=31829096

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JP6406619B2 (ja) * 2015-08-31 2018-10-17 Toto株式会社 便器の設置構造、それに用いられる上張床材およびリフォームキット

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JPH0450479U (ja) 1992-04-28

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