JP2604920Y2 - ルーフドレイン - Google Patents

ルーフドレイン

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JP2604920Y2
JP2604920Y2 JP1993073632U JP7363293U JP2604920Y2 JP 2604920 Y2 JP2604920 Y2 JP 2604920Y2 JP 1993073632 U JP1993073632 U JP 1993073632U JP 7363293 U JP7363293 U JP 7363293U JP 2604920 Y2 JP2604920 Y2 JP 2604920Y2
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pipe
drain
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三男 山下
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三男 山下
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンクリート建造物の
屋根やベランダの排水に使用されるステンレス鋼板より
成型してなるルーフドレインに関するもので、更に詳し
くはルーフドレインを設置するときに本体に取り付けら
れるスペーサのガイトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ルーフドレインは、従来鋳鉄で成型した
ものが広く使用されて来たが、近時ステンレス鋼板を打
抜き成型してなるルーフドレインが使用されるようにな
ってきた。ルーフドレインは、一般に漏斗状の本体に固
形物が流入しないようにストレーナが被着され、床面の
防水処理に防水シートを使用する場合には、本体とスト
レーナの間にシート押えが配設され、コンクリートによ
り建物の屋根、ベランダなどを形成するに際し、予め所
定の位置のコンクリート型枠にスペーサを介し本体を所
要の高さとなるように調節し、型枠固定金具などを利用
し固定し、埋設される。
【0003】このスペーサは、本体に接続される排水管
として使用するパイプの外径よりも、パイプの規格で1
サイズ大きい外径のパイプを所要の高さになるように切
断され使用されるのが普通である。なお、ルーフドレイ
ンは使用する排水管が規格に従って製造されているので
その規格寸法に合わせ製作され、スペーサに使用される
パイプも同様規格に従って製造された塩化ビニール管な
どが使用される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ルーフドレインは、以
上の如く設置されるが、集合住宅などの場合、屋根、ベ
ランダの裏側面も、表面仕上げがなされるようになり、
ルーフドレインに接続された排水管とスペーサの間の隙
間にも目地などが充填され、表面仕上がなされるが、あ
まり隙間が狭いと充分に充填できず、充填物が落下し易
すく、作業が困難となることがあり、排水管の外径より
スペーサを2サイズ或いは3サイズ大きい規格のものを
使用し排水管とスペーサの隙間を広くとりたいとの要望
が出されるようになってきた。
【0005】なお、一般にステンレス鋼板より成型して
なるルーフドレインは、本体の皿状の傾斜部と排水管が
外挿される接続部との間に断面がL字形をなす段部を設
け、段部の外径を排水管のサイズの1サイズ大きな外径
に合わせ製作し、段部の外側壁面よりスペーサ用のガイ
ドとアンカーボルトを兼ねた金具を設けるのが普通で、
この段部を大きくすることは全体が大きくなり、形式の
種類が増え望ましいことではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、かゝる要望に
応えるべく種々検討の結果なされたもので、ルーフドレ
イン本体の傾斜部裏面に排水管より2サイズ大きい外径
のパイプよりなるスペーサが挿入できる内径を有する円
筒状のガイドを垂設、または段部の外側壁面の外径に等
しい内径を有する円筒体と円筒体に挿入するスペーサよ
り1サイズ外径の大きいパイプよりなるスペーサを挿入
出来る大きさの内径を有する円筒体を順次階段状に一体
成型したガイドを、下方に向ってラッパ状に拡開するよ
うに段部の外側壁面に嵌挿固定することにより解決した
ものである。なお、本体傾斜部の裏面に垂設したガイド
を同様に2つ以上の円筒体を階段状に成型しガイドとし
てもよい。
【0007】
【作用】円筒状のガイドは、スペーサが挿入され所定の
位置に保持する。
【0008】
【実施例】本考案を図面に示す実施例に従って説明す
る。図1に示す如く、ルーフドレインの本体(1)は、皿
状の傾斜部(2)と中央開口部に排水管が嵌挿される円筒
状の接続部(3)と、傾斜部(2)と接続部(3)間にL字形を
なす段部(5)が設けられるよう成型され、図面では省略
したが、ストレーナ固定用のボルト、またはシート押え
連結用のボルトが隆設され、接続される排水管の寸法に
より、50用、65用、75用、100用、125用、
150用と排水管との接続部(3)が異なる製品が用意さ
れる。この場合、50用、65用、75用…は、それぞ
れ2吋、2.5吋、3吋…のパイプを排水管として使用
するものであることを示し、従って、50用は2吋の排
水管が本体(1)の接続部(3)に接続されるので、接続部
(3)の外径は外径約45mmの先細となるように成型さ
れ、段部(4)の外側壁面(5)の直径(6)は、2.5吋になる
よにし、スペーサとして排水管より1サイズ大きい直径
2.5吋のパイプが使用できるよう構成されてきた。
【0009】このように成型されたルーフドレイン本体
(1)の傾斜部(2)の裏面に円筒状のガイド(6)を
溶接などで垂設したもので、ガイド(6)の内径(c)
は、本体(1)の接続部(3)に接続される排水管のサ
イズより2サイズで大きい、例えば50用のルーフドレ
インは2吋の排水管が使用され従来のスペーサは1サイ
ズ大きい2,5吋が使用されてきたが、それよりも1サ
イズ大きい3吋のパイプを使用したスペーサが使用でき
るようにしたものである。なお、この場合のガイド
(6)は円筒体の代わりに板ばねなどの係止片を少なく
も3カ所垂設するも差し支えない。
【0010】図2に示す実施例は、図3に示す如き断面
形状が階段状をなし下方に向ってラッパ状に拡開したガ
イド(7)で、2つのサイズの異なるスペーサが挿入で
きる大きさの内径を有する円筒体(10)、(11)を
階段状に一体成型してなり、ルーフドレイン本体(1)
の段部(4)の外側壁面(5)に上端部を嵌挿溶接など
で固定したものである。なお、図1に示す本体(1)の
傾斜部(2)の裏面に垂設したガイド(6)を、排水管
より2サイズ大きい外径のパイプよりなるスペーサ
(8)が挿入できる内径を有するガイド(6)の円筒体
と更に1サイズ大きい外径のパイプよりなるスペーサ
(8)を挿入出来る大きさの内径を有する円筒体を階段
状に一体成型したガイド(7)とするも差し支えない。
【0011】
【考案の効果】本考案は、以上の述べた如く構成されて
いるので、ルーフドレインの本体を設置するに際し、排
水管とスペーサの隙間をスペーサをサイズの大きい外径
のパイプよりなるスペーサとすることにより広げること
ができ、この隙間に目地などを容易に充填することが出
来るようになり、従って表面仕上げも周囲と変わりなく
行なうことが出来るものである。
【0012】なお、本体に排水管を接続するに際し接続
部とスペーサの間隙が狭く、排水管の先端で接続部を変
形させたり、突き上げる恐れがあったがその恐れもなく
なるなどの効果も期待されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スペーサとの関係を示す本体の断面図。
【図2】他の実施例を示す断面図。
【図3】図2のガイドの一部切欠き断面で示す斜視図。
【符号の説明】
1 本体(ルーフドレインの) 2 傾斜部 3 接続部 4 段部 5 外側壁面(段部の) 6 ガイド 7 ガイド(段状の) 8 スペーサ 9 アンカー

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステンレス鋼板を用いて成型し本体とス
    トレーナ、又は本体、シート押えとストレーナよりなる
    ルーフドレインにおいて、該本体(1)が外周縁より内
    方に向って浅い皿状の傾斜部(2)と中央開口部に排水
    管が嵌挿され接続される接続部(3)と傾斜部(2)と
    接続部(3)との間に外側壁面(5)の外径が接続され
    る排水管より1サイズ大きいパイプの外径とほゞ等しい
    L字形の段部(4)が形成された漏斗状をなし、かつ傾
    斜部(2)の裏面に排水管より2サイズ大きい外径のパ
    イプよりなるスペーサ(8)が挿入できる内径を有する
    円筒状のガイド(6)を垂設してなるルーフドレイン。
  2. 【請求項2】 ステンレス鋼板を用いて成型し本体とス
    トレーナ、又は本体、シート押えとストレーナよりなる
    ルーフドレインにおいて、該本体(1)が外周縁より内
    方に向って浅い皿状の傾斜部(2)と中央開口部に排水
    管が嵌挿され接続される接続部(3)と傾斜部(2)と
    接続部(3)との間に外側壁面(5)の外径が接続され
    る排水管より1サイズ大きいパイプの外径とほゞ等しい
    L字形の段部(4)が形成された漏斗状をなし、かつ段
    部(4)の外側壁面(5)の外径に等しい内径を有する
    円筒体(10)と円筒体(10)に挿入するスペーサよ
    り1サイズ外径の大きいパイプよりなるスペーサ(8)
    を挿入出来る大きさの内径を有する円筒体(11)を階
    段状に一体成型したガイド(7)を、段部(4)の外側
    壁面(5)に嵌挿固定してなるルーフドレン。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のルーフドレンの本体
    (1)において、該本体(1)の傾斜部(2)の裏面に
    垂設したガイド(6)が排水管より2サイズ大きい外径
    のパイプよりなるスペーサ(8)が挿入できる内径を有
    するガイド(6)の円筒体と更に1サイズ大きい外径の
    パイプよりなるスペーサ(8)を挿入出来る大きさの内
    径を有する円筒体を階段状に一体成型したガイドである
    ルーフドレン。
JP1993073632U 1993-12-27 1993-12-27 ルーフドレイン Expired - Lifetime JP2604920Y2 (ja)

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