JPH0743071B2 - 破水水道管補修具 - Google Patents
破水水道管補修具Info
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- JPH0743071B2 JPH0743071B2 JP2262043A JP26204390A JPH0743071B2 JP H0743071 B2 JPH0743071 B2 JP H0743071B2 JP 2262043 A JP2262043 A JP 2262043A JP 26204390 A JP26204390 A JP 26204390A JP H0743071 B2 JPH0743071 B2 JP H0743071B2
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Description
を置き駒として水道管内部に配設させる作業を小さい労
力で、極めて簡便且つ確実に作業性良く行えるととも
に、水道管内に止水駒を長時間放置しておいても、その
止水駒が劣化してしまうことがなく、水質の汚染等を生
じさせる恐れがない破水水道管補修具を提供することに
ある。
漏水及び作業者への破水がなく、作業者の事故を防止で
きる破水水道管の補修具が存在していた。この補修具を
以下に記載する。
(44a)と外桿(44b)とからなり、止水駒(44)は芯材
(40a)とゴム等の膨潤する弾性体(40b)、受板(40
c)、ワッシャ(40d)、ナット(40e)からなる。
水駒(44)を支持し、この支持状態のまま外桿(44b)
でナット(40e)を廻し、水道管(41a)内で止水駒(4
4)を膨潤させ、水道水(43)の流れを止める。
如く、従来、水道管(40)が老朽化、振動、或いは地震
等何等かの理由で、(A)の箇所で破管、破水した場
合、その破水箇所(A)の周辺の土(42)を掘削、削除
すると共に、破水箇所(A)を中心としたその周辺の水
道管(41)を切断する。
で、第4図(C)に示す如く、止水駒(44)を水道水
(43)が流れ出てる側の水道管(41a)の端部内に挿入
し、この止水駒(44)を止水駒(44)の芯材と中桿(44
a)を合わせて止水駒(44)を支持し、この支持状態の
まま外桿(44b)でナットを廻し、水道管(41a)内で止
水駒(44)を膨潤させて、水道水(43)の流れを止め
る。
前記止水と逆の操作で止水駒(44)を緩め、次いで止水
駒(44)を水道管(41a)から接続分岐管(45)の基端
(45b)に移し、分岐管(45a)と水道管(41b)とを接
続することによっって、水道管(41)が修復され、水道
水(43)を短時間にしてかつ水道本管(図外)の水の流
れを停止させることなくもとの現状に復帰させることが
できる。
長時間放置する為、弾性体が劣化して水道水の封鎖力が
劣化したり、或いは弾性体の劣化物が細片となって、水
道水を汚染すること等も場合により生じるという問題が
存在した。
より、止水駒自体が老朽化し、水道管内での停止力が弱
くなって水道管中に吸い込まれたりすることがあるとい
う問題も存在した。
水道管中で止水駒が抜けるなどの現象を防止できる技術
として、実開昭2−90494号公報にて「破水水道管補修
具」が開示されている。
らなる留駒と、円形筒状の弾性体からなる止水駒とが分
離可能に形成されてなる破水水道管補修具であり、基体
表面に形成されたねじ部と、分岐管先端部の螺溝とを所
定の操作棒を介して螺合させて、留駒のみを水道管内に
放置して水道管の補修を行うものであった。
の作業性に問題があるとともに、長期間水道管内に放置
しておくと、やはり留駒に劣化等が生じるという課題が
存在した。
字状の中空分岐管内に留駒のみを分離して配置させる
際、操作棒を介して、基体表面のねじ山と枝管先端部の
螺溝とをそれぞれ螺合させる作業を行わなければならな
いが、この作業中であっても、略人字状の中空分岐管内
には水道水による水圧が常にかかっている。
いため、多大な労力が必要とされるという課題が存在し
た。
ばならないため、非常に作業性が悪く、迅速性が要求さ
れる冬季の補修作業には適していないという課題が存在
した。
せて破水水道管を補修する作業を、小さい労力で、極め
て簡便且つ確実に行うことができ、迅速性が要求される
冬季の補修作業性に良好に使用できるなど作業性が良
く、しかも長期間放置しておいても、駒の劣化等の恐れ
のない破水水道管補修具について、鋭意研究を行った。
破水水道管補修具であって、前記分離型止水駒は円筒形
状の弾性体と、この弾性体先端部に分離可能に配される
分離ゴマと、これら弾性体及び分離ゴマとを連結させ螺
杆とからなり、前記弾性体は中心軸に沿って貫通孔が穿
設され、この貫通孔に前記螺杆が挿通されてなるととも
に、弾性体先端面には受板が当接され、且つ基端面には
ワッシャが遊嵌され、このワッシャにはナットが隣接さ
れてなるとともにこのナットは進退可能に前記螺杆と螺
合されてなり、且つ前記螺杆の基端部には左ネジが設け
られ且つこの基端部の左ネジ部からワッシャまでの間は
右ネジが設けられ、更に前記受板から先端には左ネジが
刻設されてなり、前記分離ゴマは耐腐食性、耐錆性に優
れた素材からなるとともに側面視五角形とされた受板を
介して弾性体の先端部と連設され、且つその端部には前
記螺杆が挿通される孔部が形成され、この孔部には前記
螺杆の左ネジと螺合する雌ネジが形成されてなり、前記
Y字状分岐管は直管部とこの直管部からY字状に分岐さ
れる枝管部とからなり、前記直管部又は枝管部の端部に
は前記分離ゴマを係止するテーパー状の受座が形成され
てなることを特徴とする破水管補修具を提供することに
より、前記従来の課題を悉く解消する。
(C)、(D)に基づいてこの発明の一実施例を説明す
る。
を示す外観図である。分離型止水駒(1)は円筒形状の
弾性体(2)とこの弾性体(2)の先端部に配される分
離ゴマ(11)とから構成される。
されている。
等の弾性復元力を持つ素材から構成されている。
の螺杆(4)が挿通される。この螺杆(4)の略先端部
に前記弾性体(2)の先端面と当接する受板(5)が連
設されている。
当接するワッシャ(6)が遊嵌され、かつ前記螺杆
(4)中途部において前記ワッシャ(6)と隣接したナ
ット(7)が進退可能に螺合されてなる。
且つこの基端部(8)の左ネジ部からワッシャ(6)ま
での間は右ネジ(9)が設けられ、更に受板(5)から
先の先端に左ネジ(10)が刻設されている。
形成され、全体形状は側面視五角形とされている。
れる孔部(11a)が形成されており、この孔部(14)に
は、螺杆(4)の左ネジ(10)と螺合する雌ネジ(12)
が形成されている。尚、(13)はOリングである。
補修する場合、第2図(A)、(B)、(C)、(D)
に示す如く、外筒(14)、と内筒(15)とからなる操作
棒(S)、及びY字状分岐管(17)とが使用される。
の基端に設けられたナット(7)と嵌合可能で、内筒
(15)の先端(15a)は螺杆(4)の先端(4a)と螺合
可能である。
(21)からY字状に分岐される枝管部(19)とから構成
され、この直管部(21)又は枝管部(19)の端部には前
記分離ゴマ(11)を当接、係止させるテーパー状の受座
(22)が形成されている。
具は、第2図(A)、(B)、(C)、(D)に示す如
く、水道管(16)内に、まず分離型止水駒(1)を挿入
し、外筒(14)の先端(14a)を分離型止水駒(1)の
螺杆(4)の基端に設けられたナット(7)と嵌合さ
せ、内筒(15)の先端(15a)の螺杆(4)の先端(4
a)と螺合させる。
(7)の螺進方向に廻すと、ナット(7)は螺杆(4)
の先端方向に螺進し、ワッシャ(6)と受板(5)との
間で弾性体(2)が強圧され、弾性体(2)の周側面が
水道管(16)に内壁面に向かって膨出し、弾性体(2)
が膨脹され、水道水を止める。第3図(A)参照。
で、水道管(16)とY字状分岐管(17)の直管部(21)
の基端(18)とを接続固定する。
る水道管(20)を接続固定する。
で、分離型止水駒(1)の弾性体(2)を緩めて分離型
止水駒(1)を移動させる。
状の受座(22)が設られ、この受座(22)に分離ゴマ
(11)を当接させる。
(4)の基端に設けられたナット(7)とが嵌合状態
で、内筒(15)の先端(15a)も螺杆(4)の先端部(4
a)と螺合状態で、外筒(14)を固定して、内筒(6)
を螺杆(4)の反螺進方向に廻すと、螺杆(4)の左ネ
ジ(10)と螺合する雌ネジ(12)は乖離し、分離ゴマ
(11)のみがY字状分岐管(17)の直管部(21)の受座
(22)に残る。
て、分離ゴマ(11)とY字状分岐管(17)の直管部(2
1)の結合を緊結する。
岐管とからなる破水水道管補修具であって、前記分離型
止水駒は円筒形状の弾性体と、この弾性体先端部に分離
可能に配される分離ゴマと、これら弾性体及び分離ゴマ
とを連結させる螺杆とからなり、前記弾性体は中心軸に
沿って貫通孔が穿設され、この貫通孔に前記螺杆が挿通
されてなるとともに、弾性体先端面には受接が当接さ
れ、且つ基端面にはワッシャが遊嵌され、このワッシャ
にはナットが隣接されてなるとともにこのナットは進退
可能に前記螺杆と螺合されてなり、且つ前記螺杆の基端
部には左ネジが設けられ且つこの基端部の左ネジ部から
ワッシャまでの間は右ネジが設けられ、更に前記受板か
ら先端には左ネジが刻設されてなり、前記分離ゴマは耐
腐食性、耐錆性に優れた素材からなるとともに側面視五
角形状とされて受板を介して弾性体の先端面と連設さ
れ、且つその端部には前記螺杆が挿通される孔部が形成
れ、この孔部には前記螺杆の左ネジと螺合する雌ネジが
形成されてなり、前記Y字状分岐管は直管部とこの直管
部からY字状に分岐される枝管部とからなり、前記直管
部又は枝管部の端部には前記分離ゴマを係止するテーパ
状の受座が形成されてなることを特徴とする破水水道管
補修具であるから、止水駒を置き駒として水道管内に配
置させる作業を、小さい労力で、極めて簡便且つ確実に
作業性良く迅速に行えることができるため、冬季におけ
る水道管の補修作業において良好に使用することができ
るという効果を奏する。
錆性に優れた素材からなるため長時間放置しておいても
分離駒の劣化等は生じず、水質汚染、或いは劣化による
抜けなどの恐れがない優れた破水水道管補修具であると
いう効果を奏する。
分離型止水駒を示す外観説明図、第1図(B)は第1図
(A)の縦断面説明図、第2図(A)、(B)、
(C)、(D)はこの発明に係る破水水道管補修具の使
用状態説明図、第3図、第4図(A)、(B)、
(C)、(D)、(E)は従来例の説明図である。 (1)……分離型止水駒、(2)……弾性体 (3)……貫通孔、(4)……螺杆 (5)……受板、(6)……ワッシャ (7)……ナット、(8)……基端部 (9)……右ネジ、(10)……左ネジ (11)……分離ゴマ、(12)……雌ネジ (17)……Y字状分岐管、(21)……直管部、(19)…
…枝管部 (22)……受座
Claims (1)
- 【請求項1】分離型止水駒とY字状分岐管とからなる破
水水道管補修具であって、前記分離型止水駒は円筒形状
の弾性体と、この弾性体先端部に分離可能に配される分
離ゴマと、これら弾性体及び分離ゴマとを連結させる螺
杆とからなり、前記弾性体は中心軸に沿って貫通孔が穿
設され、この貫通孔に前記螺杆が挿通されてなるととも
に、弾性体先端面には受板が当接され、且つ基端面には
ワッシャが遊嵌され、このワッシャにはナットが隣接さ
れてなるとともにこのナットは進退可能に前記螺杆と螺
合されてなり、且つ前記螺杆の基端部には左ネジが設け
られ且つこの基端部の左ネジ部からワッシャまでの間は
右ネジが設けられ、更に前記受板から先端には左ネジが
刻設されてなり、前記分離ゴマは耐腐食性、耐錆性に優
れた素材からなるとともに側面視五角形状とされて受板
を介して弾性体の先端面と連設され、且つその端部には
前記螺杆が挿通される孔部が形成され、この孔部には前
記螺杆の左ネジと螺合する雌ネジが形成されてなり、前
記Y字状分岐管は直管部とこの直管部からY字状に分岐
される枝管部とからなり、前記直管部又は枝管部の端部
には前記分離ゴマを係止するテーパ状の受座が形成され
てなることを特徴とする破水水道管補修具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2262043A JPH0743071B2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 破水水道管補修具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2262043A JPH0743071B2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 破水水道管補修具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04140595A JPH04140595A (ja) | 1992-05-14 |
JPH0743071B2 true JPH0743071B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=17370238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2262043A Expired - Fee Related JPH0743071B2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 破水水道管補修具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0743071B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1990
- 1990-09-29 JP JP2262043A patent/JPH0743071B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH04140595A (ja) | 1992-05-14 |
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