JPH0743053Y2 - ボンベ搬出装置 - Google Patents

ボンベ搬出装置

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JPH0743053Y2
JPH0743053Y2 JP1988104544U JP10454488U JPH0743053Y2 JP H0743053 Y2 JPH0743053 Y2 JP H0743053Y2 JP 1988104544 U JP1988104544 U JP 1988104544U JP 10454488 U JP10454488 U JP 10454488U JP H0743053 Y2 JPH0743053 Y2 JP H0743053Y2
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cylinder
carrier
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unloading
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JP1988104544U
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文次郎 中村
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株式会社和興
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野〕 本考案はボンベ搬出装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図を援用して従来の技術について説明する。例えば
LPガス自動充填装置において、搬送台1には、自動充填
機2が配設され、搬送台1はA方向に回転する。ボンベ
4は搬入コンベア3から、自動充填機2上に載置され、
ほぼ1回転する間にLPガスが充填され、搬出コンベア5
から充填完了したボンベ4が搬出される。従来は、搬送
台1が回転中に、作業者が自動充填機2から搬出コンベ
ア5にボンベ4を手作業で搬出していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来はボンベ4の搬出を手作業で行なうため、
この作業に人手を要するという問題がある。
一方、ボンベ4の搬出作業を自動化しようとしても、ボ
ンベ4自体がA方向に動いているため、ボンベ4が自動
充填機2から落ちないように搬出することが困難であ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本考案によれば、中心から
周縁部に向かって延びるボンベ載置領域を放射状に複数
設けた回転可能な搬送台と、該搬送台の周縁部に隣接し
て前記ボンベ載置領域と整列可能に設けられた搬出路と
を具備してなるガス充填装置において、ボンベを前記搬
送台から前記搬出路に移送するようにしたボンベ搬出装
置であって、前記搬送台と前記搬出路に近接して設けた
基礎枠体と、該基礎枠体に垂直軸を介して回動可能に設
けられたスライダーホルダーと、該スライダーホルダー
を回動駆動する駆動装置と、該スライダーホルダーに摺
動可能に設けられ且つ先端にボンベを把持するボンベ把
持装置を有するスライダーと、該スライダーを前進又は
後退するように駆動する駆動装置とを具備し、前記搬送
台上のボンベをボンベ把持装置によって把持し、前記搬
送台が回転するに従い、前記搬送台の中央部から周縁部
に向かって延びる前記ボンベ載置領域に沿って移動せし
めて前記搬出路に搬出せしめることを特徴とする。
〔作用〕
本考案は上記した構成によってボンベ把持装置によって
把持されたボンベを搬送台が回転するに従い搬送台の中
央部から周縁部に向かって延びる前記ボンベ載置領域に
沿って移動せしめて搬出路に搬出せしめることとなる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は回転式のLPガス自動充填装置を示す。搬送台1
には、例えば6個の自動充填機2が円周方向等間隔に配
設される。各自動充填機2は、搬送台1と一体となって
図中A方向に回転する。3はガス充填用ボンベ4を自動
充填機2に搬入するための搬入コンベア、5はガス充填
が完了したボンベ4を自動充填機2から搬出するための
搬出コンベアを示す。搬入コンベア3から搬入される空
のボンベ4は、自動充填機2上に載置され、図中A方向
で示される方向に搬送台1が定速回転する間にLPガスが
充填される。充填されたボンベ4は、自動搬出装置6に
よって搬出コンベア5に搬出される。
第1図は第2図の自動搬出装置6周辺の拡大図を示す。
自動搬出装置6に対応する位置で、搬送台1の下方に、
第1リミットスイッチLS1が配設される。第1リミット
スイッチLS1は搬送台1と共に回転せず、固定配置され
る。搬出コンベアは、搬送台1の周縁部に隣接して固定
配置されている。搬出コンベア5の長手方向軸線Lは、
搬送台1の半径方向である。コンベア5の搬送台1周縁
側には、ローラ16から成る搬出部17が設けられる。各自
動充填機2の長手方向軸線Kは搬送台1の中心を通る。
18は、ボンベ4を載置可能なボンベ載置領域である。ボ
ンベ載置領域18は、ローラ8から成る移送部である。ロ
ーラ8の回転軸線は軸線Kと垂直であり、したがってロ
ーラ19によって軸線K方向の動きが容易となる。
第3図には自動充填機2の側面図を示す。ボンベ4は計
量台7の移送部のローラ8上に載置される。クイックコ
ネクタ9がボンベ4の充填口に連結され、LPガスホース
10を介して、ボンベ4内にLPガスが充填される。クイッ
クコネクタ9はワイヤリによって上方から懸下される。
ワイヤ11は支柱12に支持され、ワイヤ11の他端にはバラ
ンスウエイト13が連結される。バランスウエイト13はク
イックコネクタ9の重さより若干重くされ、このため、
クイックコネクタ9がボンベ4の充填口に連結されてい
ない状態では、バランスウエイト13は下方に下がる。バ
ランスウエイト13の下方には検知棒14が延設される。LP
ガス充填時においては、クイックコネクタ9はボンベ4
の充填口に連結されるため、バランスウエイト13は上方
位置にある。従って、検知棒14は台盤15の下方に突出し
ない。一方、目標重量が計量台7によって検出される
と、ガス充填完了としてクイックコネクタ9は自動的に
ボンベ4の充填口からはずれる。これにより、前述のよ
うにバランスウエイト13はクイックコネクタ9より若干
重いため、バランスウエイト13は下方に移動し、検知棒
14が台盤15の下方に突出することなる。
第1図において、リミットスイッチLS1は検知棒14の通
過途中に設けられている。従って、検知棒14が台盤15よ
り下方に突出した状態の自動充填機2が、A方向に回転
してリミットスイッチLS1を通過する際、リミットスイ
ッチLS1をオンさせる。このリミットスイッチLS1のオン
信号によって自動搬出装置6が作動し、充填の完了した
ボンベ4を自動的に搬出コンベア5に搬出することとな
る。なお、充填の完了していないボンベ4がリミットス
イッチLS1を通過しても、検知棒14が台盤15から突出し
ていないため、LS1はオンされない。従って、充填未完
了のボンベ4は搬出されない。
次に第4図から第6図を参照して自動搬出装置6につい
て説明する。20は直方体状の基礎枠体で床面に対し固定
配置される。Bは基礎枠体20の長手方向軸線である。22
は軸受体であり、その軸線Cが基礎枠体20の上面20aに
垂直に取付けられる。スライダホルダ21にはその下面か
ら垂直に下方に延びるシャフト23が形成される。シャフ
ト23は軸受29,30を介して、軸受体22に同心に支持され
る。シャフト23の先端は軸受体22から突出する。スライ
ダホルダ21の下面は軸受31を介して軸受体22の上端面に
よって支持される。従って、スライダホルダ21は、軸受
体22および基礎枠体20に対し回転自在に支持されている
シャフト23の先端には、シャフト23の軸線Cと垂直をな
してクランク24が一体回転可能に連結される。基礎枠体
20には、空油圧シリンダ25が固定される。空油圧シリン
ダ25はその軸線Dが基礎枠体20の長手方向軸線Bに対し
傾斜して配置される(第5図参照)。
第7図には空油圧シリンダの概略図を示す。空気圧によ
りピストン50の両側の油圧を調整することによってシリ
ンダ軸26の前進後退を調整する。空油圧シリンダはエア
シリンダと異なり、シリンダ軸26の前進後退する速度を
容易に制御することができる。
再び第4図から第6図を参照して、空油圧シリンダ25の
ロッド26は、その先端でクランク24の先端と回転可能に
連結され、ロッド26の軸線とクランク24の軸線とは同一
平面内にある。
スライダホルダ21はシャフト23の軸線Cと垂直な軸線E
を有する。軸線Eと垂直な平面によるスライダホルダ21
の断面は凹状断面形状を呈する。
スライダホルダ21の凹部21a内には、スライダ27が軸線
E方向に摺動可能に配置される。スライダホルダ21の後
方(以下第4図および第5図の右方を後方、左方を前方
という)端上面には、空気圧シリンダ32が、その軸線F
が軸線Eと平方をなすように配置される。
スライダ27は正方形断面形状を有し、軸線E方向にスラ
イダホルダ21の約2倍の長さを有する。スライダ27の前
方上面には支持プレート28が一体移動可能に取付けられ
る。支持プレート28は、略二等辺三角形状であり、その
底辺が前方に、頂角が後方になるよう配置される。支持
プレート28の後端には軸線Fに垂直に連結材33が取付け
られる。連結材33には空気圧シリンダ32のロッド34が連
結される。このため、ロッド34の前進後退により、支持
プレート28およびスライダ27は軸線E方向に前後に移動
する。支持プレート28の2つの底角部28a,28bには、支
点部材35,36が配置される。37,38は左側および右側アー
ムであり、支点部材35,36は各アーム37,38のほぼ中点で
各アーム37,38を回動可能に支持している。各アーム37,
38の前方端には、夫々各クランパ39,40が回動自在に対
向配置される。各クランパ39,40の対向内側面は円周面
の一部によって形成される。左側アーム37の後端は、ク
ランプ用エアシリンダ41のシリンダ本体に回動自在に取
付けられる。右側アーム38の後端は、エアシリンダ41の
ロッド42先端に回動自在に取付けられる。43は同期リン
クであり、一端は、左側アーム37の支点部材35との連結
部とシリンダ41との連結部との間で左側アーム37に連結
され、他端は、右側アーム38の支点部材36との連結部と
右クランパ40との連結部との間で右側アーム38に連結さ
れる。シリンダ41の軸線Gは、軸線Cおよび軸線Eにほ
ぼ垂直である。シリンダ41のロッド42が伸びると、クラ
ンパ39,40は、夫々中心方向に向かって移動する。この
際同期クランパ43によって、各アーム37,38の支点部材3
5,36周りの回転角は等しくなる。
次の本実施例の動作を説明する。前述のようにガスボン
ベ4のガス充填が完了すると検知棒14は台盤15の下方に
突出する(第3図参照)。第1図において、ガス充填の
完了した自動充填機2がA方向に回転して、検知棒14が
リミットスイッチLS1をオンさせると、自動搬出装置6
のエアシリンダ32が作動し、ロッド34が前進する。これ
により、アーム37,38およびクランプ39,40は一体となっ
て前方H方向に移動し、クランプ39,40の間にボンベ4
が位置することとなる。続いてクランプ用エアシリンダ
41が作動し、クランパ39と40は閉じ、ボンベ4を把持す
ることとなる。ボンベ4が把持されると、空油圧シリン
ダ25が作動する。空油圧シリンダ25のシリンダ軸26の伸
びる速度は、搬送台1の回転速度に応じて制御される。
すなわち、第8図に示すように、O1は搬送台1の回転中
心、O2は搬出機6の搬出回転中心を示す。イの位置でボ
ンベ4が把持され、ボンベ4はO2を中心とする円弧ロに
沿って移動する。ボンベ4がハの位置に到達したとき、
イ地点にあった自動充填機2はニ地点に到達する。
再び第1図を参照して、ボンベ4を搬出コンベア5に搬
出し終わると、クランパ39,40を開き、ボンベ4を離
す。続いてエアシリンダ32を縮めてスライダ21を後退さ
せ、さらに空油圧シリンダ25を縮めてスライダホルダ21
を逆方向に回転させ、自動充填機6は搬出待機状態とな
る。
以上のように本実施例によればボンベ4を自動的に搬出
することができる。
また、自動充填機2の移動に応じて自動搬出装置6のス
ライダホルダ21を回転せしめるので、ボンベ4が自動充
填機2からはずれて落ちるおそれがない。
また、ボンベ4を搬出させる際にも、ほぼローラ8の回
転方向にボンベ4を移動させるので、ボンベ4の搬出に
大きな抵抗を伴うことなく容易に搬出することが可能で
ある。
また、ボンベ4をクランパ39,40でしっかり把持して、
ボンベ4を搬出せしめるので、ボンベ4が転倒するおそ
れはない。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、ボンベがボンベ載置領域
からはずれることなくボンベを自動的に搬出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はLPガス自動充填装置に本考案の一実施例を採用
した要部平面図、第2図はLPガス自動充填装置の全体概
略図、第3図は自動充填機の側面図、第4図から第6図
は搬出装置の一実施例を示す図で、第4図は一部断面の
正面図、第5図は平面図、第6図は一部断面の側面図、
第7図は空油圧シリンダの概略図、第8図は動作説明図
である。 1……搬送台、2……自動充填機、4……ボンベ、5…
…搬出コンベア、6……自動搬出装置、24……クラン
ク、25……空油圧シリンダ、39,40……クランパ、41…
…クランプ用エアシリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心から周縁部に向かって延びるボンベ載
    置領域を放射状に複数設けた回転可能な搬送台と、該搬
    送台の周縁部に隣接して前記ボンベ載置領域と整列可能
    に設けられた搬出路とを具備してなるガス充填装置にお
    いて、ボンベを前記搬送台から前記搬出路に移送するよ
    うにしたボンベ搬出装置であって、前記搬送台と前記搬
    出路に近接して設けた基礎枠体と、該基礎枠体に垂直軸
    を介して回動可能に設けられたスライダーホルダーと、
    該スライダーホルダーを回動駆動する駆動装置と、該ス
    ライダーホルダーに摺動可能に設けられ且つ先端にボン
    ベを把持するボンベ把持装置を有するスライダーと、該
    スライダーを前進又は後退するように駆動する駆動装置
    とを具備し、前記搬送台上のボンベをボンベ把持装置に
    よって把持し、前記搬送台が回転するに従い、前記搬送
    台の中央部から周縁部に向かって延びる前記ボンベ載置
    領域に沿って移動せしめて前記搬出路に搬出せしめるこ
    とを特徴とするボンベ搬出装置。
JP1988104544U 1988-08-09 1988-08-09 ボンベ搬出装置 Expired - Lifetime JPH0743053Y2 (ja)

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JP1988104544U JPH0743053Y2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09 ボンベ搬出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0226029U JPH0226029U (ja) 1990-02-20
JPH0743053Y2 true JPH0743053Y2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=31336361

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JP1988104544U Expired - Lifetime JPH0743053Y2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09 ボンベ搬出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4119421Y1 (ja) * 1964-10-27 1966-09-10

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JPH0226029U (ja) 1990-02-20

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