JPH0742896U - 冷媒管および保温筒の保護筒 - Google Patents

冷媒管および保温筒の保護筒

Info

Publication number
JPH0742896U
JPH0742896U JP7473593U JP7473593U JPH0742896U JP H0742896 U JPH0742896 U JP H0742896U JP 7473593 U JP7473593 U JP 7473593U JP 7473593 U JP7473593 U JP 7473593U JP H0742896 U JPH0742896 U JP H0742896U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
bent portion
tube
cylinder
required number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7473593U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2598240Y2 (ja
Inventor
通雄 井上
Original Assignee
中武 万能
通雄 井上
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中武 万能, 通雄 井上 filed Critical 中武 万能
Priority to JP1993074735U priority Critical patent/JP2598240Y2/ja
Publication of JPH0742896U publication Critical patent/JPH0742896U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2598240Y2 publication Critical patent/JP2598240Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管の所要長に合わせて所要個の保護筒が連
接する接合部が強靱であるとともに、美麗に組付けでき
る冷媒管および保温筒の保護筒を提供する。 【構成】 一方の縁部3aのかど部3gにその縁端3e
に沿って略々60mm以上の一辺6aおよび葛三つ折り
状の折曲部の所要長の他の一辺6b、並びに、前記夫々
の対辺6aa,6bbとからなる四角形部分を切除した
切り欠き部6と、一方の縁部3aの膨出部分3hに葛三
つ折り状の折曲部4と、他方の縁部3bの縁端3fに並
行して、かつ、前記折曲部4と同一面側に突出して列設
した所要個の逆止突子5とを設けてなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、湾曲させた金属板によって冷媒管および保温筒の外周を囲み、一方 の縁部と他方の縁部とを逆止可能な爪掛けに掛止して保護する保護筒に係るもの であり、さらに詳しくは、銅管からなる複数の冷媒管を配管施工するに際して、 ポリエチレンフォームなどを円筒にした保温筒で夫々の冷媒管の外周を被覆し、 そして、冷媒管および保温筒並びに必要ならば導電ケーブルの外周から、金属板 を湾曲させた保護筒によって囲み、保護筒の一方の縁部に形設された逆止可能な 爪掛け用の折曲部と、他方の縁部に列設された逆止突子とを、逆止可能な爪掛け に掛止して、そして順次前記の次ぎ以降の保護筒を前記手順によって囲み、かつ 、前記手順によって夫々逆止可能な爪掛けに掛止して、切り欠き部を形設した上 端側の外周に、隣り合わせる次の保護筒の切り欠き部がない下端側を重ね合わせ て嵌入し、配管の所要長に合わせて所要個の保護筒を連設することによって、ポ リエチレンフォームなどの保温筒で被覆して配管された複数の冷媒管を前記保護 筒列内に整えて収納し、風雨や外力などから保護するとともに、その外観を美麗 にするための冷媒管および保温筒の保護筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、例えば実開昭63−99097号公報に開示されたものが 知られており、そして、同公報に記載された管被覆材保護筒は図11および図1 2に示す如く、保護筒3の縁部3aにおけるはぜ折り部分の裏面側を設定長L1 位置から直角に切除し、表面側上端のアール部9aから折り返し部4cに向かっ てガイドライン9bを設定長L1の長さで下向き傾斜線状に切除して、嵌合ガイ ドと回り止めを兼ねた係合部9を形成すると共に、縁部3bにおける略逆止突子 6までの設定長L2を上端のアール部10aからガイドライン10bを略設定長 L3の長さで僅かに下向き傾斜線状に切除して、設定長L4の回り止め用の係合 部10を形成したものであった。
【0003】 そして、設定長L1は、上位の保護筒3’の下端部に、下位の保護筒3”の上 端部を、係合部9、10を案内として嵌合接続したときの、嵌合幅であって、か つ、上位の保護筒3’の下端部に、下位の保護筒3”の上端部をアール部9a、 10a及びガイドライン9b、10bを案内として嵌合接続したときに、保護筒 3”の係合部9が保護筒3’のスリット4a内の折り返し部4cの内側に衝突し 、また、保護筒3”の係合部10が保護筒3’のスリット4bの折り返し部4d の内側に衝突して、左右両方向に回り止め状態に嵌合接続され、それによって、 嵌合接続した各保護筒の折り返し部4cが一直線状に固定的に維持されるように したものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案に係る、ポリエチレンフォームなどを円筒にした保温筒で被覆して配管 される冷媒管は、JIS H 3300のうち(記号)1220T,(形状)管 ,(名称)りん脱酸銅の規定による長い銅管であって、軟質で曲げ応力に弱いも のである。 また、保護筒内には、一対または複数対の冷媒管および保温筒並びに必要なら ば導電ケーブルを整列収納するため、前記の夫々の構成要素が接して形成する保 護筒の内接円内に空間ができる。 そして、前記一対または複数対の冷媒管および保温筒並びに必要ならば導電ケ ーブルを収納する保護筒は、所定長の円筒部単体はもとより、一方の縁部に形設 された折曲部と他方の縁部に列設された所要個の逆止突子とを逆止可能な爪掛け に掛止する掛止部、および、一方の縁部に形設された切り欠き部外周と隣接する 次の保護筒の下端側内周とを重ね合わせ嵌入して連設する接合部が、軽量かつ強 靱であって、風雨や外力などから保護し得ることが要求される。
【0005】 ところが、従来の技術によるこの種の保護筒は、上位の保護筒3’の下端部に 、下位の保護筒3”の上端部をアール部9a、10a及びガイドライン9b、1 0bを案内として嵌合接続したときに、保護筒3”の係合部9が保護筒3’のス リット4a内の折り返し部4cの内側に衝突し、また、保護筒3”の係合部10 が保護筒3’のスリット4bの折り返し部4dの内側に衝突して、左右両方向に 回り止め状態に嵌合接続されるものであって、図12に示す如く、下位の保護筒 3”の上端部に形成したガイドライン9bと10bとが交差する上端側に空間9 1が形成されて、空間91と上位の保護筒3’の下端部との間に重なり合わない 部分ができるので、配管の所要長に合わせて所要個の保護筒を連設する接合部が 脆弱であるという問題があった。
【0006】 本考案は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は、配管の所要長に合わせて所要個の保護筒を連設する接合部が強靱である冷媒 管および保温筒の保護筒を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案による冷媒管および保温筒の保護筒は、 四角形からなる金属板の一方の縁部の縁端と該一方の縁部の縁端に直交する上端 とが交差してなすかど部に、一方の縁部の縁端と上端との交点から該一方の縁部 の縁端に沿って略々60mm以上の一辺および該交点から上端に沿って少なくと も葛三つ折り状の折曲部の形成に必要な距離の他の一辺、並びに、該一辺の対辺 および該他の一辺の対辺とから形成される四角形部分を切除して形設した切り欠 き部と、切り欠き部を除いた一方の縁部の膨出部分に葛三つ折り状に形設した折 曲部と、金属板の他方の縁部には、他方の縁部の縁端に並行して、かつ、一方の 縁部の折曲部と同一面側に突出して列設した所要個の逆止突子と、を備えてなる ものである。
【0008】 前記、一方の縁部の縁端と上端とが交差してなすかど部に形設された切り欠き 部が、略直角四角形に切除して形設したものである。
【0009】 また、一方の縁部の縁端と上端とが交差してなすかど部に形設された切り欠き 部のうちの略々60mm以上の一辺の縁端と、一方の縁部の膨出部分に葛三つ折 り状に形設した後の折曲部縁端とを略一直線に形設してなるものである。
【0010】 さらに、一方の縁部の縁端と上端とが交差してなすかど部に形設された切り欠 き部のうちの略々60mm以上の一辺と上端とが交差してなすかど部に、その交 点から夫々5乃至20mmの一辺と、5乃至20mmの一辺との二辺によって形 成される三角形の部分を切除した面取り部を形設してなるものである。
【0011】
【作用】
上述のように構成された本考案の作用について、図1,図5および図8によっ て以下のとおり説明する。
【0012】 図1に示す如く、一方の縁部3aの一方の縁端3eと該一方の縁端3eに直交 して形成される上端3cとが交差してなすかど部3gに、一方の縁端3eと上端 3cとの交点から一方の縁端3eに沿って略々60mm以上の一辺6aおよび該 交点から上端3cに沿って少なくとも葛三つ折り状の折曲部4の形成に必要な距 離の他の一辺6bと該一辺6aに対辺する一辺6aaおよび該他の一辺6bに対 辺する一辺6bbとから形成される四角形部分を略直角四角形に切除して切り欠 き部6を形設し、前記かど部3gに形設された切り欠き部6のうちの略々60m m以上の一辺6aaと上端3cとが交差してなすかど部6cに、その交点から夫 々5乃至20mmの一辺と、5乃至20mmの他の一辺との二辺によって形成さ れる三角形の部分を切除した面取り部7を形設し、
【0013】 そして、図1および図5に示す如く、金属板3pの表面(図1紙面の表面側) に対して直交する方向に四角形のうちの他方の縁端3f側の一辺を除くコ字状の 3辺を剪断可能に、かつ、他方の縁端3f側の剪断されない一辺を裏面側に所定 角度に折り曲げるとともに一方の縁部3a側の一辺を裏面側に突出可能に四角形 の剪断工具を当接させて押圧し裏面側に突出した所要個の逆止突子5を他方の縁 端3fに近隣かつ並行して列設したので、
【0014】 配管の所要長に合わせて所要個の保護筒3を連設する図8に示す夫々の接合部 9が強靱に組付けできる作用をするものである。
【実施例】
本考案の実施例について、図1乃至図3,図5,図6,図8および図10によ って以下のとおり説明する。
【0015】 図1は四角形からなる金属板3pに切り欠き部6,面取り部7および逆止突子 5を形設した形状を示すものであって、金属板3pの一方の縁部3aには、一方 の縁部3aの一方の縁端3eと該一方の縁端3eに直交して形成される上端3c とが交差してなすかど部3gに、一方の縁端3eと上端3cとの交点から一方の 縁端3eに沿って略々60mm以上の一辺6aおよび該交点から上端3cに沿っ て少なくとも後述する葛三つ折り状の折曲部4の形成に必要な距離の他の一辺6 bと該一辺6aに対辺する一辺6aaおよび該他の一辺6bに対辺する一辺6b bとから形成される四角形部分を略直角四角形に切除して切り欠き部6を形設し 、前記かど部3gに形設された切り欠き部6のうちの略々60mm以上の一辺6 aaと上端3cとが交差してなすかど部6cに、その交点から夫々5乃至20m mの一辺と、5乃至20mmの他の一辺との二辺によって形成される三角形の部 分を切除した面取り部7を形設する。 そして、金属板3pの他方の縁部3bには、図1および図5に示す如く、金属 板3pの表面(図1紙面の表面側)に対して直交する方向に四角形のうちの他方 の縁端3f側の一辺を除くコ字状の3辺を剪断可能に、かつ、他方の縁端3f側 の剪断されない一辺を裏面側に所定角度に折り曲げるとともに一方の縁部3a側 の一辺を裏面側に突出可能に四角形の剪断工具を当接させて押圧し裏面側に突出 した所要個の逆止突子5を他方の縁端3fに近隣かつ並行して列設する。
【0016】 次いで図2および図6は一方の縁部3aの膨出部分3hに折曲部4を形設した 形状を示すものであって、金属板3pの一方の縁部3aの図1に示す膨出部分3 hには、金属板3pの他方の縁部3bに列設した所要個の逆止突子5の突出側と 同一面側に湾曲させた第1折曲部4aと、第1折曲部4aから所定の位置で該第 1折曲部4a反対側に湾曲させ折り返した第2折曲部4bと、第2折曲部4bか ら第1折曲部4aと対向する所定の位置で該第1折曲部4aに向かうとともに該 第2折曲部4bに向かって内側に湾曲させ折り返した逆止爪4eを有する第3折 曲部4cと、第1折曲部4aと第3折曲部4cとの間口が少なくとも金属板が差 し込み可能であるとともに他方の縁部3bを差し込んだとき第2折曲部4b内周 と逆止爪4eの先端との深さが少なくとも逆止爪4eの先端面と所要個の逆止突 子5の先端面とが当接可能な折曲空隙4fと、からなる葛三つ折り状の折曲部4 を形設し、かつ、葛三つ折り状に形設した後の折曲部縁端4dと、図1に示す切 り欠き部6のうちの略々60mm以上の一辺6aaの縁端とを略一直線に形設す る。
【0017】 次いで図3は折曲部4および逆止突子5を内周側にして湾曲させた所定長の口 開き円筒体対からなる組付け前の保護筒3を示すものであって、図10に示す銅 管からなる複数の冷媒管1S,1Lの外周を被覆するポリエチレンフォームなど を円筒にした夫々の保温筒2S,2Lの外周を囲み、かつ、折曲部4と逆止突子 5とからなる掛止部8を逆止可能な爪掛けに掛止する以前の姿である。
【0018】 引き続き、上述した保護筒3の組付け手順について、図4,図6および図8乃 至図10によって以下のとおり説明する。
【0019】 図4は組付け後の保護筒3の姿を示すものであって、保護筒3の上端3cを上 にして、図10に示す如く、銅管からなる複数の冷媒管1S,1Lの外周を被覆 するポリエチレンフォームなどを円筒にした夫々の保温筒2S,2L並びに必要 ならば図示しない導電ケーブルの外周を保護筒3によって囲み、折曲部4の第1 折曲部4aと第3折曲部4cとを挟む内側に形成される図6に示す折曲空隙4f 内に、他方の縁部3bを差し込み、逆止突子5および他方の縁部3bの外周面に よって第2折曲部4bの弾性力に抗して第1折曲部4aと第3折曲部4cとの間 口を拡幅し、逆止突子5の先端面を逆止爪4eの先端面に当接させて、第2折曲 部4bの弾性力によって第1折曲部4aと第3折曲部4cとの間口を前記拡幅前 の状態に復帰させて、図7に示す掛止部8を逆止可能な爪掛けに掛止する。
【0020】 次いで図8は前欄によって掛止部8を逆止可能な爪掛けに掛止した後の前の保 護筒3に次の保護筒3Aを連設して掛止した後の姿を示すものであって、前の保 護筒3の上部で次の保護筒3Aの上端3cを上にして、前欄記載の冷媒管1S, 1Lおよび保温筒2S,2L並びに必要ならば図示しない導電ケーブルの外周を 次の保護筒3Aによって囲み、次の保護筒3Aの折曲部4の第1折曲部4aと第 3折曲部4cとを挟む内側に形成される折曲空隙4f内に、他方の縁部3bを差 し込み、かつ、逆止突子5の先端面を逆止爪4eの先端面に当接させて掛止部8 を逆止可能な爪掛けに掛止した後、前の保護筒3の外周に次の保護筒3Aの内周 を滑らせながら、次の保護筒3Aの下端3dが前の保護筒3の折曲部4の上端に 達するまで嵌入して接合部9を形成する。
【0021】 そして、引き続いて図9に示す次の保護筒3Aの次の保護筒3B並びにそれ以 降の保護筒3を前記手順によって掛止するとともに配管の所要長に合わせて所要 個の保護筒3を連設して組付ける。
【0022】 なお、組付け後の所要個の保護筒3からなる軸芯の曲がりをより少なくしたり 、または、より強靱にするためには、第1折曲部4aの内周側の空隙に一方の縁 部3aの折曲部4が形設されない残りの縁部が差し込み可能に該第1折曲部4a を形設して、組付けに際して、保護筒3の一方の縁部3aの折曲部4が形設され ない残りの縁部を次の保護筒3Aの第1折曲部4aの内周側の空隙に差し込むよ うにする。
【0023】 また、前の保護筒3に次の保護筒3Aを差し込む深さは、例えば組付ける保護 筒3の数が少ない場合には、次の保護筒3Aの下端3dが前の保護筒3の折曲部 4の上端に必ずしも達する必要はない。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、以下に記載する効果を奏する。
【0025】 一方の縁部の縁端と該一方の縁部の縁端に直交する上端とが交差してなすかど 部に、一方の縁部の縁端と上端との交点から該一方の縁部の縁端に沿って略々6 0mm以上の一辺および該交点から上端に沿って少なくとも葛三つ折り状の折曲 部の形成に必要な距離の他の一辺、並びに、該一辺の対辺および該他の一辺の対 辺とから形成される四角形部分を切除して形設した切り欠き部と、切り欠き部を 除いた一方の縁部の膨出部分に葛三つ折り状に形設した折曲部と、金属板の他方 の縁部には、他方の縁部の縁端に並行して、かつ、一方の縁部の折曲部と同一面 側に突出して列設した所要個の逆止突子とを設けたので、配管の所要長に合わせ て所要個の保護筒3連設する夫々の接合部が強靱であるとともに、美麗に組付け できる冷媒管および保温筒の保護筒である。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属板に切り欠き部,面取り部および逆止突子
を形設した形状を示す説明図であって、その展開平面図
である。
【図2】一方の縁部の膨出部分に折曲部を形設した形状
を示す説明図であって、(イ)はその側面図、(ロ)は
その平面図である。
【図3】折曲部および逆止突子を内周側にして湾曲させ
た形状を示す説明図であって、(イ)はその平面図、
(ロ)はその正面図である。
【図4】折曲部と逆止突子とを掛止した形態を示す説明
図であって、(イ)はその平面図、(ロ)はその正面図
である。
【図5】逆止突子の拡大図であって、図1のA−A断面
図である。
【図6】図3(イ)の平面図に示す折曲部および逆止突
子の拡大図である。
【図7】図4(イ)の平面図に示す掛止部の拡大図であ
る。
【図8】前の保護筒と次の保護筒とを重ね合わせて嵌入
し、接合した形態を示す説明図であって、その正面図で
ある。
【図9】冷媒管および保温筒を保護筒列内に整えて収納
し、隣り合わせる保護筒と保護筒とを重ね合わせて接合
し終えた形態および重ね合わせて嵌入する前の形態を示
す説明図であって、その正面図である。
【図10】冷媒管および保温筒を保護筒内に整えて収納
した形態を示す説明図であって、図9の横断面図であ
る。
【図11】従来の技術による保護筒の折り返し部および
逆止突子を内周側にして湾曲にした形状を示す説明図で
あって、(イ)はその平面図、(ロ)はその正面図であ
る。
【図12】従来の技術による保護筒の接合部を示す説明
図であって、その拡大正面図である。
【符号の説明】
〔従来の技術に係る符号〕 3 保護筒 3’ 上位の保護筒 3” 下位の保護筒 6 略逆止突子 9 係合部 9a アール部 9b ガイドライン 10 係合部 10a アール部 10b ガイドライン 〔本考案に係る符号〕 3 保護筒 3A 3の次の保護筒 3B 3Aの次の保護筒 3a 一方の縁部 3b 他方の縁部 3c 上端 3d 下端 3p 金属板 4 折曲部 4e 逆止爪 5 逆止突子 6 切り欠き部 8 掛止部 9 接合部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形からなる金属板を素材として、金
    属板の一方の縁部に葛三つ折り状の折曲部を他方の縁部
    が掛止可能に形設し、折曲部と反対側に位置する他方の
    縁部には該折曲部と同一面側で、かつ、該折曲部に爪掛
    け可能な突出部分を形設した所要個の逆止突子を列設
    し、折曲部および所要個の逆止突子を内周側にして湾曲
    させ所定長の口開き円筒体となし、所定長の口開き円筒
    体によって冷媒管および保温筒の外周を囲んだ後、折曲
    部と所要個の逆止突子とを逆止可能な爪掛けに掛止し
    て、隣り合わせる次の保護筒の切り欠き部がない下端側
    を重ね合わせて嵌入し、配管の所要長に合わせて所要個
    の保護筒を連設することによって、冷媒管および保温筒
    を保護する保護筒において、 四角形からなる金属板の一方の縁部の縁端と該一方の縁
    部の縁端に直交する上端とが交差してなすかど部に、一
    方の縁部の縁端と上端との交点から該一方の縁部の縁端
    に沿って略々60mm以上の一辺および該交点から上端
    に沿って少なくとも葛三つ折り状の折曲部の形成に必要
    な距離の他の一辺、並びに、該一辺の対辺および該他の
    一辺の対辺とから形成される四角形部分を切除して形設
    した切り欠き部と、切り欠き部を除いた一方の縁部の膨
    出部分に葛三つ折り状に形設した折曲部と、金属板の他
    方の縁部には、他方の縁部の縁端に並行して、かつ、一
    方の縁部の折曲部と同一面側に突出して列設した所要個
    の逆止突子と、を備えてなることを特徴とする冷媒管お
    よび保温筒の保護筒。
  2. 【請求項2】 一方の縁部の縁端と上端とが交差してな
    すかど部に形設された切り欠き部が、略直角四角形に切
    除して形設した切り欠き部である請求項1記載の冷媒管
    および保温筒の保護筒。
  3. 【請求項3】 一方の縁部の縁端と上端とが交差してな
    すかど部に形設された切り欠き部のうちの略々60mm
    以上の一辺の縁端と、一方の縁部の膨出部分に葛三つ折
    り状に形設した後の折曲部縁端とを略一直線に形設して
    なる請求項1および請求項2記載の冷媒管および保温筒
    の保護筒。
  4. 【請求項4】 一方の縁部の縁端と上端とが交差してな
    すかど部に形設された切り欠き部のうちの略々60mm
    以上の一辺と上端とが交差してなすかど部に、その交点
    から夫々5乃至20mmの一辺と、5乃至20mmの一
    辺との二辺によって形成される三角形の部分を切除した
    面取り部を形設してなる請求項1乃至請求項3記載の冷
    媒管および保温筒の保護筒。
JP1993074735U 1993-12-29 1993-12-29 冷媒管および保温筒の保護筒 Expired - Lifetime JP2598240Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993074735U JP2598240Y2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 冷媒管および保温筒の保護筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993074735U JP2598240Y2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 冷媒管および保温筒の保護筒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0742896U true JPH0742896U (ja) 1995-08-11
JP2598240Y2 JP2598240Y2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=13555797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993074735U Expired - Lifetime JP2598240Y2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 冷媒管および保温筒の保護筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2598240Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2598240Y2 (ja) 1999-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7394017B2 (en) Armoring sheet for wire harness and method of attaching the same
US4896402A (en) Cable tie
US7887097B2 (en) Coupling device for a motor vehicle fluid circuit
ES2555629T3 (es) Dispositivo para unir al menos un artículo
MX2011008164A (es) Banda de extremo libre.
JPH0742896U (ja) 冷媒管および保温筒の保護筒
JP3400723B2 (ja) アースジョイントコネクタとアース用端子金具の取付け構造
US4129926A (en) Fastening clip
JP2001126819A (ja) コネクタのシェル構造
JP3304756B2 (ja) 管に被覆した保温材を保護するための保護カバー
JP3125704B2 (ja) コルゲートチューブ
US4009895A (en) Knock-down duct collar
EP1168501A1 (en) A terminal fitting
JP2851608B2 (ja) パイプ連結具
EP0340951B1 (en) Electrical terminal
JP4430994B2 (ja) ワイヤハーネスの組付構造
JPH0465250B2 (ja)
JP7201409B2 (ja) クランプ部材、およびクランプ部材付き電気融着継手
US7261604B2 (en) Electrical terminal element
JP4227705B2 (ja) 排気管用遮熱材の固定方法
JP2000283381A (ja) 管保温材の保護カバー
JP3926022B2 (ja) 結束バンド
JP2019110749A (ja) ワイヤハーネスの端末保護材、ワイヤハーネス、及びこれを用いた保護方法
JPH0531136Y2 (ja)
JPS6344370Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604

Year of fee payment: 10