JPH0742437B2 - ポリオレフィン系樹脂用コーティング組成物 - Google Patents

ポリオレフィン系樹脂用コーティング組成物

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JPH0742437B2
JPH0742437B2 JP3113876A JP11387691A JPH0742437B2 JP H0742437 B2 JPH0742437 B2 JP H0742437B2 JP 3113876 A JP3113876 A JP 3113876A JP 11387691 A JP11387691 A JP 11387691A JP H0742437 B2 JPH0742437 B2 JP H0742437B2
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propylene
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butene
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茂樹 日笠
賢太郎 登
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリオレフィン系樹脂成
形品の表面を塗装する場合や、またポリオレフィン系樹
脂に他の基材を接着する場合に密着力を向上させる目的
で有機溶剤に溶解させて使用するコーティング組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹
脂は優れた性質を持ち価格が安いことから、家庭電化製
品や自動車部品等に多量に使用されている。しかし、ポ
リオレフィン系樹脂は無極性であるため、塗装や接着が
困難であるという欠点を有している。
【0003】このような欠点を解決するために、従来、
ポリオレフィン系樹脂成形品の塗装や接着の前にポリオ
レフィン系樹脂成形品表面に火炎処理,コロナ放電処理
やプラズマ処理等の処理を施し付着性を向上させること
が行われていたが、処理操作が煩雑な上複雑な形状の物
では均一な処理が難しく実用性に欠けている。
【0004】また、塩素化変性ポリオレフィンを主成分
とするプライマー組成物が提案されており、例えば特公
昭50-10916号公報、特開昭57-36128号公報、特公昭63-3
6624号公報等に開示されている。しかし、これらの塩素
化物からなるプライマーは、ポリオレフィンに対する付
着性は優れているものの耐候性や耐溶剤性に劣るという
共通した欠点があり、その用途が限定される場合があ
る。
【0005】一方、ポリオレンフィンに付着性のある塩
素化物ではない各種のプライマー組成物が提案されてい
る。例えば、特公昭62-21027号公報にはプロピレン−エ
チレン共重合体にマレイン酸またはその無水物をグラフ
ト共重合したプライマー組成物が開示されているが、こ
のものは溶剤に対する溶解性が劣るため保存時に粒状の
非溶解物が生成し、これが原因となって塗装した塗膜に
凹凸が生じ外観を著しく損じたり付着性にバラツキが生
じたり、スプレー塗布性が極端に悪化したりするという
欠点がある。また、特開昭 58-185655号公報にはプロピ
レン−α−オレフィン共重合体にα、β−不飽和ジカル
ボン酸をグラフト共重合したものを含有する塗料用組成
物が開示されているが、その実施例にはプロピレン−エ
チレン共重合体の例しか示されておらず前記のものと同
様の欠点がある上に、他の樹脂と相溶性に欠けるために
実用性はほとんど無いのが実情である。
【0006】また、特開平2-6513号公報にプロピレン−
エチレン−α−オレフィン共重合体に不飽和カルボン酸
またはその誘導体をグラフト重合させた変性重合体が開
示されているが、これは有機溶剤への溶解性がほとんど
無く、本発明の用途のコーティング組成物には使えない
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにポリオレ
フィンに塗装や接着を行うためにはプライマー処理を施
すことが現実的ではあるが、いずれの技術も欠点を有し
ておりポレオレフィンに対する密着性、耐候性、樹脂の
溶剤への溶解性、保存安定性、スプレー塗布性等の要求
性能をバランス良く満たすものは無かった。
【0008】そこで、本発明者らは特願平2-234848号に
おいてこのような問題点を解決しポリオレフィン系樹脂
の塗装性や接着性を改善でき、かつトルエン・キシレン
等の有機溶剤への溶解性のよいコーティング組成物とし
てプロピレン−ブテン共重合体にα、β−不飽和ジカル
ボン酸またははその誘導体をグラフト共重合した特定の
分子量の樹脂を含有する組成物を提案した。しかし、用
途の多様化に伴いこのものは有機溶剤への溶解性やゴム
成分が多量に配合されたポリプロピレン系樹脂に対する
密着性や低温における耐衝撃性に改善の余地があること
がわかった。本発明はこのような問題点を解決しポリオ
レフィン系樹脂の塗装性や接着性を改善できるコーティ
ング組成物を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
種々研究の結果本発明に到達した。すなわち、プロピレ
ン−ブテン−エチレン共重合体にα、β−不飽和ジカル
ボン酸またはその誘導体を 0.1ないし15重量%グラフト
共重合した樹脂であって、その数平均分子量が3000ない
し 16000である樹脂を含有することを特徴とするポリオ
レフィン系樹脂用コーティング組成物により前記目的は
達成された。
【0010】本発明のコーティング組成物の原料である
プロピレン−ブテン−エチレン共重合体は、プロピレン
を主成分にブテン−1とエチレンを共重合したものであ
り、ブロック共重合体よりランダム共重合体が望まし
い。プロピレン成分の役割は55ないし85モル%が望まし
く、55モル%未満ではポリオレフィンへの付着性が低下
し、85モル%を越えると得られた樹脂の溶剤への溶解性
が劣るようになる。ブテン成分の割合は5ないし40モル
%が望ましく、5モル%未満でも40モル%を越えても得
られた樹脂の溶剤への溶解性が劣るようになる。エチレ
ン成分の割合は1ないし10モル%が望ましく、1モル%
未満ではゴム成分が多量に配合されたポリプロピレン系
樹脂に対する密着性や低温における耐衝撃性が低下し、
10モル%を越えると得られた樹脂が粘着性を持つように
なり望ましくない。
【0011】プロピレン−ブテン−エチレン共重合体に
グラフト共重合するα、β−不飽和ジカルボン酸または
その誘導体とは、α、β−不飽和ジカルボン酸の他に
α、β−不飽和ジカルボン酸の酸無水物やそのエステル
等のことをいい、例えばマレイン酸、フマル酸、イタコ
ン酸、シトラコン酸、アリルコハク酸、メサコン酸、ア
コニット酸、これらの酸無水物、またはこれらのアルキ
ルエステルが挙げられる。α、β−不飽和ジカルボン酸
またはその誘導体をグラフト共重合する量は 0.1ないし
15重量%が好ましく、 0.1重量%未満では得られた樹脂
の上塗り塗料に対する密着性が悪く、15重量%を越える
とポリオレフィンに対する密着性が悪くなるばかりかグ
ラフト効率が悪くなって不経済である。特に好ましくは
1ないし10重量%である。また、α、β不飽和ジカルボ
ン酸またはその誘導体をグラフト共重合した樹脂の数平
均分子量は3000ないし 16000が好ましく、3000未満では
凝集力が不足して密着力が悪くなり、 16000を越えると
溶剤に対する溶解性が悪くなりまた他樹脂との相溶性が
悪くなって好ましくない。特に好ましくは8000ないし 1
6000である。分子量をこの範囲にするためには、原料の
分子量やグラフト反応を行なうときの条件をコントロー
ルすることで可能である。なお、ここで分子量とは数平
均分子量のことをいい、 GPC(ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー)で測定しポリスチレン換算で表した
値である
【0012】プロピレン−ブテン−エチレン共重合体に
α、β−不飽和ジカルボン酸またはその誘導体をグラフ
ト共重合する方法は、プロピレン−ブテン−エチレン共
重合体をキシレン等の有機溶剤に加熱溶解させラジカル
発生剤の存在下に反応させる方法(溶液法)や、プロピ
レン−ブテン−エチレン共重合体を融点以上に加熱溶融
させてラジカル発生剤の存在下で反応させる方法(溶融
法)等、公知の方法によって行なうことができる。溶液
法では有機溶剤としてトルエン、キシレン等の芳香族系
溶剤を使うことが好ましく、反応温度は100ないし1
80℃で行ない、この方法は副反応が少なく均一なグラ
フト共重合体を得ることができるという特徴がある。溶
融法の場合にはバンバリーミキサー、ニーダー、押出し
機と等を使用し、原料樹脂の融点以上300℃以下の温
度で反応させ、操作が簡単である上短時間で反応を終了
させることができる。
【0013】反応に用いるラジカル発生剤は公知のもの
の中から適宜選択することができるが、特に有機過酸化
物が好ましい。有機過酸化物としては、例えばベンゾイ
ルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ラウロイ
ルパーオキサイド、2,5−ジメチルー2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)−ヘキシン−3、ジ−t−ブチル
パーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、
t−ブチルパーオキシベンゾエート、クメンハイドロパ
ーオキサイド等が挙げられる。
【0014】原料であるプロピレン−ブテン−エチレン
共重合体の分子量が2〜3万であれば、α、β−不飽和
ジカルボン酸またはその誘導体は前述の方法でグラフト
共重合すればよい。α、β−不飽和ジカルボン酸または
その誘導体を有機過酸化物を用いてグラフト共重合する
場合分子量はある程度低下するので、グラフト共重合し
た樹脂の分子量を3000ないし 16000の範囲におさめるこ
とは反応条件のコントロールで容易である。原料の分子
量が2〜3万以上であれば、グラフト共重合に先立って
原料の分子量を公知の方法で下げてからグラフト共重合
を行う。
【0015】α、β−不飽和ジカルボン酸またはその誘
導体をグラフト共重合したプロピレン−ブテン−エチレ
ン共重合体はコーティング組成物として使用するために
トルエン、キシレン、MEK、酢酸エチル、ヘキサン等
の有機溶剤あるいはこれらの混合溶剤に溶解させて使用
に供する。有機溶剤としてはトルエン、キシレン等の芳
香族系溶剤を使用することが好ましい。その場合、有機
溶剤に10重量%以上の固形分濃度で溶解させて用いるこ
とが作業性の面から不可欠であり、本発明のコーティン
グ組成物は有機溶剤に対する溶解性が優れているので10
重量%以上の固形分濃度でも何等問題なく使用すること
ができる。また有機溶剤の使用量を減らせるので安全衛
生上好ましく、今後予想される有機溶剤等の揮発性成分
の規制にも有利である。
【0016】本発明において得られた樹脂はポリオレフ
ィンに対する密着性、耐候性、耐溶剤性、有機溶剤に対
する溶解性、保存安定性、スプレー塗布性、他樹脂との
相溶性が良好であり、さらにゴム成分が多量に配合され
たポリプロピレン系樹脂に対する密着性や低温における
耐衝撃性に優れ、ポリオレフィン系樹脂成型品の塗装や
接着の際のプライマーとして好適である。本発明の組成
物の有機溶剤溶液をそのまま用いても良く、また公知の
方法により顔料と混練して用いることもできる。さら
に、本発明の組成物と塗料用樹脂と顔料を練り合わせて
塗料を調整し、ポリオレフィン系樹脂成型品にプライマ
ー無しで直接塗装することも可能である。また、ポリオ
レフィンフィルムに対するコーティング材として優れて
おり、インキ用樹脂として用いることもできる。
【0017】また、オレフィン系樹脂、アクリル系樹
脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、アルキド系樹脂
等の他の樹脂を添加しても良く、必要に応じて紫外線吸
収剤、酸化防止剤等の添加剤を加えることも差し支えな
い。なお、本発明におけるポリオレフィン系樹脂とはポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共
重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体等をい
うが、本発明のコーティング組成物はポリオレフィン系
樹脂以外のプラスチックに適用することも可能である。
【0018】
【作用】本発明のポリオレフィン系樹脂用コーティング
組成物は特定のプロピレン−ブテン−エチレン共重合体
を原料にしてα、β−不飽和ジカルボン酸またはその誘
導体をグラフト共重合しているので、ポリオレフィンに
対する密着性が良く特にゴム成分が多量に配合されたポ
リプロピレン系樹脂に対する密着性に優れているほか低
温における耐衝撃性にも優れている。また、本発明の変
性により有機溶剤に対する溶解性が向上し、さらにコー
ティング組成物として要求される性能を満たすことがで
きる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが本発明はこれによって限定されるものではない。
【0020】実施例 1 攪拌機、冷却管および滴下ロートを取り付けた四口フラ
スコ中でプロピレン−ブテン−エチレン共重合体(プロ
ピレン成分68モル%、ブラン成分24モル%、エチレン成
分8モル%、数平均分子量 23000) 100gをキシレン 4
00gに加熱溶解させた後、系の温度を 140℃に保って攪
拌しながら無水マレイン酸10gとジクミルパーオキサイ
ド3gをそれぞれ3時間かけて滴下させ、その後3時間
反応させた。反応後室温まで冷却した後、反応物を大量
のアセトン中に投入して精製し、グラフト量 5.2%のグ
ラフト共重合体を得た。 GPCにより分子量を測定すると
数平均分子量は8000であった。これをトルエンに20重量
%の濃度で溶解し液の性状と貯蔵安定性をみた。結果を
表1に示した。
【0021】数平均分子量の測定は東ソー(株)製HLC-
8020にカラム TSK-GELを付け、試料を THF(テトラヒド
ロフラン)に溶解して40℃で測定し、ポリスチレン標準
試料で作成した検量線から分子量を求めた。
【0022】貯蔵安定性は20%トルエン溶液を3ヵ月間
室温で放置して溶液の状態を観察し、変化のないものを
良好、また不溶解物が多量に生成したものを不良として
表わした。
【0023】実施例2〜5 実施例1と同様にしてプロピレン−ブテン−エチレン共
重合体のグラフト反応を行ないコーティング組成物用樹
脂を得た。原料の組成、グラフト物の種類とグラフト
量、得られた樹脂のトルエン溶液の性状と貯蔵安定性を
表1に示した。
【0024】比較例 1〜4 第1表に示した原料と条件で実施例1と同様にして変性
樹脂を得た。得られた樹脂のトルエン溶液の性状と貯蔵
安定性を表1に示した。
【0025】
【表1】
【0026】実施例 6〜10 実施例1〜5で得た樹脂 350g(20重量%トルエン溶
液)と酸化チタン30gを混合しサンドミルにて1時間顔
料を分散させた後、トルエンで適当な粘度に希釈して、
トルエンで表面の脱脂を行ったポリプロピレン系樹脂板
にスプレー塗布した。約10分間室温で放置乾燥した後、
二液型ウレタン系塗料をスプレー塗布し、10分間室温で
放置した。次に、熱風乾燥機を用いて80℃で30分間強制
乾燥した。得られた塗装板を室温で7日間放置した後塗
膜の試験を行った。結果を表2に示した。
【0027】比較例 5〜8 比較例1〜4で得た樹脂(比較例1〜3は10重量%トル
エン溶液)を用いて実施例6〜10と同様な方法で塗装板
を作成し塗膜の試験を行った。結果を表2に示した。
【0028】なお、試験方法は次の通りである。 塗膜の外観 塗膜の外観を目視にて観察した。
【0029】付着性 塗膜表面にカッターで素地に達する切れ目をいれて1mm
間隔で 100個のゴバン目を作り、その上にセロハン粘着
テープを密着させて 180度方向に引き剥し、残存するゴ
バン目の数を数えた。
【0030】耐ガソリン性 塗膜表面に素地に達する切れ目を入れ、レギュラーガソ
リンに4時間浸漬後、塗膜の状態を目視にて観察した。
【0031】耐湿性 50℃、相対湿度95%以上の雰囲気に10日間放置した後、
塗膜の状態を目視にて観察した。
【0032】耐水性 50℃の温水に10日間浸漬した後、塗膜の状態を目視にて
観察した。
【0033】対衝撃性 デュポン式衝撃試験機で 0.5kgの荷重を50cmの高さから
落下させ塗膜の状態を観察した。温度−20℃。
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】本発明において得られた樹脂はポリオレ
フィンに対する密着性が優れているのはもちろんのこ
と、有機溶剤に対する溶解性が良好であり、特にトルエ
ンやキシレン等の芳香族系溶剤に対しては室温で30重
量%以上の溶解性を示す。このような溶解性が良好な樹
脂をコーティング組成物とすることにより、保存時に粒
状の非溶解物が生成することがなく塗料として使用した
場合に平滑な塗膜を得ることができる。また、スプレー
塗布性が良好であるので均一に塗布される結果付着性の
バラツキが無く安定した性能を得ることができる。さら
に、ゴム成分が多量に配合されたポリプロピレン系樹脂
に対する密着性や低温における耐衝撃性が改善され、自
動車の部品の塗装等のプライマーとして優れている。ま
た、他樹脂との相溶性が良好であり、コーティング組成
物として応用範囲が広い。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロピレン−ブテン−エチレン共重合体
    にα、β−不飽和ジカルボン酸またはその誘導体を 0.1
    ないし15重量%グラフト共重合した樹脂であって、その
    数平均分子量が3000ないし 16000である樹脂を含有する
    ことを特徴とするポリオレフィン系樹脂用コーティング
    組成物。
  2. 【請求項2】 プロピレン−ブテン−エチレン共重合体
    のプロピレン成分が55ないし85モル%である請求項1記
    載のポリオレフィン系樹脂用コーティング組成物。
  3. 【請求項3】 プロピレン−ブテン−エチレン共重合体
    のブテン成分が5ないし40モル%、エチレン成分が1な
    いし10モル%である請求項1または2記載のポリオレフ
    ィン系樹脂用コーティング組成物。
  4. 【請求項4】 前記のグラフト共重合した樹脂を有機溶
    剤に10重量%以上溶解させた請求項1、2または3記載
    のポリオレフィン系樹脂用コーティング組成物。
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