JPH0742137Y2 - プローブ装置 - Google Patents
プローブ装置Info
- Publication number
- JPH0742137Y2 JPH0742137Y2 JP2036890U JP2036890U JPH0742137Y2 JP H0742137 Y2 JPH0742137 Y2 JP H0742137Y2 JP 2036890 U JP2036890 U JP 2036890U JP 2036890 U JP2036890 U JP 2036890U JP H0742137 Y2 JPH0742137 Y2 JP H0742137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- probe
- measurement
- cable
- measurement cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Leads Or Probes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、オシロスコープやロジックアナライザなどで
用いられるプローブ装置に関し、詳しくは、信号ケーブ
ルの着脱に伴う操作性の改善に関するものである。
用いられるプローブ装置に関し、詳しくは、信号ケーブ
ルの着脱に伴う操作性の改善に関するものである。
〈従来の技術〉 一般にオシロスコープによる波形観測は、オシロスコー
プのBNCタイプの入力コネクタに高入力インピーダンス
を有するプローブを接続して行われることが多い。
プのBNCタイプの入力コネクタに高入力インピーダンス
を有するプローブを接続して行われることが多い。
ところが、このようなプローブを用いた測定中におい
て、ある特性インピーダンス(例えば50Ω)を有する測
定ケーブルで伝送される信号を一時的に測定したいこと
がある。
て、ある特性インピーダンス(例えば50Ω)を有する測
定ケーブルで伝送される信号を一時的に測定したいこと
がある。
従来、このような割込測定にあたっては、その都度プロ
ーブをオシロスコープの入力コネクタから外し、 1)オシロスコープの入力コネクタが高入力インピーダ
ンスの場合には測定ケーブルの特性インピーダンスに応
じたインピーダンス終端器を介して測定ケーブルの端部
のコネクタをオシロスコープの入力コネクタに接続する 2)オシロスコープの入力コネクタの入力インピーダン
スが高入力インピーダンスと測定ケーブルの特性インピ
ーダンスに応じた値に設定できる場合には入力インピー
ダンスを測定ケーブルの特性インピーダンスに切り換え
て測定ケーブルの端部のコネクタをオシロスコープの入
力コネクタに接続する ことが行われている。
ーブをオシロスコープの入力コネクタから外し、 1)オシロスコープの入力コネクタが高入力インピーダ
ンスの場合には測定ケーブルの特性インピーダンスに応
じたインピーダンス終端器を介して測定ケーブルの端部
のコネクタをオシロスコープの入力コネクタに接続する 2)オシロスコープの入力コネクタの入力インピーダン
スが高入力インピーダンスと測定ケーブルの特性インピ
ーダンスに応じた値に設定できる場合には入力インピー
ダンスを測定ケーブルの特性インピーダンスに切り換え
て測定ケーブルの端部のコネクタをオシロスコープの入
力コネクタに接続する ことが行われている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、このような従来の構成によれば、測定ケーブル
とプローブを着脱交換したり、オシロスコープの入力コ
ネクタの入力インピーダンスを切換操作しなければなら
ず、操作性が悪い。
とプローブを着脱交換したり、オシロスコープの入力コ
ネクタの入力インピーダンスを切換操作しなければなら
ず、操作性が悪い。
本考案は、このような問題点に着目したものであり、そ
の目的は、プローブを接続した状態で必要に応じて測定
ケーブルを接続することにより測定ケーブルで伝送され
る信号の測定が所定の特性インピーダンスで終端された
状態で行えるプローブ装置を提供することにある。
の目的は、プローブを接続した状態で必要に応じて測定
ケーブルを接続することにより測定ケーブルで伝送され
る信号の測定が所定の特性インピーダンスで終端された
状態で行えるプローブ装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、 測定装置の入力コネクタに着脱される第1のコネクタ
と、 測定ケーブルの特性インピーダンスに適合した所望の終
端抵抗器が接続され、測定ケーブル端部のコネクタが着
脱される少なくとも1個の第2のコネクタと、 高入力インピーダンスを有するプローブのケーブルが接
続されるプローブ回路と、 第2のコネクタの近傍に突出するように取り付けられ、
測定ケーブル端部のコネクタの着脱に連動して移動する
移動部材と、 この移動部材の移動に連動して、第2のコネクタまたは
プローブ回路の出力端子を選択的に第1のコネクタに接
続する切換スイッチ、 とで構成されたことを特徴とする。
と、 測定ケーブルの特性インピーダンスに適合した所望の終
端抵抗器が接続され、測定ケーブル端部のコネクタが着
脱される少なくとも1個の第2のコネクタと、 高入力インピーダンスを有するプローブのケーブルが接
続されるプローブ回路と、 第2のコネクタの近傍に突出するように取り付けられ、
測定ケーブル端部のコネクタの着脱に連動して移動する
移動部材と、 この移動部材の移動に連動して、第2のコネクタまたは
プローブ回路の出力端子を選択的に第1のコネクタに接
続する切換スイッチ、 とで構成されたことを特徴とする。
〈作用〉 第2のコネクタに測定ケーブルが接続されていない状態
では移動部材は初期位置から移動せず、第1のコネクタ
には切換スイッチを介してプローブ回路の出力端子が接
続された状態になる。
では移動部材は初期位置から移動せず、第1のコネクタ
には切換スイッチを介してプローブ回路の出力端子が接
続された状態になる。
一方、第2のコネクタに測定ケーブルが接続されると移
動部材は初期位置から移動して切換スイッチを駆動し、
第1のコネクタには切換スイッチを介して第2のコネク
タが接続される。
動部材は初期位置から移動して切換スイッチを駆動し、
第1のコネクタには切換スイッチを介して第2のコネク
タが接続される。
すなわち、測定ケーブルの端部のコネクタの着脱に連動
して第1のコネクタにはプローブ回路の出力端子または
第2のコネクタが自動的に選択接続されることになり、
測定装置の入力インピーダンスを選択設定することなく
能率良く測定を行うことができる。
して第1のコネクタにはプローブ回路の出力端子または
第2のコネクタが自動的に選択接続されることになり、
測定装置の入力インピーダンスを選択設定することなく
能率良く測定を行うことができる。
〈実施例〉 以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す外観図、第2図は第1
図の内部構成図、第3図は第2図の等価回路図である。
図において、一方の側板1には図示しない測定装置の入
力コネクタに着脱される第1のコネクタ2が取り付けら
れている。他方の側板3には図示しない測定ケーブルの
端部のコネクタが着脱される第2のコネクタ4が取り付
けられるとともに、高入力インピーダンスを有するプロ
ーブのケーブル5が取り付けられている。また、第2の
コネクタ4の近傍には移動部材6の端部が突出する穴7
が設けられている。移動部材6の側板3近傍の端部外周
には移動範囲を規制するストッパ8が設けられている。
移動部材6の途中部分は基板9に取り付けられたL字形
の支持部材10で移動可能に支持されている。基板9には
切換スイッチ11およびプローブの周波数特性を補償する
プローブ回路12が実装されるとともに、構成部品間を第
3図のように接続する複数の配線パターンが形成されて
いる。切換スイッチ11の駆動体13は移動部材6の他端と
対向するように形成されていて、第2のコネクタ4に何
も接続されない通常の状態では移動部材6を側板3側に
付勢している。第2のコネクタ4の中心導体とアース電
位点の間には測定ケーブルのの特性インピーダンス(例
えば50Ω)に適合した所望の終端抵抗器14が接続されて
いる。
図の内部構成図、第3図は第2図の等価回路図である。
図において、一方の側板1には図示しない測定装置の入
力コネクタに着脱される第1のコネクタ2が取り付けら
れている。他方の側板3には図示しない測定ケーブルの
端部のコネクタが着脱される第2のコネクタ4が取り付
けられるとともに、高入力インピーダンスを有するプロ
ーブのケーブル5が取り付けられている。また、第2の
コネクタ4の近傍には移動部材6の端部が突出する穴7
が設けられている。移動部材6の側板3近傍の端部外周
には移動範囲を規制するストッパ8が設けられている。
移動部材6の途中部分は基板9に取り付けられたL字形
の支持部材10で移動可能に支持されている。基板9には
切換スイッチ11およびプローブの周波数特性を補償する
プローブ回路12が実装されるとともに、構成部品間を第
3図のように接続する複数の配線パターンが形成されて
いる。切換スイッチ11の駆動体13は移動部材6の他端と
対向するように形成されていて、第2のコネクタ4に何
も接続されない通常の状態では移動部材6を側板3側に
付勢している。第2のコネクタ4の中心導体とアース電
位点の間には測定ケーブルのの特性インピーダンス(例
えば50Ω)に適合した所望の終端抵抗器14が接続されて
いる。
このような構成のプローブ装置を使用した測定操作を説
明する。
明する。
測定モードは、プローブによる測定と測定ケーブルによ
る測定の2つに分けられる。なお、測定にあたっては、
第1のコネクタ1を図示しない測定装置の入力コネクタ
に接続する。
る測定の2つに分けられる。なお、測定にあたっては、
第1のコネクタ1を図示しない測定装置の入力コネクタ
に接続する。
a)プローブによる測定 プローブによる測定では第2のコネクタ4は開放されて
いる。この状態で、移動部材6は第2図に示すように切
換スイッチ11の駆動体13で側板3側に付勢される。電気
的な接続は、第3図のように第1のコネクタ1には切換
スイッチ11を介してプローブ回路12の出力端子が接続さ
れることになる。
いる。この状態で、移動部材6は第2図に示すように切
換スイッチ11の駆動体13で側板3側に付勢される。電気
的な接続は、第3図のように第1のコネクタ1には切換
スイッチ11を介してプローブ回路12の出力端子が接続さ
れることになる。
これにより、図示しない測定装置にはプローブを介して
測定信号が入力されることになる。
測定信号が入力されることになる。
b)測定ケーブルによる測定 測定ケーブルによる測定にあたっては、第1のコネクタ
1を図示しない測定装置の入力コネクタに接続した状態
で第2のコネクタ4に図示しない測定ケーブルの端部の
コネクタを接続する。移動部材6は測定ケーブルの端部
のコネクタの端面で押圧され、駆動体13の付勢力に対抗
する方向に駆動される。この結果、切換スイッチ11の可
動接点は第3図の状態から第2のコネクタ4側に切り換
えられる。
1を図示しない測定装置の入力コネクタに接続した状態
で第2のコネクタ4に図示しない測定ケーブルの端部の
コネクタを接続する。移動部材6は測定ケーブルの端部
のコネクタの端面で押圧され、駆動体13の付勢力に対抗
する方向に駆動される。この結果、切換スイッチ11の可
動接点は第3図の状態から第2のコネクタ4側に切り換
えられる。
これにより、図示しない測定装置には測定ケーブルを介
して第2のコネクタ4から測定信号が入力されることに
なる。
して第2のコネクタ4から測定信号が入力されることに
なる。
このように構成することにより、必要に応じて測定ケー
ブルを接続することによって自動的に測定ケーブルを介
して測定装置に測定信号が特性インピーダンスで終端さ
れた状態で入力されることになり、従来のようなプロー
ブと測定ケーブルの着脱交換や入力インピーダンスの切
換操作も不要になることから、実験などを能率よく行え
る。
ブルを接続することによって自動的に測定ケーブルを介
して測定装置に測定信号が特性インピーダンスで終端さ
れた状態で入力されることになり、従来のようなプロー
ブと測定ケーブルの着脱交換や入力インピーダンスの切
換操作も不要になることから、実験などを能率よく行え
る。
なお、上記実施例では測定ケーブルの特性インピーダン
スが50Ωの例を説明したが、例えば75Ωでもよい。
スが50Ωの例を説明したが、例えば75Ωでもよい。
また、第2のコネクタとして特性インピーダンスの異な
る複数個を設けておき、測定ケーブルの特性インピーダ
ンスに応じて適合するコネクタに接続するようにしても
よい。
る複数個を設けておき、測定ケーブルの特性インピーダ
ンスに応じて適合するコネクタに接続するようにしても
よい。
また、測定装置はオシロスコープに限るものではなく、
その他の波形測定器にも有効である。
その他の波形測定器にも有効である。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、プローブを接続
した状態で必要に応じて測定ケーブルを接続することに
より測定ケーブルで伝送される信号の測定が所定の特性
インピーダンスで終端された状態で行えるプローブ装置
が実現でき、実用上の効果は大きい。
した状態で必要に応じて測定ケーブルを接続することに
より測定ケーブルで伝送される信号の測定が所定の特性
インピーダンスで終端された状態で行えるプローブ装置
が実現でき、実用上の効果は大きい。
第1図は本考案の一実施例を示す外観図、第2図は第1
図の内部構成図、第3図は第2図の等価回路図である。 1,3……側板、2,4……コネクタ、5……プローブケーブ
ル、6……移動部材、7……穴、8……ストッパ、9…
…基板、10……支持部材、11……切換スイッチ、12……
プローブ回路、13……駆動体。
図の内部構成図、第3図は第2図の等価回路図である。 1,3……側板、2,4……コネクタ、5……プローブケーブ
ル、6……移動部材、7……穴、8……ストッパ、9…
…基板、10……支持部材、11……切換スイッチ、12……
プローブ回路、13……駆動体。
Claims (1)
- 【請求項1】測定装置の入力コネクタに着脱される第1
のコネクタと、 測定ケーブルの特性インピーダンスに適合した所望の終
端抵抗器が接続され、測定ケーブル端部のコネクタが着
脱される少なくとも1個の第2のコネクタと、 高入力インピーダンスを有するプローブのケーブルが接
続されるプローブ回路と、 第2のコネクタの近傍に突出するように取り付けられ、
測定ケーブル端部のコネクタの着脱に連動して移動する
移動部材と、 この移動部材の移動に連動して、第2のコネクタまたは
プローブ回路の出力端子を選択的に第1のコネクタに接
続する切換スイッチ、 とで構成されたことを特徴とするプローブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2036890U JPH0742137Y2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | プローブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2036890U JPH0742137Y2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | プローブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03110371U JPH03110371U (ja) | 1991-11-12 |
JPH0742137Y2 true JPH0742137Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31523458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2036890U Expired - Lifetime JPH0742137Y2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | プローブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742137Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8513956B2 (en) * | 2010-07-26 | 2013-08-20 | Mettler-Toledo Thornton, Inc. | Calibration of conductivity measurement system |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP2036890U patent/JPH0742137Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03110371U (ja) | 1991-11-12 |
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