JPH06138144A - 高周波回路用プローブ - Google Patents

高周波回路用プローブ

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JPH06138144A
JPH06138144A JP29344992A JP29344992A JPH06138144A JP H06138144 A JPH06138144 A JP H06138144A JP 29344992 A JP29344992 A JP 29344992A JP 29344992 A JP29344992 A JP 29344992A JP H06138144 A JPH06138144 A JP H06138144A
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JP
Japan
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terminal pin
probe
tip
pin
attachment
Prior art date
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Pending
Application number
JP29344992A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takami
昌之 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、回路基板上の突出部にGN
D端子ピンをあてた場合でもずれにくく、安定性、作業
性が良好で、ショートのおそれもない高周波回路用プロ
ーブを提供することにある。 【構成】この発明は、先端が凸形状のグランド端子ピン
と、このグランド端子ピンの先端部に着脱自在に設けら
れ、ピン先端の凸形状を凹形状に変換するアタッチメン
トとを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オシロスコープ等で
用いる高周波回路用プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路の設計開発、特にメガヘルツ以
上の周波数で動作するアナログ、デジタル回路の開発に
際して最もポピュラーな計測器として、時間波形を観測
するためのオシロスコープがある。このオシロスコープ
の使用法にあっては、回路完成時にはコネクタ付ケーブ
ルを基板の信号入出力端子に接続して観測し、開発、試
作時にはプローブを基板上の所望の位置にあてて観測す
るのが一般的である。
【0003】プローブで回路にアクセスする場合には、
動作している回路の状況を大きく変化させないようにす
るため、回路によりインピーダンス付加容量等のパラメ
ータの適切なものを選択して使用する。
【0004】プローブの構造は、扱う回路の周波数帯に
よって異なり、高周波回路用と低周波回路用に分けられ
る。低周波回路用のプローブはグランド側がワニ口クリ
ップ付コードで構成され、ワニ口クリップで回路基板の
GND端子を挟んでおき、信号検出ピンを所望の検出点
にあてて使用する。これに対し、高周波回路用のプロー
ブはGND接続位置と信号検出位置をあまり離すことが
できないので、図5に示すような構造となっている。
【0005】図5に示す高周波回路用プローブは、数十
メガヘルツから数ギガヘルツ帯の回路での使用を想定し
たもので、信号検出ピン1とGND端子ピン2をハウジ
ング3に取着されている。信号検出ピン1はハウジング
3に固定されるが、GND端子ピン2は信号検出ピン1
と任意の角度が得られるようにハウジング3に可動自在
に固定される。各ピン1,2はそれぞれ同軸ケーブル4
を通じてオシロスコープ(図示せず)に接続される。
【0006】尚、高周波回路では一般に信号パターンに
50Ω程度のインピーダンスを持たせているため、ハウ
ジング3の内部において、信号検出ピン1と同軸ケーブ
ル4との間に500Ω程度のインピーダンス素子(図示
せず)が介在されており、オシロスコープ上の振幅は1
/10として観測するようになっている。
【0007】すなわち、上記構造の高周波回路用プロー
ブでは、まず観測したいポイントの近くのGNDパター
ンにGND端子ピン2を接触させ、次に信号検出ピン1
を観測ポイントに接触させるようにして使用する。
【0008】上記のような従来の高周波回路用プローブ
では、近くにGNDとしてスルーホール等の孔がある場
合は、GND端子ピンをその孔に差すことで比較的楽に
接触状態を維持できる。
【0009】しかしながら、図6に示すように回路基板
5に挿入され半田付け固定された電子部品のGNDリー
ド6に接触させるような場合には、GND端子ピン2を
引っ掛ける部分がないため、非常に不安定で作業が容易
でない。また、GND端子ピン2をあてた状態で信号検
出ピン1を信号リードに接触させようとしたとき、GN
D端子ピン2が滑って信号パターンをショートさせてし
まう危険性も高い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の高周波回路用プローブでは、GND端子ピンの先端
が凸形状のため、回路基板上の突出部にGND端子ピン
をあてる場合、非常に不安定で作業性が悪いばかりでな
く、ショートのおそれもある。
【0011】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、回路基板上の突出部にGND端子ピンを
あてた場合でもずれにくく、安定性、作業性が良好で、
ショートのおそれもない高周波回路用プローブを提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係る高周波回路用プローブは、先端が凸形
状のグランド端子ピンと、このグランド端子ピンの先端
部に着脱自在に設けられ、ピン先端の凸形状を凹形状に
変換するアタッチメントとを具備して構成される。
【0013】
【作用】上記構成による高周波回路用プローブでは、グ
ランド端子ピンの先端形状を凹形状に変換し、その凹部
で回路基板上の凸部に接触させるので安定性がよく、作
業性も良好となり、ずれてショートさせるおそれもな
い。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明する。但し、図1において、図3と同一部分
には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分を中心
に説明する。
【0015】図1はこの発明に係る高周波回路用プロー
ブの構成を示すもので、同図(a)は斜視図、同図
(b)は断面図である。GND端子ピン2の先端部には
当該先端部の凸形状を凹形状に変換するアタッチメント
7が装着される。
【0016】このアタッチメント7はGND端子ピン2
より径大の円柱状金属部材で、基端側から長手方向にG
ND端子ピン2を収容する収容部71が形成され、先端
部には凹部72が形成される。収容部71の形成周囲に
は複数(図では2箇所)のスリット73が長手方向に形
成され、収容部71の内面の複数箇所(図では2箇所)
に凸部74が形成される。一方、GND端子ピン2の周
面にはアタッチメント7の内部に形成された凸部74と
係合してアタッチメント7を保持する係合溝21が周面
に沿って形成される。
【0017】上記アタッチメント7の凸部74とGND
端子ピン2の係合溝21は互いにかみ合うようにかつ着
脱を容易にするために、凸部4は椀形状に、係合溝21
はU字形状に形成する。
【0018】すなわち、上記構成のアタッチメント7
は、スリット73によって収容部71の壁面が弾性を有
しており、GND端子ピン2を挿入する際、凸部74が
壁面の弾性によって持ち上がり、ピン2の係合溝21の
位置で元に戻る。GND端子ピン2を抜き取る場合も全
く同様である。これによってアタッチメント7をGND
端子ピン2に簡単に着脱できる。
【0019】アタッチメント7をGND端子ピン2に装
着すれば、ピン先端の凸形状が凹形状に変換されるた
め、回路基板に挿入され半田付け固定された部品のGN
Dリードのような突出部に接触させるような場合でも、
先端の凹部72が確実にその突出部に引っ掛かるため、
安定した状態で作業を行うことができる。また、GND
端子ピン2をあてた状態で信号検出ピン1を接触させよ
うとしたとき、GND端子ピン2が滑ってしまうことも
なく、信号パターンをショートさせてしまう危険性もな
い。
【0020】尚、図1の実施例ではアタッチメント7の
凹部72を軸中心に形成したが、この発明はその構成に
限定されず、例えば図2に示すように、先端部を適当な
角度で斜めに切り、その切断面に凹部を形成するように
すれば、斜め方向から回路基板の突出部に接触させる場
合に、その係合状態を良好にすることができる。
【0021】また、図3に示すように、アタッチメント
7のピン収容部71を貫通させると共に、ピン2側にも
う一つの係合溝22を形成し、ピン2の先端をアタッチ
メント7の先端から突出させた状態と、上記の収容状態
との2位置で係止可能とすれば、回路基板のスルーホー
ル等の凹部にも対応でき、使い勝手が良好となる。
【0022】さらに、上記実施例ではアタッチメント7
の装着にスリット73による弾性力を利用する場合を説
明したが、図4(a)の斜視図及び同図(b)の断面図
に示すように、アタッチメント7の収容部71内面にめ
ねじaを切っておき、GND端子ピン2の先端部周囲に
おねじbをきっておくことで両者を螺合結合させること
も可能である。この構成によれば、GND端子ピンとア
タッチメントとの接触性が良好となり、いっそう効果的
である。
【0023】ここで、図4(a),(b)にも示すよう
に、アタッチメント7を装着する前に、ピン2側にスト
ッパ用のナット8を入れておくと、その位置調整が容易
である。この場合、ピン2の先端からナット8までの長
さL1 をアタッチメント7の長さL2 より長くとれば、
ピン2の先端をアタッチメント7の先端から突出させる
ことができ、短くとればピン2の先端がアタッチメント
7の先端から突出しないようにすることができる。その
他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
も、同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、回路基
板上の突出部にGND端子ピンをあてた場合でもずれに
くく、安定性、作業性が良好で、ショートのおそれもな
い高周波回路用プローブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る高周波回路用プローブの一実施
例を示す斜視図及び断面図。
【図2】同実施例のアタッチメントの他の構成例を示す
斜視図。
【図3】同実施例のアタッチメントの他の構成例を示す
斜視図。
【図4】同実施例のアタッチメントとGND端子ピンを
螺合結合する場合の構成を示す斜視図及び断面図。
【図5】この発明が適用される従来の高周波回路用プロ
ーブの構成を示す斜視図。
【図6】上記高周波回路用プローブが使用される回路基
板の構成例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…信号検出ピン、2…GND端子ピン、21,22…
係合溝、3…ハウジング、4…同軸ケーブル、5…回路
基板、6…GNDリード、7…アタッチメント、71…
収容部、72…凹部、73…スリット、74…凸部、a
…めねじ、b…おねじ、8…ナット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端が凸形状のグランド端子ピンと、この
    グランド端子ピンの先端部に着脱自在に設けられ、ピン
    先端の凸形状を凹形状に変換するアタッチメントとを具
    備する高周波回路用プローブ。
  2. 【請求項2】前記アタッチメントは、前記グランド端子
    ピンより径大の円柱状金属部材で、基端側から長手方向
    に前記グランド端子ピンの先端部を収容する収容部を形
    成し、先端部に凹部を形成してなることを特徴とする請
    求項1記載の高周波回路用プローブ。
  3. 【請求項3】前記アタッチメントは、前記グランド端子
    ピンより径大の円筒状金属部材で、先端部に凹部を形成
    してなり、前記グランド端子ピンを挿入してピン先端が
    前記凹部から突出する状態と突出しない状態とで保持す
    る保持手段を備えることを特徴とする請求項1記載の高
    周波回路用プローブ。
JP29344992A 1992-10-30 1992-10-30 高周波回路用プローブ Pending JPH06138144A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7196532B2 (en) * 2004-06-22 2007-03-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Test probe for semiconductor package
JP2012132736A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Hioki Ee Corp 回路基板検査装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7196532B2 (en) * 2004-06-22 2007-03-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Test probe for semiconductor package
US7471097B2 (en) 2004-06-22 2008-12-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Test probe with planar ground tip extending transversely from the ground barrel for a semiconductor package
JP2012132736A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Hioki Ee Corp 回路基板検査装置

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