JPH0112791Y2 - - Google Patents

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JPH0112791Y2
JPH0112791Y2 JP1983003178U JP317883U JPH0112791Y2 JP H0112791 Y2 JPH0112791 Y2 JP H0112791Y2 JP 1983003178 U JP1983003178 U JP 1983003178U JP 317883 U JP317883 U JP 317883U JP H0112791 Y2 JPH0112791 Y2 JP H0112791Y2
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probe
coaxial cable
screw
conductor
cylindrical body
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は同軸ケーブルの中間部において、そ
の長手方向に対して直角方向に他の同軸ケーブル
や配線基板の回路などを結合させるために用いら
れるT分岐用同軸コネクタに関するものである。
〈従来技術〉 従来のこの種のT分岐用同軸コネクタは例えば
1978年10月17日発行、米国特許第4120554号明細
書に示すように、被接続同軸ケーブルに対し、そ
の長手方向と直角に中心導体をもつプローブを単
純に押込み、その中心導体の先端を同軸ケーブル
の内部導体と接触させ、このプローブを通じて他
の同軸ケーブルその他と被接続同軸ケーブルとを
結合させるものである。更に詳しく述べると、被
接続同軸ケーブルを取付台の予め決められた位置
に配し、その同軸ケーブルを可動部を操作して取
付台に押え付けるようにすると、可動部が移動し
て取付台に取付けられたプローブの先端が同軸ケ
ーブルに対してその側面からこれと直角に挿入さ
れ、その外被、外部導体を順次押し被つて内部導
体に接触するまで移動するものである。或は1981
年5月12日発行の米国特許第4266842号明細書に
示すように、被接続同軸ケーブルを取付台に保持
し、一方プローブの外周にねじを形成し、このプ
ローブを取付台に固定したねじ孔内に螺合させる
ことにより、プローブの先端を同軸ケーブルにつ
き差して内部動体に接触させる。この場合もプロ
ーブの同軸ケーブルに挿入させる部分はねじが切
られてなく、単に押込まれるのみである。
このように従来のT分岐用同軸コネクタにおい
ては、プローブは被接続同軸ケーブルに対してそ
の表面の絶縁被覆部分から内部に単に押し込まれ
るのみであるため、その挿入の過程において被接
続同軸ケーブルの外部導体の一部を内部導体側に
押し込み、このようにして押し込まれた外部導体
が内部導体と接触し、電気的に短絡事故が発生す
るおそれがあつた。またプローブは被接続同軸ケ
ーブルに対して単に押し込まれる構成であるた
め、被接続同軸ケーブルの外部の絶縁被覆が比較
的硬い場合にはプローブを被接続同軸ケーブル内
に押し込むのに可成りの力が必要であつて、場合
によつてはプローブの先端を被接続同軸ケーブル
の内部導体と確実に接触させることができないこ
とがあつた。
〈考案の概要〉 この考案の目的はプローブの装着操作によつて
被接続同軸ケーブルの外部導体を内部導体に接触
させるおそれがないT分岐用同軸コネクタを提供
することにある。
この考案の他の目的はプローブを内部導体に接
触させるための操作に強い力を必要とせず、しか
もその装着操作によつて確実にプローブを内部導
体に対して接触させることができるT分岐用同軸
コネクタを提供することにある。
この考案のT分岐用同軸コネクタにおいては、
長手方向に沿つて取付溝が形成された取付台と、
この取付台に固定され取付溝に沿つた長手方向に
互に対向する側壁を有し、これらの側壁の板面と
直角な底板上に被接続同軸ケーブルが配設される
保持体が設けられる。この保持体には少なくとも
その一方の側壁に対してその板面に直角にプロー
ブ取付円筒体が突出配設され、このプローブ取付
円筒体の内周面には第1のねじが形成される。ま
たこの発明ではプローブが設けられ、このプロー
ブには第1のねじと螺合する第2のねじが形成さ
れ、先端部が被接続同軸ケーブルにその側面側か
ら押し込まれるように構成されている。
以下この考案のT分岐用同軸コネクタをその実
施例に基づき、図面を使用して詳細に説明する。
〈実施例〉 第1図はこの考案のT分岐用同軸コネクタの要
部の構成を示す断面図で、取付台11にその長手
方向に取付溝12が形成され、この取付溝12内
に位置するようにして保持体13がねじ14で取
付台11に固定されている。この保持体13は取
付台11上にその長手方向に配設され、その内周
面に被接続同軸ケーブル15が保持される保持溝
16が形成されている。この保持体13にはその
長手方向の所定の位置において第1、第2の同筒
体17が互に対向する位置で側板に直角に突出形
成されている。
保持体13の上側には突片18が長手方向に突
出して配設され、この突片18と嵌合するような
溝19が形成された蓋体21が保持体13の突片
18と係合し、且つ被接続同軸ケーブル15を被
うようにして配設される。この蓋体21には被接
続同軸ケーブル15の上半部を被うような断面が
ほぼ半円形の保持溝22が形成されている。
このような構成となつているために保持体13
の保持溝16に被接続同軸ケーブル15を配設し
た状態で、被接続同軸ケーブル15の上半部を被
うように蓋体21を取付けることが可能である。
このような組付け状態において、保持体13に対
してねじ具20を使用して蓋体21が締付け固定
される。
第1、第2の円筒体17の内周面にはそれぞれ
ねじピツチP1の第1、第3のねじ25が形成さ
れる。この第1のねじ25−1と螺合するように
して結合プローブ26及び補助プローブ27が第
1、第2の円筒体17に対して取り付けられる。
第1、第2の円筒体17の突出配設された位置に
おいて、被接続同軸ケーブル15の内部導体31
の中心線と直角な中心線を持つ案内孔29,30
が保持体13と蓋体21間に形成される。この案
内孔29,30を通じて結合プローブ26と補助
プローブ27がそれぞれ外部より保持溝16内に
挿入され、その先端部は被接続同軸ケーブル15
に押し込まれる。
結合プローブ26は被接続同軸ケーブル15の
内部導体31を他の同軸ケーブル或は配線基板の
回路などへ接続するためのもので、補助プローブ
27は結合プローブ26の先端を被接続同軸ケー
ブル15の内部導体31に確実に接触保持させる
ために使用される。
結合プローブ26は軸心導体35の外側を囲む
ようにして絶縁体36が取り付けられ、軸心導体
35の被接続同軸ケーブル15側端部は尖端状に
形成される。絶縁体36は被接続同軸ケーブル1
5側においてその径が狭められ、この径が狭めら
れた絶縁体36部分の被接続同軸ケーブル15側
の端部は軸心導体35の端部に合わせて尖端状に
形成され、その端部から軸心導体35の尖端状の
端部が突出配設される。
絶縁体36の広径部分を外側から囲むようにし
て、ほぼ円環状の金属材で形成された外環体38
が絶縁体36に対して固定して取り付けられる。
絶縁体36の被接続同軸ケーブル15と反対側の
端部には絶縁環39が軸心導体35の廻りに取り
付けられ、外環体38と軸心導体35間が絶縁さ
れている。
外環体38の外周面に第1、第2の円筒体17
の内周面に形成された第1のねじ25−1と螺合
するねじ25−2が形成される。また、絶縁体3
6の狭径部の外周面にはねじピツチP2の第2、
第4のねじ41が形成される。この第2のねじの
ピツチP2と第1のねじ25のねじのピツチP1
の間にはP2>P1の関係が設定される。また軸心
導体35及び絶縁体36で形成される円錐状部の
長さh1は、被接続同軸ケーブル15の内部導体3
1の外周面から外部導体42の外周面間距離d1
りも小さく設定される。またねじ41のねじ山は
第2図に示すように三角状とされる。結合プロー
ブ26においては、軸心導体35の被接続同軸ケ
ーブル15と反対側の端部は接続用コンタクトと
され、このコンタクト部分によつて同軸の受栓が
構成される。
補助プローブ27も結合プローブ26とほぼ同
一構成とされ、軸心導体35の被接続同軸ケーブ
ル15と反対側の端部近傍にはつば体45が固定
して取り付けられる。補助プローブ27において
は、その外環体38の被接続同軸ケーブル15と
反対側の端板は中心細孔46を残して閉塞板面と
され、この閉塞板面とつば体45間にスプリング
47が配設される。
被接続同軸ケーブル15の外部導体42が金属
パイプで構成されている場合には、このような同
軸ケーブル15に対し結合プローブ26或は補助
プローブ27を結合させるには、同軸ケーブル1
5を第1図に示したように取付台11の保持溝1
6内に配し、蓋体21で保持溝16内に抑える。
この状態で案内孔29,30を通じて同軸ケーブ
ル15に対し、例えばドリルにより第2図に示す
ように同軸ケーブル15にその外被51、外部導
体42を貫通し、内部導体31及び外部導体42
間の絶縁層52に達する穴53,54をそれぞれ
形成する。
次にこれら穴53,54内にそれぞれ案内孔2
9,30を通じてプローブ26或は27をねじ込
む。この際プローブ26,27の各ねじにより外
部導体42の穴53,54の内周面にめねじが切
られてめねじが形成され、このめねじとプローブ
26或は27の各ねじとの螺合によりプローブ2
6,27が回転されるとプローブ26,27が進
み、同軸ケーブル15の内部導体31にプローブ
26,27の各軸心導体35の先端が互に反対方
向から接触する。この状態でプローブ26,27
の一方が更に回転されると、補助プローブ27の
軸心導体35が押されてつば体45がスプリング
47の偏倚力に抗して移動する。スプリング47
の偏倚力が経年変化による中心導体31の移動を
補償して接触を完全に行なわせる。
外部導体42が編組で構成されている同軸ケー
ブル15に結合プローブ26或は補助プローブ2
7を結合させるには、同軸ケーブル15に対して
何ら加工することなく同軸ケーブル15の外被5
1上から結合プローブ26或は補助プローブ27
の先端部をねじ込む。結合プローブ26或は補助
プローブ27のねじ25が取付台13のねじ25
と螺合され、結合プローブ26或は補助プローブ
27を回転させると、比較的容易に結合プローブ
26或は補助プローブ27の先端部が同軸ケーブ
ル15にねじ込まれる。
このようにして結合プローブ26或は補助プロ
ーブ27の先端部円錐部に形成されているねじ4
1が、外被51、外部導体42内にねじを切つて
入ることになる。結合プローブ26或は補助プロ
ーブ27の先端が内部導体31に達し内部導体3
1内に挿入されると、円筒体17と外環体38の
ねじ25の螺合が完了されるように構成される。
ねじ41をケーブル15にねじ込む際に第5図
に示すようにねじ41の周面と接する外部導体4
2、外被51は、外側に引張られると共に無理に
広げられる。外部導体42及び外被51はP2
P1の条件があるので外側に引張られるが、ケー
ブル15は保持溝16,22内に保持されている
のでケーブル15の形状がくずれることなく、例
えば結合プローブ26をねじ込むことができる。
また実施例において補助プローブ27は結合プロ
ーブ26と内部導体31を保持するだけでよいか
ら、例えば軸心導体35部分も外環体38と一体
に絶縁材で形成してもよい。
〈効果〉 以上述べたようにこの考案のT分岐用同軸コネ
クタによれば、被接続同軸ケーブル15内に結合
プローブ26或は補助プローブ27が自体でねじ
を切りながらねじ込まれるように構成されている
ので、比較的弱い力でも被接続同軸ケーブル15
の内部導体31に結合プローブ26或は補助プロ
ーブ27に取り付けた軸心導体35を接触させる
ことができる。またねじを切りながら結合プロー
ブ26或は補助プローブ27が被接続同軸ケーブ
ル15内にねじ込まれるので、被接続同軸ケーブ
ル15の絶縁層52が比較的硬い場合でも容易に
ねじ込むことができる。また結合プローブ26或
は補助プローブ27のねじが被接続同軸ケーブル
15内に入るため、ねじと接するケーブル部分は
外側へ引張られ、外部導体42が編組の場合に内
部導体31に接触するおそれはない。
結合プローブ26を回転させながら被接続同軸
ケーブル15内に入れるため、軸心導体35の先
端はケーブル内部導体31との接触部を第3図に
示すように拡大し、その周囲がもり上り部Mとな
り、接触面積が大きくなり、良好な接触が得ら
れ、かつこの接触部は密着し、ガスタイト状態と
なり、経年変化が少ない接触が得られる。
結合プローブ26もしくは補助プローブ27
は、ねじ25により円筒体17にねじ込む方式な
ので位置決めの必要がなく、常に被接続同軸ケー
ブル15の内部導体31と軸心導体35は正しく
接触される。またねじ41が被接続同軸ケーブル
15内にねじ込まれているため、結合されたプロ
ーブはゆるみ難く、安定な接触が得られる。更に
ねじ込んで結合されているため、水や湿気が被接
続同軸ケーブル15と結合プローブ26或は補助
プローブ27との境界から内部に入り難く、被接
続同軸ケーブルの劣化を防止し、接触状態の安定
性も良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のT分岐用同軸コネクタの実
施例の要部の構成を示す断面図、第2図はこの考
案のT分岐用同軸コネクタの実施例において金属
パイプ状の外部導体を有する被接続同軸ケーブル
に対するプローブの挿入状態を示す図、第3図は
この考案のT分岐用同軸コネクタの実施例での被
接続同軸ケーブルの内部導体とプローブとの結合
状態を示す図、第4図はこの考案のT分岐用同軸
コネクタの実施例において編組状の外部導体を有
する被接続同軸ケーブルに対するプローブの挿入
状態を示す図、第5図はこの考案のT分岐用同軸
コネクタの実施例におけるプローブの被接続同軸
ケーブルへの挿入移動過程を示す図である。 11:取付台、12:取付溝、13:保持体、
15:被接続同軸ケーブル、16,22:保持
溝、17:円筒体、21:蓋体、25:ねじ、2
6:結合プローブ、27:補助プローブ、31:
内部導体、35:軸心導体、36:絶縁体、3
8:外環体、42:外部導体、45:つば体、5
1:外被。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向に沿つて取付溝が形成された取付台
    と、この取付台に固定され前記取付溝に沿つた長
    手方向に互に対向する側壁を有し、これらの側壁
    の板面と直角な底板上に被接続同軸ケーブルが配
    設される保持体と、この保持体の一方の側壁に対
    してその板面に一体に直角に突出配設され、その
    内局面に第1のねじが形成される結合プローブ取
    付用の第1の円筒体と、この第1のねじと螺合し
    て前記第1の円筒体に取り付けられ、螺合により
    第2のねじが形成された先端部が前記被接続同軸
    ケーブルにその側面側から押し込まれる結合プロ
    ーブと、前記保持体の他方の側壁に対してその板
    面に一体に直角に突出配設され、その内周面に第
    3のねじが形成される補助プローブ取付用の第2
    の円筒体と、この第3のねじと螺合して前記第2
    の円筒体に取り付けられ、螺合により第4のねじ
    が形成された先端部が前記被接続同軸ケーブルに
    その側面側から押し込まれる補助プローブとを有
    することを特徴とするT分岐用同軸コネクタ。
JP1983003178U 1983-01-12 1983-01-12 T分岐用同軸コネクタ Granted JPS59109081U (ja)

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JPS59109081U JPS59109081U (ja) 1984-07-23
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