JPH074209U - 車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造 - Google Patents
車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造Info
- Publication number
- JPH074209U JPH074209U JP3238793U JP3238793U JPH074209U JP H074209 U JPH074209 U JP H074209U JP 3238793 U JP3238793 U JP 3238793U JP 3238793 U JP3238793 U JP 3238793U JP H074209 U JPH074209 U JP H074209U
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- JP
- Japan
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- underrun protector
- spring
- front underrun
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Abstract
(57)【要約】
【目的】フロントアンダランプロテクタの取付性を向上
することを目的とする。 【構成】ばね式サスペンションのスプリング1の前端部
を車体フレーム2に支持するフロントスプリングブラケ
ット3に、前方に突出するアーム部8を一体成形し、該
アーム部8にフロントアンダランプロテクタ7を固定取
付するようにした。
することを目的とする。 【構成】ばね式サスペンションのスプリング1の前端部
を車体フレーム2に支持するフロントスプリングブラケ
ット3に、前方に突出するアーム部8を一体成形し、該
アーム部8にフロントアンダランプロテクタ7を固定取
付するようにした。
Description
【0001】
本考案は、例えばトラック等の車両が乗用車等の車両に衝突した際に、乗用車 等の車両がトラック等の車両の下側にもぐり込むのを防止する車両のフロントア ンダランプロテクタに関し、特に、フロントアンダランプロテクタの取付構造に 関する。
【0002】
従来からトラックのバンパは、乗用車に対して、乗用車のフロントガラスがバ ンパに当たる程度の高い位置に設けられており、乗用車にトラックが衝突した際 には乗用車のフロントガラスを含む窓ガラス以上の車室が破壊されて、トラック の下部に乗用車がもぐり込んでしまうと言う安全上の問題点があった。
【0003】 このため、本出願人は、先に、バンパ下方の位置のフレーム前にブラケットを 固定し、該ブラケットに回動自在に設けた支持板の前面にフロントアンダランプ ロテクタを設けた装置を提案している(実願平4−46928号参照)。
【0004】
ところで、上記のような補助バンパを設ける場合、車両の既設部品に加えてブ ラケットや支持板を設ける必要があり、部品数増加の問題や取付性の問題を避け られない。 尚、例えばトラック等の車両のリヤ側に乗用車等の車両に衝突した際に、乗用 車等の車両がトラック等の車両のリヤ側下部にもぐり込むのを防止するリヤバン パの技術は実開平4−115961号公報に開示されている。
【0005】 本考案は上記に鑑みてなされたものであり、トラック等への乗用車等の正面衝 突時において、乗用車の潜り込みを防止するフロントアンダランプロテクタを、 部品数増加の問題や取付性の問題を解消して、実用的に取り付ける取付構造を提 供することを目的とする。
【0006】
このため、本考案は、車両のフロントバンパの後方に配設されるフロントアン ダランプロテクタの取付構造であって、ばね式サスペンションのスプリングの前 端部をフレームに支持するフロントスプリングブラケットに、前方に突出するア ーム部を一体成形し、該アーム部にフロントアンダランプロテクタを固定取付す るようにした。
【0007】
かかる構成において、フロントアンダランプロテクタを、ばね式サスペンショ ンのスプリングを支持するフロントスプリングブラケットに取り付けることによ り、別の取付部材をフレーム等に設ける必要がなく、部品点数の低減、取付性の 向上等を図れる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。 図1及び図2において、トラックに設けられるばね式サスペンションのスプリ ング1は、数枚のリーフスプリング1Aを重ねて構成される。スプリング1は図 示しないUボルトとナットとによってアクスルに固定取付される。スプリング1 の車体フレーム2への取付は、フロント側がフロントスプリングブラケット3に スプリングピン4で取り付けられ、リヤ側は図示しないリヤスプリングブラケッ トにシャックルを介してスプリングピンで取り付けられている。
【0009】 ここで、前記フロントスプリングブラケット3には、前方に突出するアーム部 8が一体成形され、該アーム部8にフロントバンパ6の後方に配設されるフロン トアンダランプロテクタ7が固定取付される。 かかる構成を図3及び図4に基づいて詳述すると、前記フロントスプリングブ ラケット3は、車体フレーム2の側壁外面に当接して取り付けられる垂直方向に 延びた第1のフレーム取付板部3Aと、該板部3Aの下端に連接されて水平に延 び、車体フレーム2の底壁外面に当接して取り付けられる第2のフレーム取付板 部3Bと、該板部3Bの両端部から夫々垂直下方に延びて相対向し、前記スプリ ング1のフロント側が支持される一対のスプリング支持板部3Cとを一体成形し て形成される。
【0010】 かかるフロントスプリングブラケット3には、前記一対のスプリング支持板部 3Cの前端部から前方に下向きに傾斜して延びるアーム部8が一体成形される。 このアーム部8の前端部には、アーム部8と略直角に車両の左・右方向に延びか つ板面が鉛直方向に延びるフロントアンダランプロテクタ取付板部9が形成され る。この取付板部9の両端部夫々の上下位置には取付ボルト10の挿通孔11が 設けられている。
【0011】 以上の構成のフロントスプリングブラケット3は、鋳造品からなり、前記アー ム部8は鋳造により一体成形される。 前記フロントアンダランプロテクタ7は、板金により横長の中空の方形体状に 形成される。このフロントアンダランプロテクタ7の後壁の両端部の夫々の上下 位置には、前記取付ボルト10の挿通孔12が設けられている。
【0012】 そして、前記フロントアンダランプロテクタ7は、フロントバンパ6の後方の 下側に車両左右方向に延びるように配設され、その後端面を、前記アーム部8の 前端部の取付板部9に当接される。そして、取付ボルト10を該取付板部9のボ ルト挿通孔11とフロントアンダランプロテクタ7のボルト挿通孔12とに挿通 し、該取付ボルト10にナット13を嵌合して締め付けることにより、フロント アンダランプロテクタ7がアーム部8に固定取付される。
【0013】 かかる構成において、トラックが乗用車に衝突した場合には、乗用車のラジエ ータグリル付近がフロントアンダランプロテクタ7に当たって、乗用車がトラッ クの下方にもぐり込むのが防止できる。 そして、以上の構成のフロントアンダランプロテクタ取付構造によると、フロ ントアンダランプロテクタ7を、ばね式サスペンションのスプリング1を支持す るフロントスプリングブラケット3に一体成形したアーム部8に取り付けること により、別の取付部材を車体フレーム2等に設ける必要がなく、部品点数の低減 、取付性の向上等を図ることができる。
【0014】 又、フロントアンダランプロテクタ7を取り付けるアーム部8をフロントスプ リングブラケット3の鋳造時に一体に鋳造成形すれば良いため、製作費がかから ず、製作コストを安価に抑えることができる。 以上のように、特定の実施例を参照して本考案を説明したが、本考案はこれに 限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者等により、本考案に添付 された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正が可 能であるとの点に留意すべきである。
【0015】
本考案は以上説明したように、ばね式サスペンションのスプリングの前端部を フレームに支持するフロントスプリングブラケットに、前方に突出するアーム部 を一体成形し、該アーム部にフロントアンダランプロテクタを固定取付するよう にしたから、部品点数の低減、取付性の向上、コスト低減等を図ることができる 実用的効果大なるものである。
【図1】 本考案に係る車両のフロントアンダランプロ
テクタの取付構造の一実施例を示す斜視図
テクタの取付構造の一実施例を示す斜視図
【図2】 同上実施例の側面図
【図3】 同上実施例の詳細構造を示す側面図
【図4】 図3中A矢視図
1 スプリング 2 車体フレーム 3 フロントスプリングブラケット 7 フロントアンダランプロテクタ 8 アーム部 9 フロントアンダランプロテクタ取付板部 10 取付ボルト 13 ナット
Claims (1)
- 【請求項1】車両のフロントバンパの後方に配設される
フロントアンダランプロテクタの取付構造であって、ば
ね式サスペンションのスプリングの前端部をフレームに
支持するフロントスプリングブラケットに、前方に突出
するアーム部を一体成形し、該アーム部にフロントアン
ダランプロテクタを固定取付するようにしたことを特徴
とするフロントアンダランプロテクタの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993032387U JP2597877Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993032387U JP2597877Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074209U true JPH074209U (ja) | 1995-01-20 |
JP2597877Y2 JP2597877Y2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=12357550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993032387U Expired - Fee Related JP2597877Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597877Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006111069A (ja) * | 2004-10-13 | 2006-04-27 | Hino Motors Ltd | スプリングブラケット構造 |
JP2011516326A (ja) * | 2008-04-02 | 2011-05-26 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | トラック用フロントスプリングブラケット |
JP2016030540A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | 日野自動車株式会社 | 車両のフレーム構造 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP1993032387U patent/JP2597877Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006111069A (ja) * | 2004-10-13 | 2006-04-27 | Hino Motors Ltd | スプリングブラケット構造 |
JP4598475B2 (ja) * | 2004-10-13 | 2010-12-15 | 日野自動車株式会社 | スプリングブラケット構造 |
JP2011516326A (ja) * | 2008-04-02 | 2011-05-26 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | トラック用フロントスプリングブラケット |
JP2016030540A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | 日野自動車株式会社 | 車両のフレーム構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2597877Y2 (ja) | 1999-07-19 |
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