JPH07237502A - 車両の乗降用ステップ - Google Patents
車両の乗降用ステップInfo
- Publication number
- JPH07237502A JPH07237502A JP2953594A JP2953594A JPH07237502A JP H07237502 A JPH07237502 A JP H07237502A JP 2953594 A JP2953594 A JP 2953594A JP 2953594 A JP2953594 A JP 2953594A JP H07237502 A JPH07237502 A JP H07237502A
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- Japan
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- driver
- seat
- vehicle
- bracket
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、車両の乗降用ステップに関し、ト
ラック、トレーラ等の高い運転席への乗降を容易にし、
車両の全重量の増加を少なくすることを目的とする。 【構成】 トラック、トレーラ等の運転席が高い車両の
フロントバンパの後方下部に配設されるフロントアンダ
ランプロテクタに、後方に向かって運転席乗降用のステ
ップを取り付けた。
ラック、トレーラ等の高い運転席への乗降を容易にし、
車両の全重量の増加を少なくすることを目的とする。 【構成】 トラック、トレーラ等の運転席が高い車両の
フロントバンパの後方下部に配設されるフロントアンダ
ランプロテクタに、後方に向かって運転席乗降用のステ
ップを取り付けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック、トレーラ等
の運転席が高い車両において、運転席への乗降を容易に
行えるようにする車両の乗降用ステップに関する。
の運転席が高い車両において、運転席への乗降を容易に
行えるようにする車両の乗降用ステップに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、このような運転席が高い車両の運
転席に乗降する乗降用のステップがない場合には 車両
の前輪のタイヤホイールにリング状の足掛けが設けられ
ており、運転席のドアを開いた後に、このリング状の足
掛けに足をかけて乗降するのが普通であった。
転席に乗降する乗降用のステップがない場合には 車両
の前輪のタイヤホイールにリング状の足掛けが設けられ
ており、運転席のドアを開いた後に、このリング状の足
掛けに足をかけて乗降するのが普通であった。
【０００３】このような運転席への乗降はやり難い欠点
があるために、図５に示すようにトラック、トレーラ等
の車両のフレーム１にアーム状のステップハンガ３でス
テップ２を取り付けている。
があるために、図５に示すようにトラック、トレーラ等
の車両のフレーム１にアーム状のステップハンガ３でス
テップ２を取り付けている。
【０００４】尚、同図において符号４は、フレーム１に
フロントアンダランプロテクタ５を取り付けるフロント
アンダランプロテクタブラケットである。一方、トラッ
ク、トレーラ等の運転席が高い車両においてはフロント
バンパの位置が高く、一般の乗用車と正面衝突した際に
乗用車がこの車両の下に潜り込むのを防止するために、
車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダラン
プロテクタを取り付けることが提案されている。
フロントアンダランプロテクタ５を取り付けるフロント
アンダランプロテクタブラケットである。一方、トラッ
ク、トレーラ等の運転席が高い車両においてはフロント
バンパの位置が高く、一般の乗用車と正面衝突した際に
乗用車がこの車両の下に潜り込むのを防止するために、
車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダラン
プロテクタを取り付けることが提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の外側
面に位置する運転席ドアの真下のステップを設けるべき
位置からフレームまでは約８０ｃｍの距離があり、この
距離で運転席へ乗降する運転者の重量を含むステップの
回転モーメントを支えるためには、前記のアーム、ハン
ガ等にかなりの強度が要求される。
面に位置する運転席ドアの真下のステップを設けるべき
位置からフレームまでは約８０ｃｍの距離があり、この
距離で運転席へ乗降する運転者の重量を含むステップの
回転モーメントを支えるためには、前記のアーム、ハン
ガ等にかなりの強度が要求される。
【０００６】そのため、前記のアーム、ハンガの重量が
大きくなってしまい、更に前記のフロントアンダランプ
ロテクタを設置する場合には、このフロントアンダラン
プロテクタの重量とが相まって、車両の全重量を増加さ
せる欠点があった。
大きくなってしまい、更に前記のフロントアンダランプ
ロテクタを設置する場合には、このフロントアンダラン
プロテクタの重量とが相まって、車両の全重量を増加さ
せる欠点があった。
【０００７】本発明は、従来のトラック、トレーラ等の
高い運転席への乗降を容易にすると共に、重量の増加を
少なくすることを目的とする。
高い運転席への乗降を容易にすると共に、重量の増加を
少なくすることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決する手段】本発明は、前述の目的を達成す
るための車両の乗降用ステップの手段に関し、請求項１
記載の手段は、トラック、トレーラ等の運転席が高い車
両のフロントバンパの後方下部に配設されるフロントア
ンダランプロテクタに、後方に向かって運転席乗降用の
ステップを取り付けたことを特徴とする。
るための車両の乗降用ステップの手段に関し、請求項１
記載の手段は、トラック、トレーラ等の運転席が高い車
両のフロントバンパの後方下部に配設されるフロントア
ンダランプロテクタに、後方に向かって運転席乗降用の
ステップを取り付けたことを特徴とする。
【０００９】同請求項２記載の手段においては、請求項
１記載のステップが足かけ面に滑り止めが設けられ、そ
のステップがフロントアンダランプロテクタに取り付け
たステップブラケットに取り付けられたことを特徴とす
る。
１記載のステップが足かけ面に滑り止めが設けられ、そ
のステップがフロントアンダランプロテクタに取り付け
たステップブラケットに取り付けられたことを特徴とす
る。
【００１０】同請求項３記載の手段においては、請求項
１記載のステップが足かけ面に滑り止めが設けられ、フ
ロントアンダランプロテクタに直接取り付けられたこと
を特徴とする。
１記載のステップが足かけ面に滑り止めが設けられ、フ
ロントアンダランプロテクタに直接取り付けられたこと
を特徴とする。
【００１１】
【作用】本発明の車両の乗降用ステップにおいては、バ
ンパの後方のフロントアンダランプロテクタに運転席乗
降用のステップを取り付けるので、長いステップハンガ
等が不必要となり、直接又は短いステップブラケットを
介してステップが設けられる。
ンパの後方のフロントアンダランプロテクタに運転席乗
降用のステップを取り付けるので、長いステップハンガ
等が不必要となり、直接又は短いステップブラケットを
介してステップが設けられる。
【００１２】従って、このフロントアンダランプロテク
タに取り付けた乗降用のステップの回転モーメントが小
さくなり、必要強度が低くなるので、ステップ支持のた
めの重量が軽減できる。
タに取り付けた乗降用のステップの回転モーメントが小
さくなり、必要強度が低くなるので、ステップ支持のた
めの重量が軽減できる。
【００１３】請求項２記載の車両の乗降用ステップは、
ステップブラケットを介してフロントアンダランプロテ
クタが取り付けられているので、フロントアンダランプ
ロテクタから運転席のドアの真下までの距離がやや長い
場合に適用できる。
ステップブラケットを介してフロントアンダランプロテ
クタが取り付けられているので、フロントアンダランプ
ロテクタから運転席のドアの真下までの距離がやや長い
場合に適用できる。
【００１４】請求項３記載の車両の乗降用ステップは、
フロントアンダランプロテクタにステップを直接取り付
けるので、部材が少なくなり重量を軽減できる。
フロントアンダランプロテクタにステップを直接取り付
けるので、部材が少なくなり重量を軽減できる。
【００１５】
【実施例】次に本発明の第１実施例を、図１の取付け状
態、図２の分解状態に基づいて、以下に説明する。
態、図２の分解状態に基づいて、以下に説明する。
【００１６】この実施例においてもフレーム１に、フロ
ントアンダランプロテクタ５がフロントアンダランプロ
テクタブラケット４によって取り付けられている。フロ
ントアンダランプロテクタ５には、車両の後方に向かっ
て伸びているステップブラケット６が、ボルト７止めに
よって取り付けられている。このステップブラケット６
は、断面Ｔ字をしたアーム状に形成されている。
ントアンダランプロテクタ５がフロントアンダランプロ
テクタブラケット４によって取り付けられている。フロ
ントアンダランプロテクタ５には、車両の後方に向かっ
て伸びているステップブラケット６が、ボルト７止めに
よって取り付けられている。このステップブラケット６
は、断面Ｔ字をしたアーム状に形成されている。
【００１７】尚、ボルト７止めに代えて、溶接或いはリ
ベット止め等の固着手段を採用することができる。前記
ステップブラケット６の後端には、滑り止め２ａを上面
に形成したステップ２がボルト７とナット８の締着で取
り付けられている。
ベット止め等の固着手段を採用することができる。前記
ステップブラケット６の後端には、滑り止め２ａを上面
に形成したステップ２がボルト７とナット８の締着で取
り付けられている。
【００１８】キャブ型のトラック、トレーラにおいて
は、車両の前部に運転席が配設されている。運転席の前
方にフロントバンパ（図示せず）が配設されて、その後
方にフロントアンダランプロテクタ５が設けられてい
る。
は、車両の前部に運転席が配設されている。運転席の前
方にフロントバンパ（図示せず）が配設されて、その後
方にフロントアンダランプロテクタ５が設けられてい
る。
【００１９】そのために、フロントアンダランプロテク
タ５から運転席のドア下部のステップ２を設けるべき位
置までの距離は、フレーム１からの距離に比較して短く
なり、乗降する運転者を含めたステップ２を支持する回
転モーメントは、従来よりも小さくなる。
タ５から運転席のドア下部のステップ２を設けるべき位
置までの距離は、フレーム１からの距離に比較して短く
なり、乗降する運転者を含めたステップ２を支持する回
転モーメントは、従来よりも小さくなる。
【００２０】したがって、ステップブラケット６の強度
は従来よりも弱いもので足りるので、従来よりも軽いも
ので済ませることができ、その重量の軽減が可能となっ
て、車体の全重量を軽くすることができる。
は従来よりも弱いもので足りるので、従来よりも軽いも
ので済ませることができ、その重量の軽減が可能となっ
て、車体の全重量を軽くすることができる。
【００２１】図３に示す本発明の第２実施例は、前記第
１実施例のステップブラケット６が断面Ｔ字状に形成さ
れているのを、断面コ字状に形成したステップブラケッ
ト６にし、フロントアンダランプロテクタ５をそのステ
ップブラケット６のコ字状の断面で挟み込んで、ボルト
７で締着してステップブラケット６に、ボルト７でステ
ップ２を取り付けた構造である。
１実施例のステップブラケット６が断面Ｔ字状に形成さ
れているのを、断面コ字状に形成したステップブラケッ
ト６にし、フロントアンダランプロテクタ５をそのステ
ップブラケット６のコ字状の断面で挟み込んで、ボルト
７で締着してステップブラケット６に、ボルト７でステ
ップ２を取り付けた構造である。
【００２２】図４に示す本発明の第３実施例は、滑り止
めを上面に形成したステップ２の取り付け部９をフロン
トアンダランプロテクタ５にボルト７で直接締着したも
のである。
めを上面に形成したステップ２の取り付け部９をフロン
トアンダランプロテクタ５にボルト７で直接締着したも
のである。
【００２３】これらの第２、第３の実施例は、フロント
アンダランプロテクタ４から運転席のドアの下部までの
距離等を考慮して適用するのが良い。
アンダランプロテクタ４から運転席のドアの下部までの
距離等を考慮して適用するのが良い。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、運転席が高いトラ
ック、トレーラにおいて、運転席への乗降用のステップ
は、従来車体のフレームに取り付けられていたので、ス
テップまでの距離が長くなって強度を要求され、重量が
大きなものとなっていた。
ック、トレーラにおいて、運転席への乗降用のステップ
は、従来車体のフレームに取り付けられていたので、ス
テップまでの距離が長くなって強度を要求され、重量が
大きなものとなっていた。
【００２５】しかし、本発明においては、乗用車がフロ
ントバンパの下側にもぐり込むのを防止するフロントア
ンダランプロテクタに乗降用のステップを取り付けるこ
とによって、部材の距離を縮小できる。
ントバンパの下側にもぐり込むのを防止するフロントア
ンダランプロテクタに乗降用のステップを取り付けるこ
とによって、部材の距離を縮小できる。
【００２６】従って、乗降用ステップを構成する部材が
軽くなって車体の重量の軽減化が図れると共に、小型化
も可能となり、使用材料を少なくでき、コストの軽減も
図れる効果を有するものである。
軽くなって車体の重量の軽減化が図れると共に、小型化
も可能となり、使用材料を少なくでき、コストの軽減も
図れる効果を有するものである。
【図１】本発明の第１実施例の取付け状態の斜視図であ
る。
る。
【図２】同上の分解状態の斜視図である。
【図３】本発明の第２実施例のステップ取り外し状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図４】本発明の第３実施例のボルトを取り外した状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図５】従来の車両の乗降用ステップの設置状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
２ ステップ ２ａ 滑り止め ４ フロントアンダランプロテクタ ６ ステップブラケット １１ 取付け部
Claims (3)
- 【請求項１】 トラック、トレーラ等の運転席が高い車
両のフロントバンパの後方下部に配設されるフロントア
ンダランプロテクタに、後方に向かって運転席乗降用の
ステップを取り付けたことを特徴とする車両の乗降用ス
テップ。 - 【請求項２】 前記ステップは、足かけ面に滑り止めが
設けられ、そのステップがフロントアンダランプロテク
タに取り付けたステップブラケットに取り付けられたこ
とを特徴とする請求項１記載の車両の乗降用ステップ。 - 【請求項３】 前記ステップは、足かけ面に滑り止めが
設けられ、そのステップがフロントアンダランプロテク
タに直接取り付けられていることを特徴とする請求項１
記載の車両の乗降用ステップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2953594A JPH07237502A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 車両の乗降用ステップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2953594A JPH07237502A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 車両の乗降用ステップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07237502A true JPH07237502A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12278814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2953594A Pending JPH07237502A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 車両の乗降用ステップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07237502A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007083414A1 (ja) * | 2006-01-18 | 2007-07-26 | Isuzu Motors Limited | 車両の乗降用ステップ取付構造 |
| JP2008012936A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-24 | Kanto Auto Works Ltd | 車両ステップ構造 |
| JP2011126438A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Ud Trucks Corp | 車両の乗降用ステップ |
| JP2012224275A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Isuzu Motors Ltd | フロントアンダーランプロテクタ |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP2953594A patent/JPH07237502A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007083414A1 (ja) * | 2006-01-18 | 2007-07-26 | Isuzu Motors Limited | 車両の乗降用ステップ取付構造 |
| JP2008012936A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-24 | Kanto Auto Works Ltd | 車両ステップ構造 |
| JP2011126438A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Ud Trucks Corp | 車両の乗降用ステップ |
| JP2012224275A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Isuzu Motors Ltd | フロントアンダーランプロテクタ |
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