JP2597877Y2 - 車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造 - Google Patents

車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造

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JP2597877Y2
JP2597877Y2 JP1993032387U JP3238793U JP2597877Y2 JP 2597877 Y2 JP2597877 Y2 JP 2597877Y2 JP 1993032387 U JP1993032387 U JP 1993032387U JP 3238793 U JP3238793 U JP 3238793U JP 2597877 Y2 JP2597877 Y2 JP 2597877Y2
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spring
underrun protector
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front underrun
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靖司 尾作
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばトラック等の車
両が乗用車等の車両に衝突した際に、乗用車等の車両が
トラック等の車両の下側にもぐり込むのを防止する車両
のフロントアンダランプロテクタに関し、特に、フロン
トアンダランプロテクタの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からトラックのバンパは、乗用車に
対して、乗用車のフロントガラスがバンパに当たる程度
の高い位置に設けられており、乗用車にトラックが衝突
した際には乗用車のフロントガラスを含む窓ガラス以上
の車室が破壊されて、トラックの下部に乗用車がもぐり
込んでしまうと言う安全上の問題点があった。
【0003】このため、本出願人は、先に、バンパ下方
の位置のフレーム前にブラケットを固定し、該ブラケッ
トに回動自在に設けた支持板の前面にフロントアンダラ
ンプロテクタを設けた装置を提案している(実願平4−
46928号参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な補助バンパを設ける場合、車両の既設部品に加えてブ
ラケットや支持板を設ける必要があり、部品数増加の問
題や取付性の問題を避けられない。尚、例えばトラック
等の車両のリヤ側に乗用車等の車両に衝突した際に、乗
用車等の車両がトラック等の車両のリヤ側下部にもぐり
込むのを防止するリヤバンパの技術は実開平4−115
961号公報に開示されている。
【0005】本考案は上記に鑑みてなされたものであ
り、トラック等への乗用車等の正面衝突時において、乗
用車の潜り込みを防止するフロントアンダランプロテク
タを、部品数増加の問題や取付性の問題を解消して、実
用的に取り付ける取付構造を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本考案は、車
両のフロントバンパの後方に配設されるフロントアンダ
ランプロテクタの取付構造であって、ばね式サスペンシ
ョンのスプリングの前端部をフレームに支持するフロン
トスプリングブラケットに、前方に突出するアーム部を
一体成形し、該アーム部にフロントアンダランプロテク
タを固定取付するようにした。
【0007】
【作用】かかる構成において、フロントアンダランプロ
テクタを、ばね式サスペンションのスプリングを支持す
るフロントスプリングブラケットに取り付けることによ
り、別の取付部材をフレーム等に設ける必要がなく、部
品点数の低減、取付性の向上等を図れる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1及び図2において、トラックに設けられるば
ね式サスペンションのスプリング1は、数枚のリーフス
プリング1Aを重ねて構成される。スプリング1は図示
しないUボルトとナットとによってアクスルに固定取付
される。スプリング1の車体フレーム2への取付は、フ
ロント側がフロントスプリングブラケット3にスプリン
グピン4で取り付けられ、リヤ側は図示しないリヤスプ
リングブラケットにシャックルを介してスプリングピン
で取り付けられている。
【0009】ここで、前記フロントスプリングブラケッ
ト3には、前方に突出するアーム部8が一体成形され、
該アーム部8にフロントバンパ6の後方に配設されるフ
ロントアンダランプロテクタ7が固定取付される。かか
る構成を図3及び図4に基づいて詳述すると、前記フロ
ントスプリングブラケット3は、車体フレーム2の側壁
外面に当接して取り付けられる垂直方向に延びた第1の
フレーム取付板部3Aと、該板部3Aの下端に連接され
て水平に延び、車体フレーム2の底壁外面に当接して取
り付けられる第2のフレーム取付板部3Bと、該板部3
Bの両端部から夫々垂直下方に延びて相対向し、前記ス
プリング1のフロント側が支持される一対のスプリング
支持板部3Cとを一体成形して形成される。
【0010】かかるフロントスプリングブラケット3に
は、前記一対のスプリング支持板部3Cの前端部から前
方に下向きに傾斜して延びるアーム部8が一体成形され
る。このアーム部8の前端部には、アーム部8と略直角
に車両の左・右方向に延びかつ板面が鉛直方向に延びる
フロントアンダランプロテクタ取付板部9が形成され
る。この取付板部9の両端部夫々の上下位置には取付ボ
ルト10の挿通孔11が設けられている。
【0011】以上の構成のフロントスプリングブラケッ
ト3は、鋳造品からなり、前記アーム部8は鋳造により
一体成形される。前記フロントアンダランプロテクタ7
は、板金により横長の中空の方形体状に形成される。こ
のフロントアンダランプロテクタ7の後壁の両端部の夫
々の上下位置には、前記取付ボルト10の挿通孔12が
設けられている。
【0012】そして、前記フロントアンダランプロテク
タ7は、フロントバンパ6の後方の下側に車両左右方向
に延びるように配設され、その後端面を、前記アーム部
8の前端部の取付板部9に当接される。そして、取付ボ
ルト10を該取付板部9のボルト挿通孔11とフロント
アンダランプロテクタ7のボルト挿通孔12とに挿通
し、該取付ボルト10にナット13を嵌合して締め付け
ることにより、フロントアンダランプロテクタ7がアー
ム部8に固定取付される。
【0013】かかる構成において、トラックが乗用車に
衝突した場合には、乗用車のラジエータグリル付近がフ
ロントアンダランプロテクタ7に当たって、乗用車がト
ラックの下方にもぐり込むのが防止できる。そして、以
上の構成のフロントアンダランプロテクタ取付構造によ
ると、フロントアンダランプロテクタ7を、ばね式サス
ペンションのスプリング1を支持するフロントスプリン
グブラケット3に一体成形したアーム部8に取り付ける
ことにより、別の取付部材を車体フレーム2等に設ける
必要がなく、部品点数の低減、取付性の向上等を図るこ
とができる。
【0014】又、フロントアンダランプロテクタ7を取
り付けるアーム部8をフロントスプリングブラケット3
の鋳造時に一体に鋳造成形すれば良いため、製作費がか
からず、製作コストを安価に抑えることができる。以上
のように、特定の実施例を参照して本考案を説明した
が、本考案はこれに限定されるものではなく、当該技術
分野における熟練者等により、本考案に添付された実用
新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更
及び修正が可能であるとの点に留意すべきである。
【0015】
【考案の効果】本考案は以上説明したように、ばね式サ
スペンションのスプリングの前端部をフレームに支持す
るフロントスプリングブラケットに、前方に突出するア
ーム部を一体成形し、該アーム部にフロントアンダラン
プロテクタを固定取付するようにしたから、部品点数の
低減、取付性の向上、コスト低減等を図ることができる
実用的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両のフロントアンダランプロ
テクタの取付構造の一実施例を示す斜視図
【図2】 同上実施例の側面図
【図3】 同上実施例の詳細構造を示す側面図
【図4】 図3中A矢視図
【符号の説明】 1 スプリング 2 車体フレーム 3 フロントスプリングブラケット 7 フロントアンダランプロテクタ 8 アーム部 9 フロントアンダランプロテクタ取付板部 10 取付ボルト 13 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 19/12 B60R 19/38 B60R 19/56

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のフロントバンパの後方に配設される
    フロントアンダランプロテクタの取付構造であって、ば
    ね式サスペンションのスプリングの前端部をフレームに
    支持するフロントスプリングブラケットに、前方に突出
    するアーム部を一体成形し、該アーム部にフロントアン
    ダランプロテクタを固定取付するようにしたことを特徴
    とするフロントアンダランプロテクタの取付構造。
JP1993032387U 1993-06-16 1993-06-16 車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造 Expired - Fee Related JP2597877Y2 (ja)

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DE102008016924A1 (de) * 2008-04-02 2008-11-20 Daimler Ag Vorderfederbock für einen Lastkraftwagen
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