JPH01202525A - 自動車のエンジン支持構造 - Google Patents

自動車のエンジン支持構造

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JPH01202525A
JPH01202525A JP2830288A JP2830288A JPH01202525A JP H01202525 A JPH01202525 A JP H01202525A JP 2830288 A JP2830288 A JP 2830288A JP 2830288 A JP2830288 A JP 2830288A JP H01202525 A JPH01202525 A JP H01202525A
Authority
JP
Japan
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engine
support
bolt insertion
automobile
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP2830288A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Ishikawa
敏弘 石川
Akihiro Kimura
明広 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2830288A priority Critical patent/JPH01202525A/ja
Publication of JPH01202525A publication Critical patent/JPH01202525A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車に搭載されるエンジンを車体に支持さ
せる自動車のエンジン支持構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば実開昭57−55619号公報に示される
ように、車体の前後方向に伸びるエンジン支持フレーム
を設け、この支持フレームの中間部を下方に屈曲させて
この屈曲部上にエンジンを支持させ、自動車の正面衝突
時にエンジン支持フレームを下方に屈曲変形させること
により、エンジンを下方に案内してその後退を規制しつ
つ衝突時の衝撃エネルギを吸収するようにしたものが知
られている。
[発明が解決しようとする課題] 自動車に搭載されるエンジンは、通常その周辺部がマウ
ントラバー等からなる支持部材によって車体のサイドフ
レームに固定されているため、自動車の正面衝突時に上
記サイドフレームが変形すると、このサイドフレームと
ともにエンジンが後方に移動し、上記エンジン支持フレ
ームを設けた場合においてもエンジンを下方に案内する
ことができず、カウルパネル等に当接する等の問題があ
った。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、自e*の正面衝突時にエンジンが後方に水平移動
するのを確実に防止することができる自動車のエンジン
支持構造を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、エンジンに設けら
れた支持部材を支持する支持ブラケットと、車体に取付
けられた保持ブラケットとが締結挿通孔もしくは保持ブ
ラケットのボルト挿通孔のいずれか一方に、自動車の衝
突時に作用する衝撃荷重に応じてエンジンが車幅方向の
軸回りに回転するのを許容する切欠部を形成したもので
ある。
[作 用] 上記の構成によれば、自動車の衝突時に作用するWi撃
荷重に応じてエンジンが車幅方向の軸回りに回転するこ
とが許容され、このエンジンの回転に応じて支持ブラケ
ットと保持ブラケットとの締結状態が解除され、車体に
対するエンジンの支持状態が解除されることとなる。
[実施例] 第1図および第2図は、本発明に係る自動車のエンジン
支持構造の第1実施例を示し、1は自動車の前部に横置
式に設置されたエンジン、2は車体の前後方向に伸びる
左右一対のフロントフレーム、3はフロントフレーム2
の前部下方に設置されたフロントクロスメンバ、4はフ
ロントクロスメンバ3とフロントフレーム2の後方下部
との間に設置されたサブフレームである。このサブフレ
ーム4は中間部が屈曲されて下方に突出し、この中間上
にマウントラバー5.6を介してエンジン1が支持され
ている。
上記エンジン1の左右にはそれぞれマウントラバーから
なる支持部材7が設置され、この支持部材7を支持する
支持ブラケット8が、フロントフレーム2の内側面に取
付けられた保持ブラケット9に、締結ボルト10によっ
て締結されることにより、エンジン1の左右両側辺部が
車体に支持されるようになっている。上記支持ブラケッ
ト8は、第3図ないし第5図に示すように、締結ボルト
10の挿通孔11が設けられた基板12と、この基板1
2から起立する支持板13とからなり、前後に一対設置
された支持ブラケット8の支持板13゜13間に支持部
材7が取付ボルト14により取付けられるように構成さ
れている。
L記保持ブラケット9は、フロントフレーム2に対する
取付孔15が形成された取付板16と、この取付板16
の一部を折曲げることにより形成された前後一対の膨出
部17.18とからなり、この膨出部17.18には締
結ボルト11の挿通孔19.20がそれぞれ設けられて
いる。前方側の膨出部17に設けられたボルト挿通孔1
9は、後端部および後部下辺部に切欠19aが形成され
た長孔からなり、後方側の膨出部18に形成されたボル
ト挿通孔20は、後端部に切欠20aが形成された長孔
からなっている。そして、上記切欠19a、20aを形
成することにより、自動車の正面衝突時等に作用する衝
撃荷重に応じてエンジン1が車幅方向の軸回りに回転す
るのを許容するように構成されている。
すなわら、上記衝撃荷重によってエンジン1の下端部を
支持するサブフレーム4が変形し、エンジン1が前部が
り状態となるように回転すると、第6図に示すように、
締結ボルト10が保持ブラケット9のボルト挿通孔19
.20の艮孔部から仮想線で示すように上記切欠19a
、20a内に移動するようになっている。この結果、上
記締結ボルト10による支持ブラケット8と保持ブラケ
ット9との締結部が自動車の衝突時にロックされること
が防止され、上記支持ブラケット8と保持ブラケット9
との締結状態を確実に解除することができる。
このように自動車の正面衝突時等に作用する衝撃荷重に
応じてエンジン1が車幅方向の軸回りに回転するのを許
容する切欠19a、20aを、保持ブラケット9のボル
ト挿通孔19.20に設けたため、衝突時にエンジン1
の側辺部が車体に拘束されるのを防止し、車体の変形に
応じてエンジン1が車体とともに後方に水平移動するの
を防止することができる。そして衝突時に衝撃荷重によ
ってサブフレーム4の中間部が下方に突出するように座
屈変形すると、これに伴ってエンジン1が下降しつつ後
退し、車室内に悪影響を与えることなく衝撃エネルギを
効果的に吸収することができる。
第7図および第8図は、本発明に係る自動車のエンジン
支持構造の第2実施例を示している。このエンジン支持
構造は、エンジン1の左右両側辺部に設けられた支持部
材7を支持する前後一対の支持ブラケット21.22と
、車体のフロントフレーム2に取付けられる保持ブラケ
ット23とを備えている。前方側の支持ブラケット21
には、後部上方に伸びる切欠24aが形成されたボルト
挿通孔24と、前部上方に伸びる切欠25aが形成され
たボルト挿通孔25とが基板の上下に設けられている。
また、後方側の支持ブラケット22には、後部下方に伸
びる切欠26aが形成されたボルト挿通孔26と、前部
下方に伸びる切欠27aが形成されたボルト挿通孔27
とが基板の上下に形成されている。
このように、支持部材7を支持する支持ブラケット21
.22のボルト挿通孔24〜27に上記切欠24a〜2
7aを形成することにより、自動車の正面衝突時等にエ
ンジン1が車幅方向の軸回りに回転することを許容し、
第9図に示すように上記エンジン1の回転に応じて支持
ブラケット21.22のボルト挿通孔24〜27から締
結ボルト10が離脱して1ンジン1の拘束状態が解除さ
れるようになっている。
なお、上記第2実施例では、保持ブラケット23のボル
ト挿通孔28を後端部が切欠かれた長孔状に形成してい
るため、例えば上記サブフレーム4の初期変形時にエン
ジン1を後方に水平移動させるように荷重が作用した場
合においても、支持ブラケット21.22と保持ブラケ
ット23との締結部がロック状態となることが防止され
、締結ボルト10をボルト挿通孔28から離脱させて支
持ブラケット21.22と保持ブラケット23との締結
状態をより確実に解除できるという利点がある。
[発明の効果] 以上説明したように本発甲は、エンジンの支持部材を支
持する支持ブラケットと、この支持ブラケットが締結ボ
ルトによって締結される保持ブラケットとにそれぞれ形
成されたポルI・挿通孔のいずれか一方に、自動車の衝
突時に作用する衝撃荷重に応じてエンジンが車幅方向の
軸回りに回転するのを許容する切欠を設けたため、自動
車の衝突時に上記支持ブラケットと保持ブラケットとが
締結部においてロックされるのを防止し、保持ブラケッ
トによる支持ブラケットの締結状態を解放することがで
きる。したがって、上記衝撃荷重によって車体が変形し
た場合に、この車体とともに1ンジンが車室側に水平移
動するのを防止して安全性を確保できるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の第1実施例に係
る自動車のエンジン支持構造を示す斜視図および側面図
、第3図は上記エンジン支持構造の要部を示す部分拡大
図、第4図は第3図のIV −■線矢視図、第5図は第
3図の一部の分解状態を示す斜視図、第6図は上記第1
実施例における衝突時の動きを示す説明図、第7図は本
発明の第2実施例を示す要部拡大図、第8図は第7図の
一部の分解状態を示す斜視図、第9図は上記第2実施例
における衝突時の動きを示す説明図である。 1・・・エンジン、2・・・フロントフレーム(車体)
、7・・・支持部材、8,21.22・・・支持ブラケ
ット、9.23・・・保持ブラケット、10・・・締結
ボルト、11.19.24.25.26.27.28・
・・ボルト挿通孔、19a、20a、24a、25a。 26a、27a・・・切欠。 特許出願人      マツダ 株式会社代 理 人 
     弁理士 小谷悦司同        弁理士
 長1)正 面        弁理士 板谷康夫 第  1   図 第  3  図 第  4  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エンジンに設けられた支持部材を支持する支持ブラ
    ケットと、車体に取付けられた保持ブラケットとが締結
    ボルトによって締結されてなる自動車のエンジン支持構
    造において、上記支持ブラケットのボルト挿通孔もしく
    は保持ブラケットのボルト挿通孔のいずれか一方に、自
    動車の衝突時に作用する衝撃荷重に応じてエンジンが車
    幅方向の軸回りに回転するのを許容する切欠部を形成し
    たことを特徴とする自動車のエンジン支持構造。
JP2830288A 1988-02-08 1988-02-08 自動車のエンジン支持構造 Pending JPH01202525A (ja)

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