JPH0728977Y2 - カ−エアコンのコンデンサ取付け構造 - Google Patents

カ−エアコンのコンデンサ取付け構造

Info

Publication number
JPH0728977Y2
JPH0728977Y2 JP8544886U JP8544886U JPH0728977Y2 JP H0728977 Y2 JPH0728977 Y2 JP H0728977Y2 JP 8544886 U JP8544886 U JP 8544886U JP 8544886 U JP8544886 U JP 8544886U JP H0728977 Y2 JPH0728977 Y2 JP H0728977Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
air conditioner
capacitor
crash zone
side member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8544886U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62197414U (ja
Inventor
明 野村
秀幸 竹内
満章 佐嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP8544886U priority Critical patent/JPH0728977Y2/ja
Publication of JPS62197414U publication Critical patent/JPS62197414U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0728977Y2 publication Critical patent/JPH0728977Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、自動車のエンジンルームに設けられるカー
エアコンのコンデンサ取付け構造に関する。
(従来の技術) カーエアコンを装備した車両においては、エンジンルー
ムにコンプレッサ、コンデンサを設置している。このコ
ンデンサは、一般にラジェータの前部に並設した状態に
設置しているが、エンジンルームが狭く、ラジェータの
前部にコンデンサを設置するには不充分の場合がある。
特に、ワンボックス車両においては、エンジンルームの
前後方向が短いためにコンデンサを設置するスペースを
確保することが困難である。
そこで、車体のフロントフレームを構成するサイドメン
バの下部にブラケットを介してコンデンサを取付けるこ
とが試みられている。ところが、エンジンルーム内に位
置するサイドメンバには車両の衝突時における衝撃を座
屈によって吸収するクラッシュゾーンが設けられている
場合が多い。したがって、このクラッシュゾーンを避け
た部分のサイドメンバにコンデンサ取付け用のブラケッ
トを設けることが困難であり、クラッシュゾーンにブラ
ケットを取付けざるを得ない。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前述のように、クラッシュゾーンにブラ
ケットを取付けると、ブラケットが補強部材の役目を
し、座屈特性に悪影響を与えることがあり、クラッシュ
ゾーンが本来の目的を達成しないという不都合がある。
この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、ブラケットによってサイドメンバ
の座屈特性に悪影響を与えることがなく、コンデンサの
取付け位置に制約を受けることがないカーエアコンのコ
ンデンサ取付け構造を提供することにある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案は、車体のフロントフレームを構成するととも
に、一部に衝突時の衝撃を座屈によって吸収するクラッ
シュゾーンを設けたサイドメンバと、前記クラッシュゾ
ーンに位置するサイドメンバに固定されカーエアコンの
コンデンサを取付けるブラケットと、このブラケットの
前記クラッシュゾーンと対向する部位を切り欠いた切欠
部とから構成し、クラッシュゾーンが座屈したとき、ブ
ラケットの切欠部が変形し、コンデンサへの衝撃を緩和
するようにしたことにある。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図において、1はワンボックスカーの車
体であり、このフロント側にはエンジンルーム2が設け
られている。このエンジンルーム2にはフロントフレー
ム3を構成する一対のサイドメンバ4が車体1の前後方
向に亘って設けられている。そして、これらサイドメン
バ4の前端部にはフロントバンパ5が設けられていると
ともに、このサイドメンバ4の中途部にはクラッシュゾ
ーン6が設けられている。このクラッシュゾーン6はサ
イドメンバ4の一部を他の部分より薄肉に構成するなど
の手段によって座屈しやすいようになっており、車両の
衝突時にフロントバンパ5に衝撃荷重が加わると、サイ
ドメンバ4のクラッシュゾーン6が破線で示すように座
屈して衝撃を吸収するようになっている。
このように構成されたサイドメンバ4のクラッシュゾー
ン6の部位にはブラケット7を介してカーエアコンのコ
ンデンサ8が取付けられている。前記ブラケット7は矩
形状の金属板材を折曲することによって形成されてお
り、垂直面9の上下には逆方向に折曲した取付け面10、
11を有している。そして、このブラケット7の取付け面
10、11はその両端部を残して切欠した切欠部10a、11aが
設けられ、これら切欠部10a、11aは前記垂直面9の中央
部に設けた連結部12まで連続している。さらに、前記取
付け面10、11には取付け孔13…が穿設されている。
このように構成されたブラケット7は、その上部の取付
け面10が前記サイドメンバ4の底部にボルト14、14によ
って固定され、下部の取付け面11には前記コンデンサ8
がボルト15、15によって固定されている。したがって、
コンデンサ8はブラケット7によってサイドメンバ4に
取付けられており、ブラケット7に設けた切欠部10a、1
1aによってサイドメンバ4の座屈特性に悪影響を与えな
いようにしている。すなわち、ブラケット7の切欠部10
a、11aはサイドメンバ4のクラッシュゾーン6を跨いだ
状態に取付けられ、クラッシュゾーン6を補強するのを
防止している。したがって、車両の衝突時にサイドメン
バ4がその前端側から強い衝撃を受けると、クラッシュ
ゾーン6が座屈してその衝撃を吸収する。この場合、ブ
ラケット7はクラッシュゾーン6を跨いでいるためにク
ラッシュゾーン6の座屈によって取付け面10が圧縮変形
するが、この変形によってコンデンサ8への衝撃を吸収
することができ、コンデンサ8の破損を防止できる。
なお、前記一実施例においては、一対のサイドメンバ
4、4の一方にブラケット7を介してコンデンサ8を取
付けたが、両サイドメンバ4、4間にコンデンサ8を架
設してもよく、サイドメンバ4の下部にコンデンサ8を
取付けることによって狭いエンジンルームにおいてもス
ペースを有効に利用できる。また、ワンボックスカーに
限定されず、一般の乗用自動車においても適用できるこ
とは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案よれば、サイドメンバの
クラッシュゾーンに位置して設けたブラケットに切欠部
を設けたから、ブラケットによってサイドメンバの座屈
特性に悪影響を与えることがなく、またコンデンサの取
付け位置に制約を受けることがないという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図はコン
デンサの取付け状態を示す斜視図、第2図は同じく側面
図、第3図はワンボックスカーの側面図である。 3……フロントフレーム、4……サイドメンバ、6……
クラッシュゾーン、7……ブラケット、8……コンデン
サ、10a、11a……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のフロントフレームを構成するととも
    に、一部に衝突時の衝撃を座屈によって吸収するクラッ
    シュゾーンを設けたサイドメンバと、前記クラッシュゾ
    ーンに位置するサイドメンバに固定されカーエアコンの
    コンデンサを取付けるブラケットと、このブラケットの
    前記クラッシュゾーンと対向する部位を切り欠いた切欠
    部とを具備したことを特徴とするカーエアコンのコンデ
    ンサ取付け構造。
JP8544886U 1986-06-06 1986-06-06 カ−エアコンのコンデンサ取付け構造 Expired - Lifetime JPH0728977Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8544886U JPH0728977Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 カ−エアコンのコンデンサ取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8544886U JPH0728977Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 カ−エアコンのコンデンサ取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62197414U JPS62197414U (ja) 1987-12-15
JPH0728977Y2 true JPH0728977Y2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=30940862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8544886U Expired - Lifetime JPH0728977Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 カ−エアコンのコンデンサ取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0728977Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62197414U (ja) 1987-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN211731584U (zh) 一种车辆的前舱总成及具有该前舱总成的车辆
JP2002225750A (ja) バッテリブラケット構造
JP2921183B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP5151495B2 (ja) 自動車のフードストッパ構造
JP3192728B2 (ja) 自動車のニープロテクター
JPH0728977Y2 (ja) カ−エアコンのコンデンサ取付け構造
JP3031987B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP2553127Y2 (ja) ライセンスプレートブラケット
JPH0593999U (ja) 自動車用グローブボックス
JP2530871Y2 (ja) 前部車体構造
JPH0620164U (ja) 衝撃吸収ステアリング装置
JP3254344B2 (ja) 自動車用グリルガード装置
JPH0543538B2 (ja)
JPH0571082U (ja) 自動車の車体前部構造
JP4238327B2 (ja) 車両のドアラッチ構造
JPH035175Y2 (ja)
JPS63180544A (ja) 自動車のバンパ−取付構造
JPH09315243A (ja) 車両用グリルガード
JPH0442219Y2 (ja)
JP3051546B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JPH0347977Y2 (ja)
KR900002661Y1 (ko) 자동차범퍼 보강재구조
JPH04138949A (ja) 車両の車体前部構造
KR19990021417U (ko) 자동차의 센터플로어 보강구조
JP2000318527A (ja) 車両のステップ