JPH0741705Y2 - 生詰こんにゃくの加熱成形処理機への供給装置 - Google Patents
生詰こんにゃくの加熱成形処理機への供給装置Info
- Publication number
- JPH0741705Y2 JPH0741705Y2 JP1990051143U JP5114390U JPH0741705Y2 JP H0741705 Y2 JPH0741705 Y2 JP H0741705Y2 JP 1990051143 U JP1990051143 U JP 1990051143U JP 5114390 U JP5114390 U JP 5114390U JP H0741705 Y2 JPH0741705 Y2 JP H0741705Y2
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- Japan
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- konjac
- conveyor
- supply
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- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、生詰包装状態のこんにゃく(以下生詰こんに
ゃくという)を加熱成形処理機へ供給するに当たり、生
詰こんにゃくを加熱成形処理用の回送トレー内へ自動供
給するための装置に関し、詳細には正確に整列された生
詰こんにゃく群を前記回送トレー内へ確実に装填するこ
とのできる生詰こんにゃくの加熱成形処理機への供給装
置に関するものである。
ゃくという)を加熱成形処理機へ供給するに当たり、生
詰こんにゃくを加熱成形処理用の回送トレー内へ自動供
給するための装置に関し、詳細には正確に整列された生
詰こんにゃく群を前記回送トレー内へ確実に装填するこ
とのできる生詰こんにゃくの加熱成形処理機への供給装
置に関するものである。
[従来の技術] 生こんにゃくを包装袋内に所定量充填密封した生詰こん
にゃくを加熱成形処理機へ供給するための装置として
は、本出願人が提案した特開昭62−278959号がある。第
3,4図は上記出願に係る自動供給装置の一例を示す説明
図であり、第3図は一部破断側面図、第4図は平面図で
ある。第4図に示す様に生詰こんにゃくKは搬送コンベ
ア1上に載置して供給され、該搬送コンベア1の上方に
設けられた位置決め装置2のストッパ21,21,・・・を矢
印Y1方向(第3図参照)へ順次降下させることにより、
各生詰こんにゃくKを所定のP0位置に係止し、所定個数
の生詰こんにゃくKが所定位置に整列されたとき、シリ
ンダ11aによって伸縮するプッシャ11を適宜伸長し上記
生詰こんにゃくK群を搬送コンベア1より台板10上へ矢
印X1方向に移載し、上昇位置にある昇降ストッパ13に突
き当たるまで移動させる(P1に示す位置)。そして第3
図に示す昇降台12を上昇して生詰こんにゃく群を若干持
ち上げ、これらをシリンダ35a,35bによって駆動する挟
持板35,35の間にP3に示す如く把持させる。そしてシリ
ンダ32aによってレール33上を水平に移動する水平移動
台座32、シリンダ34aによって垂直移動する垂直移動台
座34等によって構成される送給装置T0を適宜作動して回
送トレー4の上方へ生詰こんにゃく群を移送し(P4に示
す位置)、シリンダ36aによって駆動される押圧プッシ
ャ36の下降によって、P4位置の生詰こんにゃく群を回送
トレー4の収納スペース4a内へ落すと共に、さらに押圧
プッシャ36を下降し、生詰こんにゃくを前記回送トレー
4内で押圧して予備成形する。
にゃくを加熱成形処理機へ供給するための装置として
は、本出願人が提案した特開昭62−278959号がある。第
3,4図は上記出願に係る自動供給装置の一例を示す説明
図であり、第3図は一部破断側面図、第4図は平面図で
ある。第4図に示す様に生詰こんにゃくKは搬送コンベ
ア1上に載置して供給され、該搬送コンベア1の上方に
設けられた位置決め装置2のストッパ21,21,・・・を矢
印Y1方向(第3図参照)へ順次降下させることにより、
各生詰こんにゃくKを所定のP0位置に係止し、所定個数
の生詰こんにゃくKが所定位置に整列されたとき、シリ
ンダ11aによって伸縮するプッシャ11を適宜伸長し上記
生詰こんにゃくK群を搬送コンベア1より台板10上へ矢
印X1方向に移載し、上昇位置にある昇降ストッパ13に突
き当たるまで移動させる(P1に示す位置)。そして第3
図に示す昇降台12を上昇して生詰こんにゃく群を若干持
ち上げ、これらをシリンダ35a,35bによって駆動する挟
持板35,35の間にP3に示す如く把持させる。そしてシリ
ンダ32aによってレール33上を水平に移動する水平移動
台座32、シリンダ34aによって垂直移動する垂直移動台
座34等によって構成される送給装置T0を適宜作動して回
送トレー4の上方へ生詰こんにゃく群を移送し(P4に示
す位置)、シリンダ36aによって駆動される押圧プッシ
ャ36の下降によって、P4位置の生詰こんにゃく群を回送
トレー4の収納スペース4a内へ落すと共に、さらに押圧
プッシャ36を下降し、生詰こんにゃくを前記回送トレー
4内で押圧して予備成形する。
しかしながら上記の様な位置決め装置2であると、生詰
こんにゃくの整列必要数と同数のストッパ21及びプッシ
ャ11が必要となり、装置が複雑でしかも大がかりとなっ
てしまうという不都合があった。
こんにゃくの整列必要数と同数のストッパ21及びプッシ
ャ11が必要となり、装置が複雑でしかも大がかりとなっ
てしまうという不都合があった。
また生詰こんにゃくは必ずしも正確に一定形状として整
えられておらず、前端面や後端面の角度が不揃いである
為、ストッパ21によって係止された状態の生詰こんにゃ
くKは搬送コンベア1と平行にならずに傾いた状態にな
ることもある。この傾いた状態の生詰こんにゃくKをプ
ッシャ11によって押し移動すると、台板10との摩擦抵抗
のばらつきもあって生詰こんにゃくKは90度近く変位し
た状態となり、昇降ストッパ13まで到達しないものがで
てくることもあり、加熱成形処理機への生詰こんにゃく
の供給が中断されてしまうという問題もあった。
えられておらず、前端面や後端面の角度が不揃いである
為、ストッパ21によって係止された状態の生詰こんにゃ
くKは搬送コンベア1と平行にならずに傾いた状態にな
ることもある。この傾いた状態の生詰こんにゃくKをプ
ッシャ11によって押し移動すると、台板10との摩擦抵抗
のばらつきもあって生詰こんにゃくKは90度近く変位し
た状態となり、昇降ストッパ13まで到達しないものがで
てくることもあり、加熱成形処理機への生詰こんにゃく
の供給が中断されてしまうという問題もあった。
そこで本考案者は、加熱成形処理機へ中断することなく
確実に生詰こんにゃくを供給することができ、しかも装
置全体が小さく構成できる自動供給装置完成し、先に出
願した(実開平2−6576号)。
確実に生詰こんにゃくを供給することができ、しかも装
置全体が小さく構成できる自動供給装置完成し、先に出
願した(実開平2−6576号)。
上記出願に係る自動供給装置の構成の要点は、その詳細
を後記第1図に示すが、基本的には第3図および第4図
に示した構成を改良し、生詰こんにゃくを所定位置に配
列させる整列コンベアを設け、該整列コンベアを制御機
で間欠駆動させることによって、整列コンベア上で生詰
こんにゃくが所定位置に配列する様にしたものである。
を後記第1図に示すが、基本的には第3図および第4図
に示した構成を改良し、生詰こんにゃくを所定位置に配
列させる整列コンベアを設け、該整列コンベアを制御機
で間欠駆動させることによって、整列コンベア上で生詰
こんにゃくが所定位置に配列する様にしたものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記出願に係る自動供給装置の完成によって、前述した
様なストッパ21やプッシャ11が不要となり、装置が比較
的簡略化されたばかりか、加熱成形処理機へ生詰こんに
ゃくを中断することなく確実に供給できる様になり、初
期の目的は一応されることとなった。
様なストッパ21やプッシャ11が不要となり、装置が比較
的簡略化されたばかりか、加熱成形処理機へ生詰こんに
ゃくを中断することなく確実に供給できる様になり、初
期の目的は一応されることとなった。
しかしながら上記自動供給装置において若干の解決すべ
き課題が残されていた。
き課題が残されていた。
上記出願に係る自動供給装置では、第3図で示した様な
ストッパ21を設けずともよく、整列コンベア6の上方ま
で供給装置T0を移動させることができるようになった
が、供給装置T0の構成即ち生詰こんにゃくを把持するた
めの挟持板35,35の構成は第3図に示した構成と基本的
にほぼ同じ構成を採用していた。従って生詰めこんにゃ
くを回送トレー上に移動した後の挟持板35,35は、相互
に対峙した状態のままであり、整列コンベア6上に次回
配列される生詰こんにゃくを回避しつつ供給装置T0が戻
る必要性から、供給装置T0は水平方向ばかりでなくシリ
ンダ34aによって垂直方向にも移動させる必要がある。
こうしたことから供給装置T0の動作およびその為の機構
が複雑になり、更なる簡略化が望まれていた。
ストッパ21を設けずともよく、整列コンベア6の上方ま
で供給装置T0を移動させることができるようになった
が、供給装置T0の構成即ち生詰こんにゃくを把持するた
めの挟持板35,35の構成は第3図に示した構成と基本的
にほぼ同じ構成を採用していた。従って生詰めこんにゃ
くを回送トレー上に移動した後の挟持板35,35は、相互
に対峙した状態のままであり、整列コンベア6上に次回
配列される生詰こんにゃくを回避しつつ供給装置T0が戻
る必要性から、供給装置T0は水平方向ばかりでなくシリ
ンダ34aによって垂直方向にも移動させる必要がある。
こうしたことから供給装置T0の動作およびその為の機構
が複雑になり、更なる簡略化が望まれていた。
本考案はこうした情況のもとでなされたものであって、
その目的は、加熱成形処理機へ中断することなく確実に
生詰こんにゃくを供給できるのは勿論のこと、装置構成
の更なる簡略化を図った自動供給装置を提供することに
ある。
その目的は、加熱成形処理機へ中断することなく確実に
生詰こんにゃくを供給できるのは勿論のこと、装置構成
の更なる簡略化を図った自動供給装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成し得た本考案は、複数個の生詰こんにゃ
くを供給コンベアから整列コンベア上へ受け渡しして該
整列コンベア上で定間隔に整列させ、該複数個の生詰こ
んにゃくを回送トレー内に収納して加熱成形処理機へ供
給するための装置において、供給コンベア上の生詰こん
にゃくの間隔を検出する検知装置と、供給コンベアまた
は整列コンベアを選択的に間欠駆動させ、生詰こんにゃ
くを整列コンベア上に等間隔に整列させる制御機と、生
詰こんにゃく搬送時に垂直方向に平行な姿勢で保持さ
れ、生詰こんにゃく非搬送時には揺動して略水平な姿勢
に保持される一対の帯状板部を有し、整列された複数個
の生詰こんにゃくの両側面を、整列コンベアの送りと直
交する方向から挟持するスイング部材と、整列コンベア
の側部に隣接して配置され、生詰こんにゃく底面を保持
する支持台板と、スイング部材と支持台板を、整列コン
ベアと直交し且つ水平な方向にその順序で移動させ、複
数個の生詰こんにゃくをその前面と後面と底面を保持し
た状態で回送トレー上方まで搬送する供給装置と、を備
えた生詰こんにゃくの加熱成形処理機への供給装置であ
る。
くを供給コンベアから整列コンベア上へ受け渡しして該
整列コンベア上で定間隔に整列させ、該複数個の生詰こ
んにゃくを回送トレー内に収納して加熱成形処理機へ供
給するための装置において、供給コンベア上の生詰こん
にゃくの間隔を検出する検知装置と、供給コンベアまた
は整列コンベアを選択的に間欠駆動させ、生詰こんにゃ
くを整列コンベア上に等間隔に整列させる制御機と、生
詰こんにゃく搬送時に垂直方向に平行な姿勢で保持さ
れ、生詰こんにゃく非搬送時には揺動して略水平な姿勢
に保持される一対の帯状板部を有し、整列された複数個
の生詰こんにゃくの両側面を、整列コンベアの送りと直
交する方向から挟持するスイング部材と、整列コンベア
の側部に隣接して配置され、生詰こんにゃく底面を保持
する支持台板と、スイング部材と支持台板を、整列コン
ベアと直交し且つ水平な方向にその順序で移動させ、複
数個の生詰こんにゃくをその前面と後面と底面を保持し
た状態で回送トレー上方まで搬送する供給装置と、を備
えた生詰こんにゃくの加熱成形処理機への供給装置であ
る。
[作用及び実施例] 以下本考案の代表的な実施例について説明する。
第1図は本考案の代表的な実施例を示す一部破断説明
図、第2図は第1図の一部破断側面図である。第1図に
示す様、に生詰こんにゃくKを供給する供給コンベア8
と、該生詰こんにゃくKを所定位置に揃えて配列する整
列コンベア6は別体として構成され、別々の駆動源8a,6
aに連結されて白抜矢印A方向に移動する様に構成さ
れ、供給コンベア8の終端部と整列コンベア6の始端部
が対面する様に接続され、生詰こんにゃくKを供給コン
ベア8より整列コンベア6へ支障なく受渡しできる様に
構成される。
図、第2図は第1図の一部破断側面図である。第1図に
示す様、に生詰こんにゃくKを供給する供給コンベア8
と、該生詰こんにゃくKを所定位置に揃えて配列する整
列コンベア6は別体として構成され、別々の駆動源8a,6
aに連結されて白抜矢印A方向に移動する様に構成さ
れ、供給コンベア8の終端部と整列コンベア6の始端部
が対面する様に接続され、生詰こんにゃくKを供給コン
ベア8より整列コンベア6へ支障なく受渡しできる様に
構成される。
また供給コンベア8の一部を臨む様に検知装置7が配設
され、該検知装置7によって生詰こんにゃくの長さl2,
l3や生詰こんにゃくの載置位置I01〜I03の間隔g2,g3を
計測して制御機9へ検知信号を送る様に構成される。該
検知装置7としては光センサ、超音波センサ、近接スイ
ッチ等を使用する。
され、該検知装置7によって生詰こんにゃくの長さl2,
l3や生詰こんにゃくの載置位置I01〜I03の間隔g2,g3を
計測して制御機9へ検知信号を送る様に構成される。該
検知装置7としては光センサ、超音波センサ、近接スイ
ッチ等を使用する。
上記制御機9は、駆動源8a及び6aに制御ケーブルを介し
て接続され、該駆動源8a,6aにおいて動力切離操作、或
は制動を行なって各コンベア6,8の停止及び駆動を制御
し、整列コンベア6上で生詰こんにゃくKを所定位置に
配列する。なお生詰こんにゃくKの長さがほぼ等しい場
合には、定間隔g1,g1・・・に揃える様に制御すれば良
い。例えば供給コンベア8と整列コンベア6が等速で走
行するものとしたとき、供給コンベア8において生詰こ
んにゃくK同士の間隔g2が所定の間隔g1より長い旨の検
知結果が出された場合には、制御機9を介して駆動源6a
を停止して整列コンベア6を所定時間止め、生詰こんに
ゃくK同士の間隔を一定値g1となる様に調整した時点で
整列コンベア6を再駆動し、連続駆動される供給コンベ
ア8より生詰こんにゃくKを引き渡し、整列コンベア6
上に順次所定個数を整列させる。生詰こんにゃくKの間
隔が常に一定値g1以上で供給される場合には、上記例の
構成で十分であるが、前記間隔g2が狭過ぎる場合には、
上記とは逆に供給コンベア8を間欠駆動すれば良く、さ
らにコンベア6,8の速度調節が可能なものにあっては、
これらの進行速度を調節制御するものであっても良い。
一方供給コンベア8は、生詰こんにゃく供給源側と、進
行終端側の一部を別駆動の別体のコンベアとして形成し
ても構わず、これによって生詰こんにゃく整列調節のた
めに供給コンベア全体を間欠駆動する必要がなくなる。
て接続され、該駆動源8a,6aにおいて動力切離操作、或
は制動を行なって各コンベア6,8の停止及び駆動を制御
し、整列コンベア6上で生詰こんにゃくKを所定位置に
配列する。なお生詰こんにゃくKの長さがほぼ等しい場
合には、定間隔g1,g1・・・に揃える様に制御すれば良
い。例えば供給コンベア8と整列コンベア6が等速で走
行するものとしたとき、供給コンベア8において生詰こ
んにゃくK同士の間隔g2が所定の間隔g1より長い旨の検
知結果が出された場合には、制御機9を介して駆動源6a
を停止して整列コンベア6を所定時間止め、生詰こんに
ゃくK同士の間隔を一定値g1となる様に調整した時点で
整列コンベア6を再駆動し、連続駆動される供給コンベ
ア8より生詰こんにゃくKを引き渡し、整列コンベア6
上に順次所定個数を整列させる。生詰こんにゃくKの間
隔が常に一定値g1以上で供給される場合には、上記例の
構成で十分であるが、前記間隔g2が狭過ぎる場合には、
上記とは逆に供給コンベア8を間欠駆動すれば良く、さ
らにコンベア6,8の速度調節が可能なものにあっては、
これらの進行速度を調節制御するものであっても良い。
一方供給コンベア8は、生詰こんにゃく供給源側と、進
行終端側の一部を別駆動の別体のコンベアとして形成し
ても構わず、これによって生詰こんにゃく整列調節のた
めに供給コンベア全体を間欠駆動する必要がなくなる。
整列コンベア6上の所定位置に載置された生詰こんにゃ
く群は第2図によって説明する下記供給装置T1により回
送トレー4内へ装填される。即ち該供給装置T1は、シリ
ンダー32aによってレール33上を水平移動する水平移動
台座32、及び該水平移動台座32に立設された連結棒44a
に連結された水平移動台44等からなり、該水平移動台44
には一対のスイング部材45,45が連設されている。該ス
イング部材45,45は整列コンベア6の長手方向に沿って
延設され、垂直方向から水平方向にまたはその逆にスイ
ングする構成となっており、該スイング部材45,45をほ
ぼ垂直に対峙した状態にすることによって整列コンベア
6上の生詰こんにゃく群を一括して把持できる様に構成
される。また上記スイング部材45,45間のほぼ中央位置
にはシリンダ36aによって上下移動自在な押圧プッシャ3
6が前記水平移動台44に取付けられる。さらに整列コン
ベア6の側部には該コンベア6の長手方向に沿う様に形
成されると共に、シリンダ41aによって矢印x5,x6方向
に進退自在な支持台板41が配設される。なお、この支持
台板41は後述するように、生詰こんにゃくを載せた後
は、上記水平移動台座32と等速度で連動するものであ
り、供給装置T1としてみなすことができる。
く群は第2図によって説明する下記供給装置T1により回
送トレー4内へ装填される。即ち該供給装置T1は、シリ
ンダー32aによってレール33上を水平移動する水平移動
台座32、及び該水平移動台座32に立設された連結棒44a
に連結された水平移動台44等からなり、該水平移動台44
には一対のスイング部材45,45が連設されている。該ス
イング部材45,45は整列コンベア6の長手方向に沿って
延設され、垂直方向から水平方向にまたはその逆にスイ
ングする構成となっており、該スイング部材45,45をほ
ぼ垂直に対峙した状態にすることによって整列コンベア
6上の生詰こんにゃく群を一括して把持できる様に構成
される。また上記スイング部材45,45間のほぼ中央位置
にはシリンダ36aによって上下移動自在な押圧プッシャ3
6が前記水平移動台44に取付けられる。さらに整列コン
ベア6の側部には該コンベア6の長手方向に沿う様に形
成されると共に、シリンダ41aによって矢印x5,x6方向
に進退自在な支持台板41が配設される。なお、この支持
台板41は後述するように、生詰こんにゃくを載せた後
は、上記水平移動台座32と等速度で連動するものであ
り、供給装置T1としてみなすことができる。
次に、上記供給装置T1によって整列コンベア6上の生詰
こんにゃく群を回送トレー4内へ装填する作動を説明す
る。
こんにゃく群を回送トレー4内へ装填する作動を説明す
る。
まず水平移動台座32、水平移動台44及び挟持板45等を第
2図の実線位置に配置し、整列コンベア6における生詰
こんにゃくKの整列を行ない、整列の完了とほぼ同時に
スイング部材45,45を破線45aに示す垂直対峙状態に近接
させ、該スイング部材45,45間に生詰こんにゃく群を一
定方向に揃えて一直線状に配列する。さらに水平移動台
座32を矢印x3方向へ若干移動して、生詰こんにゃく群を
支持台板41上のI2位置へ移動する。
2図の実線位置に配置し、整列コンベア6における生詰
こんにゃくKの整列を行ない、整列の完了とほぼ同時に
スイング部材45,45を破線45aに示す垂直対峙状態に近接
させ、該スイング部材45,45間に生詰こんにゃく群を一
定方向に揃えて一直線状に配列する。さらに水平移動台
座32を矢印x3方向へ若干移動して、生詰こんにゃく群を
支持台板41上のI2位置へ移動する。
そしてこのI2位置においてスイング部材45,45の間隔を
回送トレーの幅より若干小さめの所定値とすると共に、
押圧プッシャ36を下降し、生詰こんにゃく群の4面を軽
く規制して回送トレー4への供給姿勢及び形状を揃え、
後工程における成形を行ない易くしておく。その後支持
台板41と水平移動台座32を等速度で矢印x5,x4方向へ第
2図の一点鎖線位置まで移動し、生詰こんにゃく群をI3
位置へ移す。そして支持台板41を41Bの位置より矢印x6
方向へ速やかに退却させると共に、押圧プッシャ36を36
B位置より矢印y1方向へ下降し、生詰こんにゃく群を回
送トレー4内の各収納スペース4a内へ落すと共に、さら
に上記トレー4内で押圧プッシャ36を36B1位置まで下降
し、生詰こんにゃく群を所定成形々状に近似した形状に
予備成形する。
回送トレーの幅より若干小さめの所定値とすると共に、
押圧プッシャ36を下降し、生詰こんにゃく群の4面を軽
く規制して回送トレー4への供給姿勢及び形状を揃え、
後工程における成形を行ない易くしておく。その後支持
台板41と水平移動台座32を等速度で矢印x5,x4方向へ第
2図の一点鎖線位置まで移動し、生詰こんにゃく群をI3
位置へ移す。そして支持台板41を41Bの位置より矢印x6
方向へ速やかに退却させると共に、押圧プッシャ36を36
B位置より矢印y1方向へ下降し、生詰こんにゃく群を回
送トレー4内の各収納スペース4a内へ落すと共に、さら
に上記トレー4内で押圧プッシャ36を36B1位置まで下降
し、生詰こんにゃく群を所定成形々状に近似した形状に
予備成形する。
これらの作動を終えた後、押圧プッシャ36を36B位置ま
で上昇すると共にスイング部材45,45を開いた状態(即
ちほぼ水面上にある状態)とし、さらに水平移動台座32
を矢印x7方向へ戻し、第2図の実線位置に示す初期状態
に復帰し、上記作動を繰返して生詰こんにゃく群を回送
トレー4,4へ次々に装填する。この様にして、スイング
部材45,45を設け、生詰こんにゃく群を回送トレー4内
に収納した後に、スイング部材45,45を開いた状態で第
2図の実線位置を示す初期状態に復帰させる様にしたの
で、供給装置T1は垂直方向への動作を行なわずともよ
く、例えば第3図に示したシリンダ34aが不要となり、
装置の更なる簡略化が達成される。
で上昇すると共にスイング部材45,45を開いた状態(即
ちほぼ水面上にある状態)とし、さらに水平移動台座32
を矢印x7方向へ戻し、第2図の実線位置に示す初期状態
に復帰し、上記作動を繰返して生詰こんにゃく群を回送
トレー4,4へ次々に装填する。この様にして、スイング
部材45,45を設け、生詰こんにゃく群を回送トレー4内
に収納した後に、スイング部材45,45を開いた状態で第
2図の実線位置を示す初期状態に復帰させる様にしたの
で、供給装置T1は垂直方向への動作を行なわずともよ
く、例えば第3図に示したシリンダ34aが不要となり、
装置の更なる簡略化が達成される。
尚上記実施例では、シリンダー32a,41aとして通常のシ
リンダーを用いる場合を示したけれでも、例えば第5図
に示す様なロッドレスシリンダー32b,41bを用いれば、
装置正面(第2図の左方)のスペースが広くとれ、保守
・点検作業が容易となる。また第5図に示す様に、第2
図に示した連結棒44aを省略し、スイング部材45を水平
移動台座32に直接設ける構成を採用しても良い。これら
の構成を採用することによって、装置の尚一層の小型化
・簡略化が達成される。
リンダーを用いる場合を示したけれでも、例えば第5図
に示す様なロッドレスシリンダー32b,41bを用いれば、
装置正面(第2図の左方)のスペースが広くとれ、保守
・点検作業が容易となる。また第5図に示す様に、第2
図に示した連結棒44aを省略し、スイング部材45を水平
移動台座32に直接設ける構成を採用しても良い。これら
の構成を採用することによって、装置の尚一層の小型化
・簡略化が達成される。
[考案の効果] 本考案は以上の様に構成されているので、所定数の生詰
こんにゃく整列コンベアの所定位置へ正確に整列でき、
さらにこの生詰こんにゃく群を回送トレー内へ確実に装
填することができる様になり、加熱成形処理機へ生詰こ
んにゃくを効率良く適確に送給できる様になった。また
該自動供給装置自体は構造的に更なる簡略化が達成さ
れ、小型化できる様になった。
こんにゃく整列コンベアの所定位置へ正確に整列でき、
さらにこの生詰こんにゃく群を回送トレー内へ確実に装
填することができる様になり、加熱成形処理機へ生詰こ
んにゃくを効率良く適確に送給できる様になった。また
該自動供給装置自体は構造的に更なる簡略化が達成さ
れ、小型化できる様になった。
第1図は本考案の代表的な実施例を示す一部破断説明
図、第2図は第1図の一部破断側面図、第3図は従来を
示す一部破断側面図、第4図は第3図の一部を示す平面
図、第5図は本考案の他の実施例の要部を示す側面図で
ある。 1……搬送コンベア、2……位置決め装置 4……回送トレー、10……台板 11……プッシャ、12……昇降台 13……昇降ストッパ、21……ストッパ 32……水平移動台座、33……レール 34……垂直移動台、35……挟持板 44……水平移動台、36……押圧プッシャ 41……支持台板、45……スイング部材 T0,T1……送給装置
図、第2図は第1図の一部破断側面図、第3図は従来を
示す一部破断側面図、第4図は第3図の一部を示す平面
図、第5図は本考案の他の実施例の要部を示す側面図で
ある。 1……搬送コンベア、2……位置決め装置 4……回送トレー、10……台板 11……プッシャ、12……昇降台 13……昇降ストッパ、21……ストッパ 32……水平移動台座、33……レール 34……垂直移動台、35……挟持板 44……水平移動台、36……押圧プッシャ 41……支持台板、45……スイング部材 T0,T1……送給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/82 C
Claims (1)
- 【請求項1】複数個の生詰こんにゃくを供給コンベアか
ら整列コンベア上へ受け渡しして該整列コンベア上で定
間隔に整列させ、該複数個の生詰こんにゃくを回送トレ
ー内に収納して加熱成形処理機へ供給するための装置に
おいて、 前記供給コンベア上の生詰こんにゃくの間隔を検出する
検知装置と、 前記供給コンベアまたは前記整列コンベアを選択的に間
欠駆動させ、生詰こんにゃくを前記整列コンベア上に等
間隔に整列させる制御機と、 前記生詰こんにゃく搬送時に垂直方向に平行な姿勢で保
持され、前記生詰こんにゃく非搬送時には揺動して略水
平な姿勢に保持される一対の帯状板部を有し、整列され
た前記複数個の生詰こんにゃくの両側面を、前記整列コ
ンベアの送りと直交する方向から挟持するスイング部材
と、 前記整列コンベアの側部に隣接して配置され、前記生詰
こんにゃく底面を保持する支持台板と、 前記スイング部材と前記支持台板を、前記整列コンベア
と直交し且つ水平な方向にその順序で移動させ、前記複
数個の生詰こんにゃくをその前面と後面と底面を保持し
た状態で前記回送トレー上方まで搬送する供給装置と、 を備えたことを特徴とする生詰こんにゃくの加熱成形処
理機への供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990051143U JPH0741705Y2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 生詰こんにゃくの加熱成形処理機への供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990051143U JPH0741705Y2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 生詰こんにゃくの加熱成形処理機への供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH049823U JPH049823U (ja) | 1992-01-28 |
JPH0741705Y2 true JPH0741705Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31570315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990051143U Expired - Lifetime JPH0741705Y2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 生詰こんにゃくの加熱成形処理機への供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741705Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0587138U (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-22 | 梶田建設株式会社 | 天井点検口及びその点検口用断熱箱 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5824332B2 (ja) * | 1979-12-07 | 1983-05-20 | 大森機械工業株式会社 | 物品の自動整列供給方法 |
JPS63222669A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-16 | Orihiro Kk | 袋詰製品成型機自動供給装置 |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP1990051143U patent/JPH0741705Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH049823U (ja) | 1992-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |