JPH0741658B2 - 洗浄用樹脂組成物 - Google Patents
洗浄用樹脂組成物Info
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- JPH0741658B2 JPH0741658B2 JP1024061A JP2406189A JPH0741658B2 JP H0741658 B2 JPH0741658 B2 JP H0741658B2 JP 1024061 A JP1024061 A JP 1024061A JP 2406189 A JP2406189 A JP 2406189A JP H0741658 B2 JPH0741658 B2 JP H0741658B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- composition
- resin
- carboxylic acid
- carbon atoms
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/37—Polymers
- C11D3/3746—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C11D3/3749—Polyolefins; Halogenated polyolefins; Natural or synthetic rubber; Polyarylolefins or halogenated polyarylolefins
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/02—Anionic compounds
- C11D1/12—Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
- C11D1/22—Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof derived from aromatic compounds
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性樹脂の成形機における、樹脂切り替
え時に使用する洗浄用樹脂組成物に関する。
え時に使用する洗浄用樹脂組成物に関する。
プラスチックの成形加工において、品種切り替えの際に
は、先行品種の影響を排除するために幾つかの処置が取
られている。
は、先行品種の影響を排除するために幾つかの処置が取
られている。
特に着色品の加工では、青色、黒色などの濃色系のグレ
ードから白色などの淡色系のグレードに切り替えの際
に、成形機の分解掃除、洗浄用樹脂による成形機内の洗
浄などの煩雑な作業と、これに伴う生産停止を余儀なく
されるのが実情である。例えば押出造粒成形における切
り替えの場合、押出機を停止し、スクリューを抜き出し
た後、スクリュー及びシリンダー内部をブラッシング等
の方法で洗浄にして、再びスクリューを組み込む等の作
業が必要である。スクリューを抜かずに樹脂を使用して
先行品種を置換する処置では、洗浄に多量の樹脂を要
し、また押出機内部の複雑な構造部の汚れが除去できな
いために後続する樹脂に着色が生じるなどの問題があ
る。これらの問題を解消する方法として、洗浄用コンパ
ウンドで押出機内部の残留物を除去しやすくして少量の
置換用樹脂の使用で品種切り替えをする方法がある。
ードから白色などの淡色系のグレードに切り替えの際
に、成形機の分解掃除、洗浄用樹脂による成形機内の洗
浄などの煩雑な作業と、これに伴う生産停止を余儀なく
されるのが実情である。例えば押出造粒成形における切
り替えの場合、押出機を停止し、スクリューを抜き出し
た後、スクリュー及びシリンダー内部をブラッシング等
の方法で洗浄にして、再びスクリューを組み込む等の作
業が必要である。スクリューを抜かずに樹脂を使用して
先行品種を置換する処置では、洗浄に多量の樹脂を要
し、また押出機内部の複雑な構造部の汚れが除去できな
いために後続する樹脂に着色が生じるなどの問題があ
る。これらの問題を解消する方法として、洗浄用コンパ
ウンドで押出機内部の残留物を除去しやすくして少量の
置換用樹脂の使用で品種切り替えをする方法がある。
本発明者らは、先に特開昭62−195045号公報によって、
熱可塑性樹脂、アルキルベンゼンスルホン酸中性塩及び
はっ水化合物からなる熱硬化性樹脂組成物が洗浄能力が
優れていることを開示している。
熱可塑性樹脂、アルキルベンゼンスルホン酸中性塩及び
はっ水化合物からなる熱硬化性樹脂組成物が洗浄能力が
優れていることを開示している。
ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリブチルテレフタレート、ふっ素樹脂、ナイロン
等の高温度で加工するエンジニアリングプラスチックの
品種切り替えでは、従来のものより更に洗浄能力の優れ
たコンパウンドの開発が必要である。
ド、ポリブチルテレフタレート、ふっ素樹脂、ナイロン
等の高温度で加工するエンジニアリングプラスチックの
品種切り替えでは、従来のものより更に洗浄能力の優れ
たコンパウンドの開発が必要である。
本発明の目的は、少量の置換用樹脂を使用することによ
り、高温度で加工するエンジニアリングプラスチックの
成形機内に残存する先行品種の除去を簡単な操作で達成
できるような洗浄用樹脂組成物を提供することである。
り、高温度で加工するエンジニアリングプラスチックの
成形機内に残存する先行品種の除去を簡単な操作で達成
できるような洗浄用樹脂組成物を提供することである。
本発明者らは、成形機の洗浄方法を種々検討した結果、
メルトフローインデックスが7.0g/10分以下のポリスチ
レン、アルキルベンゼンスルホン酸中性塩に加えて離型
性化合物を混合して造粒した組成物が高温度で優れた洗
浄能力を有することを見い出し本発明を完成した。
メルトフローインデックスが7.0g/10分以下のポリスチ
レン、アルキルベンゼンスルホン酸中性塩に加えて離型
性化合物を混合して造粒した組成物が高温度で優れた洗
浄能力を有することを見い出し本発明を完成した。
すなわち本発明は、メルトフローインデックスが7.0g/1
0分以下のポリスチレンにアルキルベンゼンスルホン酸
中性塩及び離型性化合物を配合してなる組成物を含む洗
浄用樹脂組成物である。
0分以下のポリスチレンにアルキルベンゼンスルホン酸
中性塩及び離型性化合物を配合してなる組成物を含む洗
浄用樹脂組成物である。
配合割合としては、メルトフローインデックスが7.0g/1
0分以下のポリスチレン50〜95重量%に、アルキルベン
ゼンスルホン酸中性塩2〜40重量%及び離型性化合物1.
5〜15重量%を配合してなる組成物を含む洗浄用樹脂組
成物である。
0分以下のポリスチレン50〜95重量%に、アルキルベン
ゼンスルホン酸中性塩2〜40重量%及び離型性化合物1.
5〜15重量%を配合してなる組成物を含む洗浄用樹脂組
成物である。
ポリスチレンとしては、メルトフローインデックス(g/
10分)(JISK6870)が7.0以下のものである。7.0を超え
ると流動性が強すぎて、先行エンジニアリングプラスチ
ックの剥離が困難になり好ましくない。
10分)(JISK6870)が7.0以下のものである。7.0を超え
ると流動性が強すぎて、先行エンジニアリングプラスチ
ックの剥離が困難になり好ましくない。
離型性化合物としては、200℃以上の高温度で分解また
は揮発しないものが好ましくカルボン酸の炭素数が10〜
22のペンタエリスリトールテトラカルボン酸エステル、
カルボン酸の炭素数が12〜22のカルボン酸モノグリセラ
イドのホウ酸エステル、カルボン酸の炭素数が12〜22の
カルボン酸モノグリセライドのホウ酸エステルのカルシ
ウム塩からなる群より選んで1種又は2種以上を挙げる
ことができる。
は揮発しないものが好ましくカルボン酸の炭素数が10〜
22のペンタエリスリトールテトラカルボン酸エステル、
カルボン酸の炭素数が12〜22のカルボン酸モノグリセラ
イドのホウ酸エステル、カルボン酸の炭素数が12〜22の
カルボン酸モノグリセライドのホウ酸エステルのカルシ
ウム塩からなる群より選んで1種又は2種以上を挙げる
ことができる。
本発明の組成物に使用するアルキルベンゼンスルホン酸
中性塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシ
ウム塩、カルシウム塩を挙げることができる。アルキル
ベンゼンスルホン酸中性塩の使用量は2〜40重量%が好
ましい。
中性塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシ
ウム塩、カルシウム塩を挙げることができる。アルキル
ベンゼンスルホン酸中性塩の使用量は2〜40重量%が好
ましい。
2重量%未満では、高温度における洗浄能力が小さく、
40重量%を超える使用量では流動性が強すぎて、先行エ
ンジニアリングプラスチックの剥離が困難になり好まし
くない。
40重量%を超える使用量では流動性が強すぎて、先行エ
ンジニアリングプラスチックの剥離が困難になり好まし
くない。
本発明の組成物には、MS樹脂、MBS樹脂、ABS樹脂、AS樹
脂、BS樹脂等のスチレン系コポリマーを含有することが
できる。また炭酸カルシウム、タルク、シリカ、アルミ
ナ、ガラス繊維等の無機充填剤を加えることができる。
更にステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸類、ビスフェノール
A、ジブチル錫マレート等の熱安定剤、アルキルエーテ
ル硫酸エステルナトリウム、アルファオレフィンスルホ
ン酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤なども加えるこ
とができる。
脂、BS樹脂等のスチレン系コポリマーを含有することが
できる。また炭酸カルシウム、タルク、シリカ、アルミ
ナ、ガラス繊維等の無機充填剤を加えることができる。
更にステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸類、ビスフェノール
A、ジブチル錫マレート等の熱安定剤、アルキルエーテ
ル硫酸エステルナトリウム、アルファオレフィンスルホ
ン酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤なども加えるこ
とができる。
本発明の組成物の調製は次の方法で行うことができる。
予め混合した組成物を押出機のホッパーに充填し、加熱
した押出機より、溶融した組成物を吐出させ、ストラン
ドをカットしてペレット状組成物を得る。
した押出機より、溶融した組成物を吐出させ、ストラン
ドをカットしてペレット状組成物を得る。
混合はヘンシェルタイプの高速ミキサー、リボンブレン
ダー、タンブラー等の通常の混合機を樹脂の種類や形状
に応じて使用できる。
ダー、タンブラー等の通常の混合機を樹脂の種類や形状
に応じて使用できる。
使用する樹脂の形状は粉状、ビーズ状、フレーク状、ペ
レツト状等を挙げることができる。押出機は単軸スクリ
ュー押出機、二軸スクリュー押出機、コニーダー等を使
用できる。造粒のためのカット方法は、水中カット、霧
中カット、あるいは空中カットのいずれでも良い。
レツト状等を挙げることができる。押出機は単軸スクリ
ュー押出機、二軸スクリュー押出機、コニーダー等を使
用できる。造粒のためのカット方法は、水中カット、霧
中カット、あるいは空中カットのいずれでも良い。
以下に実施例及び比較例により、本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実
施例及び比較例において、組成物の洗浄効果はつぎの方
法による洗浄テストにおいて、消費した置換用樹脂の
量、及び、洗浄に要した時間によって評価する。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実
施例及び比較例において、組成物の洗浄効果はつぎの方
法による洗浄テストにおいて、消費した置換用樹脂の
量、及び、洗浄に要した時間によって評価する。
洗浄テスト 35トン射出成型機を使用してカーボンブラック1重量%
を含有する先行樹脂300gを供給する。次に洗浄用として
組成物100gを供給し、更に置換用樹脂を供給し射出成型
を繰り返し、吐出した樹脂が消色するまで続ける。消費
した置換用樹脂の量、及び、組成物を供給しはじめてか
ら消色するまでの時間を計測する。
を含有する先行樹脂300gを供給する。次に洗浄用として
組成物100gを供給し、更に置換用樹脂を供給し射出成型
を繰り返し、吐出した樹脂が消色するまで続ける。消費
した置換用樹脂の量、及び、組成物を供給しはじめてか
ら消色するまでの時間を計測する。
(実施例1) ポリスチレン〔メルトフローインデックス(JISK6870:2
00℃,5kgf)1.0g/10minのホモポリマー〕3.90kg、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.50kg、ステアリン
酸モノグリセライドのホウ酸エステル0.40kg、ポリエチ
レンワツクス(数平均分子量1500)0.10kg、ステアリン
酸マグネシウム0.10kg、を内容積20lの高速ミキサーに
て回転数500rpmで3分間攪拌して混合した。
00℃,5kgf)1.0g/10minのホモポリマー〕3.90kg、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.50kg、ステアリン
酸モノグリセライドのホウ酸エステル0.40kg、ポリエチ
レンワツクス(数平均分子量1500)0.10kg、ステアリン
酸マグネシウム0.10kg、を内容積20lの高速ミキサーに
て回転数500rpmで3分間攪拌して混合した。
この混合物をシリンダーのL/Dが30でシリンダー径が30m
mの二軸スクリュー押出機に供給し、シリンダー温度220
℃、ダイス温度230℃の条件でストランドを押し出し水
槽中で冷却し、ペレタイザーでカットして乳白色で粒状
の組成物を得た。この組成物を用いて、カーボンブラッ
ク1重量%を含有するポリフェニレンオキサイドで汚染
させた射出成型機の洗浄テストを行った。
mの二軸スクリュー押出機に供給し、シリンダー温度220
℃、ダイス温度230℃の条件でストランドを押し出し水
槽中で冷却し、ペレタイザーでカットして乳白色で粒状
の組成物を得た。この組成物を用いて、カーボンブラッ
ク1重量%を含有するポリフェニレンオキサイドで汚染
させた射出成型機の洗浄テストを行った。
射出成型機のシリンダー温度280℃で、また置換用樹脂
としてポリエチレンテレフタレートを使用した。ポリエ
チレンテレフタレートの消費量は140g、洗浄に要した時
間は12分であった。
としてポリエチレンテレフタレートを使用した。ポリエ
チレンテレフタレートの消費量は140g、洗浄に要した時
間は12分であった。
(実施例2) ポリスチレン〔メルトフローインデックス(JISK6870:2
00℃,5kgf)5.2g/10minのホモポリマー〕4.50kg、ドデ
シルベンゼンスルホン酸カルシウム0.15kg、パルミチン
酸モノグリセライドのホウ酸エステルのカルシウム塩0.
15g、ポリエチレンワツクス(数平均分子量1500)0.10k
g、アルミナ(住友化学(株)製AL−32)0.10kg、を実
施例1と同様に混合した。シリンダー温度190℃、ダイ
ス温度200℃以外は実施例1と同様にして組成物を得
た。この組成物を用いて、カーボンブラック1重量%を
含有するポリフェニレンオキサイドで汚染させた射出成
型機の洗浄テストを行った。射出成型機のシリンダー温
度280℃で、また置換用樹脂としてABS樹脂を使用した。
ABS樹脂の消費量は320g、洗浄に要した時間は21分であ
った。
00℃,5kgf)5.2g/10minのホモポリマー〕4.50kg、ドデ
シルベンゼンスルホン酸カルシウム0.15kg、パルミチン
酸モノグリセライドのホウ酸エステルのカルシウム塩0.
15g、ポリエチレンワツクス(数平均分子量1500)0.10k
g、アルミナ(住友化学(株)製AL−32)0.10kg、を実
施例1と同様に混合した。シリンダー温度190℃、ダイ
ス温度200℃以外は実施例1と同様にして組成物を得
た。この組成物を用いて、カーボンブラック1重量%を
含有するポリフェニレンオキサイドで汚染させた射出成
型機の洗浄テストを行った。射出成型機のシリンダー温
度280℃で、また置換用樹脂としてABS樹脂を使用した。
ABS樹脂の消費量は320g、洗浄に要した時間は21分であ
った。
(実施例3) ポリスチレン〔メルトフローインデックス(JISK6870:2
00℃,5kgf)5.2g/10minのホモポリマー〕4.10kg、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.75kg、ペンタエリ
スリトールテトラステアレート0.10kg、ステアリン酸マ
グネシウム0.05kg、を実施例1と同様に混合した。シリ
ンダー温度90℃、ダイス温度200℃以外は実施例1と同
様にして組成物を得た。この組成物を用いて、カーボン
ブラック1重量%を含有するポリフェニレンオキサイド
で汚染させた射出成型機の洗浄テストを行った。射出成
型機のシリンダー温度280℃で、また置換用樹脂として
ポリエチレンテレフタレートを使用した。ポリエチレン
テレフタレートの消費量は300g、洗浄に要した時間は20
分であった。
00℃,5kgf)5.2g/10minのホモポリマー〕4.10kg、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.75kg、ペンタエリ
スリトールテトラステアレート0.10kg、ステアリン酸マ
グネシウム0.05kg、を実施例1と同様に混合した。シリ
ンダー温度90℃、ダイス温度200℃以外は実施例1と同
様にして組成物を得た。この組成物を用いて、カーボン
ブラック1重量%を含有するポリフェニレンオキサイド
で汚染させた射出成型機の洗浄テストを行った。射出成
型機のシリンダー温度280℃で、また置換用樹脂として
ポリエチレンテレフタレートを使用した。ポリエチレン
テレフタレートの消費量は300g、洗浄に要した時間は20
分であった。
(比較例1) ポリスチレン〔メルトフローインデックス(JISK6870:2
00℃,5kgf)5.2g/10minのホモポリマー〕4.80kg、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.05kg、ペンタエリ
スリトールテトラステアレート0.10kg、ステアリン酸マ
グネシウム0.05kg、を実施例1と同様に混合した。シリ
ンダー温度190℃、ダイス温度200℃以外は実施例1と同
様にして組成物を得た。この組成物を用いて、カーボン
ブラック1重量%を含有するポリフェニレンオキサイド
で汚染させた射出成型機の洗浄テストを行った。射出成
型機のシリンダー温度280℃で、また置換用樹脂として
ポリエチレンテレフタレートを使用した。ポリエチレン
テレフタレートの消費量は1220g、洗浄に要した時間は6
6分であった。
00℃,5kgf)5.2g/10minのホモポリマー〕4.80kg、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.05kg、ペンタエリ
スリトールテトラステアレート0.10kg、ステアリン酸マ
グネシウム0.05kg、を実施例1と同様に混合した。シリ
ンダー温度190℃、ダイス温度200℃以外は実施例1と同
様にして組成物を得た。この組成物を用いて、カーボン
ブラック1重量%を含有するポリフェニレンオキサイド
で汚染させた射出成型機の洗浄テストを行った。射出成
型機のシリンダー温度280℃で、また置換用樹脂として
ポリエチレンテレフタレートを使用した。ポリエチレン
テレフタレートの消費量は1220g、洗浄に要した時間は6
6分であった。
(比較例2) ポリスチレン〔メルトフローインデックス(JISK6870:2
00℃,5kgf)23.0g/10minのホモポリマー〕4.10kg、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.75kg、ペンタエリ
スリトールテトラステアレート0.10kg、ステアリン酸マ
グネシウム0.05kg、を実施例1と同様に混合した。シリ
ンダー温度190℃、ダイス温度200℃以外は実施例1と同
様にして組成物を得た。この組成物を用いて、カーボン
ブラック1重量%を含有するポリフェニレンオキサイド
で汚染させた射出成型機の洗浄テストを行った。射出成
型機のシリンダー温度280℃で、また置換用樹脂として
ポリエチレンテレフタレートを使用した。ポリエチレン
テレフタレートの消費量は920g、洗浄に要した時間は51
分であった。
00℃,5kgf)23.0g/10minのホモポリマー〕4.10kg、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.75kg、ペンタエリ
スリトールテトラステアレート0.10kg、ステアリン酸マ
グネシウム0.05kg、を実施例1と同様に混合した。シリ
ンダー温度190℃、ダイス温度200℃以外は実施例1と同
様にして組成物を得た。この組成物を用いて、カーボン
ブラック1重量%を含有するポリフェニレンオキサイド
で汚染させた射出成型機の洗浄テストを行った。射出成
型機のシリンダー温度280℃で、また置換用樹脂として
ポリエチレンテレフタレートを使用した。ポリエチレン
テレフタレートの消費量は920g、洗浄に要した時間は51
分であった。
実施例1〜5、比較例1〜2の条件および結果を表1に
まとめた。
まとめた。
〔発明の効果〕 本発明の組成物を洗浄用として使用することにより、高
温度で成形するエンジニアリングプラスチックの品種切
り替えにおいて、極めて効果的な方法を実現できた。
温度で成形するエンジニアリングプラスチックの品種切
り替えにおいて、極めて効果的な方法を実現できた。
即ち、本発明の樹脂組成物を少量用いることにより、従
来の洗浄用組成物の使用に比べて、著しく後続の置換用
樹脂の量を減少させ、また洗浄時間を短縮出来た。表1
のポリフェニレンオキサイドからポリエチレンテレフタ
レートへの品種切り替えを例に取ると、置換用樹脂の量
を1/3以下に減少させ、洗浄時間も2/5以下に短縮出来
た。
来の洗浄用組成物の使用に比べて、著しく後続の置換用
樹脂の量を減少させ、また洗浄時間を短縮出来た。表1
のポリフェニレンオキサイドからポリエチレンテレフタ
レートへの品種切り替えを例に取ると、置換用樹脂の量
を1/3以下に減少させ、洗浄時間も2/5以下に短縮出来
た。
Claims (2)
- 【請求項1】メルトフローインデックスが7.0g/10分以
下のポリスチレンにアルキルベンゼンスルホン中性塩及
び下記から選ばれた1種又は2種以上の離形性化合物
を配合してなる組成物を含む洗浄用樹脂組成物。 カルボン酸の炭素数が10〜22のペンタエリスリトー
ルテトラカルボン酸エステル、カルボン酸の炭素数が12
〜22のカルボン酸モノグリセライドのホウ酸エステルお
よびカルボン酸の炭素数が12〜22のカルボン酸モノグリ
セライドのホウ酸エステルのカルシウム塩。 - 【請求項2】メルトフローインデックスが7.0g/10分以
下のポリスチレン50〜95重量%に、アルキルベンゼンス
ルホン酸中性塩2〜40重量%及び下記から選ばれた離
形性化合物1.5〜15重量%を配合してなる組成物を含む
洗浄用樹脂組成物。 カルボン酸の炭素数が10〜22のペンタエリスリトー
ルテトラカルボン酸エステル、カルボン酸の炭素数が12
〜22のカルボン酸モノグリセライドのホウ酸エステルお
よびカルボン酸の炭素数が12〜22のカルボン酸モノグリ
セライドのホウ酸エステルのカルシウム塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1024061A JPH0741658B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 洗浄用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1024061A JPH0741658B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 洗浄用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02206636A JPH02206636A (ja) | 1990-08-16 |
JPH0741658B2 true JPH0741658B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=12127932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1024061A Expired - Lifetime JPH0741658B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 洗浄用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741658B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9347026B2 (en) | 2012-02-28 | 2016-05-24 | Sabic Global Technologies B.V. | Processes and compositions for cleaning mixing devices to improve polymer production |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4652803B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2011-03-16 | 東邦化学工業株式会社 | 帯電防止性に優れたポリ乳酸系二軸延伸フィルム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624724B2 (ja) * | 1986-02-20 | 1994-04-06 | チッソ株式会社 | 溶融混練装置洗浄用の熱可塑性樹脂組成物 |
-
1989
- 1989-02-03 JP JP1024061A patent/JPH0741658B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9347026B2 (en) | 2012-02-28 | 2016-05-24 | Sabic Global Technologies B.V. | Processes and compositions for cleaning mixing devices to improve polymer production |
US9856443B2 (en) | 2012-02-28 | 2018-01-02 | Sabic Global Technologies B.V. | Processes and compositions for cleaning mixing devices to improve polymer production |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH02206636A (ja) | 1990-08-16 |
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