JPH0741541U - カメラのダイヤル操作装置 - Google Patents
カメラのダイヤル操作装置Info
- Publication number
- JPH0741541U JPH0741541U JP7010693U JP7010693U JPH0741541U JP H0741541 U JPH0741541 U JP H0741541U JP 7010693 U JP7010693 U JP 7010693U JP 7010693 U JP7010693 U JP 7010693U JP H0741541 U JPH0741541 U JP H0741541U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation dial
- rotation
- dial
- support portion
- camera
- Prior art date
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- Pending
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- Shutters For Cameras (AREA)
- Shutter-Related Mechanisms (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数を削減し、組立工数を減少させて、
コストダウンを期待することができるカメラの操作ダイ
ヤル装置を提供すること。 【構成】 カメラ本体に内蔵されたシャッタ速度切換機
構等と連結され、回転操作されるよりシャッタ速度等を
切り換える操作ダイヤル、この操作ダイヤルの回転軸を
支持する回転支持部、操作ダイヤルと回転支持部のいず
れか一方に一体に設けられたクリック爪、及び、操作ダ
イヤルと回転支持部の他方に一体に設けられたクリック
爪と係合する係合歯を有するカメラの操作ダイヤル装
置。
コストダウンを期待することができるカメラの操作ダイ
ヤル装置を提供すること。 【構成】 カメラ本体に内蔵されたシャッタ速度切換機
構等と連結され、回転操作されるよりシャッタ速度等を
切り換える操作ダイヤル、この操作ダイヤルの回転軸を
支持する回転支持部、操作ダイヤルと回転支持部のいず
れか一方に一体に設けられたクリック爪、及び、操作ダ
イヤルと回転支持部の他方に一体に設けられたクリック
爪と係合する係合歯を有するカメラの操作ダイヤル装
置。
Description
【0001】
本考案は、シャッタ速度等を、操作ダイヤルの回転操作により切り換えるカメ ラの操作ダイヤル装置に関する。
【0002】
カメラ本体に操作ダイヤルを有し、この操作ダイヤルを回転操作することによ りシャッタ速度等を切り換える構造のカメラでは、クリックストップ機構によっ て操作ダイヤルを所望の切換え位置に保持している。
【0003】 このような構造のカメラでは従来、クリックボールやばね等を操作ダイヤルに 或はその周辺に別設する等により、クリックストップ機構を構成していた。この ため、部品点数が多く、組立工数も多くなって、これらがコストアップの一因と なっていた。
【0004】
本考案は、上記従来の問題点に基づいて成されたものであって、部品点数を削 減し、組立工数を減少させて、コストダウンを期待することができるカメラの操 作ダイヤル装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するための本考案は、カメラ本体に内蔵されたシャッタ速度切 換機構等と連結され、回転操作されるよりシャッタ速度等を切り換える操作ダイ ヤル;この操作ダイヤルの回転軸を支持する回転支持部;上記操作ダイヤルと回 転支持部のいずれか一方に一体に設けられたクリック爪;及び、上記操作ダイヤ ルと回転支持部の他方に一体に設けられた上記クリック爪と係合する係合歯;を 有することを特徴としている。
【0006】
以下図示実施例に基づいて本考案を説明する。図1は、カメラに搭載されるダ イヤル操作装置11の第一の実施例を示す平面図であり、図2は、図1のII-II 線に沿わせた断面図である。図1において、図2に示される操作ダイヤル15の 上部面は省略されている。
【0007】 カメラ本体12は、操作ダイヤル15の回転中心に位置して該操作ダイヤル1 5の回転軸16を回転可能に支持する回転支持部13を有している。操作ダイヤ ル15は、回転軸16を回転支持部13の回転孔20に回転自在に挿通した状態 で該回転支持部13を囲繞する内周面15aと、該内周面15aに設けた該回転 支持部13に向けて突出するクリック爪17を有している。回転支持部13は、 該クリック爪17を係合する係合歯列19を外周に亘って有している。該係合歯 列19は、合成樹脂材料等によって回転支持部13と一体に形成されている。ま たクリック爪17は、平面視V字状に構成され、合成樹脂材料等によって操作ダ イヤル15と一体に形成された可撓性を有するもので、頂部17aを係合歯列1 9の歯底円に大略到達させる程度に該係合歯列19に向けて突出させている。
【0008】 回転支持部13と対応するカメラ本体12の内部には、シャッタ速度の設定を 行なうためのシャッタ速度切換機構(設定値切換機構)21が設けられている。 このシャッタ速度切換機構21は、操作ダイヤル15の回転軸16の先端部とカ メラ本体内方において連結される。その連結手段として、例えばシャッタ速度切 換機構21の回転部分に挿入孔を形成し、この挿入孔と回転軸16のいずれか一 方に設けたキーと他方に設けたキー溝を連結させる手法が挙げられる。
【0009】 以上の構成を有する本カメラのダイヤル操作装置11によれば、操作ダイヤル 15をいずれかの方向に回転操作することによりシャッタ速度切換機構21を操 作して、シャッタ速度を変更させることができる。クリック爪17は、操作ダイ ヤル15が回転するとき、係合歯列19の形状にその頂部17aを沿わせて撓み ながら係合歯列19上を移動し、操作ダイヤル15が停止したとき係合歯列19 の対応する歯と係合する。これにより、操作ダイヤル15は、所望のシャッタ速 度を選択した状態でクリックストップされる。
【0010】 そして本カメラのダイヤル操作装置11によれば、クリック爪17を操作ダイ ヤル15と一体に構成しかつ係合歯列19を回転支持部13と一体に構成したか ら、従来装置においてクリックボールやばね等を操作ダイヤル或はその周辺に別 設してクリックストップ機構を構成していたのに比して、部品点数を減少させる ことができる。これにより、組立工数を減少させることができるから、生産コス トを下げることも期待できる。
【0011】 上記実施例では、クリック爪17を平面視V字状に構成したが、図3及び図4 に示されるように、操作ダイヤル15と一体に設けた一枚の板状のクリック爪2 2として構成することができ、この構成によっても、上記実施例と同様の効果を 得ることができる。なお、図3中の22aは、係合歯列19と係合する先端部で ある。
【0012】 また図5と図6に示されるように、図1及び図2におけるクリック爪17と係 合歯列19の関係を逆にし、回転支持部13に一体に設けたV字状のクリック爪 26と、操作ダイヤル15の内周面15aの周方向に亘って該ダイヤル15と一 体に設けた係合歯列23とを係合させる構成とすることもでき、これによっても 上記実施例と同様の効果を得ることができる。なお、図5中の26aは頂部であ る。
【0013】 さらに図7と図8に示されるように、図3及び図4におけるクリック爪22と 係合歯列19の関係を逆にし、回転支持部13に一体に設けた板状のクリック爪 25と、操作ダイヤル15の内周面15aの周方向に亘って該ダイヤル15と一 体に設けた係合歯列23とを係合させる構成とすることもでき、これによっても 上記実施例と同様の効果を得ることができる。なお、図7中の25aは先端部で ある。
【0014】
以上のように本考案によれば、カメラ本体に内蔵されたシャッタ速度切換機構 等と連結され、回転操作されるよりシャッタ速度等を切り換える操作ダイヤル; この操作ダイヤルの回転軸を支持する回転支持部;操作ダイヤルと回転支持部の いずれか一方に一体に設けられたクリック爪;及び、操作ダイヤルと回転支持部 の他方に一体に設けられたクリック爪と係合する係合歯を有するから、従来装置 においてクリックボールやばね等を操作ダイヤル或はその周辺に別設してクリッ クストップ機構を構成していたのに比して、部品点数を減少させることができる 。これにより、組立工数を減少させることができるから、コストダウンを期待す ることができる。
【図1】本考案によるカメラのダイヤル操作装置の第一
の実施例を示す、一部断面した平面図である。
の実施例を示す、一部断面した平面図である。
【図2】図1のII-II 線に沿う断面図である。
【図3】本考案によるカメラのダイヤル操作装置の第二
の実施例を示す、一部断面した平面図である。
の実施例を示す、一部断面した平面図である。
【図4】図3のIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】本考案によるカメラのダイヤル操作装置の第三
の実施例を示す、一部断面した平面図である。
の実施例を示す、一部断面した平面図である。
【図6】図5のVI-VI 線に沿う断面図である。
【図7】本考案によるカメラのダイヤル操作装置の第四
の実施例を示す、一部断面した平面図である。
の実施例を示す、一部断面した平面図である。
【図8】図7のVIII-VIII 線に沿う断面図である。
11 ダイヤル操作装置 12 カメラ本体 13 回転支持部 15 操作ダイヤル 15a 内周面 16 回転軸 17 22 25 26 クリック爪 19 23 係合歯列 20 回転孔 21 シャッタ速度切換機構(設定値切換機構)
Claims (3)
- 【請求項1】 回転操作されることにより、カメラ本体
に内蔵された設定値切換機構を切換操作して設定値を変
更させる操作ダイヤル;この操作ダイヤルの回転中心に
位置し、該操作ダイヤルの回転軸を回転可能に支持する
回転支持部;上記操作ダイヤルと回転支持部のいずれか
一方に一体に設けられ、上記回転中心を中心とする円周
方向に設けられた係合歯列;及び、 上記操作ダイヤルと回転支持部の他方に一体に設けら
れ、上記係合歯列に向けて係合可能に突出するクリック
爪;を有することを特徴とするカメラのダイヤル操作装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、操作ダイヤルは、回
転軸を回転支持部に支持された状態で該回転支持部を囲
繞する内周面と、該内周面に設けた該回転支持部に向け
て突出するクリック爪を有し、回転支持部は、該クリッ
ク爪を係合する係合歯列をその外周に亘って有している
カメラのダイヤル操作装置。 - 【請求項3】 請求項1において、操作ダイヤルは、回
転軸を回転支持部に支持された状態で該回転支持部を囲
繞する内周面と、該内周面にその内周に亘って設けた上
記クリック爪を係合する係合歯列を有し、回転支持部
は、該クリック爪を上記操作ダイヤル内周面の係合歯列
に向けて突出させて有しているカメラのダイヤル操作装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7010693U JPH0741541U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | カメラのダイヤル操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7010693U JPH0741541U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | カメラのダイヤル操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0741541U true JPH0741541U (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=13421963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7010693U Pending JPH0741541U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | カメラのダイヤル操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741541U (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP7010693U patent/JPH0741541U/ja active Pending
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