JPH032766Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032766Y2 JPH032766Y2 JP9454685U JP9454685U JPH032766Y2 JP H032766 Y2 JPH032766 Y2 JP H032766Y2 JP 9454685 U JP9454685 U JP 9454685U JP 9454685 U JP9454685 U JP 9454685U JP H032766 Y2 JPH032766 Y2 JP H032766Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- rotation
- gear cover
- lever
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は電動工具のギヤ変速切換機構に関する
ものである。
ものである。
従来例を第１図に示す。駆動軸１により回転を
伝達された中間軸２には高速側ピニオン２ａと低
速側ピニオン２ｂが形成され、それぞれ出力軸３
に摺動可能に嵌合保持され、一体的に固着された
高速ギヤ４ａと低速ギヤ４ｂから成るギヤ対４に
かみ合うようになつていてギヤカバ５に保持され
ている。
伝達された中間軸２には高速側ピニオン２ａと低
速側ピニオン２ｂが形成され、それぞれ出力軸３
に摺動可能に嵌合保持され、一体的に固着された
高速ギヤ４ａと低速ギヤ４ｂから成るギヤ対４に
かみ合うようになつていてギヤカバ５に保持され
ている。
高速ギヤ４ａ、低速ギヤ４ｂの移動はギヤカバ
５に嵌合されたレバー６に偏心固着されたピン７
を高速ギヤ４ａと低速ギヤ４ｂに係止させレバー
６の回転により行なわれる。ギヤカバ５に対する
レバー６の保持は第２図に示すようにレバ６の軸
に設けられた周溝６ａにフオーク状のプレート８
を係止させて行うものであつた。このようにレバ
ー６の保持に別体の保持部材を用いているため組
立にその工程を要し、コスト面での課題であつ
た。
５に嵌合されたレバー６に偏心固着されたピン７
を高速ギヤ４ａと低速ギヤ４ｂに係止させレバー
６の回転により行なわれる。ギヤカバ５に対する
レバー６の保持は第２図に示すようにレバ６の軸
に設けられた周溝６ａにフオーク状のプレート８
を係止させて行うものであつた。このようにレバ
ー６の保持に別体の保持部材を用いているため組
立にその工程を要し、コスト面での課題であつ
た。
本考案の目的は、従来技術の欠点をなくし、ギ
ヤ変速切換部の部品数を減らして簡素化し、コス
トの低減を図ることにある。
ヤ変速切換部の部品数を減らして簡素化し、コス
トの低減を図ることにある。
本考案は従来例の切換レバーである回動軸が軸
長にくらべて軸径部が太いことに着目し、軸部も
弾性が得られる材料を用いてたわみ可能な爪部を
一体的に構成し、ギヤカバ嵌合部に係止出来るよ
うに回動軸部の爪の構成を工夫したものである。
長にくらべて軸径部が太いことに着目し、軸部も
弾性が得られる材料を用いてたわみ可能な爪部を
一体的に構成し、ギヤカバ嵌合部に係止出来るよ
うに回動軸部の爪の構成を工夫したものである。
本考案の一実施例を第３図以下に示す。第３図
に示す回動レバー９は、つまみ部９ａの反対側に
ピン７が固着されている他、２ケ所の爪部９ｂを
有している。また、リブに一体的に突起９ｃも設
けられている。これら、爪部９ｂおよび突起９ｃ
は回動軸中心側にたわみ変形可能なように弾性を
もつている。ギヤカバ５′への保持はギヤカバ
５′の側面に設けられた穴５′ａに押し込むだけで
良い。第４図に示すように挿入時は爪部９ｂがた
わみさらに押し込むと爪部９ｂは、ギヤカバ内壁
５′ｂに係止される。係止部の肉厚は均一に構成
されているので回動可能である。
に示す回動レバー９は、つまみ部９ａの反対側に
ピン７が固着されている他、２ケ所の爪部９ｂを
有している。また、リブに一体的に突起９ｃも設
けられている。これら、爪部９ｂおよび突起９ｃ
は回動軸中心側にたわみ変形可能なように弾性を
もつている。ギヤカバ５′への保持はギヤカバ
５′の側面に設けられた穴５′ａに押し込むだけで
良い。第４図に示すように挿入時は爪部９ｂがた
わみさらに押し込むと爪部９ｂは、ギヤカバ内壁
５′ｂに係止される。係止部の肉厚は均一に構成
されているので回動可能である。
さらに回動角度の設定は、第３図に示すような
突起９ｃを第７図に示すギヤカバ５′の嵌合穴
５′ａの内周に設けた凹部５′ｂに当接させること
により回動レバー９の回動を係止される。
突起９ｃを第７図に示すギヤカバ５′の嵌合穴
５′ａの内周に設けた凹部５′ｂに当接させること
により回動レバー９の回動を係止される。
第５図は高速ギヤ４ａ、低速ギヤ４ｂの移動の
中間点で、第６図は出力軸３が低速側にあり、回
動レバー９が位置決めされた状態を示す。
中間点で、第６図は出力軸３が低速側にあり、回
動レバー９が位置決めされた状態を示す。
本考案によれば、電動工具のギヤ変速機構にお
いて、切換用回動レバーの軸部に弾性が得られる
材料を用いてたわみ可能な爪部を一体的に形成し
たので、部品数を削減できる上に、組立時の手間
を省きコストを低減できる。
いて、切換用回動レバーの軸部に弾性が得られる
材料を用いてたわみ可能な爪部を一体的に形成し
たので、部品数を削減できる上に、組立時の手間
を省きコストを低減できる。
第１図は電動工具のギヤ切換部の従来例の縦断
側面図を示す。第２図は、従来例の回動レバーと
フオーク状プレートの分解斜視図を示す。第３図
は本考案による回動レバーの斜視図、第４図は回
動レバーのピン側より見た正面図。第５図、第６
図は本考案によるギヤ切換機構部の回動レバー付
近の縦断側面図を示し、第５図は、ギヤ切換途中
で位置決めされない状態。第６図は回動レバの突
起がギヤカバ嵌合穴の凹部に係止され位置決めさ
れた状態を示す。第７図は本考案によるギヤカバ
の側面図を示す。 図において、１……駆動軸、２……中間軸、２
ａ……高速側ピニオン、２ｂ……低速側ピニオ
ン、２ｃ……フアーストギヤ、３……出力軸、４
……ギヤ対、４ａ……高速側ギヤ、４ｂ……低速
側ギヤ、５……ギヤカバ、６……回動レバー、６
ａ……周溝、６ｂ……突起、７……ピン、８……
フオーク状プレート、５′……ギヤカバ、５′ａ…
…嵌合穴、５′ｂ……凹部、９……ピン、９ａ…
…つまみ、９ｂ……爪、９ｃ……突起。
側面図を示す。第２図は、従来例の回動レバーと
フオーク状プレートの分解斜視図を示す。第３図
は本考案による回動レバーの斜視図、第４図は回
動レバーのピン側より見た正面図。第５図、第６
図は本考案によるギヤ切換機構部の回動レバー付
近の縦断側面図を示し、第５図は、ギヤ切換途中
で位置決めされない状態。第６図は回動レバの突
起がギヤカバ嵌合穴の凹部に係止され位置決めさ
れた状態を示す。第７図は本考案によるギヤカバ
の側面図を示す。 図において、１……駆動軸、２……中間軸、２
ａ……高速側ピニオン、２ｂ……低速側ピニオ
ン、２ｃ……フアーストギヤ、３……出力軸、４
……ギヤ対、４ａ……高速側ギヤ、４ｂ……低速
側ギヤ、５……ギヤカバ、６……回動レバー、６
ａ……周溝、６ｂ……突起、７……ピン、８……
フオーク状プレート、５′……ギヤカバ、５′ａ…
…嵌合穴、５′ｂ……凹部、９……ピン、９ａ…
…つまみ、９ｂ……爪、９ｃ……突起。
Claims (1)
- 電動工具の出力軸上、軸方向に摺動可能に配置
された高速側と低速側のギヤ対、前記出力軸およ
びギヤ対を保持するギヤカバ、該ギヤカバの側面
には出力軸に直交して回動レバーを配し、該回動
レバーには回動中心に偏心してピンを固着させ、
前記ギヤ対に係止させて回動レバーの回動によ
り、前記ギヤ対を移動させ、中間ギヤ対とのかみ
合いを変えて出力軸の高速、低速を選択できるギ
ヤ変速機構において、前記回動レバーの回動軸外
周に突出し、弾性を有する爪部と、同様に弾性を
有するリブの先端部に回動軸外周に突する突起を
設けて、前記爪部は、前記ギヤカバの内壁に係止
させて回動レバーをギヤカバに保持させ、前記突
起はギヤカバの回動軸の嵌合する内周に設けた凹
部に係止させて、回動角を設定して位置決めする
ことを特徴としたギヤ変速切換機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9454685U JPH032766Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9454685U JPH032766Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS621885U JPS621885U (ja) | 1987-01-08 |
| JPH032766Y2 true JPH032766Y2 (ja) | 1991-01-24 |
Family
ID=30653141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9454685U Expired JPH032766Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH032766Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP9454685U patent/JPH032766Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS621885U (ja) | 1987-01-08 |
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