JPH0741208A - シート材処理装置 - Google Patents

シート材処理装置

Info

Publication number
JPH0741208A
JPH0741208A JP18859693A JP18859693A JPH0741208A JP H0741208 A JPH0741208 A JP H0741208A JP 18859693 A JP18859693 A JP 18859693A JP 18859693 A JP18859693 A JP 18859693A JP H0741208 A JPH0741208 A JP H0741208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
film
light receiving
receiving element
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18859693A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Hiraiwa
定夫 平岩
Hiroyuki Koide
宏之 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Co Ltd filed Critical Kowa Co Ltd
Priority to JP18859693A priority Critical patent/JPH0741208A/ja
Publication of JPH0741208A publication Critical patent/JPH0741208A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光を所定の透過率で半透過するシート材を積
層して収納した収納部から前記シート材を1枚ずつ取り
出して処理部へ搬送し、所定の処理を行なうシート材処
理装置において、シート材の重送の発生を正確に検出で
きるようにする。 【構成】 フィルム2を収納した供給マガジン1から撮
影部へのフィルム搬送通路に、赤外線を発光するフォト
ダイオード21と赤外線を検知するフォトトランジスタ
22が設けられ、両者の間をフィルム2が通過してダイ
オード21の赤外線がフィルム2を所定の透過率で半透
過してトランジスタ22に受光される。両者間を通過中
のフィルム2の枚数により赤外線の透過量が異なり、ト
ランジスタ22の赤外線の受光量が異なり、その出力が
異なる。従って、トランジスタ22の出力により通過中
のフィルム2の枚数を判定し、重送の発生を正確に検出
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート材処理装置に関
し、詳しくは、光(可視光のみならず赤外線、紫外線を
含む)を所定の透過率で半透過するシート材を積層して
収納した収納部から前記シート材を1枚ずつ取り出して
処理部へ搬送し、所定の処理を行なうシート材処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置の一例として、モニターテ
レビなどの表示装置に表示された画像をレントゲンフィ
ルムなどの感光性のシートフィルムに撮影する撮影装置
が知られている。この装置では、多数の未露光フィルム
を収納した供給マガジンから自動的に1枚づつフィルム
を取り出して撮影面に搬送し、そこでテレビ画像をフィ
ルムに撮影した後、自動的にレシーブマガジンに搬送し
て収納し、その後フィルムを現像装置に搬送し、現像処
理を行なうようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の撮影装置では、
供給マガジンから1枚づつフィルムを取り出し対の搬送
ローラーでくわえ込んで撮影領域内に搬送するが、供給
マガジンからのフィルムの取り出し時に、積層されたフ
ィルムどうしがくっついて複数枚重なった状態で取り出
され、複数枚重なった状態で搬送されてしまう(以下こ
れを重送という)場合がある。この重送が発生したら、
それを素早く検出し、複数枚重なったフィルムから1枚
だけを分離して供給する必要がある。しかしフィルムが
薄いため、1枚だけの状態と複数枚重なった状態の差を
認識して重送の発生を正確に検出することは非常に難し
いという問題があった。
【0004】そこで本発明の課題は、上記の撮影装置に
限らず、冒頭で述べた種類のシート材処理装置におい
て、シート材の重送の発生を正確に検出することができ
る構成を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、光を所定の透過率で半透過するシ
ート材を積層して収納した収納部から前記シート材を1
枚ずつ取り出して処理部へ搬送し、所定の処理を行なう
シート材処理装置において、前記収納部から処理部への
シート材搬送通路に発光素子と受光素子を対向して設
け、該発光素子と受光素子間を前記シート材が通過して
発光素子の発光がシート材を半透過して受光素子に受光
されるようにし、さらに、前記受光素子の受光量に応じ
た出力により前記発光素子、受光素子間を通過中のシー
ト材の枚数を判定する手段を設けた構成を採用した。
【0006】
【作用】このような構成によれば、発光素子、受光素子
間を通過中のシート材の枚数による受光素子の受光量に
応じた出力により発光素子、受光素子間を通過中のシー
ト材の枚数を判定して重送の発生を正確に検出すること
ができる。
【0007】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。ここでは先述した感光性シートフィルムに画像を撮
影する撮影装置に本発明を適用した実施例を示す。
【0008】図1は実施例の撮影装置の構成を示してい
る。まず撮影処理を受けるフィルムの流れに沿って装置
全体の構成を説明する。
【0009】図1において符号1はシートフィルムを収
納するための供給マガジンである。この供給マガジン1
内に積層して収納されたフィルム2はモーター3によっ
て駆動される吸着盤5によって最上層の1枚が吸着して
取り出され、モーター7により駆動される1対の搬送ロ
ーラー6a,6bに送り込まれる。フィルム2はローラ
ー6a,6bからローラー8a,8b、更にローラー9
a,9bへと送られる。ローラー8a,8b,9a,9
b,10a,10bはモーター12によって駆動され
る。
【0010】ローラー9a,9bに達したフィルム2は
ストップされ、撮影面に設けられた不図示の真空ポンプ
で空気を吸引する撮影面箱13に吸い寄せられ、平面性
が保たれた状態でTVモニター14の画像が撮影され
る。
【0011】撮影が終了するとモーター12が逆回転
し、フィルム2はローラー9a,9bからローラー8
a,8bに逆送され、ガイド11に案内されてローラー
10a,10bに到達し、更に送られてレシーブマガジ
ン15内に落下し、収納されて処理が完了する。
【0012】ところで、供給マガジン1からフィルム2
を取り出してローラー6a,6bにくわえ込ませて撮影
領域に搬送するが、このときに複数枚重ねてくわえ込ん
で重送が発生した場合は素早くこれを検出し何らかの方
法で1枚にして供給しなければならない。
【0013】そこで本実施例では、搬送ローラー6a,
6bの搬送方向下流側の近傍において、赤外線を発射す
るフォトダイオード21と、その赤外線を検知するフォ
トトランジスタ22をフィルム2の搬送通路に面して対
向して配置してある。こうしてローラー6a,6bから
送り出されたフィルム2がダイオード21,トランジス
タ22の間を通過するようにし、フォトダイオード21
により赤外線をフィルム2に照射し、所定の透過率でフ
ィルム2を半透過した赤外線をフォトトランジスタ22
で検知する。
【0014】ここで、ダイオード21,トランジスタ2
2間にフィルム2がない場合と、1枚だけが通過中の場
合と、2枚以上重なって通過中の重送の場合とで赤外線
の透過量が異なり、フォトトランジスタ22の受ける赤
外線の受光量、強度が異なり、フォトトランジスタ22
の出力が異なる。従って、フォトトランジスタ22の出
力レベルによってフォトダイオード21,フォトトラン
ジスタ22間を通過中のフィルムの枚数を判定し、重送
が発生しているか否かを判定することができる。本実施
例では、この判定をコンパレーターにより行なう。
【0015】ただし、この判定の前に、複数種類のフィ
ルムを使用する場合、フィルムの種類によって赤外線の
透過率が異なるので、それに対応して判定を正確に行な
うため、使用しているフィルムの種類を検知する必要が
ある。
【0016】このため、本実施例では例えば4種類のフ
ィルムを使用可能なものとして、使用中のフィルムの種
類を検出するために、図2に示すように4個のセンサー
31〜34をローラー6a,6bのフィルム搬送方向下
流側の近傍に設け、フィルム2の搬送通路に面し、フィ
ルム2の搬送方向に直交するローラー6a,6bの軸方
向に沿って並べて配置している。センサー31〜34の
位置は、フィルムの種類によって異なるフィルムの姿勢
検知用切欠き2aのそれぞれが通過する位置とする。
【0017】なお、フィルム2の姿勢検知用切欠き2a
は、図3に示すようにフィルム2の一方の側縁(フィル
ム2の搬送方向の前縁)に形成され、使用者が暗室内で
フィルム2の側縁を指先でなぞってフィルム2の姿勢、
向きを知るためのものである。この切欠き2aはフィル
ムの種類により位置と形状が異なるので、これを検知し
てフィルムの種類を検知することができる。
【0018】図2に示すように、搬送ローラー6a,6
bから送り出されたフィルム2は重送検出用のフォトダ
イオード21,フォトトランジスタ22間を通過すると
ともに、センサー31〜34の所を通過する。そしてセ
ンサー31〜34のいずれが切欠き2aを検知するかに
よりフィルムの種類が検出され、その検出結果によりフ
ォトダイオード21に印加される電流が制御されて発光
量が制御され、フォトトランジスタ22のフィルム無
し、1枚通過中、重送の検出出力がそれぞれフィルムの
種類に拘らずほぼ一定になるようにダイオード21,ト
ランジスタ22からなる透過型赤外線センサの感度が調
整される。
【0019】次に、上記のフィルム種類の検出、センサ
の感度調整、及び重送の検出、判定のそれぞれを行なう
ための回路の構成を図4により説明する。
【0020】図4において、符号30は上述のセンサー
31〜34によりフィルム2の種類を検出するフィルム
検出回路30である。この検出回路30において、セン
サー31〜34は、フォトダイオード21,フォトトラ
ンジスタ22と同様に赤外線を発射するフォトダイオー
ドと赤外線を感知するフォトトランジスタからなる透過
型赤外線センサーであり、各ダイオードとトランジスタ
はフィルム2の搬送通路の上下に対向して設けられてい
る。センサー31〜34の出力端子(各フォトトランジ
スタのコレクタ)はラッチ回路36と、このラッチ回路
36を制御してセンサー出力を制御するセンサー出力制
御回路35に接続されている。なおトランジスタTr0
はセンサー31〜34の駆動を制御するためのものであ
り、抵抗R0は電流制限用である。
【0021】また、符号37は上述の感度調整を行なう
ための感度調整回路であり、トランジスタTr1〜Tr
4とそのコレクタのそれぞれに接続された可変抵抗VR
1〜VR4からなり、トランジスタTr1〜Tr4の各
ベースは電流制限用抵抗R1〜R4を介しラッチ回路3
6の各出力に接続され、可変抵抗VR1〜VR4はフォ
トダイオード21に対し並列に接続されている。
【0022】また、符号23は重送の判定を行なうため
のコンパレーター回路であり、2つのコンパレーター2
4a,24bからなる。コンパレーター24a,24b
にはフォトトランジスタ22の出力電圧を抵抗R5,R
6で分圧した電圧のそれぞれが入力され、それと所定の
基準電圧との比較結果が出力25,26として出力され
る。
【0023】次に、上記の各回路の動作を説明する。
【0024】まずフィルム種類検出回路30から説明す
る。図2に切欠き2aの位置を示したフィルム2の前縁
部がセンサー31〜34の所を通過するとき、センサー
31〜34の出力は、31が閉(フィルムで遮断、半透
過)で出力H(ハイレベル)、32が開(切欠きで全量
透過)で出力L(ローレベル)、33が閉で出力H、3
4が閉で出力Hとなり、H,L,H,Hの組合わせの信
号が出力される。
【0025】すなわち、使用する4種類のフィルム2の
切欠き2aのそれぞれの位置がセンサー31〜34のそ
れぞれに対応するものとして、どの種類のフィルムの前
縁部が通過するときもHが3つ、Lが1つの信号が出る
ことになる。
【0026】ここでセンサー出力制御回路35は、セン
サー31〜34からの入力がHが3つLが1つとなった
とき、ラッチ回路36に対しトリガー信号を出力する。
これと同時にセンサー31〜34の出力はラッチ回路3
6に入力されて制御回路35からのトリガー入力でホー
ルドされ、L信号を入力した入力端子に対応した出力端
子からH信号が出力され、他の出力端子の信号はLとな
る。
【0027】ラッチ回路36の出力は感度調整回路37
に入力され、トランジスタTr1〜Tr4の内でH信号
を印加されたもののみがオンし、フォトダイオード21
に電流が印加され、フォトダイオード21が発光する。
【0028】このとき、オンしたトランジスタに接続さ
れた可変抵抗VR1〜VR4のいずれかを介してフォト
ダイオード21を流れる電流が制限され、フォトダイオ
ード21による赤外線の発光量が設定される。すなわ
ち、可変抵抗VR1〜VR4を介してフォトダイオード
21の発光量が4種類に可変に設定される。この4種類
の発光量は、使用するフィルムの4種類に対応し、どの
種類のフィルムでもフィルム1枚がフォトダイオード2
1,フォトトランジスタ22間を通過中のとき、トラン
ジスタ22の出力が所定、例えば4Vになるように、予
め可変抵抗VR1〜VR4の調整により設定される。
【0029】ここで上述のようにフィルム2の種類によ
り切欠き2aの位置が図2の場合はセンサー32の出力
がLでラッチ回路36を介してトランジスタTr3にH
信号が印加され、トランジスタTr3,可変抵抗VR3
を介してフォトダイオード21に電流が印加され、フォ
トダイオード21が発光し、赤外線をフィルム2に照射
する。
【0030】そして所定の透過率でフィルムを半透過し
た赤外線がフォトトランジスタ22で検知され、その検
知出力の信号がコンパレーター回路23に入力され、そ
の信号の電圧により重送か否かが判定される。その判定
の詳細を次に説明する。
【0031】まず、上述のようにフィルムの種類に拘ら
ずフィルム1枚が通過中のときフォトトランジスタ22
の出力が例えば4Vとなるように設定する理由を説明す
ると、実際に本装置で使用するフィルム4種類について
フォトダイオード21の発光量を一定としてフォトダイ
オード21,フォトトランジスタ22通過中のフォトト
ランジスタ22の出力を測定したところ、 フィルム2枚の重送のとき 1.25V近辺 フィルム1枚のとき 4V近辺 フィルム0枚のとき 8V近辺 でばらついた値を示したからである。
【0032】そこでコンパレーターによる判定の正確さ
を期すため、上述のようにどの種のフィルムでも1枚の
ときほぼ4Vが出るようにフィルムの種類に応じて感度
調整回路37でセンサの感度を調整することにより、ど
の種類のフィルムもほぼ同じ条件でコンパレートするこ
とができる。
【0033】そして、コンパレーター回路23におい
て、一例として、フォトトランジスタ22からの入力が
6.4V以上のときは、出力25がH、6.4V以下の
ときは出力25がLになり、2.1V以上のときは出力
26がH、2.1V以下のときは出力26がLになるよ
うに構成する。
【0034】これを上記のフォトトランジスタの出力の
測定結果と照合してみると、6.4V以上は8V近辺を
包括しているので出力25がHはフィルム0枚、6.4
V以下〜2.1V以上は4V近辺を包括しているので出
力25がL、出力26がHはフィルム1枚、2.1V以
下のときは1.25V近辺を包括しているので出力26
がLはフィルム2枚以上、すなわち重送と判定してよい
こととなる。
【0035】このようにして、使用するフィルムの種類
に拘らず、重送か否かの判定を正確に行なうことができ
る。
【0036】そして、出力25がH(フィルム0枚)の
ときはフィルム2をまだ供給マガジン1から搬出してい
ない状態、ないしはフィルム2の後端がフォトダイオー
ド21,フォトトランジスタ22の所を通過した搬送後
の状態であるので、必要に応じて搬送動作を開始する。
【0037】また、出力25がL、かつ出力26がHの
ときはフィルム1枚搬送中であるので、そのままフィル
ムを撮影領域内に搬送する。
【0038】また、出力26がLのときは2枚以上の重
送であるので、例えば、搬送ローラー6a,6bを逆転
させフィルムをいったん供給マガジン1に逆送し、再度
搬出をやり直す。あるいは、本出願人が先に実願平5-25
663号により提案したような分離機構を採用すれば、こ
こでフィルムを1枚だけ残して他を供給マガジン1に逆
送し、残した1枚を撮影領域内に搬送することができ
る。
【0039】以上のように本実施例の装置によれば、使
用するフィルム2の種類に拘らず、重送の発生を正確に
検出することができる。なお、上述したフォトトランジ
スタ22の出力4Vやコンパレータの判定のしきい値の
電圧の設定はあくまでも一例に過ぎず、使用するフィル
ムの種類や各回路の構成などに応じて様々に設定される
ことは言うまでもない。
【0040】また、上述した構成では、フィルム種類検
出回路30により自動的にフィルムの種類を検出し、検
出結果により感度調整回路37が自動的に作動される構
成としたが、フィルム種類検出回路30を設けず、装置
の使用者が使用するフィルムの種類に応じてマニュアル
で感度調整を行なうようにしても良い。その場合、感度
調整回路37は例えば図5に示すように構成する。すな
わち、前述のトランジスタTr1〜Tr4の代わりに切
換タップJP1〜JP4を可変抵抗VR1〜VR4のそ
れぞれに接続し、切換タップJP1〜JP4の他端はセ
ンサー駆動制御用のトランジスタTr5を介し接地す
る。そしてフィルムの種類に合わせて切換タップJP1
〜JP4のいずれかを選択して接続することにより、フ
ォトダイオード21の発光量を4種類に設定することが
できる。
【0041】この構成によれば、フィルム種類検出回路
30を省いて装置のコストダウンを図ることができ、フ
ィルムの種類に応じた切換タップJP1〜JP4の切換
を間違えなければ重送検出に問題は生じない。
【0042】また、上述のような構成は、実施例の撮影
装置に限らず、光を所定の透過率で半透過するシート材
を積層して収納した収納部から前記シート材を1枚ずつ
取り出して処理部へ搬送し、所定の処理を行なうシート
材処理装置であって、重送の検出を行なう必要がある装
置ならば、同様に適用して同様の効果を期待できる。そ
の場合、使用するシート材は感光性のものに限らないこ
とは勿論である。また、重送の検出に使用するセンサも
赤外線センサに限らず、可視光ないし赤外線により検出
を行なうセンサを使用してよいことも勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、光を所定の透過率で半透過するシート材を積
層して収納した収納部から前記シート材を1枚ずつ取り
出して処理部へ搬送し、所定の処理を行なうシート材処
理装置において、前記収納部から処理部へのシート材搬
送通路に発光素子と受光素子を対向して設け、該発光素
子と受光素子間を前記シート材が通過して発光素子の発
光がシート材を半透過して受光素子に受光されるように
し、さらに、前記受光素子の受光量に応じた出力により
前記発光素子、受光素子間を通過中のシート材の枚数を
判定する手段を設けた構成を採用したので、発光素子、
受光素子間を通過中のシート材の枚数による受光素子の
受光量に応じた出力により発光素子、受光素子間を通過
中のシート材の枚数を判定して重送の発生を正確に検出
でき、重送に対処して装置の信頼性を向上できるという
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の撮影装置の構成とフィルム搬
送動作を示す説明図である。
【図2】同装置に使用されるフィルムの種類を検出する
ための切欠きとセンサー、および重送を検出するための
センサーの位置関係を示す上面図である。
【図3】フィルムの種類を検出するための切欠きを示す
平面図である。
【図4】フィルム種類の検出、フィルム種類に応じたセ
ンサの感度調整、及び重送の検出、判定を行うための回
路の構成を示す回路図である。
【図5】他の回路の構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 供給マガジン 2 フィルム 3,7,12 モータ 5 吸着盤 6a,6b,8a,8b〜10a,10b 搬送ローラ
ー 13 撮影面箱 14 TVモニター 15 レシーブマガジン 21 フォトダイオード 22 フォトトランジスタ 23 コンパレーター回路 30 フィルム種類検出回路 31〜34 センサー 35 センサー出力制御回路 36 ラッチ回路 37 感度調整回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を所定の透過率で半透過するシート材
    を積層して収納した収納部から前記シート材を1枚ずつ
    取り出して処理部へ搬送し、所定の処理を行なうシート
    材処理装置において、 前記収納部から処理部へのシート材搬送通路に発光素子
    と受光素子を対向して設け、該発光素子と受光素子間を
    前記シート材が通過して発光素子の発光がシート材を半
    透過して受光素子に受光されるようにし、 さらに、前記受光素子の受光量に応じた出力により前記
    発光素子、受光素子間を通過中のシート材の枚数を判定
    する手段を設けたことを特徴とするシート材処理装置。
  2. 【請求項2】 前記シート材を複数種類使用可能に構成
    し、 前記シート材の種類に応じて前記発光素子と受光素子か
    らなるセンサーの感度を調整する感度調整手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート材処理装置。
  3. 【請求項3】 前記収納部から前記処理部へ搬送中のシ
    ート材の種類を検出する検出手段を設け、 該検出手段の検出結果に応じて前記感度調整手段が前記
    感度の調整を行なうように構成したことを特徴とする請
    求項2に記載のシート材処理装置。
  4. 【請求項4】 前記シート材は感光性のシート材を使用
    し、 前記発光素子は赤外線を発射する発光素子とし、 前記受光素子は赤外線を検知する受光素子としたことを
    特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の
    シート材処理装置。
JP18859693A 1993-07-30 1993-07-30 シート材処理装置 Pending JPH0741208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18859693A JPH0741208A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 シート材処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18859693A JPH0741208A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 シート材処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0741208A true JPH0741208A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16226430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18859693A Pending JPH0741208A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 シート材処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0741208A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000003419A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Mitsubishi Electric Corp ホルダー差し込み式非接触カードシステム
JP2007168975A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Ricoh Co Ltd 用紙位置検出装置、該用紙位置検出装置を有する用紙搬送装置、及び該用紙搬送装置を具備する画像形成装置
JP2008239319A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Casio Comput Co Ltd 光学シート給送装置
US8284953B2 (en) 2006-10-16 2012-10-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Circuit and method of reducing pop-up noise in a digital amplifier

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000003419A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Mitsubishi Electric Corp ホルダー差し込み式非接触カードシステム
JP2007168975A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Ricoh Co Ltd 用紙位置検出装置、該用紙位置検出装置を有する用紙搬送装置、及び該用紙搬送装置を具備する画像形成装置
US7675051B2 (en) 2005-12-21 2010-03-09 Ricoh Co., Ltd. Sheet detector mechanism including sheet detector further including photoreceptors, and image forming apparatus including the same
US8284953B2 (en) 2006-10-16 2012-10-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Circuit and method of reducing pop-up noise in a digital amplifier
JP2008239319A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Casio Comput Co Ltd 光学シート給送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7339654B2 (en) Sheet conveying apparatus and image reading apparatus
CN104058277B (zh) 片材供给装置及图像形成装置
US8177222B2 (en) Sheet feeding apparatus and image forming apparatus
JPS61166451A (ja) 複写器の文書フイ−ダ
JPH0741208A (ja) シート材処理装置
US11716431B2 (en) Image reading device
US20220288910A1 (en) Laminating device, image forming apparatus, and image forming system
JPS62146850A (ja) カセツテレスx線撮影装置
US4592633A (en) Photographing apparatus
JPH09226982A (ja) 用紙搬送装置及び自動原稿送り装置
US6923437B2 (en) Apparatus and methods for feeding sheets of media to a media processor
JPH06144697A (ja) フィルム受けマガジンにおけるフィルム満杯状態検知方法とその方法を実施するためのデバイス
JP4487329B2 (ja) 野菜搬送機の選別制御装置
JPH05294511A (ja) シート厚測定装置
JP2816411B2 (ja) 自動原稿送り装置
JP2005335270A (ja) 画像形成装置
JPH073398Y2 (ja) 電子複写機
JPS61282239A (ja) 感光性シ−トの搬送装置
JPH0611989Y2 (ja) 自動原稿送り装置における縦横違い検知装置
JPH04313547A (ja) シート状体の残量検出装置
JPS61178339A (ja) 給紙装置
JPH07101274B2 (ja) マイクロフイルムリ−ダ
JPH04313546A (ja) シート状体の残量検出装置
JP2500682Y2 (ja) フィルム通路切換装置
JPS60223755A (ja) 複写機