JP2000003419A - ホルダー差し込み式非接触カードシステム - Google Patents

ホルダー差し込み式非接触カードシステム

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JP2000003419A
JP2000003419A JP10167503A JP16750398A JP2000003419A JP 2000003419 A JP2000003419 A JP 2000003419A JP 10167503 A JP10167503 A JP 10167503A JP 16750398 A JP16750398 A JP 16750398A JP 2000003419 A JP2000003419 A JP 2000003419A
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郁夫 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーダライタ本体3を分解してからの共振周
波数の調節では、実際の使用状況と異なるため、リーダ
ライタ本体3を再度組み立て設置した時に、共振周波数
がずれ、通信効率が低下する。 【解決手段】 送信コイル用共振コイル8aおよび送信
コイル用共振周波数調節コンデンサ8bと、受信コイル
用共振コイル9aおよび受信コイル用共振周波数調節コ
ンデンサ9bとをリーダライタカバー4に設けたので、
リーダライタカバー4には他の回路が設けられておら
ず、共振周波数の調節の際には、リーダライタ本体3を
分解する必要がなく、容易に調節することができると共
に、共振周波数のずれによる通信効率の低下を防ぐこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホルダー差し込
み式非接触カードシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21は従来のホルダー差し込み式送受
信1周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カードシステムを
示す構成図であり、図において、1はリーダライタ、2
は非接触カード、3はリーダライタ本体、4はリーダラ
イタカバーである。5は非接触カード2に高周波電力信
号を送信する送信コイル、6は非接触カード2からの高
周波信号を受信する受信コイル、7aは送信コイル5と
受信コイル6と結合する送受信コイル用共振コイル、7
bは送受信コイル用共振コイル7aと共振回路を構成す
る送受信コイル用共振周波数調節コンデンサである。1
0は非接触カード2を挿入するホルダーであり、リーダ
ライタ1はこのホルダー10で、リーダライタ本体3と
リーダライタカバー4に分けられるものである。また、
リーダライタ本体3において、11は非接触カード2へ
の送信データと電力を高周波電力信号に変換する送信回
路部、12は非接触カード2からの高周波信号を受信デ
ータに変換する受信回路部、13は送信回路部11と受
信回路部12に信号を供給する発振器部、14は非接触
カード2とリーダライタ1との無線通信を制御する無線
制御装置、15は上位装置16とリーダライタ1間のデ
ータをやり取りするデータ処理部である。
【0003】次に動作について説明する。リーダライタ
1は、常に、送信回路部11を通じ送信コイル5から高
周波電力信号を送信している。また、送信データを上位
装置16、データ処理部15、無線制御装置14および
送信回路部11を通じて、同じく送信コイル5から一定
間隔で送信を行っている。この時、送受信コイル用共振
コイル7aと送受信コイル用共振周波数調節コンデンサ
7bで構成される共振回路の共振周波数を高周波電力信
号の周波数と同一にすることで送信コイル5の送信効率
を高めている。また、リーダライタ1のホルダー10に
非接触カード2を差し込むと送信コイル5から送信して
いる高周波電力信号を非接触カード2が受信および受電
し、非接触カード2から応答データが高周波信号として
送信される。これを送受信コイル用共振コイル7aと送
受信コイル用共振周波数調節コンデンサ7bで構成され
る共振回路の共振周波数を高周波信号の周波数と同一に
することで受信効率を高め、さらに、受信コイル6およ
び受信回路部12で受信データとし、無線制御装置14
およびデータ処理部15を通じて上位装置16に送られ
る。この一連の動作をホルダー10から非接触カード2
を抜き出す等により非接触カード2への電力供給が動作
レベル以下になるまで、または一連の通信が終了するま
で繰り返す。
【0004】図22は従来のホルダー差し込み式送受信
2周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カードシステムを示
す構成図であり、図21で示したホルダー差し込み式送
受信1周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カードシステム
との違いは、送受信コイル用共振コイル7aと送受信コ
イル用共振周波数調節コンデンサ7bで構成される共振
回路の代わりに8a,8b,9a,9bで構成される共
振回路を設けたものであり、図において、8aは送信コ
イル5と結合する送信コイル用共振コイル、8bは送信
コイル用共振コイル8aと共振回路を構成する送信コイ
ル用共振周波数調節コンデンサ、9aは受信コイル6と
結合する受信コイル用共振コイル、9bは受信コイル用
共振コイル9aと共振回路を構成する受信コイル用共振
周波数調節コンデンサである。
【0005】次に動作について説明する。リーダライタ
1の送信の際は、送信コイル用共振コイル8aと送信コ
イル用共振周波数調節コンデンサ8bで構成される共振
回路の共振周波数を高周波電力信号の周波数と同一にす
ることで送信コイル5の送信効率を高め、また、リーダ
ライタ1の受信の際は、受信コイル用共振コイル9aと
受信コイル用共振周波数調節コンデンサ9bで構成され
る共振回路の共振周波数を高周波信号の周波数と同一に
することで受信コイル6の受信効率を高める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のホルダー差し込
み式送受信1周波数帯タイプまたは送受信2周波数帯タ
イプ電磁誘導型非接触カードシステムは以上のように構
成されているので、送受信コイル用共振周波数調節コン
デンサ7b、送信コイル用共振周波数調節コンデンサ8
bおよび受信コイル用共振周波数調節コンデンサ9b
は、リーダライタ本体3に設けられており、そのリーダ
ライタ本体3には多数の回路が設けられているので、共
振周波数の調節の際には、リーダライタ本体3からそれ
ら多数の回路を分解してから調節しなければならず、手
間がかかってしまうという課題があった。また、リーダ
ライタ本体3を分解してからの共振周波数の調節では、
実際の使用状況と異なるため、リーダライタ本体3を再
度組み立て設置した時に、共振周波数がずれ、通信効率
が低下するという課題があった。さらに、非接触カード
2を複数枚使用する場合、それら非接触カード2により
共振周波数がずれ、通信効率が低下するという課題があ
った。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、リーダライタの共振周波数の調節
を容易に、また、実際の使用状況に近い形で行え、非接
触カードの枚数に関係なく通信効率を最大にすることが
できるホルダー差し込み式非接触カードシステムを得る
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るホルダー
差し込み式非接触カードシステムは、リーダライタカバ
ーに設けられ、且つ送信コイルにホルダーを介して対向
するように設けられた送信コイル用共振コイルと、リー
ダライタカバーに設けられ、且つ受信コイルにホルダー
を介して対向するように設けられた受信コイル用共振コ
イルと、リーダライタカバーに設けられ、送信コイル用
共振コイルの共振周波数を調節する送信コイル用共振周
波数調節回路と、リーダライタカバーに設けられ、受信
コイル用共振コイルの共振周波数を調節する受信コイル
用共振周波数調節回路とを備えたものである。
【0009】この発明に係るホルダー差し込み式非接触
カードシステムは、リーダライタカバーに設けられ、且
つ送信コイルおよび受信コイルにホルダーを介して対向
するように設けられた送受信コイル用共振コイルと、リ
ーダライタカバーに設けられ、送受信コイル用共振コイ
ルの共振周波数を調節する送受信コイル用共振周波数調
節回路とを備えたものである。
【0010】この発明に係るホルダー差し込み式非接触
カードシステムは、リーダライタカバーに設けられ、且
つ送信コイルにホルダーを介して対向するように設けら
れた送信コイル用共振コイルと、リーダライタカバーに
設けられ、送信コイル用共振コイルの共振周波数を調節
する送信コイル用共振周波数調節回路とを備えたもので
ある。
【0011】この発明に係るホルダー差し込み式非接触
カードシステムは、リーダライタカバーに設けられ、且
つ受信コイルにホルダーを介して対向するように設けら
れた受信コイル用共振コイルと、リーダライタカバーに
設けられ、受信コイル用共振コイルの共振周波数を調節
する受信コイル用共振周波数調節回路とを備えたもので
ある。
【0012】この発明に係るホルダー差し込み式非接触
カードシステムは、ホルダー下部に設けられ、そのホル
ダーに挿入された非接触カードの質量を計測する圧力セ
ンサと、その圧力センサによる計測データに応じて非接
触カードの枚数を判定し、その判定された非接触カード
の枚数に応じて送信コイル用共振周波数調節回路および
受信コイル用共振周波数調節回路または送受信コイル用
共振周波数調節回路を調節する無線制御装置とを備えた
ものである。
【0013】この発明に係るホルダー差し込み式非接触
カードシステムは、ホルダーに設けられ、赤外線を発光
する発光部と、ホルダーに設けられ、そのホルダーに挿
入された非接触カードを透過した赤外線を受光する受光
部と、その受光部による減衰した赤外線の受光データに
応じて非接触カードの枚数を判定し、その判定された非
接触カードの枚数に応じて送信コイル用共振周波数調節
回路および受信コイル用共振周波数調節回路または送受
信コイル用共振周波数調節回路を調節する無線制御装置
とを備えたものである。
【0014】この発明に係るホルダー差し込み式非接触
カードシステムは、ホルダーを挟むように対向して設け
られた1対の電極と、それら電極による静電容量の変化
に応じて非接触カードの枚数を判定し、その判定された
非接触カードの枚数に応じて送信コイル用共振周波数調
節回路および受信コイル用共振周波数調節回路または送
受信コイル用共振周波数調節回路を調節する無線制御装
置とを備えたものである。
【0015】この発明に係るホルダー差し込み式非接触
カードシステムは、ホルダーに設けられ、そのホルダー
に挿入された非接触カードによる静電容量の変化を計測
する静電容量センサと、その静電容量センサによる計測
データに応じて非接触カードの枚数を判定し、その判定
された非接触カードの枚数に応じて送信コイル用共振周
波数調節回路および受信コイル用共振周波数調節回路ま
たは送受信コイル用共振周波数調節回路を調節する無線
制御装置とを備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるホ
ルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘導型非
接触カードシステムを示す構成図であり、図において、
1はリーダライタ、2は非接触カード、3はリーダライ
タ本体、4はリーダライタカバーである。5は非接触カ
ード2に高周波電力信号を送信する送信コイル、6は非
接触カード2からの高周波信号を受信する受信コイル、
8aはリーダライタカバー4に設けられ、且つ送信コイ
ル5にホルダー10を介して対向するように設けられた
送信コイル用共振コイル、8bはリーダライタカバー4
に設けられ、送信コイル用共振コイル8aの共振周波数
を調節する送信コイル用共振周波数調節コンデンサ(送
信コイル用共振周波数調節回路)、9aはリーダライタ
カバー4に設けられ、且つ受信コイル6にホルダー10
を介して対向するように設けられた受信コイル用共振コ
イル、9bはリーダライタカバー4に設けられ、受信コ
イル用共振コイル9aの共振周波数を調節する受信コイ
ル用共振周波数調節コンデンサ(受信コイル用共振周波
数調節回路)である。10は非接触カード2を挿入する
ホルダーであり、リーダライタ1はこのホルダー10
で、リーダライタ本体3とリーダライタカバー4に分け
られるものである。また、リーダライタ本体3におい
て、11は非接触カード2への送信データと電力を高周
波電力信号に変換する送信回路部、12は非接触カード
2からの高周波信号を受信データに変換する受信回路
部、13は送信回路部11と受信回路部12に信号を供
給する発振器部、14は非接触カード2とリーダライタ
1との無線通信を制御する無線制御装置、15は上位装
置16とリーダライタ1間のデータをやり取りするデー
タ処理部である。
【0017】次に動作について説明する。リーダライタ
1は、常に、送信回路部11を通じ送信コイル5から高
周波電力信号を送信している。また、送信データを上位
装置16、データ処理部15、無線制御装置14および
送信回路部11を通じて、同じく送信コイル5から一定
間隔で送信を行っている。この時、リーダライタカバー
4に設けられた送信コイル用共振コイル8aと送信コイ
ル用共振周波数調節コンデンサ8bで構成される共振回
路の共振周波数を高周波電力信号の周波数と同一にする
ことで送信コイル5の送信効率を高めている。また、リ
ーダライタ1のホルダー10に非接触カード2を差し込
むと送信コイル5から送信している高周波電力信号を非
接触カード2が受信および受電し、非接触カード2から
応答データが高周波信号として送信される。これをリー
ダライタカバー4に設けられた受信コイル用共振コイル
9aと受信コイル用共振周波数調節コンデンサ9bで構
成される共振回路の共振周波数を高周波信号の周波数と
同一にすることで受信効率を高め、さらに、受信コイル
6および受信回路部12で受信データとし、無線制御装
置14およびデータ処理部15を通じて上位装置16に
送られる。この一連の動作をホルダー10から非接触カ
ード2を抜き出す等により非接触カード2への電力供給
が動作レベル以下になるまで、または一連の通信が終了
するまで繰り返す。
【0018】以上のように、この実施の形態1では、送
信コイル用共振コイル8aおよび送信コイル用共振周波
数調節コンデンサ8bと、受信コイル用共振コイル9a
および受信コイル用共振周波数調節コンデンサ9bとを
リーダライタカバー4に設けたので、リーダライタカバ
ー4には他の回路が設けられておらず、共振周波数の調
節の際には、リーダライタ本体3を分解する必要がな
く、容易に調節することができると共に、共振周波数の
ずれによる通信効率の低下を防ぐことができる。尚、リ
ーダライタカバー4に調節用穴を設け、その調節用穴か
らドライバー等を挿入することにより、送信コイル用共
振周波数調節コンデンサ8bおよび受信コイル用共振周
波数調節コンデンサ9bを調節するようにすれば、さら
に、容易に調節することができると共に、共振周波数の
ずれによる通信効率の低下を防ぐことができる。
【0019】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるホルダー差し込み式送受信1周波数帯タイプ
電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図であり、
図1で示したホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイ
プ電磁誘導型非接触カードシステムとの違いは、リーダ
ライタカバー4に設けられた送信コイル用共振コイル8
aおよび送信コイル用共振周波数調節コンデンサ8bで
構成される共振回路と、受信コイル用共振コイル9aお
よび受信コイル用共振周波数調節コンデンサ9bで構成
される共振回路の代わりに7a,7bで構成される共振
回路を設けたものであり、図において、7aはリーダラ
イタカバー4に設けられ、且つ送信コイル5および受信
コイル6にホルダー10を介して対向するように設けら
れた送受信コイル用共振コイル、7bはリーダライタカ
バー4に設けられ、送受信コイル用共振コイル7aの共
振周波数を調節する送受信コイル用共振周波数調節コン
デンサ(送受信コイル用共振周波数調節回路)である。
【0020】次に動作について説明する。リーダライタ
1の送信の際は、送受信コイル用共振コイル7aと送受
信コイル用共振周波数調節コンデンサ7bで構成される
共振回路の共振周波数を高周波電力信号の周波数と同一
にすることで送信コイル5の送信効率を高め、また、リ
ーダライタ1の受信の際は、送受信コイル用共振コイル
7aと送受信コイル用共振周波数調節コンデンサ7bで
構成される共振回路の共振周波数を高周波信号の周波数
と同一にすることで受信コイル6の受信効率を高める。
【0021】以上のように、この実施の形態2では、送
受信コイル用共振コイル7aと送受信コイル用共振周波
数調節コンデンサ7bとをリーダライタカバー4に設け
たので、リーダライタカバー4には他の回路が設けられ
ておらず、共振周波数の調節の際には、リーダライタ本
体3を分解する必要がなく、容易に調節することができ
ると共に、共振周波数のずれによる通信効率の低下を防
ぐことができる。尚、リーダライタカバー4に調節用穴
を設け、その調節用穴からドライバー等を挿入すること
により、送受信コイル用共振周波数調節コンデンサ7b
を調節するようにすれば、さらに、容易に調節すること
ができると共に、共振周波数のずれによる通信効率の低
下を防ぐことができる。
【0022】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ
電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図であり、
図1で示したホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイ
プ電磁誘導型非接触カードシステムとの違いは、送信コ
イル用共振コイル8aおよび送信コイル用共振周波数調
節コンデンサ8bで構成される共振回路のみリーダライ
タカバー4に設け、受信コイル用共振コイル9aおよび
受信コイル用共振周波数調節コンデンサ9bで構成され
る共振回路をリーダライタ本体3に設けたものである。
動作については、上記実施の形態1と同様である。
【0023】以上のように、この実施の形態3では、送
信コイル用共振コイル8aと送信コイル用共振周波数調
節コンデンサ8bとをリーダライタカバー4に設けたの
で、リーダライタカバー4には他の回路が設けられてお
らず、共振周波数の調節の際には、リーダライタ本体3
を分解する必要がなく、容易に調節することができると
共に、共振周波数のずれによる通信効率の低下を防ぐこ
とができる。尚、リーダライタカバー4に調節用穴を設
け、その調節用穴からドライバー等を挿入することによ
り、送信コイル用共振周波数調節コンデンサ8bを調節
するようにすれば、さらに、容易に調節することができ
ると共に、共振周波数のずれによる通信効率の低下を防
ぐことができる。
【0024】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ
電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図であり、
図1で示したホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイ
プ電磁誘導型非接触カードシステムとの違いは、受信コ
イル用共振コイル9aおよび受信コイル用共振周波数調
節コンデンサ9bで構成される共振回路のみリーダライ
タカバー4に設け、送信コイル用共振コイル8aおよび
送信コイル用共振周波数調節コンデンサ8bで構成され
る共振回路をリーダライタ本体3に設けたものである。
動作については、上記実施の形態1と同様である。
【0025】以上のように、この実施の形態4では、受
信コイル用共振コイル9aと受信コイル用共振周波数調
節コンデンサ9bとをリーダライタカバー4に設けたの
で、リーダライタカバー4には他の回路が設けられてお
らず、共振周波数の調節の際には、リーダライタ本体3
を分解する必要がなく、容易に調節することができると
共に、共振周波数のずれによる通信効率の低下を防ぐこ
とができる。尚、リーダライタカバー4に調節用穴を設
け、その調節用穴からドライバー等を挿入することによ
り、受信コイル用共振周波数調節コンデンサ9bを調節
するようにすれば、さらに、容易に調節することができ
ると共に、共振周波数のずれによる通信効率の低下を防
ぐことができる。
【0026】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ
電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図であり、
図において、8cはホルダー10に挿入された非接触カ
ード2の枚数に対応して静電容量がそれぞれ異なるよう
に設けられた複数の送信コイル用共振周波数調節コンデ
ンサ(送信コイル用共振周波数調節回路)、8dは切り
替えスイッチ、9cはホルダー10に挿入された非接触
カード2の枚数に対応して静電容量がそれぞれ異なるよ
うに設けられた複数の受信コイル用共振周波数調節コン
デンサ(受信コイル用共振周波数調節回路)、9dは切
り替えスイッチである。また、17はホルダー10の下
部に設けられ、そのホルダー10に挿入された非接触カ
ード2の質量を計測する圧力センサである。また、無線
制御装置14には、圧力センサ17による計測データに
応じて非接触カード2の枚数を判定し、その判定された
非接触カード2の枚数に応じて切り替えスイッチ8d,
9dを切り替える機能が設けられている。その他の構成
は、図1と同一なので同一符号を付してその重複する説
明を省略する。
【0027】次に動作について説明する。非接触カード
2を複数枚使用する場合に、ホルダー10の下部に設け
られた圧力センサ17により、それら非接触カード2の
質量を計測し、その計測データを無線制御装置14に送
信する。無線制御装置14では、その計測データに応じ
て非接触カード2の枚数を判定し、その判定された非接
触カード2の枚数に応じて切り替えスイッチ8d,9d
を切り替える。
【0028】尚、図6は図2に対応したこの発明の実施
の形態5によるホルダー差し込み式送受信1周波数帯タ
イプ電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図であ
り、図において、7cはホルダー10に挿入された非接
触カード2の枚数に対応して静電容量がそれぞれ異なる
ように設けられた複数の送受信コイル用共振周波数調節
コンデンサ(送受信コイル用共振周波数調節回路)、7
dは切り替えスイッチである。また、図7は図3に対応
したこの発明の実施の形態5によるホルダー差し込み式
送受信2周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カードシステ
ムを示す構成図である。また、図8は図4に対応したこ
の発明の実施の形態5によるホルダー差し込み式送受信
2周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カードシステムを示
す構成図である。
【0029】以上のように、この実施の形態5では、圧
力センサ17および無線制御装置14により非接触カー
ド2の枚数を判定し、その判定された非接触カード2の
枚数に応じて、送受信コイル用共振周波数調節コンデン
サ7c、送信コイル用共振周波数調節コンデンサ8cお
よび受信コイル用共振周波数調節コンデンサ9cを調節
するので、非接触カード2の枚数による共振周波数のず
れが補正され、常に通信効率を維持させることができ
る。
【0030】実施の形態6.図9はこの発明の実施の形
態6によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ
電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図であり、
図において、18はホルダー10に設けられた赤外線を
発光する発光部、19はホルダー10に設けられ、その
ホルダー10に挿入された非接触カード2を透過した赤
外線を受光する受光部である。また、無線制御装置14
には、その受光部19による減衰した赤外線の受光デー
タに応じて非接触カード2の枚数を判定し、その判定さ
れた非接触カード2の枚数に応じて切り替えスイッチ8
d,9dを切り替える機能が設けられている。その他の
構成は、図5と同一なので同一符号を付してその重複す
る説明を省略する。
【0031】次に動作について説明する。非接触カード
2を複数枚使用する場合に、ホルダー10に設けられた
発光部18により赤外線を発光し、受光部19によりホ
ルダー10に挿入された非接触カード2を透過した赤外
線を受光し、その受光データを無線制御装置14に送信
する。無線制御装置14では、その減衰した赤外線の受
光データに応じて非接触カード2の枚数を判定し、その
判定された非接触カード2の枚数に応じて切り替えスイ
ッチ8d,9dを切り替える。
【0032】尚、図10は図2に対応したこの発明の実
施の形態6によるホルダー差し込み式送受信1周波数帯
タイプ電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図で
ある。また、図11は図3に対応したこの発明の実施の
形態6によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイ
プ電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図であ
る。また、図12は図4に対応したこの発明の実施の形
態6によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ
電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【0033】以上のように、この実施の形態6では、発
光部18、受光部19および無線制御装置14により非
接触カード2の枚数を判定し、その判定された非接触カ
ード2の枚数に応じて、送受信コイル用共振周波数調節
コンデンサ7c、送信コイル用共振周波数調節コンデン
サ8cおよび受信コイル用共振周波数調節コンデンサ9
cを調節するので、非接触カード2の枚数による共振周
波数のずれが補正され、常に通信効率を維持させること
ができる。
【0034】実施の形態7.図13はこの発明の実施の
形態7によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイ
プ電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図であ
り、図において、20はホルダー10を挟むように対向
して設けられた1対の電極である。また、無線制御装置
14には、それら電極20による静電容量の変化に応じ
て非接触カード2の枚数を判定し、その判定された非接
触カード2の枚数に応じて切り替えスイッチ8d,9d
を切り替える機能が設けられている。その他の構成は、
図5と同一なので同一符号を付してその重複する説明を
省略する。
【0035】次に動作について説明する。非接触カード
2を複数枚使用する場合に、ホルダー10に設けられた
1対の電極20の静電容量を無線制御装置14により計
測し、無線制御装置14では、それら1対の電極20の
静電容量の変化に応じて非接触カード2の枚数を判定
し、その判定された非接触カード2の枚数に応じて切り
替えスイッチ8d,9dを切り替える。
【0036】尚、図14は図2に対応したこの発明の実
施の形態7によるホルダー差し込み式送受信1周波数帯
タイプ電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図で
ある。また、図15は図3に対応したこの発明の実施の
形態7によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイ
プ電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図であ
る。また、図16は図4に対応したこの発明の実施の形
態7によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ
電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【0037】以上のように、この実施の形態7では、1
対の電極20および無線制御装置14により非接触カー
ド2の枚数を判定し、その判定された非接触カード2の
枚数に応じて、送受信コイル用共振周波数調節コンデン
サ7c、送信コイル用共振周波数調節コンデンサ8cお
よび受信コイル用共振周波数調節コンデンサ9cを調節
するので、非接触カード2の枚数による共振周波数のず
れが補正され、常に通信効率を維持させることができ
る。
【0038】実施の形態8.図17はこの発明の実施の
形態8によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイ
プ電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図であ
り、図において、21はホルダー10に設けられ、その
ホルダー10に挿入された非接触カード2による静電容
量の変化を計測する静電容量センサである。また、無線
制御装置14には、その静電容量センサ21による計測
データに応じて非接触カード2の枚数を判定し、その判
定された非接触カード2の枚数に応じて切り替えスイッ
チ8d,9dを切り替える機能が設けられている。その
他の構成は、図5と同一なので同一符号を付してその重
複する説明を省略する。
【0039】次に動作について説明する。非接触カード
2を複数枚使用する場合に、ホルダー10に設けられた
静電容量センサ21により静電容量を計測し、その計測
データを無線制御装置14に送信する。無線制御装置1
4では、その静電容量の変化に応じて非接触カード2の
枚数を判定し、その判定された非接触カード2の枚数に
応じて切り替えスイッチ8d,9dを切り替える。
【0040】尚、図18は図2に対応したこの発明の実
施の形態8によるホルダー差し込み式送受信1周波数帯
タイプ電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図で
ある。また、図19は図3に対応したこの発明の実施の
形態8によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイ
プ電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図であ
る。また、図20は図4に対応したこの発明の実施の形
態8によるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ
電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【0041】以上のように、この実施の形態8では、静
電容量センサ21および無線制御装置14により非接触
カード2の枚数を判定し、その判定された非接触カード
2の枚数に応じて、送受信コイル用共振周波数調節コン
デンサ7c、送信コイル用共振周波数調節コンデンサ8
cおよび受信コイル用共振周波数調節コンデンサ9cを
調節するので、非接触カード2の枚数による共振周波数
のずれが補正され、常に通信効率を維持させることがで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、送信
コイル用共振コイルおよび送信コイル用共振周波数調節
回路と、受信コイル用共振コイルおよび受信コイル用共
振周波数調節回路とをリーダライタカバーに設けたの
で、リーダライタカバーには他の回路が設けられておら
ず、共振周波数の調節の際には、リーダライタ本体を分
解する必要がなく、容易に調節することができると共
に、共振周波数のずれによる通信効率の低下を防ぐこと
ができる効果が得られる。
【0043】この発明によれば、送受信コイル用共振コ
イルと送受信コイル用共振周波数調節回路とをリーダラ
イタカバーに設けたので、リーダライタカバーには他の
回路が設けられておらず、共振周波数の調節の際には、
リーダライタ本体を分解する必要がなく、容易に調節す
ることができると共に、共振周波数のずれによる通信効
率の低下を防ぐことができる効果が得られる。
【0044】この発明によれば、送信コイル用共振コイ
ルと送信コイル用共振周波数調節回路とをリーダライタ
カバーに設けたので、リーダライタカバーには他の回路
が設けられておらず、共振周波数の調節の際には、リー
ダライタ本体を分解する必要がなく、容易に調節するこ
とができると共に、共振周波数のずれによる通信効率の
低下を防ぐことができる効果が得られる。
【0045】この発明によれば、受信コイル用共振コイ
ルと受信コイル用共振周波数調節回路とをリーダライタ
カバーに設けたので、リーダライタカバーには他の回路
が設けられておらず、共振周波数の調節の際には、リー
ダライタ本体を分解する必要がなく、容易に調節するこ
とができると共に、共振周波数のずれによる通信効率の
低下を防ぐことができる効果が得られる。
【0046】この発明によれば、圧力センサおよび無線
制御装置により非接触カードの枚数を判定し、その判定
された非接触カードの枚数に応じて、送受信コイル用共
振周波数調節回路、送信コイル用共振周波数調節回路お
よび受信コイル用共振周波数調節回路を調節するので、
非接触カードの枚数による共振周波数のずれが補正さ
れ、常に通信効率を維持させることができる効果が得ら
れる。
【0047】この発明によれば、発光部、受光部および
無線制御装置により非接触カードの枚数を判定し、その
判定された非接触カードの枚数に応じて、送受信コイル
用共振周波数調節回路、送信コイル用共振周波数調節回
路および受信コイル用共振周波数調節回路を調節するの
で、非接触カードの枚数による共振周波数のずれが補正
され、常に通信効率を維持させることができる効果が得
られる。
【0048】この発明によれば、1対の電極および無線
制御装置により非接触カードの枚数を判定し、その判定
された非接触カードの枚数に応じて、送受信コイル用共
振周波数調節回路、送信コイル用共振周波数調節回路お
よび受信コイル用共振周波数調節回路を調節するので、
非接触カードの枚数による共振周波数のずれが補正さ
れ、常に通信効率を維持させることができる効果が得ら
れる。
【0049】この発明によれば、静電容量センサおよび
無線制御装置により非接触カードの枚数を判定し、その
判定された非接触カードの枚数に応じて、送受信コイル
用共振周波数調節回路、送信コイル用共振周波数調節回
路および受信コイル用共振周波数調節回路を調節するの
で、非接触カードの枚数による共振周波数のずれが補正
され、常に通信効率を維持させることができる効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるホルダー差し
込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カード
システムを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるホルダー差し
込み式送受信1周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カード
システムを示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるホルダー差し
込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カード
システムを示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるホルダー差し
込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カード
システムを示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5によるホルダー差し
込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カード
システムを示す構成図である。
【図6】 図2に対応したこの発明の実施の形態5によ
るホルダー差し込み式送受信1周波数帯タイプ電磁誘導
型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図7】 図3に対応したこの発明の実施の形態5によ
るホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘導
型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図8】 図4に対応したこの発明の実施の形態5によ
るホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘導
型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態6によるホルダー差し
込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カード
システムを示す構成図である。
【図10】 図2に対応したこの発明の実施の形態6に
よるホルダー差し込み式送受信1周波数帯タイプ電磁誘
導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図11】 図3に対応したこの発明の実施の形態6に
よるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘
導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図12】 図4に対応したこの発明の実施の形態6に
よるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘
導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図13】 この発明の実施の形態7によるホルダー差
し込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カー
ドシステムを示す構成図である。
【図14】 図2に対応したこの発明の実施の形態7に
よるホルダー差し込み式送受信1周波数帯タイプ電磁誘
導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図15】 図3に対応したこの発明の実施の形態7に
よるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘
導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図16】 図4に対応したこの発明の実施の形態7に
よるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘
導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図17】 この発明の実施の形態8によるホルダー差
し込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘導型非接触カー
ドシステムを示す構成図である。
【図18】 図2に対応したこの発明の実施の形態8に
よるホルダー差し込み式送受信1周波数帯タイプ電磁誘
導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図19】 図3に対応したこの発明の実施の形態8に
よるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘
導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図20】 図4に対応したこの発明の実施の形態8に
よるホルダー差し込み式送受信2周波数帯タイプ電磁誘
導型非接触カードシステムを示す構成図である。
【図21】 従来のホルダー差し込み式送受信1周波数
帯タイプ電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図
である。
【図22】 従来のホルダー差し込み式送受信2周波数
帯タイプ電磁誘導型非接触カードシステムを示す構成図
である。
【符号の説明】
2 非接触カード、3 リーダライタ本体、4 リーダ
ライタカバー、5 送信コイル、6 受信コイル、7a
送受信コイル用共振コイル、7b,7c 送受信コイ
ル用共振周波数調節コンデンサ(送受信コイル用共振周
波数調節回路)、8a 送信コイル用共振コイル、8
b,8c 送信コイル用共振周波数調節コンデンサ(送
信コイル用共振周波数調節回路)、9a 受信コイル用
共振コイル、9b,9c 受信コイル用共振周波数調節
コンデンサ(受信コイル用共振周波数調節回路)、10
ホルダー、14 無線制御装置、17 圧力センサ、
18発光部、19 受光部、20 電極、21 静電容
量センサ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リーダライタ本体との間に非接触カード
    を挿入するホルダーを設けたリーダライタカバーと、上
    記リーダライタ本体に設けられ、上記非接触カードに送
    信データを変換した高周波電力信号を送信する送信コイ
    ルと、上記リーダライタ本体に設けられ、上記非接触カ
    ードからの高周波信号を受信する受信コイルと、上記リ
    ーダライタカバーに設けられ、且つ上記送信コイルに上
    記ホルダーを介して対向するように設けられた送信コイ
    ル用共振コイルと、上記リーダライタカバーに設けら
    れ、且つ上記受信コイルに上記ホルダーを介して対向す
    るように設けられた受信コイル用共振コイルと、上記リ
    ーダライタカバーに設けられ、上記送信コイル用共振コ
    イルの共振周波数を調節する送信コイル用共振周波数調
    節回路と、上記リーダライタカバーに設けられ、上記受
    信コイル用共振コイルの共振周波数を調節する受信コイ
    ル用共振周波数調節回路とを備えたホルダー差し込み式
    非接触カードシステム。
  2. 【請求項2】 リーダライタ本体との間に非接触カード
    を挿入するホルダーを設けたリーダライタカバーと、上
    記リーダライタ本体に設けられ、上記非接触カードに送
    信データを変換した高周波電力信号を送信する送信コイ
    ルと、上記リーダライタ本体に設けられ、上記非接触カ
    ードからの高周波信号を受信する受信コイルと、上記リ
    ーダライタカバーに設けられ、且つ上記送信コイルおよ
    び上記受信コイルに上記ホルダーを介して対向するよう
    に設けられた送受信コイル用共振コイルと、上記リーダ
    ライタカバーに設けられ、上記送受信コイル用共振コイ
    ルの共振周波数を調節する送受信コイル用共振周波数調
    節回路とを備えたホルダー差し込み式非接触カードシス
    テム。
  3. 【請求項3】 リーダライタ本体との間に非接触カード
    を挿入するホルダーを設けたリーダライタカバーと、上
    記リーダライタ本体に設けられ、上記非接触カードに送
    信データを変換した高周波電力信号を送信する送信コイ
    ルと、上記リーダライタ本体に設けられ、上記非接触カ
    ードからの高周波信号を受信する受信コイルと、上記リ
    ーダライタカバーに設けられ、且つ上記送信コイルに上
    記ホルダーを介して対向するように設けられた送信コイ
    ル用共振コイルと、上記リーダライタ本体に設けられた
    受信コイル用共振コイルと、上記リーダライタカバーに
    設けられ、上記送信コイル用共振コイルの共振周波数を
    調節する送信コイル用共振周波数調節回路と、上記リー
    ダライタ本体に設けられ、上記受信コイル用共振コイル
    の共振周波数を調節する受信コイル用共振周波数調節回
    路とを備えたホルダー差し込み式非接触カードシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 リーダライタ本体との間に非接触カード
    を挿入するホルダーを設けたリーダライタカバーと、上
    記リーダライタ本体に設けられ、上記非接触カードに送
    信データを変換した高周波電力信号を送信する送信コイ
    ルと、上記リーダライタ本体に設けられ、上記非接触カ
    ードからの高周波信号を受信する受信コイルと、上記リ
    ーダライタ本体に設けられた送信コイル用共振コイル
    と、上記リーダライタカバーに設けられ、且つ上記受信
    コイルに上記ホルダーを介して対向するように設けられ
    た受信コイル用共振コイルと、上記リーダライタ本体に
    設けられ、上記送信コイル用共振コイルの共振周波数を
    調節する送信コイル用共振周波数調節回路と、上記リー
    ダライタカバーに設けられ、上記受信コイル用共振コイ
    ルの共振周波数を調節する受信コイル用共振周波数調節
    回路とを備えたホルダー差し込み式非接触カードシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 ホルダー下部に設けられ、そのホルダー
    に挿入された非接触カードの質量を計測する圧力センサ
    と、その圧力センサによる計測データに応じて上記非接
    触カードの枚数を判定し、その判定された非接触カード
    の枚数に応じて送信コイル用共振周波数調節回路および
    受信コイル用共振周波数調節回路または送受信コイル用
    共振周波数調節回路を調節する無線制御装置とを備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれ
    か1項記載のホルダー差し込み式非接触カードシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 ホルダーに設けられ、赤外線を発光する
    発光部と、上記ホルダーに設けられ、そのホルダーに挿
    入された非接触カードを透過した赤外線を受光する受光
    部と、その受光部による減衰した赤外線の受光データに
    応じて上記非接触カードの枚数を判定し、その判定され
    た非接触カードの枚数に応じて送信コイル用共振周波数
    調節回路および受信コイル用共振周波数調節回路または
    送受信コイル用共振周波数調節回路を調節する無線制御
    装置とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項4
    のうちのいずれか1項記載のホルダー差し込み式非接触
    カードシステム。
  7. 【請求項7】 ホルダーを挟むように対向して設けられ
    た1対の電極と、それら電極による静電容量の変化に応
    じて非接触カードの枚数を判定し、その判定された非接
    触カードの枚数に応じて送信コイル用共振周波数調節回
    路および受信コイル用共振周波数調節回路または送受信
    コイル用共振周波数調節回路を調節する無線制御装置と
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のうち
    のいずれか1項記載のホルダー差し込み式非接触カード
    システム。
  8. 【請求項8】 ホルダーに設けられ、そのホルダーに挿
    入された非接触カードによる静電容量の変化を計測する
    静電容量センサと、その静電容量センサによる計測デー
    タに応じて上記非接触カードの枚数を判定し、その判定
    された非接触カードの枚数に応じて送信コイル用共振周
    波数調節回路および受信コイル用共振周波数調節回路ま
    たは送受信コイル用共振周波数調節回路を調節する無線
    制御装置とを備えたことを特徴とする請求項1から請求
    項4のうちのいずれか1項記載のホルダー差し込み式非
    接触カードシステム。
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