JPH08110381A - 紙葉検査用静電容量センサの検出点最適化方法 - Google Patents

紙葉検査用静電容量センサの検出点最適化方法

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JPH08110381A
JPH08110381A JP26817494A JP26817494A JPH08110381A JP H08110381 A JPH08110381 A JP H08110381A JP 26817494 A JP26817494 A JP 26817494A JP 26817494 A JP26817494 A JP 26817494A JP H08110381 A JPH08110381 A JP H08110381A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙葉検査用静電センサ回路に内蔵された同調
回路の共振周波数を、毎回紙葉の搬送前に最適感度位置
に調整して、センサの動作を安定させる。 【構成】 静電センサの同調回路に容量変動補正用のバ
リキャップを並列に挿入し、制御手段によりバリキャッ
プの制御電圧を変動させて最大変化率を示す制御電圧を
求め、この最大変化率を示す制御電圧で前記同調回路を
動作せることにより上記目的は達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙葉に内蔵されたプ
ラスチックや金属等のセキュリティスレッドを静電容量
の変化として検知し、スレッドの有無判別を行なう場合
に有用な紙葉検査用静電容量センサの検出点最適化方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】紙幣や有価証券、キャッシュカード、小
切手等の偽造を防止するため、紙と紙との間に金属やプ
ラスチックを入れた、いわゆるスレッド内蔵紙葉類が欧
州中近東等の諸国で使用されている。これらの紙葉類で
はスレッドの有無を検出することにより真券と偽造券と
の判定を行なっているが、この真偽判定を自動的に行な
う装置として磁気センサを用いたものや、特開平4−5
4693号公報に記載された静電センセを用いたものが
知られている。かかる従来の静電センサを用いたメタル
スレッドの検出装置の構成例を図6に基づいて説明する
と、スレッド検出装置は電極検出部10と、静電センサ
回路12と、AD変換手段14と、スレッド判定回路1
6とから成り、電極検出部10は導体板や導体針から成
る検出電極8と、導体板の接地電極6とから成り、接地
電極6と検出電極8はスレッド4を内蔵する紙葉2の通
過経路18を挟んで上下位置に、つまり、紙葉2の通過
間隙を介して対向配置されている。
【0003】このような構成において、紙葉2が電極検
出部10を通過する場合、スレッド4がない紙葉の部分
が検出電極8と接地電極6との間を通過する時よりも、
スレッド4の部分が通過する時の方が電極6−8間の誘
電率が大きくなり、スレッド4の部分で静電容量の変化
が大きく現れ、この静電容量の変化に対応する信号が静
電センサ回路12で検出され、AD変換手段14を介し
てスレッド判定回路16に入力されてスレッドの有無が
判定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のスレッド
検出装置ではフイルム・スレッドをも検出対象としてい
るものにおいては、静電容量センサ回路12に内蔵され
ている発振回路の発振周波数を例えば1GHz前後と非
常に高い周波数領域に設定し、センサの高感度化を図っ
ていた。しかしながら、発振周波数を1GHz前後に設
定した場合、必然的にセンサも著しく小さくなり検出電
極の小型化及び高周波数化の相乗効果により必要以上に
高感度となるといった問題点があった。すなわち、紙葉
上のスッレッド以外の他えば、インク厚の変動、折れ、
シワ等による局所的容量変化も上述のセンサでは検出し
てしまい、図7(A)に示すような方向に搬送した場
合、同図(C)に示すような検出出力が得られ、スレッ
ドの分離が非常に難しいという問題点があった。また発
振周波数が高いため、空中への放射ノイズが多い、誘導
ノイズを受けやすい、浮遊容量/浮遊インダクタンスの
影響が大きく、これらの対策を施し安定化させるには、
一般にコスト高になる問題点もあった。さらに、上述の
ように、センサ部が著しく小形化され、検出電極がピン
・ポイント化されるため、高速搬送を前提とした短手搬
送には応用するのが非常に困難であるといった問題点も
あった。これらの問題点に加え、メタル・スレッドのみ
を対象とした比較的低い周波数を用いた従来技術、実施
例においても静電容量センサを使用する場合、取付け精
度、バラツキ、経時/経年変動、温度・湿度等の環境変
化による電極間及び紙葉類自体の容量変化・検出特性変
動により、長期間安定に動作させ、高精度にスレッドを
検知することが非常に困難であり、実用化への障害とな
ると共にこれらの問題点を解消することが要請されてい
た。
【0005】この発明は上述のような事情から成された
ものであり、この発明の目的は、実際のスレッドの大部
分を占める導電性メタル・スレッドを検知対象としてそ
の為に必要な感度を得るに十分であり、かつ安定性を確
保し得る発振周波数として、数10KHz〜数10MH
に設定すると共に、静電容量センサ回路に内蔵された同
調回路の共振特性を毎回、紙葉の搬送直前に最適感度位
置に調整して、常にセンサの動作を安定させるようにし
た紙葉検査用静電容量センサの検出点最適化方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、紙葉検査用
静電容量センサの検出点最適化方法に関するものであ
り、この発明の上記目的は、スレッドが内蔵されている
紙葉の搬送路に配置される検出電極と、所定の周波数の
発振信号を出力する発振回路と、前記検出電極及びバリ
キャップから構成されたコンデンサ部とコイルから成る
共振器を有し、前記発振回路で駆動される同調回路と、
この同調回路の出力を検波処理すると共にゲインを変更
することができる検波増幅回路と、この検波増幅回路の
出力を演算処理して紙葉のスレッドの有無を判定する制
御手段と、この制御手段及び前記バリキャップに結合さ
れ前記同調回路に内蔵された共振器の共振周波数を補正
するDA変更手段とを具えた紙葉検査用静電容量センサ
において、前記紙葉の連続搬送動作開始直前に、前記D
A変換手段を操作して前記バリキャップの制御電圧を基
準ステップ毎に順次変化させ、各制御電圧に対応した前
記検波増幅回路の出力をそれぞれ前記制御手段に入力し
て記憶すると共に、これら検波増幅回路の出力の間で差
分演算を行なって制御電圧が各制御電圧に対して1ステ
ップ変化したときの出力変化値を求め、これらの出力変
化の中から最大出力変化を示す制御電圧を求めてこの制
御電圧を前記バリキャップに印加し、その後、前記紙葉
の連続搬送を行なって各紙葉内のスレッドの有無を判定
することによって達成される。
【0007】
【作用】この発明では発振回路で駆動されると共に検出
電極の容量変化を検知する同調回路に、並列に、環境変
動に基づく容量変化成分を補償するためのバリキャップ
を挿入し、紙葉の搬送前に制御手段により毎回最適検出
点を調整し直すので、環境変動に基づく容量変化を容易
に打消すことができる。また、紙葉の搬送中はバリキャ
ップの制御電圧を固定しており、紙葉が検出電極部を通
過中の場合に紙葉の誘電率の変化を安定かつ敏感に検知
でき、紙葉の厚みや表面に貼られたセロテープ等も安定
して容易に検出することができる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1乃至図5を参照し
て説明する。先ず、図1はこの発明で使用する紙葉検査
用静電容量センサ回路の一構成例を示す図であり、スレ
ッド4を内蔵した紙葉2の搬送用通過経路に、矩形状の
検出電極板8a及び接地電極板6aを紙葉2を挟んで互
いに対向するようにして所定の間隔で配置し、検知コン
デンサ部CSを形成するようになっている。しかして、
コンデンサ部CSはインダクタンス素子Lと共に静電セ
ンサ回路120内の同調回路40を形成し、この同調回
路40は発振器22、分周器24、低域フィルタ26及
びバッファ増幅器28で構成された発振回路20から供
給される数10KHz乃至数10MHzの固定周波数f
oの正弦波で駆動されるようになっている。また、同調
回路40の検知出力はバッファ増幅器42を介して検波
増幅回路50の入力段に設けられた検波手段52に入力
され、この検波出力は低域フィルタ54及びバッファ増
幅器56を介して可変ゲイン増幅器58で所定の出力レ
ベルに変換され、アナログ信号AN1として外部に出力
され、アナログ信号切替手段94の一の端子に入力され
ると共に、差動増幅器60の正相入力端にも入力される
ようになっている。
【0009】一方、制御手段80はシリアル通信手段8
4及びパラレル入力手段86を内蔵したマイクロプロセ
ッサ(以下、MPUと略す)82と、ROM90、RA
M92及びアナログ信号を切替手段94で切替えてデジ
タル化するAD変換手段96と、アナログ信号を外部に
出力するためのDA変換手段98等で構成されており、
アッテネータ58の減衰率を制御すると共に、DA変換
手段98及びバッファ増幅器62を介して差動増幅器6
0の基準電圧REF1を設定するようになっている。し
かして、差動増幅器60の出力AN2はアナログ信号切
替手段94及びAD変換手段96を介してMPU82に
入力され、RAM92の所定の記憶領域に格納されると
共に、スレッド有無判定、紙葉の厚みチェック等で使用
されるようになっている。更に、制御手段80は検出電
極コンデンサCSに並列に介挿されたバリキャップVC
1及びVC2の印加電圧ADJ1をDA変換手段98及
びバァファ増幅器64により制御して、同調回路40の
共振特性を適宜変更するようになっている。尚、この明
細書では「紙葉」は紙幣ばかりでなく、小切手、切符、
手形等の有価証券を含み、また、紙葉の「紙」もパルプ
ばかりでなく、プラスチック等のフィルムを含む広い概
念で使用されている。
【0010】かかる構成において、その動作を図2乃至
図5を参照して説明すると、先ず、紙葉2が単独又は複
数枚、図示しない紙葉読取装置にセットされて読取開始
スイッチ等が操作されると、パラレル入力手段86又は
シリアル通信手段84を介してMPU82に紙葉搬送開
始指令が入力される(図2のステップS2)。すると、
MPU82では同調回路40の共振特性データ収集処理
が実行される(ステップS4)。この共振特性データ収
集処理では、先ず、DA変換手段98及びバッファ増幅
器64を介してバリキャップVC1及びVC2の制御電
圧ADJ1が順次変更され(たとえば、基準電圧の5V
を256分割して128±20の範囲で1ステップづつ
順次変更して)、各制御電圧に対応したセンサ出力が検
波増幅回路50、アナログ信号切替手段94及びAD変
換手段96を介してMPU82に入力され、RAM92
の所定の記憶領域に共振特性データAN1(i)(i=
1,…,n)の形式で書込まれる。この様子を図示する
と図3(A)に示すような同調回路40の共振特性デー
タとなる。尚、128±20以内に図3(A)のピーク
点が得られない場合には、何らかの異常が発生している
ものとみなしアラームを出し処理を中断する。
【0011】次に、MPU82により制御電圧ADJ1
を1ステップづつ変更し、共振特性データAN1(i)
の差分演算値、すなわち変化率DIF(i)を求める。
DIF(i)=AN1(i+1)−AN1(i)を実行
し、共振特性データの最大変化率を示す制御電圧Vop
tを求める(ステップS6)。尚、最大変化率を示す制
御電圧Voptは図4に示すように共振特性データAN
1(i)の左側vL又は右側vRのいずれにあるか一般
には不明であり、予め、左側の最大変化率を示す制御電
圧vLを求めるのか、右側の最大変化率を示す制御電圧
vRを求めるのか、左側及び右側を含めた全範囲の中の
最大変化率を示す制御電圧を求めるのか、適当なフラグ
により選択できるようにしておくと良い。かくして最大
変化率を示す制御電圧Voptが演算されると、この制
御電圧がMPU82からDA変換手段98に出力され、
バッファ増幅器64を介してバリキャップVC1及びV
C2に印加される(ステップS8)。RAM92に記憶
している共振特性データAN(i)のうちのピーク値A
N(peak)から所定の範囲(例えば、±7)以内に
最大変化率を示す点がない場合にも異常としてアラーム
を出し処理を中断する。このアラーム及び上述のピーク
点が得られない場合のアラームはシリアル通信手段84
を介して上位制御手段に送られる。
【0012】上述のようにしてバリキャップの最適制御
電圧が決定されると、次に、この制御電圧での検波増幅
回路50の静電センサ出力AN1(Vopt)が所定の
レベルの電圧となるようにMPU82によりアッテネー
タ58の減衰度が調整される(ステップS10)。この
出力レベル調整処理はMPU82により出力AN1(V
opt)をアナログ信号切替手段94及びAD変換手段
96を介してデジタル入力し、アッテネータ58の減衰
度をAN1(Vopt)が所定のレベルとなるように増
減させることにより得られる。かくして、静電センサ出
力AN1(Vopt)が所定の出力レベルの範囲内に調
整されると、この出力レベルに最も近い基準電圧REF
1がMPU82で演算され、DA変換手段98及びバッ
ファ62を介して差動増幅器60の他方の端子に出力さ
れる(ステップS12)。これはAD変換手段96及び
DA変換手段98の量子化誤差を考慮して、これらの量
子化誤差の範囲内でできるだけ感度良く静電センサ出力
AN1(Vopt)より紙葉による検出出力の変化成分
のみをAN2としてMPU82に入力するためである。
上述のステップS4乃至S12により静電センサ回路1
20の感度調整が終了する。次回の紙葉搬送開始指令時
には、今回求めたAN(peak)を中心として所定の
範囲(例えば±20)の範囲を下から上へ又は上から下
へ前回と同じく予め指定された方向から制御電圧ADJ
1を1ステップづつ変更し、差分演算をし演算値AN1
(i)等を求める。
【0013】かくして、静電センサ回路120の感度調
整が終了すると、MPU82から紙葉読取装置の図示し
ない紙葉搬送手段に搬送開始指令が出力され紙葉の読取
が開始される(ステップS14)。図7(A)に示すよ
うな紙葉2を上述のような感度調整した静電センサ回路
120に通すと、図7(D)のようなサンプリング波形
が得られ、インク厚の変動や紙葉の折れによる出力変動
は十分抑制されるので、スレッドの有無判定(ステップ
18)、紙葉の厚み判定、テープの有無判定(ステップ
S20)を確実/安定的に実行できる。かかる紙葉の読
取処理は、予め装置にセットされた枚数だけ連続して繰
返される(ステップS22)。また、図5(A)に示す
ような紙葉2を上述の静電センサ回路120に通すと、
図5(C)に示すようなサンプリング波形が得られ、イ
ンクの厚みや紙葉の折れ等は判定に影響されないレベル
に抑制されて、スレッドや紙葉表面に貼着されたテープ
類は安定して検出できるので、1万円札と千円札とを組
合わせた偽造紙葉類の検出に有効である。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の紙葉
検査用静電容量センサの検出点最適化方法によれば、紙
葉の搬送直前に静電容量センサの検出点を最も感度の良
い所に設定して感度を固定し、紙葉搬送中は感度調整を
行なわないので、感度調整に基づく出力レベル変動を最
小限に抑えることができる。また、比較的低い高周波発
振周波数でセンサを駆動するので、インク厚の変動や紙
葉の折れに関しては感度が低く、かつ、必然的にセンサ
電極面積が大きくなり局所的容量変化が平滑化されるた
め、紙葉表面に印刷されたインクの厚みの変動や紙葉の
しわ、折れ曲げ線の影響等を判定に支障のないレベルに
抑制できると共に、安定した出力レベルが得られるので
紙葉の厚みチェック/テープ有無判定等を安定かつ確実
に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の静電容量センサのハードウェア構成
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】その動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】同調回路の共振特性データ及びその変化率計算
過程例を示す図である。
【図4】最適検出点位置を説明するための図である。
【図5】本願の静電センサによっる紙葉のサンプリング
過程を説明するための図である。
【図6】従来の静電センサの構成例を示す図である。
【図7】その動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
2 紙葉 4 スレッド 5 テープ 6,6a 接地電極 8,8a 検出電極 12,120 静電センサ回路 20 発振回路 26,54 低域フィルタ 28,42,56,62,64 バッファ増幅器 40 同調回路 50 検波増幅回路 52 検波回路 58 アッテネータ 60 差動増幅器 80 制御手段 82 MPU 94 アナログ信号切替手段 96 AD変換手段 98 DA変換手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スレッドが内蔵されている紙葉の搬送路
    に配置される検出電極と、所定の周波数の発振信号を出
    力する発振回路と、前記検出電極及びバリキャップから
    構成されたコンデンサ部とコイルから成る共振器を有
    し、前記発振回路で駆動される同調回路と、この同調回
    路の出力を検波処理すると共にゲインを変更することが
    できる検波増幅回路と、この検波増幅回路の出力を演算
    処理して紙葉のスレッドの有無を判定する制御手段と、
    この制御手段及び前記バリキャップに結合され前記同調
    回路に内蔵された共振器の共振周波数を補正するDA変
    更手段とを具えた紙葉検査用静電容量センサにおいて、
    前記紙葉の連続搬送動作開始直前に、前記DA変換手段
    を操作して前記バリキャップの制御電圧を基準ステップ
    毎に順次変化させ、各制御電圧に対応した前記検波増幅
    回路の出力をそれぞれ前記制御手段に入力して記憶する
    と共に、これら検波増幅回路の出力の間で差分演算を行
    なって制御電圧が各制御電圧に対して1ステップ変化し
    たときの出力変化値を求め、これらの出力変化の中から
    最大出力変化を示す制御電圧を求めてこの制御電圧を前
    記バリキャップに印加し、その後、前記紙葉の連続搬送
    を行なって各紙葉内のスレッドの有無を判定するように
    したことを特徴とする紙葉検査用静電容量センサの検出
    点最適化方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000003419A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Mitsubishi Electric Corp ホルダー差し込み式非接触カードシステム
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KR100638575B1 (ko) * 2002-06-14 2006-10-26 염명식 정전용량을 이용한 위폐감지센서를 이용한 지폐계수 및 위폐검출장치
JP2006344122A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Win Tec:Kk 識別装置
WO2011111146A1 (ja) * 2010-03-08 2011-09-15 Nonogaki Keiichi 静電容量型近接センサ

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