JPH0740846A - 油圧パワーステアリング装置 - Google Patents

油圧パワーステアリング装置

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JPH0740846A
JPH0740846A JP20826993A JP20826993A JPH0740846A JP H0740846 A JPH0740846 A JP H0740846A JP 20826993 A JP20826993 A JP 20826993A JP 20826993 A JP20826993 A JP 20826993A JP H0740846 A JPH0740846 A JP H0740846A
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Osamu Sano
修 佐野
Koyo Nishida
公洋 西田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 油圧コントロールバルブの弁部材31は、操
舵により回転する入力軸2に対し相対回転し、その入力
軸2に同軸心かつ相対回転可能に連結される出力軸3と
同行回転する。その弁部材31に対する入力軸2の相対
回転量に応じて操舵補助力を発生させる。その入出力軸
2、3の径方向に沿う中立位置調節部材32の径方向変
位量に応じて前記弁部材31に対する入力軸2の周方向
相対位置を変化させる。 【効果】 中立状態における弁部材に対する入力軸と出
力軸の他方の周方向相対位置のずれの補正を、容易かつ
能率良く行なって製造コストを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力軸と出力軸との相
対回転量に応じて操舵補助力を制御するコントロールバ
ルブを備えた油圧パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】操舵により回転する入力軸と、この入力
軸に同軸心かつ相対回転可能に連結される出力軸と、そ
の入力軸と出力軸の一方と同行回転すると共に他方に対
し相対回転する弁部材を有する油圧コントロールバルブ
とを備え、その弁部材に対する入力軸と出力軸の他方の
相対回転量に応じて操舵補助力を発生させる油圧パワー
ステアリング装置が従来より用いられている。
【0003】その弁部材に対する入力軸と出力軸の他方
の周方向相対位置は、左右一方に操舵した場合と左右他
方に操舵した場合とで操舵特性を等しくするため、操舵
抵抗が作用していない中立状態では一定位置にする必要
がある。
【0004】そのため、油圧パワーステアリング装置の
組み立て時において、その弁部材に対する入力軸と出力
軸の他方の中立状態における周方向相対位置が一定位置
からずれている場合は、そのずれを補正する手段を備え
た油圧パワーステアリング装置が提案されている。例え
ば、特公昭63‐51907号公報においては、入力軸
と出力軸とを割り溝を有するリング状のバネにより囲
み、入力軸と出力軸とにそれぞれピンを挿入し、そのバ
ネの割り溝の間に各ピンを位置させ、一方のピンをバネ
の割り溝の対向端部の一方に当接させ、他方のピンをバ
ネの割り溝の対向端部の他方に当接させる油圧パワース
テアリング装置が開示されている。この従来構造によれ
ば、弁部材に対する入力軸と出力軸の他方の周方向相対
位置が一定位置からずれている場合は、そのずれ量に対
応して一方のピンの他方のピンに対する周方向相対位置
をずらし、このずれ量に対応するバネの弾性力により入
力軸に対し出力軸を相対回転させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいて、入力軸と出力軸とにそれぞれ挿入されるピンの
周方向相対位置を変更するには、弁部材に対する入力軸
と出力軸の他方の周方向相対位置のずれ量に対応してピ
ンの挿入孔の位置を定め、しかる後にピンの挿入孔の機
械加工を行なう必要がある。そのため、その位置変更作
業は極めて難しく、作業能率が悪く、製造コストを増大
させるものであった。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ことのできる油圧パワーステアリング装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、操舵により回
転する入力軸と、この入力軸に同軸心かつ相対回転可能
に連結される出力軸と、その入力軸と出力軸の一方と同
行回転すると共に他方に対し相対回転する弁部材を有す
る油圧コントロールバルブとを備え、その弁部材に対す
る入力軸と出力軸の他方の相対回転量に応じて操舵補助
力を発生させる油圧パワーステアリング装置において、
その入出力軸の径方向に沿って位置変更可能な中立位置
調節部材が設けられ、この中立位置調節部材の径方向変
位量に応じて前記弁部材に対する入力軸と出力軸の他方
の周方向相対位置を変化させる手段が設けられているこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の構成によれば、中立位置調節部材を径
方向に変位させることで、その変位量に応じて弁部材に
対する入力軸と出力軸の他方の周方向相対位置を変化さ
せることができる。よって、中立状態において弁部材に
対する入力軸と出力軸の他方の周方向相対位置が一定位
置からずれている場合は、そのずれ量に対応して中立位
置調節部材を径方向に変位させることで、その周方向相
対位置を一定位置に補正することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0010】図1に示すラックピニオン式油圧パワース
テアリング装置1は、車両のハンドル(図示省略)に連
結される筒状の入力軸2と、この入力軸2に同軸心に連
結される出力軸3とを備え、そのトーションバー6の捩
れにより入力軸2と出力軸3とは相対回転する。その入
力軸2の下端部は上部よりも小径とされ、この入力軸2
の下端部に対向する出力軸3の上端部に凹部3aが形成
されている。その凹部3aに入力軸2の下端部が軸受1
2を介し嵌合されている。また、入力軸2と出力軸3と
にトーションバー6が挿入され、このトーションバー6
の上端はピン4を介し入力軸2に連結され、下端はセレ
ーション5を介し出力軸3に連結されている。
【0011】その入力軸2は、バルブハウジング7にベ
アリング8を介して回転可能に支持されている。その出
力軸3は、ラックハウジング9に一対のベアリング1
0、11を介し回転可能に支持されている。その出力軸
3にピニオン15が形成され、このピニオン15に噛み
合うラック16がサポートヨーク40により支持され、
そのラック16に操舵用車輪(図示省略)が連結され
る。これにより、操舵による入力軸2の回転はトーショ
ンバー6を介してピニオン15に伝達され、このピニオ
ン15の回転によりラック16は車両幅方向に移動し、
このラック16の移動により車両の操舵がなされる。
【0012】操舵補助力を付与する油圧アクチュエータ
として油圧シリンダ20が設けられている。この油圧シ
リンダ20は、ラックハウジング9により構成されるシ
リンダチューブと、ラック16に一体化されるピストン
21を備えている。そのピストン21により仕切られる
油室22、23に、操舵方向と操舵抵抗に応じて圧油を
供給する油圧コントロールバルブ30が設けられてい
る。
【0013】そのコントロールバルブ30は、前記バル
ブハウジング7の内部に上下複数のシールリング25を
介し相対回転可能に挿入されると共に、入力軸2の外周
に相対回転可能に嵌合される筒状の弁部材31を備えて
いる。また、その弁部材31は出力軸3の外周にピン
(中立位置調節部材)32を介して同行回転するよう嵌
合されている。
【0014】そのバルブハウジング7に、ポンプ33に
接続される入口ポート34と、タンク35に接続される
出口ポート36と、前記油圧シリンダ20の一方の油室
22に接続される第一ポート37と、他方の油室23に
接続される第二ポート38とが配置されている。各ポー
ト34、36、37、38は、入力軸2と弁部材31と
の間の油路を介し連通し、その油路に形成された絞り部
が、トーションバー6のねじれに伴う入力軸2と弁部材
31との相対回転により開度が調節される。
【0015】すなわち、図2に示すように、弁部材31
の内周に軸方向に沿う第1凹部50が周方向等間隔に8
ケ所形成されている。その第1凹部50の周方向間に対
向するように入力軸2の外周に第2凹部51が周方向等
間隔に8ケ所形成されている。その第1凹部50は、弁
部材31に形成された流路53を介し前記第1ポート3
7に連通するものと、弁部材31に形成された流路54
を介し第2ポート38に連通するものとが、周方向に交
互に並列する。その第2凹部51は、弁部材31に形成
された流路55を介し前記入口ポート34に通じるもの
と、入力軸2の下方に形成された流路52aからトーシ
ョンバー6と入力軸2との内外周間の流路52cを介し
入力軸2の上方に形成された流路52bから出口ポート
36に通じるものとが、周方向に交互に並列する。その
第1凹部50の軸方向に沿う縁と第2凹部51の軸方向
に沿う縁との周方向間が絞り部A、B、C、Dとされて
いる。
【0016】図2は操舵が行なわれておらず操舵抵抗が
作用していない中立状態を示し、各絞り部A、B、C、
Dの周方向間隔は互いに等しくされている。この中立状
態で入口ポート34と出口ポート36とは連通し、ポン
プ33からコントロールバルブ30に流入する油はタン
ク35に還流し、操舵補助力は発生しない。左右一方へ
操舵することによって生じる操舵抵抗によりトーション
バー6がねじれ、弁部材31と入力軸2とが相対回転す
ると、第1凹部50と第2凹部51との周方向相対位置
が変化し、入口ポート34と第1ポート37との間の絞
り部Aの開度が大きくなり、第1ポート37と出口ポー
ト36との間の絞り部Bの開度が小さくなり、入口ポー
ト34と第2ポート38との間の絞り部Cの開度が小さ
くなり、第2ポート38と出口ポート36との間の絞り
部Dの開度が大きくなる。これにより、油圧シリンダ2
0の一方の油室22に操舵方向と操舵抵抗に応じた圧力
の圧油が供給され、また、他方の油室23からタンク3
5に油が還流し、車両の左右一方への操舵補助力がピス
トン21からラック16に作用する。左右他方へ操舵す
ると、弁部材31と入力軸2とが左右一方へ操舵した場
合と逆方向に相対回転し、絞り部Aの開度が小さくな
り、絞り部Bの開度が大きくなり、絞り部Cの開度が大
きくなり、絞り部Dの開度が小さくなり、車両の左右他
方への操舵補助力がピストン21からラック16に作用
する。
【0017】その油圧シリンダ20の作動油がポンプ3
3からタンク35に還流する途中でバルブハウジング7
から漏洩するのを防止するため、入力軸2の外周とバル
ブハウジング7の上部内周との間に介在するオイルシー
ル60、出力軸3の外周とバルブハウジング7の下部内
周との間に介在するオイルシール61、およびトーショ
ンバー6の上部外周と入力軸2の上部内周との間に介在
するオイルシール62が設けられている。
【0018】上記中立状態において、各絞り部A、B、
C、Dの周方向間隔が互いに等しくされていないと、左
右一方に操舵した場合と左右他方に操舵した場合とで操
舵特性が等しくならない。そのため、中立状態における
前記弁部材31に対する入力軸2の周方向相対位置が、
各絞り部A、B、C、Dの周方向間隔が互いに等しくな
る一定位置にない場合は、その一定位置からのずれを補
正する手段が設けられている。すなわち、図3〜図5に
示すように、その弁部材31を出力軸3に固定する前記
ピン32は、一端に頭部32aを有し、その出力軸3に
形成された径方向に沿うピン挿入孔41と、弁部材31
の下端に形成された下端開放で上部が半円形状の切欠4
2とに挿入されている。そのピン32の他端は出力軸3
のピン挿入孔41に圧入され、そのピン32の頭部32
aは弁部材31の切欠42の内面42aに当接する。そ
の切欠42の内面42aは、入出力軸2、3の軸方向に
沿うと共に入出力軸2、3の直径を含む面に対し傾斜
(図3において傾斜角α)する。
【0019】これにより、そのピン32をそのピン挿入
孔41への圧入量を変化させることで径方向に変位させ
ると、ピン32の頭部32aが切欠42の内面42aを
介し弁部材31を出力軸3に対し周方向に回転させるの
で、弁部材31に対する入力軸2の周方向相対位置がピ
ン32の径方向変位量に応じて変化する。なお、弁部材
31の下方への移動はピン32の頭部32aにより規制
され、上方への移動は入力軸2に嵌合されたリング66
により規制される。
【0020】上記構成によれば、ピン32を径方向に変
位させることで、その変位量に応じて弁部材31に対す
る入力軸2の周方向相対位置を変化させることができる
ので、中立状態において弁部材31に対する入力軸2の
周方向相対位置が一定位置からずれている場合は、その
ずれ量に対応してピン32を径方向に変位させること
で、その周方向相対位置を一定位置にすることができ
る。すなわち、中立状態における弁部材31に対する入
力軸2の周方向相対位置のずれの補正を、容易かつ能率
良く行なって製造コストを低減することができる。
【0021】図3に示すように、入力軸2の外周に互い
に周方向に関し180°離れた一対の凹部70が形成さ
れ、各凹部70にバネ71とボール72とが挿入され、
そのそのバネ71は入出力軸2、3の径方向に沿う弾性
力をボール72に作用させ、その弾性力によりボール7
2は出力軸3の内周面を押し付ける。また、出力軸3の
内周に互いに周方向に関し180°離れた一対の凹部7
7が形成されている。そのボール72は、操舵抵抗が作
用しない中立状態において凹部77の周方向間中央に当
接するものとされている。図6に示すように、その凹部
77の内面は曲面であって、その曲率半径rは周方向間
中央において最大値Rとなり、周方向両端に向かうに従
い次第に小さくなるものとされている。これにより、そ
のボール72が凹部77の内面の周方向間中央よりも周
方向両端に偏倚した位置を押し付けると、前記バネ71
の弾性力に基づく押し付け力Faは入出力軸2、3の径
方向に沿うことから、その押し付け力Faは凹部70の
内面の法線方向の分力Fbと接線方向の分力Fcとに分
けられ、その接線方向分力Fcは入力軸2を出力軸3に
対し回転させて中立状態にしようとする力となる。これ
により、走行時において操舵用ハンドルを直進位置に保
持しようとする力が作用し、直進時の走行安定性が向上
し、また、コーナリング後に直進走行する場合に操舵用
ハンドルを直進位置に円滑に戻すことができる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されな
い、例えば、図7〜図9は、中立状態における前記弁部
材31に対する入力軸2の周方向相対位置が、各絞り部
A、B、C、Dの周方向間隔が互いに等しくなる一定位
置にない場合に、その一定位置からのずれを補正する手
段の変形例を示す。すなわち、その弁部材31を出力軸
3に固定するピン32′と弁部材31の切欠42′とは
従来のものであり、単に弁部材31を出力軸3に固定す
る機能を有するのみである。これに代わり、バネ80と
一対のピン(中立位置調節部材)81、82が設けられ
ている。一方のピン81は一端に頭部81aを有し、他
端は出力軸3に形成されたピン81よりも大径の通孔8
7に挿通されると共に入力軸2に形成された径方向に沿
うピン通孔88に圧入されている。他方のピン82は一
端に頭部82aを有し、他端は出力軸3に形成された径
方向に沿うピン挿入孔89に圧入されている。そのバネ
80は割り溝80aを有するC形リング状であって、出
力軸3の上端外周に形成された周溝83に嵌合され、そ
の割り溝80aの各対向端部からは上方に延出するピン
受け部85、86が設けられている。両ピン受け部8
5、86の間に各ピン81、82の一端が配置されると
共に各ピン81、82の頭部81a、82aが両ピン受
け部85、86の内面85a、86aに当接される。両
ピン受け部85、86の内面85a、86aは、入出力
軸2、3の軸方向に沿い、入出力軸2、3の直径を含む
面に対し傾斜(図9において傾斜角β)する。
【0023】これにより、一方のピン81をそのピン通
孔88への圧入量を変化させて径方向に変位させると、
そのピン81の頭部81aはその径方向変位量に応じ一
方のピン受け部85の内面85aを介しバネ80を周方
向に押すので、そのバネ80は他方のピン受け部86の
内面86aを介し他方のピン82の頭部82aを周方向
に押す。これにより、入力軸2は出力軸3に対し一方向
に相対回転するので、弁部材31に対する入力軸2の周
方向相対位置が一方のピン81の径方向変位量に応じ周
方向一方に変化する。また、他方のピン82をそのピン
挿入孔89への圧入量を変化させて径方向に変位させる
と、そのピン82の頭部82aはその径方向変位量に応
じ一方のピン受け部85の内面85aを介しバネ80を
周方向に押すので、そのバネ80は一方のピン受け部8
5の内面85aを介し一方のピン81の頭部81aを周
方向に押す。これにより、入力軸2は出力軸3に対し他
方向に相対回転するので、弁部材31に対する入力軸2
の周方向相対位置が他方のピン82の径方向変位量に応
じ周方向他方に変化する。すなわち、一方のピン81の
圧入動作により弁部材31に対する入力軸2の周方向相
対位置が一方のピン81の径方向変位量に応じ周方向一
方に変化し、他方のピン82の圧入動作により弁部材3
1に対する入力軸2の周方向相対位置が他方のピン82
の径方向変位量に応じ周方向他方に変化する。他は上記
実施例と同様で同一部分は同一符号で示す。
【0024】図10は、上記実施例において各凹部77
を押し付けるボール72に換えて、先端が球状のピスト
ン95を用いたものを示し、図11は、各凹部77を押
し付けるボール72とその押し付けのための弾性力を付
与するバネ71に換えて、先端が曲面とされた板バネ9
6を用いたものを示す。
【0025】また、上記実施例では弁部材31を出力軸
3に対し固定したが入力軸2に対し固定して出力軸3に
対し相対回転するようにしてもよい。また、ラックピニ
オン式以外の例えばボールスクリュー式油圧パワーステ
アリング装置にも本発明は適用できる。
【0026】
【発明の効果】本発明の油圧パワーステアリング装置に
よれば、中立状態における弁部材に対する入力軸と出力
軸の他方の周方向相対位置のずれの補正を、容易かつ能
率良く行なって製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の油圧パワーステアリング装置
の断面図
【図2】図1のII‐II線断面図
【図3】図1のIII‐III線断面図
【図4】図3のIV‐IV線断面図
【図5】図3のV矢視図
【図6】本発明の実施例の油圧パワーステアリング装置
の作用説明図
【図7】本発明の変形例の要部の部分破断正面図
【図8】本発明の変形例の要部の部分破断側面図
【図9】図7のIX‐IX線断面図
【図10】本発明の変形例の部分平断面図
【図11】本発明の変形例の部分平断面図
【符号の説明】
2 入力軸 3 出力軸 30 コントロールバルブ 31 弁部材 32、81、82 ピン(中立位置調節部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵により回転する入力軸と、この入力
    軸に同軸心かつ相対回転可能に連結される出力軸と、そ
    の入力軸と出力軸の一方と同行回転すると共に他方に対
    し相対回転する弁部材を有する油圧コントロールバルブ
    とを備え、その弁部材に対する入力軸と出力軸の他方の
    相対回転量に応じて操舵補助力を発生させる油圧パワー
    ステアリング装置において、その入出力軸の径方向に沿
    って位置変更可能な中立位置調節部材が設けられ、この
    中立位置調節部材の径方向変位量に応じて前記弁部材に
    対する入力軸と出力軸の他方の周方向相対位置を変化さ
    せる手段が設けられていることを特徴とする油圧パワー
    ステアリング装置。
JP20826993A 1993-07-30 1993-07-30 油圧パワーステアリング装置 Expired - Lifetime JP2927652B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100375993B1 (ko) * 1998-11-04 2003-06-18 주식회사 만도 자동차용 조향장치의 액티브 센터 필 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100375993B1 (ko) * 1998-11-04 2003-06-18 주식회사 만도 자동차용 조향장치의 액티브 센터 필 구조

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