JPH0740543Y2 - 多色ジェットルームにおける緯糸絡み防止装置 - Google Patents
多色ジェットルームにおける緯糸絡み防止装置Info
- Publication number
- JPH0740543Y2 JPH0740543Y2 JP11628289U JP11628289U JPH0740543Y2 JP H0740543 Y2 JPH0740543 Y2 JP H0740543Y2 JP 11628289 U JP11628289 U JP 11628289U JP 11628289 U JP11628289 U JP 11628289U JP H0740543 Y2 JPH0740543 Y2 JP H0740543Y2
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- JP
- Japan
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- weft
- guide holes
- measuring
- wefts
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は多色ジェットルームにおける緯糸絡み防止装置
に関するものである。
に関するものである。
［従来の技術］ 緯糸選択パターンに従って複数の緯糸のうちのいずれか
１本のみを選択緯入れするジェットルームでは、緯入れ
待機中の緯糸に低圧の噴射作用を与えて先端部の姿勢を
整え、これにより良好な緯入れ及び緯入れ用メインノズ
ルの噴射口から延出する緯糸先端部同士の絡み防止が図
られている。
１本のみを選択緯入れするジェットルームでは、緯入れ
待機中の緯糸に低圧の噴射作用を与えて先端部の姿勢を
整え、これにより良好な緯入れ及び緯入れ用メインノズ
ルの噴射口から延出する緯糸先端部同士の絡み防止が図
られている。
しかしながら、低圧噴射を作用させても緯糸先端部の振
動はあり、これにより緯糸先端部同士の絡みを完全に防
止することはできない。
動はあり、これにより緯糸先端部同士の絡みを完全に防
止することはできない。
そのため、特開昭60-167951号公報では緯入れ待機中の
緯糸を機械的に引き戻し、緯入れ用メインノズル内へ引
っ込ませておく装置が開示されている。又、特開昭61-1
38747号公報では各緯入れ用メインノズルの噴射口間に
分離体を配設し、噴射口の直前の噴射領域を互いに分離
遮断する構成が開示されている。
緯糸を機械的に引き戻し、緯入れ用メインノズル内へ引
っ込ませておく装置が開示されている。又、特開昭61-1
38747号公報では各緯入れ用メインノズルの噴射口間に
分離体を配設し、噴射口の直前の噴射領域を互いに分離
遮断する構成が開示されている。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、特開昭60-167951号公報の絡み防止装置
では緯入れ待機中の緯糸をタイミングよく引き戻すため
のタイミング調整が難しく、絡み防止装置のコスト、設
置スペースに関しても問題がある。
では緯入れ待機中の緯糸をタイミングよく引き戻すため
のタイミング調整が難しく、絡み防止装置のコスト、設
置スペースに関しても問題がある。
特開昭61-138747号公報の分離体方式ではコスト、設置
スペースに関しては問題ないが、分離体を緯入れ用メイ
ンノズルに装着した際の取付精度の確保が難しく、この
取付精度が低いと良好な緯入れ作用を得ることが出来
ず、緯入れ失敗、緯入れ不良が生じ易い。又、分離体自
体が緯入れ用メインノズルからの緯入れ噴射作用に干渉
することになるが、この干渉による緯入れ噴射作用に対
する悪影響を確実に排除することは困難である。
スペースに関しては問題ないが、分離体を緯入れ用メイ
ンノズルに装着した際の取付精度の確保が難しく、この
取付精度が低いと良好な緯入れ作用を得ることが出来
ず、緯入れ失敗、緯入れ不良が生じ易い。又、分離体自
体が緯入れ用メインノズルからの緯入れ噴射作用に干渉
することになるが、この干渉による緯入れ噴射作用に対
する悪影響を確実に排除することは困難である。
実開昭62-162279号公報では複数の巻付方式の緯糸測長
貯留装置を個別に位置及び姿勢の変更可能に構成してお
り、このような変更可能構成によって緯糸測長貯留装置
と緯入れ用メインノズルとの間のガイド孔における通過
抵抗軽減の適正化が可能であるが、緯入れ用メインノズ
ルから吹き出している緯糸先端部同士の絡み合い抑制の
効果は生じない。
貯留装置を個別に位置及び姿勢の変更可能に構成してお
り、このような変更可能構成によって緯糸測長貯留装置
と緯入れ用メインノズルとの間のガイド孔における通過
抵抗軽減の適正化が可能であるが、緯入れ用メインノズ
ルから吹き出している緯糸先端部同士の絡み合い抑制の
効果は生じない。
本考案は前記のような問題を解消しつつ良好な緯入れを
達成し得るジェットルームにおける緯糸絡み防止装置を
提供することを目的とするものである。
達成し得るジェットルームにおける緯糸絡み防止装置を
提供することを目的とするものである。
［課題を解決するための手段］ そのために本考案では、上方向あるいは水平方向に一定
のピッチで配列設定されたガイド孔のうちの特定のガイ
ド孔を横方向の筬打ち方向へずらした複数の緯糸測長貯
留装置の配列パターンに応じて前記ガイド孔を縦方向に
配列設定し、これらガイド孔のうちの特定のガイド孔を
横方向の筬打ち方向へずらした。
のピッチで配列設定されたガイド孔のうちの特定のガイ
ド孔を横方向の筬打ち方向へずらした複数の緯糸測長貯
留装置の配列パターンに応じて前記ガイド孔を縦方向に
配列設定し、これらガイド孔のうちの特定のガイド孔を
横方向の筬打ち方向へずらした。
［作用］ 特定のガイド孔としては例えば一対の緯入れ用メインノ
ズルの間に挟まれた緯入れ用メインノズルから射出緯入
れされる緯糸を案内するガイド孔が対象となる。このガ
イド孔を経由して緯入れ用メインノズルから延出する緯
糸先端部は両隣の緯糸先端部と最も絡み合い易いが、こ
の特定のガイド孔を筬打ち方向へずらしてやることによ
ってガイド孔から緯入れ用メインノズルに至る緯糸の経
路長が短くなる。従って、緯入れされた緯糸の筬打ち直
後の切断による緯糸切断端からガイド孔までの緯糸長が
短くなり、筬打ち動作に伴う緯入れ用メインノズルの揺
動による緯入れ用メインノズルからの緯糸先端部の延出
量も少なくなる。これにより緯入れ用メインノズルから
延出する緯糸先端部の絡み合いが抑制される。
ズルの間に挟まれた緯入れ用メインノズルから射出緯入
れされる緯糸を案内するガイド孔が対象となる。このガ
イド孔を経由して緯入れ用メインノズルから延出する緯
糸先端部は両隣の緯糸先端部と最も絡み合い易いが、こ
の特定のガイド孔を筬打ち方向へずらしてやることによ
ってガイド孔から緯入れ用メインノズルに至る緯糸の経
路長が短くなる。従って、緯入れされた緯糸の筬打ち直
後の切断による緯糸切断端からガイド孔までの緯糸長が
短くなり、筬打ち動作に伴う緯入れ用メインノズルの揺
動による緯入れ用メインノズルからの緯糸先端部の延出
量も少なくなる。これにより緯入れ用メインノズルから
延出する緯糸先端部の絡み合いが抑制される。
［実施例］ 以下、本考案を具体化した一実施例を第１図に基づいて
説明する。
説明する。
この実施例では６色の緯糸Ya,Yb,Yc,Yd,Ye,Yfが使用さ
れており、図示しない緯糸チーズから供給される緯糸Ya
〜Yfは巻付方式の緯糸測長貯留装置1A,1B,1C,1D,1E,1F
によって測長貯留される。緯糸測長貯留装置1A〜1Fの糸
巻付面1a上への巻付及び糸巻付面1aからの緯糸引き出し
は電磁ソレノイド2A,2B,2C,2D,2E,2Fによって駆動され
る係止ピン2aによって制御される。緯糸測長貯留装置1A
〜1Fは左右２列、上下３段に配列されている。
れており、図示しない緯糸チーズから供給される緯糸Ya
〜Yfは巻付方式の緯糸測長貯留装置1A,1B,1C,1D,1E,1F
によって測長貯留される。緯糸測長貯留装置1A〜1Fの糸
巻付面1a上への巻付及び糸巻付面1aからの緯糸引き出し
は電磁ソレノイド2A,2B,2C,2D,2E,2Fによって駆動され
る係止ピン2aによって制御される。緯糸測長貯留装置1A
〜1Fは左右２列、上下３段に配列されている。
図示しないスレイ上に設置されたノズルホルダ３には６
本の緯入れ用メインノズル3A,3B,3C,3D,3E,3Fが上下２
段に分けて横方向に配列されており、各緯入れ用メイン
ノズル3A〜3Fは図示しない変形筬の緯入れ通路の入口を
指向するように噴射方向を設定されている。緯糸Yaは緯
入れ用メインノズル3Aに導入され、以下、緯糸Ybは緯入
れ用メインノズル3B、緯糸Ycは緯入れ用メインノズル3
C、緯糸Ydは緯入れ用メインノズル3D、緯糸Yeは緯入れ
用メインノズル3E、緯糸Yfは緯入れ用メインノズル3Fに
導入される。各緯入れ用メインノズル3A〜3Fには低圧エ
アが常に供給されており、各緯糸Ya〜Yfの先端部はこの
低圧噴射作用によって緯入れ用メインノズル3A〜3Fの先
端から延出する。
本の緯入れ用メインノズル3A,3B,3C,3D,3E,3Fが上下２
段に分けて横方向に配列されており、各緯入れ用メイン
ノズル3A〜3Fは図示しない変形筬の緯入れ通路の入口を
指向するように噴射方向を設定されている。緯糸Yaは緯
入れ用メインノズル3Aに導入され、以下、緯糸Ybは緯入
れ用メインノズル3B、緯糸Ycは緯入れ用メインノズル3
C、緯糸Ydは緯入れ用メインノズル3D、緯糸Yeは緯入れ
用メインノズル3E、緯糸Yfは緯入れ用メインノズル3Fに
導入される。各緯入れ用メインノズル3A〜3Fには低圧エ
アが常に供給されており、各緯糸Ya〜Yfの先端部はこの
低圧噴射作用によって緯入れ用メインノズル3A〜3Fの先
端から延出する。
第１図の矢印方向に揺動する緯入れ用メインノズル3A〜
3Fと緯糸測長貯留装置1A〜1Fとの間には緯糸ガイド板４
が立設されており、緯糸ガイド板４には６つのガイド孔
4a,4b,4c,4d,4e,4fが設けられている。ガイド板４は緯
入れ用メインノズル3A〜3Fの左右揺動の略中央位置に対
応するように設定されている。左列のガイド孔4a,4d,4e
のうちガイド孔4a,4dは列線１上にあるが、残りのガ
イド孔4eは列線ｌ１から右側、即ち筬打ち方向にずらさ
れている。ガイド孔4aは緯糸Yaを案内し、ガイド孔4dは
緯糸Ydを案内する。そして、列線ｌ１から筬打ち方向へ
ずらされた特定のガイド孔4eは緯糸Yeを案内する。
3Fと緯糸測長貯留装置1A〜1Fとの間には緯糸ガイド板４
が立設されており、緯糸ガイド板４には６つのガイド孔
4a,4b,4c,4d,4e,4fが設けられている。ガイド板４は緯
入れ用メインノズル3A〜3Fの左右揺動の略中央位置に対
応するように設定されている。左列のガイド孔4a,4d,4e
のうちガイド孔4a,4dは列線１上にあるが、残りのガ
イド孔4eは列線ｌ１から右側、即ち筬打ち方向にずらさ
れている。ガイド孔4aは緯糸Yaを案内し、ガイド孔4dは
緯糸Ydを案内する。そして、列線ｌ１から筬打ち方向へ
ずらされた特定のガイド孔4eは緯糸Yeを案内する。
なお、列線ｌ１側のガイド孔4a,4d,4eと列線l2側のガイ
ド孔4b,4c,4fは上下にずらされているが、これは緯糸測
長貯留装置1A〜1Fから引き出される緯糸Ya〜Yfのバルー
ニングによる干渉を回避するためである。
ド孔4b,4c,4fは上下にずらされているが、これは緯糸測
長貯留装置1A〜1Fから引き出される緯糸Ya〜Yfのバルー
ニングによる干渉を回避するためである。
右列のガイド孔4b,4c,4fのうちガイド孔4c,4fは列線l2
上にあるが、残りのガイド孔4bは列線l2から筬打ち方向
にずらされている。ガイド孔4cは緯糸Ycを案内し、ガイ
ド孔4fは緯糸Yfを案内する。そして、列線l2から筬打ち
方向へずらされた特定のガイド孔4bは緯糸Ybを案内す
る。
上にあるが、残りのガイド孔4bは列線l2から筬打ち方向
にずらされている。ガイド孔4cは緯糸Ycを案内し、ガイ
ド孔4fは緯糸Yfを案内する。そして、列線l2から筬打ち
方向へずらされた特定のガイド孔4bは緯糸Ybを案内す
る。
緯糸測長貯留装置1A〜1Fの上下方向の配列は織機周辺に
おける設置スペース及びガイド孔4a〜4fにおける緯糸の
屈曲抵抗の平均化を考慮したものであり、緯糸測長貯留
装置1A〜1Fの配列が横方向に拡がる場合には設置スペー
スの拡大及びガイド孔4a〜4fにおける屈曲抵抗にばらつ
きが生じる。又、ガイド孔4a〜4fの配列パターンは緯糸
測長貯留装置1A〜1Fの配列パターンに合わせたものであ
り、これによりガイド孔4a〜4fにおける屈曲抵抗が一層
平均化する。ガイド孔4a〜4fにおける屈曲抵抗は各緯糸
Ya〜Yfの緯入れ飛走を左右し、屈曲抵抗の平均化は各緯
糸Ya〜Yfの良好な緯入れ達成の上で重要である。
おける設置スペース及びガイド孔4a〜4fにおける緯糸の
屈曲抵抗の平均化を考慮したものであり、緯糸測長貯留
装置1A〜1Fの配列が横方向に拡がる場合には設置スペー
スの拡大及びガイド孔4a〜4fにおける屈曲抵抗にばらつ
きが生じる。又、ガイド孔4a〜4fの配列パターンは緯糸
測長貯留装置1A〜1Fの配列パターンに合わせたものであ
り、これによりガイド孔4a〜4fにおける屈曲抵抗が一層
平均化する。ガイド孔4a〜4fにおける屈曲抵抗は各緯糸
Ya〜Yfの緯入れ飛走を左右し、屈曲抵抗の平均化は各緯
糸Ya〜Yfの良好な緯入れ達成の上で重要である。
緯入れ用メインノズル3A〜3Fの配列パターンは変形筬の
緯入れ通路への緯入れ易さを考慮して設定されたもので
あり、各緯入れ用メインノズル3A〜3Fのうち上段の左右
緯入れ用メインノズル3A,3Cに挟まれる緯入れ用メイン
ノズル3Bの緯糸Ybの先端部、及び下段の左右緯入れ用メ
インノズル3D,3Fに挟まれる緯入れ用メインノズル3Eの
緯糸Yeの先端部が特に他の緯糸と絡み合い易い。
緯入れ通路への緯入れ易さを考慮して設定されたもので
あり、各緯入れ用メインノズル3A〜3Fのうち上段の左右
緯入れ用メインノズル3A,3Cに挟まれる緯入れ用メイン
ノズル3Bの緯糸Ybの先端部、及び下段の左右緯入れ用メ
インノズル3D,3Fに挟まれる緯入れ用メインノズル3Eの
緯糸Yeの先端部が特に他の緯糸と絡み合い易い。
緯糸Yb,Yeを案内するガイド孔4b,4eを列線ｌ１，l2から
筬打ち方向にずらすことにより、筬打ち直後の緯糸Yb,Y
eの切断時におけるガイド孔4b,4eから緯糸Yb,Yeの切断
端までの緯糸長さは列線ｌ１，l2上の仮想のガイド孔4
b,4eから緯糸Yb,Yeの切断端までの長さよりも短くな
る。この短縮化は緯入れ用メインノズル3A〜3Fから延出
する緯糸Yb,Yeの先端部の最大延出長さの短縮に繋が
る。即ち、緯糸ガイド板４の設置位置が緯入れ用メイン
ノズル3A〜3Fの左右揺動の中心付近に対応するように設
定されているために筬打ち後の緯入れ用メインノズル3A
〜3Fの揺動後退に伴って緯糸Ya〜Yfの先端が緯入れ用メ
インノズル3A〜3Fの先端から延び出てゆくが、この延び
出る量は仮想位置上よりも実線位置上のガイド孔4b,4e
の方において少ない。従って、特に絡み合いを生じ易い
緯糸Yb,Yeの先端の最大延出量が低減し、絡み合いが抑
制される。
筬打ち方向にずらすことにより、筬打ち直後の緯糸Yb,Y
eの切断時におけるガイド孔4b,4eから緯糸Yb,Yeの切断
端までの緯糸長さは列線ｌ１，l2上の仮想のガイド孔4
b,4eから緯糸Yb,Yeの切断端までの長さよりも短くな
る。この短縮化は緯入れ用メインノズル3A〜3Fから延出
する緯糸Yb,Yeの先端部の最大延出長さの短縮に繋が
る。即ち、緯糸ガイド板４の設置位置が緯入れ用メイン
ノズル3A〜3Fの左右揺動の中心付近に対応するように設
定されているために筬打ち後の緯入れ用メインノズル3A
〜3Fの揺動後退に伴って緯糸Ya〜Yfの先端が緯入れ用メ
インノズル3A〜3Fの先端から延び出てゆくが、この延び
出る量は仮想位置上よりも実線位置上のガイド孔4b,4e
の方において少ない。従って、特に絡み合いを生じ易い
緯糸Yb,Yeの先端の最大延出量が低減し、絡み合いが抑
制される。
なお、特定のガイド孔4b,4eのずらし量は緯入れ用メイ
ンノズル3A〜3Fの揺動方向における緯糸ガイド板４の設
置位置及びガイド孔4a〜4fにおける屈曲抵抗を考慮して
適正に設定される。
ンノズル3A〜3Fの揺動方向における緯糸ガイド板４の設
置位置及びガイド孔4a〜4fにおける屈曲抵抗を考慮して
適正に設定される。
本考案は勿論前記実施例にのみ限定さるものではなく、
例えば第２図〜第６図に示す実施例も可能である。
例えば第２図〜第６図に示す実施例も可能である。
第２図の実施例では緯入れ用メインノズル3A〜3Fの揺動
方向へスライド配置可能な一対の緯糸ガイド板4A,4Bに
ガイド孔4a〜4Fを振り分け配列し、特定のガイド孔4b,4
eが列線ｌ１，l2から筬打ち方向へずらされている。緯
糸ガイド板4A,4Bのスライド構成によってガイド孔4a〜4
fにおける屈曲抵抗の適正化が一層確実となる。
方向へスライド配置可能な一対の緯糸ガイド板4A,4Bに
ガイド孔4a〜4Fを振り分け配列し、特定のガイド孔4b,4
eが列線ｌ１，l2から筬打ち方向へずらされている。緯
糸ガイド板4A,4Bのスライド構成によってガイド孔4a〜4
fにおける屈曲抵抗の適正化が一層確実となる。
第３図の実施例ではガイド孔4b,4d,4fが列線ｌ１，l2か
ら筬打ち方向にずらされており、緯糸絡み防止作用が一
層確実となっている。
ら筬打ち方向にずらされており、緯糸絡み防止作用が一
層確実となっている。
第４図の実施例では緯入れ用メインノズル3A,3B,3C,3D,
3Fが左右２列に配列された場合であり、絡みの生じ易い
緯糸Yc,Ydのガイド孔4c,4dが列線ｌ１，l2から筬打ち方
向にずらされている。
3Fが左右２列に配列された場合であり、絡みの生じ易い
緯糸Yc,Ydのガイド孔4c,4dが列線ｌ１，l2から筬打ち方
向にずらされている。
第５図の実施例では８色の緯糸Ya,Yb,Yc,Yd,Ye,Yf,Yg,Y
hが使用されており、緯糸測長貯留装置1A,1B,1C,1D,1E,
1F,1G,1Hが左右２列に配列されている。ガイド孔4a,4b,
4c,4d,4e,4f,4g,4hは左右のガイド板4A,4Bに振り分け配
列されていると共に、ガイド孔4b,4c,4f,4gが列線
ｌ１，l2から筬打ち方向にずらされている。即ち、緯入
れ用メインノズル3B,3C,3F,3Gに通された緯糸Yb,Yc,Yf,
Ygの先端部が絡みを生じ易い。
hが使用されており、緯糸測長貯留装置1A,1B,1C,1D,1E,
1F,1G,1Hが左右２列に配列されている。ガイド孔4a,4b,
4c,4d,4e,4f,4g,4hは左右のガイド板4A,4Bに振り分け配
列されていると共に、ガイド孔4b,4c,4f,4gが列線
ｌ１，l2から筬打ち方向にずらされている。即ち、緯入
れ用メインノズル3B,3C,3F,3Gに通された緯糸Yb,Yc,Yf,
Ygの先端部が絡みを生じ易い。
第６図の実施例は４色の緯糸Ya,Yb,Yc,Ydを使用した場
合であり、緯糸測長貯留装置1A,1B,1C,1D、ガイド孔4a,
4b,4c,4d及び緯入れ用メインノズル3A,3B,3C,3Dの配列
パターンはいずれも一致しており、ガイド孔4b,4cが列
線ｌ１，l2から筬打ち方向にずらされている。
合であり、緯糸測長貯留装置1A,1B,1C,1D、ガイド孔4a,
4b,4c,4d及び緯入れ用メインノズル3A,3B,3C,3Dの配列
パターンはいずれも一致しており、ガイド孔4b,4cが列
線ｌ１，l2から筬打ち方向にずらされている。
さらに本考案はガイド孔を上下に１列状態に配列した場
合、同種緯糸を複数本使用するジェットルーム、エアプ
ール方式の緯糸測長貯留装置を備えたジェットルームに
も適用可能である。
合、同種緯糸を複数本使用するジェットルーム、エアプ
ール方式の緯糸測長貯留装置を備えたジェットルームに
も適用可能である。
［考案の効果］ 以上詳述したように本考案は、複数の緯糸測長貯留装置
の配列パターンに応じて前記ガイド孔を縦方向に配列設
定し、これらガイド孔のうちの特定のガイド孔を横方向
の筬打ち方向へずらしたので、このずらしによるガイド
孔から緯入れ用メインノズルに至る緯糸経路変化が他の
ガイド孔から緯入れ用メインノズルに至る緯糸経路に対
して適切な差を付け、ガイド孔における屈曲抵抗の適正
設定を図りつつ緯糸先端部の絡み合いを回避し得るとい
う優れた効果を奏する。
の配列パターンに応じて前記ガイド孔を縦方向に配列設
定し、これらガイド孔のうちの特定のガイド孔を横方向
の筬打ち方向へずらしたので、このずらしによるガイド
孔から緯入れ用メインノズルに至る緯糸経路変化が他の
ガイド孔から緯入れ用メインノズルに至る緯糸経路に対
して適切な差を付け、ガイド孔における屈曲抵抗の適正
設定を図りつつ緯糸先端部の絡み合いを回避し得るとい
う優れた効果を奏する。
第１図は本考案を具体化した一実施例を示す斜視図、第
２〜６図はいずれも本考案の別例を示す斜視図である。 緯糸測長貯留装置1A〜1H、緯入れ用メインノズル3A〜3
H、ガイド孔4a〜4h、緯糸Ya〜Yh。
２〜６図はいずれも本考案の別例を示す斜視図である。 緯糸測長貯留装置1A〜1H、緯入れ用メインノズル3A〜3
H、ガイド孔4a〜4h、緯糸Ya〜Yh。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の緯糸チーズから引き出される緯糸を
緯糸測長貯留装置にて測長貯留すると共に、緯糸測長貯
留装置と緯入れ用メインノズルとの間に上方向あるいは
水平方向に一定のピッチで配列設定されたガイド孔を経
由して前記測長貯留された緯糸を緯糸選択パターンに従
って緯入れ用メインノズルから射出緯入れする多色ジェ
ットルームにおいて、前記ガイド孔のうちの特定のガイ
ド孔を横方向の筬打ち方向へずらした多色ジェットルー
ムにおける緯糸絡み防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11628289U JPH0740543Y2 (ja) | 1989-10-02 | 1989-10-02 | 多色ジェットルームにおける緯糸絡み防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11628289U JPH0740543Y2 (ja) | 1989-10-02 | 1989-10-02 | 多色ジェットルームにおける緯糸絡み防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0355873U JPH0355873U (ja) | 1991-05-29 |
| JPH0740543Y2 true JPH0740543Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31664565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11628289U Expired - Fee Related JPH0740543Y2 (ja) | 1989-10-02 | 1989-10-02 | 多色ジェットルームにおける緯糸絡み防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740543Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-02 JP JP11628289U patent/JPH0740543Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0355873U (ja) | 1991-05-29 |
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