JPH0740463A - タイヤ成形機のトレッドサービサ - Google Patents

タイヤ成形機のトレッドサービサ

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Publication number
JPH0740463A
JPH0740463A JP5191239A JP19123993A JPH0740463A JP H0740463 A JPH0740463 A JP H0740463A JP 5191239 A JP5191239 A JP 5191239A JP 19123993 A JP19123993 A JP 19123993A JP H0740463 A JPH0740463 A JP H0740463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tread
shaped groove
servicer
conveyor
belt drum
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5191239A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Miyamoto
義則 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP5191239A priority Critical patent/JPH0740463A/ja
Publication of JPH0740463A publication Critical patent/JPH0740463A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンベアの長手方向中央に一列に配設した各
ガイド用ローラのノッチにトレッドのV字溝が正しく載
っているか否かを検知できる。また下層に巻かれたベル
ト材を無駄にすることなく手直しできる。 【構成】 コンベア4をベルトドラム1に向かい前進さ
せ、またコンベア4を前下がりに傾斜させ、さらに貼付
ローラ10を上昇させて、トレッド13をベルトドラム
1に押し付けて、トレッド13をベルトドラム1に巻付
けるとき、トレッド13のV字溝13aが各ガイド用ロ
ーラのノッチに不完全に載っていれば、その状態(オフ
センター)を最終ガイドローラの出側に設けたセンサー
15、16により検出し、貼付ローラ10を戻して、ト
レッド13のベルトドラム1への押付力を解除し、アラ
ームを出して、作業者に知らせる。このとき、作業者
は、トレッド13とベルト材とを剥がして、互いを手直
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ成形機のトレッ
ドサービサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤ成形機のトレッドサービサ
には、トレッドのV字溝を検出する検出装置を設置して
いない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のタイヤ成形機の
トレッドサービサには、トレッドのV字溝を検出する検
出装置がないので、トレッドサービサのコンベアの長手
方向中央に一列に配設した各ガイド用ローラのノッチに
トレッドのV字溝が正しく載っているか否かを検知でき
なくて、トレッドがオフセンターのままベルトドラムに
巻かれてしまう恐れがあった。
【0004】また一旦巻かれたトレッドは、その下層に
巻かれたベルト材に貼付られており、トレッドを巻き直
すために、ベルト材から引き剥がそうとすると、ベルト
材が伸びたり、位置がずれたりして、ベルト材そのもの
が使えなくなるという問題があった。本発明は前記の問
題点に鑑み提案するものであり、その目的とする処は、
コンベアの長手方向中央に一列に配設した各ガイド用ロ
ーラのノッチにトレッドのV字溝が正しく載っているか
否かを検知できる。また下層に巻かれたベルト材を無駄
にすることなく手直しできるタイヤ成形機のトレッドサ
ービサを提供しようとする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のタイヤ成形機のトレッドサービサは、ト
レッドに設けられたV字溝をガイドとしてトレッドをベ
ルトドラムに巻付けるトレッドサービサにおいて、最終
ガイドローラの出側にトレッドのV字状溝を検出するセ
ンサーを取付けている。
【0006】前記タイヤ成形機のトレッドサービサにお
いて、センサーによりトレッドのオフセンターを検出し
たときに、貼付ローラを戻し、トレッドのベルトドラム
への押付力を解除して、アラームを出すようにしてもよ
い。前記タイヤ成形機のトレッドサービサにおいて、ト
レッドのV字状溝を検出するセンサーを、2つの反射型
光センサーにより構成してもよい。
【0007】
【作用】本発明のタイヤ成形機のトレッドサービサは前
記のように構成されており、コンベアをベルトドラムに
向かい前進させ、またコンベアを前下がりに傾斜させ、
さらに貼付ローラを上昇させて、トレッドをベルトドラ
ムに押し付けて、トレッドをベルトドラムに巻付けると
き、トレッドのV字溝が各ガイド用ローラのノッチに不
完全に載っていれば、その状態(オフセンター)を最終
ガイドローラの出側に設けたセンサーにより検出し、貼
付ローラを戻して、トレッドのベルトドラムへの押付力
を解除し、アラームを出して、作業者に知らせる。この
とき、作業者は、トレッドとベルト材とを剥がして、互
いを手直する。
【0008】
【実施例】次に本発明のタイヤ成形機のトレッドサービ
サを図1〜図7に示す一実施例により説明する。図1
(a)(b)は、トレッドサービサの全体を示してい
る。1がベルトドラム、2がトレッドサービサ、3がト
レッドサービサ2を前後進可能に支持するベース、4が
コンベア、5がコンベア4の支点、6がコンベア4とベ
ース3との間に介装したコンベア昇降用シリンダであ
る。
【0009】トレッド13(図4〜図7参照)をベルト
ドラム1に巻付けるときには、トレッドサービサ2のコ
ンベア4をベルトドラム1に向かい前進させる一方、シ
リンダ6を伸長方向に作動して、コンベア4を前下がり
に傾斜させる(図1(a)参照)。また作業者がトレッ
ド13を準備するときには、トレッドサービサ2のコン
ベア4を後退させる一方、シリンダ6を縮み方向に作動
して、トレッドサービサ2を水平に保持する(図1
(b)参照)。
【0010】図2、図3は、トレッドサービサ2の詳細
を示している。上記のようにコンベア昇降用シリンダ6
の伸縮方向への作動によりコンベア4が支点5を中心に
昇降する。また別の前後進用シリンダ7の伸縮方向への
作動によりコンベア4がベース3上を前後進する。上記
コンベア4の長手方向の中央には、トレッド13のV字
溝13aを受け入れるノッチを有した複数個のガイド用
ローラ9が一列に配設され、上記コンベア4のドラム側
先端部には、最終ガイドを兼ねる貼付ローラ10がロー
ラ昇降用シリンダ11により昇降可能に取付けられてい
る。また上記コンベア4の全域には、後記トレッド13
を支持するローラ12が配設されている。
【0011】図4、図5は、トレッド13のV字溝13
aを検出する検出センサー(光センサー)15、16を
示している。トレンド13は、貼付ローラ10によりベ
ルトドラム1に押し付けられる。この貼付ローラ10を
支持するブラケット14に支持プレート17が取付けら
れ、この支持プレート17に2個の反射型光センサー1
5、16が取付けられている。
【0012】図6(a)〜(c)及び図7は、上記反射
型光センサー15、16を示している。Lがトレッド1
3と反射型光センサー15、16との間の距離で、反射
型光センサー15、16は、トレッド13のV字溝13
aの両側の平面部にスポットを結ぶように設置されてい
る。なお本実施例では、貼付ローラ10が最終ガイドを
兼ねているが、貼付ローラと最終ガイドローラとを別々
に設けてもよい。この場合、V字溝検出センサーは、最
終ガイドローラの先、即ち、貼付ローラの手前に設置さ
れることになる。
【0013】次に前記図1〜図6に示すタイヤ成形機の
トレッドサービサの作用を具体的に説明する。シリンダ
7を伸長方向に作動して、コンベア4をベルトドラム1
に向かい前進させ、またシリンダ6を伸長方向に作動し
て、コンベア4を前下がりに傾斜させ、さらにシリンダ
11を伸長方向に作動し、貼付ローラ10を上昇させ
て、トレッド13をベルトドラム1に押し付けて、トレ
ッド13をベルトドラム1に巻付ける。
【0014】このとき、トレッド13のV字溝13aが
各ガイド用ローラ9のノッチに完全に載っているときに
は、反射型光センサー15、16とV字溝13aとが図
6(a)のようになる。この場合、反射型光センサー1
5、16がV字溝13aの両側の平面部を照射して、反
射光が帰ってくる。またトレッド13のV字溝13aが
各ガイド用ローラ9のノッチに不完全に載っているとき
には、反射型光センサー15、16とV字溝13aとが
図6(b)(c)のようになる。
【0015】図6(b)は、V字溝13aが右側にオフ
センターした場合を示しており、この場合には、反射型
光センサー16がV字溝13aの右側斜面を照射して、
反射光が帰ってこない。また図6(c)は、V字溝13
aが左側にオフセンターした場合を示しており、この場
合には、反射型光センサー15がV字溝13aの左側斜
面を照射して、反射光が帰ってこない。
【0016】このようにトレッド13のV字溝13aが
各ガイド用ローラ9のノッチに不完全に載っているとき
には、反射光が帰ってこないことにより、この状態が検
知される。オフセンターを検知したら、図7に示すよう
に貼付ローラ10を下降させ、貼付ローラ10の押付力
を解除して、トレッド13を最後まで巻き取る。このと
き、トレッド13と下層に巻いたベルト材とは軽く付着
している程度であり、作業者により互いを剥がして、手
直し可能であり、オフセンターを検知したら、アラーム
を出して、その旨を作業者に知らせる。
【0017】
【発明の効果】本発明のタイヤ成形機のトレッドサービ
サは前記のように最終ガイドローラの出側にトレッドの
V字状溝を検出するセンサーを取付けており、コンベア
をベルトドラムに向かい前進させ、またコンベアを前下
がりに傾斜させ、さらに貼付ローラを上昇させて、トレ
ッドをベルトドラムに押し付けて、トレッドをベルトド
ラムに巻付けるとき、コンベアの長手方向中央に一列に
配設した各ガイド用ローラのノッチにトレッドのV字溝
が正しく載っているか否かを検知できる。
【0018】また上記状態(オフセンター)をセンサー
により検出し、貼付ローラを戻して、トレッドのベルト
ドラムへの押付力を解除し、アラームを出して、作業者
に知らせ、作業者により、トレッドとベルト材とを剥が
すことが可能であり、下層に巻かれたベルト材を無駄に
することなく手直しできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本発明のタイヤ成形機のトレッ
ドサービサの一実施例の概略を示す側面図である。
【図2】同トレッドサービサの詳細を示す平面図であ
る。
【図3】同トレッドサービサの詳細を示す側面図であ
る。
【図4】同トレッドサービサのセンサーを示す側面図で
ある。
【図5】図4の矢視A−A線に沿うセンサーの正面図で
ある。
【図6】(a)〜(c)は同センサーの作用説明図であ
る。
【図7】オフセンター検知後の貼付ローラの下降状態を
示す作用説明図である。
【符号の説明】
1 ベルトドラム 2 トレッドサービサ 3 ベース 4 コンベア 5 コンベア4の支点 6 コンベア昇降用シリンダ 7 コンベア前後進用シリンダ 8 ガイド 9 ガイド用ローラ 10 貼付ローラ 11 ローラ昇降用シリンダ 12 ローラ 13 トレッド 13a トレッド13のV字溝 14 ブラケット 15 センサー(反射型光センサー) 16 〃 17 支持プレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッドに設けられたV字溝をガイドと
    してトレッドをベルトドラムに巻付けるトレッドサービ
    サにおいて、最終ガイドローラの出側にトレッドのV字
    状溝を検出するセンサーを取付けたことを特徴とするタ
    イヤ成形機のトレッドサービサ。
  2. 【請求項2】 前記センサーによりトレッドのオフセン
    ターを検出したときに、貼付ローラを戻し、トレッドの
    ベルトドラムへの押付力を解除して、アラームを出すこ
    とを特徴とした請求項1記載のタイヤ成形機のトレッド
    サービサ。
  3. 【請求項3】 前記トレッドのV字状溝を検出するセン
    サーを、2つの反射型光センサーにより構成したことを
    特徴とする請求項1記載のタイヤ成形機のトレッドサー
    ビサ。
JP5191239A 1993-08-02 1993-08-02 タイヤ成形機のトレッドサービサ Withdrawn JPH0740463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5191239A JPH0740463A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 タイヤ成形機のトレッドサービサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP5191239A JPH0740463A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 タイヤ成形機のトレッドサービサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0740463A true JPH0740463A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16271220

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5191239A Withdrawn JPH0740463A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 タイヤ成形機のトレッドサービサ

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JP (1) JPH0740463A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017127986A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 横浜ゴム株式会社 成形装置及びタイヤの製造方法
CN114761219A (zh) * 2019-11-06 2022-07-15 普利司通奔达可有限责任公司 拼接匹配成型机

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