JPH0740235B2 - トレ−ス情報の収集方式 - Google Patents

トレ−ス情報の収集方式

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JPH0740235B2
JPH0740235B2 JP61230452A JP23045286A JPH0740235B2 JP H0740235 B2 JPH0740235 B2 JP H0740235B2 JP 61230452 A JP61230452 A JP 61230452A JP 23045286 A JP23045286 A JP 23045286A JP H0740235 B2 JPH0740235 B2 JP H0740235B2
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JP
Japan
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trace
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fault
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JP61230452A
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JPS6383843A (ja
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興裕 杉山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPS6383843A publication Critical patent/JPS6383843A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は電子計算機システムで利用されるトレース情報
の収集方式に関する。
従来の技術 電子計算機システムでは、システム内で発生した障害の
原因究明などに利用するために、適宜な動作情報をトレ
ース情報として収集しておくことが行われている。
従来、上述のようなトレース情報の収集は、これを一旦
小容量のトレースバッファに書込んでおき、このトレー
スバッファがほぼ満杯になるたびにその内容を大容量の
二次記憶装置上のトレースファイルに書込んでいる。
発明が解決しようとする問題点 上記従来のトレース情報の収集方式では、トレースバッ
ファのトレース情報の書込みとバッファ満杯時のトレー
スファイルへの書込みとが一体不可分の動作として組合
わせられている。すなわち、電子計算機システムの負荷
を軽減させるため止むを得ずトレース情報の収集を停止
させると、トレースバッファのトレース情報の書込みも
停止してしまう。従って、そのような状態でシステムダ
ウンなどの障害が発生すると、その原因の究明に必要な
障害発生直前のトレース情報が全く入手不可能になって
しまうという問題がある。
また、上記トレースファイルへのトレース情報の収集と
並行して、電子計算機システム内で所定の障害が発生す
るたびにこの障害発生時の近辺だけについてトレースバ
ッファの内容を収集する近辺トレースによる障害情報の
収集方式が採用される場合がある。しかしながら、従来
のトレース情報の収集方式では、トレース動作の停止時
にトレースバッファの更新をも停止してしまうので、上
述の近辺トレースによる障害情報の収集も役立たなくな
ってしまうという問題がある。
発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明のトレース情報の収集方式は、電子計算機システ
ムの負荷低減や性能向上などのためにトレースファイル
へのトレース情報の収集を中止している間にもトレース
バッファの更新だけは継続することにより、システムダ
ウンなどが生じた場合でもその原因究明に必要な直前の
トレース情報を少なくともトレースバッファの容量分だ
けは確保できるようにすると共に、近辺トレースによる
障害情報の収集を常時有効にするように構成されてい
る。
すなわち、本発明に係わるトレース情報の収集方式は、 電子計算機システム内のトレース情報を、書込みのため
の空き領域がないときには古い書込みデータ上に上書き
することにより常時トレースバッファに書込み続けるト
レースバッファへの書込み部と、 システム外部から受けたトレース情報の収集開始、停止
指令に従って動作を開始し、停止すると共に、動作中は
前記トレースバッファがほぼ満杯になるたびにその内容
はトレースファイルに書込むトレースファイルへの書込
み部と、 システム内に発生した障害に関する情報を障害情報バッ
ファに書込む障害情報バッファへの書込み部と、 システム内に発生した障害が近辺トレースを必要とする
障害であるかどうかを判定する障害種別判定部と、 該障害種別判定部で近辺トレースが必要と判定された障
害の発生時点の近辺のトレース情報を前記トレースバッ
ファから読出して前記障害情報バッファに書込む近辺ト
レース部と、 該近辺トレース部による近辺トレース情報の書込み終了
時に前記障害情報バッファに格納されている障害情報と
それに関連する近辺トレース情報とを読出して障害情報
ファイルに書込む障害情報ファイルへの書込み部とを備
えている。
作用 本発明のトレース情報の収集方式においては、トレース
バッファへの書込み部が、電子計算機システム内のトレ
ース情報を、書込みのための空き領域がないときには古
い書込みデータ上に上書きすることにより常時トレース
バッファに書込み続け、システム外部から受けたトレー
ス情報の収集開始指令に従って動作を開始するトレース
ファイルへの書込み部が、トレースバッファがほぼ満杯
になるたびにその内容をトレースファイルに書込む。ま
た、トレース情報の収集終了指令を受けると、トレース
ファイルへの書込み部が動作を停止する。このときは、
トレースバッファのトレースファイルへの掃き出しは行
われないが、トレースバッファへの書込み部の動作は続
けられる。
他方、障害情報バッファへの書込み部が、システム内に
発生した障害に関する情報を障害情報バッファに書込
み、障害種別判定部が、その障害が近辺トレースを必要
とする障害であるかどうかを判定し、近辺トレースを必
要の判定された障害については、近辺トレース部が、そ
の障害の発生時点の近辺のトレース情報をトレースバッ
ファから読出して障害情報バッファに書込む。そして、
障害情報ファイルへの書込み部が、近辺トレース部によ
る近辺トレース情報の書込み終了時に障害情報バッファ
に格納されている障害情報とそれに関連する近辺トレー
ス情報とを読出して障害情報ファイルに書込む。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の方式概念図である。
図中、1はトレースバッファへの書込み部、2はトレー
スバッファ、3はトレースファイルへの書込み部、4は
トレースファイル、5はトレース制御部、6は障害情報
バッファへの書込み部、7は障害情報バッファ、8は障
害種別判定部、9は近辺トレース部、10は障害情報ファ
イルへの書込み部、11は障害情報ファイルである。
トレースバッファへの書込み部1は、この方式を適用す
る電子計算機システム内でトレース情報の収集が必要な
事象が発生するたびに、該当のトレース情報をトレース
バッファ2に書込んでゆく。トレースファイルへの書込
み部3は、その動作時には、トレースバッファ2が満杯
になるたびにその内容をトレースファイル4に書込んで
ゆく。
トレース制御部5は、システム外部からトレース開始,
停止のコマンドを受けると、トレースファイルへの書込
み部3だけに上述の動作の開始,終了を指令する。すな
わち、トレースファイルへの書込み部3が動作を停止し
てもトレースバッファへの書込み部1の動作はそのまま
続行される。この結果、トレースバッファ2が満杯にな
ってもトレースファイルへの退避は行われず、最新のト
レース情報が最古のトレース情報に順次上書きされてゆ
くことにより、トレースバッファの容量分の最新のトレ
ース情報だけがトレースバッファ2に残される状態とな
る。
これに並行して、参照符号6から11までが付された各部
で構成される障害情報収集部によって、当該電子計算機
システム内で発生した所定の障害に対し、近辺トレース
情報を付した障害情報の収集が行われる。
すなわち、障害情報バッファへの書込み部6は、当該電
子計算機システム内で障害が発生するたびにその障害コ
ードや発生時刻などを含む障害に関する情報を障害情報
バッファ7に書込んだのち、この書込みの終了を障害種
別判定部8に通知する。この書込みの終了の通知を受け
た障害種別判定部8は、障害情報バッファに書込まれて
いる最新の障害情報を読出して、その中に含まれる障害
コードを所定の障害コードと照合することにより、近辺
トレースが必要な障害であるかどうかを判定し、必要で
あれば近辺トレース部9を起動する。
起動された近辺トレース部9は、トレースバッファ2か
ら現時点の近辺のトレース情報を所定項目数ぶん読出し
て障害情報バッファ7に書込んだのち、この書込みの終
了を障害情報ファイルへの書込み部10に通知する。この
書込み終了の通知を受けた障害情報ファイルへの書込み
部10は、障害情報バッファ部に書込まれている最新の障
害情報と関連の近辺トレース情報を障害情報ファイル11
に書込む。
発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明によるトレース情報
の収集方式は、電子計算機システムの負荷低減や性能向
上などのためにトレース情報の収集を停止している間で
もトレースバッファの更新だけは継続する構成であるか
ら、システムダウンなど障害の原因究明に必要な直前の
トレース情報を少なくともトレースバッファの容量分だ
けは確保でき、障害発生に迅速・的確に対処できるとい
う効果が奏される。
また、本発明によれば近辺トレース情報を含む障害情報
の収集を併用することにより所定の障害については詳細
な障害情報を収集する構成であるから、障害の発生に一
層迅速・的確に対処できるという効果が奏される。
更に、本発明では、トレースファイルには、トレース情
報の全てが格納され且つ障害情報は混じらないので、純
粋に全体のトレース情報のみを解析したい場合にはトレ
ースファイルを参照すれば済み、他方、障害情報ファイ
ルには、発生した個々の障害毎にその障害情報と必要な
近辺トレース情報が格納され、障害発生時点の近辺以外
のトレース情報は混じらないので、各障害情報を確認し
ながらその近辺トレース情報のみ調査したい場合には障
害情報ファイルを参照すれば済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係わるトレース情報の収
集方式の方式概念図である。 1……トレースバッファへの書込み部、2……トレース
バッファ、3……トレースファイルへの書込み部、4…
…トレースファイル、5……トレース制御部、6……障
害情報バッファへの書込み部、7……障害情報バッフ
ァ、8……障害種別判定部、9……近辺トレース部、10
……障害情報ファイルへの書込み部、11……障害情報フ
ァイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気計算機システム内のトレース情報を、
    書込みのための空き領域がないときには古い書込みデー
    タ上に上書きすることにより常時トレースバッファに書
    込み続けるトレースバッファへの書込み部と、 システム外部から受けたトレース情報の収集開始、停止
    指令に従って動作を開始し、停止すると共に、動作中は
    前記トレースバッファがほぼ満杯になるたびにその内容
    をトレースファイルに書込むトレースファイルへの書込
    み部と、 システム内に発生した障害に関する情報を障害情報バッ
    ファに書込む障害情報バッファへの書込み部と、 システム内に発生した障害が近辺トレースを必要とする
    障害であるかどうかを判定する障害種別判定部と、 該障害種別判定部で近辺トレースが必要と判定された障
    害の発生時点の近辺のトレース情報を前記トレースバッ
    ファから読出して前記障害情報バッファに書込む近辺ト
    レース部と、 該近辺トレース部による近辺トレース情報の書込み終了
    時に前記障害情報バッファに格納されている障害情報と
    それに関連する近辺トレース情報とを読出して障害情報
    ファイルに書込む障害情報ファイルへの書込み部とを備
    えたことを特徴とするトレース情報の収集方式。
JP61230452A 1986-09-29 1986-09-29 トレ−ス情報の収集方式 Expired - Lifetime JPH0740235B2 (ja)

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JP61230452A JPH0740235B2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 トレ−ス情報の収集方式

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JP61230452A JPH0740235B2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 トレ−ス情報の収集方式

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JPS6383843A JPS6383843A (ja) 1988-04-14
JPH0740235B2 true JPH0740235B2 (ja) 1995-05-01

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JP61230452A Expired - Lifetime JPH0740235B2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 トレ−ス情報の収集方式

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0277855A (ja) * 1988-09-13 1990-03-16 Fujitsu Ltd 記録プロセスの通信方式
JP2003006003A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Mitsubishi Electric Corp Dmaコントローラおよび半導体集積回路
JP4120371B2 (ja) 2002-11-28 2008-07-16 株式会社日立製作所 運用管理システム、管理計算機、監視対象計算機、運用管理方法及びプログラム
JP4990314B2 (ja) * 2009-03-17 2012-08-01 アンリツ株式会社 擬似基地局装置

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JPS5894044A (ja) * 1981-11-30 1983-06-04 Fujitsu Ltd システム復元方式

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