JPH0740216B2 - 表示部の角度調整装置 - Google Patents

表示部の角度調整装置

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JPH0740216B2
JPH0740216B2 JP1242632A JP24263289A JPH0740216B2 JP H0740216 B2 JPH0740216 B2 JP H0740216B2 JP 1242632 A JP1242632 A JP 1242632A JP 24263289 A JP24263289 A JP 24263289A JP H0740216 B2 JPH0740216 B2 JP H0740216B2
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angle adjusting
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亘 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はワードプロセッサやパーソナルコンピュータ
などの表示部を任意の角度に調整する表示部の角度調整
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図には縦置タイプとされた例えばパーソナルコンピ
ュータの筐体1に対して液晶パネルなどからなる表示部
2を角度調整可能に枢着した例が模式的に示されてい
る。この場合、表示部2はその上端2a側が筐体1の上部
に枢着され、下端2b側がいわば開閉されるようになって
いる。表示部2は筐体1側に設けられている回転軸1aに
軸支されるのであるが、表示部2を任意の角度位置に保
持させるため、この例ではその回転軸1aに図示しないコ
イルスプリングのしまり力を作用させ、それによって表
示部2を任意の角度位置に保持するようにしている。
また、第4図の従来例においては、筐体1側に表示部2
に対する支えレバー3を上下方向にスライド可能に取付
け、同レバー3の折曲角度や上下位置を選択することに
より、表示部2の角度を調整するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第3図のものは構成は簡単であるが、開き角度を大きく
した場合や表示部2自体が大型の場合には、回転軸1aに
大きな回転モーメントがかけられるため、コイルスプリ
ングのしまり力では対応できないばかりか、極端な場合
には壊れてしまうことがある。これに対して、第4図の
従来例は構造的には頑丈であるが、レバー3を筐体1に
取付ける際、同レバー3をスライドさせて任意の高さ位
置に保持するためのスプリング4aやワッシャー4bなどを
筐体1内に組み込まなければならない。また、レバー3
の折曲角度などにも制限があるため、最大開き角度を大
きくとれない等の欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので
あり、その構成上の特徴は、ワードプロセッサなどの筐
体に枢着されている液晶板等からなる表示部を任意の角
度位置に保持する表示部の角度調整装置において、一端
が筐体と表示部のいずれか一方に少なくとも回転可能に
取付けられる雌側部材と、一端が筐体と表示部のいずれ
か他方に少なくとも回転可能に取付けられる雄側部材と
を含み、雌側部材の他端側に、雄側部材の他端側を摺動
可能に受け入れるソケットを形成するとともに、同ソケ
ットの開口部に、雄側部材を所定の摩擦力をもって弾性
的に挟持する挟持部材を設けたことにある。
この場合、挟持部材としては、雄側部材をその両側から
挟持するように対向的に配置された一対の弾性板からな
り、少なくともその一方の中央部は他方の弾性板側に向
けて彎曲しているものであることが好ましい。
〔作用〕
雄側部材と雌側部材とを摺動可能に嵌合させた構成であ
るため、表示部の角度を無段階的に調整し得るととも
に、最大開き角度を大きくとることができる。また、構
造的にも大きな荷重に耐えることができる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を第1図および第2図を参照し
ながら詳細に説明する。
この角度調整装置10は雌側部材11と雄側部材21とを備え
ている。この実施例においては、雌側部材11が筐体1側
に取付けられ、雄側部材21が表示部2側に取付けられる
ようになっている。
雌側部材11は全体として偏平な角筒体を呈し、その一端
側には弾性変形可能な一対の脚片13,13が形成されてい
る。同脚片13,13の側面外側にはこの雌側部材11を筐体
1に対して回転可能に取付けるための回転ピン12,12が
設けられている。これに関連して、筐体1側には雌側部
材11の厚みとほぼ等しい深さを有する溝5が形成されて
おり、同溝5の両側壁には回転ピン12,12を回転可能か
つ摺動可能に嵌合するためのガイド溝6,6が設けられて
いる。雌側部材11の他端側には雄側部材21を摺動可能に
受け入れるためのソケット14が形成されている。この実
施例によると、雌側部材11の上壁部にはソケット14の開
口部に連なる切欠き部15が設けられている。ソケット14
の開口部の両側には雄側部材21を所定の摩擦力にて挟持
する挟持部材30を取付けるためのフランジ16,16が形成
されている。
雄側部材21は上記ソケット14内に嵌合する大きさの板状
体からなり、その一端側には上記雌側部材11と同様弾性
変形可能な一対の脚片22,22が形成されている。同脚片2
2,22の側面外側にはこの雄側部材21を表示部2に対して
回転可能に取付けるための回転ピン23,23が設けられて
いる。図示されていないが、表示部2側には上記筐体1
のガイド溝6を有する溝5と同様な溝が設けられてい
る。この雄側部材21の他端側にはストッパー24が形成さ
れている。
挟持部材30は雄側部材21をその両側から挟持するように
対向的に配置された一対の弾性板31,32を備えている。
両弾性板31,32はともにその両端に上記フランジ16,16に
取着するための耳片33a,33a;33b,33bを有しているが、
一方の弾性板31はその耳片33a,33b間においてほぼコ字
状に折り曲げられた基板34を備えている。他方の弾性板
32も同様にその耳片33b,33b間においてほぼコ字状に折
り曲げられた基板35を備えているが、この場合、同基板
35は相手方の基板34側に向けて彎曲されている。この基
板35の内面側には摩擦手段としてのフェルト36が取付け
られている。なお図示されていないが、弾性板31の基板
34の内面にも同様にフェルトが取付けられている。
この弾性板31,32は雄側部材21をソケット14内に嵌合し
たのち、それを両側からはさむようにして、フランジ1
6,16をネジ止めさせる。これにより、雄側部材21は弾性
板31,32間に挟持されるとともに、その摩擦力にて保持
されることになる。組立後、雄側部材21は、そのストッ
パー24により、ソケット14から抜け出ることはない。
この角度調整装置10は、上記のようにして組立られた
後、第2図に示されているように、筐体1と表示部材2
との間に取付けられ、雄側部材21に対する挟持部材30の
摩擦的保持力にて表示部材2を所定の角度位置に保持す
る。角度を調整するには、その摩擦的保持力に抗して表
示部材2を動かせばよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、雄側部材と雌
側部材とを摺動可能に嵌合させ、かつ、挟持部材にて雄
側部材を摩擦的に保持する構成としたことにより、表示
部の角度を無段階的に調整し得るとともに、最大開き角
度を大きくとることができる。また、構造的にも大きな
荷重に耐えることができる角度調整装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明により角度調整装置の一実施例を示し
た分解斜視図、第2図は同実施例を筐体と表示部材間に
取付けた状態を示す模式的な側面図、第3図および第4
図は従来例を説明するための模式的な側面図である。 図中、1は筐体、2は表示部材、10は角度調整装置、11
は雌側部材、12,23は回転ピン、13,22は脚片、14はソケ
ット、16はフランジ、30は挟持部材である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワードプロセッサなどの筐体に枢着されて
    いる液晶板等からなる表示部を任意の角度位置に保持す
    る表示部の角度調整装置において、 一端が上記筐体と上記表示部のいずれか一方に少なくと
    も回転可能に取付けられる雌側部材と、一端が上記筐体
    と上記表示部のいずれか他方に少なくとも回転可能に取
    付けられる雄側部材とを含み、上記雌側部材の他端側に
    は上記雄側部材の他端側を摺動可能に受け入れるソケッ
    トが形成されているとともに、同ソケットの開口部に
    は、上記雄側部材を所定の摩擦力をもって弾性的に挟持
    する挟持部材が設けられていることを特徴とする表示部
    の角度調整装置。
  2. 【請求項2】上記挟持部材は上記雄側部材をその両側か
    ら挟持するように対向的に配置された一対の弾性板から
    なり、少なくともその一方の中央部は他方の弾性板側に
    向けて彎曲している請求項1に記載の表示部の角度調整
    装置。
JP1242632A 1989-09-19 1989-09-19 表示部の角度調整装置 Expired - Fee Related JPH0740216B2 (ja)

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JPH03103910A JPH03103910A (ja) 1991-04-30
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KR100402579B1 (ko) * 2000-12-20 2003-10-22 주식회사 엘지이아이 전자레인지
KR20060032344A (ko) * 2004-10-12 2006-04-17 엘지전자 주식회사 전자레인지의 도어 냉각 구조

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