JPH0426905Y2 - - Google Patents

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JPH0426905Y2
JPH0426905Y2 JP1985065953U JP6595385U JPH0426905Y2 JP H0426905 Y2 JPH0426905 Y2 JP H0426905Y2 JP 1985065953 U JP1985065953 U JP 1985065953U JP 6595385 U JP6595385 U JP 6595385U JP H0426905 Y2 JPH0426905 Y2 JP H0426905Y2
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JP
Japan
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leg
leaf spring
pressed
bearing
rotation support
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JP1985065953U
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JPS61196326U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、キーボードやタブレツト等の操作板
の傾斜角度調整、あるいは、ポータブルコンピユ
ータの仰角度調整の為、電子機器の底面に取付け
られる脚体の開閉機構に関する。
(ロ) 従来の技術 実開昭59−80837号公報に開示されているよう
に、従来、傾斜角度や仰角を調整するための脚体
は、一体に形成された回動支軸を、キーボード等
の電子機器を構成するキヤビネツト本体とボトム
の双方に設けられた軸受部により挾持するか、あ
るいは、キヤビネツト本体に穿設された穴で軸支
することにより、支持されることが多かつた。
又、脚体の回動による開閉時の位置保持は、上記
した脚体の支持機構とは、全く独立にバネ等を用
いて行なわれていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従来の技術においては、脚体の支持機構と開閉
時の位置保持機構が全く独立していたので、開閉
機構自体の構造が複雑となり、このため、開閉機
構を取付けるためのスペースを広く取らざるを得
ないという問題や、組立時の作業性が悪いという
問題があつた。特に、スペースの面では、回動支
軸方向のスペースを短かくすることは不可能であ
つた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、一対の回動支軸又は軸受部を有し、
且つ、該回動支軸又は軸受部の間に被押圧部を有
する脚体と、底面側に前記回動支軸又は軸受部と
嵌合する一対の軸受部又は回動支軸が設けられた
電子機器本体と、前記脚体の被押圧部を押圧し
て、前記回動支軸又は軸受部を前記軸受部又は回
動支軸に対して付勢する板バネとより成り、前記
被押圧部に、前記脚体の開成状態及び閉成状態に
おいて各々前記板バネの平板状部と当接する第1
及び第2の平坦部を形成して開閉機構を構成した
ものである。
(ホ) 作用 本考案では、1枚の板バネにより、脚体の支持
機構と開閉時の位置保持機構とを実現でき、特
に、回動支軸方向のスペースは、板バネの幅と脚
体及び軸受部の肉厚だけの非常に短いスペースの
みで済む。
(ヘ) 実施例 第1図及び第2図は本考案の実施例の斜視図、
第3図は実施例の底面図、第4図及び第5図は実
施例の側断面図を示し、1はキーボードの表面側
を構成するキヤビネツト本体、2はキーボードの
底面側を構成するボトム、3は傾斜角度調整用の
脚体である。そして、第1図及び第4図は、脚体
3を回動して開成した状態を示し、他の図は脚体
3の閉成状態を示す。尚、第1図及び第2図にお
いては、ボトム2は取り除かれている。
さて、本実施例においては、キヤビネツト本体
1の後縁部は背壁を構成するため、内方へ折り曲
げられており、この背壁4にはコ字状の折曲部5
が設けられている。そして、開閉機構は、脚体3
の回動方向が背壁4に平行になるように、折曲壁
6から背壁4に沿つて配設されている。この折曲
壁6は、脚体3の回動時に、背後から回動を係止
する係止部として働く。
脚体3には、キーボードを机上に載置した際、
閉成状態において載置面と接触し、キーボードを
支える突部7と、閉成状態において載置面と接触
し、キーボードを支える支持面8とが、各々、右
方上部及び側部に形成されており、左方には、両
側方に突出した一対の回動支軸9が回動方向に垂
直に形成されている。
キヤビネツト本体1の裏面1aには、脚体3の
回動支軸9と嵌合する一対のU字状の軸受部10
が立設されており、又、長方形の板バネ11を取
付けるための取付部としてのボス12が植設され
ている。板バネ11は一端がねじ13にて取付部
12に固定され、キヤビネツト本体の裏面1aと
略平行になるよう保持される。脚体3には、閉成
時に板バネ11及びボス12を収納するための凹
部14が形成されており、回動支軸9の上部に
は、閉成時に板バネ11の自由端が挿入可能なよ
うに、開口15が形成されている。更に、脚体3
の一対の回動支軸9の間には、閉成状態及び開成
状態において、各々、キヤビネツト裏面1aと略
平行となる第1及び第2の平坦部16及び17を
有する側断面が扇形の被押圧部18が形成されて
おり、板バネ11の自由端がこの被押圧部18を
押圧することにより、回動支軸9を軸受部10に
付勢して、脚体3を支持している。
そこで、閉成状態においては、脚体3の第1平
坦部16が板バネ11の自由端と当接し、この自
由端に押圧されて、脚体3の支持と閉成位置の保
持が達成される。この状態では、背壁4、折曲壁
6、ボトム2とで囲まれた部分に、脚体3は収納
される。この閉成状態から、脚体3を矢印A方向
に回動させると、第1平坦部16と自由端との当
接が解除され、被押圧部18の頂部19が接触し
始め、この頂部19により板バネ11が付勢方向
とは逆方向に押し上げられる。そして、回動を続
行すると、板バネ11は付勢方向へ戻り、やが
て、第2平坦部17が自由端と当接し、押圧され
ることとなる。これと同時に、脚体3は折曲壁6
でその回動が係止され、開成状態での脚部3の支
持と位置保持が達成される。回動中は、板バネ1
1の弾性力により、回動支軸9が軸受部10に付
勢され続け、これにより、脚体3の支持が達成さ
れている。
ところで、閉成状態においては、突部7が載置
面20と接触し、開成状態においては、支持面8
が載置面と接触するので、載置面20とキーボー
ドのキヤビネツト本体1との間隔は、閉成状態に
おいてはl1と短くなり、開成状態においてはl2
長くなり、このため、キーボードの傾斜角度が変
化する。尚、支持面8と第2平坦部17は、略平
行に形成されている。
以上説明した本実施例においては、組立作業
は、脚体3の回動支軸9を軸受部10に嵌入し、
開成状態で、板バネ11をねじ止めするだけの簡
単な作業で済み、しかも、キヤビネツト本体1と
ボトム2を組立てた後に、行なうことができる。
又、回動支軸方向の取付スペースは、板バネ11
の幅と、脚体3及び軸受部10の肉厚だけの非常
に短かいスペースとなる。
尚、21は板バネ11の回り止めであり、先端
を板バネ11の切欠部22と係合させて、水平面
内での板バネ11の回動を防止している。
上述の実施例においては、板バネ11の一端の
みを固定したが、例えば、折曲壁6に板バネ11
の自由端が挿入される切欠を設け、板バネ11の
自由端を係止してもよい。又、実施例とは逆に、
脚体3に軸受部を、そして、キヤビネツト本体1
に回動支軸9を設けても全く同様に動作する。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、脚体の開閉機構を取付けるた
めのスペースを縮少でき、特に、回動支軸方向の
スペースを短かくすることが可能となる。更に、
部品点数が少なく、組立が簡単なので、又、開閉
時には板バネと被押圧部が面接触するので、脚体
の確実な支持及び位置保持が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例において脚体の開成状
態を示す斜視図、第2図は本実施例において脚体
の閉成状態を示す斜視図、第3図は本実施例の底
面図、第4図は本実施例において脚体の開成状態
を示す側断面図、第5図は本実施例において脚体
の閉成状態を示す側断面図である。 主な図番の説明、1……キヤビネツト本体、3
……脚体、9……回動支軸、10……軸受部、1
1……板バネ、12……ボス、13……ねじ、1
6……第1平坦部、17……第2平坦部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の回動支軸又は軸受部を有し、且つ、該回
    動支軸又は軸受部の間に被押圧部を有する脚体
    と、底面側に前記回動支軸又は軸受部と嵌合する
    一対の軸受部又は回動支軸が設けられた電子機器
    本体と、前記脚体の被押圧部を押圧して、前記回
    動支軸又は軸受部を前記軸受部又は回動支軸に対
    して付勢する板バネとより成り、前記被押圧部
    に、前記脚体の開成状態及び閉成状態において
    各々前記板バネの平板状部と当接する第1及び第
    2の平坦部を形成したことを特徴とする電子機器
    の脚体開閉機構。
JP1985065953U 1985-05-02 1985-05-02 Expired JPH0426905Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985065953U JPH0426905Y2 (ja) 1985-05-02 1985-05-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985065953U JPH0426905Y2 (ja) 1985-05-02 1985-05-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61196326U JPS61196326U (ja) 1986-12-08
JPH0426905Y2 true JPH0426905Y2 (ja) 1992-06-29

Family

ID=30598404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985065953U Expired JPH0426905Y2 (ja) 1985-05-02 1985-05-02

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JP (1) JPH0426905Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58171535U (ja) * 1982-05-11 1983-11-16 ブラザー工業株式会社 卓上機器

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JPS61196326U (ja) 1986-12-08

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