JPH0740194U - 照明具付可動黒板 - Google Patents

照明具付可動黒板

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JPH0740194U
JPH0740194U JP7057293U JP7057293U JPH0740194U JP H0740194 U JPH0740194 U JP H0740194U JP 7057293 U JP7057293 U JP 7057293U JP 7057293 U JP7057293 U JP 7057293U JP H0740194 U JPH0740194 U JP H0740194U
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JP
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blackboard
lighting device
movable
lighting
end side
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JP7057293U
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English (en)
Inventor
諄治 青井
Original Assignee
株式会社青井黒板製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】照度分布の差をより少なくして文字が見やすく
なると共に、外観的にも見栄えの良い照明具付可動黒板
を提供せしめる。 【構成】上下方向の任意位置に摺動、停止できるように
構成された黒板本体1の全ての角(四隅)を孤状に形成
すると共に、その外周縁に弾力性を有する外枠1aを被
装せしめる。そして、弧状のステー2a,2aを介して
前記黒板本体1の上端縁に、同黒板本体1の長手方向一
端側から他端側にまで延設された断面孤状のシェード筒
2bを備えた照明具2を配設する。これにより、蛍光ラ
ンプ等の光源が無駄なく、黒板本体1に沿って照射さ
れ、しかも、黒板本体1の四隅部が孤状に形成されると
共に、その外周縁に弾力性を有する外枠1aを被装して
いることから、子供達がぶつかっても怪我をすることが
なく、また、全体をして統一されたソフトなイメージを
与える斬新なデザインの黒板が提供できるのである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は照明具付可動黒板の改良に関し、更に詳しくは、黒板本体を上下動す る際に生じる照度変化を無くすと共に、同黒板本体の表面における照度分布の差 を少なくして文字の見やすい照明具付可動黒板に存する。
【0002】
【従来の技術】
従来、斯かる照明具付可動黒板としては、本出願人である株式会社青井黒板製 作所が、鋭意研究の上、考案した実公昭57−15835号に開示されたものが 従来例として周知である。この従来例における照明具付可動黒板は、図6に示す ように、移動自在な黒板において、この黒板自体に安定器収納ボックス2cを取 り付けると共に、上記安定器収納ボックス2cの両端部からステー2aを介して 黒板の表面よりも前面に、しかも黒板の表面のみを照らす状態に蛍光灯カバー2 bを延出して取り付けていた(実公昭57−15835号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した実公昭57−15835号公報に開示されている照明 具付可動黒板にあっては、仮令、黒板本体1を上下動させても、同黒板本体1と 共に照明具2も同方向に移動することから、照明範囲や照度などの照明効果に変 化を来すことがないといった利点を有するものの、未だ、近接設置の弱点を克服 出来ず、黒板本体1の表面における照度分布の差が大きいため、部分的に見づら いところがあるといった欠点があり、また、照明具2が黒板本体1の外観上に、 如何にも付加したが如く、露骨に現れることも相俟って、見栄えが悪く、黒板と しての商品価値を低下せしめるものであった。
【0004】 本考案は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、照度分布の差をより少なくし て文字が見やすくなると共に、外観的にも見栄えの良い、コンパクトで堅牢な照 明具付可動黒板を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨と する構成は、摺動自在に配置された黒板本体の所望位置に、同黒板本体の表面を 照らす照明具を配設してなる照明具付可動黒板において、前記黒板本体は、四隅 部が孤状に形成されると共に、その外周縁に弾力性を有する外枠を被装してなり 、かつ、同黒板本体の長手方向に長尺状の照明具を配設した照明具付可動黒板に 存する。
【0006】 また、前記照明具は、黒板本体の長手方向一端側から他端側にまで延設された 断面弧状のシェード筒と、該シェード筒内に配設されたインバーター等の安定器 と、該安定器を被装することも兼ねて前記シェード筒内に装着された反射板と、 前記シェード筒の遊端開口に着脱自在に配設された透光カバーとを備えるのが好 ましい。
【0007】
【作用】
このように構成される本考案の照明具付可動黒板は、四隅部が孤状に形成され ると共に、その外周縁に弾力性を有する外枠を被装してなり、かつ、同黒板本体 の長手方向に長尺状の照明具を配設したことによって、全体をして統一されたソ フトなイメージを与えると共に、より安全性に優れることとなる。
【0008】 また、前記照明具が、前記黒板本体の長手方向一端側から他端側にまで延設さ れた断面弧状のシェード筒と、該シェード筒内に配設されたインバーター等の安 定器と、該安定器を被装することも兼ねて前記シェード筒内に装着された反射板 と、前記シェード筒の遊端開口に着脱自在に配設された透光カバーとを備えれば 、黒板本体の長手方向に沿って蛍光ランプ等の光源が適切に分布して照射される 他、黒板本体の表面全体を柔らかな光で照らし上げることとなる。
【0009】
【実施例】 次に、本考案の実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中Aは、本考案 に係る照明具付可動黒板であり、この可動黒板Aは、図1に示すように、摺動自 在に配置された黒板本体1と、該黒板本体1の長手方向上端縁に突設された照明 具2とを備えている。
【0010】 前記黒板本体1は、子供達がぶつかっても怪我をしないように全ての角(四隅 )を孤状に形成しており、また、その外周縁に弾力性を有する合成樹脂材などか らなる外枠1aが被装されている(図3(a)参照)。
【0011】 また、この黒板本体1の背面側には、同黒板本体1を壁面などに固設するため の枠体3と、同黒板本体1を上下方向に移動せしめるための可動装置4とを備え ているが、これは実公昭57−15835号公報に開示されている公知手段を採 用するものであって(図6参照)、本考案の特徴とするところではない。
【0012】 因に、前記黒板本体1は、前記枠体3の左右両側部に上下方向に貫通させた一 対のガイド杆4a,4aを介して上下動自在に取り付けられており、この黒板本 体1と前記枠体3との間に前記可動装置4を組み付けている。
【0013】 この可動装置4は、前記黒板本体1の昇降によって強制的に回転される回転体 4bと、黒板本体3の自重下降に抗する方向に(前記回転体4bに)作用する付 勢機構4cと、前記回転体4bに連動されたカム体4dとを備えており、かつ、 前記回転体4bの回転軸4eには、黒板本体1のチョーク受け5(図1参照)に 近設された操作具4fによって作動される制動機構(図示せず)を介して同黒板 本体1を上下方向の任意位置に摺動、停止できるように構成されている。
【0014】 一方、前記照明具2は、図4に示すように、弧状のステー2a,2a(図1参 照)を介して前記黒板本体1の長手方向一端側から他端側にまで延設された断面 孤状のシェード筒2bと、該シェード筒2b内に配設されたインバーター等の安 定器2cと、該安定器2cを被装することも兼ねて前記シェード筒2b内に延設 された反射板2dと、前記シェード筒2bの遊端開口に着脱自在に配設された透 光カバー2eとを備えている。
【0015】 前記反射板2dは、鏡面仕上げのなされたアルミ材やポリエステルフィルム等 の適宜素材からなるもので、前記シェード筒2b内に突設された一対の係止爪2 f,2fに着脱自在に嵌合されており、ソケット6に取り付けられる蛍光灯の光 源を分布効率よく、しかも、近くは抑止し、遠くは偏光する如く、黒板本体1の 前面方向へと多角度に反射させるものである。
【0016】 また、前記透光カバー2eは、片面にマットを備えたアクリル板等のパネル材 からなり、前記シェード筒2bの遊端開口縁に連設された断面コ字状の取付片2 gを介して着脱自在に装着されている。また、この透光カバー2eは、反射光の 拡散や光源の調節(光量調節)を行う調光カバーであるため、30度前後の傾斜 角で黒板本体1の前面に対面させるのが好ましい。
【0017】 このように構成される本考案の照明具付可動黒板Aは、図5に示すように、6 5ワットの照明具2で、最大照度:最小照度が791:144(LX)の照度分 布になり、黒板本体1の長手方向に沿って蛍光ランプ等の光源が無駄なく照射さ れる他、黒板本体1の表面全体を柔らかな光で照らすものである。
【0018】 しかも、前記黒板本体1の四隅部が孤状に形成されると共に、その外周縁に弾 力性を有する外枠1aを被装していることから、子供達がぶつかっても怪我をす ることがなく、また、同黒板本体1の長手方向に丸みのある長尺状の照明具2を 配設したことも相俟って、全体をして統一されたソフトなイメージを与える斬新 なデザインの黒板を提供するものである。
【0019】 尚、本考案はこれら実施例に限定されることなく、本考案の目的の範囲内で自 由に設計変更し得るものであり、本考案はそれらの全てを包摂するものである。 例えば、本実施例では、長尺状の照明具2を一本のシェード筒2bで形成してい るが、これに限定されことなく、複数本のシェード筒2b,2bを同軸状に配列 して長尺状に形成できることは云うまでもない。
【0020】 また、前記可動装置4は、ガイド杆4a、回転体4b、付勢機構4c等を介し て前記黒板本体1を上下方向に摺動させているが、これに限定されることなく、 他の昇降手段を用いても良いものである。
【0021】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成され、黒板本体の四隅部が孤状に形成されると共に 、その外周縁に弾力性を有する外枠を被装し、かつ、同黒板本体の長手方向に長 尺状の照明具を配設したことによって、全体をして丸みを帯びた統一された外観 を呈すると共に、看者をしてソフトなイメージを与えるため、デザイン効果が上 がり、黒板としての商品価値を一段と高めることができるといった効果を奏する と共に、子供等が黒板本体の角部にぶつかっても怪我することのない安全性に優 れた斬新な照明具付可動黒板を提供できることとなった。
【0022】 また、前記照明具が、黒板本体の長手方向一端側から他端側にまで延設された 断面弧状のシェード筒と、該シェード筒内に配設されたインバーター等の安定器 と、該安定器を被装することも兼ねて前記シェード筒内に装着された反射板と、 前記シェード筒の遊端開口に着脱自在に配設された透光カバーとを備えれば、黒 板本体の長手方向に沿って蛍光ランプ等の光源が無駄なく、かつ、適切に分布さ れて照射される他、黒板本体の表面全体を柔らかな光で照らし上げるため、まぶ しさを打ち消すことができ、従来の黒板照明に比して、照度分布の差が少なくな り、書いた文字がより見やすくなるといった効果を奏するものである。
【0023】 また、本考案の照明具付可動黒板は、構成が単純であるため大量生産に適し、 価格も低廉なものとして需要者に供給できる等、本考案を実施することはその実 益的価値が甚だ大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る照明具付可動黒板の斜視図であ
る。
【図2】図2(a)は同黒板の正面図、図2(b)は同
黒板を壁面に取り付けた状態を示す平面図である。
【図3】図3(a)は同黒板の側面図、図3(b)は同
黒板の要部断面図である。
【図4】照明具の要部断面図である。
【図5】65ワットの照明を用いた場合の照度分布図で
ある。
【図6】従来の照明具付可動黒板の背面を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 黒板本体 1a 外枠 1b 正面板 2 照明具 2a ステー 2b シェード筒 2c 安定器 2d 反射板 2e 透光カバー 2f 係止爪 3 枠体 4 可動装置 4a ガイド杆 4b 回転体 4c 付勢機構 4d カム体 4e 回転軸 4f 操作具 5 チョーク受け 6 ソケット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】摺動自在に配置された黒板本体の所望位置
    に、同黒板本体の表面を照らす照明具を配設してなる照
    明具付可動黒板において、前記黒板本体は、四隅部が孤
    状に形成されると共に、その外周縁に弾力性を有する外
    枠を被装してなり、かつ、同黒板本体の長手方向に長尺
    状の照明具を配設したことを特徴とする照明具付可動黒
    板。
  2. 【請求項2】前記照明具は、前記黒板本体の長手方向一
    端側から他端側にまで延設された断面弧状のシェード筒
    と、該シェード筒内に配設されたインバーター等の安定
    器と、該安定器を被装することも兼ねて前記シェード筒
    内に装着された反射板と、前記シェード筒の遊端開口に
    着脱自在に配設された透光カバーとを備えてなることを
    特徴とする照明具付可動黒板。
JP7057293U 1993-12-28 1993-12-28 照明具付可動黒板 Pending JPH0740194U (ja)

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JP2014099285A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Aoi Kokuban Seisakusho:Kk 黒板装置
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