JPH0740152B2 - 作像装置 - Google Patents

作像装置

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JPH0740152B2
JPH0740152B2 JP59265076A JP26507684A JPH0740152B2 JP H0740152 B2 JPH0740152 B2 JP H0740152B2 JP 59265076 A JP59265076 A JP 59265076A JP 26507684 A JP26507684 A JP 26507684A JP H0740152 B2 JPH0740152 B2 JP H0740152B2
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G13/08Developing using a solid developer, e.g. powder developer

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複写機、プリンタ等の各種作像装置に関し、
よし詳しくは、複数の現像器を備えた作像装置における
現像器の制御方法に関する。
[従来の技術] 例えば、複写機において、夫々黒、赤、黄色等のトナー
を収容した複数の現像器を内蔵し、それらを選択的に使
用して複数色で複写を行えるようにしたものが知られて
いる。このような複写機として、各現像器内のトナーの
有無を検出するセンサが設けられ、選択されている現像
器内にトナーがなくなった際に、その旨がユーザーに報
知されるようになったものがある。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、かかる複写機においては、選択されている現
像器内にトナーがなくなる度に、ユーザーがトナー容器
の交換等により当該現像器内にトナーを補充するか、若
しくは、他の現像器に選択を切り換える必要があり、そ
れらの作業が煩しくなるという問題があった。
又、マルチコピー(同一原稿に基づく複数枚の連続複
写)の途中で、選択されている現像器内に現像剤がなく
なった際には、通常はマルチコピーが中断されるが、そ
の場合、中断による不快感に加えて、中断後にトナーの
補充又は現像器の切換に手間どると、コピー枚数を記憶
したメモリがクリアされるので、トナーの補充又は現像
器の切換の後に、改めて残りコピー枚数をセットしてコ
ピー再開を指示しなければならない。しかも、現像器を
切り換える場合は、新たに選択する現像器内にもとの現
像器と同色のトナーが収容されているか否かを一々チェ
ックする必要があり、チェックを誤ったり怠ると、マル
チコピーの残り枚数がもとの色と異なる色で複写される
恐れがあった。
一方、マルチコピーの途中でトナーがなくなっても、マ
ルチコピーが中断されない複写機もあるが、その場合
は、トナーが充分に供給されないまま現像が続行される
ので、複写画像濃度が低下するという問題がある。
なお、上記のような問題は、複写機ばかりでなく、複数
の現像器を備えたプリンタ等他の作像装置にも共通する
ものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記の問題を解決するため、複数の現像器を
選択的に使用して作像を行う作像装置において、各現像
器のトナー不足を検出するトナーエンプティ検出手段
と、各現像器に収容されたトナーの色を判別する色判別
手段と、前記トナーエンプティ検出手段によって使用中
の現像器のトナー不足が検出された時、色判別手段によ
る判別結果に基づいて使用中の現像器のトナーと同色の
トナーを収容する現像器があるか否かを確認する確認手
段と、確認手段によって使用中の現像器と同色のトナー
を収容する現像器が存在することが確認された時、同色
トナーを収容する現像器へ選択を切り換える選択切り換
え手段とを有することを特徴とする。
[実施例] 以下、作像装置が複写機である場合を例にとって、添付
図面を参照しながら、実施例を説明する。
第2図に示すように、複写機1内の大略中央部には、感
光体ドラム2が軸支され、該感光体ドラム2は図示しな
いメインモータによって反時計方向に回転駆動されうる
ようになっている。上記感光体ドラム2の周囲には、そ
の回転方向に間隔を置いて、順次帯電チャージャ3、像
間イレーサ4、第1及び第2現像器5,6、転写チャージ
ャ7、分離チャージャ8、クリーナ装置9、メインイレ
ーサ10が配置されるとともに、上記感光体ドラム2及び
その周辺機器の上方には光学系Oが、左側方には給紙系
Pが、右側方には定着装置11が夫々設けられている。な
お、現像器は3個以上設けるようにしても良い。
上記光学系Oは、スリット露光式の光源12と第1可動ミ
ラー13とを一体化してなる走査ユニット14と、共通のホ
ルダ15に把持された第2及び第3可動ミラー16,17と、
レンズ18と、固定ミラー19とから構成されている。そし
て像間イレーサ4で感光体ドラム2の像間、つまり原稿
ガラス20と原稿押え21間にセットされた原稿(不図示)
の走査方向前端以前及び走査方向後端以後に対応する領
域の電荷を除去することを前提に、帯電チャージャ3で
感光体ドラム2表面の上記原稿に対応する領域を正極性
に帯電させ、光源12を点灯した上で走査ユニット14を図
示しない走査モータで図中左側に移動させながら上記原
稿を走査することにより、感光体ドラム2上に原稿の画
像に対応する静電潜像が形成される。
上記走査ユニット14の移動速度Vは、感光体ドラム2の
周速をV0、複写倍率をmとすれば、V=V0/mに設定され
るとともに、走査時には、第2及び第3可動ミラー16,1
7がV0/2mの速度で図中左側に移動されるようになってい
る。又、上記走査ユニット14は、常時、すなわち非走査
時には、定位置スイッチ22を触圧して後述の第1CPU200
に定位置信号(走査ユニット14が定位置にあれば“1"と
なる。)を発信するとともに、走査ユニット14と給紙系
Pの同期を取るため、走査ユニット14が走査開始後に所
定距離だけ左方に移動した時点で、タイミングスイッチ
23を触圧し、上記第1CPU200に後述のタイミングローラ2
4を作動させるためのタイミング信号(走査ユニット14
がタイミングスイッチ23を触圧した時点で“1"とな
る。)を発信するように構成されている。
上記感光体ドラム2の表面には、選択的に使用される第
1又は第2現像器5又は6から供給される負極性に帯電
されたトナーが付着され、このトナーによって上述の静
電潜像が顕像化(現像)されて原稿の画像に対応するト
ナー像が形成される。引続き、給紙系Pの最下流に位置
するタイミングローラ24から、上述のタイミング信号に
同期して感光体ドラム2表面に供給される複写紙(不図
示)に、上記トナー像が転写チャージャ7によって転写
され、更に転写済みの複写紙が分離チャージャ8により
感光体ドラム2表面から分離される。感光体ドラム2か
ら分離された複写紙は、搬送ベルト25によって定着装置
11に搬送され、定着装置11でトナー像が加熱・定着され
た後、トレイ26上に排出される。
上記感光体ドラム2表面の残留トナーは、クリーナ装置
9によって除去されてクリーナ装置9内に回収され、又
感光体ドラム2表面の残留電荷は、メインモータの駆動
中に常時点灯されるメインイレーサ10により除去される
ようになっている。
上記給紙系Pは、手差し給紙部27と、第1のカセット給
紙部28(以下、単に第1給紙部28と呼ぶ)と、第2のカ
セット給紙部30(以下、単に第2給紙部30と呼ぶ)とを
有し、手差し給紙部27から挿入された複写紙は、手差し
ローラ31及び中間ローラ32を経てタイミングローラ24に
搬送されるとともに、第1及び第2給紙部28,30に装着
されたカセット28a,30a内の複写紙は、夫々第1及び第
2給紙ローラ33,34、中間ローラ32を経てタイミングロ
ーラ24に搬送されるようになっている。
上記各ローラ24,31,32,33,34は、夫々クラッチ(不図
示)を介してメインモータによる駆動系に切離可能に接
続されており、各ローラのクラッチをオンにすることに
より、当該ローラが駆動系に接続されてメインモータに
より回転駆動される。なお、各カセット28a,30aの近傍
には、各カセット28a,30a内に収容されている複写紙の
サイズを検出するサイズ検出センサ35,36と、各カセッ
ト28a,30a内の複写紙が消費されつくした際にそれを検
出するカセットエンプティセンサ37,38が設置されてい
る。
第3図,第4図に示すように、第1現像器5の長手方向
一端部には、ブラケット40が取り付けられ、該ブラケッ
ト40には第1現像器5内にトナーを補給するための第1
トナー補給ボトル41が取外し可能に装着されている。該
第1トナー補給ボトル41のトナー補給口41aは、輸送管4
2の長手方向(第3図の紙面と直角な方向)の一端部に
接続され、輸送管42は、上記トナー補給口41aから第1
現像器5内に伸長している。そして、第1トナー補給ボ
トル41を不図示の第1補給モータによって、その中心線
回りで回転させることにより、トナー補給口41aから輸
送管42の長手方向一端部にボトル41の回転数に比例した
量のトナーが供給され、このトナーが輸送管42によって
第1現像器5内に搬送される。
第1現像器5内に搬送されたトナーは、第1現像器5の
長手方向他端部に取り付けられた不図示の第1現像モー
タによって第3図中時計方向に回転駆動される第1バケ
ットローラ43(撹拌羽根を有する。)の回転により予め
第1現像器5に充填されている磁性キャリア(トナーと
摩擦接触することにより、トナーを負極性に帯電させ
る。)と混合され、このトナーとキャリアが混合されて
なる現像剤が第1バケットローラ43によって撹拌されつ
つ、該第1バケットローラ43から第1現像スリーブ44
(上記第1現像モータにより第3図中時計方向に回転駆
動される。)を介して感光体ドラム2の表面に供給され
る。そして感光体ドラム2の表面に供給された現像剤中
のトナーにより感光体ドラム2の表面の静電潜像が顕像
化される一方、現像剤中のキャリアは第1現像器5内に
回収されて、繰返し使用される。
なお、第1現像スリーブ44には不図示の第1現像バイア
ス電源からバイアス電圧が印加されうるようになってお
り、このバイアス電圧が印加されていない際(第1現像
バイアスオフ状態)には、仮りに第1バケットローラ4
3、第1現像スリーブ44が回転駆動されていても、第1
現像器5によって静電潜像が現像されることはない。
上記第1トナー補給ボトル41の近傍には、ブラケット40
にボトル41が装着されているか否かを検出する第1ボト
ル有無センサ45(ブラケット40にボトル41が装着されて
いればオン、装着されていなければオフとなる。)が設
置される一方、第1トナー補給ボトル41の補給口41aに
は、ボトル41内にトナーがなくなった際にそれを検出す
る第1ボトルエンプティセンサ46(ボトル41内にトナー
があればオン、なくなればオフとなる。)が付設されて
いる。
又、第1現像器5の上部に位置する隣接する2個所のマ
グネット固着部位a,b(第4図)には、第1トナー補給
ボトル41から第1現像器5内に補給されているトナーの
色(黒,赤,黄,青)を識別するために、夫々マグネッ
ト47,48が固着されうるようになっており、各マグネッ
ト固着部位a,bに対向配置された第1及び第2のリード
スイッチ49,50のオン、オフの組合せ(第1リードスイ
ッチ49はマグネット47があればオン、なければオフとな
り、第2リードスイッチ50はマグネット48があればオ
ン、なければオフとなる。)によって下表の如く第1現
像器5内のトナー色が判別される。
一方、第2現像器6の長手方向(第3図の紙面と直交す
る方向)の一端部には広幅のブラケット52が取り付けら
れ、該ブラケット52の左端部には第2トナー補給ボトル
53が取外し可能に装着されている。この第2トナー補給
ボトル53のトナー補給口53aは、ブラケット52内で横方
向に伸びる輸送管54の左端部に接続され、更に輸送管54
の右端部は第3図の紙面と直交する向きに配設されて第
2現像器6内に伸長する輸送管55の長手方向一端部に接
続され、第2トナー補給ボトル53から輸送管54,55を通
して第2現像器6内にトナーが搬送されるようになって
いる。第2現像器6内に搬送されたトナーは、不図示の
第2現像モータにより回転駆動される第2バケットロー
ラ56により第2現像器6内の磁性キャリアと混合されて
負極性に帯電され、第2現像モータによって駆動される
第2現像スリーブ57により感光体ドラム2に供給され
る。なお、第2現像スリーブ57は、不図示の第2現像バ
イアス電源に接続され、第2現像スリーブ57にバイアス
電圧が印加されている場合にのみ、第2現像器6によっ
て静電潜像が現像可能とされる。
第2現像器6の周辺には、夫々第1ボトル有無センサ4
5、第1ボトルエンプティセンサ46と同様の条件でオン
・オフされる第2ボトル有無センサ58、第2ボトルエン
プティセンサ60が配設されるとともに、2個のマグネッ
ト61,62の有無により、前掲の表に基づいて第2現像器
6内のトナーの色を検出する第3,第4リードスイッチ6
3,64(第3リードスイッチ63が第1リードスイッチ49
に、第4リードスイッチ64が第2リードスイッチ50に夫
々対応する。)が配設されている。
第1,第2現像器5,6及び第1,第2トナー補給ボトル41,53
内には、通常メインカラーである黒色のトナーが収容さ
れており、従っていずれの現像器を選択した場合も、通
常は黒色で複写が行なわれる。他の色で複写を行ないた
い場合は、いずれかの現像器を当該現像器に装着されて
いるトナー補給ボトルとともに、他の色のトナーが収容
されたものと交換すれば良い。なお、本実施例において
「現像器」なる用語は、当該現像器に装着されているト
ナー補給ボトル等の補給容器をも包含するものである。
複写機1の上部には、第5図に示すような操作パネル10
0が装備されており、該操作パネル100には、複写開始を
指令するプリントキー102、割込みキー103、複写開始直
後又はマルチコピー(同一原稿に基づく複数枚の連続複
写)の途中で複写を中止させるとともに、LED群からな
る複写枚数表示部104に設定された複写枚数をクリアし
て標準モード“1"に戻すクリア・ストップキー105、上
記複写枚数表示部104に複写枚数を設定するテンキー106
〜115、前記光源12からの露光量を増加又は減少させる
露光アップキー116と露光ダウンキー117、選択的に点灯
されて露光量を表示するLED群A、第1又は第2の給紙
部28,30を選択する給紙部選択キー118、選択された給紙
部から給紙される複写紙のサイズを表示するLED120〜12
3、夫々第1現像器5と第2現像器6を選択するための
第1現像器選択キー124と第2現像器選択キー125、選択
された現像器5又は6を表示するLED126,127、選択され
た現像器5又は6内のトナーの色を表示するLED128〜13
1、及び選択された現像器5又は6に装着されているト
ナー補給ボトル41又は53がエンプティ(空)である際
に、それを表示するLED132が設けられている。
複写機1にはマイクロコンピュータ(不図示)が内蔵さ
れており、該マイクロコンピュータは第6図に示すよう
な回路構成を有している。
すなわち、このマイクロコンピュータは、第1及び第2
のCPU200及び300を備え、その内第1CPU200には操作パネ
ル100上の各種キー、第1,第2ボトル有無センサ41,53、
第1,第2ボトルエンプティセンサ46,60、トナー色を検
出する第1〜第4リードスイッチ49,50,63,64等が縦横
に配列されてなるスイッチマトリクスSが接続され、各
キーの操作或いはセンサ類の作動に基づいて前述のメイ
ンモータ、各種ローラクラッチ等が第1CPU200によって
作動・制御されるとともに、デコーダ133を介して複写
枚数表示部104等の各種LEDが点・消灯されるようになっ
ている。
一方、第2CPU300には、前記定位置スイッチ22、タイミ
ングスイッチ23等が接続され、この第2CPU300は主とし
て光学系Oを作動・制御する。上記第1CPU200と第2CPU3
00とは、相互に同期させるため互いに接続されている。
以下、フローチャートに基づいて、上述のマイクロコン
ピュータを作動させるプログラムの流れを説明する。
第7図にはメインルーチンのフローチャートが示されて
おり、 (i)電源が投入されてプログラムがスタートすると、
ステップS0で第1,第2CPU200,300を初期化し、各機器を
初期モードにする等の初期設定が行なわれる。
(ii)次にステップS1では、上記の初期設定でセットさ
れた内部タイマをスタートさせる。この内部タイマは、
以下の各サブルーチンにおける処理内容に無関係に1ル
ーチンの時間の長さを一定に揃えるためのもので、この
1ルーチンの時間の長さを基準単位として各サブルーチ
ン内の各種タイマがセットされる。
(iii)引続きS2ではイレース用のサブルーチン(後に
詳述)が呼び出されて実行され、電源投入直後には、こ
のサブルーチンに従って感光体ドラム2の電荷が除去さ
れる。
(iv)次にS3では自動切換用サブルーチン(後に詳述)
が呼び出されて実行され、選択されている現像器のトナ
ー補給ボトル内にトナーがなくなった際には、他方の現
像器のトナー補給ボトル内に同色のトナーが収容されて
いるか否かが判定され、同色のトナーが収容されていれ
ば、自動的に他方の現像器に切り換えられる。
(v)次にS4ではトナー表示用サブルーチン(後に詳
述)が呼び出されて実行され、選択されている現像器内
のトナーの色及び選択されている現像器のトナー補給ボ
トル内にトナーがあるか否かが検出されて、その結果に
基づいて前記トナー色表示用LED128〜131及びボトルエ
ンプティ表示用LED132が点・消灯される。
(vi)次にS5ではコピー動作用サブルーチン(後に詳
述)が呼び出されて実行され、プリントキー102によっ
て複写が指示されていれば、このサブルーチンに従って
複写が実施される。
(vii)次にS6では、その他の処理、例えば、定着装置1
1の温度調整等を行なうためのサブルーチンが呼び出さ
れて、実行される。なお、このサブルーチンは、発明の
要旨とは無関係であるので、詳しい説明は省略する。
(viii)最後にS7では、内部タイマが終了したか否かを
判定し、内部タイマの終了を待ってS1に戻る。
以下、各サブルーチンのプログラムの流れを説明する。
イレース用サブルーチン 第8図にイレース用サブルーチンのフローチャートを示
す。このサブルーチンにおいて、 (i)S100では、電源投入直後(電源投入から所定時間
以内)であるか否かが判定され、電源投入直後であれば
S101,S102でメインモータ及びメインイレーサ10と像間
イレーサ4がオンにされてイレース、つまり、感光体ド
ラム2表面の電荷の除去が開始され、S103でイレースの
時間を計るタイマGがセットされる。S100で電源投入直
後でなければS101〜S103を飛ばしてS104に進む。
(ii)S104では、タイマGが終了したか否かが判定さ
れ、タイマGが終了していれば、S105,S106で像間イレ
ーサ4とメインモータ及びメインイレーサ10が順次オフ
にされてイレースが終了された後、第7図のメインルー
チンに戻る。S104でタイマGが終了していなければ、S1
05,S106を飛ばしてメインルーチンに戻る。
自動切換用サブルーチン 第1図(A)〜(C)に自動切換用サブルーチンのフロ
ーチャートを示す。このサブルーチンにおいて、 (i)S200では、第1現像器選択表示用LED126がオンで
あるか否かを判定し、LED126がオン、つまり第1現像器
5が選択されている際にはS201に進んで第1ボトルエン
プティセンサ46がオフであるか否かを判定する。
(ii)S201で、センサ46がオフ、つまり第1現像器5が
選択されている際に第1トナー補給ボトル41内にトナー
がなくなった場合は、S202に進み、第1リードスイッチ
49と第3リードスイッチ63、第2リードスイッチ50と第
4リードスイッチ64のオン,オフ状態が等しいか否かに
よって、第1トナー補給ボトル41内のトナーの色と、第
2トナー補給ボトル53内のトナーの色が同じであるか否
かが判定される。第1リードスイッチ49と第3リードス
イッチ63のオン,オフ状態が等しく、且つ第2リードス
イッチ50と第4リードスイッチ64のオン,オフ状態が等
しい場合、すなわち、第1トナー補給ボトル41内のトナ
ーの色と、第2トナー補給ボトル53内のトナーの色が同
じである場合は、S203に進んで第2トナーエンプティセ
ンサ60がオンであるか否かが判定される。
(iii)S203で第2トナーエンプティセンサ60がオン、
つまり、第1現像器5が選択されていて、第1トナー補
給ボトル41内にトナーがなくなった際に、第1トナー補
給ボトル41内のトナーの色と第2トナー補給ボトル53内
のトナーの色が同じで、且つ第2トナー補給ボトル53内
にトナーがある際には、S204、S205でフラグMとウェエ
イトフラグに夫々“1"をセットし、S210以下で第1現像
器5から第2現像器6への自動切換を行う。フラグM
は、このサブルーチンにおいて、第1現像器5から第2
現像器6への切換を開始するか否かを判定するためのフ
ラグ(切換の必要性が見い出された時点で“1"がセット
され、実際に切換が開始された時点で“0"にリセットさ
れる)であり、ウェエイトフラグは後述のコピー動作用
サブルーチンにおいて、第1現像器5から第2現像器6
への切換若しくは第2現像器6から第1現像器5への切
換が開始されるか否かを判定するためのフラグ(切換の
必要性が見い出された時点で“1"がセットされ、切換が
開始された時点で“0"にリセットされる)である。
(iv)S201で第1ボトルエンプティセンサ46がオン、つ
まり第1現像器5が選択されている際に第1トナー補給
ボトル41内にトナーがあれば、現像器を切り換える必要
がないので、S202〜S205を飛ばしてS210に進む。
(v)S202で、第1リードスイッチ49と第3リードスイ
ッチ63のオン,オフ状態若しくは第2リードスイッチ50
と第4リードスイッチ64のオン,オフ状態が異なる場
合、つまり、第1トナー補給ボトル41内にトナーがなく
なった際に、第1トナー補給ボトル41内のトナーの色と
第2トナー補給ボトル53内のトナーの色が異なる場合、
或いはS203で第2ボトルエンプティセンサ60がオフ、つ
まり、第1トナー補給ボトル41内にトナーがなくなった
際に、第2トナー補給ボトル53内にもトナーがない際に
は、現像器を切り換える意味がないので、S204,S205を
飛ばしてS210に進む。
なお、図のフローチャートには示さないが、両トナー補
給ボトル41,53内にトナーがなくなった場合は、メイン
モータ、各チャージャ3,7,8等をオフ状態とし、トナー
が補給されるまで、複写不能状態とすることもできる。
(vi)S200で第1現像器選択表示用LED126がオフ、つま
り、第2現像器6が選択されている際には、S206に進ん
でS206〜S208で第1現像器5が選択されている場合と同
様の判定が行われる。
そして、S206〜S208で、第2現像器6が選択されてい
て、第2トナー補給ボトル53内にトナーがなくなった際
に、第2トナー補給ボトル53内のトナーの色と第1トナ
ー補給ボトル41内のトナーの色が同じで、且つ第1トナ
ー補給ボトル41内にトナーがあると判定されれば、S20
9,S205でフラグNとウエイトフラグに夫々“1"をセット
し、S210以下で第2現像器6から第1現像器5への切換
を行う。フラグNは、このサブルーチンにおいて、第2
現像器6から第1現像器への切換を開始するか否かを判
定するためのフラグ(切換の必要性が見い出された時点
で“1"がセットされ、実際に切換が開始された時点で
“0"にリセットされる)である。
(vii)S210ではフラグMが“1"であるか否かが判定さ
れ、フラグMが“1"でなければS211でフラグNが“1"で
あるか否かが判定され、フラグM若しくはフラグNが
“1"すなわち現像器の切換を開始する際にはS212に進
む。フラグM及びフラグNが“0"の場合は、現像器の切
換が開始されないので、S212〜S224を飛ばしてS225に進
む。
(viii)S212ではそのコピーサイクル(1枚の複写紙が
いずれかの給紙部27,28,30から給紙されて該複写紙上に
複写画像が形成され、トレイ26上に排出されるまでを1
コピーサイクルとする。)の現像が終了したか否かが判
定され、終了していればS213に進んで、S213以下で現像
器の切換を行なう。S212でそのコピーサイクルの現像が
終了していなければ、S213〜S224を飛ばしてS225に進
み、そのコピーサイクルの現像の終了を待って現像器を
切り換える。
なお、現像の途中で使用中の現像器のトナー補給ボトル
内にトナーがなくなったことが検出された場合、現像器
本体内には若干のトナーが残存しているので、上述の如
く、そのコピーサイクルの現像を終えてから現像器を切
り換えても、当該コピーサイクルで得られる複写画像濃
度が大幅に低下するようなことはない。又、マルチコピ
ーの途中で使用中の現像器のトナー補給ボトル内にトナ
ーがなくなったことが検出された場合は、マルチコピー
の残り枚数を算出し、残り枚数が少なければ、マルチコ
ピーを終えてから現像器を切り換えるようにしても良
い。
(ix)S213では、切換開始に先立ってウエイトフラグが
“0"にリセットされ、引続きS214ではフラグMが“1"で
あるか否かが判定され、フラグMが“1"であればS215以
下で第1現像器5から第2現像器6への切り換えを行な
う。
すなわち、S215でフラグMが“0"にリセットされ、S216
で第1現像器5から第2現像器6への切換時間を計るタ
イマK1がセットされ、更にS217で第2現像モータ及び第
2現像バイアス電源がオンにされ、それによって第2現
像器6が現像可能状態とされる。なお、第2現像器6が
現像可能状態とされた直後は、第2現像器6から感光体
ドラム2へのトナーの供給量が充分でない場合があるの
で、タイマK1によって計られる時間の間は、引続き第1
現像器5も現像可能状態に保持され、第1現像器5本体
内に残存するトナーが第2現像器6から供給されるトナ
ーとともに感光体ドラム2に供給される。
(x)S218では第1現像器選択表示用LED126がオフ、第
2現像器選択表示用LED127がオンにされて、第1現像器
5から第2現像器6に切り換えられた旨が表示され、引
続きS219で後述のカラー表示用サブルーチンが呼び出さ
れて第2現像器6内のトナーの色が表示される。
(xi)S225ではタイマK1が終了したか否かが判定され、
タイマK1の終了を待ってS226で第1現像モータと第1現
像バイアス電源がオフにされて第1現像器5が現像不能
状態とされ、第1現像器から第2現像器6への切り換え
が終了される。切換が終了するとS227へ進み、この場合
はタイマK2は無関係なので、S228を飛ばしてメインルー
チンへ戻る。
(xii)S214でフラグMが“0"すなわちフラグNが“1"
であれば、S220に進んでフラグNが“0"にリセットさ
れ、S221〜S224及びS227,S228で前述と同様にして第2
現像器6から第1現像器5への切換が行われるととも
に、その旨及び第1現像器5内のトナーの色が表示され
る。
トナー表示用サブルーチン 第9図(A),(B)にトナー表示用サブルーチンを示
す。このサブルーチンにおいて、ブロックIでは第1現
像器5が選択された際に、操作パネル100にその旨及び
第1現像器5内のトナーの色が表示され、ブロックIIで
は第2現像器6が選択された際にブロックIにおける処
理と同様の処理が行なわれ、ブロックIIIでは第1現像
器5が選択された際に、第1トナー補給ボトル41内にト
ナーがあるか否かが検出されて、ボトル41が空であれば
操作パネル100にその旨が表示され、ブロックIVでは第
2現像器6が選択された際にブロックIIIにおける処理
と同様の処理が行なわれるようになっている。すなわ
ち、 (i)S301では第1現像器選択キー124が押されたか否
かが判定され、キー124が押されれば、S302に進んで第
1ボトル有無センサ45によって第1トナー補給ボトル41
が装着されているか否かが判定される。
(ii)第1トナー補給ボトル41が装着されていれば、第
1現像器5を選択するとともにS303で第1現像器選択表
示用LED126をオン、第2現像器選択表示用LED127をオフ
にして、その旨を表示し、更にS304で後述のカラー表示
用サブルーチンを呼び出して、第1現像器5内に収容さ
れているトナーの色をいずれかのLED128〜131で表示し
た後、S306に進む。
S302で第1トナー補給ボトル41が装着されていないと判
定されれば、第1現像器5は選択せず、S305で第1現像
器選択表示用LED126をオフにし、S306に進む。又、S301
で第1現像器選択キー124が押されていないと判定され
れば、第1現像器5は選択されないので、S302〜S305を
飛ばしてS306に進む。
(iii)S306では、第2現像器選択キー125が押されたか
否かが判定され、このキー125が押されていれば、S307
〜S310で第1現像器選択キー124が押された場合と同様
に第2現像器6に関連して各LEDが点・消灯された後、S
311に進む。又、S306で第2現像器選択キー125が押され
ていないと判定された場合は、S307〜S310を飛ばしてS3
11に進む。
(iv)S311では第1現像器選択表示用LED126がオンか否
かが判定され、LED126がオン、つまり第1現像器5が選
択されていれば、S312に進んで第1ボトルエンプティセ
ンサ46により、第1トナー補給ボトル41内にトナーがあ
るか否かが判定される。
(v)第1ボトルエンプティセンサ46がオン、つまり第
1トナー補給ボトル41内にトナーがあれば、S313に進ん
でボトルエンプティ表示用LED132が点灯されないままに
保持され、一方、ボトル41内にトナーがなければ、S314
に進んでボトルエンプティ表示用LED132が点灯されてト
ナーの補給が指示された後S315に進む。又、S311で第1
現像器選択表示用LED126がオフであれば、S312〜S314を
飛ばしてS315に進む。
(vi)S315では、第2現像器選択表示用LED127がオンか
否かが判定され、LED127がオン、つまり第2現像器6が
選択されていればS316〜S318で第1現像器5が選択され
ている場合と同様に第2トナー補給ボトル53内にトナー
があるか否かが検出されて、その結果が表示された後、
メインルーチンに戻る。S315で第2現像器選択表示用LE
D127が点灯されていなければ、第2現像器6は選択され
ないので、S316〜S318を飛ばしてメインルーチンに戻
る。
カラー表示用サブルーチン 第10図(A),(B)に、自動切換用サブルーチン及び
トナー表示用サブルーチンで呼び出されるカラー表示用
サブルーチンのフローチャートを示す。
ブロックIでは、第1現像器5が選択された場合に、操
作パネル100に第1現像器5内のトナー色が表示され、
ブロックIIでは、第2現像器6が選択された場合に、操
作パネル100に第2現像器6内のトナーの色が表示され
るようになっている。すなわち、 (i)S400では、第1現像器選択表示用LED126がオンか
否かが判定され、LED126がオン、つまり第1現像器5が
選択されていれば、S401〜S403で第1及び第2リードス
イッチ49,50のオン・オフの組合せによって第1現像器
5内のトナーの色(前掲の表参照)が識別され、その結
果がS404〜S407でいずれかのLED128〜131により表示さ
れた後、自動切換用サブルーチン若しくはトナー表示用
サブルーチンに戻る。
(ii)S400で第1現像器選択表示用LED126がオフ、つま
り第2現像器6が選択されていると判定されれば、S401
〜S407を飛ばしてS408に進み、S408〜S410で第3,第4リ
ードスイッチ63,64のオン・オフの組合せによって前掲
の表に基づいて第2現像器6内のトナーの色が識別さ
れ、その結果がS411〜S414でいずれかのLED128〜131に
よって表示された後、自動切換用サブルーチン若しくは
トナー表示用サブルーチンに戻る。
コピー動作用サブルーチン 第11図(A)〜(E)にコピー動作用サブルーチンのフ
ローチャートを示す。このサブルーチンにおいて、 (i)S500ではプリントキー102が押されたか否かが判
定され、プリントキー102が押されれば、S501でコピー
開始フラグに“1"をセットした後S502に進み、プリント
キー102が押されなければ、S510を飛ばしてS502に進
む。コピー開始フラグは複写を開始するか否かを判定す
るフラグで、複写開始時に“1"がセットされ、複写開始
後に“0"にリセットされる。
(ii)S502では、前述のウエイトフラグが“0"であるか
否かが判定され、ウエイトフラグが“0"、つまり現像器
の切換の必要性が見い出されてから、実際に切換が開始
されるまでの期間でなければ、更にS503でコピー開始フ
ラグが“1"であるか否かが判定されて、コピー開始フラ
グが“1"であれば、S504以下で複写が行われる。S502で
ウエイトフラグが“1"、つまり、現像器の切換の必要性
が見い出されてから、実際に切換が開始されるまでの期
間、若しくはS503でコピー開始フラグが“0"、つまり、
複写の開始が指示されていなければ、複写は行なわれな
いので、S504〜S511を飛ばしてS512に進む。
(iii)S504ではメインモータが駆動され、それによっ
て感光体ドラム2が回転駆動されるとともに、各ローラ
が駆動可能状態となる。又、帯電チャージャ3及び転写
チャージャ7がオンにされ、感光体ドラム2への帯電が
開始される一方、感光体ドラム2から複写紙へのトナー
像の転写が可能な状態となる。更にコピー開始フラグが
“0"にリセットされ、給紙系Pを制御するタイマAと走
査ユニット14の走査開始時期を検出するタイマBがセッ
トされる。
(iv)S505では第1現像器5が選択されているかが判定
され、第1現像器5が選択されていればS506に進んで第
1現像モータ及び第1現像バイアス電源がオンにされて
第1現像器5が現像可能状態とされる。一方、S505で第
1現像器5が選択されておらず、第2現像器6が選択さ
れていると判定されれば、S507に進み、第2現像モータ
及び第2現像バイアス電源がオンにされて第2現像器6
が現像可能状態とされる。
(v)S508では第1給紙部28が選択されているか否かが
判定され、第1給紙部28が選択されていれば、S509でメ
インモータと第1給紙ローラ33間の第1給紙ローラクラ
ッチがオンにされて第1給紙ローラ33が回転駆動され、
第1給紙部28からの給紙が開始される。
(vi)S508で第1給紙部28が選択されていないと判定さ
れれば、S510に進んで第2給紙部30が選択されているか
否かが判定され、第2給紙部30が選択されていれば、S5
11に進み、メインモータと第2給紙ローラ34間の第2給
紙ローラクラッチがオンにされて、第2給紙部30からの
給紙が開始される。S510で第2給紙30も選択されていな
いと判定されれば(手差し給紙部27から給紙する場
合)、第1,第2給紙ローラ33,34を駆動することなく、S
512に進む。
(vii)S512ではタイマAが終了したか否かが判定さ
れ、終了していればいずれかのカセット28a,30aからの
給紙が終了したものと見なしてS513に進み、第1又は第
2給紙ローラクラッチをオフにして第1又は第2給紙部
28,30からの給紙を終了した後、S514に進む。S512でタ
イマAが終了していなければ、S513を飛ばしてS514に進
む。
(viii)S514では、タイマBが終了したか否かが判定さ
れ、終了していればS515で光源12が点灯されるととも
に、光源12を含む走査ユニット14が移動され始めること
により、走査が開始される。それにより感光体ドラム2
の表面に静電潜像が形成され始める。S514でタイマBが
終了していなければ、いまだ走査を開始する時期に至っ
ていないので、S515を飛ばしてS516に進む。
(ix)S516では前述のタイミング信号が“1"であるか否
か、すなわちタイミングローラ24から感光体ドラム2に
給紙を行なう時期になったか否かが判定され、タイミン
グ信号が“1"であれば、S517でタイミングローラ24とメ
インモータ間のタイミングローラクラッチがオンにされ
てタイミングローラ24が駆動されるとともに、タイミン
グローラ24の駆動時間等を計るタイマCがセットされ
る。S516でタイミング信号が“1"でなければ、S517を飛
ばしてS518に進む。
(x)S518では、タイマCが終了したか否かが判定さ
れ、終了していればS519で帯電チャージャ3がオフにさ
れ、光源12が消灯されて走査が終了されるとともに、タ
イミングローラクラッチがオフにされて、タイミングロ
ーラ24からの給紙が終了される。なお、それまでの過程
において、感光体ドラム2表面の静電潜像が第1又は第
2の現像器5又は6から供給される現像剤中のトナーに
より顕像化され、このトナー像が転写チャージャ7によ
って複写紙に転写される。S518で、タイマCが終了して
いなければ、S519を飛ばしてS520に進む。
(xi)S520ではリターン信号が“1"であるか否か、つま
り、走査ユニット14が定位置側に戻り始めたか否かが判
定され、リターン信号が“1"、つまり走査ユニット14が
定位置側に戻り始めていればS521で所定枚数の複写が終
了したか否かが判定される。所定枚数の複写が終了して
いなければ、S522に進み、更に複写を続けるため、コピ
ー開始フラグに“1"がセットされる。
(xii)S521で所定枚数の複写が終了していれば、S523
に進み、定位置信号が“1"であるか否か、つまり走査ユ
ニット14が定位置に戻ったか否かが判定され、定位置に
戻っていればS524で第1現像器5が選択されているか否
かが判定される。
(xiii)S524で第1現像器5が選択されていれば、S525
に進みS525以下でオートシャット、つまり、複写終了後
のメインイレーサ10による感光体ドラム2上の残留電荷
の除去が行なわれる。それと同時に、現像器内の現像剤
の凝固を防止するため、上記オートシャットの期間中に
それまでの現像に使用されなかった第2現像器6内の現
像剤の撹拌が行なわれる。
すなわち、S525では第1現像モータ及び第1現像バイア
ス電源がオフにされて、第1現像器5が現像不能状態と
されるとともに、第2現像モータがオンにされて(第2
現像バイアス電源はオフ)、第2バケットローラ56によ
り第2現像器6内の現像剤が撹拌され始める。
(xiv)S527では、転写チャージャ7がオフにされると
ともに、オートシャットの前半の時間を計るタイマDが
セットされる。引続きS528でタイマDの終了を待ってS5
29に進み、第2現像モータがオフにされ、第2現像器6
内の現像剤の撹拌が終了される。更にS530で、オートシ
ャットの後半の時間を計るタイマEがセットされ,S531
でタイマEの終了を待ってS532でメインモータ及びメイ
ンイレーサ10がオフにされ、オートシャットが終了され
る。
(xv)S524で、第1現像器5が選択されておらず、従っ
て第2現像器6が選択されていると判定された場合は、
S526〜S529でそれまでの複写に使用されなかった第1現
像器5内の現像剤が撹拌されるとともに、S527〜S532で
オートシャットが行なわれる。
(xvi)S533では、それまでの処理結果が出力され、そ
の後、メインルーチンに戻る。
上記の実施例では、複写機1に2個の現像器5,6を装備
したが、現像器は3個以上としても良いことはいうまで
もない。
なお、本発明の適用範囲は、上述のスリット露光式複写
機に限定されるものではなく、全面露光式の複写機、更
にはLEDプリンタ、レーザビームプリンタ等複写機以外
の作像装置にも及ぶものである。
[発明の効果] 本発明では、複写機におけるマルチコピー等、複数の用
紙への連続作像中に、選択されている現像器内にトナー
がなくなった場合、ユーザーが現像器の切換操作を行わ
なくても自動的にもとの現像器と同色のトナーを収容し
た他の現像器を選択して連続作像を継続することができ
るので、作像装置の使用感が向上するとともに、連続作
像の途中で現像器を切り換える際に、もとの現像器と異
なる色のトナーを収容した現像器が選択されるようなこ
とはなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B),(C)は本発明を適用した複写
機を制御するプログラムの自動切換用サブルーチンの流
れを示すフローチャート、 第2図は本発明を適用した複写機の断面説明図、 第3図は第2図の部分拡大図、 第4図は第3図中の第1現像器の斜視図、 第5図は、第2図の複写機に装備される操作パネルの正
面図、 第6図は第2図の複写機に内蔵されるマイクロコンピユ
ータの回路構成図、 第7図は第2図の複写機を制御するプログラムのメイン
ルーチンの流れを示すフローチャート、 第8図はイレース用サブルーチンの流れを示すフローチ
ャート、 第9図(A),(B)はトナー表示用サブルーチンの流
れを示すフローチャート、 第10図(A),(B)はカラー表示用サブルーチンの流
れを示すフローチャート、 第11図(A)〜(E)はコピー動作用サブルーチンの流
れを示すフローチャートである。 5,6……現像器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の現像器を選択的に使用して作像を行
    う作像装置において、 各現像器のトナー不足を検出するトナーエンプティ検出
    手段と、 各現像器に収容されたトナーの色を判別する色判別手段
    と、 前記トナーエンプティ検出手段によって使用中の現像器
    のトナー不足が検出された時、色判別手段による判別結
    果に基づいて使用中の現像器のトナーと同色のトナーを
    収容する現像器があるか否かを確認する確認手段と、 確認手段によって使用中の現像器と同色のトナーを収容
    する現像器が存在することが確認された時、同色トナー
    を収容する現像器へ選択を切り換える選択切り換え手段
    と を有することを特徴とする作像装置。
  2. 【請求項2】前記選択切り換え手段による切り換え動作
    は少なくとも1コピーサイクル終了後に行われることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の作像装置。
  3. 【請求項3】前記選択切り換え手段による切り換え動作
    は1コピーサイクル終了時点に行われることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の作像装置。
  4. 【請求項4】マルチコピー時に、前記トナーエンプティ
    検出手段によって使用中の現像器のトナー不足が検出さ
    れた時の残りコピー枚数が所定枚数以下か否かを判断す
    る判断手段を備え、この判断手段によって残りコピー枚
    数が所定枚数以下と判断された時、選択切り換え手段が
    現像器の切り換えをマルチコピー終了後に行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の作像装置。
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