JPH0740094Y2 - フランジパイプ - Google Patents
フランジパイプInfo
- Publication number
- JPH0740094Y2 JPH0740094Y2 JP1993003718U JP371893U JPH0740094Y2 JP H0740094 Y2 JPH0740094 Y2 JP H0740094Y2 JP 1993003718 U JP1993003718 U JP 1993003718U JP 371893 U JP371893 U JP 371893U JP H0740094 Y2 JPH0740094 Y2 JP H0740094Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- flange
- taper ring
- fitted
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は両端にフランジ部を設け
たフランジパイプに関する。
たフランジパイプに関する。
【０００２】
【従来技術】此種のフランジパイプは、工場で所定の寸
法のパイプの両端にフランジ部を溶接してユ−ザ−に出
荷している。また、特開昭５９−１５９４８８号公報に
は、管に円周凹溝を多数設け、この管上に、内周に円周
突起を設け且つ環の一部を切離した脱出防止用環を拡大
変形させてかぶせて、その円周突起を管の円周凹溝に噛
み合わせた後、この脱出防止用環を管継手本体の受口部
によって外周より保持させ、且つ軸方向の移動を阻止す
ることによって管継手本体と管とを結合した管及び管継
手が開示されている。また、実開昭５８−６５４８９号
公報には、鉄板を樹脂管にボルトによって固定した繊維
強化樹脂管が開示されている。
法のパイプの両端にフランジ部を溶接してユ−ザ−に出
荷している。また、特開昭５９−１５９４８８号公報に
は、管に円周凹溝を多数設け、この管上に、内周に円周
突起を設け且つ環の一部を切離した脱出防止用環を拡大
変形させてかぶせて、その円周突起を管の円周凹溝に噛
み合わせた後、この脱出防止用環を管継手本体の受口部
によって外周より保持させ、且つ軸方向の移動を阻止す
ることによって管継手本体と管とを結合した管及び管継
手が開示されている。また、実開昭５８−６５４８９号
公報には、鉄板を樹脂管にボルトによって固定した繊維
強化樹脂管が開示されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする問題点】上記のように、パイ
プの両端にフランジ部が溶接によって固着されている
と、ユ−ザ−がフランジパイプを取り付けるとき、組み
立て誤差によって、ブランジ部がその取り付け側に正確
に合わないことがあり、その場合、フランジパイプの長
さを簡単に調整することができずきわめて不便であっ
た。
プの両端にフランジ部が溶接によって固着されている
と、ユ−ザ−がフランジパイプを取り付けるとき、組み
立て誤差によって、ブランジ部がその取り付け側に正確
に合わないことがあり、その場合、フランジパイプの長
さを簡単に調整することができずきわめて不便であっ
た。
【０００４】また、管に円周溝を多数設けて、管に管継
手本体を連結する構成は、円周溝の加工が容易でなく、
また、管を任意の長さに切断し、この管に管継手本体を
連結する場合、円周溝が任意の位置で切断されるため、
環の端部と管継手本体との位置関係が一定とならないと
いう欠陥が存した。また、鉄板の外周部をボルトで締め
付け、鉄板を樹脂管に固定する構成は、鉄板の外周部に
偏荷重がかかるので、鉄板の樹脂管に対する垂直度に誤
差が生じてしまうという欠陥が存した。本考案は上記欠
陥を除去することを目的とするものである。
手本体を連結する構成は、円周溝の加工が容易でなく、
また、管を任意の長さに切断し、この管に管継手本体を
連結する場合、円周溝が任意の位置で切断されるため、
環の端部と管継手本体との位置関係が一定とならないと
いう欠陥が存した。また、鉄板の外周部をボルトで締め
付け、鉄板を樹脂管に固定する構成は、鉄板の外周部に
偏荷重がかかるので、鉄板の樹脂管に対する垂直度に誤
差が生じてしまうという欠陥が存した。本考案は上記欠
陥を除去することを目的とするものである。
【０００５】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
考案は、パイプ本体２と、該パイプ本体２の内周面に嵌
合する凸状嵌合部４６ａと前記パイプ本体２の端部に当
接する係止端面４６ｂと軸方向に透設されたねじ穴５４
とを有するフランジ４６と、前記パイプ本体２の前記凸
状嵌合部４６ａと嵌合する部分の外周面にスライド自在
に嵌合するテーパーリング４８と、該テーパーリング４
８に嵌合し軸方向に前記ねじ穴５４に対応してボルト用
挿入穴５２が透設された雄テーパーリング５０と、固定
用のボルト１４とから成るものである。
考案は、パイプ本体２と、該パイプ本体２の内周面に嵌
合する凸状嵌合部４６ａと前記パイプ本体２の端部に当
接する係止端面４６ｂと軸方向に透設されたねじ穴５４
とを有するフランジ４６と、前記パイプ本体２の前記凸
状嵌合部４６ａと嵌合する部分の外周面にスライド自在
に嵌合するテーパーリング４８と、該テーパーリング４
８に嵌合し軸方向に前記ねじ穴５４に対応してボルト用
挿入穴５２が透設された雄テーパーリング５０と、固定
用のボルト１４とから成るものである。
【０００６】
【作用】フランジ４６がその突き当て面に正確に合わな
いときは、一方のフランジ４６をパイプ本体２から外
し、このパイプ本体２を適宜切断して、パイプ本体２の
長さを調整し、しかる後に、パイプ本体２の端部にフラ
ンジ４６を固定する。この固定は、まずフランジの凸状
嵌合部４６ａをパイプ本体２の端部内周面に嵌合し、フ
ランジ４６の係止端面４６ｂをパイプ本体２の切断端面
に当接する。更に、パイプ本体２の外周面の端部にテー
パーリング４８と雄テーパーリング５０を嵌合する。
いときは、一方のフランジ４６をパイプ本体２から外
し、このパイプ本体２を適宜切断して、パイプ本体２の
長さを調整し、しかる後に、パイプ本体２の端部にフラ
ンジ４６を固定する。この固定は、まずフランジの凸状
嵌合部４６ａをパイプ本体２の端部内周面に嵌合し、フ
ランジ４６の係止端面４６ｂをパイプ本体２の切断端面
に当接する。更に、パイプ本体２の外周面の端部にテー
パーリング４８と雄テーパーリング５０を嵌合する。
【０００７】次に、ボルト用挿入穴５２からボルト１４
を挿入して、該ボルトをフランジ４６のねじ穴５４に捩
じ込み、雄テーパーリング５０をフランジ４６方向に引
き寄せると、テーパーリング４８と凸状嵌合部４６ａの
外周面との挟圧力によってパイプ本体２にフランジ４６
が強固に固定される。ボルト１４をねじ穴５４に対して
緩めることにより、パイプ本体２とフランジ４６との固
定を解除することができる。
を挿入して、該ボルトをフランジ４６のねじ穴５４に捩
じ込み、雄テーパーリング５０をフランジ４６方向に引
き寄せると、テーパーリング４８と凸状嵌合部４６ａの
外周面との挟圧力によってパイプ本体２にフランジ４６
が強固に固定される。ボルト１４をねじ穴５４に対して
緩めることにより、パイプ本体２とフランジ４６との固
定を解除することができる。
【０００８】
【実施例】以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。４６は、パイプ本体２の両
端部に配置された高剛性のフランジであり、円柱状の凸
状嵌合部４６ａを備えている。前記フランジ４６の板状
部４６ｃには軸方向に複数個のボルト用ねじ穴５４が透
設されている。前記板状部４６ｃには、パイプ本体２の
端部と当接するための係止端面４６ｂが設けられてい
る。４８は外周面にテーパー面が形成された縮径自在な
テーパーリングであり、その内周面が、パイプ本体２の
外周面にスライド自在に嵌合している。
を参照して詳細に説明する。４６は、パイプ本体２の両
端部に配置された高剛性のフランジであり、円柱状の凸
状嵌合部４６ａを備えている。前記フランジ４６の板状
部４６ｃには軸方向に複数個のボルト用ねじ穴５４が透
設されている。前記板状部４６ｃには、パイプ本体２の
端部と当接するための係止端面４６ｂが設けられてい
る。４８は外周面にテーパー面が形成された縮径自在な
テーパーリングであり、その内周面が、パイプ本体２の
外周面にスライド自在に嵌合している。
【０００９】５０は、雄テーパーリングであり、これに
軸方向に前記ねじ穴５４に対応してボルト用挿入穴５２
が形成されている。雄テーパーリング５０内径部にはテ
ーパー面が形成されている。前記内側テーパーリング３
０は前記円周溝２８の、軸方向に垂直な係止面２８ａに
対接し、外側テーパーリング３６は、円周溝２８に配置
されたリング状のスペーサ３８に対向している。
軸方向に前記ねじ穴５４に対応してボルト用挿入穴５２
が形成されている。雄テーパーリング５０内径部にはテ
ーパー面が形成されている。前記内側テーパーリング３
０は前記円周溝２８の、軸方向に垂直な係止面２８ａに
対接し、外側テーパーリング３６は、円周溝２８に配置
されたリング状のスペーサ３８に対向している。
【００１０】上記した構成において、フランジ４０の凸
状嵌合部４６ａの外周面をパイプ本体２の内周面に嵌合
する一方、係止端面４６ｂをパイプ本体２の端面に当接
する。次に、テーパーリング４８と雄テーパーリング５
０をパイプ本体２の端部の外周面にスライド自在に嵌合
配置する。
状嵌合部４６ａの外周面をパイプ本体２の内周面に嵌合
する一方、係止端面４６ｂをパイプ本体２の端面に当接
する。次に、テーパーリング４８と雄テーパーリング５
０をパイプ本体２の端部の外周面にスライド自在に嵌合
配置する。
【００１１】次に、ボルト１４を、雄テーパーリング５
０のボルト挿入穴５２から板状部４６ｃのねじ穴５４に
捩じ込み、雄テーパーリング５０を、図中、右方向即ち
板状部４６ｃの方向に引き寄せると、テーパーリング４
８が縮径し、パイプ本体２はテーパーリング４８と凸状
嵌合部４６ａの外周面とによって挟圧され、この挟圧力
によって、フランジ４６は、パイプ本体２の端部に強固
に固定される。この固定は、ボルト１４をねじ穴５４に
対して緩めることによって解除することができる。
０のボルト挿入穴５２から板状部４６ｃのねじ穴５４に
捩じ込み、雄テーパーリング５０を、図中、右方向即ち
板状部４６ｃの方向に引き寄せると、テーパーリング４
８が縮径し、パイプ本体２はテーパーリング４８と凸状
嵌合部４６ａの外周面とによって挟圧され、この挟圧力
によって、フランジ４６は、パイプ本体２の端部に強固
に固定される。この固定は、ボルト１４をねじ穴５４に
対して緩めることによって解除することができる。
【００１２】
【効果】本考案は、上述の如く、フランジ側の凸状嵌合
をパイプ本体の内周面に密嵌し、しかもフランジの係止
端面とパイプ本体の端面とを当接させた状態でパイプ本
体とフランジとを固定するようにしたので、両者を正確
且つ強固に固定することができる効果が存する。
をパイプ本体の内周面に密嵌し、しかもフランジの係止
端面とパイプ本体の端面とを当接させた状態でパイプ本
体とフランジとを固定するようにしたので、両者を正確
且つ強固に固定することができる効果が存する。
図は本考案の好適な実施例を示す断面図である。
２ パイプ本体 １４ ボルト ４６ フランジ ４６ａ 凸状嵌合部 ４６ｂ 係止端面 ４８ テ−パリング ５０ 雄テ−パリング ５２ ボルト用挿入穴
Claims (1)
- 【請求項１】 パイプ本体（２）と、該パイプ本体
（２）の内周面に嵌合する凸状嵌合部（４６ａ）と前記
パイプ本体（２）の端部に当接する係止端面（４６ｂ）
と軸方向に透設されたねじ穴（５４）とを有するフラン
ジ（４６）と、前記パイプ本体（２）の前記凸状嵌合部
（４６ａ）と嵌合する部分の外周面にスライド自在に嵌
合するテーパーリング（４８）と、該テーパーリング
（４８）に嵌合し軸方向に前記ねじ穴（５４）に対応し
てボルト用挿入穴（５２）が透設された雄テーパーリン
グ（５０）と、固定用のボルト（１４）とから成るフラ
ンジパイプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993003718U JPH0740094Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | フランジパイプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993003718U JPH0740094Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | フランジパイプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632712U JPH0632712U (ja) | 1994-04-28 |
| JPH0740094Y2 true JPH0740094Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=11565094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993003718U Expired - Lifetime JPH0740094Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | フランジパイプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740094Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS589280U (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-21 | 株式会社三社電機製作所 | ア−ク溶接機 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP1993003718U patent/JPH0740094Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0632712U (ja) | 1994-04-28 |
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