JPH0740037A - 電気半田ごて - Google Patents

電気半田ごて

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JPH0740037A
JPH0740037A JP5203001A JP20300193A JPH0740037A JP H0740037 A JPH0740037 A JP H0740037A JP 5203001 A JP5203001 A JP 5203001A JP 20300193 A JP20300193 A JP 20300193A JP H0740037 A JPH0740037 A JP H0740037A
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JP
Japan
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tip
temperature
sensor
soldering iron
electric soldering
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JP5203001A
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Inventor
Hisaharu Tamura
寿春 田村
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Original Assignee
NIPPON BONKOOTO KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K3/00Tools, devices, or special appurtenances for soldering, e.g. brazing, or unsoldering, not specially adapted for particular methods
    • B23K3/02Soldering irons; Bits
    • B23K3/03Soldering irons; Bits electrically heated
    • B23K3/033Soldering irons; Bits electrically heated comprising means for controlling or selecting the temperature or power

Abstract

(57)【要約】 【目的】 こて先温度を、正確に、かつ応答性良く制御
でき、かつこて先の温度を検出する温度センサの充分な
保護を図り得る電気半田ごての提供。 【構成】 こて先21の先端付近に熱電対センサ24の
接点部24aを溶接し、そのセンサ線24bを基部後端
方向まで延長し、かつ露出しているセンサ線24b上に
は1本の金属製ワイヤ31を配して保護する。こて先2
1の基部は、ここに位置するセンサ線24b及び金属製
ワイヤ31とともにヒータカバー22で覆う。こて先2
1の基部にはヒータ23を挿入する。それ故、こて先2
1の温度を熱電対センサ24により直接検出し、検出結
果に基づいてヒータ23への通電量を制御することで、
こて先21の温度を正確に制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、こて先の温度を所望の
温度に制御する温度制御装置を付属させた電気半田ごて
に関する。
【0002】
【従来の技術】電気配線の半田付けを電気半田ごてによ
り適切に行うには、特に、電気半田ごてのこて先の温度
を適切に設定する必要がある。そこで、従来からこて先
の温度を調節可能に構成した制御手段の付属させられた
電気半田ごてが提供されている。
【0003】このような従来の電気半田ごてとしては、
例えば、図7に示すようなものがある。この従来の電気
半田ごて1は、同図に示したように、グリップ2の先端
に放熱ナット3を介して放熱板4が固定され、こて先5
は、その先端部を残してこれを覆うヒータカバー6及び
その後端を保持しつつ前記放熱板4の先端突部に螺合す
るカバーナット7を介して放熱板4に取り付けられてい
る。
【0004】こて先5には、そのグリップ2側の基部後
端から先端部近くまで中空部が形成されており、上記中
空部内に、図6に示したようなヒータ8が挿入されてい
る。上記ヒータ8に於いては、ヒータ本体9内に、熱電
対センサ10が挿入されており、その先端部には、熱電
対センサ10の接点部11を封じるようにセラミックエ
レメント12が配設されている。
【0005】したがって、従来の電気半田ごて1は、云
うまでもなく、前記ヒータ8に通電してこれを発熱させ
ることにより、こて先5を加熱し、半田付けを行ない得
るようにする。このとき、熱電対センサ10の接点部1
1はヒータ8の先端部にセラミックエレメント12に封
じられて固定されているので、ヒータ8の温度を上記熱
電対センサ10により検出し、こて先5の温度に換算し
て、所望こて先温度と比較して、それより低ければ高く
なるように、その逆であれば、低くなるようにヒータ8
への通電量を調整することにより、こて先5の温度を制
御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがってこのような
従来の電気半田ごて1にあっては、こて先5の温度を直
接検出するのではなく、加熱手段であるヒータ8の温度
を検出し、このヒータ8の温度からこて先5の温度を推
定し、その推定値に基づいて、ヒータ8への通電量を調
整することにより、こて先5の温度を制御していたため
正確さを欠くという問題があった。
【0007】即ち、電気半田ごて1を半田付の実作業に
使用する前のアイドリング時に於いては、こて先5の温
度とヒータ8の温度とは、近似する一定の関係を保持す
るので、比較的正確なこて先温度の調整が可能である
が、半田付けの実作業時に入ると、こて先5は半田や半
田付対象の部品により冷却され、そのようにして低下し
たこて先温度がヒータ温度に反映するまでには時間のず
れが生じる。それ故、この時は、こて先温度はヒータ8
の温度から所定の計算式に基づいて換算した温度と一致
しなくなり、正確なこて先温度の制御は不可能となる。
【0008】より具体的に述べると、半田や半田付対象
部品によるこて先温度の低下は容易にヒータ温度に反映
せず、こて先5の温度が相当低下し、かつ半田付作業の
観点から見て比較的長い時間の経過後にやっとヒータ温
度の低下が生じて、これが検出され、温度低下を回復す
べく制御系が動作することとなる。したがってこて先温
度の低下の際に、正確なこて先温度をリアルタイムで正
確に検出することができず、こて先温度を回復させるべ
く動作する制御系の動作の応答性の不良を招き、良好な
半田付が行い難くなっている、という問題がある。
【0009】特に、近時のように高性能化、高集積化し
てきた電気部品の半田付けを電気部品を傷めることなく
適切に行うためには、電気半田ごてのこて先温度を精度
良く調整する必要がある。そこで、本発明は、以上の問
題を解決すること、即ち、こて先温度を正確に、かつ応
答性良く制御することのできる電気半田ごてを提供する
ことを解決の課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の構成の要旨とす
るところは、こて先をヒータにより加熱する電気半田ご
てであって、検出されたこて先温度に基づいて制御手段
により前記ヒータへの通電量を調節することで、こて先
温度を所望温度に制御する電気半田ごてに於いて、前記
こて先の先端部付近に該こて先の温度を検出する温度セ
ンサを取り付けた電気半田ごてであり、これによって前
記課題を解決することができる。
【0011】前記制御手段、ヒータ及びその他の部材
は、特別のものである必要はなく、既存のこの種の電気
半田ごてのそれを採用することができる。前記温度セン
サは、例えば、溶融半田の温度範囲の検出に適し、かつ
そのような高温に耐える種々のセンサを採用することが
可能であるが、そのような観点から、前記温度センサは
熱電対センサで構成するのが適当である。また前記温度
センサは、耐熱性保護部材により保護するのが適当であ
り、上記記耐熱性保護部材としては、例えば、金属製ワ
イヤが適当である。
【0012】更に、本発明の電気半田ごては、例えば、
前記温度センサを前記熱電対センサで、前記耐熱性保護
部材を上記金属製ワイヤで、それぞれ構成することと
し、こて先に配した前記熱電対センサ上に一本の前記金
属製ワイヤを長手方向に沿って配する構成とすることが
できる。前記温度センサは、前記こて先の先端部直前付
近に、その余裕があれば、凹みを形成して、これに埋設
することもできる。このことにより温度センサを外部の
種々の部材からの衝突等を受けないようにすることがで
きる。または温度センサを熱電対センサで構成した場合
には、こて先にその長手方向に沿って溝を構成し、これ
に上記熱電対センサを埋設することもできる。
【0013】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、次のよ
うに使用され、以下のように作用する。本発明の電気半
田ごては、云うまでもなく、そのヒータに通電してこれ
を発熱させることにより、こて先を加熱し、半田付けを
行なう。このとき、検出されたこて先温度に基づいて制
御手段により前記ヒータへの通電量が調節され、こて先
温度は、使用者が設定した設定温度に制御されることと
なる。本発明に於いては、こて先の温度を検出する熱電
対センサ等の温度センサをこて先の先端部付近に配して
いるので、こて先温度は温度センサとの間に介在するも
のもなく直接に検出されるので、実際のこて先温度が正
確に検出される。そしてその検出結果に基づいて、前記
したように、ヒータ温度が適切に調節され、アイドリン
グ時は勿論、半田付の実作業中に於いても、こて先温度
を応答性良く、かつ正確に調整することができる。
【0014】更に、前記温度センサを、前記したよう
に、耐熱性保護部材により保護しておくこととした場合
には、半田付の実作業時に、熱電対センサ等の温度セン
サが、例え、周囲の部品や半田付け対象の部品その他に
ぶつかる等があっても、その耐熱性保護部材により保護
されるので、損傷を防止することができ、温度センサの
損傷を気にすることなく作業を行うことができる。その
結果、半田付けの作業性を向上させることができるとと
もに、温度検出を正確に行うことができ、こて先温度の
温度調節の正確性を向上させることができる。
【0015】また、前記温度センサを前記熱電対センサ
で、かつ前記耐熱性保護部材を前記金属製ワイヤで、そ
れぞれ構成することとし、更にこて先に配した前記熱電
対センサ上に、一本の前記金属製ワイヤを長手方向に沿
って配する構成とした場合には、先ず、先に説明したよ
うに、こて先温度の検出が正確になり、応答性の良いこ
て先温度の制御ができるようになり、かつ温度センサで
ある熱電対センサに対する外部からの衝撃その他が避け
られ、それを確実に保護することができるので、熱電対
センサの損傷を気にすることなく、スピーディに半田付
作業を行うことができる。
【0016】更に、温度センサを、こて先表面の先端部
付近に形成した凹みに埋設した場合には、温度センサを
こて先表面に突出させることなく、温度センサを保護す
ることができ、半田付け作業の作業性をより一層向上さ
せることができる。こて先にサイズ上の余裕がある場合
にはこれを採用するのが適当である。また温度センサを
熱電対センサで構成し、こて先にその長手方向に沿って
溝を形成し、これに熱電対センサを埋設させた場合も同
様である。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
に於いて特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
【0018】図1〜図3は、本発明の電気半田ごての一
実施例を示す図であり、図1は、その電気半田ごての先
端部分の斜視図、図2は、その電気半田ごての先端部分
の分解斜視図、図3は、その電気半田ごての先端部分の
一部切欠側面図である。
【0019】図1〜図3に於いて、電気半田ごては、そ
の先端部に、こて先21が設けられており、こて先21
は、その先端部がほぼ円錐形に形成されるとともに、そ
の基部が円柱形に形成され、先端部を除いてヒータカバ
ー22により覆われている。こて先21は、図2に示し
たように、その円錐形部分と円柱形部分との境目に、段
差21aが形成されている。こて先21の基部は、前記
したように、円筒形の前記ヒータカバー22で覆われて
おり、上記ヒータカバー22は、その後端から、こて先
21を挿入してあるものである。こて先21は、その先
端側からヒータカバー22内に挿入して、前記段差21
aに、ヒータカバー22の先端の小径部が係合すること
により、取り付けられている。
【0020】こて先21の基部側中心には、図3に示し
たように、基部の後端に開口する中空部が形成されてお
り、この中空部にヒータ23が挿入されている。上記ヒ
ータ23は、図示しない電源線を介して通電されること
により発熱し、これによってこて先21が加熱される。
【0021】こて先21には、図1〜図3に示したよう
に、その長手方向に沿って温度センサとしての熱電対セ
ンサ24が配してある。上記熱電対センサ24の接点部
24aは、こて先21の先端部表面に溶接等により固着
され、その途中、即ち、先端の円錐形部及び円柱形部の
境界である段差21aの部位及びその前後付近はこて先
に形成した溝21bに埋込んである。また熱電対センサ
24は、そのセンサ線24bの表面が絶縁被覆材により
被覆されている。
【0022】上記熱電対センサ24は、そのセンサ線2
4bが、こて先21の円柱形の基部では、前記ヒータカ
バー22により覆われている。即ち、電気半田ごては、
こて先21の先端部表面に熱電対センサ24の接点部2
4aを溶接等により固着し、かつそのセンサ線24bの
途中をこて先21の表面に這わせ、更にこて先21に設
けた溝21b中に埋込みながらその基端方向に延長させ
た後、前記したように、ヒータカバー22を外装被覆さ
せることにより、組み立てられる。なおセンサ線24b
は、ヒータカバー22を外装する前に、その絶縁被覆材
がほつれないようにキシロール系のコーティング剤を塗
布しておくこととする。
【0023】熱電対センサ24のセンサ線24bは、セ
ンサプラグ25に接続されており、このセンサプラグ2
5は、図外の温度制御部に接続される。温度制御部に
は、ヒータ23の電源線も接続されており、熱電対セン
サ24の検出するこて先21の温度に基づいてヒータ2
3への通電量を制御して、こて先21の温度を調整す
る。
【0024】この実施例では以上のように構成したの
で、次のように使用され、作用する。この実施例の電気
半田ごては、通常のこの種の電気半田ごてと同様に、温
度制御部から電源線を介してヒータ23に通電すること
により、ヒータ23を発熱させ、ヒータ23の熱でこて
先21を加熱して、半田付け作業を行う。
【0025】ところで、この実施例の電気半田ごてに
は、こて先21の先端部付近に熱電対センサ24の接点
部24aが配してあり、この熱電対センサ24によりこ
て先21先端部付近の温度が検出され、検出温度値がそ
のセンサ線24bを介して図外の温度制御部に出力さ
れ、温度制御部は、熱電対センサ24の検出した検出温
度値に基づいて、こて先21の温度を、使用者の設定し
たこて先設定温度になるように温度ヒータ23への通電
量を制御する。
【0026】この電気半田ごてを使用して半田付けの実
作業が行われると、そのこて先21、特に、こて先21
の先端部が半田や半田付対象の電気部品等により冷却さ
れるが、この実施例では、前記のように、こて先21の
先端部に熱電対センサ24の接点部24aが取り付けら
れており、こて先21の先端部の温度を直接検出するこ
とができるようになっている。
【0027】したがってこて先21の先端部の温度を時
間的遅れを生じることなく検出して、温度制御部に伝達
し、これにより、直ちに温度を調整することができる。
その結果、こて先21の温度、特に、こて先21の先端
部の温度をリアルタイムで、かつ正確に調整することが
でき、精密電気部品の半田付けに於いて要求される緻密
な半田付け温度の調整を正確に行うことができる。
【0028】図4及び図5は、本発明の電気半田ごての
他の実施例を示している。この実施例は、温度センサと
しての熱電対センサ24を保護する耐熱性保護部材を取
り付けたものであり、前記実施例と同様の電気半田ごて
に適用したものである。この実施例は、耐熱性保護部材
として金属製ワイヤ31を熱電対センサ24上に配した
点のみが前記実施例と異なるものである。そこで、この
実施例の説明に於いて、前記実施例と同様の構成部分に
は、同一の符号を用いてその説明を若干省略する。
【0029】図4及び図5に示したように、この実施例
の電気半田ごては、そのこて先21に、前記実施例と同
様に、熱電対センサ24の接点部24aが溶接固定され
ており、該熱電対センサ24のセンサ線24bは、前記
実施例と同様に、その途中をこて先21の表面に這わ
せ、更にこて先21に設けた前記溝21b中に埋込みな
がらその基端方向に延長させてある。上記センサ線24
bには、特に、ヒータカバー22で覆われていない部分
には、その絶縁被覆材がほつれないように、例えば、最
大650℃の熱にも耐えられる耐熱性の高いコーティン
グ剤、例えば、キシロール系のコーティング剤が塗布し
てある。
【0030】上記熱電対センサ24の一対のセンサ線2
4b、24b上には、その上に載せられた状態に耐熱性
保護部材である1本の金属製ワイヤ31が配されてい
る。この金属製ワイヤ31は鉄線やニッケル線等で形成
されている。なお上記金属製ワイヤ31の先端はこて先
21に溶接固着してある。
【0031】この実施例の電気半田ごては、半田付けの
実作業時に、こて先21、特に、熱電対センサ24のセ
ンサ線24bの取り付けられている部分が周辺の部品等
に当たった場合にも、その部品等は、金属製ワイヤ31
に接触し、部品等が直接熱電対センサ24のセンサ線2
4bに接触するのを防止することができる。その結果、
実作業時に周辺部品等が熱電対センサ24のセンサ線2
4bの被覆材を破壊して熱電対センサ24の検出性能を
損なうようなことはなく、使用者は、周辺部品との接触
を気にすることなく半田付けの実作業を行うことができ
る。したがって、半田付け作業の作業性を向上させるこ
とができるとともに、電気半田ごての温度調整の安定性
を向上させることができる。
【0032】なお以上の両実施例に於いては、温度セン
サとして熱電対センサ24を使用したが、これに限るも
のでないことは、云うまでもない。更に、後者の実施例
に於いては、耐熱性保護部材として1本の金属製ワイヤ
31をセンサ線24b上に載せて固定しているが、これ
に限るものでもない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、電気半田ごてのこて先
温度を直接検出して、ヒータ温度を調整することができ
るので、実作業中に於いても、こて先温度を応答性良
く、かつ正確に調整することができる。また、温度セン
サを、耐熱性保護部材により保護しているので、実作業
に於いて、周囲部品や半田付け対象の部品に接触しても
損傷を受けることがなく、温度センサの損傷を気にする
ことなく作業を行うことができる。その結果、半田付け
の作業性を向上させることができるとともに、温度検出
を正確に行うことができ、こて先温度の温度調整の正確
性を向上させることができる。
【0034】更に、温度センサを熱電対センサで構成
し、こて先に配した熱電対センサに、その長手方向に沿
って1本の金属製ワイヤを載せた状態に配置し、その熱
電対センサを保護している。それ故、半田付け作業中に
外部の種々の物品等にこて先が衝突したり接触したりし
ても、外力は直接には上記金属製ワイヤが受けることと
なるので、熱電対センサ自体を損傷することがない。し
たがって温度検出能力を損なうことがなく、安心して作
業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の電気半田ごての先端部分の斜視図。
【図2】一実施例の電気半田ごての先端部分の分解斜視
図。
【図3】一実施例の電気半田ごての先端部分の一部切欠
側面図。
【図4】他の実施例の電気半田ごてのこて先部分の斜視
図。
【図5】図4のA−A線矢視断面図。
【図6】従来の電気半田ごての熱電対センサが配された
ヒータの一部切欠側面図。
【図7】従来の電気半田ごての斜視図。
【符号の説明】
21 こて先 21a 段差 21b 溝 22 ヒータカバー 23 ヒータ 24 熱電対センサ 24a 接点部 24b センサ線 25 センサプラグ 31 金属製ワイヤ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 こて先をヒータにより加熱する電気半田
    ごてであって、検出されたこて先温度に基づいて制御手
    段により前記ヒータへの通電量を調節することでこて先
    温度を所望温度に制御する電気半田ごてに於いて、 前記こて先の先端部付近に該こて先の温度を検出する温
    度センサを取り付けた電気半田ごて。
  2. 【請求項2】 前記温度センサを、熱電対センサで構成
    した請求項1の電気半田ごて。
  3. 【請求項3】 前記温度センサを、耐熱性保護部材によ
    り保護した請求項1又は2の電気半田ごて。
  4. 【請求項4】 前記耐熱性保護部材を、金属製ワイヤで
    構成した請求項3の電気半田ごて。
  5. 【請求項5】 前記温度センサを熱電対センサで、前記
    耐熱性保護部材を金属製ワイヤで、それぞれ構成し、前
    記熱電対センサ上に一本の前記金属製ワイヤを長手方向
    に沿って配した請求項4の電気半田ごて。
  6. 【請求項6】 前記温度センサを、前記こて先の先端部
    直前付近に形成された凹部に埋設した請求項1又は2の
    電気半田ごて。
  7. 【請求項7】 前記温度センサである熱電対センサをこ
    て先の長手方向に沿って形成した溝に埋込んだ請求項2
    又は5の電気半田ごて。
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